JPH02306464A - カセット装填装置 - Google Patents

カセット装填装置

Info

Publication number
JPH02306464A
JPH02306464A JP1125924A JP12592489A JPH02306464A JP H02306464 A JPH02306464 A JP H02306464A JP 1125924 A JP1125924 A JP 1125924A JP 12592489 A JP12592489 A JP 12592489A JP H02306464 A JPH02306464 A JP H02306464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
tray
tape
transfer
adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1125924A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ooka
聡 大岡
Masaru Kosakabe
賢 小酒部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1125924A priority Critical patent/JPH02306464A/ja
Publication of JPH02306464A publication Critical patent/JPH02306464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コー (産業の利用分野) この発明は、例えばVH8方式のビデオテープレコーダ
(VTR)に係り、特に、そのVHSフルカセット及び
VHSコンパクトカセット(Cカセット)の異形のテー
プカセットをテープ駆動位置に装填するカセット装填装
置に関する。
(従来の技術) 一般に、VTRにおいては、記録媒体として、通常のフ
ルカセットと共に、Cカセットが使用可能に構成されて
おり、そのCカセットを使用する場合には、Cカセット
を別体のCカセットアダプタに挿着し、このCカセット
アダプタをフルカセットに換えて装填することによりテ
ープ駆動を行うように構成される。これは、フルカセッ
トと異形のCカセットをフルカセットを対象にしたカセ
ット装填装置を利用してテープ駆動位置゛まモ移送して
、装填しなければならないからである。
ところで、このような従来のVTRにあっては、フルカ
セットに換えてCカセットを使用する場合、別体のCカ
セットアダプタを使用しなければならないために、その
取扱い操作が非常に面倒なものとなっていた。
そこで、VTRにおいては、別体のCカセットアダプタ
を用いることなく、フルカセット及びCカセットの双方
を使用可能なカセット装填装置を開発して、その取扱い
操作性の向上を図ることが強く要請されている。この場
合、単にCカセットアダプタを内蔵すれば良いというも
のでもなく、迅速な動作制御と共に、小形化を確保し得
るように内部機構部を改良しなければならないという問
題を有する。このような具体的な問題としては、Cカセ
ットアダプタを内蔵すると、収容されたCカセットある
いはフルカセットを保持してカセット挿入位置よりテー
プ駆動位置間に移送してテープ駆動部に装填するトレイ
を移送制御するトレイ移送機構が大形化するという点が
ある。
(発明が解決しようとする課題) 以上のべたように、従来のカセット装填装置では、Cカ
セットアダプタを内蔵するように構成すると、そのトレ
イ移送機構が大形となるという問題を有していた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、構成簡
易にして、確実な動作制御を実現し得、かつ、小形化を
図り得るようにしたカセット装填装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決しようとする手段) この発明は、テープカセットが収容されるもので、前記
テープカセットのカセット挿入位置と該カセット挿入位
置の水平方向延長線上における所定の位置から下降した
テープ駆動位置との間に移動自在に設けられたトレイと
、このトレイを移送させるもので、前記カセット挿入位
置に対応する第1の位置と前記第1の位置の水平方向延
長線上から下降した前記テープ駆動位置に対応する第2
の位置との間に移動自在に設けられたホルダー部材と、
このホルダー部材を前記第1及び第2の位置間で移送し
て前記トレイをカセット挿入位置及びテープ駆動位置に
