JPH02305720A - 網体着脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、例えば硬質木片セメント板、インンユレー
７ヨンホード等の製造過程において原料中の余剰水等の
除去のために使用される網体を着脱する装置に関するも
のである。

［従来の技術］ 木片フレークとセメントと水等を混合し板状に成形して
得られる硬質木片セメント板は、建築物の外壁用材料と
しで多く採用されている。

この硬質木片セメント板はＪ例えば特開昭５６−１４０
０５８号公報に開示されているように、無端ベルト上に
木片フレークとセメントと水等との混合物からなる原料
を供給し、これを加熱加圧することにより硬化させて得
られる。この硬化処理時に発生する余剰の水分を除去し
ないと、硬質木片セメント板に空洞が発生したり、層割
れが起こる。

この余剰水分の除去方法としては、前記原料の上面に金
網等の網体を載せ、プレス機で加圧する際、この網体の
空隙から水分を除去することが行われている。

この原料の上面に網体を載置する作業は、網体にしわを
よらせないようにしたり、コーナーを合わせるなど比較
的に熟練を要するともに、手間がかかった。又、余剰水
の除去後に原料上の網体を除去する作業も、製品に傷を
付けないように静かに行わなければならず比較的熟練を
要し、手間もかかった。

そこで、これらの作業を自動化する装置が開発されてい
る。例えば、網体の自動回収装置には特開昭６０−５６
７２５号公報に開示されたものがあり、網体の自動供給
装置には特開昭６０−５６７２７号公報に開示されたも
のがある。

［発明か解決しようとする課題］ しかしながら、上記特開昭６０−５６７２５号公報に開
示された網体の自動回収装置の場合には網体をセメント
板から取り外す時に網体を無理に鋭角的に屈曲させてお
り、特開昭６０−５６７２７号公報に開示された網体の
供給装置の場合にも、上記自動回収装置はどではないに
しても網体を相当の角度屈曲させている。

このような網体に対する無理な屈曲は網体を傷めて、そ
の寿命を縮めるという欠点があった。又、その結果、ラ
ンニングコストが高くつくという不利点もあった。

この発明は」二連従来の技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、網体に負担がか
からないように移動させて、網体の寿命を延ばすことが
できる網体着脱装置を提供しようとするところにある。

［課題を解決するための手段］ この発明は」二足目的を達成するためになされたちので
、その要旨は、板体を製造する際に板体）ｊ：ｉ料の上
に原料中の余剰水等を除去するための網体を載置し、余
剰水等を除去した後に上記網体を板体から取り外す網体
着脱装置において、板体の搬送路の上方に設置された軌
道に沿って移動可能な可動台と、この可動台に昇降可能
に支持されたフレームと、このフレームに回動可能に支
持され吊り下げられた複数のアームと、上記網体の両端
部に設けられた把手部を把持するために上記アームの先
端に回動可能に支持されその回動中心を」１記アームの
回動中心に対してモ行に位置させたチャックとを具備す
ることを特徴とする網体着脱装置にある。

［作用］ チャックで網体の把手部を把持してフレームを上昇させ
網体を吊り上げると、両端を持って吊り上げられた網体
はその自重によりたわみ、下方に湾曲する。この網体の
自然な湾曲姿勢に対応してチャック及びアームが回動す
る。したがって、網体は無理な姿勢を強いられずに移動
可能となる。

網体を板体原料の上に載置する場吾には、別の場所で網
体を上記状態に吊り上げた後、可動台を搬送路上に移動
させ、フレームを下降させテ網体を静かに搬送路上の板
体原料の上に載置する。その載置する過程において、網
体が湾曲姿勢から平板状の姿勢に徐々に変わり、網体の
姿勢変化に対応してチャック及びアームが回動する。し
たがって、その間も網体は無理な姿勢となることかない
。

又、板体原料中の余剰水等を除去した後に網体を取り外
す場合には、上述手順と逆の手順により網体を静かに吊
り上げ移動する。この時にも、網体が無理な姿勢となる
ことはない。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図から第９図までの図
面に基ついて説明する。尚、この実施例における網体は
硬質木片セメント板の製造に使用されるものである。

