JPS642061B2 - - Google Patents
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- JPS642061B2 JPS642061B2 JP55120621A JP12062180A JPS642061B2 JP S642061 B2 JPS642061 B2 JP S642061B2 JP 55120621 A JP55120621 A JP 55120621A JP 12062180 A JP12062180 A JP 12062180A JP S642061 B2 JPS642061 B2 JP S642061B2
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Landscapes
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Description
この発明は水不溶性吸水性樹脂（以下単に吸水
性樹脂と云う）、特に水を自重の50倍以上吸収す
る高吸水特性を有するものを用いた吸水材に係る
ものである。 従来吸水性樹脂の粉末或は粒状物よりなるもの
を直接或いは担体などと共に、生理用ナフキン、
紙おむつ、ペーパータオル、密封包装された濡れ
タオル、その他土壌用培土に散布又は混合などし
て、吸水効果を高める吸水材が多く知られてい
た。 しかしながら、前記の吸水性樹脂は生理用ナフ
キン、紙おむつなどの用途においては、生体中に
含まれる塩類特に食塩類と選択的に結合して、吸
水性能の低下の原因となり、その低下は塩類が存
在しないときと比較すると、1/2乃至1/10にもな
ることを本件発明者らは知見した。 この発明は前述のような公知の吸水材の欠点を
改善するためのものであつて、仮令塩類を含む水
であつても余り吸水率が低下しない吸水材を得る
ためのものであり、主として、生理用ナフキン、
紙おむつ、ペーパータオル、苗木又は草花苗根部
梱包用として使用するためのものである。 この発明は、粉体乃至粒状物の吸水性樹脂とイ
オン交換樹脂を組合せたものが扁平に透水性繊維
質シートによつて包持してあることを特徴とする
吸水材である。 この発明に用いるれる吸水性樹脂としてはデン
プン―ポリアクリル酸共重合体の鹸化物、自己架
橋ポリアクリル酸塩、デンプン―ポリマアクリロ
ニトリル共重合体の鹸化物、PVAのうちの少な
くとも一種は勿論の事ビニールエステル・エチレ
ン系不飽和カルボン酸、エチレンの三元共重合体
の鹸化物、ビニールエステル・メタアクリル酸エ
ステルの共重合体の鹸化物など、自重の50倍以上
の水を吸収する樹脂を使用することができ、この
発明において吸水性樹脂であればその材質に特に
限定はない。 この発明に用いる吸水性樹脂は予め適当な粒状
又は粉末状の担体に均一に分散させたものであつ
てもこの発明としては同一である。 またこの発明として使用するイオン交換樹脂は
市販のものでよく、強塩基性陰イオン交換樹脂、
強酸性陽イオン交換樹脂の何れか一種でも、或い
は、両者を混同したものでも、好ましくはその混
合比（ウエツト）は２：１乃至は３：１としたも
のでも、この発明としては同一である。 透水性繊維シートとしては、紙、パルプは勿論
の事、綿、麻、合成繊維よりなる不織布、これら
繊維よりなる目の細かい織布、編布などの少なく
とも一種を使用する。 次にこの発明のものゝ代表的な実施態様を図示
のものに基づいて説明する。 第１図乃至第５図に示すものは、生理用ナフキ
ンＡの例を示すものであり、第２図に示すものは
粉末又は粒状物よりなる吸水性樹脂とイオン交換
樹脂を均一に混合した混合体１０を不織布１１に
より扁平に包み、表裏の不織布１１の周辺１２を
接着したものである。 第３図に示すものは、吸水性樹脂１３と、イオ
ン交換樹脂１４とを混合せず、透水性シート１５
例へば前記不織布１１或いはちり紙などによつて
区画して、それぞれ層に形成し、全体を不織布１
１で第２図同様に包持してある。 第４図に示すものは、吸水性樹脂１３とイオン
交換樹脂１４の層の間及びこれらの外側両面に紙
タオル１６を添え、全体を不織布１１で第２図同
様に包持したものである。 第５図に示すものは、パルプ製のシート１７に
よつて強塩基性陰イオン交換樹脂１８と強酸性陽
イオン交換樹脂１９及び吸水性樹脂１４をそれぞ
れシート状に包みこれを順次重ね、吸水性樹脂１
４側を一番内側として、この外側及びすべてのシ
ート状物の周辺部を非透水性膜２０で包持し、最
上層のイオン交換樹脂包持シート面を外部に露出
又は、不織布１１で被覆したものである。 第６図に示すものは、苗木の根部梱包用に使用
するためのシートＢで、全体の構造としては、第
１図乃至第４図のものと同様であるが、全体の平
面形状が大きく必要に応じて、片面又は両面に補
