JPH02308964A - 燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置 - Google Patents

燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置

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JPH02308964A
JPH02308964A JP13015089A JP13015089A JPH02308964A JP H02308964 A JPH02308964 A JP H02308964A JP 13015089 A JP13015089 A JP 13015089A JP 13015089 A JP13015089 A JP 13015089A JP H02308964 A JPH02308964 A JP H02308964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
mass body
control sleeve
movement
sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP13015089A
Other languages
English (en)
Inventor
Nariyuki Wakabayashi
若林 成幸
Hiromitsu Goto
後藤 宏光
Toshiaki Kasahara
笠原 俊明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Zexel Corp
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Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd, Zexel Corp filed Critical Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置に
1系わり、特にプランジャに摺動する制御スリーブによ
ってプリストロークを制御する装置に関する。
「従来の技術」 ディーゼルエンジンに装備される燃料噴射ポンプにおい
ては、燃料噴射時期及び噴射率を調節するために、プラ
ンジャのプリストローク、即ちプランジャの往動開始位
置から噴射始め位置までの行程を調節する装置が提案さ
れている(「燃料噴射ポンプにおけるプランジャのプリ
ストローク制御システム」特開昭63−105274号
公報、等)。
第5図及び第6図に示すように、従来この種のプリスト
ローク制御装置は、ポンプ本体1.内に設けられたプラ
ンジャ2に、制御スリーブ3が摺動自在に嵌合されてい
ると共に、この制御スリーブ3を、プランジャ2に横断
する方向で連結するコントロールロッド4によって作動
させるようになっている。
第7図に示すように、グランジャ2内には軸方向A及び
その横断方向に燃料流通孔5が形成され、これに連通ず
るリード(燃料吸排用切欠)6が斜めに形成されている
。−力制御スリーブ3には、このリード6と適宜係合す
る燃料ポート7が設けられ、プランジャバレル8内に区
画された燃料通路9に開口されている。また制御スリー
ブ3の外周には継手用溝10か形成され、コントロール
ロラド4の径方向外方に延出するレバ11の先端に形成
された球状部材12と自在に接続されている。
即ち、コンlへロールロッド4が軸廻り(図中矢印B)
に駆動されたときに、制御スリーブ3を上下動させて、
プランジャ2と制御スリーブ3との相対的な位置関係を
変え、実質的にプリストロークを制御するようになって
いる。
そして第6図に示したように、コントロールロッド4の
端部13には2、軸廻りに回転駆動させるべく連結され
たアクチュエータ14が設けられている。このアクチュ
エータ14は、制御装置(図示せず)によって、エンジ
ンの回転数や負荷条件を取り入れてフィードバック制御
されるようになっている。このアクチュエータ14は、
図示した電磁石1−5及びリターンスプリング16を有
したものの他、ステッピングモータや油圧ポンプなどで
構成されたものであってもよい。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来のプリスI−ローク制御装置は、エ
ンジンから受ける振動、ポンプ自身の振動或いはポンプ
内の高圧燃料の流動等によって、制御スリーブ3に加振
力か掛り、アクチュエータ14の駆動力にfJち勝って
動いてしまうことがあるという問題かあった。これは、
可動部分なる制御スリーブ3の重心と、コントロールロ
ッド4の回転軸心とがズしているなめに、ある方向に振
られると、コンI−ロールロッド4に、制御スリーブ3
を移動させる回転力か発生してしまうことが一因となっ
ている。
制御スリーブ3が勝手に動いてしまうと、)■った噴射
タイミンク1、噴射率、さらには噴射量も変化j〜てし
まい、最悪の場合にはエンジン本体に大きなダメージを
与える可能性かある。
これに対し、振動(加振力)を受けても制御スリーブ3
を動かすような回転力を発生させないように、コントロ
