JPH0230329Y2 - - Google Patents

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JPH0230329Y2
JPH0230329Y2 JP19071584U JP19071584U JPH0230329Y2 JP H0230329 Y2 JPH0230329 Y2 JP H0230329Y2 JP 19071584 U JP19071584 U JP 19071584U JP 19071584 U JP19071584 U JP 19071584U JP H0230329 Y2 JPH0230329 Y2 JP H0230329Y2
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door
opening
trim
warning
signal
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JP19071584U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はドアの開閉時に警告音が発せられる
ようにした自動車用ドアの開閉警告装置に関す
る。
(従来の技術) 自動車のドア装置は、通常、車体に形成された
ドア開口と、このドア開口を開閉するように車体
に回動自在に枢支されるドアとで構成される。
上記構成において、ドアを回動させてドア開口
を閉じる場合、このドアとドア開口の開口縁との
間で指が挟まれることを防止するため、上記ドア
開口縁に手を触れたときに警告音が発せられるよ
うにした装置が提案されている(例えば、特開昭
57−44518号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、自動車への乗降時にはその乗降者
は、通常、ドア開口の開口縁に手を触れるもので
あり、この場合、上記構成によれば、その乗降の
度毎に警告音が発せられることとなる。しかし、
これは警告を必要としない場合の警告音であつ
て、この警告音は乗員にとつて煩わしく、また、
指が挟まれることに対する注意喚起力の低下を招
くおそれがある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、指などが挟まれるなどの不都合の生
じる可能性が高いときに警告音が発せられるよう
にしてこの警告を効果的なものとし、かつ、この
警告のための手段を簡単に構成することを目的と
する。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ドア開口の開口縁に取り付けられる
オープニングトリムを利用して静電容量型センサ
を構成し、このセンサがオープニングトリムに対
するドアの押圧状態の変化を検出して信号を出力
し、この信号で警告音が発せられるようにした点
にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図から第4図において、1は自動車で、そ
の車体2の側面にはドア開口3が形成される。そ
して、このドア開口3の開口縁3aにはゴム製等
弾性のオープニングトリム4が取り付けられる。
また、上記ドア開口3を開閉自在とするドア5
が設けられ、このドア5はドア開口3の前縁にヒ
ンジ6を介して車幅方向に回動するよう枢支され
ている。そして、このドア5がドア開口3を閉じ
る場合にはこのドア5はオープニングトリム4を
押圧してこのオープニングトリム4を弾性変形さ
せる。
上記オープニングトリム4は断面がほぼU字状
となるように形成されたトリム本体7と、このト
リム本体7の内面に突設されるリツプ8とで形成
される。そして、トリム本体7はドア開口3の開
口縁3aに嵌め合わされ、各リツプ8は同上開口
縁3aの外面に弾性的に接触させられている。
上記構成において、オープニングトリム4を利
用して静電容量型のセンサ10が構成される。
即ち、上記トリム本体7の内部に導電性プレー
ト11が埋め込まれる。この導電性プレート11
は鋼板製で多数の切欠部11aや長孔11bを有
している。そして、図示しないが、この導電性プ
レート11と上記ドア開口3の開口縁3aとの間
に電位が与えられる。
そして、上記センサ10はオープニングトリム
4に対するドア5の押圧状態の変化を検出して信
号を出力する。
即ち、上記ドア5は車体2に枢支されており、
このドア5を回動させてドア開口3を閉じようと
する場合にはこのドア5は先ずこのドア5の枢支
側に近いところのオープニングトリム4の部分か
ら押圧し始める。すると、この部分における上記
開口縁3aと導電性プレート11との間の静電容
量が変化する。この場合の容量変化は第5図で示
すように大きく、また、ドア5の開閉動作時に特
有のものであり、これはドア開口3を開とさせる
場合も同様である。そして、センサ10はこの容
量変化に合致する信号を出力する。
第6図において、上記センサ10は制御装置1
3を介してブザー等で構成される警音装置14に
接続される。
そして、ドア5がドア開口3を開閉しようとし
てオープニングトリム4を押圧し始め、もしくは
この押圧を解除し始めると、センサ10がこの場
合の上記開口縁3aと導電性プレート11との間
の静電容量の変化を検知して信号を制御装置13
に出力し、これによつて警音装置14が警告音を
発する。
(考案の効果) この考案によれば、センサがドア開閉時におけ
るオープニングトリムへのドアの押圧状態の変化
を検出して信号を出力し、この信号で警告音が発
せられるようにしたため、ドア開口の開口縁とド
アとの間に例えば指が挟まれる可能性が高く、即
ち、警告が必要とされるときに警告音が発せられ
る。従つて、この警告は乗員の注意を効果的に喚
起させることができる。
また、上記警告音を発生させるためのセンサは
ドア開口の開口縁に取り付けられたオープニング
トリムを利用して構成されるため、ドアを開閉動
作させる場合における警告装置は簡単に構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車
の全体側面部分切欠図、第2図は第1図の−
線矢視断面図、第3図は第2図の部分拡大図、第
4図は導電性プレートの展開図、第5図はドア開
閉時における静電容量の変化を示すグラフ図、第
6図は電気ブロツク図である。 1……自動車、2……車体、3……ドア開口、
3a……開口縁、4……オープニングトリム、5
……ドア、10……センサ、11……導電性プレ
ート(導電材)、14……警音装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に形成されたドア開口の開口縁にオープニ
    ングトリムを取り付けると共に、上記ドア開口を
    開閉自在とするドアを車体に回動自在に枢支し、
    ドア開口を閉じた姿勢のドアがオープニングトリ
    ムを押圧するようにした自動車のドア装置におい
    て、上記オープニングトリムの内部に導電材を埋
    め込んでこれらオープニングトリムと導電材とで
    静電容量型センサを構成し、このセンサがドア開
    閉時におけるオープニングトリムへのドアの押圧
    状態の変化を検出して信号を出力し、この信号で
    警告音が発せられるようにしたことを特徴とする
    自動車用ドアの開閉警告装置。
JP19071584U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPH0230329Y2 (ja)

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JP19071584U JPH0230329Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JP19071584U JPH0230329Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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Publication Number Publication Date
JPS61104228U JPS61104228U (ja) 1986-07-02
JPH0230329Y2 true JPH0230329Y2 (ja) 1990-08-15

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JP19071584U Expired JPH0230329Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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