JPH02300225A - エステルおよびイソシアネート基含有プレポリマーおよびそれらの製造方法 - Google Patents

エステルおよびイソシアネート基含有プレポリマーおよびそれらの製造方法

Info

Publication number
JPH02300225A
JPH02300225A JP10549090A JP10549090A JPH02300225A JP H02300225 A JPH02300225 A JP H02300225A JP 10549090 A JP10549090 A JP 10549090A JP 10549090 A JP10549090 A JP 10549090A JP H02300225 A JPH02300225 A JP H02300225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroxyl groups
acid chloride
silylated
group
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10549090A
Other languages
English (en)
Inventor
Lutz Dr Schmalstieg
ルツ・シユマルシユテイーク
Klaus Nachtkamp
クラウス・ナヒトカンプ
Josef Pedain
ヨゼフ・ペダイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH02300225A publication Critical patent/JPH02300225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/77Polyisocyanates or polyisothiocyanates having heteroatoms in addition to the isocyanate or isothiocyanate nitrogen and oxygen or sulfur
    • C08G18/771Polyisocyanates or polyisothiocyanates having heteroatoms in addition to the isocyanate or isothiocyanate nitrogen and oxygen or sulfur oxygen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/30Low-molecular-weight compounds
    • C08G18/302Water
    • C08G18/307Atmospheric humidity
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/71Monoisocyanates or monoisothiocyanates
    • C08G18/712Monoisocyanates or monoisothiocyanates containing halogens

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインシアネート基含有プレポリマーの新規製造
方法およびこの方法により得られるプレポリマーに関す
る。
皿来致血夏記監 イソシアネート基含有プレポリマーは通常比較的高分子
量のポリヒドロキシ化合物と過剰量の低分子量ジイソシ
アネートまたはポリイソシアネートを反応させることに
より製造される0反応生成物は最初比較的大量の単量体
ジイソシアネートまたはポリイソシアネートを含有し、
これは産業衛生的理由で除去しなければならない。これ
は例えば薄層蒸留により行ない得る。
得られる単量体を含まないNGOプレポリマーは常に出
発化合物よりもかなり高い粘度を有する。
従って、このようなプレポリマーはしばしば、有機溶剤
または可塑剤を添加後にしか塗料またはコーチング材料
の製造に使用し得ない。
しかし、溶剤の使用は環境的理由から望ましくないこと
は知られている。可塑剤の使用も不利益を含む。可塑剤
はコーチング中に残り、重合体゛の機械的性質に悪影響
を及ぼし得、基材への接着を損ない得、そして最後に、
時間と共にコーチングから移行し得る。
従って、本発明の目的は上記欠点を伴なわないそして対
応ポリヒドロキシ化合物の粘度にほり相当する粘度を有
するNCOプレポリマーを生ずる、比較的高分子量の単
量体を含まないイソシアネートプレポリマーの新規製造
方法を提供することである。
この目的は以下に詳記する本発明の方法により達成し得
