JPH0231733Y2 - - Google Patents

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JPH0231733Y2
JPH0231733Y2 JP8541385U JP8541385U JPH0231733Y2 JP H0231733 Y2 JPH0231733 Y2 JP H0231733Y2 JP 8541385 U JP8541385 U JP 8541385U JP 8541385 U JP8541385 U JP 8541385U JP H0231733 Y2 JPH0231733 Y2 JP H0231733Y2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車等の電気配線系統、例えばワ
イヤーハーネスを用いた配線系統において、複数
の電線を一括してアースする場合に用いて有用な
ジヨイントコネクタに関するものである。
〈従来の技術〉 従来から、複数の電線を一括してアースするジ
ヨイントコネクタとして、種々のもの提案されて
いる。例えば、縦形のハウジングと、複数の立設
した分岐タブ端子を有する金属端子板と、分岐タ
ブ端子に対応してハウジング内を区分けする縦形
仕切函と、多数のジヨイント端子とからなり、使
用時、縦形のハウジングの底面部に金属端子板を
取付けて分岐タブ端子をハウジング内に立設さ
せ、ハウジング上面から仕切函を入れて各分岐タ
ブ端子部分を仕切り、この仕切り部分に上方から
ジヨイント端子を挿入して分岐タブ端子と接続さ
せる方式のもの等がある(実願昭56−157869(実
開昭58−62574号)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、従来のこの方式のジヨイントコネク
タにあつては、ハウジングが縦形であるため部品
自体の占有スペースが大きい上、更にジヨイント
端子とハウジング底面部に取付けられた金属端子
板の分岐タブ端子以外の接続片とは同一接続平面
にないため、接続電線の配線スペースも大きくな
る。又この場合、接続方向の相違から電線に無理
な負荷も加わる。更に又部品点数も多く、コスト
的にも不十分である。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、その特徴とする点は、ハウジング
を薄形のプラスチツク函体で形成し、この函体の
内部の幅方向には、当該函体の長手方向に貫通し
て形成した端子収納室を多数配列し、このハウジ
ングに、多数の分岐タブ端子を有する一括シヨー
ト端子板を当該分岐タブ端子を前記各端子収納室
に挿入して固定する一方、該一括シヨート端子板
の反対方向から前記各端子収納室にジヨイント端
子を挿入して前記分岐タブ端子と接続するように
し、且つ又前記一括シヨート端子板に、ハウジン
グとの固定手段として、折返片からなりその先端
に係合穴を有する係合アーム片を設け、これに対
応して、ハウジング側にこのアーム片の係合穴と
係合する係止突起を設け、更に前記係合アーム片
の基部に当該係合アーム片のスリツトを設けたこ
とにある。
〈作用〉 このため、ハウジングの一方から一括シヨート
端子板の分岐タブ端子を各端子収納室に挿入すれ
ば、これと同時に係合アーム片の係合穴がハウジ
ング上面の係止突起と係合されて、一括シヨート
端子板の安定した固定が行われ、この後、反対側
からジヨイント端子を各端子収納室に挿入すれ
ば、当該ジヨイント端子と分岐タブ端子とは端子
収納室内で簡単に接続される。そして、この接続
後、外力が加わつても、スリツトにより係合アー
ム片の係合は容易に外れない。
〈実施例〉 以下、図示の実施例により本考案のジヨイント
コネクタを詳説する。
第1図乃至第11図は本考案の一実施例に係る
コネクタを示したものである。尚、これらの図に
おいて、本コネクタの使用状態での上面は第11
図に対応し、第1図、第3図〜第10図までは本
コネクタの底面を便宜的に上面としてある。
図中、1は薄形のプラスチツク函体2からなる
ハウジング、3は1枚の金属板で形成されたアー
ス接続のための一括シヨート端子板、4は各アー
ス線5が接続されるジヨイント端子である。
上記ハウジング1は、プラスチツク函体2の内
部の幅方向に当該函体2の長手方向に貫通して形
成された多数の端子収納室R……を配列してな
り、この端子収納室Rの可撓性天板の奥部には、
ジヨイント端子4の挿入口側にテーパー面6aを
有する突起6を、当該ジヨイント端子4を固定す
るためのハウジングランスとして形成してある。
又一括シヨート端子板3の挿入口側にあつては、
隣接する端子収納室R,Rの隔壁7の一部を切り
欠いて段部8を設け、一括シヨート端子板3の挿
入位置規制用ストツパーとしてある。又最外側の
両端子収納室R,Rの外側側内面の壁には、一括
シヨート端子板3の挿入口側(外側)にテーパー
面9aを有するテーパー形突起9を形成してあ
る。更にプラスチツク函体2の底面には補強用突
条10……と、一括シヨート端子板3の挿入口側
の左右には、当該挿入口側にテーパー面11a,
11aを有する係止突起11,11が設けてあ
る。そして、この係止突起11の近傍、即ち当該
係止突起11の長手方向と平行する内側には、後
述する一括シヨート端子板3の係合アーム片のず
れを防止するためのずれ防止用突起12が連続し
た突条として設けてある。
上記一括シヨート端子板3は、本例の場合、後
端(第1図中、右側)に三角形の偏平固定片13
を、例えばアース固定片として有し、この偏平固
定片13の基部より少々上向きに段差を付けて延
