JPH02309937A - 紙おむつ - Google Patents

紙おむつ

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Publication number
JPH02309937A
JPH02309937A JP1130783A JP13078389A JPH02309937A JP H02309937 A JPH02309937 A JP H02309937A JP 1130783 A JP1130783 A JP 1130783A JP 13078389 A JP13078389 A JP 13078389A JP H02309937 A JPH02309937 A JP H02309937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
paper diaper
fiber layer
pulp fiber
surface material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1130783A
Other languages
English (en)
Inventor
Motokazu Yahama
八浜 元和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1130783A priority Critical patent/JPH02309937A/ja
Publication of JPH02309937A publication Critical patent/JPH02309937A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に***物の匂いの発散を防止した紙おむつ
に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、幼児用、大人用を問わず紙おむつは、素晴らしい
吸収性能及び取扱の便利さのため急速な伸びを示してお
り、今後も普及の拡大とともにその需要は更に増加する
ものと見られている。
従来から紙おむつには、漏れないこと、スキンケア及び
使い易さの3つの要素が要求されており、近時、市場に
出回っている紙おむつは、何れも概ねこれらの要素は充
足したものになっている。しかしながら、***物の防臭
機能に関しては何れのものも未だ充分とは言えない。と
言うのが現状である。
殊に幼児の***物の匂いは、一般にそれ程強いものでは
ないが、大人の***物の匂いは一般に強く、このため防
臭性が新たな要素として要望されているのが現状である
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、漏れないこと、スキンケア及び使い易さの3
つの要素を充足していて、更に***物の匂いに対して防
臭性に優れた紙おむつを提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題について、鋭意検討した結果、本発明者は、
以下の構成よりなる発明を完成した。即ち、本発明は、
高吸水性ポリマーを内包または分散させたパルプ繊維層
を、不織布からなる表面材とプラスチックフィルムから
なる裏面材とで包囲して構成する紙おむつに於いて、お
むつに防臭剤を包含させたことを特徴とする。
〔作用〕
上記の構成において、高吸水性ポリマーの最大の特性は
その驚異的な吸水量にあり、その具体的なもとしては、
デンプン誘導体、ポリオキシエチレン系、カルボキシメ
チルセルロース系、マレイン酸系、酢酸ビニル系、ポリ
アクリル酸塩系などがある。
パルプ繊維層を構成するパルプは、綿状パルプやティッ
シュ紙の状態で使用される。パルプ繊維層は吸収量、保
持力は高吸水性ポリマーに劣るものの、その毛細管現象
を利用して***された尿を素早く拡散し、親水性空隙に
保持する特性を有しており、これに高吸水性ポリマーを
内包または分散させた形態にすることにより極めて効率
良く尿を吸収することができるのである。
而して、本発明は、紙おむつに防臭剤を包含させたこと
に特徴があるが、防臭剤の包含形態は、■ 表面材とし
て使用する不織布に防臭剤が塗布ないし含浸されている
形態。
■ パルプ繊維層に防臭剤が塗布ないし含浸されている
形態。
■ 防臭剤を塗布または含浸した不織布がおむつ内部に
積層されている形態。
■ 防臭剤を塗布または含浸した紙シートがおむつ内部
に積層されている形態。
■ 防臭剤を塗布または含浸した布シートがおむつ内部
に積層されている形態。
等の何れの形態であってもよいが、蓋し、実用性の面か
らすると上記の中で■又は■の形態を採るのが最も好ま
しい。その理由は、不織布及び布は一般に紙に似た柔軟
性があること耐水性及び耐水強度に優れているため防臭
剤の塗布または含浸適性に優れていること、しかも比表
面積が大である特性が利用し得るため、これに防臭剤を
加工した場合は臭気の吸着効率が良く、そのため防臭性
能を向上させ得るからである。
なお、■の形態の場合は、表面材が肌に直接接する部分
であるため、肌に害を及ぼさない防臭剤を選択し使用す
ることが重要でありこの意味で使用し得る防臭剤の種類
に制約がある。■の形態の場合は、塗布または含浸の加
工性に難点があり、しかも塗布または含浸後の乾燥によ
り、材質が持っている本来の風合いが低下し柔軟性の欠
如、吸水性の低下を来すという問題がある。■の形態の
場合は、■又は■の形態の場合に比し耐水強度及び吸水
性に劣る。
次いで、■、■又は■の形態を採る場合、紙おむつに於
けるこれらシートの積層位置は、パルプ繊維層と裏面材
(プラスチックフィルム)との間(肌が接する部分から
は表面材としての不織布およびパルプ繊維層が間に介在
する)に位置させるのが望ましい。その理由は、防臭剤
を肌から離れた処に位置させ得ること(肌に触れないた
め使用し得る防臭剤の選択範囲が広がる)、パルプ繊維
層及び高吸水性ポリマーによる***物の吸収機能が阻害
されないこと、***物は防臭剤が存在する処に到るまで
にその大部分が途中のパルプ繊維層及び高吸水性ポリマ
ーによって吸収されるため、防臭剤の機能低下を来すこ
とが少ないこと(防臭剤に***物が直接付着すると匂い
を吸着する機能が低下する)、表面材及びパルプ繊維層
を通過して外部へ飛散しようとする匂いを途中で捕らえ
効率的に吸着し得ること、等の理由からである。