移送制御するトレイ移送機構と、前記トレイの司るカセ
ット挿入位置から前記水平方向延長線上における所定の
区間で作動され、前記ホルダー部材の移動速度を倍速し
て前記トレイに伝達し、前記トレイの司るカセット挿入
位置の前記水平方向延長線上における所定の位置からテ
ープ駆動位置の区間で非作動状態に切り換え制御される
倍速機構とを備えてカセット装填装置を構成したもので
ある。
−(作用) 上記構成によれば、テープカセットの収容されるトレイ
は、カセット挿入位置がら水平方向延長線上の所定の位
置までの移送区間で、倍速機構によりトレイ移送機構で
駆動されるホルダー部材の移動速度が倍速されて伝達さ
れ、カセット挿入位置の水平方向延長線上における所定
の位置がらテープ駆動位置までの上下移送区間で倍速機
構による駆動が解除されてホルダー部材に連動して移送
される。これにより、トレイ移送機構の駆動区間を短縮
することができるため、迅速な移送制御を確保したうえ
で、トレイ移送機構の小形化を図ることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係るカセット装填装置を
示すもので、図中10.11は図示しないメインシャー
シに所定の間隔を有して立設される第1及び第2のサイ
ドシャーシである。第1及び第2のサイドシャーシ10
.11には略し字状の第1乃至第3の案内孔10a〜1
0c及び11a〜11cがカセット挿入位置(A位置)
及び該カセット挿入位置の延長線上の所定の位置(B位
置)より下降したテープ駆動位置(C位置)に対応して
形成され、その一方面にはトレイ移送機構12(第1図
中では、図の都合上、一方のみを図示)がそれぞれ配設
される。これらトレイ移送機構12は連結歯車12g及
び連結棒12bを介して同期するように連結される。そ
して、第1及び、第2のサイドシャーシ10.11には
倍速機構を構成するサイドラック10d(第1図中では
、図の都合上、第1のサイドシャーシ側のみを図示)そ
れぞれ対向配置される。
また、第1及び第2のサイドシャーシ10゜11間には
第1及び第2のホルダー部材13゜14が対向配置され
る。これら第1及び第2のホルダー部材13.14には
第1乃至第3の案内部14a〜14c(第1図中では、
図の都合上、第2のホルダー部材側のみを図示)がそれ
ぞれ形成され、これら第1乃至第3の案内部14a〜1
4cは第1及び第2のサイドシャーシ10゜11の第1
乃至第3の案内孔10a〜10c及び11a〜11cに
矢印X、Y方向にそれぞれ案内自在に挿入される。そし
て、このうち第2の案内′部14bは上記トレイ移送機
構12の各ローディングアーム12cに駆動力伝達可能
に係合される。
第1及び第2のホルダ五部材13.14には倍速歯車1
4d(第1図中では、図の都合上、第2のホルダー部材
側のみを図示)がそれぞれ設けられ、この倍速歯車14
eは上記第1及び第2のサイドシャーシ10’、11の
サイドラック10d(第1図中では、図の都合上、第1
のサイドシャーシ側のみを図示)にそれぞれ噛合される
第1及び第2のホルダー部材13,14間には第1のト
レイ15が矢印X、Y方向に移動自在に配設される。第
1のトレイ15は、第1のテープカセットあるいは第2
のテープカセットを挿着してなるカセットアダプタ、例
えばVHSフルカセット16(第3図参照)あるいはV
HSコンパクトカセット(Cカセット)17(第5図参
照)を収容してなるCカセットアダプタ18のいずれか
一方が選択的に収容されるもqで、その基部にはアダプ
タ待機用の第2のトレイ19がトレイ連結機構、例えば
連結ばね部材19aを介して離脱自在に連結される(第
2図参照)。この第2のトレイ17は第1のトレイ15
に収容されるCカセットアダプタ18が収容待機される
もので、第1のトレイ15に対してB位置からC位置へ
の下降に連動して連結ばね部材19aより離脱されてB
位置の水平方向延長線上の待機位置に待機され(第2図
(b)参照)、第1のトレイ15のC位置からB位置へ
の上昇に連動して連結ばね部材19aに連結されて第1
のトレイ15とともに移送される(第2図(a)参照)
。また、第1のトレイ15の両側部には外ラック15a
(第1図中では、図の都合上、一方のみを図示)がそれ
ぞれ形成され、この外ラック15aには上記第1及び第
2のホルダ部材13.14の倍速歯車14dが噛合され
る。これにより、第1のトレイ15は倍速歯車14dを
介して第1及び第2のホルダ部材13゜14の移動速度
が倍速されて伝達され、後述するよう前面パネルより突
出したカセット挿入位置まで移送される。
上記第1及び第2のトレイ15.L9には、その内側壁