網体ｌＯＯは、第９図に示すように長方形の柔軟な金網
ｌＯ１の長手方向両端に金属板からなるハンガーｌＯ２
が設けられて構成されている。ハンガー１０２の各端部
には把手部１０３が突出している。

第１図はこの発明の要旨である網体着脱装置實を三箇所
に配置した硬質木片セメント板（板体）製造プラントの
平面配置図であり、第２図はその側面図である。

初めに、この硬質木片セメントｔｌ造プラントの概要を
説明する。硬質木片セメント阪製造プラントは、セメン
！・仮原料をプレス成型するホットプレス装置ｌと、ホ
ットプレス装置ｌにセメント板原料を搬送するとともに
成型後のセメント板を送り出すセメント板搬送路（板体
搬送路）１０と、セメント板搬送路１０と並行に配置さ
れその搬送方向がセメント仮搬送路１０の搬送方向と逆
方向になっている網体搬送装置２０と、網体搬送装置２
０の途中に設けられた網体洗浄装置３０と、セメント板
搬送路１０においてホットプレス装置ｌよりも上流側（
第１図、第２図において右側）にありセメント板搬送路
１０と網体搬送装置２０の−Ｌに架は渡された網体着脱
装置５０と、セメント仮搬送路１０においてホットプレ
ス装置【よりちド流側（第１図、第２図において左側）
にありセメント仮搬送路１０と網体搬送装置２０の上に
架は渡された網体着脱装置９０とから構成されている。

上記セメント板搬送路１０は、ホットプレス装ｊ！１よ
りも上流側が第１コンベア１１と第２コンヘア１２から
なり、ホットプレス装置１よりも下流側か第３コンベア
１３と第４コンベア１４とからなっている。

又、上記網体搬送装置２０は、セメント仮搬送路１０の
下流側から上流側へ向かって順に並ぶ第１コンベア１、
第２コンヘア２２、ｉ３コンヘア２３、第４コンベア２
４から構成されており、第４コンベア２４は前後に各一
対のクランプ装置２４ａ、２４ｂを具ｆｌｉｆＩ　Ｌ−
ている。クランプ装置２４ａ、２４ｂは網体１００の両
ハンガー１０２をクランプして引−）張り、金網１０１
の皺延ばしをするとともに、後述する網体着脱装置５０
による網体１００の吊り上げ作業を容易にするためのも
のである。

上記洗浄装置３０は第２コンベア２２の途中に配置され
ており、高圧ポンプユニット３１と散水ユニット３２か
ら構成されている。散水ユニット３２は密閉室となって
おり、ここを第２コンベア２２が貫いている。そして、
第２コンベア２２によって搬送される網体１００が上記
散水ユニット３２の中を通過する際に、高圧ポンプユニ
ット３１より送られた高圧水が散水ユニット３２の上方
から噴射され、網体１００を洗浄するようになっている
。

次に、この発明の要旨である網体着脱装置について詳述
する。

セメント板搬送路１０の上流側に配置されている網体着
脱装置５０は、上記セメント板搬送路ＩＯの第１コンベ
ア１１と網体搬送装置２０の第４コンベア２４に架は渡
されている。第３図は網体着脱装置５０をセメント仮搬
送路ｌＯの下流側から見た正面図であり、第４図は網体
着脱装置５０の要部側面図である。網体着脱装置５０は
、正面から見て門形をなす堅牢な高架構造体５１を有し
ており、高架構造体５１の上部にはセメント仮搬送路１
０の搬送方向に対して交差するように延びる一対のレー
ル（軌道）５２が設けられている。このレール５２を可
動台５３が図示しないモーターにより駆動され走行する
ようになっている。

可動台５３にはアクチュエータ５４が設置されており、
このアクチュエータ５４によって平面視矩形に組まれた
フレーム５５がガイドロッド６０に案内されて昇降可能
に吊り下げられている。フレーム５５の長手方向はセメ
ント板搬送路１０の’１１１１１　送方向と一致してい
る。このフレーム５５の長手方向各端部にはそれぞれシ
ャフト５６が、その軸心を可動台５３の移動方向と平行
に位置させて支持されている。各／ヤフト５６はフレー
ム５５に固定されたアクチュエータ５７により駆動され
回動するようになっている。各シャフト５６の両端部に
は下方に延びる揺動アーム５８．５８が固定されており
、６対をなす揺動アーム５８．５８の先端は連結部材５
９によって連結されている。

