JPH02298684A - スクロール流体機械 - Google Patents
スクロール流体機械Info
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- JPH02298684A JPH02298684A JP11792289A JP11792289A JPH02298684A JP H02298684 A JPH02298684 A JP H02298684A JP 11792289 A JP11792289 A JP 11792289A JP 11792289 A JP11792289 A JP 11792289A JP H02298684 A JPH02298684 A JP H02298684A
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/02—Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F01C1/0207—Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F01C1/023—Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、駆動スクロールと従動スクロールを回転させ
るスクロール流体機械に関するものである。
るスクロール流体機械に関するものである。
一般に、スクロール流体機械としては種々色々なものが
知られており、この中には所謂全系回転型のスクロール
流体機械がある。
知られており、この中には所謂全系回転型のスクロール
流体機械がある。
従来、この種のスクロール流体機械は第６図に示すよう
に構成されている。これを同図に基づいて説明すると、
同図において、符号工および２で示すものは各々排気室
３と吸気室４を形成する筒状の上下２つのケーシングで
、各々が互いにＯＵフグ５を介して接合されている。こ
のうち上部ケーシングｌ内には、下方に開口する吸気通
路６を形成する仕切壁７が設けられている。また、下部
ケーシング２には下方開口部を閉塞するカバー８が０リ
ング９を介して装着されており、前記排気室３と前記吸
気室４を画成する軸受支え１０が設けられている。この
軸受支えｌＯには前記吸気通路６および前記吸気室４に
連通する通孔１１が設けられており、この通孔１１の開
口周縁と前記吸気通路６の開口周縁との間には０リング
１２が介装されている。また、この軸受支えｌＯには、
前記排気室３内の潤滑油１３を軸受嵌合部１４に供給す
る給油通路１５が設けられている。１６は前記吸気通路
６およびケーシング外に連通ずる吸気用のプラグで、前
記両ケーシング１，２のうち上部ケーシング１の周壁に
取り付けられている。１７は前記排気室３およびケーシ
ング外に連通ずる排気用のプラグで、前記プラグ１６と
同様に前記上部ケーシング１の周壁に取り付けられてい
る。１８は円形状の合板（図示せず）を有する駆動スク
ロールで、前記吸気室４内に設けられており、中央部お
よび外周部には各々吐出口１９と吸込口２０が設けられ
ている。この駆動スクロール１８の合板裏側には、各々
が互いに円周方向に１８０＠離間する２つのコ字状アー
ム２１．２２が固定されている。２３は前記両ケーシン
グ１，２の軸線方向に延在する駆動軸で、前記仕切壁７
および前記軸受支え１０に各々軸受２４．２５を介して
回転自在に支承され、かつ前記駆動スクロール１８の中
央部に連結されている。この駆動軸２３には、前記吐出
口１９および後述する密閉空間に各々連通する排気通路
２６と給油通路２７が設けられている。２８は前記台板
（図示せず）に対向する円形状の合板（図示せず）を有
する従動スクロールで、前記吸気室４内に設けられ、か
つ前記駆動スクロール１８に偏心して組み合わされてい
る。この従動スクロール２８は、前記駆動スクロール１
８と共に同期回転することにより外周部から内周部に向
かって移動する密閉空間（圧縮室）２９を形成するよう
に構成されている。また、この従動スクロール２８の合
板裏側には、前記両コ字状アーム２１．２２を結ぶ線と
直角な２等分線上で各々が互いに対向す２つの突子（図
示せず）が設けられている。３２は前記駆動軸２３の軸
線方向に延在する従動軸で、前記カバー８に軸受３３．