ールロッド4に、制御スリーブ3ど反対側に質量体(カ
ウンタウェイト・)を取り付け、制御スリーブ3からの
力を打ち消すようにすることが考えられる。
ただしこの場合、第7図中、上下方向の力1目辰力を受
けた場合は有効でも、左右方向の振動を受けた場合は、
制御スリーブ3に対しては移動させる力[目辰力として
作用しないにもかかわらず、質量体を備えたコン1〜ロ
ールロツド4に対しては、これを回転させようどする外
力となるなめに、かえって有害な方向の加振力の発生と
なってしまうおそれがある。
そこで本発明は、上記事情に鑑み、加振力の方向かいず
れの場合にあっても、これを有効に打ち消すことの出来
るプリストローク制御装置を提供すべく創案されたもの
である。
1課題を解決するための手段] 本発明は、燃料噴射ポンプのプランジャに摺動する制御
スリーブを作動させるべく連結されたコン1〜ロールロ
ツドに、制御スリーブと反対側に位置された質量体を設
け、この質量体に、その移動を上記摺動ど同一方向に制
限する移動規制手段を設けたものである。
[作 用] 上記構成によって、コントロールロッドは、軸廻りに回
転駆動されたときに、制御スリーブを1ランジヤに対し
て摺動させることで、プリスト1コークを制御する。質
量体は、制御スリーブが加振力を受けたときに、コント
ロールロッドを介しなカウンタウェイI〜として働き、
その力を打ち消す。
移動規制手段は、質量体の移動を摺動方向に制限するこ
とで、摺動方向と交差する方向の加振力を受けたときに
、回転力が発生するのを防止する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を、添付図面に従って説明する。
第1図は本発明に係わる燃料噴射ポンプのプリストロー
ク制fn装置の一実施例を示したものであり、従来と同
様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
このグリス1〜ローク制御装置は、コントロールロッド
4に制御スリーブ3と反対側に位置された質量体21が
設けられていると共に、この質量体21に、その移動を
制限する移動規制手段22か設けられて構成されている
質量体21は、制御スリーブ3側のレバ11及び球状部
材12と同様な、第二のレバ23及び第二の球状部材2
4とによって、コントロールロッド4に連結されている
。即ち、質量体21の外壁には講25が形成されており
、第二の球状部材24を径方向へ移動可能に、上下方向
に拘束するようにi11嵌させている。
第二のレバ23は、本実施例にあっては、第1図−ト、
レバ11の延出方向と同一に、言い換えるとコントロー
ルロッド4を挟んで一直線上に位置されるように延長さ
れている。質量体21の重量は、制御スリーブ3と同等
に形成され、可動部分の重心と、コン1〜ロールロツド
4の回転軸心とが、略一致するようになっている。
そして質量体21の中央には貫通孔26が形成され、制
御スリーブ3の摺動方向(プランジャ2の軸方向A)と
並行に起立されたシャツlへ27に、摺動自在に嵌合さ
れている。即ち、この貫通孔26とシャフト27とによ
って、移動規制手段22が構成されていることになる。
シャフト27は、壁体28によって上下を固定され、そ
の起立姿勢が保持されている。
次に本実施例の作用を説明する。
アクチュエータによって軸廻りに回転駆動されたコント
ロールロッド4は、レバ11及び球状部材12を介して
制御スリーブ3を摺動させ、プリスI−ロークを制御す
る。
エンジンから受ける振動などによって、制御スリーブ3
が軸方向Aに移動しようとしなとき、この移動はコント
ロールロッド4の回転に変換される形になって伝達され
るが、質量体21かその回転移動に抗するカウンタウェ
イトとして作用し、この力を打ち消す。
そして質量体21は、シャフト27によって重力方向で
ある上下方向に案内されていることで、制御スリーブ3
の摺動方向に対抗する有効な力を発生ずる。
また、質量体21が、摺動方向に交差するような方向、
例えば第1図中、左右方向の加振力を受けたときは、コ
ントロールロッド4を回転させるモーメント力が発生ず
ることになるが、シャフト27かその移動を阻止するこ
とで、この回転力の発生を未然に防ぐ。
このように、コン(〜ロールロッド11に制御スリーブ
3と反対側に質量体21を設けて、その移動方向をシャ
フト27によって制限するようにしたので、制御スリー
ブ3に掛かる」上下方向の加振力が有効に打ち消され、
振動等によって制御スリーブ3か勝手に動いてしまうこ
とかなく、グリス1〜ローク制御の安定化か達成される
。また、振動による装置の構成部品の摩耗低減にも貢献
できる。
そして上下方向以外の加振力があっても、コン1〜l:
2−ルロツド4には質量体21による回転力か発生せず
、制御スリーブ3の安定を保つ。
次に第2図によって、本発明の他の実施例を説明する。
この実施例にあっては、質量体31は中実に形成され、
レバ32及びリンク部材33によってコントロールロッ
ド4に連結されていると共に、移動規制手段なる壁体3
4によって摺動方向Aを横断する方向を、即ち四部を囲
繞されている。
レバ32は、前記実施例の第二のレバ23と同様に延長
