JPH0233903B2 - - Google Patents

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JPH0233903B2
JPH0233903B2 JP56115627A JP11562781A JPH0233903B2 JP H0233903 B2 JPH0233903 B2 JP H0233903B2 JP 56115627 A JP56115627 A JP 56115627A JP 11562781 A JP11562781 A JP 11562781A JP H0233903 B2 JPH0233903 B2 JP H0233903B2
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JP
Japan
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transmission
shaft
gear
torque converter
disposed
Prior art date
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JP56115627A
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Inventor
Masakatsu Miura
Takeshi Inuzuka
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5817253A publication Critical patent/JPS5817253A/ja
Publication of JPH0233903B2 publication Critical patent/JPH0233903B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/028Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for reducing vibration or noise
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/037Gearboxes for accommodating differential gearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H2057/02039Gearboxes for particular applications
    • F16H2057/02043Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H2057/02039Gearboxes for particular applications
    • F16H2057/02043Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
    • F16H2057/02047Automatic transmissions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、自動車用の自動変速機に関するもの
である。 (従来の技術) 近年、燃費低減、小型軽量化をねらいとしてフ
ロントエンジン、フロントドライブ方式(以下
「FF」と言う。)の自動車が提供されている。ま
た、FF車用の多段式の自動変速機も小型軽量で
搭載性の良いもの、特にエンジン横置FF車用の
自動変速機においては、軸方向寸法を短縮化した
全長の短いものが要求されている。 この種の自動変速機においては、トルクコンバ
ータを収容するトルクコンバータハウジングに隣
接してトランスミツシヨンケースが配設され、該
トランスミツシヨンケース内にトランスミツシヨ
ンが配設されている。そして、トランスミツシヨ
ンは多軸のものが使用され、トルクコンバータの
出力を受ける変速装置が第1の軸上に配設され、
該変速装置の出力を受けるアンダドライブ装置及
び減速装置が第2の軸上に配設され、両軸が並列
に配設されている。 そして、上記変速装置の出力軸とアンダドライ
ブ装置の入力軸が、自動変速機のリヤ側すなわち
エンジンと反対側においてチエーンを介して連結
