JPH0232510Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0232510Y2
JPH0232510Y2 JP1985021928U JP2192885U JPH0232510Y2 JP H0232510 Y2 JPH0232510 Y2 JP H0232510Y2 JP 1985021928 U JP1985021928 U JP 1985021928U JP 2192885 U JP2192885 U JP 2192885U JP H0232510 Y2 JPH0232510 Y2 JP H0232510Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat cushion
floor panel
cushion
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985021928U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61138732U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985021928U priority Critical patent/JPH0232510Y2/ja
Publication of JPS61138732U publication Critical patent/JPS61138732U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0232510Y2 publication Critical patent/JPH0232510Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 ≪考案の技術分野≫ この考案は、シートクツシヨンを車室の側方に
向けて斜めに起すことのできる休息兼用座席装置
の改良に関する。
≪従来技術とその問題点≫ この種の休息兼用座席装置として、実開昭57−
204229号公報に示す座席がある。
これは第6図a,bに示すように、一対のシー
ト1のうちの一方のシートクツシヨン2をヒンジ
3を介して側方に向けて傾倒可能にするるととも
に、シートクツシヨン2の裏面に支脚4を回動自
在に軸着する一方、フロアパネル5の面に前記支
脚4の係止用の支持部材6を固着したものであ
る。
そして、シートクツシヨン2を斜めに起こし、
支脚4を回動させて支持部材6に係合することに
より、シートクツシヨン2を側方に向けて所定角
度で起こし、これに乗員の頭部をのせた状態で身
体を車幅方向に横たえるようにしてある。
しかし、この構造ではシートクツシヨン2を起
こした状態でシートクツシヨン2の側端と、車体
パネル7の側壁間に隙間lが生じ、その分身体を
横たえるに足るスペースが狭くなる。したがつて
図に示すように乗員はひざを折つたり、足先を側
壁につけるなどの工夫を必要としていた。
≪考案の目的≫ この考案は、以上の如き休息兼用座席におい
て、乗員の身体を横たえるに足る十分なスペース
が確保できることを目的とする。
≪考案の構成≫ 前記目的を達成するため、この考案は、フロア
パネル上に車幅方向に沿つて少なくとも一対のシ
ートクツシヨンを配置した座席において、この一
対のシートクツシヨンのうち一方のシートクツシ
ヨンを車幅方向に旋回可能にすべく一端が該シー
トクツシヨンの中央部に他端が車体側壁側のフロ
アパネル上に連結されたリンクレバーと、前記一
方のシートクツシヨンの車体中央側端部に設けた
ストライカと、一方のシートクツシヨンの下部に
あつて、フロアパネル上に固定され、かつ前記ス
トライカを車幅方向に多段階に係止するラツチと
を備えたことを特徴とする。
≪実施例の説明≫ 第1図は休息兼用座席の通常使用状態を示す斜
視図、第2図は休息時における組替え状態を示す
斜視図、第3図はラツチの側面図、第4図および
第5図は組替え完了状態を示す正断面図である。
この実施例は、トラツク用の座席に適用したも
ので、フロアパネル20の座席22に対する設置
面を一段高くしてあり、その下部にエンジン(図
略)が内装されている。
座席22は、フロアパネル20上に設置された
一対のシートクツシヨン24,26と、図示しな
い車室背面部に固定された一対のシートバツク2
8とからなつている。
一方のシートクツシヨン24はフロアパネル2
0上に固定されている。また、他方のシートクツ
シヨン26は可動式であつて、フロアパネル20
の前後部に固定された一対のブラケツトに一端を
固定され、かつ他端をシートクツシヨン26に設
けたピンに枢支された一対の平リンクレバー34
に連結している。そして、シートクツシヨン26
の中央側端部には一対のストライカ36が突設さ
れている。各ストライカ36に対応してシートク
ツシヨン26の下面において、フロアパネル20
上には前記ストライカ36と多段に係合するラツ
チ38が固定されている。
また、可動側シートクツシヨン26の背部に位
置するシートバツク28の中央側部は分割され、
フロアパネル20側に傾動作可能な中央片40と
なつている。
各中央片40の側部には一対の切欠40aが形
成されており、第2図に示すように、このクツシ
ヨン片40を倒した状態で切欠40aがラツチ3
8に干渉するのを避けるようにしている。
以上のごとく構成された座席装置において、第
1図に示す通常使用状態から休息用に組替える場
合には、第2図に示すように、まず可動側シート
クツシヨン26をリンクレバー34を支点として
矢印A方向に引起こし、次いで中央に形成された
空隙部を埋めるために、クツシヨン片40を矢印
Bに示すように倒すことで組替え作業が完了す
る。
なお、ラツチ38は、第3図により詳しく示す
ように、車幅方向に沿つてストライカ36を受け
入れる一対の係止溝38a,38bを車幅方向に
沿つて複数個形成したもので、シートクツシヨン
26に対する荷重のかかり具合、たとえば矢印イ
方向に荷重が加わつた場合には、ピン32を支点
として係止溝38a内に入り込んでシートクツシ
ヨン26の跳ね上がりを防止し、また荷重方向が
ロになつた場合には今度は、係止溝38b内に入
り込み、シート26のラツチ38からの脱落を防