され、その先端にリンクピン35を有してリンク部材3
3と回動自在に接続されている。
そしてリンク部材33の他端側は、質量体31−の上端
に設けられたリンクピン36を介して連結されている。
即ち、コン1−〇・−ルロッド4の回転があった時には
、この回転は質量体31の上下動に変換されるようにな
っている。
このように構成すると、球状部材24及び溝25による
結合に比べて、質量体31における接触面圧を低減でき
、装置の耐久性を向上させることができる。このほかの
作用・効果は前記実施例と同様であるので、省略する。
次に第3図及び第4図によって、本発明の具体的実施例
を説明する。
この実施例は、第1図に示した構成を、ポンプ。
本体1に設けた場合として示しているものであり、質量
体21となる円柱ブI7ツク41が、コンI−ロールロ
ッド4の端部13に設けられている。
−10= そして第二のレバ23は、アクチュエータ14の出力端
42とコントロールロッド4の端部13とを結ぶ連結部
材43に接続され、その回転が伝達されるようになって
いる。
また円柱ブロック41は、アクチュエータ14と共にポ
ンプ本体1に支持されたハウジング44内に収容されて
おり、シャフト27は、このハウジング44の上下端面
においてボルト締結されることで、起立・固定されてい
る。
このように、連結部材43を利用して、円柱ブロック4
1をコントロールロッド4に設けることでで、第1図の
構成が実現できる。即ち、この実施例によって、本発明
が従来の装置にも大きな設計変更なく適用でき、極めて
汎用性に富むものであることが示された。
[発明の効果コ 以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
コントロールロッドに制御スリーブと反対側に位置され
た質量体を設け、その移動を制御スリーブの摺動と同一
方向に制限する移動規制手段を設けたので、エンジン振
動等による加振力を有効に打ち消すことができ、グリス
l〜ローク制御の安定化か達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる燃料噴射ポンプのプリストロー
ク制御装置の一実施例を示した側面図、第2図は本発明
の他の実施例を示した側面図、第3図は第1図の具体的
実施例を示した平面図、第4図はその側面図、第5図は
従来の燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置を示し
た側断面図、第6図は第5図中のvi−vi線欠視断面
図、第7図はその要部を示した側面図である。 図中、2はプランジャ、3は制御スリーブ、4はコント
ロールロッド、21.31は質量体、22.34は移動
規制手段である。 第6図 手続有l正書(自発) 平成1年10月13日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.燃料噴射ポンプのプランジャに摺動する制御スリー
    ブを作動させるべく連結されたコントロールロッドに、
    上記制御スリーブと反対側に位置された質量体を設け、
    該質量体に、その移動を上記摺動と同一方向に制限する
    移動規制手段を設けたことを特徴とする燃料噴射ポンプ
    のプリストローク制御装置。
JP13015089A 1989-05-25 1989-05-25 燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置 Pending JPH02308964A (ja)

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JP13015089A JPH02308964A (ja) 1989-05-25 1989-05-25 燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置

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JP13015089A JPH02308964A (ja) 1989-05-25 1989-05-25 燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60240870A (ja) * 1984-05-03 1985-11-29 モトーレンフアブリーク・ハツツ・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 車輛用噴射式内燃機関の制御装置の質量平衡装置
JPS63105274A (ja) * 1986-10-18 1988-05-10 Diesel Kiki Co Ltd 燃料噴射ポンプにおけるプランジャのプリストローク制御システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS63105274A (ja) * 1986-10-18 1988-05-10 Diesel Kiki Co Ltd 燃料噴射ポンプにおけるプランジャのプリストローク制御システム

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