る。この方法では出発物質として使用する比較的高分子
量のポリヒドロキシ化合物を0−シリル化された形でイ
ソシアナトカルボン酸クロライドと反応させてもとの未
シリル化ポリヒドロキシ化合物の粘度にはヌ゛相当する
粘度を有するNCOプレポリマーとする。
イソシアナトカルボン酸クロライドと0−シリル化アル
コールの反応はドイツ公開公報(DE−OS)3,63
4.248号から知られているが、この刊行物はエステ
ルおよび/またはアミド基含有低分子量イソシアネート
の製造にのみ向けられている。
対応ポリヒドロキシ化合物の粘度にほり相当する粘度を
有するインシアネートプレポリマーが本発明によって得
られるであろうとは、DE−O33,634,248の
教示に基いて予測することはできなかった。
本発明による方法はD E −OS 2.120,09
0に記載されているものと類(以のエステルおよびイソ
シアネート基を含有するプレポリマーを提供する。
この先行刊行物によれば、しかし、化合物は遊離水酸基
含有ポリヒドロキシ化合物とイソシアナトカルボン酸ク
ロライドのハロゲン化水素吸収剤の存在下での反応によ
り製造される。この方法の欠点は特に大量の塩の生成お
よび対応ポリヒドロキ。
シ化合物に比べて得られるNGOプレポリマーの粘度が
かなり高いことである。
■  の  −   ・ 本発明は a)イソシアナトカルボン酸クロライドとb)少なくと
も2個のシリル化水酸基を含有し、0−シリル化された
水酸基のみを含有しそしてそれ以外は反応条件下でイソ
シアネートおよびクロロカルボニル基に対し不活性であ
り、そして400ないし約20,000の分子量を有す
るポリヒドロキシ化合物に基く有機化合物 を反応させることによるエステルおよびイソシアネート
基含有プレポリマーの製造方法に関する。
本発明はこの方法により得られるエステルおよびイソシ
アネート基含有プレポリマーにも関する。
光」Lへ」口」痕」L監 本発明により成分a)として使用するに適当なイソシア
ナトカルボン酸クロライドは、分子あたり少なくとも1
個のイソシアネート基および少なくとも1個のクロロカ
ルボニル基を含有し、プロセス条件下で成分b)として
使用されるタイプのシリル化ヒドロキシ化合物に不活性
な有機化合物である。好ましい出発成分a)は式 %式% Bはシリル化水酸基に不活性な有機基、好ましくは2な
いし11個の炭素原子を含有する脂肪族炭化水素基また
は6個の炭素原子を含有する脂環式炭化水素基であり、
但し少なくとも2個の炭素原子はカルボニル基とイソシ
アネート基の間に配置される、 に相当するイソシアナトカルボン酸クロライドである。
適当なイソシアナトカルボン酸クロライドa)の例は3
−イソシアナトプロピオン酸クロライド、4−イソシア
ナト酪酸クロライド、6−イソシアナトカプロン酸クロ
ライド、12−イソシアナトドデカン酸クロライドまた
は4−インシアナトシクロヘキサンカルボン酸クロライ
ドを包含する。
他の適当な出発成分a)は、好ましさは劣るがBが6な
いし10個の炭素原子を含有しそして場合により反応条
件下で不活性な他の置換基を含有する芳香族炭化水素基
、特にフェニレン基を表わす上記式に相当するイソシア
ナトカルボン酸クロライドを包含する。そのような化合
物の例として4−インシアナト安息香酸クロライドがあ
げられる。
ゲル透過クロマトグラフィにより(分子15.00+以
上)または水酸基含量とOH官能性から(分子15.0
00以下)から測定した平均分子N400ないし20,
000を有する比較的高分子量のポリヒドロキシ化合物
で、水酸基が完全にシリル化されているものが本発明に
よる方法で成分b)として使用される。ここでおよびま
た以下に述べる分子量は未シリル化ポリヒドロキシ化合
物の分子量である。
シリル化水酸基は別として、出発成分b)はそれ以外に
は反応条件下で酸クロライドまたはイソシアネート基に
反応性の基を含まず、例えば出発化、  金物b)中に
存在する(もしあれば)ウレタン基・  は反応条件下
で不活性と見做され得る。
シリカ化出発成分b)は適当なポリヒドロキシ化合物と
式 %式% 両式中、Rはアルキルまたはアリール基、好ましくはC
,−C,アルキル基またはフェニル基、より好ましくは
メチル基である に相当するクロロシランまたはジシラザンを反応;  
させることにより既知方法に従って製造される(例えば
E、 M、 La1ondeおよびC,H,Chan、
S ynthesis(1985)、817−845頁
参照)、シかし、基Rの種類は本発明による方法の実用
性に無関係である。
ポリヒドロキシ化合物は例えば、上記式に相当するジシ
ラザンと、水酸基とジシラザンのモル比的1=0.7で
約60ないし140°Cの温度で場合によりp−)ルエ
