JPH0232710Y2 - - Google Patents

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JPH0232710Y2
JPH0232710Y2 JP20306586U JP20306586U JPH0232710Y2 JP H0232710 Y2 JPH0232710 Y2 JP H0232710Y2 JP 20306586 U JP20306586 U JP 20306586U JP 20306586 U JP20306586 U JP 20306586U JP H0232710 Y2 JPH0232710 Y2 JP H0232710Y2
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heald
nozzle
turntable
warp
holder
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はドローイング装置に関し、更に詳細に
はエアジエツトにより一台の装置で筬および綜絖
に経糸を通すことができるドローイング装置に関
する。
特に、筬羽間の隙間に近接して対向するノズル
からエアジエツトにより筬羽間の隙間を拡大さ
せ、筬羽間に上記糸を挿通する装置において具体
化できるものである。
(ロ) 従来技術 織布作業の経糸準備工程として筬の筬羽間の間
隙内および綜絖の綜絖穴内に経糸を通す作業があ
る。ところで筬羽間の間隙内への経糸の挿通と綜
絖穴内への経糸の挿通とは一連の作業であるが、
従来においてはこれらの作業をそれぞれ別個の装
置で行つていたため、糸準備工程を行う装置が複
雑大型化しまた作業能率が悪くなる問題がある。
また、綜絖でベンチユリー内に吸い込まれた経糸
を抜き出すため経糸が切れる問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題は、エアジエツ
トを利用することにより一台の装置で綜絖および
筬に経糸を一度に通すことによつて作業能率の向
上を図りかつ搬送を簡略化させて糸切れを無くす
とともに、装置の簡素化および小型化を図ること
である。
(ニ) 問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本考案は、間欠回転
するターンテーブルの外周に綜絖穴から外れた位
置で綜絖を保持する綜絖保持具を取り付け、該タ
ーンテーブルの中央部にはノズルブロツクを設け
て該ノズルブロツクには筬の筬羽間の間隙に向か
つて伸びるノズルおよび該ノズルに通じかつター
ンテーブルの間欠停止時に該綜絖保持具により保
持された綜絖の綜絖穴と通じる糸導入孔を形成し
て該ノズルをエア導入口に接続し、該ターンテー
ブルの周辺部には綜絖保持具に綜絖を一本づつ供
給する綜絖供給装置、該糸導入孔に隣接して停止
している綜絖の綜絖穴の近くに経糸を送る経糸送
り装置および該綜絖保持具に保持された綜絖を綜
絖棒に受け渡す綜絖受け渡し装置を該ターンテー
ブルの円周方向に隔てて設けて構成されている。
(ホ) 作用 上記構成において、ノズルの先端近くには筬が
送られノズルが筬羽間の間隙に位置した状態で停
止される。綜絖保持具が綜絖供給装置の位置に来
ると綜絖保持具には綜絖供給装置から綜絖が供給
される。すると綜絖保持具が綜絖を保持した状態
でターンテーブルが間欠回転し、綜絖を綜絖穴が
糸導入孔に通じる位置に送る。その後経糸が経糸
送り装置により綜絖穴の近くに送られるとともに
エア導入口からノズル内に加圧エアが送られる。
すると経糸は綜絖穴および糸導入孔を通してノズ
ル内に吹い込まれ、そこから筬羽間の間隙内に通
される。経糸が通された後ターンテーブルが間欠
回転され、綜絖受け渡し装置により綜絖は綜絖棒
に渡される。
(ヘ) 実施例 以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
第1図において、本実施例のドローイング装置
1の全体が概略的に示されている。同図において
2は公知の間欠駆動機構により所定角度づつ(本
実施例では60度づつ)間欠回転されるターンテー
ブル、3はターンテーブルの中央部に設けられた
ノズルブロツク、4はターンテーブルの周辺部に
等間隔に設けられた複数(本実施例では6個)の
綜絖保持具である。また、5は綜絖供給装置、6
は経糸送り装置、7は綜絖受け渡し装置であつて
図示のように配置されている。
ターンテーブル2は、第3図に示されるように
駆動軸21に綜絖の長さに見合つた間隔で軸方向
に隔てて一対固定されている。駆動軸21は間欠
駆動機構22により間欠回転される。
ノズルブロツク3には、その一端(第1図で下
端)に向かつて伸びるノズル31と、そのノズル
31と通じかつノズルブロツクの他端(図におい
て上端)に開口する糸導入孔32と、ノズルの上
端に通じるエア導入口33が形成されている。糸
導入孔32の開口端は綜絖保持具に保持された綜
絖の間欠停止位置になつている。またエア導入口
33にはエア供給源が接続されていてそのエア導
入口に加圧エアを供給できるようになつている。
第1図においてノズル31と糸導入孔32の左側
の部分35は公知の方法で開閉可能なカバーにな
つていて、開いたときノズルおよび糸導入孔内に
通された経糸を綜絖および筬に通したままでそこ
から排出できるようになつている。
綜絖保持具4は、本実施例では永久磁石で構成
されていて磁力で保持できるようになつているが
真空により吸着保持する構造にしても良い。
綜絖供給装置5は、第4図に示されるように綜
絖aの上下一対の案内穴b内に通される複数対の
ガイドレール51と、ガイドレール51に保持案
内された綜絖aを間欠停止しているターンテーブ
ル上の綜絖保持具4に向かつて送る送り棒52と
を有している。送り棒52はシリンダ53により
動作されるようになつている。
経糸送り装置6は、ノズルの伸びる方向とほぼ
平行に伸びるガイドロツド61と、ガイドロツド
61に移動可能に支持されたスライダ62と、ス
ライダ62に取り付けられていて経糸eを糸導入
孔32の開口端に隣接して停止している綜絖aの
綜絖穴cの近くに案内する公知の構造の案内部材
63とを有している。スライダ62はシリンダ6
4によりガイドロツド61に沿つて往復運動され