強用の織布シート２１が縫着乃至接着してある。 シートＢの大きさには特に限定はないが、例へ
ば50乃至60cm幅、90cm幅、180cm幅などとし、長
尺物とし必要に応じて切断して使用する。 その他図示はしないが、幅５cm〜10cmのテープ
状とし、木の幹などに巻付けられるようにしても
この発明としては同一である。 第７図に示すものは紙おむつＣの斜視図であ
り、内部構造としては、第２図乃至第５図と同様
としてある。 上述のように構成しているこの発明の吸水材に
おいては、塩類を含む尿、血液、汗、体液などが
この吸水材に接触したとしても、これらの溶液中
の塩類はイオン交換樹脂に選択的乃至は優先的に
結合するために、吸水性樹脂に吸水される塩分濃
度が低下し、吸水性樹脂の吸水能力の低下率は著
しく改善され、イオン交換樹脂を使用しない場合
の1.5乃至2.5倍程度吸水効果を向上させることが
できる。 また、植物の根部梱包用又は草花苗床の乾燥防
止用として、予めこれらシートＢに含水させて使
用する場合、井戸水中などに塩類が含まれていた
としても、前記同様にこれら塩類は選択的乃至優
先的にイオン交換樹脂と結合するために、吸水性
樹脂には充分に含水され、この発明シートを使用
すれば、根部の乾燥は防止され、植物を移送乃至
は輸送するときなど、従来のように頻繁に水を補
給する必要がない。 イオン交換樹脂と吸水性樹脂とをそれぞれ層に
形成し、イオン交換樹脂１３に先ず水溶液が接触
するように使用すると、前述の効果は更に顕著
で、初期の含水率を向上させる。従つて紙おむつ
の場合などに適する。 第５図に示すように、外側の片面及び周辺を非
透水性膜２０で被覆すれば、一旦吸水された水溶
液がこの吸水材に加えられる外圧によつて、押出
されたとしても外部にもれるおそれがない。 第６図のように、織布と一体になつよもの、或
は、外側を織布、又はメリヤスなどの編布で覆つ
たものにおいては、破れるおそれが少なく、編布
のものにおいては、変形が容易で肌合又は植物根
部の形状への追随が良好である。 イオン交換樹脂が強塩基性陰イオン交換樹脂と
強酸性陽イオン交換樹脂の混合体からなる場合に
おいては、一旦吸水された液が再度滲み出したと
きに、その溶液のPHはほヾ中性となつており、肌
荒れのおそれはないし、廃棄する場合にも、PHの
調制をする必要がない。 今この効果を実験例によつて示す。 実験例 材 料 ａ；吸水性樹脂（図中符号14参照）＝自己架橋ポ
リアクリル酸塩 （ （ （製鉄化学株式会社製 商品名 アクアキープ4S粉状） ） ） ｂ―１；強塩基性陰イオン交換樹脂 （ （ （ （ （商品名 アンバーライト〔登録商標〕 IRA―400をOHとした 再生イオン交換樹脂） ） ） ） ） ｂ―２；強酸性陽イオン交換樹脂 （ （ （ （ （商品名 アンバーライトIR―120 をＨ型にした再生イオン換 樹脂） ） ） ） ） ｃ；不織布 ポリエステル、セルローズ繊維混合物 とし、ａを0.2ｇとし、ｂ―１，ｂ―２を共にウ
エツトウエイトで20ｇ及び８ｇとし、これを均一
に混合したものを10cm×15cmの不織布２枚で第２
図に示すように包持したものを例１とし、ｂ―１
とｂ―２を混合したものと、ａとを別の層に積層
不織布で区画して第３図のように例１と同じ大き
さの不織布で包持したものを例２とし、また同様
に第４図の構造にしたものを例３とし、対照実験
として、イオン交換樹脂を用いないで、単に吸水
性樹脂のみのものを不織布で包持したものを用い
た。 実験方法 09％NaCl水溶液100mlを上記吸水材上面より
徐々に滴下後、１時間放置した後、水切りを行な
い重量を測定した。吸水性樹脂の含水量の測定
は、吸水材全体の全重量より、吸水性樹脂の乾燥
時の重量及び不織布（例３では紙タオルの含水量
を含む）の含水量を差し引いたものとした。その
結果は、表に示す通りである。
性樹脂と云う）、特に水を自重の50倍以上吸収す
る高吸水特性を有するものを用いた吸水材に係る
ものである。 従来吸水性樹脂の粉末或は粒状物よりなるもの
を直接或いは担体などと共に、生理用ナフキン、
紙おむつ、ペーパータオル、密封包装された濡れ
タオル、その他土壌用培土に散布又は混合などし
て、吸水効果を高める吸水材が多く知られてい
た。 しかしながら、前記の吸水性樹脂は生理用ナフ
キン、紙おむつなどの用途においては、生体中に
含まれる塩類特に食塩類と選択的に結合して、吸
水性能の低下の原因となり、その低下は塩類が存
在しないときと比較すると、1/2乃至1/10にもな
ることを本件発明者らは知見した。 この発明は前述のような公知の吸水材の欠点を
改善するためのものであつて、仮令塩類を含む水
であつても余り吸水率が低下しない吸水材を得る
ためのものであり、主として、生理用ナフキン、
紙おむつ、ペーパータオル、苗木又は草花苗根部
