JPH0233010A - 枠組棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば工場内に設置され、フォークリフト
車により荷を出し入れする棚や、自動化倉庫における棚
の連結構造に関する。

従来の技術 フォークリフト車や自動化倉庫内の荷呂し入れ装置によ
り荷が出し入れされる棚は、たとえば第５図に示すよう
に、前後の支柱５１が斜材５２や縦梁材５３により連結
されて固定され、また左右の支柱５１が横梁材５４によ
り連結されて組立てられる。また、これら左右の支柱５
１の対向位置にはそれぞれ腕木５５が突設され、前後の
腕木５５間には荷５７を支持する腕木レール５６が取付
けられている。

この棚において、腕木５５は、製造工場内で四角筒状の
支柱５１側面に溶接により固着され、また腕木レール５
６も腕木５５の先端部に溶接により取付けられて棚が組
立てられ、トラック等により据付け現場に運搬されてい
た。

発明が解決しようとする課題 上記のように組み立てられた棚は容積が大きく、とくに
遠隔地の運搬では輸送コストが大きくなる問題点があっ
た。また、製造工場内における溶接作業は空気の汚染、
光や音など作業環境を悪化させることになる。

本発明は上記問題点を解決するもので１部品単位で据付
け現場に運搬して現場で容易に組み立てることができ、
しかも溶接作業もきわめて少なくして作業環境を改善で
きる枠組槽の連結構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、少なくとも四隅
に支柱を立設し、左右の支柱の対向位置にそれぞれ左右
支柱に向って腕木を突出し、前後の腕木間にわたって荷
を支持可能な腕木レールを配設した枠組槽において、支
柱を外板部と左右の側板部とを有する型材状に形成し、
前記支柱の外板部に上下方向に所定間隔をあけて複数の
係合穴を形成し、腕木を、支柱の外板部および側板部に
それぞれ当て付け自在な前面板部および側面板部を有す
る連結部材と、前記前面板部から連続する前板および前
記側面板部から連続する天板を有して連結部材と一体成
形された腕木部材とで構成し、前記連結部材の前面板部
内面に前記係合穴に挿入自在で、かつ先端部が側面板部
と反対方向に折り曲げられて前面板部および側面板部が
支柱に当て付けられた時に支柱の外面板の内面に当接可
能な複数の係合爪を設け１前後の腕木部材間に腕木レー
ルを連結固定したものである。

作用 上記構成において、立設した支柱の係合穴に連結部材の
係止爪を挿入し、前面板部および側面板部を支柱の外板
部および側板部に当て付けることにより、この係止爪の
先端部を支柱の外板部の内面に当接させて係止し、支柱
側方に突出する腕木部材を機内側へ回り止めし１前後の
腕木部材間に連結した腕木レールにより、腕木を確実に
支柱に固定することができる。したがって、各部品単位
で据え付け現場に運搬して容易に組立てることができ、
溶接作業も不要となる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第４図に基づいて説明
する。

第４図に示すように、この棚１は、前後および左右に所
定間隔をあけて支柱２が立設されている。

前後の支柱２間には、上端部および下端部間に水平材３
が連結されるとともに、複数の斜材４が連結され、前後
の支柱２が互いに連結固定される。

また、左右の支柱２は横方向に連続する横ビーム５が１
１の前面および背面の所定位置にボルトを介して連結さ
れる。各支柱２には、左右の支柱２の対向位置にそれぞ
れ左右の支柱２に向って水平方向に突出する腕木６が着
脱自在に取付けられる。

この腕木６は支柱２に装着される連結部材７と腕木部材
８からなり、前後の支柱２の腕木部材８の先端部間には
荷１１の底部を支持する腕木レール９が連結されている
。また、支柱２と横ビーム５の交差部間の対角線方向に
は、補強用斜線材１０が連結される。さらに、支柱２の
下端部には着座部材１２が取付けられている。

支柱２は、第２図に示すように、互いに対向する外板部
２１および内板部２２と左右の側板部２３とを有し、内
板部２２中央に長手方向にわたってスリット２４が形成
された断面Ｃ形状に形成される。そして、スリット２４
対向位置の外板部２１に長手方向にわたる補強凹部２５
が形成され、さらに内板部２２にはスリット２４端縁か
ら９０＠外側に折り曲げられて突出する左右一対の連結
板部２６がスリット２４に沿って互いに対向して形成さ
れる。この連結板部２６間には斜材３および水平材４の
端部が挿入されてリベット２７などにより連結固定され
る。