に自走機構を構成する対の内ラック15b、19b (
第1図中では、図の都合上、一方のみを図示)が形成さ
れ、この内ラック1.5 b 。
19bにはCカセットアダプタ18に設けられた自走歯
車18a、18bが噛合される。この自走歯車18a、
18bは第3図に示すように、連結棒18cを介して連
結されており、内蔵モータ18dの駆動力がベルト伝達
機構18eを介して伝達される。従って、Cカセットア
ダプタ18は、その内蔵モータ18eの駆動力が自走歯
車18a。
18bに伝達されると、第1及び第2のトレイ15.1
9の内ラック15b、19bに案内されて該第1のトレ
イ15あるいは第2のトレイ19に移送される。
また、Cカセットアダプタ18にはローディング歯車1
8fが設けられる。このローディング歯車18fは歯車
伝達機構18gを介してカム歯車18hに噛合されると
共に、Cカセット17の巻き取り歯車17aに噛合され
る。カム歯車18hには駆動カム18iが形成され、こ
の駆動カム18iにはローディング駆動用カムレバー1
8jの一端部が係合される。カムレバー183は、その
中間部が回動自在に支持されており、その他端部には第
1の制御スライダ18にの一端部が取り付けられている
。第1の制御スライダ18には、′ 矢印E、F方向に
移動自在に設けられており、その中間部には右ローディ
ングアーム18Ω及び右カセット押さえ部材18mの各
一端部が支持される。右ローディングアーム18Nは、
その中間部が回動自在に支持され、その他端部にはCカ
セット17のテープの引き出しを行う係止ポスト18n
が設けられる。右カセット押さえ部材18mは、その中
間部が回動自在に支持され、その他端部には係止部18
oがCカセット17に対応して形成されており、ばね部
材18pを介して第3図中反時計方向にばね力が付与さ
れている。
また、第1の制御スライダ18kには中間レバー18Q
を介して第・2の制御スライダ1’8rの一端が支持さ
れる。第2の制御スライダ18rは矢印G、H方向に移
動自在に支持されており、その先端部には左ローディン
グアーム18sの一端部が取り付けられる。左ローディ
ングアーム18sは第2の制御スライダ18rの矢印G
、H方向の移動に連動して回動制御され、その先端部に
はCカセット17のテープの引き出しを行う係止ポスト
18tが設けられる。また、第2の制御スライダ18r
の中間部にはばね部材18uの一端が係着され、このば
ね部材18uの他端部は左カセット押さえ部材18Wの
一端部に係着される。左カセット押さえ部材18vは中
間部が回動自在に支持されており、その他端部には係止
部18WがCカセット17に対応して形成される。
上記構成により、Cカセットアダプタ18はローディン
グ歯車18fがカセットローディング及びカセットアン
ローディングに連動して、後述するように第3図中時計
及び反時計方向に回転駆動され、その回転駆動に連動し
て、収容されたCカセット17のテープ17bの引き出
し及び巻取収容を、第3図(a)及び(b)に示す如く
行う。
即ち、ローディング歯車18fは、歯車伝達機構18g
を駆動してCカセット17の巻き取り歯車17aを駆動
制御し、テープ17bの引き出し及び巻取収容を行う。
同時に、ローディング歯車18fはカム歯車18hを第
3図中時計及び反時計方向に駆動してカムレバー18j
を回動制御する。カムレバー18jは第1の制御スライ
ダ18kを矢印E、F方向に移動制御して右ローディン
グアーム18.Qを第3図中時計に及び反時計方向に回
動制御してテープ17bの引き出し及び巻取収容を行わ
しめると共に、右カセット押さえ部材18mを第3図中
反時計方向及び時計方向に回動制御してCカセット17
の係止あるいは係止解除を行わしめる。この際、第1の
制御スライダ18には中間レバー18qを介して第2の
制御スライダ18rを矢印G、H方向に移動制御し、左
ローディングアーム18sを第3図中反時計あるいは時
計方向に駆動制御してテープ17bの引き出しあるいは
収容を行わしめると共に、左カセット押さえ部材18v
を第3図中時計あるいは反時計方向に回動制御してCカ
セット17の係止あるいは係止解除を行わしめる。
上記第1のトレイ15にはフルカセット収容位置に対応
してカセット位置決め部20及び誤挿入防止部材21が
設けられる。このうちカセット位置決め部20はCカセ
ットアダプタ18の第1及び第2のトレイ15,19へ
の移動に支障を来さない位置に配設される。他方、誤挿
入防止部材21は、第4図に示すように矢印方向に弾性
力を有した爪部21aがフルカセット16の一定方向に
形成された凹部16aに対応して設けられている(第5