されている(特開昭56−39346号公報参照)。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の自動変速機において
は、トルクコンバータ及び変速装置を第1の軸上
に配設するとともに、アンダドライブ装置及び減
速装置を第2の軸上に配設するため、全部を一つ
の軸上に配設するものと比較して軸方向寸法を短
くすることができるが、エンジンと反対側におい
て変速装置の出力軸からアンダドライブ装置の入
力軸に動力を伝達する構成となつているため、チ
エーンを配設する位置まで第2軸の軸方向寸法を
長くする必要がある。しかも、変速装置を構成す
るブレーキ、例えばリバースブレーキの容量を確
保するための軸方向寸法が必要であり、それに対
応して第2軸の軸方向寸法を小さくすることには
限度がある。 また、トルクコンバータを収容するトルクコン
バータハウジングとトランスミツシヨンを収容す
るトランスミツシヨンケースは、組立ての都合上
別体形成される。この場合、上記トルクコンバー
タハウジングにより支持されるトルクコンバータ
と、トランスミツシヨンケースにより支持される
トランスミツシヨン間で同心性を出すことは困難
である。 しかも、上記トランスミツシヨンケース内にブ
レーキを配設する場合には、トランスミツシヨン
ケースの内縁にスプライン嵌合溝を形成する必要
があり、トランスミツシヨンケースを汎用性のあ
るものにすることができない。 本発明は、上記従来の自動変速機の問題点を解
決して、トランスミツシヨンケース内に組み込む
チエーン、ブレーキによつてトランスミツシヨン
ケースの軸方向寸法を変えずに、ブレーキの容量
を大きくすることができ、トルクコンバータとト
ランスミツシヨン間で同心性を出すことが容易
で、かつ組付性が良好であり、さらにトランスミ
ツシヨンケースに汎用性を持たせることが可能な
自動変速機を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) そのために、本発明の自動変速機においては、
エンジンの出力軸に同軸的に配設されたトルクコ
ンバータと、該トルクコンバータの出力軸に同軸
的に配設され後方に延びる第1軸と、該第1軸上
に配設された第1プラネタリギヤセツトと、上記
第1軸と平行に配設された第2軸と、該第2軸上
に配設された第2プラネタリギヤセツトと、上記
第1軸上に配設され、上記第1プラネタリギヤセ
ツトの出力側に連結された第1の歯車と、上記第
2軸上に配設され、上記第2プラネタリギヤセツ
トの入力側に連結された第2の歯車と、上記第1
の歯車及び第2の歯車間を上記トルクコンバータ
と隣接する位置において連結するチエーンを有し
ている。 また、上記トルクコンバータを収容してトルク
コンバータ室を形成するトルクコンバータハウジ
ングと、該トルクコンバータハウジングに隣接し
て配設されるとともにトランスミツシヨンを収容
してトランスミツシヨン室を形成するトランスミ
ツシヨンケースを有している。 そして、上記トルクコンバータ室とトランスミ
ツシヨン室を分離する隔壁がトルクコンバータハ
ウジングと一体に形成され、該隔壁には、トラン
スミツシヨン室側に延びて上記トランスミツシヨ
ンケースに内嵌する筒状部が形成され、該筒状部
内縁には油圧サーボにより係脱されるブレーキの
摩擦板がスプライン嵌合されており、上記筒状部
に上記チエーンを配設するための切欠きが形成さ
れる。 (作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のようにエンジンの出力
軸に同軸的に配設されたトルクコンバータと、該
トルクコンバータの出力軸に同軸的に配設され後
方に延びる第1軸と、該第1軸上に配設された第
1プラネタリギヤセツトと、上記第1軸と平行に
配設された第2軸と、該第2軸上に配設された第
2プラネタリギヤセツトと、上記第1軸上に配設
され、上記第1プラネタリギヤセツトの出力側に
連結された第1の歯車と、上記第2軸上に配設さ
れ、上記第2プラネタリギヤセツトの入力側に連
結された第2の歯車と、上記第1の歯車及び第2
の歯車間を上記トルクコンバータと隣接する位置
において連結するチエーンを有している。 したがつて、チエーンがトルクコンバータハウ
ジング側に配設されるため、第2軸が必要以上に
長くなることが防止され、軸方向寸法が短くな
る。しかも、第2軸が短くなるので、ボデイの部
分と第2軸間の干渉がなくなる。 また、上記トルクコンバータを収容してトルク
コンバータ室を形成するトルクコンバータハウジ
ングと、該トルクコンバータハウジングに隣接し