梱包用として使用するためのものである。 この発明は、粉体乃至粒状物の吸水性樹脂とイ
オン交換樹脂を組合せたものが扁平に透水性繊維
質シートによつて包持してあることを特徴とする
吸水材である。 この発明に用いるれる吸水性樹脂としてはデン
プン―ポリアクリル酸共重合体の鹸化物、自己架
橋ポリアクリル酸塩、デンプン―ポリマアクリロ
ニトリル共重合体の鹸化物、PVAのうちの少な
くとも一種は勿論の事ビニールエステル・エチレ
ン系不飽和カルボン酸、エチレンの三元共重合体
の鹸化物、ビニールエステル・メタアクリル酸エ
ステルの共重合体の鹸化物など、自重の50倍以上
の水を吸収する樹脂を使用することができ、この
発明において吸水性樹脂であればその材質に特に
限定はない。 この発明に用いる吸水性樹脂は予め適当な粒状
又は粉末状の担体に均一に分散させたものであつ
てもこの発明としては同一である。 またこの発明として使用するイオン交換樹脂は
市販のものでよく、強塩基性陰イオン交換樹脂、
強酸性陽イオン交換樹脂の何れか一種でも、或い
は、両者を混同したものでも、好ましくはその混
合比（ウエツト）は２：１乃至は３：１としたも
のでも、この発明としては同一である。 透水性繊維シートとしては、紙、パルプは勿論
の事、綿、麻、合成繊維よりなる不織布、これら
繊維よりなる目の細かい織布、編布などの少なく
とも一種を使用する。 次にこの発明のものゝ代表的な実施態様を図示
のものに基づいて説明する。 第１図乃至第５図に示すものは、生理用ナフキ
ンＡの例を示すものであり、第２図に示すものは
粉末又は粒状物よりなる吸水性樹脂とイオン交換
樹脂を均一に混合した混合体１０を不織布１１に
より扁平に包み、表裏の不織布１１の周辺１２を
接着したものである。 第３図に示すものは、吸水性樹脂１３と、イオ
ン交換樹脂１４とを混合せず、透水性シート１５
例へば前記不織布１１或いはちり紙などによつて
区画して、それぞれ層に形成し、全体を不織布１
１で第２図同様に包持してある。 第４図に示すものは、吸水性樹脂１３とイオン
交換樹脂１４の層の間及びこれらの外側両面に紙
タオル１６を添え、全体を不織布１１で第２図同
様に包持したものである。 第５図に示すものは、パルプ製のシート１７に
よつて強塩基性陰イオン交換樹脂１８と強酸性陽
イオン交換樹脂１９及び吸水性樹脂１４をそれぞ
れシート状に包みこれを順次重ね、吸水性樹脂１
４側を一番内側として、この外側及びすべてのシ
ート状物の周辺部を非透水性膜２０で包持し、最
上層のイオン交換樹脂包持シート面を外部に露出
又は、不織布１１で被覆したものである。 第６図に示すものは、苗木の根部梱包用に使用
するためのシートＢで、全体の構造としては、第
１図乃至第４図のものと同様であるが、全体の平
面形状が大きく必要に応じて、片面又は両面に補
強用の織布シート２１が縫着乃至接着してある。 シートＢの大きさには特に限定はないが、例へ
ば50乃至60cm幅、90cm幅、180cm幅などとし、長
尺物とし必要に応じて切断して使用する。 その他図示はしないが、幅５cm〜10cmのテープ
状とし、木の幹などに巻付けられるようにしても
この発明としては同一である。 第７図に示すものは紙おむつＣの斜視図であ
り、内部構造としては、第２図乃至第５図と同様
としてある。 上述のように構成しているこの発明の吸水材に
おいては、塩類を含む尿、血液、汗、体液などが
この吸水材に接触したとしても、これらの溶液中
の塩類はイオン交換樹脂に選択的乃至は優先的に
結合するために、吸水性樹脂に吸水される塩分濃
度が低下し、吸水性樹脂の吸水能力の低下率は著
しく改善され、イオン交換樹脂を使用しない場合
の1.5乃至2.5倍程度吸水効果を向上させることが
できる。 また、植物の根部梱包用又は草花苗床の乾燥防
止用として、予めこれらシートＢに含水させて使
用する場合、井戸水中などに塩類が含まれていた
としても、前記同様にこれら塩類は選択的乃至優
先的にイオン交換樹脂と結合するために、吸水性
樹脂には充分に含水され、この発明シートを使用
すれば、根部の乾燥は防止され、植物を移送乃至
は輸送するときなど、従来のように頻繁に水を補
給する必要がない。 イオン交換樹脂と吸水性樹脂とをそれぞれ層に
形成し、イオン交換樹脂１３に先ず水溶液が接触
するように使用すると、前述の効果は更に顕著
で、初期の含水率を向上させる。従つて紙おむつ
の場合などに適する。 第５図に示すように、外側の片面及び周辺を非
透水性膜２０で被覆すれば、一旦吸水された水溶
液がこの吸水材に加えられる外圧によつて、押出
されたとしても外部にもれるおそれがない。 第６図のように、織布と一体になつよもの、或
は、外側を織布、又はメリヤスなどの編布で覆つ
たものにおいては、破れるおそれが少なく、編布
のものにおいては、変形が容易で肌合又は植物根