ンスルホン酸またはトリメチルクロロシランのような酸
性触媒の存在下に反応させることによりシリル化される
0反応はアンモニアの脱離が止った時完了する。反応は
炭化水素、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸メトキシプロ
ピル、メチルイソブチルケトンまたはそれらの混合物の
ような適当な不活性溶媒中で実施し得る。
成分b)の製造に適当なポリヒドロキシ化合物は少なく
とも2個、好ましくは2ないし10個、より好ましくは
2ないし4個の末端および/または側鎖水酸基を含む。
出発物質として使用するに適当な比較的高分子量のポリ
オールはポリウレダン化学で知られている。該化合物の
代表例は例えば5aunders Fr1sch曙、旧
gh Polymers 、Vol、XVI 、  ”
Po1yurethanes 。
Ches+1stry and Technology
” 、IntersciencePublishers
、 ++ s−ヨーク、ロンドン、Vol、l1196
2.32−42頁およびVol、■、1964.5−6
および198−’199頁およびKunsLstoff
−HandbuchSVol、■、シleweg−Ho
chtlen 、 Carl−Hanser−Verl
a@ 、  ミュンヘン、1966の例えば45−71
頁に記載されている。
ポリヒドロキシ化合物は好ましくは、エーテル、エステ
ル、カーボネートおよび/またはウレタン基を含有しそ
して約800ないしs、oooの分子量を有するポリヒ
ドロキシ化合物である。上記基の1つを含むポリヒドロ
キシ化合物および2つまたはそれ以上の上記基を同じ分
子中に含むポリヒドロキシ化合物のどちらも使用し得る
。上記タイプの異なるポリヒドロキシ化合物の混合物を
O−シリル化形で使用することもできる。
本発明に従って使用するに適当なポリエーテルポリオー
ルは例えば(酸化エチレン、酸化プロピレン、酸化ブチ
レン、テトラヒドロフラン、酸化スチレンまたはエビク
ロロヒドリンのような)エポキシドを、例えば(Bhの
ような)ルイス酸触媒の存在下で、自己重合させ、また
はこれらエポキシド(好ましくは酸化エチレンおよび酸
化プロピレン、場合により混合してまたは順次に)を(
水、アルコール、アンモニアまたはアミンのような)反
応性水素原子含有スターター化合物に付加することによ
り製造される。スタニター化合物の例はエチレングリコ
ール、1,3−または1゜2−プロピレングリコール、
トリメチロールプロパン、グリセリン、ソルビット、4
.4’ −’;ヒドロキシジフェニルプロパン、アニリ
ン、エタノールアミンまたはエチレンジアミンを包含す
る。
例えばドイツ公告公報(DE−As)1.176.35
8および1,064,938号に記載されているタイプ
の蔗糖ポリエーテル、およびホルミットーまたはホルモ
ースー開始ポリエーテル(D E −OS 2.639
,083および2,737,951)も使用し得る。
本発明に従って使用するに適当なポリエステルポリオー
ルも知られておりそして多価、好ましくは二価および場
合により三価アルコールと多塩基、好ましくは二基基カ
ルボン酸の反応生成物を包含する。遊離ポリカルボン酸
の代りに、対応するポリカルボン酸無水物または対応す
るポリカルボン酸低級アルコールエステルまたはそれら
の混合物をポリエステルの製造に使用することもできる
ポリカルボン酸は脂肪族、脂環式、芳香族および/また
は複素環式であることができ、そして場合により不飽和
または例えばハロゲン原子で置換されていてもよい。
適当なカルボン酸およびそれらの誘導体の例はコハク酸
、アジピン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸
、フタル酸、イソフタル酸、トリメリド酸、無水フタル
酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水へキサヒドロフタ
ル酸、無水テトラクロロフタル酸、無水エンドメチレン
テトラヒドロフタル酸、無水ゲルタール酸、マレイン酸
、無水マレイン酸、フマル酸、二量体化および三量体化
不飽和脂肪酸(場合によりオレイン酸のような単量体不
飽和脂肪酸と混合して)、テレフタル酸ジメチルエステ
ルおよびテレフタル酸ビスグリコールエステルを包含す
る。適当な多価アルコールはエチレングリコール、1,
2−および1.3−プロピレングリコール、1.4−お
よび2.3−7’チレングリコール、1.6−ヘキサン
ジオール、1.8−オクタンジオール、ネオペンチルグ
リコール、1.4−ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキ
サン、2−メチル−1,3−プロパンジオール、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、1,2゜6−ヘキサン
ジオール、l、2.4−ブタントリオール、トリメチロ
ールエタン、ペンタエリドリフト、キニット、マンニッ
トおよびソルビット、ホルミット、メチルグリコシド、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコールおよびより高分子量のポリエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコールおよびより高分
子量のポリプロピレングリコールおよびまたジエチレン
グリコールおよびより高分子量のポリブチレングリコー
ルを包含する。ε−カプロラクトンのようなラクトンの
、またはω−ヒドロキシカプロン酸のようなヒドロキシ
カルボン酸のポリエステルも使用し得る。
適当な水酸基含有ポリカーボネートは知られておりそし
て例えば1.3−プロパンジオール、l。
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエ
チレングリコールおよび/またはチオジグリコールのよ
う゛なジオールとホスゲンまたはジフェニルカーボネー
トのようなジアリールカーボネートを反応させることに
より得ることができる(DE−ASI、694,080
 、1,915,908および2.221.751;D
 E −OS2,605.024 )。
水酸基を含有しそして例えばD B −A 31,77
0.245に従って得られるポリエステルポリカーボネ
ートも適当である。これらの化合物はε−カプロラクト
ンと1.6−ヘキサンジオールのようなポリオールを反
応させ、次に得られるエステルグリコールとジフェニル
カーボネートを反応させることにより製造される。
本発明に従って使用するに適当なポリウレタンポリオー
ルはエチレングリコール、1,2−およヒエ。3−プロ
ピレングリコール、1.4−および2.3−ブチレング
リコール、1.6−ヘキサンジオール、1.8−オクタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1.4−ビス−
ヒドロキシメチルシクロヘキサン、2−メチル−1,3
−プロパンジオール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール
のような比較的高分子量ポリヒドロキシ仕合物または低
分子量ポリオール、または低分子量および比較的高分子
量ポリオールの混合物と2゜4−および/または2.6
−)ルイレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−2
,4′−および/または−4,4′−ジイソシアネート
、1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘ
キサン−1,3〜および/または−1,4−ジイソシア
ネート、■−イソシアナトー3.3.5−)リフチル−
5−イソシアナトメチルシクロへ牛サン(イソホロンジ
イソシアネー1−)、4.4’ −ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネートのようなポリイソシアネートおよ
び/またはビウレットまたはイソシアヌレート基を含有
する上記ポリイソシアネートの付加物を反応させること
により製造される。ポリヒドロキシ化合物とポリイソシ
アネートの量比は水酸基がイソシアネート基に対し化学
量論的過剰に存在するように選ばれる。
好ましい出発成分b)は弐 A C−0−SiRx) n (式中、 nは2またはそれより大きい整数であり、Aは400な
いし約20.000の分子量を有するポリヒドロキシ化
合物から水酸基を除くことにより得られるタイプの有機
基であり、そしてRはCl−C4アルキル基またはフェ
ニル基である)に相当するものである。
特に好ましい成分b)は Aがエーテル、エステル、カーボネートおよび/または
ウレタン基を含有しそして約800ないし5.000の
分子量を有する多価アルコールから水酸基を除くことに
より得られるタイプの基であり、そして nが2ないし10の整数である。
上記式に相当するものである。
本方法の実際適用において、反応体間の量比はクロロカ
ルボニル基とシリル化水酸基のモル比が少なくともl:
1.2、好ましくは1:0.8ないし1:1.2である
ように選ばれる。出発物質は好ましくは等モル量で使用
される。大過剰のイソシアナトカルボン酸クロライドを
使用して反応完了後に例えば蒸留により未反応の過剰を
