JPH0238023Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238023Y2 JPH0238023Y2 JP11407084U JP11407084U JPH0238023Y2 JP H0238023 Y2 JPH0238023 Y2 JP H0238023Y2 JP 11407084 U JP11407084 U JP 11407084U JP 11407084 U JP11407084 U JP 11407084U JP H0238023 Y2 JPH0238023 Y2 JP H0238023Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coolant
- gas
- container
- liquid separation
- water injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims description 20
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 19
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 12
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 8
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 8
- 239000012267 brine Substances 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M sodium;chloride;hydrate Chemical compound O.[Na+].[Cl-] HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
本考案は、エンジン冷却用のクーラント気液分
離装置に関するものである。
離装置に関するものである。
エンジン冷却水の熱を、冷却水熱交換器を介し
てブラインに対して置換するエンジン・ヒートポ
ンプにおいては、エンジンから吐出される高温の
蒸気を、一度、気液分離器に導き、クーラントの
液状部と気体とを分離することがなされている
(特開昭58−52949号公報)。
てブラインに対して置換するエンジン・ヒートポ
ンプにおいては、エンジンから吐出される高温の
蒸気を、一度、気液分離器に導き、クーラントの
液状部と気体とを分離することがなされている
(特開昭58−52949号公報)。
ここで問題になるのは、気液分離器内で密閉さ
れたクーラントの熱膨脹を吸収する空気溜りを常
に同一レベルに確保する必要があることである。
これは、気液分離器内に放出される蒸気は、常に
空気溜り側にあり、そこで液状部が分離して下方
に落される仕組になつているためである。また、
クーラント補給に際して、気体の流出と、クーラ
ントの過剰充填をさける必要もある。
れたクーラントの熱膨脹を吸収する空気溜りを常
に同一レベルに確保する必要があることである。
これは、気液分離器内に放出される蒸気は、常に
空気溜り側にあり、そこで液状部が分離して下方
に落される仕組になつているためである。また、
クーラント補給に際して、気体の流出と、クーラ
ントの過剰充填をさける必要もある。
【考案の目的】
本考案は、上記事情にもとづいてなされたもの
で、気液分離器内での気体のレベルを一定に保
ち、かつ、その状態での適正なクーラント補給の
できるクーラント気液分離装置を提供しようとす
るものである。
で、気液分離器内での気体のレベルを一定に保
ち、かつ、その状態での適正なクーラント補給の
できるクーラント気液分離装置を提供しようとす
るものである。
この目的のため、本考案は気液分離用の容器に
注水管およびエアベントを配設すると共に、注水
管およびエアベントを注水栓に連通してなり、上
記注水栓は上記容器への帰還クーラントの入口よ
り下側のレベルでオーバフロー部分を具備してい
ることを特徴とするものである。
注水管およびエアベントを配設すると共に、注水
管およびエアベントを注水栓に連通してなり、上
記注水栓は上記容器への帰還クーラントの入口よ
り下側のレベルでオーバフロー部分を具備してい
ることを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図において、符号1は気液分離用
の容器であり、その底部には出口管2が連通して
おり、上記出口管2は、ブラインの熱交換器3を
介してエンジン4のウオータポンプ5に連通さ
れ、上記ウオータポンプ5からは、エンジン4の
冷却水ジヤケツトを介して入口管6に連通されて
いる。そして、上記入口管6は、上記容器1の上
部に連通され、遮板7上で開口している。上記遮
板7は上記容器1内の気液分離レベルAより上側
に位置されている。また、上記容器1は上記気液
分離レベルAより下側において注水管8が連通さ
れており、また、頂部にはエアベント9が連通さ
れている。上記注水管8は注水栓10内底部に連
通しており、注水栓10内にある弁室10aには
上記エアベント9が連通されている。上記弁室1
0a上には弁体10bがあり、スプリング10c
で弁座部10dに弾接されており、その弁体10
bのレベルが上記気液分離レベルAに一致させて
ある。上記弁体10bより若干上のレベルでオー
バフロー管11が上記注水栓10に設けてある。 このような構成では、入口管6より勢いよく容
器1内に流入したクーラントは、遮板7によつて
流速を減じ、同時に液状部と空気とを分離され
る。そして、クーラントだけが下方へ落下して出
口管2より熱交換器3へと流出される。入口管6
より入るクーラント蒸気の温度が高く、容器1の
内圧が上昇すると、エアベント9を介して注水栓
10内に及んだ圧力で、弁体10bが上昇され、
エアの外部放出がなされる。このため、容器1内
の空気圧は一定に保たれ、クーラントレベルAを
一定に保持できる。また、注水栓10よりクーラ