て配設されるとともにトランスミツシヨンを収容
してトランスミツシヨン室を形成するトランスミ
ツシヨンケースを有しており、トルクコンバータ
室とトランスミツシヨン室を分離する隔壁がトル
クコンバータハウジングと一体に形成され、該隔
壁には、トランスミツシヨン室側に延びて上記ト
ランスミツシヨンケースに内嵌する筒状部が形成
され、該筒状部内縁には油圧サーボにより係脱さ
れるブレーキの摩擦板がスプライン嵌合されてお
り、上記筒状部に上記チエーンを配設するための
切欠きが形成される。 そして、ブレーキの摩擦板は上記筒状部内縁に
形成されるスプライン溝に係合されるため、トラ
ンスミツシヨンケースにスプライン溝を形成する
必要がなく、トランスミツシヨンケースに汎用性
を持たせることができるようになる。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は本発明の自動変速機の外観側面図、第
2図は自動変速機の内部構造を示す断面図、第3
図は自動変速機のトランスミツシヨンの骨格図で
ある。 図において、自動変速機100は流体式トルク
コンバータ200とトランスミツシヨン300と
油圧制御装置400とから構成される。 トランスミツシヨン300は、第1プラネタリ
ギヤセツト30と、第2プラネタリギヤセツト4
0と、油圧サーボにより作動される二つの多板ク
ラツチC1,C2、一つのベルトブレーキB1、二つ
の多板ブレーキB2,B3と二つのワンウエイクラ
ツチF1,F2とを備える前進3段後進1段の変速
装置10を有するとともに、第3プラネタリギヤ
セツト60と、油圧サーボにより作動される一つ
の多板クラツチC3、一つの多板ブレーキB4と一
つのワンウエイクラツチF3とを備えるアンダド
ライブ装置50を有しており、これらに差動装置
70及びアンダドライブ装置の出力ギヤ71と差
動装置70と入力ギヤ9とアイドラギアルーム8
で構成される減速装置80が連結されている。 自動変速機のハウジング110は、前側(エン
ジン側)のフロントハウジング120とリヤハウ
ジング130とベアリングリテーナ140と油圧
制御装置カバー150 から構成される。 該フロントカバー120は、前側(エンジン
側)が開いたトルクコンバータハウジング121
と該トルクコンバータハウジング121後部に設
けられ、トルクコンバータ室200Aとトランス
ミツシヨン室100の隔壁、すなわち中間支壁1
22に隔てられた筒状の変速装置フロントケース
である円筒状部123と、該トルクコンバータハ
ウジング121の側方に連続して隣接されたアン
ダドライブ装置の出力ギヤ71、アイドラギア1
0、及び差動装置70にそれぞれのフロントケー
ス124,125,126とが一体に形成されて
いる。 上記リヤハウジング、すなわちトランスミツシ
ヨンケース130は上記筒状のフロントケース1
23に外嵌してトルクコンバータハウジング12
1の後端に連結され、筒状で後側壁132を有す
る変速装置リヤケース131と、該リヤケース1
31の側方に連続して隣接された筒状で後側壁1
34を有するアンダドライブ装置のケース138
及び差動装置のリヤカバー135とリヤケース1
31及び133を内包する箱体であり、上部(第
2図における左方部)に開口を有する油圧制御装
置カバー連結部136とが一体に形成されてい
る。 上記ベアリングリテーナ140は上記出力ギヤ
71、アイドラギヤ8、差動装置70にそれぞれ
のリヤケース141,142,143が一体に形
成されている。 上記自動変速機のハウジング110において、
フロントハウジング120とベアリングリテーナ
140は、連結部分がいんろう構造に形成されて
いて、両者の対応部である上記フロントケース1
24,125,126と上記リヤケース141,
142,143とが嵌着され、かつボルト144
で締結されることにより連通する出力ギヤ室71
A、アイドラギア室8A及び差動装置室70Aを
有するデフハウジング室70Aが形成され、両者
の強固な締結体であるトルクコンバータ・デフハ
ウジング500を形成する。 該トルクコンバータ・デフハウジング500の
後部にトランスミツシヨンケース130が連結さ
れて、変速装置室10Aとアンダドライブ装置室
50Aを形成し、さらに上記カバー連結部136
に油圧制御装置カバー150が連結され、自動変
速機のハウジング110が形成される。 トルクコンバータ200はフロントカバー20
1を介してエンジン出力軸に連結されたポンプイ
ンペラ202(第3図)、タービンハブを介して
