JPH0233724B2 - - Google Patents

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JPH0233724B2
JPH0233724B2 JP56502098A JP50209881A JPH0233724B2 JP H0233724 B2 JPH0233724 B2 JP H0233724B2 JP 56502098 A JP56502098 A JP 56502098A JP 50209881 A JP50209881 A JP 50209881A JP H0233724 B2 JPH0233724 B2 JP H0233724B2
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JP
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resin
composition
molding
weight
polyester resin
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JP56502098A
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Kenisu Arufuretsudo Aiseraa
Uinotsudo Chandoraru Shaa
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ThyssenKrupp Budd Co
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Budd Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/06Unsaturated polyesters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/40Glass

Description

請求の範囲 1 下記を含むモールド成形物の製造に用いるた
めのモールド成形用熟成樹脂組成物、 (a) 比較的急速反応性の第1の不飽和ポリエステ
ル樹脂であつて、カルボキシル基に対する水酸
基の比率が約5.7〜0.8、酸価が18以上、平均分
子量約が800〜5000である上記第1の樹脂を、
上記組成物の約5〜15重量%、 (b) 比較的低速反応性の第2のポリエステル樹脂
であつて、カルボキシル基に対する水酸基の比
率が約5.7〜0.8、酸価が約8〜17、平均分子量
が約800〜5000である上記第2の樹脂を、上記
組成物の約5〜15% (c) 反応基を有する熱可塑性ポリマーであつて、
硬化する際に上記第1と第2のポリエステル樹
脂の共重合によつて得られた硬化素材と融和性
をもたない固相を形成する上記熱可塑性ポリマ
ーを、上記組成物の約5〜15重量%、 (d) アルミニウム3水和物を、上記組成物の約35
〜45重量%、 (e) 臭素化不飽和ポリエステル樹脂であつて、上
記臭素化不飽和樹脂中に約25〜45重量%の臭素
含有基を含む上記臭素化不飽和樹脂を、上記組
成物の約1〜5重量%、 (f) 3酸化アンチモンを、上記組成物の約1〜5
重量%、且つ上記3酸化アンチモンに対する上
記臭素化不飽和樹脂の比率が約1〜20となる
量、 (g) 脂肪族的に不飽和なモノマー、及び遊離ラジ
カル重合触媒。
2 上記第1の樹脂がおよそ24の酸価を有する、
特許請求の範囲第1項記載のモールド成形用熟成
樹脂組成物。
3 上記第1の樹脂の水酸基価が約24〜120であ
る特許請求の範囲第1項または第2項記載のモー
ルド成形用樹脂組成物。
4 上記第1の樹脂が不飽和ポリエステル樹脂で
あり、その樹脂がグリコールとジカルボン酸また
は無水物とを、ビスフエノール―Aジエポキシド
のジメタクリレートのスチレン溶液内において反
応させた生成物である、特許請求の範囲第1項〜
第3項のうち、何れか1項記載のモールド成形用
熟成樹脂組成物。
5 上記第2の樹脂の平均分子量が、気相浸透圧
計によつて測定したとき、約800〜1000である、
特許請求の範囲第1項〜第4項のうち、何れか1
項記載のモールド成形用熟成樹脂組成物。
6 上記第2の樹脂の水酸基価が約14〜20であ
る、特許請求の範囲第1項〜第5項のうち、何れ