ントの補給をする時、上記注水栓10にはオーバ
フロー管11があるので、過剰のクーラントが充
填されることがない。このようにして、容器1内
では、常に安定したレベルが保たれ、良好なクー
ラント分離機能がはたせることになる。
的に説明する。図において、符号1は気液分離用
の容器であり、その底部には出口管2が連通して
おり、上記出口管2は、ブラインの熱交換器3を
介してエンジン4のウオータポンプ5に連通さ
れ、上記ウオータポンプ5からは、エンジン4の
冷却水ジヤケツトを介して入口管6に連通されて
いる。そして、上記入口管6は、上記容器1の上
部に連通され、遮板7上で開口している。上記遮
板7は上記容器1内の気液分離レベルAより上側
に位置されている。また、上記容器1は上記気液
分離レベルAより下側において注水管8が連通さ
れており、また、頂部にはエアベント9が連通さ
れている。上記注水管8は注水栓10内底部に連
通しており、注水栓10内にある弁室10aには
上記エアベント9が連通されている。上記弁室1
0a上には弁体10bがあり、スプリング10c
で弁座部10dに弾接されており、その弁体10
bのレベルが上記気液分離レベルAに一致させて
ある。上記弁体10bより若干上のレベルでオー
バフロー管11が上記注水栓10に設けてある。 このような構成では、入口管6より勢いよく容
器1内に流入したクーラントは、遮板7によつて
流速を減じ、同時に液状部と空気とを分離され
る。そして、クーラントだけが下方へ落下して出
口管2より熱交換器3へと流出される。入口管6
より入るクーラント蒸気の温度が高く、容器1の
内圧が上昇すると、エアベント9を介して注水栓
10内に及んだ圧力で、弁体10bが上昇され、
エアの外部放出がなされる。このため、容器1内
の空気圧は一定に保たれ、クーラントレベルAを
一定に保持できる。また、注水栓10よりクーラ
ントの補給をする時、上記注水栓10にはオーバ
フロー管11があるので、過剰のクーラントが充
填されることがない。このようにして、容器1内
では、常に安定したレベルが保たれ、良好なクー
ラント分離機能がはたせることになる。
本考案は、以上詳述したように、クーラントの
気液分離を行つて熱交換効率を高めると同時に、
容器内での気液分離レベルが一定に保たれるため
に、良好な気液分離機能を維持できるという効果
が得られる。
気液分離を行つて熱交換効率を高めると同時に、
容器内での気液分離レベルが一定に保たれるため
に、良好な気液分離機能を維持できるという効果
が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す系統図、第2
図は第1図の−線断面図である。 1……容器、2……出口管、3……熱交換器、
4……エンジン、5……ウオータポンプ、6……
入口管、7……遮板、8……注水管、9……エア
ベント、10……注水栓、10a……弁室、10
b……弁体、10c……スプリング、10d……
弁座、11……オーバフロー管。
図は第1図の−線断面図である。 1……容器、2……出口管、3……熱交換器、
4……エンジン、5……ウオータポンプ、6……
入口管、7……遮板、8……注水管、9……エア
ベント、10……注水栓、10a……弁室、10
b……弁体、10c……スプリング、10d……
弁座、11……オーバフロー管。
Claims (1)
- 気液分離用の容器に注水管およびエアベントを
配設すると共に、注水管およびエアベントを注水
栓に連通してなり、上記注水栓は、上記容器への
帰還クーラントの入口より下側のレベルでオーバ
フロー部分を具備していることを特徴とするクー
ラント気液分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11407084U JPS6129021U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | ク−ラント気液分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11407084U JPS6129021U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | ク−ラント気液分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6129021U JPS6129021U (ja) | 1986-02-21 |
JPH0238023Y2 true JPH0238023Y2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=30673098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11407084U Granted JPS6129021U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | ク−ラント気液分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129021U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5233954B2 (ja) * | 2009-10-28 | 2013-07-10 | 豊田合成株式会社 | 冷却液のリザーブタンク |
DE102010033715A1 (de) | 2010-08-07 | 2012-02-09 | Audi Ag | Ausgleichsbehälter für einen Kühlmittelkreislauf |
-
1984
- 1984-07-26 JP JP11407084U patent/JPS6129021U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6129021U (ja) | 1986-02-21 |
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