JPH0233762A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、情報の記録媒体である磁気テープをリールサ
ーボ手段によって高速テープ走行させる磁気記録再生装
置に係わり、特にディジクルオーディオテープレコーダ
として構成するのに適した磁気記録再生装置に関する。

〔発明の技術的背景およびその課題〕

ディジクルオーディオテープレコーダは、音楽などのオ
ーディオ信号をＰＣＭ信号化したディジタルデータとし
て磁気テープに記録し、記録したデータを読み出し、復
調してオーディオ信号を再生するようにした装置であり
、記録データは所定のフォーマットで記録されるととも
に、オーディオ信号などの情報プログラムの他に、記録
したブＩ−１グラムのＩＤコートなどの様々な副情報か
記録される。そして、このＩＤココ−−なとを用いてプ
ログラムの検索が行えるようになっている。

しかしながら、磁気テープを高速で走行さ−ＵてプＩコ
グラムを検索する所謂高速リーチ時には、十記Ｉ　Ｄコ
ードを正面：に読み取るために、早送りや巻き戻しを行
ってもテープの走行速度がある程度一定になるように制
御する必要がある。

このため、従来、磁気テープが巻かれたリールの回転周
期に基づいて走行速度を制御することが行われている。

第２０はヘリカルスキャン型の回転ヘッドを用いた所謂
Ｒ−ＤＡＴと称するディジクルオーディオテープレコー
ダにおりるテープの速度制御に係わる部分のブＩコック
図であり、巻き取り側および供給側の両リールの回転周
期が一定になるように磁気テープの走行速度を制御する
ものである。

図において、１１．１□は図示しないリール台に取り付
ｉＪられ、リールＲｉ、Ｒ２の回転に応してパルス信号
を出力する周波数ジエネレータ−ζあリール周期測定部
２１．２２は周波数ジエネレータｌａ、１２からのパル
ス信号に基づいてリールＰｉ、Ｒ２の各回転周期を測定
し、この両り−ルの回転円３ｊＪｌが加算器３で加算さ
れて周期和または二乗和がテープ速度制御手段５に入力
される。

一方、テープ速度設定手段４は、図示しないマイクロコ
ンピュータによって設定される設定速度に応したテープ
サーボ情報をテープ速度制御手段５に出力している。

上記テーブサーボ情報とは、両リールの周期和または二
乗和を一定に制御するだめの基準の値（以後、基準周期
和という。）であり、テープ速度制御手段５は加算器３
からの周期和と上記基準周期和とを比較し、その比較誤
差示すパルス幅変調信号（ＰＷＭ信号）を出力する。

ローパスフィルタ６ばに記１）　Ｗ　Ｍ信号を制御電圧
に変換して駆動回路７に出力し、駆動回路７はローパス
フィルタ６からの制御電圧に応してモータ８を駆動しす
る。そして、モータ８よってり−ルＲ＋、Ｒ２か回転さ
れる。

このとき、上記制御信号乙こよるモータ８の回転速度の
制御は、リールＲ１，Ｒ２の回転周期の和または二乗和
が設定された基１１シ周１！Ｊ１和になるように行われ
、磁気テープの走行速度が略一定になるように制御され
る。

しかしながら、カセソ！・ハーフに収納されているテー
プの長さが異なると所定のリール回転速度に対応するテ
ープ速度は界なるため、−Ｉ−記のような従来の両す−
ル回転周期和一定方代のリールリボによれば、設定した
法十周期和に対応するう一ブ長のカセットハーフを用い
なければ所望のテープ速度に制御できないという問題が
あった。

例えば１２０分テープでテープ速度が２００倍（再生時
の２００倍の速度）となるように、！１　ｉｌ（周期和
を設定すると、６０分テープを使用した場合テープ速度
が１５０倍になってしまう。

〔発明の［１的］ 本発明は、Ｒ−ＤＡＴなとの磁気記録再生装置において
、テープ長の異なるカセットハーフを用いても設定した
テープ速度でリールサーボを行えるようにすることを１
」的とする。

