JPH02303539A - Coを酸化するための担持触媒の製造法、担持触媒および接触法によるco酸化法 - Google Patents

Coを酸化するための担持触媒の製造法、担持触媒および接触法によるco酸化法

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JPH02303539A
JPH02303539A JP2110729A JP11072990A JPH02303539A JP H02303539 A JPH02303539 A JP H02303539A JP 2110729 A JP2110729 A JP 2110729A JP 11072990 A JP11072990 A JP 11072990A JP H02303539 A JPH02303539 A JP H02303539A
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Holger Falke
ホルガー・フアルケ
Guenther Strauss
ギユンター・シユトラウス
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
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    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
    • B01J23/89Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with noble metals
    • B01J23/8906Iron and noble metals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一酸化炭素を50℃を下廻る温度で酸化するた
めの、金または金と酸化鉄との混合物を含有する担持触
媒の製造法、この方法によって得られる担持触媒、およ
びその使用に関する。
[従来の技術] 一酸化炭素(CO)は、多数の工業的工程で、例えばア
ルデヒドの製造のために炭化水素をカルボニル化する場
合に使用されるガスである。更に、−酸化炭素は、化学
的工程の際に、特に不完全燃焼の生成物として、例えば
炉または内燃機関内に生ずる。更に、−酸化炭素は、工
業装置の室空気中で、またはCOを用いて作業を行なう
装置部分内で、更にはまた炭鉱でも生じうる。この無色
、無臭のガスの高い毒性により、空気中、殊に呼吸気中
のCO含量をできるだけ減少させることが望ましく、か
つCO濃度が相応して高い場合にも必要とされる。この
ためには、例えば空気酸素を用いる接触酸化が特に好適
である。したがって、COを酸化する場合に使用可能な
触媒を開発するt;めの広範囲な努力が久しく成されて
きた。
こうして、COを酸化するための触媒が開発され、いず
れにせよこの触媒は高い温度の場合に初めて、例えば3
00℃かまたはそれを下廻る温度で触媒活性を生じ、従
ってCO金含有熱い燃焼ガスを使用するために特に好適
である。
このような高い温度で初めて触媒活性が生じることは、
この使用方法の場合には欠点ではない。それといへのも
、燃焼ガスは通常このような高い温度で生ずるからであ
る。また、凝縮する水蒸気によって起こりうる触媒の汚
染は、自然には存在しない。しかし、50℃を下廻る温
度でのCO酸化には、この種の触媒は使用不可能である
CO酸化を、例えば(通常水蒸気含有の)空気中で約5
0℃を下廻る温度で接触法により行う、触媒および例え
ば登山者等のための救命具に使用されるべき触媒のため
には、一方では約−10℃〜約50℃の範囲内で触媒的
に活性であるべきことが、極めて重要である。有利には
、湿気の存在下でもなお活性であるべきである。更に望
まれる性質は、一般に極めて高価な触媒作用成分、例え
ば貴金属のできるだけ経済的な利用、ならびに良好な取
り扱い可能性である実際にCO酸化を既に50℃を下廻
る温度で接触法により行なうことができる触媒は、公知
である。特に強調されねばならないのは、ホブカライド