第１図〜第３図を示すように、前記各支柱２の外板部２
１の補強凹部２５近傍には所定位置に上下−対のスリッ
ト状係合穴３１Ａ、３１Ｂが一定間隔をあ−けて形成さ
れる。前記腕木６の連結部材７と腕木部材８とはプレス
加工などにより一体成形されている。すなわち、連結部
材７は支柱２の片側の外板部２１に当て付け自在な前面
板部３２と、この前面板部３２から９０°折り曲げられ
て支柱２の側板部２３に当て付け自在な側面板部３３と
、この側面板部３３の後部端縁が支柱２の内板部２２側
に折り曲げられて側板部２３と内板部２２との角部に係
合する係合縁部３４とを有する。さらに前面板部３２の
端縁で上部および下部には内面側に９０°折り曲げられ
て係合穴３２に挿入自在な係合爪３５Ａ、３５Ｂが形成
され、この係合爪３５Ａ、３５Ｂは先端係止部３５ａが
補強凹部２５側に９０°折り曲げられて、第２図に示す
ように、前面板部３２が支柱２の外板部２１に当て付け
られた時に補強凹部２５の底部２５ａ内面に係止される
ように構成される。前記腕木部材８は、連結部材７の前
面板部３２から同一平面内で連続する前板３６と、連結
部材７の側面板部３３から湾曲面３７を介して連続する
天板３８と、前板３６を９０°折り曲げた底板３９とで
断面チャンネル状に形成され、先端面には連結用穴４０
ａを有する端板４０が設けられる。したがって、この腕
木６は第２図に示す仮想線位置から係合爪３５Ａ、３５
Ｂを係合穴３１Ａ、３１Ｂに挿入後、矢印Ａ方向に腕木
６を回動させて前面板部３２および側面板部３３をそれ
ぞれ支柱２の外板部２１および側板部２３に当て付け、
そして前後の支柱２に取付けた腕木部材８間に腕木レー
ル９を取付けることにより、腕木６を支柱２に確実に取
付けて固定することができる。

前記腕木レール９は、補強溝部４１を有する略チャンネ
ル状で、腕木部材８の先端部に嵌合され。

連結用穴４０ａ、４１ａにリベット４２を挿入して連結
固定される。

発明の効果 以上に述べたごとく本発明によれば、複数の係止爪を係
合孔に挿入し、前面板部および側面板部を支柱の前板部
および側板部に当て付けて係止爪の先端部を外板部の背
面に当接させて係止し１前後の腕木部材間に腕木レール
を連結することにより、据付け現場で支柱に腕木レール
を容易かつ確実に取付けることができる。したがって、
棚の輸送は部品単位でよく、輸送コストを低減でき、溶
接作業を省略することができる。また、連結部材の前面
板部および側板部をそれぞれ腕木部材の前板および天板
に連続するように一体形成したので。

プレスなどで容易に成形することができ、低コストで部
品を製造できる。

【図面の簡単な説明】 第１図〜第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は腕
木を示す分解斜視図、第２図は同平面断面図、第３図は
回正面図、第４図は枠組棚を示す斜視図、第５図は従来
の枠組棚を示す透視図である。 １・・・棚、２・・・支柱、６・・・腕木、７・・・連
結部材、８・・・腕木部材、９・・・腕木レール、２１
・・・外板部、２３・・側板部、３１Ａ、３１Ｂ・・・
係合穴、３２・・・前面板部、３３・・・側面板部、３
５Ａ、３５Ｂ・・・係合爪、３６・・・前板、３８・・
・天板。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 亨ｉ會 範４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、少なくとも四隅に支柱を立設し、左右の支柱の対向
   位置にそれぞれ左右支柱に向って腕木を突出し、前後の
   腕木間にわたって荷を支持可能な腕木レールを配設した
   枠組棚において、支柱を外板部と左右の側板部とを有す
   る型材状に形成し、前記支柱の外板部に上下方向に所定
   間隔をあけて複数の係合穴を形成し、腕木を、支柱の外
   板部および側板部にそれぞれ当て付け自在な前面板部お
   よび側面板部を有する連結部材と、前記前面板部から連
   続する前板および前記側面板部から連続する天板を有し
   て連結部材と一体成形された腕木部材とで構成し、前記
   連結部材の前面板部内面に前記係合穴に挿入自在で、か
   つ先端部が側面板部と反対方向に折り曲げられて前面板
   部および側面板部が支柱に当て付けられた時に支柱の外
   板部の内面に当接可能な複数の係合爪を設け、前後の腕
   木部材間に腕木レールを連結固定したことを特徴とする
   枠組棚の連結構造。