図参照)。また、この誤挿入防止部材21は第6図に示
すように、Cカセットアダプタ18に形成された凹状の
係止部18xに対応される。このCカセットアダプタ1
8の係止部18xには爪部離脱用の傾斜部18yが形成
されており、第1トレイ15から第2のトレイ19の移
送時における誤挿入防止部材21の爪部21aの離脱が
容易に行われるようになっている。従って、Cカセット
アダプタ18の第1及び第2のトレイ15゜19への移
動の際、誤挿入防止部材21は、その弾性力によりCカ
セットアダプタ18の移動を許容し、かつ、フルカセッ
ト16の誤収容を確実に防止する。即ち、誤挿入防止部
材21は、フルカセット16を第1のトレイ15に挿着
する際に、第5図(a)に示すようにフルカセット16
の四部側が挿入されないと、その挿入を阻止し同図(b
)に示すように凹部側が挿入されると挿着を許容して誤
収容を防止する。また、誤挿入防止部材21は第6図(
a)、(b)、(c)、(d)に示すように、Cカセッ
トアダプタ18が第1のトレイ15に出入りする際、そ
の弾性力によりCカセットアダプタ18の底面に押圧さ
れて、その係止部18xへの着脱が行われ、Cカセット
アダプタ18の出入りを許容する。
また、第1のトレイ15には両端部の底面にポツプアッ
プスライダ22.23がそれぞれ矢印H′。
■方向に移動自在に配設される。このポツプアップスラ
イダ22.23は、その全面パネル側の一端部に傾斜部
22a、23aが形成され、その他端部には係合部22
b、23bが形成される。この係合部22b、23bは
第7図に示すように、上記第1及び第2のホルダー部材
13.14に形成された案内部24(第1図中では、図
の都合上、第1のホルダー部材側のみを図示)にそれぞ
れ案内自在に挿入される。従って、ポツプアップスライ
ダ22.23はカセット挿入位置に排出された状態で、
そのフルカセット16が挿入され(第7図(b)参照)
、第1のトレイ15がテープ駆動位置方向に移送される
と、第1及び第2のホルダー部材13.14の案内部2
4に案内されて連動して同方向に移送される。この結果
、フルカセット16は、その自重でポツプアップスライ
ダ22゜23を排出方向に若干移動させ、先端部が上記
カセット位置決め部に規制された状態で、第1のトレイ
15の所定の位置に収容される(第7図(a)参照)。
また、第1のトレイ15がテープ駆動位置からカセット
挿入位置に排出されると、ポツプアップスライダ22.
23は連動して排出方向に移送され、その係合部22b
、23bが案内部24の端部に当接する。そして、さら
に第1のトレイ15が排出されると、ポツプアップスラ
イダ22.23は、その係合部22b、23bが案内部
24の端部に係合していることにより、第1のトレイの
みがカセット挿入位置に移送される。ここで、ポツプア
ップスライダ22.23は、その傾斜部22a、23a
で、上記カセット位置決め部20に先端部が規制された
フルカセット16の基端部を持ち上げて、いわゆるカセ
ットポツプアップ動作を行う(第7図(b)参照)。こ
こで、カセット挿入位置に排出された第1のトレイ15
上のフルカセット16は、その基端部を手にして取り出
しが可能となる。
なお、上記Cカセットアダプタ18には第1のトレイ1
5に移送された状態で、ポツプアップスライダ22.2
3の傾斜部22a、23aでポツプアップしないように
、例えば図示しない切り欠き部が形成されており、ポツ
プアップスライダ22.23によりポツプアップされる
ことがない。
さらに、第1のト、レイ15の前面には、例えば四部1
5cが形成され、この凹部の底面部にはアダプタ選択用
のカセット選択操作子25が配設される。これにより、
カセット選択操作子25は第8図(a)に示すように、
前面パネル26に設けたイジェクト操作子27が操作さ
れ、前述したように第1のトレイ15が前面パネル26
より突出したカセット挿入位置に排出されると、操作可
能に露出され、同図(b)に示すようにイジェクト操作
子27が操作されずに、第1のトレイ15が前面パネル
26、内゛に収容された状態では、操作不能となる。そ
して、カセット選択操作子25は操作されると、上記内
蔵モータ18dを駆動制御して前述したように自走歯車
18a、18bを駆動してCカセットアダプタ18を第
1のトレイ15から第2のトレイ19あるいは第2のト
レイ19から第1のトレイ15へと移送収容させ、フル
カセット16あるいはCカセット17の挿着を可能とす
る。
また、第1及び第2のトレイ15,19上には第1及び
第2の支持カバー28.29がそれぞれ被着される。こ
の第1及び第2の支持カバー28゜29は分割自在に組