であり、二酸化マンガン、酸化銅、ならびに所望の場合
には他の金属酸化物、例えば酸化コバルトおよび酸化銀
からの混合物である。しかし、ホブカライドは、空気中
に常に存在する水蒸気によって急速に失活するという、
決定的な欠点を有している。ホブカライドをc。
酸化のために湿った空気中で、例えば救命具中で使用で
きるためには、乾燥剤との組み合わせが必要であるが、
乾燥剤は天然ではいずれにしろ水分離の場合に制限され
た容量を有するに過ぎない。
全部または大部分が触媒活性の卑金属からなるホブカラ
イドの他に、貴金属も湿った空気中で周囲温度で一酸化
炭素の酸化に関連しての触媒活性について試験された。
著者ハルタ(M 、 Haruta) 、コバヤシ(T
Kobayashi) 、サノ(H、5ano)および
ヤマダ(N 、 Yamada)は、Chemistr
y  Letters  l 987.405〜408
頁の刊行物に、金と転移金属酸化物、特にσ−Fe、O
nとからなる触媒作用をする完全触媒(Vollkat
alysator)を挙げ、これがCOを接触酸化する
ために、周囲温度でも、湿った空気中で使用可能である
ことを記載している。有利な触媒は、金5原子%および
σ−Fe2O3の形の鉄95原子%、即ち全豹11゜5
重量%および σ−pe、o、 88.5重量%からな
る。活性であるためには、これらの触媒はこの特殊な組
成のみを有するべきではない。これらの触媒は、また特
殊な方法で、つまり成分を一緒に沈殿させることによっ
ても製造されていなければならない。担持触媒は、50
℃を下廻る温度でのCO酸化の場合には不活性であるこ
とが証明された。したがって当業者は、担持触媒がこの
使用目的には不適当であるという結論を引き出さなけれ
ばならなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、従来技術から公知の触媒の欠点を克服
している、約50℃を下廻る温度でCOを酸化する場合
に使用可能な担持触媒、ならびにその製造法および使用
を挙げることであった。
[課題を解決するための手段] この課題は、本発明による方法、この方法により得られ
る担持触媒およびその使用によって、解決される。
COを酸化するための担持触媒を50℃を下廻る温度で
製造する本発明による方法は、Fe20sを含有する多
孔性セラミック担体材料を、a)金化合物の溶液で含浸
するか、または金化合物の懸濁液で被覆し、引続き所望
の場合には乾燥させ、かつ b)金化合物を含有する担体材料を少くとも200℃の
温度で■焼し、 但し、 完成した担持触媒の全重量に対して金含量が約0、O1
重量%〜約15重量%、有利に約0.05〜4重量%、
特に約O0l〜約1重量%の間である量の金を材料上に
施こすことにより特徴づけられている。
“多孔性”セラミック材料とは、本発明の範囲において
は、比表面積的lO〜約300 rs”/9を有するよ
うな材料と理解される。
FezO3を含有する多孔性セラミック担体材料として
は、例えばセラミック担体材料として公知の他の材料と
の混合物のFe2O,、特に3または4価の金属の酸化
物が存在しているような材料が使用される。これには、
例えば酸化アルミニウム、特lこγ−酸化アルミニウム
、二酸化珪素およびアルミノ珪酸塩がある。Fe2O,
および他の金属酸化物を含有する担体材料は、この種の
複酸化物担体を製造するためには自体公知の常法によっ
て簡単に製造することができる。
Fe2O3を含有する担体材料を°製造する1つの方法
は、例えば市販のFe、03不含の担体、例えばγ−酸
化アルミニウム、Sin、またはアルミノ珪酸を鉄塩溶
液、例えば塩化鉄または有利に硝酸鉄の水溶液で含浸し
かつ担体を250℃を土建る温度、有利に300〜約5
00℃の間の温度で灼熱することである。
有利には本発明の範囲内で、製造に原因する避けられな
い汚染物を除いて、本質的にFezesからなる担体材
料が使用される。
Fe2O,を含有するか、またはFe2O,からなる担
体材料が存在する形は、本発明の範囲における使用にと
って本質的には重要でない。当業者に知られた担体の形