か1項記載のモールド成形用熟成樹脂組成物。
7 上記第1の樹脂が、上記組成物中に存在する
上記第1と第2の樹脂の合計量の約30〜70重量%
にあたる量で含まれている、特許請求の範囲第1
項〜第6項のうち、何れか1項記載のモールド成
形用樹脂組成物。
8 上記第2のポリエステル樹脂が、約1.1モル
のマレイン酸/フマール酸、約0.6モルのアジピ
ン酸及び約1.9モルのプロピレングリコールのス
チレン溶液の反応生成物である、特許請求の範囲
第1項〜第7項のうち、何れか1項記載のモール
ド成形用熟成樹脂組成物。
9 上記組成物が、約10〜30重量%の繊維素材を
更に含んでいる、特許請求の範囲第1項〜第8項
のうち、何れか1項記載のモールド成形用熟成樹
脂組成物。
10 上記繊維素材がガラス繊維である、特許請
求の範囲第9項記載のモールド成形用熟成樹脂組
成物。
11 上記組成物が内部離型剤を更に含んでい
る、特許請求の範囲第1項〜第10項のうち、何
れか1項記載のモールド成形用樹脂組成物。
12 上記組成物が、水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウム、酸化カルシウム及び酸化マグネシ
ウムからなる群から選択された金属水酸化物又は
金属酸化物を更に含んでいる、特許請求の範囲第
1項〜第11項のうち、何れか1項記載のモール
ド成形用熟成樹脂組成物。
13 上記第1の樹脂の平均分子量が約800〜
4000である特許請求の範囲第1項〜第12項のう
ち何れか1項記載のモールド成形用熟成樹脂組成
物。
明細書 本発明は一見地からみると難燃性添加物を含有
する不飽和ポリエステル樹脂成形コンパンドに関
するものである。他の見地からみると本発明は不
飽和ポリエステル樹脂成形コンパウドを用いて形
成した強化プラスチツク物品に関するものであ
る。
加熱成形面を有する成形装置を用いる強化成形
物品の製造は重要な工業になつた。このような成
形方法では、成形される物品の特徴に左右される
通常バルク成形用コンパウンド、またはシート成
形用コンパウンドと云はれる適切な成形組成物が
高圧力下加熱成形面、すなわち、嵌め合せ金型、
または凹部を有する型を有する成形装置に導入さ
れる。不活性充填剤を有し、または有さない選択
された樹脂を含有する成形組成物は高温下で成形
装置内に保持され、加圧される。組成物の正確な
割合、最終成形物品の大きさと複雑さ、成形装置
のサイクル特性、型加熱容量、および熱硬化性プ
ラスチツク成形技術の熟達者に公知のその他の要
因を考慮して正確な温度と圧力が経験により決め
られる。適切な成形時間後成形組成物は加熱成形
面から分離され、目的の物理的形状を有する硬
化、熱硬化プラスチツク物品として回収される。
不飽和ポリエステル樹脂組成物は前記の方法を
用いる多くの型の精密に形成された耐用性物品の
製造のため近代工業で広く用いられている。この
ような組成物はエチレン性不飽和ポリエステル樹
脂を含むものであり、この樹脂は多価アルコール
とポリカルボン酸化合物、例えばポリカルボン
酸、またはポリカルボン酸無水物とのポリエステ
ル化反応生成物である。尚、ポリカルボン酸化合
物の少くとも一部はエチレン性不飽和を有するも
のである。不飽和ポリエステル樹脂は端末エチレ
ン性不飽和基を有する適切な架橋化合物と組合さ
れる。高速効率製造方法の必要を満たすために、
このような組成物は多くの場合急速に硬化して硬
化時間を最小にし、型凹所りの製造部品数を増加
させる。不飽和ポリエステル樹脂、またはこの複
数の樹脂が通常繊維性強化剤を含む本質的に不活
性の充填剤と組合されるときは急速硬化組成物が
特に望ましい。不活性充填剤は目的の化学的、物
理的性質を有する成形コンパウンドの形成を助け
る。
重合性ポリアクリレート、および/またはポリ
エポキシドは米国特許第3256226号、第3301743
号、第3317465号に開示されているように単独重
合、共重合できるものとして公知技術である。
ポリエステル樹脂は端末エチレン性不飽和基を
有する適切な不飽和架橋モノマー、例えばスチレ
ン、ビニル・トルエン、ジビニル・ベンゼン、等
に通常溶解させる。
不飽和ポリエステル樹脂組成物は通常適切な重
合阻止剤、例えばハイドロキノン、アルキル・フ
エノール類、等を含有していて時機尚早のゲル化
を防止する。これらの物質は適切なフリー・ラジ