’３４を介して回転自在に支承され、かつ前記従動ス
クロール２８の中央部に連結されている。３５は前記駆
動スクロール１８から前記従動スクロール２８に回転力
を伝達するオルダム継手で、前記従動軸３２が挿通する
環状体３６と、この環状体３Ｇの外周面に突設され前記
突子（図示せず）および前記コ字状アーム２１．２２の
自由端部に嵌合するＵ字溝壁を形成するガイド３７とか
らなり、前記吸気室４内に設けられている。３８は前記
密閉空間２９に潤滑油】３を供給するベーンポンプで、
前記駆動軸２３の周囲に設けられ、かつ前記軸受支え１
０上に０リンク３９を介して固定されている。このベー
ンポンプ３８は、前記潤滑油１３内に開口する第１の給
油通路４０．前記給油通路１５に連通ずる第２の給油通
路４１およびこの給油通路４１に逆止弁４２を介して接
続する第３の給油通路４３を有するポンプケーシング４
４と、このポンプケーシング４４を閉塞し前記逆止弁４
２を押圧するスプリング４５を内蔵するカバー４６と、
このカバー４６および前記ポンプケーシング４４内に設
けられかつ前記駆動軸２３に固着されたロータ４７と、
このロータ４７の周囲に設けられかつ前記ポンプケーシ
ング４４内に収納されたベーン４８とによって構成され
ている。４９はスクロール流体機械駆動用のモータで、
前記上部ケーシング１の外側に設けられている。このモ
ータ４９の回転軸５０には前記駆動軸２３にカップリン
グ５１を介して連結されており、軸上には前記上部ケー
シングｌ内に臨むファン５２が固着されている。また、
５３および５４はオイルシールである。
に構成されている。これを同図に基づいて説明すると、
同図において、符号工および２で示すものは各々排気室
３と吸気室４を形成する筒状の上下２つのケーシングで
、各々が互いにＯＵフグ５を介して接合されている。こ
のうち上部ケーシングｌ内には、下方に開口する吸気通
路６を形成する仕切壁７が設けられている。また、下部
ケーシング２には下方開口部を閉塞するカバー８が０リ
ング９を介して装着されており、前記排気室３と前記吸
気室４を画成する軸受支え１０が設けられている。この
軸受支えｌＯには前記吸気通路６および前記吸気室４に
連通する通孔１１が設けられており、この通孔１１の開
口周縁と前記吸気通路６の開口周縁との間には０リング
１２が介装されている。また、この軸受支えｌＯには、
前記排気室３内の潤滑油１３を軸受嵌合部１４に供給す
る給油通路１５が設けられている。１６は前記吸気通路
６およびケーシング外に連通ずる吸気用のプラグで、前
記両ケーシング１，２のうち上部ケーシング１の周壁に
取り付けられている。１７は前記排気室３およびケーシ
ング外に連通ずる排気用のプラグで、前記プラグ１６と
同様に前記上部ケーシング１の周壁に取り付けられてい
る。１８は円形状の合板（図示せず）を有する駆動スク
ロールで、前記吸気室４内に設けられており、中央部お
よび外周部には各々吐出口１９と吸込口２０が設けられ
ている。この駆動スクロール１８の合板裏側には、各々
が互いに円周方向に１８０＠離間する２つのコ字状アー
ム２１．２２が固定されている。２３は前記両ケーシン
グ１，２の軸線方向に延在する駆動軸で、前記仕切壁７
および前記軸受支え１０に各々軸受２４．２５を介して
回転自在に支承され、かつ前記駆動スクロール１８の中
央部に連結されている。この駆動軸２３には、前記吐出
口１９および後述する密閉空間に各々連通する排気通路
２６と給油通路２７が設けられている。２８は前記台板
（図示せず）に対向する円形状の合板（図示せず）を有
する従動スクロールで、前記吸気室４内に設けられ、か
つ前記駆動スクロール１８に偏心して組み合わされてい
る。この従動スクロール２８は、前記駆動スクロール１
８と共に同期回転することにより外周部から内周部に向
かって移動する密閉空間（圧縮室）２９を形成するよう
に構成されている。また、この従動スクロール２８の合
板裏側には、前記両コ字状アーム２１．２２を結ぶ線と
直角な２等分線上で各々が互いに対向す２つの突子（図
示せず）が設けられている。３２は前記駆動軸２３の軸
線方向に延在する従動軸で、前記カバー８に軸受３３．
’３４を介して回転自在に支承され、かつ前記従動ス
クロール２８の中央部に連結されている。３５は前記駆
動スクロール１８から前記従動スクロール２８に回転力
