JPH0235123Y2 - - Google Patents

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JPH0235123Y2
JPH0235123Y2 JP1986187447U JP18744786U JPH0235123Y2 JP H0235123 Y2 JPH0235123 Y2 JP H0235123Y2 JP 1986187447 U JP1986187447 U JP 1986187447U JP 18744786 U JP18744786 U JP 18744786U JP H0235123 Y2 JPH0235123 Y2 JP H0235123Y2
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JP
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molding
boss
recess
lens
present
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JP1986187447U
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JPS6393004U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は自動車のテールランプなどの車両用灯
具において、例えば方向指示灯と制動灯との接合
部などに装飾も兼ねて設けられるモールに関する
ものである。
〓従来の技術〓 従来のこの種のモールの構造には第4図に示す
ようなものがあり、樹脂などで形成された車両用
灯具のレンズ1に凹部1aを設けるとともに前記
凹部1aには適宜な間隔でモール取付穴1bも設
けておき、樹脂部材により前記凹部1aに嵌合す
る形状にモール部20aが形成され、かつ前記モ
ール部20aの背面から直接にボス20bが突出
するモール20を嵌着した後に前記レンズ1の背
面側より前記ボスを超音波カシメなどを行い取付
けるものであつた。尚、図中に符号3で示すもの
は前記レンズ1などが取付けられるこの車両用灯
具の灯体であり、符号4で示すものは自動車など
車両の車体である。
〓考案が解決しようとする問題点〓 しかしながら、前記した従来の構造のモール2
0では、このモール20も樹脂材で形成され、モ
ール部20aの背面に直接にボス20bが設けら
れる構造であるので、このボス20bが設けられ
る位置は肉厚となりモール部20aの表面側にヒ
ケが生じ、通常にはこの種のモールは樹脂メツキ
などの金属光沢仕上げが行われるのでこのヒケが
大変に目立つものとなり、外観を損なうと云う問
題点を生ずるものであつた。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は上記した従来のモール構造に生ずる問
題点を解決するための具体的手段として、車両用
灯具の凹部に取付けられるモール構造において、
前記モールは略コ字状もしくは略V字状の断面形
状とされて一辺が前記灯具表面とほぼ同平面でか
つ凹部とほぼ同幅のモール部を成し、他の一辺が
前記凹部底面に当接しかつボスを有する取付部を
成す構造としたことを特徴とする車両用灯具のモ
ール構造を提供することで、モール部にヒケを生
ぜず、よつて外観を損なうことを無くして前記し
た従来の問題点を解決するものである。
〓実施例〓 つぎに、本考案を図に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。なお、理解を容易にするために従
来例と同じ部分には同じ符号を付して説明する。
第1図は本考案の第一の実施例であり、符号1
で示すものは従来例のものと全くに同様なレンズ
であり、モールを取付けるための凹部1a、及び
モール取付穴1bも同様に設けられているもので
ある。このレンズ1にはモール2が取付けられる
が、本考案により該モール2は断面形状が少なく
とも二辺を持つように略コ字状などに形成され、
一方の辺がモール部2aとされ、他の一方の辺に
は取付用ボス2bが設けられ取付部2cとされた
た構造としている。この様な構造とすることでモ
ール2のモール部2aを均一な肉厚のものとする
ことが可能となり、例えば樹脂材などで射出成型
を行つたときにも前記モール部2aにヒケなど外
観を損なう欠陥を生じないものとすることが可能
である。
第2図は本考案の別の実施例を示すものであ
り、前の実施例のものの断面形状が略コ字状の三
辺から形成されていたものに対して、この実施例
のものは略V字状の二辺から成るものであり、そ
の二辺によつて前記モール部2aとボス2bの設
けられる取付部2cとが形成されている。即ち、
本考案においてはモール部2aにボス2cが直接
に設けられないようにしてヒケを前記モール部2
aに生じさせなくすることが要旨であり、その目
的を達する形状であればどのような断面形状をし
ていても良いものである。
この様にして本考案により形成されたモール2
の全体を示すものが第3図であり、前記説明でも
明らかなように本考案はレンズ1側に何等の変更
も及ぼさず、また取付のための作業にも何等の追
加の工程を生ずることのないものである。尚、従
来例と同様に図中に符号3で示すものは前記レン
ズ1などが取付けられるこの車両用灯具の灯体で
あり、符号4で示すものは自動車など車両の車体
である。
〓考案の効果〓 以上に説明したように本考案によりモール構造
をコ字状など二辺以上を持つ断面形状として一辺
がモール部を成し、他の一辺にボスなどを設けて
取付部とする構造にしたことで、前記モール部を
均一な肉厚とし、成型時にヒケを生じないものと
して外観を美麗なものとし品質感を高くする優れ
た効果を奏するものであり、また、本考案を実施
するに当たり従来の工程に何等の変更も必要とせ
ず、実施も容易である。
特に、灯具の凹部にモールを設ける場合、モー
ルの表面または背面に組付け部材を必要とする
が、この考案によればモールの背部に取付部を独
立して設けたので、モール部には何ら組付部材を
必要とせず、モールを変形させる等の不都合がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具のモール構造
の一実施例を示す断面図、第2図は同じく本考案
の別の実施例を示す断面図、第3図は本考案によ
るモールの全体を示す斜視図、第4図は従来例を
示す断面図である。 1……レンズ、1a……凹部、1b……モール
取付穴、2……モール、2a……モール部、2b
……ボス、2c……取付部、3……灯体、4……
車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用灯具の凹部に取付けられるモール構造に
    おいて、前記モールは略コ字状もしくは略V字状
    の断面形状とされて一辺が前記灯具表面とほぼ同
    平面でかつ凹部とほぼ同幅のモール部を成し、他
    の一辺が前記凹部底面に当設しかつボスを有する
    取付部を成す構造としたことを特徴とする車両用
    灯具のモール構造。
JP1986187447U 1986-12-05 1986-12-05 Expired JPH0235123Y2 (ja)

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JP1986187447U JPH0235123Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

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JP1986187447U JPH0235123Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

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JPS6393004U JPS6393004U (ja) 1988-06-16
JPH0235123Y2 true JPH0235123Y2 (ja) 1990-09-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6146359B2 (ja) * 2014-03-28 2017-06-14 マツダ株式会社 車両のモール部材配設構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60186605U (ja) * 1984-05-21 1985-12-11 スタンレー電気株式会社 車両用灯具におけるモ−ル取付構造

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JPS6393004U (ja) 1988-06-16

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