部の形状への追随が良好である。 イオン交換樹脂が強塩基性陰イオン交換樹脂と
強酸性陽イオン交換樹脂の混合体からなる場合に
おいては、一旦吸水された液が再度滲み出したと
きに、その溶液のPHはほヾ中性となつており、肌
荒れのおそれはないし、廃棄する場合にも、PHの
調制をする必要がない。 今この効果を実験例によつて示す。 実験例 材 料 ａ；吸水性樹脂（図中符号14参照）＝自己架橋ポ
リアクリル酸塩 （ （ （製鉄化学株式会社製 商品名 アクアキープ4S粉状） ） ） ｂ―１；強塩基性陰イオン交換樹脂 （ （ （ （ （商品名 アンバーライト〔登録商標〕 IRA―400をOHとした 再生イオン交換樹脂） ） ） ） ） ｂ―２；強酸性陽イオン交換樹脂 （ （ （ （ （商品名 アンバーライトIR―120 をＨ型にした再生イオン換 樹脂） ） ） ） ） ｃ；不織布 ポリエステル、セルローズ繊維混合物 とし、ａを0.2ｇとし、ｂ―１，ｂ―２を共にウ
エツトウエイトで20ｇ及び８ｇとし、これを均一
に混合したものを10cm×15cmの不織布２枚で第２
図に示すように包持したものを例１とし、ｂ―１
とｂ―２を混合したものと、ａとを別の層に積層
不織布で区画して第３図のように例１と同じ大き
さの不織布で包持したものを例２とし、また同様
に第４図の構造にしたものを例３とし、対照実験
として、イオン交換樹脂を用いないで、単に吸水
性樹脂のみのものを不織布で包持したものを用い
た。 実験方法 09％NaCl水溶液100mlを上記吸水材上面より
徐々に滴下後、１時間放置した後、水切りを行な
い重量を測定した。吸水性樹脂の含水量の測定
は、吸水材全体の全重量より、吸水性樹脂の乾燥
時の重量及び不織布（例３では紙タオルの含水量
を含む）の含水量を差し引いたものとした。その
結果は、表に示す通りである。
【表】
上記表に示した結果からも判るようにイオン交
換樹脂を用いないものより、用いたものゝ方が５
倍乃至９倍も吸水効果を向上させており、従来と
同量の吸水性樹脂を使用すれば、従来の５倍乃至
９倍の吸水効果を上げ、従来のものと同一の効果
を得るためであれば1/5乃至1/9の吸水性樹脂の使
用量でよい。 上述の実験例で示した以外の吸水性樹脂につい
ても、それぞれ全く同様の実験をしたところ、表
とほゞ同傾向を示したので、実験結果を省略す
る。
換樹脂を用いないものより、用いたものゝ方が５
倍乃至９倍も吸水効果を向上させており、従来と
同量の吸水性樹脂を使用すれば、従来の５倍乃至
９倍の吸水効果を上げ、従来のものと同一の効果
を得るためであれば1/5乃至1/9の吸水性樹脂の使
用量でよい。 上述の実験例で示した以外の吸水性樹脂につい
ても、それぞれ全く同様の実験をしたところ、表
とほゞ同傾向を示したので、実験結果を省略す
る。
図面はこの発明に係るものであり、第１図は第
１実施態様である生理用ナフキンの斜視図、第２
図は、第１図の縦断面図、第３図乃至第５図は、
第１図、第２図に示すものと内部構造の異なる
各々の実施態様、第６図は、本件吸水材を用いた
苗木の根部梱包用シートの斜視図、第７図は、本
件吸水材を用いたおむつの斜視図である。 図中符号、Ａ……生理用ナフキン、Ｂ……苗木
の根部梱包用シート、Ｃ……おむつ、１０……吸
水性樹脂とイオン交換樹脂の混合体、１１……不
織布、１３……吸水性樹脂、１４……イオン交換
樹脂、１５……透水性シート、１６……紙タオ
ル、１７……パルプ製シート、１８……強塩基性
陰イオン交換樹脂、１９……強酸性陽イオン交換
樹脂、２０……非透水性膜、２１……織布シー
ト。
１実施態様である生理用ナフキンの斜視図、第２
図は、第１図の縦断面図、第３図乃至第５図は、
第１図、第２図に示すものと内部構造の異なる
各々の実施態様、第６図は、本件吸水材を用いた
苗木の根部梱包用シートの斜視図、第７図は、本
件吸水材を用いたおむつの斜視図である。 図中符号、Ａ……生理用ナフキン、Ｂ……苗木
の根部梱包用シート、Ｃ……おむつ、１０……吸
水性樹脂とイオン交換樹脂の混合体、１１……不
織布、１３……吸水性樹脂、１４……イオン交換
樹脂、１５……透水性シート、１６……紙タオ
ル、１７……パルプ製シート、１８……強塩基性
陰イオン交換樹脂、１９……強酸性陽イオン交換
樹脂、２０……非透水性膜、２１……織布シー
ト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 粉体乃至粒状体の水不溶性吸水性樹脂とイオ
ン交換樹脂を組合せたものが、扁平に透水性繊維
質シートによつて包持してあることを特徴とする
吸水材。 ２ 水不溶性吸水性樹脂とイオン交換樹脂が均一
に混合してあることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の吸水材。 ３ 透水性シートを挟んでイオン交換樹脂層と水