連結部材５９の各端部には、第５図及び第６図に示すよ
うに、チャック取付台６１が支持ロッド６２及びガイド
ロッドロ３を介して昇降可能に吊リドげられている。チ
ャック取付台６１の支持ブロック部６１ａには平面視コ
字形をなす支持アーム６４が可動台５３の移動方向と同
方向に水平移動可能に支持されている。即ち、支持ブロ
ック部６１ａには、軸心を水平にして上下平行に配置さ
れた二本の支持口ｙトロ５，６５が水平移動可能に賞通
しており、副支持ロッド６５．６５の両端か上記支持ア
ーム６４の開放側両端部に固定されている。又、支持ブ
ロック部６１ａの両側には支持アーム６４との間にスプ
リング６６が介装されており、このスプリング６６によ
って支持ブロック部６１ａか支持アーム６４の中央に位
置するように付勢されている。この機構により、網体１
００の把手部１０３．１０３の離間寸法に若干の製作誤
差があっても、網体ｌＯＯを吊り上げる際の問題となる
ことはない。

上記支持アーム６４の内側にはアクチュエータ６８が固
定されている。このアクチュエータ６８は、下方に位置
する一対のチャック支持ブロック６７．６７を第５図矢
印の如く接近離反させるためのものである。尚、チャッ
ク支持ブロック６７゜６７の移動方向は可動台５３の移
動方向と同方向になっている。上記各チャック支持ブロ
ック６７には、回転軸６９ａを可動台５３の移動方向と
平行に位置させたチャック６９が回動可能に支持されて
いる。即ち、チャック６９の回動中心は揺動アーム５８
の回動中心に対して平行な位置関係にある。アクチュエ
ータ６８に支持された一対のチャック６９．６９の各爪
部６９ｂは互いに対向するように位置している。上記一
対のチャック支持ブロック６７．６７を接近させること
によって、第７図に示すように、網体１００の把手部１
０３を各チャック６９の爪部６９ｂで挟持することがで
きるようになっている。

又、上記支持アーム６４の外側にはバンカー上押え７０
が昇降可能に支持されており、スプリング７１によって
下方に付勢されている。このハンガー上押え７０は、前
記網体搬送装置２０の第４コンベア２４に設けられた図
示しないバンカー上押えと協働して網体１００のハンガ
ー１０２を挟持するものである。

尚、網体搬送装置２０の第４コンベア２４はこの高翠構
造体５１の下部はぼ中央に位置しており、第４コンベア
２４を間にしてセメント板搬送路１０と反対側には運転
開始時に網体１００を積載しておくための台車８０が用
意されている。

一方、セメント板搬送路ｌＯの下流側に配置されている
網体着脱装置９０は、上記台車８０を収容するスペース
かない分、高架構造体の長さが短い以外は、構造上およ
び機能上共に上記上流側の網体着脱装置５０と基本的に
は何ら変わるところはない。よって、その説明は省略し
、以下の説明において網体着脱装置９０の各構成部分の
符号は刷体行脱装置５０における構成部分の符号を援用
するものとする。

次に、上記二つの網体着脱装置５０．９０の動作を硬質
木片セメント板製造プラント全体の動作を交えつつ説明
する。

初めに、所定数の網体１００を積載した台車８０を網体
着脱装置５０の下方所定位置にセットし、その上方に可
動台５３を移動させる。この時、網体１００の長手方向
をセメント板搬送路１０の搬送方向に対して平行にする
。

次に、各揺動アーム５８を真下に向かせ、且つ、各チャ
ック６９を水平な姿勢に保って、フレーム５５を降下さ
せる。各チャック６９が網体１００の把手部１０３を挟
持できる高さに達するとフレーム５５は停止する。そし
て、各アクチュエータ６８によって各チャ、り６９が閉
じられ、網体１００の四つの把手部１０３を挟持する。