み合わせされており、それぞれが第1及び第2のサイド
シャーシ10.11上に着脱自在に取り付けられる。こ
のうち第2の支持カバー29には案内孔29a、’29
bが形成され、この案内孔29a、29bには第2のト
レイ19に設けられた案内部19c(第1図中では、図
の都合上、−刃側のみを図示)が移動自在に取り付けら
れる。他方、第1の支持カバー28にはローディングラ
ツク28aが形成され、このローディングラック28a
には前記ロープインク歯車18fが噛合される。このロ
ーディングラック28aはCカセットアダプタ18の第
1及び第2のトレイ15,19間の移動の際に、前述し
たようにローディング歯車18fを回転駆動して、Cカ
セット17のテープ17bの引き出しあるいは巻取収容
を行わしめる。第2のトレイ19は、第1のトレイ15
の司るカセット挿入位置及びテープ駆動位置において、
第2の支持カバー28を第1及び第2のサイドシャーシ
10.11から取外してきると共に、第2のトレイ19
を第1のトレイ15より離脱させて、第2の支持カバー
29と一体的に第1の支持カバー28及び第1のトレイ
15から分離して取り出すことができる。これにより、
第2のトレイ19の待機位置をテープの装架されるシリ
ンダを含むテープ駆動機構部3゛0(第10図参照)上
に採っても、その調整及び保守点検が容易に実現できる
こととなり、従来と略同様の形状寸法を確保することが
可能となる。
上記第1及び第2のホルダー部材13.14にはカセッ
ト押さえばね部材31a、31bがそれぞれ設けられる
。このカセット押さえばね部材31a、31bは第1及
び第2のホルダー部材13.14がカセット挿入位置方
向に移送された状態で、第2のトレイ19内に位置され
、カセット挿入位置よりテープ駆動位置に移送されると
、第1のトレイ15内に位置されて収容されたフルカセ
ット16あるいはCカセットアダプタ18を第1のトレ
イ15に圧接する位置に設けられる。
すなわち、カセット押さえ部材31a、31bは第1及
び第2のホルダー部材13.14の移動量が、倍速機構
の作用により、第1のトレイ15の−2〇 − 移動量に比して小さいことを利用して、カセット挿入位
置で第1のトレイ15から離間されて第2のトレイ19
上に位置され、第1のトレイ15がB位置まで移送され
ると、該第1のトレイ15上に位置されるように第1及
び第2のホルダー部材13.14に取り付けられる。こ
れにより、カセット押さえばね部材31a、31bはカ
セット挿入位置に移送された状態そ、第1トレイ15へ
のフルカセット16の、収容を許容し、B位置に到達し
た状態で、収容されたフルカセット16を第1ノドレイ
15に圧接保持する。また、Cカセットアダプタ18の
使用時においても、カセット押さえばね部材31a、3
1bは同様に作用してCカセットアダプタ18を第1の
トレイ15上に圧接して保持する。
上記のように構成されたカセット装填装置は、次のよう
に動作される。即ち、フルカセット16を装填する場合
は、先ず、イジェクト操作子27を操作して、第1のト
レイ15をカセット挿入位置に排出させて、フルカセッ
ト16を収容させる。
ここで、フルカセット16が所定の状態に収容されると
、図示しない検出スイッチがカセットの収容を検出して
、トレイ移送機構12を駆動させる。
すると、トレイ移送機構12は、そのローディングアー
ム12cを介して第1及び第2のホルダー部材13.1
4の案内部14bを移動付勢する。
すると、第1及び第2のホルダー部材13.14は第1
及び第2のサイドシャーシ10.11の第1乃至第3の
案内孔10a〜1.Oc及びlla〜11cに案内され
てB位置を通ってテープ駆動位置に移送される。この際
、第1及び第2のホルダー部材1’3.14は、その倍
速歯車14dが第1及び第2のサイドシャーシ10.1
1のサイドラック10dに駆動され、この倍速歯車14
dの駆動力が第1のトレイ15の外ラック15aに伝達
される。この結果、第1のトレイ15は第1及び第2の
ホルダー部材13.14の移動速度を倍速した移動速度
でB位置まで移送される。この際、第1及び第2のホル
ダー部材13.14に設けられたカセット押さえばね部
材31a、31bは第1のトレイ15上に移動してフル
カセット16を該第1のトレイ15に圧接して保持する
。そして、第1及び第2のホルダー部材13.14がB
位置からC位置に下降されると、第1のトレイ15は第
9図に示すように、そのサイドラック10dから倍速歯
車14dが離脱されて、第1及び第2のホルダー部材1
3.14の移動に連動してテープ駆動位置に移送され、
保持したフルカセット16がテープ駆動位置に装填され