カル重合開始剤、例えば有機過酸化化合物を添加
して硬化熱硬化条件で硬化する。このような化合
物は公知技術である。
マグネシウム、またはカルシウムの酸化物、ま
たは水酸化物とポリイソシアネートとから成る二
元増粘剤を用いて熟成性不飽和ポリエステルの粘
度温度依存性を改善する考えは技術的に開示され
ている。このような二元増粘剤は非常に改善され
た粘度指数を当えるもので、従来の精密部品の加
熱、加圧成形に見られるように温度上昇にともな
う粘度低下を減少させる結果を生ぜしめる。この
ような改善は「粘度指数制御用ポリエステル組成
物の熟成」という名称のエペル等の米国特許第
4067845号に開示されており、この特許は本発明
と同一の譲受人に譲渡されている。
このような先行技術のコンパウンドは広範囲の
工業用器具に有用な数多くの、また多種の特性を
有する広範囲の部品を提供してきた。しかし、有
機化合物は熱、または炎にさらされると燃えて高
温の火を生ずることがよくあり、これは火によつ
て破壊をもたらすだけでなく、有機化合物によつ
ては有毒ガスを遊離する。
従つて、本発明の望ましい目的は広範囲の温度
にわたつて燃焼に抵抗する熟成性樹脂コンパウン
ドを提供することである。
プラスチツク・コンパウンドは成形の際、収縮
して、異なつた材料から形成したり、または異な
つた公差に製造したほかの部品とかみ合のわるい
部品が生ずることも知られている。従つて、ダイ
からの取出しと冷却の際収縮が最小である熟成ポ
リエステル樹脂組成物を得ることが望ましい。
簡単に述べると、本発明は少くとも二種の異な
るポリエステル樹脂、一般に少くとも約18の酸価
を有し、少量のイソフタル酸を含有する第一の比
較的速く反応する樹脂と、約8〜17の酸価を有
し、前記イソフタル酸を全く欠いた第二の遅反応
性のポリエステル樹脂とを含んだ改善された、熟
成性、成形性、耐炎性熱硬化性ポリエステル樹脂
系を開示するものである。
本発明の組成物はまた適切な不活性充填剤、例
えば強化繊維、熱可塑性添加剤、有機ポリイソシ
アネート、金属酸化物、または水酸化物、一種、
またはそれ以上の難燃剤を含むものである。
本発明の成形組成物は加熱面を有する型を用い
て精密な輪郭の物品、または著しく改善された寸
法安定性と耐炎性を有する要素部品を形成する加
圧成形に特に有益である。更に、本成形コンパウ
ンドを用いて製造した部品の改善された寸法安定
性はスクラツプの減少と、部品が先行技術のコン
パウンドを用いて可能であつた公差よりも更に忠
実に製造されるため部品の組立が容易であるため
実質的な原価節減になる。
より具体的には、本発明の熱硬化性成形組成物
は一般に水酸基のカルボキシル基に対する比が約
5.7から0.8の間にあり、酸価が少くとも18、平均
分子量が800と500との間にある第一の比較的急速
反応性の不飽和ポリエステル樹脂を含むものであ
る。この特性を有する不飽和ポリエステル樹脂は
硬化時間が比較的早い。この樹脂はほかの樹脂と
混合したとき、成形温度で急速にゲル化するコン
パウンドを提供し、従来の技術を用いて数分で成
形される。この樹脂は最終成形組成物の約5〜15
重量パーセントの量、好ましくは約7〜10重量パ
ーセントの量で存在する。更に好ましくは、本発
明の第一のポリエステル樹脂は通常の末端基分折
により測定して平均分子量が約1100〜2200であ
る。好ましい群の樹脂は一般に酸価が約24、水酸
価が少くとも24、好ましくは24から120である。
好ましい群の樹脂はほかの樹脂と組成させたとき
硬化時間が優れ、目的の安定性の樹脂混合物を提
供する。このクラスの製品に該当する不飽和ポリ
エステル樹脂は普通一種、またはそれ以上の脂肪
族的に不飽和のモノマー、例えばスチレン、ビニ
ルトルエン、ジビニルベンゼン、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、アクリル酸、メタク
リル酸、フタール酸ジアリル、シアヌール酸トリ
アリルロークロルスチレン、特に溶解する。樹脂
状縮合コンパウンドは通常使用前、または本発明
の組成物中のほかの成分と混合する前にこのモノ
マーに溶解する。
この第一、また急速反応性のポリエステル樹脂
成分として適切な高反応性不飽和ポリエステル樹
脂の一例はウイスコンシン州ポート・ワシントン
のフリーマン・ケミカル・コーポレーシヨンによ
り配合され、販売されているBudd2040という名