除去することもできるが、この手順は好ましくはない。
シリル化ヒドロキシ化合物とイソシアナトカルボン酸ク
ロライドの反応は一般に約50ないし150 ’Cの温
度で、場合によりキノリンまたはピリジンのようなこの
反応用の既知触媒の存在下に行なわれる。
本発明による反応の副生成物としてトリアルキルまたは
トリアリールクロロシランが生成し、そして蒸留により
反応混合物から好便に除去し得る。
反応は溶媒の存在下または不在下で実施し得る。
適当な溶媒は活性水素原子を含まないものであり、そし
て脂肪族、脂環式および芳香族炭化水素;エーテル;ケ
トン;およびエステルを包含する。使用するシリル化ヒ
ドロキシ化合物が本発明による方法を実施するに充分に
低い粘度を有するなら、一般に溶媒を使用する必要はな
い。
実質的に溶媒を含まないポリイソシアネートプレポリマ
ーを得るためにiよ、溶媒を使用しない手順が特に好ま
しい。揮発性成分の残りは薄層蒸留によりプレポリマー
から除去し得る。
このようにして得られるポリイソシアネートプレポリマ
ーはモノマーの不在および極めて低い粘度により特徴付
けられる。
本発明により製造されたポリイソシアネートプレポリマ
ーは無溶剤または低溶剤コーチング組成物またはシーリ
ングコンパウンドの配合に特に適する出発物質である。
該プレポリマーは(場合によりジプチル錫(IV)ジラ
ウレートのような既知触媒、および場合によりコーチン
グ技術で使用される既知間料、充填剤および助剤の添加
後)大気湿分により硬化して優れた機械的性質を有する
ポリマーフィルムを提供し得る。
以下の実施例は本発明による方法を、いかなる仕方でも
限定することなく、説明することを意図する。すべての
百分率は別に支持しない限り重量による。
実−族一■ ポリヒドロキシ化合物のシリル化の一般的手順:ポリヒ
ドロキシ化合物10H当量とヘキサメチルジシラザン0
.7モルを、トリメチルクロロシラン2mlを添加して
80ないし120℃でアンモニアの脱離が完了するまで
撹拌した。反応の進行をIRスペクトル法によりOH帯
の消失を観察することにより追跡した。OH帯がもはや
見えなくなった時、過剰のジシラザンを減圧蒸留により
除去した。
以下の例1ないし5では、シリル化ポリヒドロキシ化合
物b)を常に最初に適当な反応器に導入しそして次にイ
ソシアナトカルボン酸クロライドa)を記載した反応条
件下で撹拌しつ一添加した。
シリル化ポリエーテルに基くプレポリマー二OH価56
および粘度300mPa(22°C)を有するポリプロ
ピレングリコールのビス−トリメチルシロキシポリエー
テル1073 gと6−イツシアナトカブロン酸クロラ
イド175.5 gを、ピリジン11I11を添加して
80ないし100℃でIRスペクトルが酸クロライド帯
を示さなくなるまで撹拌した。生成したトリメチルクロ
ロシランを反応中連続的に留去した。揮発性成分の残り
を140°C10,05ミリバールで薄層蒸留により除
去後、次の特性値を有するNGOプレポリマーが得られ
た:NCO含量 : 3.34% 22°Cの粘度:480mPa 貫I シリル化ポリエステルカーボネートに基くプレポリマー
: ビス−トリメチルシロキシポリエステルカーボネート(
ポリエステルカーボネートジオール=1゜6−ヘキサン
ジオール、ε−カプロラクトンおよびジフェニルカーボ
ネートからモル比的8:8ニアでD E −A S 1
.770.245(米国特許3,640,967号)に
従って製造、OH価=56.22°Cの粘度=20、0
00mPa) 1073 gを6−イソシアナトカプロ
ン酸クロライド175.5gと例1におけるように反応
させた。揮発性成分の残りを薄層蒸留により除去後、次
の特性データを有するNCOプレポリマーが得られた: NGO含量 =3.2% 22°Cの粘度: 20,000mPa■エ シリル化ポリエステルに基くプレポリマー:アジピン酸
とジエチレングリコールのビス−トリメチルシロキシポ
リエステル(ポリエステルジオール:OH価=43.2
2°Cの粘度=15.00抛Pa)1373gを6−イ
ソシアナトカプロン酸クロライド175.5gと例1に
おけるように反応させた。揮発性成分の残りを薄層蒸留
により除去後、次の特性データを有するNGOプレポリ
マーが得られた:NCO含1:2.1% 22°Cの粘度: 30,000mPa■↓ ウレタン基含有シリル化ポリエーテルに基くプレポリマ
ー: 例1のポリエーテル4モルと2.4−)ルイレンジイソ
シアネート1モルから製造したOH官能性プレポリマー
(22℃の粘度−3,000mPa) 1725gを完
全にシリル化しそして次に6−イソシアナトカプロン酸
クロライド175.5gと例1におけるように反応させ
た。揮発性成分の残りを薄層蒸留により除去後、次の特