、ここに図示しないテープローディング機構が駆動され
てテープがテープ駆動機構部30(第10図参照)に装
架される。この際、待機位置に移送された第2のトレイ
19は、第2の支持カバー29に支持されていることで
、連結ばね部材’ 19 aから離脱され、待機位置に
保持される。
また1、テープ駆動位置に装填したフルカセット16を
取り出す場合は、再びイジェクト操作子27を操作する
。すると、テープローディング機構が反転されてテープ
がアンローディングされ、その後、トレイ移送機構12
が反転される。ここで、第1及び第2のホルダー部材1
3.14はC位置から移送されてB位置に上昇され、第
1のトレイ15をB位置に移送する。すると、第1のト
レイ15は、その連結ばね部材19aに第2のトレイ1
9が連結され、第1及び第2のホルダー部材13.14
の倍速歯車14dは第1及び第2のサイドシャーシ10
.11のサイドラック10dに噛合される。そして、第
1及び第2のホルダー部材13.14がB位、置からA
位置に移送されると、第1のトレイ15は、その外ラッ
ク15a1倍速歯車14d及びサイドラック10dの作
用により、第1及び第2のホルダー部材13.14の移
動速度が倍速されて伝達され、第2のトレイ19を保持
した状態で、カセット挿入位置まで移送され、ここにポ
ツプアップスライダ22.23の傾斜部23a、23a
によりフルカセット16がポツプアップされて取り出し
が可能となる。この際、第1及び第2のホルダー部材1
3.14に設けられたカセット押さえばね部材31a。
31bは第2のトレイ19上に移動してフルカセブト1
6上から離脱される。
次に、Cカセット17を使用する場合は、同様にイジェ
クト操作子27を操作して、第1のトレイ15をカセッ
ト挿入位置に排出させ、その後、カセット選択操作子2
5を操作する。すると、Cカセットアダプタ18は内臓
モータ18dが駆動されて自走歯車18a、18bが駆
動され、第1及び第2のトレイ15.j9に設けられ内
ラック15b、19bに沿って第2の゛トレイ19がら
第1のトレイ15に移送されて収容される。そして、C
カセットアダプタ18にCカセット17が収容されると
、図示しない検出スイッチがカセットの収容を検出して
、トレイ移送機構12を駆動させる。すると、トレイ移
送機構12は第1及び第2のホルダー部材13.14の
案内部14a〜14cを、そのローディングアーム12
cを介して移動付勢する。第1及び第2のホルダー部材
13.14は第1及び第2のサイドシャーシ10゜11
の第1乃至第3の案内孔10a〜10c及び11a〜1
1cに案内さてB位置を通ってテープ駆動位置に移送さ
れる。この際、第1及び第2のホルダー部$4’13,
14は、その倍速歯車14dが第1及び第2のサイドシ
ャーシ10.11のサイドラック10dに駆動され、こ
の倍速歯車14dの駆動力が第1のトレイ15の外ラッ
ク15aに伝達される。この結果、第1のトレイ15は
第1及び第2のホルダー部材13.14の移動速度を倍
速した移動速度でB位置まで移送される。この際に、C
カセットアダプタ18はそのローディング歯車18fが
ローディングラック28aにより回転駆動され、その右
及び左ローディングアーム181,1.8s、右及び左
カセット押さえ部材1.8 m +、 18 v s巻
取歯車17aが前述し々ように駆動制御されてCカセッ
ト17をCカセットアダプタ18に圧接すると共に、そ
のテープ17bをテープローディング可能な所定の位置
まで引き出す。また、この際、第1及び第2の。
ホルダー部材13..14に設けられたカセット押さえ
ばね部材31a、、31bは第1のトレイ15上、に移
動してCカセットアダプタ18を該第1のトレイ15に
圧接して保持する。そして、第1及び第2のホルダー部
材15,19がB位置がらC位置に下降されると、第1
のトレイ15は第10図に示すように、そのサイドラッ
ク10dがら倍速歯車14dが離脱されて、第1及び第
2のホルダー部材13.’14の移動に連動してテープ
駆動位置に移送され、保持したCカセット17がテープ
駆動位置に装填され、ここに上記テープローディング機
構(図示せず)が駆動されてテープがテープ駆動機構部
30に装架される。この際、待機位置に移送された第2
のトレイ19は、第2の支持カバー28に支持されてい
ることで、連結ばね部材19aから離脱され、待機位置
に保持される。
また、テープ駆動位置に装填したCカセット17を取り
出す場合は、再びイジェクト操作子27を操作する。す
ると、上記テープローディング機構が反転されてテープ
アンローディングが行われ、その後、トレイ移送機構1
2が反転される。