称の製品である。この製品は(1)グリコール類、例
えばジエチレン・グリコール、またはプロピレ
ン・グリコールとジカルボン酸(または無水物)、
例えば無水マレイン酸、イソフタル酸、またはア
ジピン酸とから生成した不飽和ポリエステル樹脂
のスチレン溶液と(2)ビスフエノール―Aジエポキ
シ樹脂のジメタクリレート、即ち、メタクリル酸
とジエポキシ樹脂との反応で生成し、下記の式を
有するジメタクリレートの1%スチレン溶液の半
量との酸性化重合性混合物である。
式中、nは0.2よりも大である。Budd2040樹脂
は下記の典型的に特性を有する。
酸価:18〜27 不揮発分 61〜67% 粘度 (77〓)(25℃)275〜500cps SDI ゲル化時間(180〓)(82℃)7分 ピークまでの時間 8.7分 ピーク発熱 430〓(221℃) 本発明の実施で有用な第二の、または遅反応性
不飽和ポリエステル樹脂は一般に水酸基のカルボ
キシル基に対する比が約5.7と0.8と間にあり、酸
価が8〜17の範囲、平均分子量が約800〜5000で
ある。これらの特性を有する樹脂は前記の第一の
型の樹脂と組合せたとき高柔軟性と高強度特性を
与える。好ましくはこの第二の型のポリエステル
樹脂は気相オゾメトリーで測定したとき分子量は
約800〜1000であり、好ましい樹脂は仕上製品の
目的物性に関し最適硬化時間を与える樹脂であ
る。この第二の樹脂は一般に水酸価が少くとも
14、好ましくは14〜120の間にある。樹脂状縮合
製品は通常脂肪族的に不飽和なモノマー、例えば
スチレンに本発明の条件を満足させる混合物を形
成するため第一の樹脂と組合せる前に溶解する。
最終組成物の5〜15重量パーセント、好ましくは
最終組成物の約7〜10重量%。
遅反応性の第二の不飽和ポリエステル樹脂の一
具体例はBudd2030である。この物質は架橋性モ
ノマー成分を有する不飽和ポリエステル樹脂であ
る。この不飽和ポリエステル成分は約1.1モルの
マレイン酸/フマール酸、0.6モルのアジピン酸、
1.9モルのプロピレン・グリコールから生成され
る。この不飽和ポリエステル樹脂はポリエステル
樹脂組成物の約66重量%である。架橋性モノマー
は組成物の約34重量%の量で存在するスチレンで
ある。この組成物はまた痕跡量のジメチルホルム
アミドを含有する。このポリエステル樹脂は次の
典型的な特性を有する。
粘度 (77〓)(25℃)250〜300cps 酸価 8〜17 不揮発分 63〜68% SDIデータ(180〓)(82℃) ゲル化 12〜18分 硬化 14〜40分 ピーク 392〜410〓(200〜210℃) 類似の特性があつて、且つ第一の急速反応性の
樹脂の条件を満たす相応する樹脂と相容性があ
る、このほかの不飽和ポリエステルは本発明によ
り用いてもよい。前記の開示の二種の型のものは
本発明の好ましい教示にもとずき有用であること
が判り、説明上示してある。第一、第二のポリエ
ステル樹脂は最終成形組成物中に一方の樹脂が約
70重量%、他の樹脂が30重量%の比で存在する。
好ましい樹脂比は最終配合でそれぞれの樹脂の約
1:1、または50―50の重量%である。
本発明の成形組成物は普通スチレン、またはそ
の他の不飽和モノマーに溶解して添加された熱可
塑性ポリマーから本質的に成る低収縮添加物を含
むものである。適切な熱可塑性物質の一例は
PVACシロツプとして公知技術として知られてい
るものを作成するためにスチレン・モノマーに溶
解した酢酸ポリビニルある。本発明で有用な熱可
塑性添加剤は米国特許第3701748号に記載されて
おり、これは熱硬化接着剤中の低収縮速度を達成
するのを助けるものとして熱可塑性物質の使用を
記載したものである。熱可塑性物をこのように添
加することは確立技術として認められた手段であ
り、米国特許第4077845号にも教示されており、
この特許の開示はこれを引用することにより本明
細書に記載されているものとする。米国特許第
3701748号の開示は使用しうる有用な熱可塑性ポ
リマー、またはコポリマーに関して特に興味ある
もので、適切な熱可塑性ポリマー、またはコポリ
マーに関してこの特許の開示はこれを引用するこ
とにより本明細書に記載されているものとする。
熱可塑性ポリマーは本発明では全成形組成物の
約5〜15重量%の量が用いられ、前記ポリマーは
収縮を減少する助けになる。本発明を実施するの
に有用なポリエステル樹脂と組合せたとき、また