る。なお、65は経糸をより分ける市販のリーチ
ングマシンであつて、スライダ62と連動するよ
うになつている。また案内部材による経糸の案内
方法は従来と同じであるからその詳細な説明は省
略する。 綜絖受け渡し装置7は、経糸送り装置
6のガイドロツド61とほぼ直角に伸びるガイド
レール71と、ガイドレール71に移動可能に支
持されたスライダ72と、スライダ72上に取り
付けられた綜絖移動選択ロボツト73とを備えて
いる。綜絖移動選択ロボツト73はガイドレール
71に直角の方向に移動可能な公知の構造の把持
具74を備えている。
この綜絖受け渡し装置7は、綜絖保持具4によ
り保持された綜絖aが取り出し位置Eにあるとき
綜絖移動選択ロボツト73の把持具74により綜
絖を把持した後ガイドレール71に平行に配置さ
れた複数の綜絖棒76のうち選択した綜絖棒の位
置に運び、綜絖棒76が案内穴b内に入るように
して、綜絖を綜絖棒に受け渡す。
上記構成のドローイング装置において、筬gは
第1図に示されるように、ノズル31の開口端の
下側に綜絖供給装置5のガイドレール51とほぼ
平行になるように位置決めされ、矢印の方向に筬
羽h間の間隔で1ピツチづつ間欠的に送られるよ
うになつている。そしてノズル31の開口端に筬
羽間の間隔iが位置するようになつている。
このような状態の下で綜絖供給装置5によりタ
ーンテーブル2に取り付けられた綜絖保持具4に
は綜絖aが1本づつ供給され、綜絖保持具4は綜
絖aを回転軸と平行に保持する。ターンテーブル
が間欠回転して綜絖保持具4により保持された綜
絖aが位置Dに来ると、経糸eも経糸送り装置6
により選択されて位置Dで停止している綜絖aの
綜絖穴Cの近くに送られる。その後、エア導入口
33に加圧エアを供給すると、糸導入孔32に発
生する負圧の作用により経糸eを綜絖穴cおよび
糸導入孔32を通してノズル31内に吸い込み、
更に間隙i内に吹き込む。これにより綜絖aの綜
絖穴c内および筬gの間隙i内に経糸eを同時に
通すことができる。
経糸を通した後ノズルブロツク3のカバー35
が開いてノズル31および糸導入孔32から経糸
が外れるようになるとともに、ターンテーブル2
が1ピツチ間欠回転して経糸が通された綜絖aは
位置Eに送られる。この時経糸eはノズル31お
よび糸導入孔32から外れる。位置Eに送られた
綜絖aは綜絖受け渡し装置7により指定された綜
絖棒76に受け渡される。その後筬は1ピツチ送
られ、次の動作が繰り返される。
(ト) 効果 本考案によれば次のような効果を奏することが
可能である。
1台の装置で経糸を筬および綜絖に一度に通
すことができるので、装置の簡素化を図ること
が出来るとともに作業能率を向上できる。
筬および綜絖に経糸を一度に通すことができ
るので、無駄が全く無くまた糸導入孔内での糸
切れが無くなる。
経糸を通すためのノズルが一個で剤むので、
エアの消費量を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドローイング装置の一実施例
の概略上図面、第2図は第1図の一部分の図であ
つて、異なる動作位置を示す図、第3図は第1図
の線−に沿つて見た図、第4図は綜絖の平面
図、第5図は経糸送り装置と綜絖受け渡し装置と
の位置関係を示す斜視図である。 1……ドローイング装置、2……ターンテーブ
ル、3……ノズルブロツク、31……ノズル、3
2……糸導入孔、4……綜絖保持具、5……綜絖
供給装置、6……経糸送り装置、7……綜絖受け
渡し装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間欠回転するターンテーブルの外周に綜絖を保
    持する綜絖保持具を取り付け、該ターンテーブル
    にノズルブロツクを設けて該ノズルブロツクには
    筬の筬羽間の間隙に向かつて伸びるノズルおよび
    該ノズルに通じかつターンテーブルの間欠停止時
    に該綜絖保持具により保持された綜絖の綜絖穴と
    通じる糸導入孔を形成して該ノズルをエア導入口
    に接続し、該ターンテーブルの周辺部には綜絖保
    持具に綜絖を一本づつ供給する綜絖供給装置、該
    糸導入孔に隣接して停止している綜絖の綜絖穴の
    近くに経糸を送る経糸送り装置および該綜絖保持
    具に保持された綜絖を綜絖棒に受け渡す綜絖受け
    渡し装置を該ターンテーブルの円周方向に隔てて
    設けたことを特徴とするドローイング装置。
JP20306586U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0232710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20306586U JPH0232710Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JP20306586U JPH0232710Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63167182U JPS63167182U (ja) 1988-10-31
JPH0232710Y2 true JPH0232710Y2 (ja) 1990-09-04

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ID=31168043

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JP20306586U Expired JPH0232710Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762295B2 (ja) * 1989-05-10 1995-07-05 シーケーディ株式会社 ドローイング装置
JPH0369643A (ja) * 1989-08-03 1991-03-26 Gifu Pref Gov ドローイング装置

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JPS63167182U (ja) 1988-10-31

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