止するようになつている。
なお、シートクツシヨン26を浅い角度で起こ
した場合には第4図に示すようにシートクツシヨ
ン26のストライカ36はラツチ38の最も中央
寄り側の係止溝内に係止され、浅い角度で引起こ
されることになり、この場合には固定側シートク
ツシヨン24と可動側シートクツシヨン26との
隙間が小さいのでクツシヨン片40を前傾する必
要はない。しかし、第5図に示すように急な傾斜
角度とした場合にはクツシヨン片40を埋めるこ
とで、隙間による不具合を除去することができ
る。
なお、前記クツシヨン片40に替えて、固定側
シートクツシヨン24を幅方向に沿つて移動可能
にし、可動側シートクツシヨン26の傾斜角度に
応じて生じた隙間を無段階に埋めるようにするこ
とも可能である。
≪考案の効果≫ 以上説明したように、この考案によれば、フロ
アパネル上に車幅方向に沿つて少なくとも一対の
シートクツシヨンを配置した座席において、この
一対のシートクツシヨンのうち一方のシートクツ
シヨンを車幅方向に旋回可能にすべく一端が該シ
ートクツシヨンの中央部に、他端が車体側壁側の
フロアパネル上に連結されたリンクレバーと、前
記一方のシートクツシヨンの車体中央側端部に設
けたストライカと、前記一方のシートクツシヨン
の下部にあつて、フロアパネル上に固定され、か
つ前記ストライカーを係止するラツチとを備えた
ものであるから、一方のシートクツシヨンを車幅
方向に回動できるとともに車体側壁方向に移動で
き、他方のシートクツシヨンとの間の中央に隙間
を形成することができることとなり、乗員の身体
を横たえるに足る十分なスペースが確保できるの
で、より快適な休息状態を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案に係る休息兼用
座席装置を示し、第1図は通常使用状態を示す斜
視図、第2図は組替え過程を示す斜視図、第3図
はラツチの側面図、第4図は組替え完了状態を示
す正断面図、第5図は組替え完了状態の他の例を
示す正断面図、第6図は従来の休息兼用座席を示
し、第6図aは通常使用状態を示す正断面図、第
6図bは組替え完了状態を示す正断面図である。 20……フロアパネル、22……座席、24,
26……シートクツシヨン、34……リンクレバ
ー、36……ストライカ、38……ラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネル上に車幅方向に沿つて少なくとも
    一対のシートクツシヨンを配置した座席におい
    て、この一対のシートクツシヨンのうち一方のシ
    ートクツシヨンを車幅方向に旋回可能にすべく一
    端が該シートクツシヨンの中央部に、他端が車体
    側壁側のフロアパネル上に連結されたリンクレバ
    ーと、前記一方のシートクツシヨンの車体中央側
    端部に設けたストライカと、前記一方のシートク
    ツシヨンの下部にあつて、フロアパネル上に固定
    され、かつ前記ストライカーを車幅方向に多段階
    に係止するラツチとを備えたことを特徴とする休
    息兼用座席装置。
JP1985021928U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0232510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021928U JPH0232510Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021928U JPH0232510Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61138732U JPS61138732U (ja) 1986-08-28
JPH0232510Y2 true JPH0232510Y2 (ja) 1990-09-04

Family

ID=30513760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985021928U Expired JPH0232510Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0232510Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545546Y2 (ja) * 1989-01-19 1993-11-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61138732U (ja) 1986-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2926948A (en) Folding seat structure for a vehicle body
JP3036408B2 (ja) 車両用リヤシート装置
US4877282A (en) Foldable seat assembly for motor vehicle
JPH0232510Y2 (ja)
JP3149753B2 (ja) 車両用リヤシート構造
JP3821416B2 (ja) 自動車
JPH069890Y2 (ja) 自動車のシート構造
JP4035798B2 (ja) 自動車用シート装置
JPH0331618Y2 (ja)
JPS6347545Y2 (ja)
JPS6040341Y2 (ja) キヤブオ−バ型車のフロントシ−ト装置
JPH059947Y2 (ja)
JPH0415545Y2 (ja)
JP3199353B2 (ja) 車両のシート配置構造
JPH0431857Y2 (ja)
JPH0246422Y2 (ja)
CA1134735A (en) Fold-down vehicle seat structure
JP3888520B2 (ja) 車両用シート
JPH0727236Y2 (ja) シート構造
JP3807572B2 (ja) 簡易ベッド
JPS63500Y2 (ja)
JPH0231321Y2 (ja)
JPH0452113Y2 (ja)
JPH049216Y2 (ja)
JP2000351345A (ja) 車両のフラット化反転シート構造