成形組成物の充填剤と残りの物質と組合せたと
き、熱可塑性物は組成物を熱硬化熟成条件で硬化
したとき、そりの少い表面の平滑な部品をつく
る。
本発明の硬化組成物の難燃性を与えるため、化
学組成がH2O3(H2O3)のアルミニウム3水和物
の充填剤を実質量樹脂母材に加える。このアルミ
ニウム3水和物は一般に成物組成物の約35〜45重
量%の量で存在する。成形組成物を高温にさらす
とき、このアルミニウム水和物は水和水を放出し
て硬化プラスチツクが熱の猛攻撃に抵抗するのを
見かける。
本発明の組成物内に存在する第二の難燃性成分
は不飽和ポリエステル樹脂中に一般に約25〜45重
量%の臭素基を有する臭素化不飽和ポリエステル
樹脂である。臭素化樹脂性物質は硬化組成物を燃
焼させようとするとき臭素を発生し、この発生し
た臭素は火を抑制、または消す助けをする。適切
な臭素化不飽和ポリエステル樹脂の一例は臭素化
ネオペンチル不飽和ポリエステル樹脂であり、こ
のような樹脂の一つはオハイオ州コロンバスのア
シユランド・ケミカル・カンパニイーからFR―
1540の名称で得られる。臭素化樹脂の量は一般に
全成形組成物の約1から5重量%である。
臭素化不飽和ポリエステル樹脂と組合せて、小
量の固形重金属酸化物である三酸化アンチモンが
成形組成物に添加される。存在する三酸化アンチ
モンの量は全成形組成物の約0.15から約2.0重量
%の少量である。三酸化アンチモンは高価であ
り、また非常に重く、三酸化アンチモンは最小濃
度に維持することが望ましく、この濃度で受容で
きる難燃成形組成物が得られる。これらの材料は
最小重量が本質である用途に通常用いられるで、
存在する三酸化アンチモンの量は通常約0.15から
0.90重量%に維持する。存在する三酸化アンチモ
ンの量は一般に臭素化ポリエステル樹脂1部に対
して三酸化アンチモン約1部から臭素化樹脂20部
に対して三酸化アンチモン1部までの比である。
また、三酸化アンチモン量が増えると、アルミ
ニウム三水和物の量は樹脂系の粘度制御を行うた
め通常少量だけ減小する。
前記の固形、および樹脂状成分は一般に溶媒と
して脂肪族的に不飽和モノマーの少量に溶解す
る。脂肪族的に不飽和なモノマーは第一、第二の
樹脂中の不飽和度モル当りモノマーの不飽和度が
約0.5〜2.5モルになる量で通常存在する。適切な
脂肪族的に不飽和のモノマーの例はスチレン、ビ
ニルトルエンであるが、このほかの脂肪族的に不
飽和で、第一、第二の樹脂と相容性があるモノマ
ーも用いてもよい。
また、成形組成物はフリー・ラジカル重合触媒
を含有する。この触媒は不飽和樹脂100重量部当
り少くとも0.1部の量で存在するのが好ましい。
このようなフリー・ラジカル重合触媒は触媒活性
温度に加熱したとき付加型架橋重合が脂肪族的に
不飽和なモノマーと不飽和ポリエステル樹脂との
間で開始するように未硬化組成物に添加する。こ
のような触媒は全樹脂とモノマーの100重量部当
り約0.1から3.0部の範囲の量が通常用いられる。
広範囲のフリ・ラジカル発生重合触媒が用いられ
る。もつとも普通に知られているものには過酸化
ラウロイル、過酸化ベンゾイル、過酸化ケトン
類、例えば過酸化メチルエチルケトン、過酸化シ
クロヘキサノン、過酸化メチルイソブチルケト
ン、その他がある。あまり普通には用いられない
が、知られている過酸化物は過酸化ジクミル、過
酸化2,2―ビス―4,4―ジ―t―ブチル、シ
クロヘキシルプロパン、過酸化ジ―t―ブチル、
ハイドロ過酸化クメン、過酸化t―ブチルクミ
ル、t―ブチル・パーオコエート、t―ブチル・
パーベンゾエートを含む。
内部難型剤、例えばステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、
有機リン酸塩エステル、このほかの液状有機離型
剤が一般に本発明の樹脂状系に用いられる。この
ような内部離型剤は通常成型組成物の約0.5から
約4.5重量%のオーダーで少量が用いられ、成型
部品が加熱金型表面に固着しないようにする。こ
のような化合物の使用は当該技術では充分熟知の
もので、詳細な説明は簡潔のため省略する。
本発明の成形組成物へのこのほかの添加剤はそ
の性質の改質上有用である。一例は約10から30%
の量の繊維状強化剤の使用である。このような強
化繊維は有意な強度を付加し、受容できる充填剤
である。いろいろな種類の強化繊維が本発明のコ