、例えば小球、切断されたかまたは破砕された押出し物
が使用されうる。しかし注意を要することは、粒度が約
0.5+u+未満である担体材料は取り扱い可能性が劣
悪なことである。好ましくは、粒度が約0.5〜約IQ
 am、有利に1〜7 eraである粒子が使用される
。また、モノリシック担体、例えば通常 0.5〜5m
mの通路直径を有するハネカム体も好適である・ Fe2O3を含有するかまたはFe!O,からなる多孔
性セラミック担体材料は、工程a)により金化合物溶液
で含浸されるか、または金化合物の懸濁液で被覆される
。この場合には、担体材料を金化合物溶液で含浸するの
が有利である。
金化合物の溶液としては、有機溶剤中、例えばエーテル
、例えばジエチルエーテルまたはアルコール、例えばエ
チルアルコール、場合によっでは水との混合物中の金化
合物の溶液を使用することができる。有利には純粋な金
化合物水溶液が使用される。
金化合物としては、例えば会場イオンを含有する塩、例
えば金ハロゲン化物、特に三塩化金を使用することがで
きる。また、錯結合した会場イオンを含有する塩を使用
することもでき、この場合には錯体形成剤としてアンモ
ニアが該当するか、または低級アルキル基で置換されて
いる第一、第二もしくは第三アミンが該当する。例えば
、金(ジエチルアミン)−トリクロリドが使用できる。
また、例えば、金を錯体陰イオンの形で含有するような
金化合物を使用することもできる。
使用できるものは、例えば所望の場合に水和した金酸、
例えばハロゲノ金酸、特にテトラクロ口金酸、更にはシ
アノ金酸または硝酸金酸ならびに相応するアルカリ金属
塩、例えばカリウム塩である。
本発明の方法においては、金化合物として有利にテトラ
クロロ金酸−テトラヒトレートが使用される。
金化合物溶液、特に水溶液の濃度は重要でない。有利に
は、約10gIQ−1009/Q溶剤である。
変法としては、担体材料を金化合物の懸濁液で被覆する
。このためには、極度に微細に粉砕した金化合物を、例
えば水中に懸濁させることができる。特に好適なのは、
老化していない、即ち金化合物の新しく調製した懸濁液
である。
十分に好適なのは、塩基性金化合物、例えば水酸化金の
懸濁液である。これらの懸濁液は、金化合物溶液を製造
し、但し、金化合物溶液および溶剤としては前記したも
のが当てはまるものとし、かつ塩基と接触させることに
よって、製造することができる。塩基としては、例えば
塩基性のアルカリ金属−またはアンモニウム化合物、例
えばNHx−水、力性ソーダ液もしくはカリ液、炭酸−
もしくは炭酸水素−ナトリウム、−カリウムまたは一ア
ンモニウムが該当する。特に好適なのは、アンモニウム
化合物、特に炭酸アンモニウムである。塩基は、溶液の
形、特に水溶液の形で使用するのが有利である。濃度は
重要ではなく、有利にLOg/Q−1009/aの間に
ある。
本発明による方法の有利な実施形式では、工程a)にお
いて担体材料を付加的に鉄化合物の溶液で含浸するかま
たは鉄化合物の懸濁液で被覆する。鉄化合物溶液で含浸
するのが有利である。
鉄化合物の溶液としては、鉄(III)塩溶液を使用す
るのが有利である。有機酸、例えばギ酸の陰イオンを含
有する鉄塩、しかし有利には有機酸の陰イオンを含有す
る塩を使用することができる。特に好適なのは、鉄/・
ロゲン化物および鉄梁ハロゲン化物、特に塩化鉄である
。著しく好適なのは硝酸鉄である。溶剤としては、有機
溶剤、例えばエーテルならびにジエチルエーテルを使用
することができる。また、アルコール、例えばエチルア
ルコールを、場合によっては水との混合物で使用するこ
ともできる。を利な溶剤としては水が使用される。鉄塩
の濃度は、有利に約lO〜100g/Q溶剤である。
担体材料を変法で鉄化合物の懸濁液で被覆する場合には
、微細に粉砕した鉄化合物の懸濁液を使用することがで
きる。有利には老化していない懸濁液が使用される。十
分に好適なのは、塩基性鉄化合物、例えば水酸化第二鉄
、水酸化鉄の懸濁液である。これらの懸濁液は、鉄塩溶
液、例えば硝酸鉄と、塩基、特に前記した塩基、例えば
炭酸アンモニウムとを接触させることによって得ること
ができる。
金化合物および鉄化合物の溶液、もしくは相応する懸濁