出力軸1に連結されたタービンランナ203、ワ
ンウエイクラツチ204を介して上記中間支壁1
22の中心穴122Aに内嵌する管状の固定軸、
すなわちステータ軸205に係合されたステータ
206、タービンハブに連結された直結クラツチ
207で構成され、トルクコンバータケース12
1内に装着されている。 オイルポンプ90は上記中間支壁122のトル
クコンバータ側の外周側に周設された筒状突起9
5は上記固定軸205の間に形成される環状空
間、すなわちポンプボデイ嵌着部96に、該固定
軸205に回転自在に外嵌し、ポンプインペラ2
02と一体の筒状ポンプ駆動軸94に駆動される
ポンプギヤ93を収容したポンプボデイ91がス
チール製環状薄板92を挟んで締結されて形成さ
れる。また、該環状薄板92は、ポンプギヤの摩
耗防止を計るとともに、中間支壁122のトルク
コンバータ側面に形成された油路用溝97を塞い
で油路98が形成される。 変速装置室10Aは、後側壁132の中央に前
向きの筒状リヤセンタサポート11が突設され、
上記中間支壁122の中央後面に上記筒状固定軸
205と一体の大径筒状であり、かつ該リヤセン
タサポート11と、同軸心のフロントセンタサポ
ート12が後向きに固定されている。該リヤセン
タサポート11と筒状の固定軸205の内側にト
ルクコンバータ出力軸であるとともに変速装置1
0及びトランスミツシヨン100の入力軸1が回
転自在に支持され、該入力軸1の外側に筒状の第
1中間軸2が回転自在に装着され、その外側に筒
状のサンギヤ軸3が回転自在に装着され、上記フ
ロントセンタサポート12に第1中間軸2の先端
とスプライン結合した変速装置10の出力ギヤ4
が、回転自在に支持されている。 上記トランスミツシヨンの入力軸1は、その後
部において、上記前向きのリヤセンタサポート1
1の先端部に回転自在に外嵌された環状の油圧サ
ーボ用センタドラム21にスプライン嵌合してい
る。該油圧サーボ用センタドラム21は前方が開
口し、中間部に後向きの筒状突起211が形成さ
れ、上記リヤセンタサポート11の先端部に外嵌
された内周壁212と外周壁213との間に環状
ピストン22が嵌め込まれてクラツチC1の油圧
サーボc1が形成され、また、外周壁213内に形
成された多板クラツチC1を介して第1プラネタ
リギヤセツト30のリングギヤ33と連結されて
いる。第1プラネタリギヤセツト30は、上記油
圧サーボc1の前側に設けられ、上記サンギヤ軸3
の後端に形成されたサンギヤ31、上記第1中間
軸2の後端にスプライン結合されたプラネタリキ
ヤリア32、上記多板クラツチC1を介してセン
タドラム21に連結されたリングギヤ33及びプ
ラネリキヤリヤ32に回転自在に軸支され、サン
ギヤ31とリングギヤ33とに噛合したプラネタ
リギヤ34とからなる。センタドラム21と後側
壁132の間には、リヤセンタサポート11に回
転自在に外嵌された環状の油圧サーボ用リヤドラ
ム23が設けられている。 該リヤドラム23は前方が開口し、内周壁23
1と外周壁232との間に環状ピストン24が嵌
め込まれて多板クラツチC2の油圧サーボc2が形成
され、外周壁232内に形成された多板クラツチ
C2を介して上記センタドラムの筒状突起211
と連結され、また外周壁232後端に連結された
連結ドラム25を介してサンギヤ軸3のサンギヤ
31の前側に連結されている。該連結ドラム25
は、上記センタドラム21及び上記第1プラネタ
リギヤセツト30を覆い、その外周壁251の外
側には油圧サーボ(図示しない)によつて作動さ
れるベルトブレーB1の摩擦係合板252が取り
付けられている。連結ドラム25の前側のリヤケ
ース131に内嵌する筒状フロントケース123
の内側面後端には、環状で前方が開口した油圧サ
ーボ用フロントドラム26が内嵌し、該フロント
ドラム26内に環状ピストン27が嵌め込まれて
多板ブレーキB2の油圧サーボb2が形成されてい
る。筒状フロントケース123の内側面には、ス
プライン溝123Aが形成され、該油圧サーボb2
の前側に多板ブレーキB2、その前側にアウタレ
ースfdで連結されたワンウエイクラツチF2、その
前方にリバース用多板ブレーキB3が嵌め込まれ
ている。 変速装置室10Aの勢方壁であるフロントハウ
ジング120の中間支壁122の後面には、筒状
部123によつて環状のリバースブレーキ用油圧
シリンダ28が形成され、かつ、該油圧シリンダ
28には環状のピストン29が摺動自在に配設さ
れてリバース用ブレーキB3の油圧サーボb3が形