性データを有するNCOプレポリマーが得られた: NGO含量 :1.9% 22°Cの粘度: 4,700mPa シリル化ポリエーテルに基くプレポリマーニトリメチロ
ールプロパンと酸化プロピレンのトリス−トリメチルシ
ロキシポリエーテル(ポリエーテルトリオール:OH価
=56.22°Cの粘度= 650 aPa) 107
3 gと6−イソシアナトカプロン酸クロライド175
.5gを例1におけるように反応させた。揮発性成分の
残りを薄層蒸留により除去後、次の特性データ、を有す
るNCOプレポリマーが得られた: NGO含量 : 3.45% 22°Cの粘度: 650mPa    ′肛 比較例 例2のポリエステルカーボネートlooogを、ヘキサ
メチレンジイソシアネート168gと80°CでNGO
含量が一定になるまで反応させた。得られたNCOプレ
ポリマーはNCO含量3.5%、22℃の粘度500.
00011Paおよびモノマー含量3.1%であった。
このプレポリマーの高粘度は薄層蒸留を不可能にした。
氾 比較例 ヘキサメチレンジイソシアネート840gを適当な反応
器に導入した0例2のポリエステルカーボネート100
0gを、80゛Cで撹拌を続けつ\少しずつ添加した。
次に反応混合物を80°CでNGO含量が一定になるま
で撹拌した。反応完了後存在する遊離ジイソシアネート
を130℃10.05ミリバールで薄層蒸留により除去
した。次の特性データを有するNGOプレポリマーが得
られた:NGON型O:3.4% 七ツマー含量: O,12% 粘     度: 70.000mPa五、L  DE
−O32,120,090(米国特許3,870,55
6号)との比較例 酢酸エチル300Ml中の6−イツシアナトカブロン酸
クロライド175.5gの溶液に室温で例2のポリエス
テルカーボネート1000g 、酢酸エチル500rs
lおよびトリエチルアミン102gの混合物を温度が3
0°C以上に上らないように徐々に滴加した。混合物を
一夜撹拌し、次に沈殿したアンモニウム塩から濾過した
。濾液を薄層蒸留により揮発性成分から分離した。得ら
れたNCOプレポリマ、−は次の特性データを有した: NGO含量 ? 3.16% 22°Cの粘度: 80.000mPa■工 湿分硬化性コーチング組成物: 例2に従って製造したNCOプレポリマーの試料をジブ
チル錫(IV)ジラウレートと撹拌した。
ガラス板に適用したフィルムは空気中で12時間で硬化
した。熟成後、良好な摩耗抵抗を有する強靭で弾性のフ
ィルムが得られた。
以下に本発明の態様を列記する。
(1)a)イソシアナトカルボン酸クロライドとb)少
なくとも2個のシリル化水酸基を含有し、0−シリル化
された水酸基のみを含有しそしてそれ以外は反応条件下
でイソシアネートおよびクロロカルボニル基に対し不活
性であり、そして400ないし約20,000の分子量
を有するポリヒドロキシ化合物に暴く有機化合物 を反応させることを含むエステルおよびイソシアネート
基含有プレポリマーの製造方法。
(2)該有機化合物が式 %式%) (式中、 nは2またはそれより大きい整数であり、Aはn−官能
性ポリヒドロキジ化合物から水酸基を除くことにより得
られる有機基であり、そして RはC,−C,アルキル基またはフェニル基である) に相当する第1項の方法。
(3)Aがエーテル、エステル、カーボネートおよび/
またはウレタン基を含存しそして約800ないし、s、
oooの分子量を有するn−官能性ポリヒドロキシ化合
物から水酸基を除くことにより得られる有機基である第
2項の方法。
(4)nが2ないし10の整数である第2項の方法。
(5)nが2ないし10の整数である第3項の方法。
(6)該イソシアナトカルボン酸クロライドが弐C1−
Co−B−NGO (式中、Bは反応条件下で成分b)に不活性な有機基で
ある) に相当する第1項の方法。
(7)該イソシアナトカルボン酸クロライドが式0式% (式中、Bは反応条件下で成分b)に不活性な有機基で
ある) に相当する第3項の方法。
(8)Bが2ないし11個の炭素原子を含有する脂肪族
炭化水素基または6個の炭素原子を含有する脂環式炭化
水素基である第6項の方法。
(9)Bが2ないし11個の炭素原子を含有する脂肪族
炭化水素基または6個の炭素原子を含有する脂環式炭化
水素基である第7項の方法。
00 a)イソシアナトカルボン酸クロライドとb)少
なくとも2個のシリル化水酸基を含有し、0−シリル化
された水酸基のみを含有しそしてそれ以外は反応条件下
でイソシアネートお・よびクロロカルボニル基に対し不
活性であり、そして400ないし約20.000の分子
量を有するポリヒドロキシ化合物に基く有機化合物 を反応させることを含む方法により製造されたエステル
