JPH0231025Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231025Y2 JPH0231025Y2 JP1985087722U JP8772285U JPH0231025Y2 JP H0231025 Y2 JPH0231025 Y2 JP H0231025Y2 JP 1985087722 U JP1985087722 U JP 1985087722U JP 8772285 U JP8772285 U JP 8772285U JP H0231025 Y2 JPH0231025 Y2 JP H0231025Y2
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- Japan
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- layer
- synthetic resin
- backing material
- substrate
- polyester film
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種建材およびデイスプレイ等に使
用される合成樹脂製鏡に関するものである。
用される合成樹脂製鏡に関するものである。
従来の合成樹脂製鏡は、透明合成樹脂基板の片
面にアルミニウム蒸着および保護塗装を施したも
のが一般的であつた。ところがアルミニウムの蒸
着層は、基板に対する付着力が弱いため、一般に
耐食性および耐溶剤性を補うためのアルキツド系
あるいはアクリル系等の保護塗料層が形成されて
いる。
面にアルミニウム蒸着および保護塗装を施したも
のが一般的であつた。ところがアルミニウムの蒸
着層は、基板に対する付着力が弱いため、一般に
耐食性および耐溶剤性を補うためのアルキツド系
あるいはアクリル系等の保護塗料層が形成されて
いる。
しかしながら、この場合の保護塗料層は、膨
張、収縮による伸縮を抑えてアルミニウム蒸着を
剥脱しないものを用いなければならず、耐食性や
耐溶剤性に限界があつた。このため、さらに別の
塗料層を上塗りすることも行なわれているが、塗
膜では厚さの均一性、ピンホールの発生等十分と
はいえない面があつた。
張、収縮による伸縮を抑えてアルミニウム蒸着を
剥脱しないものを用いなければならず、耐食性や
耐溶剤性に限界があつた。このため、さらに別の
塗料層を上塗りすることも行なわれているが、塗
膜では厚さの均一性、ピンホールの発生等十分と
はいえない面があつた。
そこで本出願人は、さきに上記合成樹脂鏡の保
護塗料層の上に合成樹脂フイルム状物を粘着剤に
よつて積層した合成樹脂鏡を提案している（実願
昭59−153962号）。本考案はこのような鏡におい
て、さらに耐溶剤性を向上し、他の器物への接着
における作業性あるいは耐久性を改善しようとす
るものである。
護塗料層の上に合成樹脂フイルム状物を粘着剤に
よつて積層した合成樹脂鏡を提案している（実願
昭59−153962号）。本考案はこのような鏡におい
て、さらに耐溶剤性を向上し、他の器物への接着
における作業性あるいは耐久性を改善しようとす
るものである。
すなわち本考案の要旨とするところは、透明合
成樹脂基板の背面に金属蒸着層および保護塗料層
が形成された基体と、耐溶剤性に優れた第１の層
をなすポリエステルフイルムと柔軟性があつて接
着性のよい第２の層をなす軟質塩化ビニルフイル
ムとを接合した裏打ち材とからなり、上記基体の
保護塗料層の面に裏打ち材の第１の層をなすポリ
エステルフイルムが位置するよう基体と裏打ち材
の間に粘着剤層を介し両者を積層一体化したこと
を特徴とする合成樹脂製鏡にある。
成樹脂基板の背面に金属蒸着層および保護塗料層
が形成された基体と、耐溶剤性に優れた第１の層
をなすポリエステルフイルムと柔軟性があつて接
着性のよい第２の層をなす軟質塩化ビニルフイル
ムとを接合した裏打ち材とからなり、上記基体の
保護塗料層の面に裏打ち材の第１の層をなすポリ
エステルフイルムが位置するよう基体と裏打ち材
の間に粘着剤層を介し両者を積層一体化したこと
を特徴とする合成樹脂製鏡にある。
以下、本考案を実施例の図面に従つて説明す
る。
る。
図中１は基体、２は裏打ち材、３は粘着剤層で
ある。このうちの基体１は、アクリル、ポリカー
ボネート、塩化ビニール等の透明合成樹脂基板１
１の片面に、アルミニウムや銅等の金属蒸着層１
２およびアルキツド系、アクリル系あるいはブタ
ジエン系等の保護塗料層１３が形成されている。
また裏打ち材２は、耐溶剤性に優れた第１の層を
なすポリエステルフイルム２１と、柔軟性があつ
て接着性のよい第２の層をなす軟質塩化ビニルフ
イルム２２とを接合したものからなつている。こ
のうち第１の層をなすポリエステルフイルム２１
は、耐溶剤性に富んでいるため、本考案の合成樹
脂製鏡を他の器物に接着する場合、接着剤に含ま
れる溶剤の遮断性がよく、上記保護塗料層１３お
よび金属蒸着層１２の保護機能として適してい
る。このポリエステルフイルムは、厚さが10〜
50μ程度のものが用いられる。
ある。このうちの基体１は、アクリル、ポリカー
ボネート、塩化ビニール等の透明合成樹脂基板１
１の片面に、アルミニウムや銅等の金属蒸着層１
２およびアルキツド系、アクリル系あるいはブタ
ジエン系等の保護塗料層１３が形成されている。
また裏打ち材２は、耐溶剤性に優れた第１の層を
なすポリエステルフイルム２１と、柔軟性があつ
て接着性のよい第２の層をなす軟質塩化ビニルフ
イルム２２とを接合したものからなつている。こ
のうち第１の層をなすポリエステルフイルム２１
は、耐溶剤性に富んでいるため、本考案の合成樹
脂製鏡を他の器物に接着する場合、接着剤に含ま
れる溶剤の遮断性がよく、上記保護塗料層１３お
よび金属蒸着層１２の保護機能として適してい
る。このポリエステルフイルムは、厚さが10〜
50μ程度のものが用いられる。
また第２の層をなす軟質塩化ビニルフイルム２