液は順次、有利に鉄化合物−金化合物の順で、または同
時に担体材料上に施こすことができる。また、2つの金
属化合物の中の1つを溶液として、かつもう1つを懸濁
液として施こすこともできる。
有利には2つの成分は同時に担体上に施こされる。この
ために、例えば担体材料は、金化合物および鉄化合物の
一緒に沈殿させることによって得られた懸濁液で被覆す
ることができる。
特に有利には、本発明による方法の場合には、金化合物
と鉄化合物との混合物を担体材料上に施こすことは、特
に有利であり、この場合この材料は、鉄化合物ならびに
金化合物を含有する溶液で含浸される。
前記した塩溶液もしくは懸濁液を担体材料上に施こすこ
とは、担持触媒を製造する場合に通常使用される方法に
より行なうことができる。
例えば、担体材料は塩溶液もしくは懸濁液に浸漬され、
この担体材料は、前記方法で含浸されるかもしくは被覆
される。有利には、担体材料に塩溶液または懸濁液がス
プレーされる。
所望の場合には、工程a)において形成された金化合物
を含有する担体材料は、例えば50〜150℃の温度で
乾燥させることができる。
溶液または懸濁液の形の金化合物もしくは金化合物およ
び鉄化合物の前記した施与は、完成した担持触媒中で金
が約0.01〜約15 重量%、有利J:0.05 〜
4重量%の量で含有されていることを保証するために、
場合により乾燥した後に繰り返してもよい。施与を繰り
返すべきであるのか、場合によっては塗布を何回繰り返
すべきであるかは、当業者は完成した担持触媒を分析す
ることによって簡単に決定することができる。
塩基溶液もしくは懸濁液で含浸するかまたは被覆した後
に、所望の場合には前記したように乾燥させた後に、担
体材料は塩基と接触させることかでさる。塩基としては
、例えばNH,−水、アルカリ液、炭酸水素−もしくは
炭酸−アルカリまたは一アンモニウムが該当する。これ
らは水溶液の形で存在するのが有利である。特に好適な
のは、濃度10y /Q ” 100y /Q ノ炭酸
アンモニウム水溶液である。
明らかになったことは、金化合物で含浸したか、または
有利な実施形式により金化合物および鉄化合物で含浸し
た担体材料が存在する場合に、含浸した担体材料を塩基
と接触させることにより、特に有利な結果がもたらされ
ることであるO 本発明による方法の極めて有利な実施形式には、Fe!
O,からなる担体材料を使用し、金化合物および鉄化合
物を含有する溶液で担体材料を含浸することにより、金
化合物と鉄化合物との混合物を担体材料上に施こし、含
浸した担体材料を乾燥させ、塩基と接触させ、かつ少く
とも200℃で■焼することが設けられている。
優れた担持触媒は、金化合物と鉄化合物とを金対鉄の原
子比的1 : 999〜約1=4、有利にl:99〜l
:9に相応するような量で担体上に施こす場合に得られ
る。
懸濁液の沈殿または含浸した担持触媒前駆体の後処理を
実施する温度は、0℃〜約90℃、有利に20℃〜80
℃1特にを利に20℃〜℃℃である。
更に、前記した方法により得られた、所望の場合に乾燥
した金化合物を含有する担体材料は、本発明による担持
触媒に変えるために少くとも200℃の温度で■焼され
る。これは窒素のような不活性ガスからの雰囲気中で行
なうことができる。有利には■焼は空気中で行なわれる
燻焼は、数時間の時間、例えば1〜24時間の時間に亙
って行なわれる。この■焼によってはじめて、金化合物
もしくは金化合物および鉄化合物を含有する担体材料は
、活性化され、かつこうして約50℃を下廻る温度でC
O−酸化に使用することが可能になる。燻焼温度は約2
00℃〜約500℃の間であるのが好ましい。
更に本発明の対象は、本発明の方法により得られる担持
触媒である。
約50℃を下廻る温度でCo酸化するために使用可能な
、本発明による担持触媒は、金または金と酸化鉄との混
合物を、多孔性セラミックのFe2O3含有担体材料上
に施こして含をし、かつ少くとも200℃の温度で■焼
することによって活性化されており、この場合に金含量
は担持触媒の全重量に対して約 0.01〜約15重量
%、有利に約0.05〜約4重量%、特に有利に約0.
