JPH023206Y2 - - Google Patents

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JPH023206Y2
JPH023206Y2 JP15757487U JP15757487U JPH023206Y2 JP H023206 Y2 JPH023206 Y2 JP H023206Y2 JP 15757487 U JP15757487 U JP 15757487U JP 15757487 U JP15757487 U JP 15757487U JP H023206 Y2 JPH023206 Y2 JP H023206Y2
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reflector
light
lamp
headlamp
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JP15757487U
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は、車両用灯具に関するものであり、詳
細には前照灯と、例えば霧灯(法規上は補助前照
灯と称せられる)とが一体形状となるように組合
された灯具に係る。
〓従来の技術〓 自動車に前照灯と補助前照灯、側方照射灯など
照明用の灯具を同時に設けるときには運輸省令第
67号“道路運送車両の保安基準”により前照灯の
中心を含む水平面以下に取付けることが規定され
るものであり、特に第3図に示すように近来の自
動車デザインの主流である前照灯23と補助前照
灯である霧灯24(或いは側方照射灯)が同一高
さの前面レンズ22を採用することで一体形状と
成るように組合された車両用灯具21においては
霧灯用反射鏡24aの上部に平坦部24bを設け
て発光部高さHを制限し、H/2として計測され
る軸高を前照灯用反射鏡23aよりも低くし、前
記基準に適合させるものである。
〓考案が解決しようとする問題点〓 しかしながら、前記説明した従来の霧灯24に
対する軸高規正構造は、昼間時において前面レン
ズ22を透過して前記平坦部24bが観視される
ものとなり、前照灯23とのデザイン的な統一感
を欠き観者をして違和感を生じさせると云う問題
点を生ずるものであつた。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は前記した従来の構造に生ずる問題点を
解決するための具体的手段として、前照灯と一体
形状と成るように組合される前照灯以外の灯具の
軸高規正構造において、前記前照灯以外の灯具に
は前記前照灯と同じ軸高とする反射鏡を設け且つ
この反射鏡の適宜な上半部に光源からの光線を前
記反射鏡に当接させないように車両取付状態で略
水平に遮光リブが設けられていることを特徴とす
る車両用灯具の軸高規正構造を提供することで、
昼間時には前照灯と統一感を生じるようにして、
前記従来の問題点を解決するものである。
〓実施例〓 つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図に符号1で示すものは車両用灯具であ
り、この車両用灯具1には従来例のものと同様に
同じ高さとされた前面レンズ2の背面に前照灯3
と霧灯4とが配置されるものであるが、本考案に
より霧灯4の霧灯用反射鏡4aは前照灯用反射鏡
3aと全く同一の高さ、即ち同じ軸高となるよう
に形成され、更に、この霧灯用反射鏡4aの適宜
な上半部の位置には車両取付状態で水平で、且つ
電球のフイラメントなど光源5からの光線を前記
霧灯用反射鏡4aに当接させないように形成した
遮光リブ6が設けられている。この状態を詳細に
示すものが第2図であり、霧灯用反射鏡4aは前
面レンズ2のほヾ全高に渡る高さH1を以て形成
され、形状的には前照灯用反射鏡3aと同じもの
とされ、且つ遮光リブ6により有効面を高さH2
に制限されているものとなる。
この様に形成したことで前記霧灯4を点灯した
ときの軸高はH2/2となり、当然に前照灯3の
軸高H/2>霧灯4の軸高H2/2であり前記規
定を満足するものとなり、非点灯時である昼間時
には前照灯用反射鏡3aと同じものとされた霧灯
用反射鏡4aが前面レンズ2を透過して観視され
るものとなり統一感が得られるものとなる。
尚、このときに前記遮光リブ6が設けられる位
置を前記前面レンズ2に施されるレンズカツト2
aの接合部と一致させておくことで、この遮光リ
ブ6は観視し難いものとなり一層に目的とする効
果を発揮するものとなり好ましい。また、この実
施例では前照灯3と組合される灯具を霧灯4の例
で説明したが、同様の規定が設けられた側方照射
灯との組合せ時に実施しても良いものであること
は云うまでもなく、更に云えば前照灯、霧灯およ
び側方照射灯の三灯の組合せでも当然に以上に説
明したのと同様な手段より実施可能であることは
云うまでもない。
〓考案の効果〓 以上に説明したように、本考案により前照灯と
一体形状となるように併設される補助前照灯ある
いは側方照射灯などの灯具の反射鏡を前記前照灯
のものと同一形状に形成し、且つ遮光リブで適宜
の上半部を遮光することで点灯時には軸高を前照
灯よりも低く保つて規定を満足させると共に、非
点灯時である昼間時には恰も同一の反射鏡が両灯
具に備えられているように観視させデザイン的に
統一感のあるものとして観者に違和感を生じさせ
ることが無いと云う優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具の軸高規正構
造の一実施例を一部を破断して示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は従
来例を示す斜視図である。 1……車両用灯具、2……前面レンズ、2a…
…レンズカツト、3……前照灯、3a……前照灯
用反射鏡、4……霧灯、4a……霧灯用反射鏡、
5……光源、6……遮光リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前照灯と一体形状と成るように組合される前照
    灯以外の灯具の軸高規正構造において、前記前照
    灯以外の灯具には前記前照灯と同じ軸高とする反
    射鏡を設け且つこの反射鏡の適宜な上半部に光源
    からの光線を前記反射鏡に当接させないように車
    両取付状態で略水平に遮光リブが設けられている
    ことを特徴とする車両用灯具の軸高規正構造。
JP15757487U 1987-10-15 1987-10-15 Expired JPH023206Y2 (ja)

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JP15757487U JPH023206Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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Publication Number Publication Date
JPH0162602U JPH0162602U (ja) 1989-04-21
JPH023206Y2 true JPH023206Y2 (ja) 1990-01-25

Family

ID=31437133

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JPH0162602U (ja) 1989-04-21

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