〔発明の概要］ 本発明は、Ｒ−ＤＡＴなどの磁気記録再生装置において
、定速テープ走行時の磁気テープの走行速度と巻き取り
側リールおよび供給側リールの回転周期とからテープ長
を検出し、リールサーボ手段に設定する基準周ルｊ和ま
たは二乗和を上記検出したテープ長に応しで補正し、テ
ープ長の異なるカセットハーフについても高速テープ走
行の制御を行なえるようにした。

［実施例〕 第１図は本発明実施例のＲ−Ｄ　Ａ　Ｔのブロック図で
あり、テープの速度制御に係わる部分を示す。

なお、同図において前記第２図と同じ要素には同符号を
付して示し、その説明は省略する。

図において、９はキャプスタンＣの回転周期を検出する
；）−ヤプスタン用周波数シェ不レークであり、キャプ
スタンリ゛−ボ時に使用される。なお、この実施例にお
いてはリールＰＩ、Ｒ２を駆動するモータ８は切換によ
ってキャプスタンＣの駆動も行う。また、録右、再生な
どの定速テープ走行時には磁気テープはり−ルＲ１によ
って巻き取られる。

切換スイッチ１０は上記−１−ヤプスクン用周波数シエ
不レーク９からのパルス信号と加算器３から入力される
周期和とを後述のテープ速度制御手段】５に切換えて入
力するスイッチで、ごの切換スイッチ１０は図示しない
マイクロコンピュータの制御により、定速テープ走行時
には上記キャプスタン用周波数ジェネレータ９からの入
力端の接点２〕に接続され、リールＲ１，Ｒ２の回転に
よるＩ￥ｈ速テープ走行時には加算器３からの入力端の
接点す側に接続される。

経過時間ｄ１算部１１は第１のリール周ル］測定部２１
で得られる回転周期に基づいてリールＲ１に巻かれてい
る磁気テープの量を再生時等の時間情報として求める演
算部で、出力される時間情報は定速テープ走行時の経過
時間を示す。

残量時間計算部１２ば第２のリール周期測定部２２で得
られる回転周期に基づいてリールＲ２に巻かれている磁
気テープの量を再生時等の時間情報として求める演算部
で、出力される時間情報は定速テープ走行時の残量時間
を示す。

なお、リールのハブの径はテープ長によらず一定でテー
プ厚もわかっているので、リールに巻がれている磁気テ
ープの量（経過時間および残量時間）は、テープ速度と
リールの回転周期とから求めることができる。

加算器１３は経過時間計算部１１と残量時間計算部１２
で得られる時間情報を加算してテープ速度設定手段１４
に出力する。すなわち、この加算器１３で得られる時間
情報は磁気テープのテープ長を示す。

テープ速度設定手段１４は、上記加算器１３から出力さ
れるテープ長情報を図示しないメモリに記憶し、高速テ
ープ走行時には図示しないマイクロコンピュータから設
定される基準円Ｈｇｊ和を上記記憶したテープ長情報に
基づいて補正し、補正した基準周期和をテープ速度制御
手段１５に出力する。

テープ速度制御手段１５は加算器３で得られた周期和ま
たは二乗和と」二記テープ速度設定手段１４から出力さ
れる某４１−因期和との誤差を示す速度制御用のＰＷＭ
信号を出力するとともに、切換スイッチ１０を介し゛ζ
入力されるキャプスタン用周波数ジェネレータ９からの
パルス信号と予め設定されている定速テープ走行時の基
へ１１周波数との比較をし、キャプスタンＣの回転速度
を一定にするＰＷＭ信号を出力する。

次に、定速テープ走行と高速テープ走行の動作について
説明する。

（定速テープ走行） 録音、再生などの定速テープ走行時には、切換スイッチ
１０は接点ａ側に接続され、キャプスタン用周波数ジェ
ネレータ９から出力されるパルス信号がテープ速度制御
手段５に入力される。

テープ速度制御手段５は、入力されるパルス信号と予め
設定されている基準周波数との比較を行い、比較誤差を
示ずＰＷＭ信号をローパスフィルタ６に出力する。

そして、駆動回路７はローパスフィルタ６がらの制御電
圧に応じてモータ８を駆動制御し、キャプスタンＣが一
定の速度で回転される。

上記のように定速テープ走行が行われている間に、経過
時間計算部１１と残量時間計算部１２は経過時間と残量
時間をそれぞれ求め、加算器１３からテープ長を示す時
間情報が出力されてテープ速度設定手段１４に記憶され
る。