各チャック６９で各把手部１０３を挟持した後、フレー
ム５５が上昇し網体１００を吊り上げる。

その際、網体１００の金網１０１はその自重によりたわ
み、湾曲していく。一方、フレーム５５のＬ昇開始と同
時に、第４図において想像線で示すように各ｔ５ｉ動ア
ーム５８が各アクチュエータ５７に駆動されて先端を徐
々に内側に向けるように所定角度まで回転するとともに
、各チャック６９か第８図に示すようにチャック支持ブ
ロック６７に対して自由回転する。上記揺動アーム５８
の回転速１文は金網１０１の自重による網体■００の自
然な湾曲姿勢に無理なく対応するように設定されており
、その結果、網体１００は非常に無理のない姿勢で緩や
かな湾曲状態で吊り上げられることとなる。特に、各チ
ャック６９も回転するようにな−）でいるので、網体１
００が金網１０１とハンガー１０２との連結部で折れ曲
がることもない。

次に、網体１００を吊り上げた状態で可動台５３がセメ
ント仮搬送路１０の真上に平行移動する。

そして、フレーム５３が徐々に下降し、第１コンベアｌ
ｌ上の所定位置に載置された型板上のセメント板原料へ
の上に網体１００を静かに降ろす。

この時、網体ｌＯＯはちょうど吊り上げた時と逆の形に
、即ち、湾曲姿勢から徐々に水平な平坦な姿勢へと変化
する。一方、金網１０１の中央部かセメント板原料Ａに
接すると同時に、各揺動アーム５８が各アクチュエータ
５７に駆動されて先端を徐々に外側に向けるように回転
するとともに、各チャンク６９がチャック支持ブロック
６７に対して回転する。その結果、上記網体１００の姿
勢変化は極めて無理なく行われることとなり、網体ｌＯ
Ｏに無理な負担がかかることがない。

そして、網体ｌＯＯがセメント板原料への上に載置され
て平坦な状態になったところで、揺動アーム５８が鉛直
方向を向くとともに、各チャ・ツク６９が水平姿勢にな
るようにされており、これと同時に揺動アーム５８は回
転を停止する。この後、各チャック６９が各アクチュエ
ータ６８によって開かれ、上流側網体着脱装置５０から
網体１００か解放される。尚、網体１００をセメント板
原料への上に載置する上述の作業は、第１コンベア１１
か停止状態の下で行われる。

そして、各チャック６９から網体１００を離脱させた後
、フレーム５５は上昇し、可動台５３は再び台車８０の
上に７行移動する。そして、上述同様の手順によって順
次、網体ｌＯＯを第１コンベア１１の上のセメント板原
料Ａの上に載置シていく。台車８０から所定数の網体１
００をセメント板搬送路１０に運んだ後においては、上
記上流側の網体着脱装置５０は網体搬送装置２０の上で
停止するようになる。

一方、セメント板原料Ａの上に網体１００が載置される
と、セメント仮搬送路１０の第１コンベア１１は運転を
開始し、セメント板原料Ａは第２コンベア１２を介して
ホットプレス装置１に送うれる。このホットプレス装置
ｌによって、セメント板原料Ａは加熱加圧されて硬化せ
しめられる。

その際にセメント板原料Ａに含まれていた余剰水が除去
される。

加工されたセメント板Ａ′は第３コンヘア１３を介して
第４コンベア１４に送られ、セメント板Ａ′が下流側の
網体着脱装置９０の真下に位置したところで第４コンベ
ア１４が停止する。この時、網体着脱装置９０の可動台
５３はセメント仮搬送路１０　、Ｊ：、に位置しており
、上流側の網体着脱装置５０と同様に作動して、セメン
ト板Ａ′の上に載置された網体１００を吊り上げる。そ
して、上記網体滑脱装置９０の可動台５３が網体搬送装
置２０の」−に平行移動して停止し、この網体１００を
停＋ｈ　シている第１コンベア２１の上に降ろす。この
吊り上げ、吊り下ろしの時にも、網体１００の姿勢変化
が極めて無理なく行われ、網体ｌＯＯに無理な負担がか
からない。

網体１００が載置されると第１コンベア２１は運転を開
始し、網体１００を第２コンヘア２２に送り込む。網体
１００は第２コンベア２２によって搬送される間に、洗
浄装置３０の散水ユニット３２を通過する。散水ユニッ
ト３２内において網体１００に高圧水が噴射され、網体
１００に付着したセメント滓が洗い流される。