２は、柔軟性があつて接着性がよいため、器物へ
の接着が容易かつ確実に行われる。このときの軟
質塩化ビニルフイルムの厚さは、50〜500μ程度
のものがよい。なお、両フイルム２１，２２の接
合は通常接着剤を使用し、ドライラミネーシヨン
の処法で行なわれる。
２は、柔軟性があつて接着性がよいため、器物へ
の接着が容易かつ確実に行われる。このときの軟
質塩化ビニルフイルムの厚さは、50〜500μ程度
のものがよい。なお、両フイルム２１，２２の接
合は通常接着剤を使用し、ドライラミネーシヨン
の処法で行なわれる。
上記基体１と裏打ち材２との積層一体化は、基
体１の保護塗料層１３の面に裏打ち材２の第１の
層をなすポリエステルフイルム２１が位置するよ
うにし、この間に粘着剤層３を介して行なう。こ
の際の積層一体化は、保護塗料層１３が侵される
ことを防ぐため、粘着剤層３が用いられるが、ア
クリル系、ブタジエン系、天然ゴム系の粘着剤を
使用すればよい。第３図は本考案の別の実施例を
示すもので、基体１の透明合成樹脂基板１１に格
子状の切込み４を設けた例である。このようにし
て切込み４を設けると、これが一種のアクセント
となると共に、この切込み４を基線として裏打ち
材２側に折曲げ、各種の立体物を賦形することが
できる。
体１の保護塗料層１３の面に裏打ち材２の第１の
層をなすポリエステルフイルム２１が位置するよ
うにし、この間に粘着剤層３を介して行なう。こ
の際の積層一体化は、保護塗料層１３が侵される
ことを防ぐため、粘着剤層３が用いられるが、ア
クリル系、ブタジエン系、天然ゴム系の粘着剤を
使用すればよい。第３図は本考案の別の実施例を
示すもので、基体１の透明合成樹脂基板１１に格
子状の切込み４を設けた例である。このようにし
て切込み４を設けると、これが一種のアクセント
となると共に、この切込み４を基線として裏打ち
材２側に折曲げ、各種の立体物を賦形することが
できる。
本考案は以上詳述した如き構成からなるもので
あるから、独得の裏打ち材により合成樹脂の鏡面
を保護し、鏡としての耐久性を高めると共に、こ
の鏡を器物に接着する際の耐久性を高めて接着作
業を確実かつ簡便にすることができる等の利点を
有するものである。
あるから、独得の裏打ち材により合成樹脂の鏡面
を保護し、鏡としての耐久性を高めると共に、こ
の鏡を器物に接着する際の耐久性を高めて接着作
業を確実かつ簡便にすることができる等の利点を
有するものである。
第１図は本考案の実施例を示す斜視図、第２図
は第１図−部分の拡大断面図、第３図は本考
案の別の例を示す斜視図である。 １……基体、１１……透明合成樹脂基板、１２
……金属蒸着層、１３……保護塗料層、２……裏
打ち材、２１……ポリエステルフイルム、２２…
…軟質塩化ビニルフイルム、３……粘着剤層。
は第１図−部分の拡大断面図、第３図は本考
案の別の例を示す斜視図である。 １……基体、１１……透明合成樹脂基板、１２
……金属蒸着層、１３……保護塗料層、２……裏
打ち材、２１……ポリエステルフイルム、２２…
…軟質塩化ビニルフイルム、３……粘着剤層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 透明合成樹脂基板の背面に金属蒸着層および
保護塗料層が形成された基体と、耐溶剤性に優
れた第１の層をなすポリエステルフイルムと柔
軟性があつて接着性のよい第２の層をなす軟質
塩化ビニルフイルムとを接合した裏打ち材とか
らなり、上記基体の保護塗料層の面に裏打ち材
の第１の層をなすポリエステルフイルムが位置
するよう基体と裏打ち材の間に粘着剤層を介し
両者を積層一体化したことを特徴とする合成樹
脂製鏡。 ２ 透明合成樹脂基板にストライプ状あるいは格
子状の切込みが形成されていることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第１項記載の合成樹
脂製鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985087722U JPH0231025Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985087722U JPH0231025Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61204567U JPS61204567U (ja) | 1986-12-23 |
| JPH0231025Y2 true JPH0231025Y2 (ja) | 1990-08-21 |
Family
ID=30640203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985087722U Expired JPH0231025Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0231025Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20100032601A (ko) * | 2008-09-18 | 2010-03-26 | 주식회사 코시스홀딩스 | 건물 내부 마감용 미러 시트 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59184561U (ja) * | 1983-05-26 | 1984-12-08 | アクリミラ−株式会社 | 合成樹脂製鏡面板 |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP1985087722U patent/JPH0231025Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61204567U (ja) | 1986-12-23 |
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