ここで、第1及び第2のホルダー部材13.14は、C
位置から移送されてB位置に上昇され、第一  27 
− 1のトレイ15をB位置に移送する。すると、第1のト
レイ15は、連結ばね部材19aを介して第2のトレイ
19が連結され、第1及び第2のホルダー部材13.1
4の倍速歯車14dは第1及び第2のサイドシャーシ1
0.11のサイドラック10dに噛合される。そして、
第1及び第2のホルダー部材13.14がB位置からA
位置に移送されると、第1のトレイ15は、その外ラッ
ク15a1倍速歯車14a及びサイドラック10dの作
用により、第1及び第2のホルダー部材13゜14の移
動速度が倍速されて伝達され、第2のトレイ19を保持
した状態で、カセット挿入位置まで移送され、ここにC
カセットアダプタ18に収容されたCカセット17の取
り出しが可能となる。
この際、Cカセットアダプタ18はそのローディング歯
車18fがローディングラック28aにより反転駆動さ
れ、その右及び左ローディングアーム18g、−18s
、右及び左カセット押さえ部材18m、18v、巻取歯
車1.7aを駆動してCカセット17のCカセットアダ
プタ18への圧接を解除すると共に、そのテープをカセ
ット内に巻取収容する。
このよづに、上記カセット装填装置は第1のトレイ15
の司るカセット挿入位置から延長線上における水平移送
区間で作動され、トレイ移送機構12で駆動制御される
第1及び第2のホルダー部材13.14の移動速度を倍
速して第1のトレイ15に伝達し、第1のトレイ15の
司るカセット挿入位置の延長線上からテープ駆動位置の
上下移送区間で非作動状態に切り換え制御される倍速機
構を設け、第1のトレイ15の水平移送区間を倍速移送
させ、上下移送区間を第1“及び第2のホルダー部材1
3.’14に連動して移送するように構成した。これに
より、第1のトレイ15を移送制御するトレイ移送機構
12の駆動が短縮され、トレイ移送機構12の小形化を
図ることができると共に、トレイ移送制御の迅速化が図
れる。
なお、上記実施例では、Cカセットアダプタ18を内蔵
して、フルカセット16あるいはCカセット17の双方
を選択的に装填し得るように構成したものに適用した場
合で説明したが、この発明は、これに限ることなく、別
体のCカセットアダプタを用いてフルカセット及びCカ
セットの双方を装填可能とするものや、フルカセット専
用形あるいはCカセット専用形のものにおいても適用可
能である。
よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実“
施し得ることは勿論のことである。
[発明の効果コ 以上詳述したように、この発明によれば、構成簡易にし
て、確実な動作制御を実現し得、かつ、小形化を図り得
るようにしたカセット装填装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るカセット装填装置を
示す分解斜視図、第2図乃至第8図は第1図の各部の詳
細を説明するために示した図、第9図及び第10図は第
1図のフルカセット及びCカセットの装填状態を示す図
である。 10.11・・・第1及び第2のサイドシャーシ、12
・・・トレイ移送機構、13.14・・・第1及び第2
のホルダー部材、15・・・第1のトレイ、16・・・
フルカセット、17・・・Cカセット、18・・・Cカ
セットアダプタ、19・・・第2のトレイ、20・・・
カセット位置決め部、21・・・誤挿入防止部材、22
.23・・・ポツプアップスライダ、24・・・案内部
、25・・・カセット選択操作子、26・・・前面パネ
ル、27・・・イジェクト操作子、28.29・・・第
1及び第2の支持カバー、30・・・テープ駆動機構部
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 −’31−′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テープカセットが収容されるもので、前記テープカセッ
    トのカセット挿入位置と該カセット挿入位置の水平方向
    延長線上における所定の位置から下降したテープ駆動位
    置と間に移動自在に設けられたトレイと、 このトレイを移送させるもので、前記カセット挿入位置
    に対応する第1の位置と前記第1の位置の水平方向延長
    線上から下降した前記テープ駆動位置に対応する第2の
    位置との間に移動自在に設けられたホルダー部材と、 このホルダー部材を前記第1及び第2の位置間で移送し
    て前記トレイをカセット挿入位置及びテープ駆動位置に
    移送制御するトレイ移送機構と、前記トレイの司るカセ