およびイソシアネート基含有プレポリマー。
θD 該有機化合物が式 %式%) (式中、 nは2またはそれより大きい整数であり、Aはn−官能
性ポリヒドロキシ化合物から水酸基を除(ことにより得
られる有機基であり、そして RはCl−C4アルキル基またはフェニル基である) に相当する第10項のプレポリマー。
02)Aがエーテル、エステル、カーボネートおよび/
またはウレタン基を含有しそして約800ないし、5.
000の分子量を有するn−官能性ポリヒドロキシ化合
物から水酸基を除くことにより得られる有機基である第
11項のプレポリマー。
031  nが2ないし10の整数である第11項のプ
レポリマー。
04)  nが2ないし10の整数である第12項のプ
レポリマー。
aつ 該イソシアナトカルボン酸クロライドが式%式% (式中、Bは反応条件下で成分b)に不活性な有機基で
ある) に相当する第10項のプレポリマー。
0ω 該イソシアナトカルボン酸クロライドが式%式% (式中、Bは反応条件下で成分b)に不活性な有機基で
ある) に相当する第12項のプレポリマー。
07)Bが2ないし11個の炭素原子を含有する脂肪族
炭化水素基または6個の炭素原子を含有する脂環式炭化
水素基である第15項のプレポリマー。
Cl8)  Bが2ないし11個の炭素原子を含有する
脂肪族炭化水素基または6個の炭素原子を含有する脂環
式炭化水素基である第16項のプレポリマー。
以上説明の目的で本発明を詳細に記載したが、該詳細は
その目的のためのみのものであること、および特許請求
の範囲により限定され得る以外は本発明の精神および範
囲を逸脱することなく種々の変更がそこに当該技術分野
の熟達者によってなされ得る・ことが理解されるべきで
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)イソシアナトカルボン酸クロライドとb)少
    なくとも2個のシリル化水酸基を含有し、O−シリル化
    された水酸基のみを含有しそしてそれ以外は反応条件下
    でイソシアネートおよびクロロカルボニル基に対し不活
    性であり、そして400ないし約20,000の分子量
    を有するポリヒドロキシ化合物に基く有機化合物 を反応させることを含むエステルおよびイソシアネート
    基含有プレポリマーの製造方法。
  2. (2)a)イソシアナトカルボン酸クロライドとb)少
    なくとも2個のシリル化水酸基を含有し、O−シリル化
    された水酸基のみを含有しそしてそれ以外は反応条件下
    でイソシアネートおよびクロロカルボニル基に対し不活
    性であり、そして400ないし約20,000の分子量
    を有するポリヒドロキシ化合物に基く有機化合物 を反応させることを含む方法により製造されたエステル
    およびイソシアネート基含有プレポリマー。
JP10549090A 1989-04-24 1990-04-23 エステルおよびイソシアネート基含有プレポリマーおよびそれらの製造方法 Pending JPH02300225A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3913406.7 1989-04-24
DE3913406 1989-04-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02300225A true JPH02300225A (ja) 1990-12-12

Family

ID=6379313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10549090A Pending JPH02300225A (ja) 1989-04-24 1990-04-23 エステルおよびイソシアネート基含有プレポリマーおよびそれらの製造方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0394759A1 (ja)
JP (1) JPH02300225A (ja)
BR (1) BR9001868A (ja)
CA (1) CA2015043A1 (ja)
DD (1) DD297981A5 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006015280A1 (de) * 2006-03-18 2007-09-20 Bayer Materialscience Ag Herstellung lagerstabiler, isocyanat-funktioneller Prepolymere unter Verwendung NCO-funktioneller Carbonsäure- und Carbamoylhalogenide