を伝達するオルダム継手で、前記従動軸３２が挿通する
環状体３６と、この環状体３Ｇの外周面に突設され前記
突子（図示せず）および前記コ字状アーム２１．２２の
自由端部に嵌合するＵ字溝壁を形成するガイド３７とか
らなり、前記吸気室４内に設けられている。３８は前記
密閉空間２９に潤滑油】３を供給するベーンポンプで、
前記駆動軸２３の周囲に設けられ、かつ前記軸受支え１
０上に０リンク３９を介して固定されている。このベー
ンポンプ３８は、前記潤滑油１３内に開口する第１の給
油通路４０．前記給油通路１５に連通ずる第２の給油通
路４１およびこの給油通路４１に逆止弁４２を介して接
続する第３の給油通路４３を有するポンプケーシング４
４と、このポンプケーシング４４を閉塞し前記逆止弁４
２を押圧するスプリング４５を内蔵するカバー４６と、
このカバー４６および前記ポンプケーシング４４内に設
けられかつ前記駆動軸２３に固着されたロータ４７と、
このロータ４７の周囲に設けられかつ前記ポンプケーシ
ング４４内に収納されたベーン４８とによって構成され
ている。４９はスクロール流体機械駆動用のモータで、
前記上部ケーシング１の外側に設けられている。このモ
ータ４９の回転軸５０には前記駆動軸２３にカップリン
グ５１を介して連結されており、軸上には前記上部ケー
シングｌ内に臨むファン５２が固着されている。また、
５３および５４はオイルシールである。
このように構成されたスクロール流体機械においては、
モータ４９によって駆動スクロール１８が回転すると、
この回転力がオルダム継手３５を介して従動スクロール
２８に伝達される。このとき、吸気用のプラグ１６から
上部ケーシング１内に吸入する流体は吸気通路６．吸気
室４を通過し、両スクロール１８．２８間に流入して密
閉空間２９で圧縮された後、排気通路２６．排気室３を
通過して排気用のプラグ１７からケーシング外に吐き出
される。
モータ４９によって駆動スクロール１８が回転すると、
この回転力がオルダム継手３５を介して従動スクロール
２８に伝達される。このとき、吸気用のプラグ１６から
上部ケーシング１内に吸入する流体は吸気通路６．吸気
室４を通過し、両スクロール１８．２８間に流入して密
閉空間２９で圧縮された後、排気通路２６．排気室３を
通過して排気用のプラグ１７からケーシング外に吐き出
される。
ところで、この種のスクロール流体機械においては、吸
気室４内の潤滑油一部が遠心力によって各スクロール１
８．２８の外周部に排出される。
気室４内の潤滑油一部が遠心力によって各スクロール１
８．２８の外周部に排出される。
また、残りの潤滑油は、両スクロール１８．２８内に流
入して吸入流体と共に排気通路２６を通過して排気室３
内に吐き出される。
入して吸入流体と共に排気通路２６を通過して排気室３
内に吐き出される。
このため、吸気室４内の潤滑油１３が減少して各・スク
ロールの摺動面に給送する潤滑油が不足し、スクロール
相互の摺動面を封止する機能の低下によって漏洩機能が
低下してしまうが、ベーンポンプ３８の作動によって排
気室３内の潤滑油１３が両スクロール１８．２８内に供
給される。
ロールの摺動面に給送する潤滑油が不足し、スクロール
相互の摺動面を封止する機能の低下によって漏洩機能が
低下してしまうが、ベーンポンプ３８の作動によって排
気室３内の潤滑油１３が両スクロール１８．２８内に供
給される。
すなわち、駆動軸２３と共にロータ４７が回転すると、
潤滑油１３は第１の給油通路４０からポンプケーシング
４４内に吸い込まれて第３の給油通路４３に吐き出され
、この吐出圧力によって逆止弁４２が開放して第２の給
油通路４１に流入するため、給油通路１５、２７を通過
して両スクロール１８．２８内の密閉空間２９に供給さ
れるのである。
潤滑油１３は第１の給油通路４０からポンプケーシング
４４内に吸い込まれて第３の給油通路４３に吐き出され
、この吐出圧力によって逆止弁４２が開放して第２の給
油通路４１に流入するため、給油通路１５、２７を通過
して両スクロール１８．２８内の密閉空間２９に供給さ
れるのである。
この結果、両スクロール１８．２８内には適量の潤滑油
１３が確保される。
１３が確保される。
一方、ロータ４７の回転が停止すると、ベーンポンプ３
８の作動停止することから、逆止弁４２が閉塞する。
８の作動停止することから、逆止弁４２が閉塞する。