不溶性吸水性樹脂が形成してあることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の吸水剤。 ４ 水不溶性吸水性樹脂がデンプン―ポリアクリ
ル酸共重合体の鹸化物、自己架橋ポリアクリル酸
塩、デンプン―ポリアクリロニトリル共重合体の
鹸化物、PVAのうちの少なくとも一種であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項、
又は第３項記載の吸水材。 ５ イオン交換樹脂が強塩基性陰イオン交換樹脂
と、強酸性陽イオン交換樹脂とからなるものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の
吸水材。 ６ イオン交換樹脂が、強塩基性陰イオン交換樹
脂と、強酸性陽イオン交換樹脂とをウエツトウエ
イト比で２：１乃至３：１で混合してあることを
特徴とする特許請求の範囲第５項記載の吸水材。 ７ 扁平に不織布に包持してある形状は、その平
面四角、長方形、長円形、テープ形状又はシート
形状のうちの一種であることを特徴とする特許請
求の範囲第６項記載の吸水材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55120621A JPS5745057A (en) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | Water absorbing material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55120621A JPS5745057A (en) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | Water absorbing material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5745057A JPS5745057A (en) | 1982-03-13 |
| JPS642061B2 true JPS642061B2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=14790761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55120621A Granted JPS5745057A (en) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | Water absorbing material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5745057A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103665411A (zh) * | 2012-09-24 | 2014-03-26 | 浙江卫星石化股份有限公司 | 一种高耐盐高吸水倍率的高吸水树脂及其制备方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS6323662A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-01-30 | アース製薬株式会社 | 吸収性物品 |
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| CN102775765B (zh) * | 2012-08-13 | 2014-03-12 | 宜兴丹森科技有限公司 | 一种具有离子交换功能的亲水性聚氨酯软质泡沫材料及其应用 |
| JP6266385B2 (ja) * | 2014-03-05 | 2018-01-24 | オルガノ株式会社 | 両性イオン交換体繊維シート、その製造方法及び脱塩吸水体 |
-
1980
- 1980-09-02 JP JP55120621A patent/JPS5745057A/ja active Granted
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| CN103665411A (zh) * | 2012-09-24 | 2014-03-26 | 浙江卫星石化股份有限公司 | 一种高耐盐高吸水倍率的高吸水树脂及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5745057A (en) | 1982-03-13 |
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