成される。 そして、該ピストン29には係合時において多
板ブレーキB3を押圧するための筒状の圧力伝達
環291が突設されている。 上記多板ブレーキB3の後方には、油圧サーボ
b3が作動して摩擦係合板が係合する際に、摩擦係
合板の軸方向の移動を規制するとともに上記圧力
伝達環291に対して反力を与えるためのスナツ
プリング等の規制部材が配設される。したがつ
て、油圧サーボb3の作動時に発生するスラスト力
は円筒状部123によつて吸収される。 上記ブレーキB2の内側にはサンギヤ軸3をイ
ンナレースfaとし、アウタレースfbがブレーキ
B2を介して円筒状部123に連結されたワンウ
エイクラツチF1が設けられ、該ワンウエイクラ
ツチF1の前側には第2プラネタリギヤセツト4
0が設けられている。該第2プラネタリギヤセツ
ト40は上記サンギヤ軸3の先端部に形成された
サンギヤ41、ワンウエイクラツチF2のインナ
ーレスfcと連結され、かつ多板ブレーキB3を介
して円筒状部123に連結されたプラネタリキヤ
リヤ42、出力ギヤ4に連結されたリングギヤ4
3及びキヤリヤ42に回転自在に軸支され、サン
ギヤ41とリングギヤ43とに噛合したプラネク
リギヤ44とからなる。 アンダドライブ装置室50Aは、後側壁134
の中央に前向きの筒状リヤセンタサポート51が
突設され、上記出力ギヤのリヤケース141の中
央に後向きの筒状フロントセンタサポート52が
突設され、また中心部には前方部に出力ギヤ71
を形成した出力軸7が出力ギヤ室71Aに設置さ
れたテーパローラベアリング72で回転自在に支
持され、該出力軸7の後側部とリヤセンタサポー
ト51との外側に筒状の第2の中間軸6が回転自
在に外嵌され、上記フロントセンタサポート52
には入力ギヤ5が回転自在に支持されている。 アンダドライブ装置室50Aの後側壁134の
前面は環状の油圧シリンダ53が形成され、該シ
リンダ53には外周誕にブレーキB4を押圧する
歯状突起541が周設された環状ピストン54が
嵌め込まれて多板ブレーキB4の油圧サーボb4
形成されている。該油圧ブレーキB4の前側には、
上記第2中間軸6の後端部をインナレースfeと
し、アウタレースffは上記歯状突起541を貫通
させた連結環55を介してケース133に連結さ
れたワンウエイクラツチF3が設けられている。 該連結環55の前側のケース133の内には多
板ブレーキB4が形成されている。該ワンウエイ
クラツチF3前側には中間部に後向きの筒状部5
61が突設され、前方に開口した油圧サーボ用環
状ドラム56が連結されている。該油圧サーボ用
環状ドラム56の外周壁562と第2中間軸6の
外側面との間に環状ピストン57が嵌め込まれ
て、多板クラツチC3の油圧サーボc3が形成され、
また油圧サーボ用環状ドラム56は外周壁562
内に形成された多板クラツチC3を介して第3プ
ラネタリギヤセツト60のキヤリヤ62と連結さ
れ、さらに上記筒状部561外側に形成された多
板ブレーキB4を介してケース133に連結され
ている。油圧サーボc3の前側には第3プラネタリ
ギヤセツト60が設けられ、該第3プラネタリギ
ヤセツト60は第2中間軸6の先端部に形成され
たサンギヤ61、出力軸7にスプライン嵌合する
とともに上記多板クラツチC3を介して油圧サー
ボ用環状ドラム56に連結されたプラネタリキヤ
リヤ62、上記入力ギヤ5に連結されたリングギ
ヤ63及びキヤリヤ62に回転自在に軸支され、
サンギヤ61とリングギヤ63に噛合したプラネ
タリギヤ64とからなる。 変速装置10の出力ギヤ4とアンダドライブ装
置50の入力ギヤ5には、両者を駆動的に連結す
るチエーン160が張設されていて、該チエーン
160は上記環状ピストン29の圧力伝達環29
1の所定位置に設けられた二つの切欠き161
と、変速装置フロントケースである円筒状部12
3の所定位置に設けられた二つの切欠き162
と、トランスミツシヨンケース130の所定位置
に設けられた二つの切欠き163とが形成する二
つの連通穴を通つている。 減速装置80は、上記出力軸7の先端部に形成
され、テーパローラベアリング72で出力ギヤ室
71A内に回転自在に支持されたアンダドライブ
装置の出力ギヤ71と、アイドラギヤ室8Aのフ
ロントケース125とリヤケース142の間に固
定設置された第4軸81上に装着されたテーパロ
ーラベアリング82に回転自在に支持され、該出
力ギヤ71と噛合するアイドラギヤ8と、テーパ
ローラベアリング901で差動装置室70A内に
回転自在に支持されたデフアレンシヤルギヤ入力
