JPH0232864Y2 - - Google Patents

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JPH0232864Y2
JPH0232864Y2 JP1985029241U JP2924185U JPH0232864Y2 JP H0232864 Y2 JPH0232864 Y2 JP H0232864Y2 JP 1985029241 U JP1985029241 U JP 1985029241U JP 2924185 U JP2924185 U JP 2924185U JP H0232864 Y2 JPH0232864 Y2 JP H0232864Y2
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cleaner
base
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inlet pipe
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、エンジン用エアクリーナに関し、特
に、エンジンの吸気路に連なる空気通路を有する
クリーナ基台と、このクリーナ基台に連結されて
それとの間に前記空気通路に連なる濾過室を画成
する箱型のクリーナカバーと、前記濾過室に収容
される筒状のクリーナエレメントとを備え、前記
濾過室を大気に連通する入口管を前記クリーナカ
バーの隅角部とクリーナエレメントとの間の三角
状空間に配設したものの改良に関する。
(2) 従来の技術 従来のかかるエアクリーナでは、実開昭59−
62265号公報に開示されているように、筒状の入
口管をクリーナ基台と一体に成形し、この入口管
をクリーナカバーの隅角部とクリーナエレメント
との間の三角状空間に挿入、配置している。
(3) 考案が解決しようとする課題 ところが、上記従来の構成によれば、入口管が
クリーナ基台と一体化されているので、吸気特性
の異なるエンジンに適用させるために入口管の長
さを変更する場合には、その都度、所望長さの入
口管付クリーナ基台を新たに製作しなければなら
ず、コスト高を招いている。
また、筒状の入口管をクリーナカバーの隅角部
内側の三角状空間に挿入すると、入口管と隅角部
との間に不必要な間隙が生じてしまい、必ずしも
入口管の設置に前記三角状空間を有効に利用して
いるとは言えない。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、低コストをもつて入口管の長さを変更するこ
とができ、しかも入口管の設置に濾過室内のスペ
ースを最大限有効に利用し得るようにした前記エ
アクリーナを提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、隅角部
と、この隅角部を挟んで並ぶようにクリーナカバ
ー内壁に形成されて対をなす溝部と、これら溝部
に両側端を嵌合支持される板状の隔壁部材とから
入口管を構成したことを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、同一形状のクリーナカバー
に対し、隔壁部材のみを長さの異なるものと交換
するだけで所望長さの入口管を得ることができ、
その上、板状の隔壁部材は小部品であるから、低
コストをもつて入口管の長さを変更することが可
能となる。
また、入口管及びクリーナカバー間には無用な
隙間ができないのみならず、壁が二重に重なる部
分も存在しないので、隅角部内側の三角状空間を
最大限有効に利用して通路面積の大なる入口管の
設置が可能となる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、エアクリーナAは、エンジンEの吸入
空気を浄化すべく、その吸気路Pの上流端部に装
着される。このエアクリーナAは、上記吸気路P
に連なる鉤形の空気通路2を有する合成樹脂製の
クリーナ基台1と、このクリーナ基台1の上面を
覆つてそれとの間に空気通路2に連なる濾過室4
を画成する合成樹脂製のクリーナカバー3と、上
記濾過室4に収容されるクリーナエレメント5と
からなつている。
クリーナ基台1は、吸気路Pの上流端部、例え
ば気化器に接続されるL形の基台下部1aと、そ
の上端に結着される環状の基台上部1bとから構
成され、基台下部1aには、空気通路2を貫通し
て基台上部1bの上方へ高く起立する連結ボルト
6の基端が埋設して固着される。また、基台上部
1bの上面には、空気通路2の入口を囲んで上方
に突出する環状の位置決め突壁7が形成される。
クリーナカバー3は、横断面形状が略矩形で、
下面を開放した箱形をなしており、その内側壁に
は、二ケ所の隅角部3a,3bをそれぞれ挟んで
相対向する二対の溝部81,81,82,82が形成
される。各溝部81,82はクリーナカバー3の開
放下面から天井壁まで平行に延びており、各対の
溝部81,81,82,82には、クリーナカバー3
の高さよりも短い適当長さの板状の隔壁部材91
2の両側端がそれぞれ嵌合して溶着され、これ
ら溝部81,81,82,82及び隔壁部材91,92
と、この隔壁部材91,92に対向するクリーナカ
バー3の隅角部3a,3bとから入口管101
102が構成される。これら入口管101,102
により濾過室4は大気と連通される。
また、クリーナカバー3の天井壁には、その中
心部に前記連結ボルト6の先端が貫通する透孔1
1が穿設され、またその内面には透孔11を囲繞
する環状の補強リブ12と、さらにその補強リブ
12を大きく囲繞する環状の押えリブ13とが突
設される。
クリーナエレメント5は、横断面長円形の筒状
濾材14と、この濾材14の上端面に接着される
上部端板15と、濾材14の下端面に接着される