1〜約1重量%であるという条件を有することによって
特徴づけられている。
本発明の範囲内で有利な担持触媒は、担体材料が主とし
て、製造に起因する不可避の不純物を除いて、Fe2O
3からなるものである。
有利なのは、金と酸化鉄との混合物が施こされている担
持触媒である。
特に有利には、本発明の範囲内で、金と酸化鉄とからな
る施こされた混合物中の金対鉄の原子比が約1:999
〜l:4、有利に約l:99〜1:9である担持触媒で
ある。
本発明による担持触媒は活性化された形で存在、する。
この活性化は、少くとも200℃の温度で■焼すること
によって、有利に300℃〜500℃の間の温度で■焼
することによって惹起される。
驚くべきことIこ本発明による担持触媒は、50℃を下
廻る温度でCo酸化するために使用可能であることが判
明した。この担持触媒は、湿分(水蒸気)の存在下でも
触媒活性である。
COは、比較的低い濃度で、例えば約5 ppm〜約1
00 ppmの濃度で、しかしまた10容量%までおよ
びそれ以上の高い濃度でもガス混合物中に含有されてい
てよい。したがって、本発明による担持触媒は、場合に
よって湿分を有する空気中で50℃を下廻る温度でCo
酸化するために、特に好適である。この本発明による担
持触媒の使用範囲は、例えば気候技術およびいわゆる自
己救命具、に見い出し、同様に例えば鉱山でおよび救助
活動(火災)の際に使用される。
したがって、更に本発明の対象は、COおよび酸素を含
有するガスを前記した製造法により得られた担持触媒上
に供給する、約50℃を下廻る温度でCo酸化するため
の方法である。
CO含量は、5ppm−10容量%の間であってよい。
酸素含量は、有利には少くとも完全酸化Jこ必要な量に
相応するべきである。
有利なのは、COを含有する空気を、前記した製造法の
1つにより得られた担持触媒上に供給する方法である。
この場合にはこれは乾燥した空気であってよい。
好ましくは、Co酸化の本発明による方法の場合には、
湿った含水空気を触媒上Iこ供給する。空気は、水蒸気
を飽和するまでの少量、例えば相対温度約0.1%〜8
0%の間で含有していてよい。
本発明による、意外に低い温度で湿分の存在下でありで
も活性の担持触媒の利点は、例えば良好な取扱い可能性
、ならびに使用される貴金属である金の特に経済的な使
用、更には簡単な製造法にある。
次に、本発明を実施例につき、その範囲に限定すること
なく詳説する。
[実施例] 例1 : Fe2O3を含有する担体材料の使用下での
、金と酸化鉄との混合物を含有する担持触媒の製造 1、l:担体材料の製造: Fe、0.を含有する多孔性セラミック担持触媒を製造
するために、水と混合された γ−A120s−粉末を
押し出し、乾燥させ、かつ押し出し物を破砕することに
よって得られた、直径2肩麗および比表面積12011
1”/gを有する押し出し物の形のγ−A1zOs担体
を使用した。破砕されたプレス加工品は約2〜5TRm
の長さを有した。
この担体材料的38.59を、蒸留水を使用して製造さ
れかつ濃度50y/Qの硝酸鉄を含有する水溶液中に浸
漬した。担体材料を約2時間この水溶液中に放置した。
引続き、含浸した材料を溶液から篩分けし、120℃で
乾燥させ、かつ400℃で2時間灼熱した。Fe2O3
を含有するγ−A1□0.担体40gが得られた。
1.2:担持触媒(塩基で後処理していない)の製造 例1.1で製造したFezesを含有する担体材料的4
0gに、テトラクロロ金酸四水和物30g/Qおよび硝
酸鉄人水和物3909/Qを含有する水溶液を含浸させ
た。次に、担体材料を120℃で乾燥させた。担体材料
は、金塩と鉄塩との担体材料上に施こされた混合物を含
有した。
得られた含浸した担体材料を400℃で5時間空気雰囲
気中で、■焼することによって活性化した。この方法で
得られた完成した担持触媒は0.25重量%の量の金を
含有していた。
例2: Fe、03を含有する多孔性セラミック担体材
料の使用下での金と酸化鉄とを含有する担持触媒の製造
および塩基を用いての後処理 例1.1によって製造された担体材料 409に、テト
ラクロロ金酸四水和物30g /(2および硝酸鉄人水
和物3909/Qを含有する水溶液を含浸させた。次に
、担体材料を120℃で乾燥させた。引続き、この材料
を炭酸アンモニウム(濃度:290g/ff)の水溶液
中に入れ、5分後に篩分けし、かつ乾燥させた。
得られた含浸しかつ後処理した担体材料を400℃で5
時間空気雰囲気中で燃焼することによって活性化させた
。この方法で得られた担持触媒の金含量は約0.25重
量%であった。
例3 : FezO,からなる多孔性セラミック材料(
赤鉄鉱)の使用下での金および酸化鉄を含有する担持触
媒の製造 赤鉄鉱(σ−Fs、Os)  からなる、砂状で粒度:
0.5〜3mmの担体材料(ギウリニ(Giulini
)社、ルートヴイヒスハーフエン在、の市販製品)45