設された前方の幅方向には、上記各端子収納室R
……に収納される多数の分岐タブ端子14……を
適宜間隔で形成し、配列してある。そして、これ
らの隣接する分岐タブ端子14,14間の切込部
15の内側底部15aは、上記プラスチツク函体
2の隔壁7の段部8と当接して、位置決めされる
ようになつている。これらの分岐タブ端子14…
…配列部の両外側には又、上記プラスチツク函体
2のテーパー形突起9,9と係止する係合突起1
6,16が設けてある。又、最外側の分岐タブ端
子14,14の基部には、当該基部から分岐タブ
端子14,14上にU字形に折り込まれた係合ア
ーム片17,17を形成し、この係合アーム片1
7,17の先端には上記ハウジング1の係止突起
11,11と係合する係合穴18,18を設けて
ある。この係合アーム片17,17の基部には、
第2図で明らかなように当該係合アーム片17,
17の基部から前記分岐タブ端子14,14(最
外側の2個)の基部側にかけて切り込んでなるス
リツト19,19を設けてある。このスリツト1
9,19は係合アーム片17,17の基部を上記
偏平固定片13の基部から切り離して、係合アー
ム片17,17に適度の弾性を付与するものであ
る。そして、更に、一括シヨート端子板3の剛性
確保のため、これらの分岐タブ端子14……基部
と上記偏平固定片13の基部との間に、好ましく
は押圧補強溝20……を入れる。なお、21は偏
平固定片13の頂部に設けた固定穴である。
しかして、本考案のジヨイントコネクタを用い
て、例えば、自動車において、複数個のワイヤー
ハーネスの多数のアース線5……を纏めて、一括
アースする場合には、次のようにして行えばよ
い。
先ず、第6図及び第7図のようにハウジング1
に一括シヨート端子板3を対峙させ、次に、この
一括シヨート端子板3を第8図及び第9図に示す
ように分岐タブ端子14……を対応するハウジン
グ1の端子収納室R……に挿入し、当該一括シヨ
ート端子板3の分岐タブ端子14,14間の切込
部15の内側底部15aがハウジング1の隔壁7
の段部8に当接するまで入れる。この段部8との
当接の直前に一括シヨート端子板3の両外側の係
合突起16,16がハウジング1内部のテーパー
形突起9,9のテーパー面9a,9aを乗り越
え、当該突起9,9の内側段部と係止される。
又、同時に、一括シヨート端子板3の両側に位置
する係合アーム片17,17の先端がハウジング
1上面の係止突起11,11のテーパー面11
a,11aを乗り越え、当該係合アーム片17,
17の係合穴18,18が係止突起11,11と
係合する。又、この際、係合アーム片17,17
の内側はずれ防止用突起12,12と密着する。
これにより、一括シヨート端子板3はハウジング
1に極めて安定して固定される。
この後、アース線5が接続されたジヨイント端
子4の必要本数を、一括シヨート端子板3とは反
対側の挿入口から端子収納室R……に挿し込む。
そうすると、ジヨイント端子4の先端は当該端子
収納室R内の可撓性天板の突起6により固定さ
れ、且つジヨイント端子4の先端は、第9図に示
すように、丁度、先端を突出している分岐タブ端
子14の当該先端に嵌合し、接続される。この接
続完了状態を示すと、第10図の如くである。
そして、更にこのコネクタを自動車ボデー等に
取付けてアースするには、第11図に示すように
コネクタの上面を上側にして、一括シヨート端子
板3の固定穴21にボルト等の固定具22を通し
て行う。
この固定状態は、ハウジング1のプラスチツク
函体2が薄形で、且つ一括シヨート端子板3とジ
ヨイント端子4……との接続が略同一平面で行わ
れるため、所要スペースが極めて小さい。又、ア
ース線5もジヨイント端子4と同方向で、無理な
負荷が掛かるとこもない。更に、一括シヨート端
子板3の固定は、当該一括シヨート端子板3の係
合突起16,16とハウジング1側のテーパー形
突起9,9、及び同じく一括シヨート端子板3の
係合アーム片17,17とハウジング1側の係止
突起11,11との二重固定のため、極めて安定
である。更に又、係合アーム片17,17の内側
はずれ防止用突起12,12と密着しているた
め、容易にずれることはない。又、上記スリツト
19,19により、係合アーム片17,17は剛
性に富む偏平固定片13部分から独立して適度の
弾性が付与されているため、例えば、第12図に
示すようにアース線5……等の張力により、ハウ
ジング1に上向きの外力が加わつた場合でも、係
合アーム片17,17は、その弾性によりハウジ
ング1の動きによく追随し、当該係合アーム片1
7,17の係合穴18,18が係止突起11,1
1から外れることはない。これに対して、スリツ
ト19,19がない場合には、第13図に示すよ
うに係合アーム片17,17は、偏平固定片13
部分から必要以上の剛性強度を受け、ハウジング
1の動きに追随でき難い面があり、係合アーム片
17,17の係合穴18,18が係止突起11,
11から外れる虞がある。
なお、上記実施例では、一括シヨート端子板3
の固定において、一括シヨート端子板3の係合ア
ーム片17,17とハウジング1側の係止突起1
1,11との係合により、十分な固定強度が得ら
れるため、一括シヨート端子板3の係合突起1
6,16とハウジング1側のテーパー形突起9,
9との係合を省略することも可能である。
又、この係合アーム片17,17とハウジング
1側の係止突起11,11との係合による固定手
段にあつては、これに限定されず、単なる設計変
更、例えば、係合アーム片17,17の係合穴1
8,18部分を上面に突出する突起とし、ハウジ
ング1側の係止突起11,11を凹み穴とする場