環状の下部端板16とから構成され、上部端板1
5の中心部には連結ボルト6が貫通するシールグ
ロメツト17が装着される。而して、下部端板1
6を、クリーナ基台1の位置決め突壁7の外周に
嵌合すると共にパツキング18を介してクリーナ
基台1の上面に載置し、シールグロメツト17を
貫通した連結ボルト6に第1蝶ナツト19を螺締
することにより、クリーナエレメント5はクリー
ナ基台1の定位置に保持される。
また、クリーナカバー3の押えリブ13をクリ
ーナエレメント5の上部端板15に当接させ、透
孔11を貫通した連結ボルト6に第2蝶ナツト2
0を螺締することにより、クリーナカバー3はク
リーナエレメント5を介してクリーナ基台1に連
結される。
このようにして組立てられたエアクリーナAに
あつては、入口管101,102は、クリーナカバ
ー3の隅角部3a,3bとクリーナエレメント5
との間の三角状空間Sに配置されることになる
が、入口管101,102はその管壁に隅角部3
a,3bを利用しているため、入口管101,1
2と隅角部3a,3bとの間に無用な隙間がで
きないのみならず、壁が二重に重なる部分も存在
しない。したがつて、隅角部3a,3b内側の三
角状空間Sを最大限有効に利用して入口管101
102の通路面積を広げることができる。
なお、クリーナ基台1及びクリーナカバー3の
連結時、それら相互の対向位置を規制するため
に、基台上部1bの周縁には、クリーナカバー3
の開放端内周面に嵌合する位置決め突壁21が形
成される。
次にこの実施例の作用を説明する。
エンジンEの運転中、その吸気作用を受ける外
気は、入口管101,102を経て濾過室4に流入
し、該室4でクリーナエレメント5により濾過さ
れた後、空気通路2を通つて、エンジンEの吸気
路Pへと吸入される。そして、エンジンEの吸気
音は、上記経路を遡上つて伝播していくが、入口
管101,102内で消音されるので、大気中への
吸気音の伝播を抑えることができる。
ところで、上記入口管101,102は、隅角部
3a,3bを挟んだ各一対の溝部81,81,82
2に板状の隔壁部材91,92の両側端を係合し
て構成されるので、隔壁部材91,92のみを長さ
の異なるものと交換するだけで、所望長さの入口
管101,102を簡単に得ることができる。
したがつて、例えば吸気特性の異なるエンジン
Eのための数種のエアクリーナAを製作する場合
には、長さの異なる数種の隔壁部材91,92を対
応するクリーナカバー3に組付けることにより、
各エンジンEにマツチングした入口管101,1
2を有する数種のエアクリーナAを簡単、迅速
に得ることができる。しかも、板状の隔壁部材9
,92は小部品であり、低コストをもつて入口管
101,102の長さを変更することが可能とな
る。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、隅角部と、この
隅角部を挟んで並ぶようにクリーナカバー内壁に
形成されて対をなす溝部と、これら溝部に両側端
を嵌合支持される板状の隔壁部材とから入口管を
構成したので、小部品である隔壁部材のみを長さ
の異なるものと交換するだけで所望長さの入口管
を得ることができ、したがつて低コストをもつて
入口管の長さの変更が可能で、吸気特性の異なる
エンジンにも迅速に対応させることができる。
また、入口管がその管壁にクリーナカバーの隅
角部を利用しているので、隅角部内側の三角状空
間を最大限有効に利用して通路面積の大なる入口
管の設置が可能で、したがつてエアクリーナの吸
気性能の向上を図りつつ、コンパクト化を同時に
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は要部を縦断した正面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第2図の−線断面図、
第4図は要部の斜視図である。 A……エアクリーナ、E……エンジン、P……
吸気路、S……三角状空間、1……クリーナ基
台、2……空気通路、3……クリーナカバー、3
a,3b……隅角部、4……濾過室、5……クリ
ーナエレメント、6……連結ボルト、81,82
…溝部、91,92……隔壁部材、101,102
…入口管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンEの吸気路Pに連なる空気通路2を有
    するクリーナ基台1と、このクリーナ基台1に連
    結されてそれとの間に前記空気通路2に連なる濾
    過室4を画成する箱型のクリーナカバー3と、前
    記濾過室4に収容される筒状のクリーナエレメン
    ト5とを備え、前記濾過室4を大気に連通する入
    口管101,102を前記クリーナカバー3の隅角
    部3a,3bとクリーナエレメント5との間の三
    角状空間Sに配設したエンジン用エアクリーナに
    おいて、 前記隅角部3a,3bと、この隅角部3a,3
    bを挟んで並ぶように前記クリーナカバー3内壁
    に形成されて対をなす溝部81,81,82,82
    と、これら溝部81,81,82,82に両側端を嵌
    合支持される板状の隔壁部材91,92とから前記
    入口管101,102を構成したことを特徴とす
    る、エンジン用エアクリーナ。
JP1985029241U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0232864Y2 (ja)

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JPS5650131U (ja) * 1979-09-27 1981-05-02

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