gに、テトラクロロ金酸四水和物30g/ρおよび硝酸
鉄人水和物390g/uを含有する水溶液を含浸させた
。含浸した担体を120℃で乾燥させかつ炭酸アンモニ
ウム水溶液(濃度約290g/Q)中に浸漬した。5分
後に材料を溶液から篩分けし、120℃で乾燥させ、か
つ400℃で5時間空気雰囲気中で燃焼することによっ
て活性化させた。この方法で得られj;担持触媒の金含
量は約0.22 重量%であった。
例4:CO酸化のための例1〜3で製造された担持触媒
の使用 4.1: 反応器として内部直径約2c1Rの管状反応器を使用し
た。この反応器中に例1により得られた担持触媒10g
を装入した。この方法で得られた触媒堆積物上に相対湿
度90%およびCO含量約50 ppmを有する空気を
供給した。触媒堆積物、管状反応器およびガスの温度は
、周囲温度、即ち22℃であった。浄化すべき空気を5
Q/hの容積流で触媒上に供給した。触媒堆積物を通過
した後に、空気中のC○濃度は、なお約19  ppm
、即ち出発値の38%に過ぎなかっ Iこ 。
4.2  = 例2で製造した担持触媒109を前記した管状反応器中
で使用した。この試験の実施は、他は例4.1の場合と
同じ条件で行なった。 この場合には元来の値の約50
%までのCOの減損が認められた。
4.3: この場合には、例3で製造した担持触媒129を使用し
た。実施は例4.1の場合と同じ条件下で行なった。触
媒堆積物を通過した後に、空気のCO含量は、出発値の
約30%のみに減少していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、COを酸化するための担持触媒を約50℃を下廻る
    温度で製造する方法において、Fe_2O_3を含有す
    る、多孔性セラミック担体材料を、a)金化合物の溶液
    で含浸するか、または金化合物の懸濁液で被覆し、引続
    き所望の場合には乾燥させかつ b)金化合物を含有する担体材料を少くとも200℃の
    温度で■焼し、 但し、 完成した担持触媒の全重量に対して金含量が約0.01
    〜約15重量%、有利に約0.05〜4重量%、殊に約
    0.1〜1重量%の間にあるような量の金化合物を材料
    上に施こすことを特徴とする、COを酸化するための担
    持触媒の製造法。 2、担体材料を工程a)において、付加的に鉄化合物の
    溶液で含浸するか、または鉄化合物の懸濁液で被覆する
    、請求項1記載の方法。 3、担体として、主にFe_2O_3からなる多孔性材
    料を使用する、請求項1または2記載の方法4、担体材
    料を金化合物の溶液および鉄化合物の溶液、有利に金化
    合物と鉄化合物とを同時に含有する溶液で含浸する、請
    求項2記載の方法。 5、金化合物として無機金塩、有利に金陽イオンを含有
    するハロゲン化物、特に三塩化金、または錯陰イオンの
    形の金化合物、有利にハロゲノ金酸または相応するアル
    カリ金属塩、特にテトラクロロ金酸−四水和物を使用す
    る請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。 6、鉄化合物として無機鉄塩、特に硝酸鉄を使用する、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。 7、工程a)において金化合物で含浸した材料を、所望
    の場合には乾燥させた後に、塩基と接触させる、請求項
    1から6までのいずれか1項記載の方法。 8、塩基として塩基性アルカリ金属−またはアンモニウ
    ム化合物、有利にアンモニウム化合物、特に有利に炭酸
    アンモニウムを使用する、請求項7記載の方法。 9、塩基との接触を約20〜約80℃の温度で実施する
    、請求項7又は8記載の方法。 10、金化合物と鉄化合物とを、金対鉄の原子比1:9
    99〜1:4、有利に1:99〜1:9に相応するよう
    な量で使用する、請求項2記載の方法。 11、約200℃〜約500℃の温度で■焼する、請求
    項1記載の方法。 12、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方
    法により得られることを特徴とする担持触媒。 13、約50℃を下廻る温度で接触法によりCO酸化す
    る方法において、COおよび酸素を含有するガス混合物
    を、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方法
    により得られる担持触媒上に供給することを特徴とする
    、接触法によりCO酸化する方法。 14、ガス混合物として湿った空気を使用する請求項1
    3記載の方法。
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