ンパウンド形成に用いられ、そのいくつかの例は
ガラス繊維、炭素繊維、サイザル麻繊維、「ケブ
ラー」繊維、石綿繊維、木綿繊維、金属繊維、例
えば鋼繊維およびホイスカー、ホウ素繊維および
ホイスカー、黒鉛繊維およびホイスカーである。
更にいろいろの種類の有機強化繊維を用いること
ができる。ガラス繊維はその強度が高く、原価が
比較的廉いためほとんどの用途にとつて好ましい
繊維である。
粘度改質剤の使用も本発明の成型組成物では考
慮されるものである。適切な粘度改質剤の一例は
カルシウムとマグネシウムの酸化物と水酸化物と
から成る群から選択された金属酸化物、または水
酸化物である。この金属酸化物、または水酸化物
の選択は個々の好みの問題であり、用いるポリエ
ステル樹脂の特定の組合せと仕上げ製品製造に用
いられる精密製造法とに左右される。適当な酸化
物、または水酸化物の選択は当該技術で熟知のも
のである。金属酸化物、または水酸化物の使用上
の詳細な説明は米国特許第4067845号に見出すこ
とができ、この粘度改質制御についての開示はこ
れを引用することにより本明細書に記載されてい
るものとする。
モールドの追加添加剤には粘度改剤用担体とし
て用いられるアクリル・シロツプと、成型製品を
目的の色にするための少量添加される顔料が含ま
れる。
詳細に述べると、殆んど少量の非強化充填剤、
または繊維が未硬化組成物に添加し、全体の重量
を減小させ、またはその性質を改質させ、または
材料原価を低減させてもよい。本発明の範囲内で
用いられるいくつかの充填剤には無機充填剤、例
えばケイ酸塩類、石綿炭酸カルシウム、雲母、バ
リタ、粘土、ケイソウ土、微小中空球、微小球、
シリカ、フラー土が含まれる。例えば、これらの
充填剤は全成形組成物100部につき約0から15重
量部の量が添加できる。
前記の開示にもどずき調製した成形組成物は成
形したとき、平滑で、波のない表面をつくる低収
縮組成物である。また、このコンパウンドは普通
ある種のデザイン、または輪郭で生ずるソリの問
題を排除するものである。約10から30%の量でガ
ラス繊維を含有する組成物は成形したとき本質的
に収縮がない。更に、本発明の樹脂組成物を用い
て製造した部品はアンダーライターズ・ラボラト
リ試験、特に成形部品の燃焼性試験であるアンダ
ーライターズ試験94V―0に合格しなければなら
ない部品に適切である。この試験に合格すること
は本系統の樹脂を用いて製造した部品は事務機
械、または難燃性および難炎性が実質的に重要で
あるほかの領域で用いることができるということ
である。
樹脂状材料の燃焼性はその断面厚が減小すれば
増加することは公知であり、従つて本発明の樹脂
を用いて樹脂する部品の断面が減小するときは、
難炎物質、すなわち、酸化アンチモンと臭素化不
飽和ポリエステル樹脂の量をそれに応じて調整す
べきであり、このように調整することは前記の開
示を考慮すれば当該技術で熟知である。
実施例 本発明の範囲内の一樹脂組成物は下記を混合す
ることにより調整した。
成 分 重量% 1 第1の急速反応性ポリエステルBudd2040 7.9 2 第2の遅反応ポリエステルBudd2030 7.9 3 アルミニウム三水和物 41.46 4 三酸化アンチモン 0.65 5 臭素化ネオペンチル・ポリエステル樹脂FR
―154u 1.90 6 スチレン溶解酢酸ポリビニル 8.96 7 スチレン・モノマー 0.75 8 t―ブチル パーベンゾエート 0.28 9 内部離型剤ステアリン酸亜鉛 0.85 10 メチルメタクリレート・シロツプ 1.14 11 顔料 0.21 12 水酸化マグネシウム 0.51 13 ガラス繊維 2.75 通常のシート成形技術を用いて本実施例の配合
物から形成したシート用を用いて製造した部品は
平滑で入こみない表面を有する寸法的に安定な部
品を形成した。
予備試験から本実施例の組成物の0.10インチ厚
のシートを用いて製造した部品はアンダーライタ
ーズ・ラボラトリ燃焼性試験94V―0に合格する
ことが判つた。
改良した低収縮難燃性組成物が開示されている
ことが前記の開示から明らかである。本発明のい
ろいろな修正、変更は本発明の範囲と精神を逸脱
せずに当該技術の専門家にとつて明らかであり、
本発明は前記の説明の態様に限定されるものでは
ない。
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