合等も、当然、本考案に含まれる。上記一括シヨ
ート端子板3の係合突起16,16とハウジング
1側のテーパー形突起9,9との係合の場合も同
様で、例えば一括シヨート端子板3に係合凹部を
形成し、ハウジング1側にこれと係止する係止凸
部を形成する場合等が挙げられる。
又、本考案でのスリツトは、上記実施例の他
に、例えば、第14図に示したスリツト19′,
19′のようにその切込み深さを適宜調整するこ
とが可能であり、又その切込み形状等も特に限定
されない。
更に、本考案のコネクタは、上記自動車のアー
ス接続に限るものではなく、その他の一般的な電
気接続で、一括接続する場合に応用できること、
勿論である。
〈考案の効果〉 本考案によれば、以上の説明から明らかなよう
に、ハウジングが薄形で、且つ又ジヨイント端子
と一括シヨート端子板とはハウジングを介して略
同一平面で接続されるため、接続スペースが小さ
く、且つハウジングと一括シヨート端子板との接
続強度が十分得られ、接続固定強度が極めて安定
で、不測の係合解除等がなく、又部品点数の少な
いという優れたジヨイントコネクタを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るジヨイントコ
ネクタを示した組付け前の展開斜視図、第2図は
一括シヨート端子板の底面側からの斜視図、第3
図はハウジングの縦断面図、第4図はハウジング
の上面を除去した横断面図、第5図はハウジング
のジヨイント端子の挿入口側の側面図、第6図は
ハウジングと一括シヨート端子板との対峙状態を
示した部分横断平面図、第7図は第6図の状態に
対応した部分縦断側面図、第8図は一括シヨート
端子板のハウジングへの挿入・固定状態を示した
部分横断平面図、第9図は第8図の状態に対応し
た部分縦断側面図、第10図はコネクタの組付け
完成状態を示した斜視図、第11図は一括シヨー
ト端子板をアースした状態の斜視図、第12図は
スリツト付きの係合アーム片の動作状態を示した
部分縦断側面図、第13図はスリツトの無い係合
アーム片の動作状態を示した部分縦断側面図、第
14図はスリツトの他例を示した一括シヨート端
子板の斜視図である。 図中、1……ハウジング、2……プラスチツク
函体、3……一括シヨート端子板、4……ジヨイ
ント端子、5……アース線、11……係止突起、
13……偏平固定片、14……分岐タブ端子、1
7……係合アーム片、18……係合穴、19……
スリツト、R……端子収納室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄形のプラスチツク函体で、その内部の幅方向
    に当該函体の長手方向に貫通して形成された端子
    収納室を多数配列してなるハウジングと、1枚の
    金属板で形成され、その後端に偏平固定片を有
    し、且つその前方の当該偏平固定片と略同一平面
    の幅方向に前記各端子収納室に収納される多数の
    分岐タブ端子群を適宜間隔で配列してなる一括シ
    ヨート端子板と、前記各端子収納室に前記一括シ
    ヨート端子板とは反対方向から挿入されて前記分
    岐タブ端子と接続される多数のジヨイント端子
    と、前記一括シヨート端子板の分岐タブ端子の基
    部から当該分岐タブ端子上にU字形に折り返さ
    れ、その先端に係止穴を有する係合アーム片と、
    前記ハウジングの上面で前記係合アーム片の係止
    穴が占位する部分に設けた係止突起と、前記係合
    アーム片の基部から前記分岐タブ端子の基部側に
    かけて切り込んだ当該係合アーム片のスリツトと
    からなることを特徴とするジヨイントコネクタ。
JP8541385U 1985-06-06 1985-06-06 Expired JPH0231733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8541385U JPH0231733Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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JP8541385U JPH0231733Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS61201282U JPS61201282U (ja) 1986-12-17
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JP8541385U Expired JPH0231733Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0753263Y2 (ja) * 1988-09-26 1995-12-06 株式会社フジクラ 信号入力用多重伝送ユニット
JPH0735326Y2 (ja) * 1990-01-31 1995-08-09 矢崎総業株式会社 アースジョイント端子付コネクタ
JP5233962B2 (ja) * 2009-11-10 2013-07-10 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ及びワイヤハーネス

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JPS61201282U (ja) 1986-12-17

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