洗浄された網体１００は第２コンベア２２から第３コン
ベア２３を介して第４コンベア２４に送られ、網体１０
０が上流側の網体着脱装置５０の真下に位置したところ
で第４コンベア２４が停止する。ここで、網体１００の
両ハンガー１０２がそれぞれクランプ装置２４ａ、２４
ｂによってクランプされるとともに長手方向に引っ張ら
れる。

次に、揺動アーム５８を鉛直下方に向けた状態にした網
体着脱装置５０のフレーム５３が降下する。そして、各
ハンガー上押え７０か網体１００のハンガー１０２に接
触し、ノ１ンが一下押え（図示せず。）とｖ；Ａｍして
スプリング７１の弾性力によりハンガー１０２の把手部
１０３近傍を水平姿勢に押える。尚、個々の網体１００
の反り返り状態が相違する等によってハンガー１０２の
高さ位置がばらついていても、チャック取付台６１が連
結部材５９に対して昇降可能に支持されているので」二
記ばらつきか吸収され、ハンガー１０２は常にスプリン
グ７１の一定な弾性力で押えられることになる。

この後は、前述動作と同様にして各チャック６９が閉じ
、ハンガー１０２の把手部１０３がチャック６９によっ
て挟持されたｉ＆、網体１００は湾曲姿勢にされて吊り
上げられ、セメント板搬送路１０の第１コンベア１１の
上のセメント板原料Ａの上に載置される。勿論、この際
にも網体１００の姿勢変化が極めて無理なく行われるこ
ととなる。

以後、セメント板原料Ａへの網体１００の供給と、加工
後のセメント板Ａ′からの網体１００の取り外しと、網
体１００の洗浄と、セメント板原料へへの網体ｌＯＯの
再供給という一連の網体１００の流れが閉ループとなる
。したがって、無駄な作業がな（、生産性が非常に高い
。

上述したように、網体１００は網体着脱装置５０．９０
によって吊り上げた際、金網１０１の自重による自然な
無理のない緩やかな湾曲姿勢を保つようにされ、その姿
勢を保持しつつ移動せしめられるようになっているので
、網体１００に無理な負担かかかることがなく、網体１
００の寿命か従来よりも非常に延びる。

この発明による網体滑脱装置は、上記セメント板の製造
に用いられるたけでなく、インシュレ−７ヨンホード等
のう２造にも用いることができることは勿論である ［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、網体を１市に
よる自然な無理のない緩やかな湾曲姿勢に吊り−Ｌげる
ことかでき、且つ、その姿勢を保持しつつ移動させるこ
とかできるので、網体の寿命を延ばすことかできるとい
う優れた効果か奏される。

【図面の簡単な説明】

第１図から第９図までの図面はこの発明の一実施例を示
すものであり、第１図はこの発明の網体り脱装置を使用
した硬質木片セメント板製造ブラットの平面配置図、第
２図は同側面配置図、第３図はこの発明の要旨である網
体着脱装置の正面図、第４図は同側面図、第５図は非ク
ランプ状態のチャック部を示した拡大正面図、第６図は
同拡大０１１１而図、第７図はクランプ状態のチャック
正面図、第８図は網体を吊り上げた時にチャックが回動
した状態を示すチャック部の側面図、第９図は網体の平
面図である。 １０・・・セメント板搬送路（板体搬送路）、５０．９
０・・・網体着脱装置、 ５２・・・レール（軌道）、　５３・・・可動台、５５
・・フレーム、　　５８・・揺動アーム、６９・・・チ
ャック、 １００・・網体、　　１０３・・把手部、Ａ　セメント
板原料（板体原料）、 Ａ′・・セメント板（板体）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）板体を製造する際に板体原料の上に原料中の余剰
   水等を除去するための網体を載置し、余剰水等を除去し
   た後に上記網体を板体から取り外す網体着脱装置におい
   て、板体の搬送路の上方に設置された軌道に沿って移動
   可能な可動台と、この可動台に昇降可能に支持されたフ
   レームと、このフレームに回動可能に支持され吊り下げ
   られた複数のアームと、上記網体の両端部に設けられた
   把手部を把持するために上記アームの先端に回動可能に
   支持されその回動中心を上記アームの回動中心に対して
   平行に位置させたチャックとを具備することを特徴とす
   る網体着脱装置。