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1668069A1 (de) * 1968-01-02 1971-07-15 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Isocyanatoarylcarbonsaeureestern
DE2120090A1 (de) * 1971-04-24 1972-11-09 Bayer Ag Neue Hilfsstoffe zur Ausrüstung von Keratinfasern enthaltenden Textilien
DE3634248A1 (de) * 1986-10-08 1988-04-21 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von isocyanaten

Also Published As

Publication number Publication date
EP0394759A1 (de) 1990-10-31
BR9001868A (pt) 1991-06-18
CA2015043A1 (en) 1990-10-24
DD297981A5 (de) 1992-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5275032B2 (ja) 軟質塗膜を製造するための二成分系
US7871675B2 (en) Silane-crosslinkable coating formulations
ES2707128T3 (es) Prepolímeros de poliéster estables frente a la cristalización
WO1999011690A1 (en) Low viscosity polyuretidione polyurethanes and their use as curatives for solvent and water borne coatings
JP2001503097A (ja) ヒドロキシカルバモイルアルコキシシランをベースとしたポリ(エーテル―ウレタン)シーラント
JP2007530751A (ja) 触媒として亜鉛化合物を使用するポリエーテルアロファネートの製造方法
JPS5944310B2 (ja) ブロツクトイソシアネ−ト基を有するポリイソシアネ−ト混合物の製造方法
JP2001512757A (ja) オキサゾリジン及びイソシアネートを含むスプレー可能なコーティング組成物
JPS60104119A (ja) 貯蔵安定性の一成分系ウレタン化合物並びにその製造法および使用法
JP3078086B2 (ja) エーテル基とエステル基とを有するイソシアネートプレポリマー、その製造方法、並びに被覆用、封止用もしくは流延用組成物を製造するためのその使用
JP3616996B2 (ja) 第3級カルバメート結合を有するヒドロキシ官能性ウレタン
JPH0348690A (ja) 接着促進剤
KR101098801B1 (ko) 도료 제조 방법에 있어서 이소시아네이트 작용성을 갖는화합물, 이의 제조 방법 및 이의 용도
JP4106093B2 (ja) コーティング組成物用のフィルム形成性バインダーおよびそれを含むコーティング組成物
JPH0881458A (ja) 1,3−ジオキサン−2−オン基含有オリゴウレタン
US11267927B2 (en) Azido-alkyne click and oxysilane hybrid compositions
JPH0340048B2 (ja)
ES2364757T3 (es) Procedimiento para la preparación de prepolímeros de poliuretano aminofuncionales.
JPH02300225A (ja) エステルおよびイソシアネート基含有プレポリマーおよびそれらの製造方法
JP2515585B2 (ja) ウレタン変性ビュ―レットポリイソシアネ―トの製造方法
JP4118581B2 (ja) 新規トリイソシアネート及びポリウレタン塗料
JPH0450277A (ja) 伸展性を有するポリウレタン塗料用プレポリマーおよびその製法
JPS62235313A (ja) ポリイソシアネ−トの製造方法
JP2006225309A (ja) 加水分解性シリル基含有ジオ−ル、その製造方法、それを使用したポリウレタン樹脂及びその製造方法
JP4011761B2 (ja) 新規なポリウレタン