（高速テープ走行） 高速ザーチなどの高速テープ走行時には、図示しないマ
イクロコンピュータがらテープ速度設定手段１４に所定
の速度を示す基準周期和が設定されるとともに、切換ス
イッチ１０は接点す側に接続される。

テープ速度設定手段１４は、定速テープ走行時に記憶し
たテープ長を示す時間情報に基づいて基準周期和を補正
し、この補正された基（１モ周朋和をテープ速度制御手
段に出力して設定する。

一方、リール周期測定部２１．２２で測定されるリール
Ｒ１、Ｒ２の各回転周期の周期和または二乗和が加算器
３から出力されて切換スインチ１０を介してテープ速度
制御手段］５に入力され、テープ速度制御手段１５ばこ
の加算器３からの周期和または二乗和と上記補正された
基準周期和とを比較し、その比較誤差を示ずＰＷＭ信号
を出力する。

そして、ローパスフィルタ６、駆動回路７およびモータ
８により、上記ＰＷＭ信号に基づいて上記比較誤差がな
くなるように巻き取り側のリールの回転速度を制御する
。

なお、テープ速度設定手段１４で行われる基準周期和の
補正は、マイクロコンピュータから設定される速度にす
るためにテープ速度制御手段１５に設定ずべき基準周期
和の情報を１２０分テープや６０分テープなどの異なる
テープ長に対応して予め複数記憶しておき、定速テープ
走行時に検出されたテープ長に応じて所定の基準周期和
を選択するようにすればよい。

上記の実施例ではテープ速度を制御するテープ速度制御
手段１４からのＰＷＭ信号をローパスフィルタ６で制御
電圧に変換してモータを駆動制御する場合を示したが、
補正された基準周期和を所定の基準電圧として出力し、
テープ速度制御手段１４に供給される周期和のデータを
Ｆ−Ｖ変換した電圧と上記基準電圧とを比較して制御電
圧を発生するように構成してもよい。

また、リール台とキャプスタンは個別のモータで駆動さ
れるものであってもよいことはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、Ｒ−ＤＡＴなどの
磁気記録再生装置において、定速テープ走行時の磁気テ
ープの走行速度と巻き取り側リールおよび供給側リール
の回転周期とからテープ長を検出し、リールの回転周期
和または二乗和か一定になるように制御する高速テープ
走行時の基準周期和を検出したテープ長に応して補正す
るようにしたので、テープ長の異なるカセットハーフを
用いても、設定される所望のテープ速度に制御すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のＲ、−Ｄ　Ａ　Ｔにおける速度
制御に係わる部分のブロック図、 第２図は従来のＲ−ＤＡＴにおける速度制御に係わる部
分のブロック図である。 １１．１．２・・・周波数ジェネレータ、２１．２２・
・・リール周期測定部、３，１３・・・加算器、６・・
・ローパスフィルタ、７・・・駆動回路、８・・・モー
タ、９・・・キャプスタン用周波数ジェネレータ、１ｏ
・・・切換スインチ、１１・・・経過時間計算部、１２
・・・残量時間計算部、１４・・・テープ速度設定手段
、１５・・テープ速度制御手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 キャプスタンの回転周期が一定になるように制御して磁
   気テープを定速テープ走行させるキャプスタンサーボ手
   段と、巻き取り側リールの回転周期と供給側リールの回
   転周期との和または二乗和が設定される基準周期和また
   は二乗和になるように制御して磁気テープを高速テープ
   走行させるリールサーボ手段とを有する磁気記録再生装
   置において、 前記定速テープ走行時のテープ速度と前記巻き取り側リ
   ールおよび供給側リールの各回転周期とから磁気テープ
   のテープ長を算出するテープ長演算手段と、上記テープ
   長演算手段で得られるテープ長の情報に基づいて基準周
   期和または二乗和を補正して、該補正された基準周期和
   または二乗和を前記リールサーボ手段に設定するテープ
   速度設定手段とを備え、 定速テープ走行時に求めたテープ長を示す情報に基づい
   て補正した基準周期和または二乗和によって磁気テープ
   を高速テープ走行するようにしたことを特徴とする磁気
   記録再生装置。