    ット挿入位置から前記水平方向延長線上における所定の
    区間で作動され、前記ホルダー部材の移動速度を倍速し
    て前記トレイに伝達し、前記トレイの司るカセット挿入
    位置の前記水平方向延長線上における所定の位置からテ
    ープ駆動位置の区間で非作動状態に切り換え制御される
    倍速機構とを具備したことを特徴とするカセット装填装
    置。
JP1125924A 1989-05-19 1989-05-19 カセット装填装置 Pending JPH02306464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1125924A JPH02306464A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 カセット装填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1125924A JPH02306464A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 カセット装填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02306464A true JPH02306464A (ja) 1990-12-19

Family

ID=14922323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1125924A Pending JPH02306464A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 カセット装填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02306464A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940011546B1 (ko) 카세트 장전 장치
JPH0427629B2 (ja)
CA1332757C (en) Loading system for tape cassette in recording and/or reproducing apparatus
JPH02306464A (ja) カセット装填装置
EP0356184A2 (en) Tape-loading mechanism for a magnetic recording/reproducing apparatus for selective use of tape cassettes of two different sizes
KR100369968B1 (ko) 디스크기록및/또는재생장치및디스크로딩기구
JPH02306461A (ja) カセット装填装置
JP3552734B2 (ja) 磁気記録再生装置のテープ巻き戻し装置
JPH02306465A (ja) カセット装填装置
JPH02306462A (ja) カセット装填装置
US5231551A (en) Cassette loading device for a magnetic recording/reproducing apparatus
JPH02306466A (ja) カセット装填装置
KR0147576B1 (ko) 카세트 로딩장치
JPH02306463A (ja) カセット装填装置
WO1984003789A1 (en) Magnetic recording and reproducing apparatus
US5355265A (en) Cassette loading device for a cassette tape recorder
US8033493B2 (en) Leader block rotating mechanism, read/write device, and method of rotating leader block
JPH03184885A (ja) 熱転写記録材料収納カセット
JPH0612752A (ja) カセット装填装置
US4665452A (en) Cassette ejector for video cassette recorder
JPH06325221A (ja) 情報記録/再生装置の記録媒体排出装置
JP3348588B2 (ja) 記録再生装置
JP3118401B2 (ja) カセット装着装置
JPH02177162A (ja) カセット装填装置
JPS60209958A (ja) イジエクト装置