部701の後部外周に形成され、該アイドラギヤ
8と噛合する入力ギヤ9から構成される。 差動装置70は、デフアリンシヤルギヤ702
が自動変速機の出力軸である車輪軸9A,9Bに
装着されている。 トランスミツシヨン300、車速、スロツトル
開度等車両走行条件に応じて油圧制御装置400
から各油圧サーボに選択的に出力する油圧によ
り、各クラツチ及びブレーキの係合又は解放が行
われ、前進4段の変速又は後進1段の変速を行う
ようになつている。各クラツチ、ブレーキ及びワ
ンウエイクラツチの作動と達成される変速段(レ
ンジ)及び減速比(RATIO)の例三つを第1
表、第2表、第3表にそれぞれ示す。
【表】
【表】
【表】 第1表、第2表、第3表において、〇は係合、
△はエンジンブレーキ、×は解放の状態を示す。 上記第1表、第2表、第3表に示すように変速
されてアンダドライブ装置50の出力軸7から出
力した回転は、出力ギヤ71、アイドラギア8及
び入力ギヤ9によつて所定の回転数に減速されて
差動装置70に伝動され、デフアレンシヤルギヤ
702を介して自動変速機100の出力軸である
車輪軸9A,9Bを駆動する。 なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨に基づいて種々の変形が可
能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における自動変速機のケース側
面図、第2図は自動変速機の内部構造を示す断面
図、第3図は自動変速機のトランスミツシヨンの
骨格図である。 1……トルクコンバータ出力軸、28……リバ
ース用環状シリンダ、29……環状ピストン、1
21……トルクコンバータハウジング、122…
…隔壁である中間支壁、123……円筒状部、1
23A……スプライン溝、130……トランスミ
ツシヨンケース、200……トルクコンバータ、
300……トランスミツシヨン、400……油圧
制御装置、B3……リバース用多板ブレーキ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの出力軸に同軸的に配設されたトル
    クコンバータと、該トルクコンバータの出力軸に
    同軸的に配設され後方に延びる第1軸と、該第1
    軸上に配設された第1の歯車変速機と、前記第1
    軸と平行的に配設された第2軸と、該第2軸上に
    配設された第2の歯車変速機と、前記第1軸上に
    配設され、前記第1の歯車変速機の出力側に連結
    された第1の歯車と、前記第2軸上に配設され、
    前記第2の歯車変速機の入力側に連結された第2
    の歯車と、前記第1の歯車及び第2の歯車間を前
    記トルクコンバータと隣接する位置において連結
    するチエーンと、前記トルクコンバータを収容し
    てトルクコンバータ室を形成するトルクコンバー
    タハウジングと、該トルクコンバータハウジング
    に隣接して配設されるとともにトランスミツシヨ
    ンを収容してトランスミツシヨン室を形成するト
    ランスミツシヨンケースを有し、前記トルクコン
    バータ室とトランスミツシヨン室を分離する隔壁
    がトルクコンバータハウジングと一体に形成さ
    れ、該隔壁には、トランスミツシヨン室側に延び
    て前記トランスミツシヨンケースに内嵌する筒状
    部が形成され、該筒状部内縁には油圧サーボによ
    り係脱されるブレーキの摩擦板がスプライン嵌合
    されており、前記筒状部に前記チエーンを配設す
    るための切欠きが形成されることを特徴とする自
    動変速機。
JP56115627A 1981-07-22 1981-07-22 自動変速機 Granted JPS5817253A (ja)

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JPS6145145A (ja) * 1984-08-07 1986-03-05 Aisin Warner Ltd 自動変速機
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US5224907A (en) * 1990-09-28 1993-07-06 Jatco Corporation Automatic transmission
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