更に、■、■又は■の形態を採る場合、これらシートの
大きさは、必ずしも祇おむつの面積に相当する大きさで
ある必要はなく、効果との関連で適宜の寸法を選定すれ
ばよい。次に、防臭剤については以下のようなものが挙
げられる。
〔化学的反応型脱臭剤〕
スルファミン酸、しゅう酸、ソルビン酸、フミン酸、ア
ビエチン酸、アスコルビン酸等の中和反応性物質。
エポキシ化合物、マレイン酸エステル等の付加・重合・
縮合反応物質。
〔物理的吸着型脱臭剤〕
活性炭、ゼオライト、シリカゲル、活性アルミナ、活性
白土、イオン交換樹脂。
〔生物学的脱臭剤〕
酵素作用によるもの、椿科抽出液等の植物抽出液。
上記した脱臭剤は、水に溶解または分散した状態にして
、上記の■〜■に記載した形態に包含させて使用する。
該防臭剤の包含量は、防臭剤の種類によってもそれぞれ
の適性量が異なるため一様に特定することは出来ないが
、効果と経済性の両方を考慮すると乾燥重量で0.5〜
5g/m2、好ましくは0.7〜2g/m2の範囲が好
適である。
以下、本発明の実施例を記載するが、本発明の範囲がこ
れらの実施例のみに限定されるものでないことは勿論で
ある。
実施例1 高吸水性ポリマーを内包または分散させたパルプ繊維層
を、不織布からなる表面材とプラスチックフィルムから
なる裏面材とで包囲して構成した紙おむつの、該パルプ
繊維層とプラスチックフィルムから成る裏面材との間に
、防臭剤として植物抽出系防臭剤(−フレッシュ社製 
商品名「バイオフレッシュ」)を乾燥重量が2 g/c
m”となるように含浸させた不織布を積層させた。
得られた紙おむつは、実用に供した場合に防臭剤処理が
施されていない紙おむつに比し***物に対する防臭効果
は遥かに優れていた。
実施例2 高吸水性ポリマーを内包または分散させたパルプ繊維層
を、不織布からなる表面材とプラスチックフィルムから
なる裏面材とで包囲して構成した紙おむつの、該パルプ
繊維層とプラスチックフィルムから成る裏面材との間に
、防臭剤として、しゅう酸水溶性を乾燥重量が2 g/
cm2となるように含浸させた不織布を積層させた。
得られた紙おむつは、実用に供した場合に防臭剤処理が
施されていない紙おむつに比し***物に対する防臭効果
は溝かに優れていた。
実施例3 高吸水性ポリマーを内包または分散させたパルプ繊維層
を、不織布から成る表面材とプラスチックフィルムから
なる裏面材とで包囲して構成した紙おむつの、該パルプ
繊維層とプラスチックフィルムからなる裏面材との間に
、防臭剤として、ラウリルメタクリレート (マレイン
酸エステルの一種)を乾燥重量が3 g/cm2となる
ように含浸させた不織布を積層させた。
得られた紙おむつは、実用に供した場合に防臭剤処理が
施されていない紙おむつに比し***物に対する防臭効果
は溝かに優れていた。
実施例4 高吸水性ポリマーを内包または分散させたパルプ繊維層
を、不織布から成る表面材とプラスチックフィルムから
なる表面材とで包囲して構成した紙おむつの、該パルプ
繊維層とプラスチックフィルムからなる裏面材との間に
、防臭剤として活性炭を乾燥重量が5 g/cm2とな
るように抄込んだ不織布を積層させた。
得られた紙おむつは、実用に供した場合に防臭剤処理が
施されていない紙おむつに比し***物に対する防臭効果
は遥かに(Nれてぃた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高吸水性ポリマーを内包または分散させたパルプ
    繊維層を、不織布からなる表面材とプラスチックフィル
    ムからなる裏面材とで包囲して構成した紙おむつに於い
    て、防臭剤を包含させたことを特徴とする紙おむつ。
  2. (2)表面材として使用する不織布に防臭剤を塗布ない
    し含浸させたことを特徴とする請求項1記載の紙おむつ
  3. (3)パルプ繊維層に防臭剤を塗布ないし含浸させたこ
    とを特徴とする請求項1記載の紙おむつ。
  4. (4)防臭剤を塗布または含浸した不織布、紙シート又
    は布シートの何れかを、おむつ内部に積層させたことを
    特徴とする請求項1記載の紙おむつ。
JP1130783A 1989-05-24 1989-05-24 紙おむつ Pending JPH02309937A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1130783A JPH02309937A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 紙おむつ

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JP1130783A JPH02309937A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 紙おむつ

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JPH02309937A true JPH02309937A (ja) 1990-12-25

Family

ID=15042575

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JP1130783A Pending JPH02309937A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 紙おむつ

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JP (1) JPH02309937A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0563529U (ja) * 1992-02-07 1993-08-24 公子 伊藤 匂い消しオムツ
US7234648B2 (en) 2003-10-31 2007-06-26 The Procter And Gamble Company Volatile substance-controlling composition
JP2015070995A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品

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