しかるに、従来のスクロール流体機械においては、オル
ダム継手３５が吸気室４内に露呈する構造であるため、
スクロール運転時にオルダム継手３５が回転すると、吸
気室４内の潤滑油１３が遠心力によって周囲に掻き揚げ
られていた。この結果、オルダム継手３５の摺動部に対
する潤滑油１３が不足ししてしまい、オルダム継手３５
の摩耗あるいは焼き付きが発生するという問題があった
。
ダム継手３５が吸気室４内に露呈する構造であるため、
スクロール運転時にオルダム継手３５が回転すると、吸
気室４内の潤滑油１３が遠心力によって周囲に掻き揚げ
られていた。この結果、オルダム継手３５の摺動部に対
する潤滑油１３が不足ししてしまい、オルダム継手３５
の摩耗あるいは焼き付きが発生するという問題があった
。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、オル
ダム継手の摺動部に対する潤滑油の不足を防止すること
ができ、もってオルダム継手の摩耗あるいは焼き付きの
発生を防止することができるスクロール流体機械を提供
するものである。
ダム継手の摺動部に対する潤滑油の不足を防止すること
ができ、もってオルダム継手の摩耗あるいは焼き付きの
発生を防止することができるスクロール流体機械を提供
するものである。
本発明に係るスクロール流体機械は、軸受支えの下方に
上下スクロール軸のうち下方スクロール軸の先端部が臨
む油溜を設け、この油溜および吸気室に連通ずる油通路
を各々下方軸受支えと下方スクロール軸に設け、このう
ち下方スクロール軸の油通路をオルダム継手の各摺動部
に給油する油通路によって形成したものである。
上下スクロール軸のうち下方スクロール軸の先端部が臨
む油溜を設け、この油溜および吸気室に連通ずる油通路
を各々下方軸受支えと下方スクロール軸に設け、このう
ち下方スクロール軸の油通路をオルダム継手の各摺動部
に給油する油通路によって形成したものである。
本発明においては、両スクロールの回転によって油溜内
の潤滑油が下方スクロール軸の油通路を経てオルダム継
手の摺動部に供給される。
の潤滑油が下方スクロール軸の油通路を経てオルダム継
手の摺動部に供給される。
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本発明に係るスクロール流体機械の全体を示す
断面図、第２図（ａｌおよび（ｂ）は同じく本発明にお
けるスクロール流体機械の要部を示す斜視図と断面図で
、同図以下において第６図と同一の部材については同一
の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図において、
符号６１で示すものは下方に開口する空間部６２を有す
るカバーで、前記両ケーシング１，２のうち下部ケーシ
ング２に開口周縁に前記Ｏリング９を介して装着されて
いる。
断面図、第２図（ａｌおよび（ｂ）は同じく本発明にお
けるスクロール流体機械の要部を示す斜視図と断面図で
、同図以下において第６図と同一の部材については同一
の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図において、
符号６１で示すものは下方に開口する空間部６２を有す
るカバーで、前記両ケーシング１，２のうち下部ケーシ
ング２に開口周縁に前記Ｏリング９を介して装着されて
いる。
このカバー６１には、前記吸気室４および後述する油溜
に連通ずる油通路６３と、前記両ケーシング１゜２の軸
線方向に開口する貫通孔６４とが設けられている。６５
は前記駆動軸２３の軸線方向に延在する従動軸で、前記
従動スクロール２８の中央部に連結され、かつ前記貫通
孔６４に軸受６６、６７を介して支承されている。この
従動軸６５には、前記オルダム継手３５の摺動部３５ａ
、 ３５ｂに給油する油通路６８が設けられている。
に連通ずる油通路６３と、前記両ケーシング１゜２の軸
線方向に開口する貫通孔６４とが設けられている。６５
は前記駆動軸２３の軸線方向に延在する従動軸で、前記
従動スクロール２８の中央部に連結され、かつ前記貫通
孔６４に軸受６６、６７を介して支承されている。この
従動軸６５には、前記オルダム継手３５の摺動部３５ａ
、 ３５ｂに給油する油通路６８が設けられている。
この油通路６８は、前記従動軸２３の先端中央部に開口
する吸込口６９と、この吸込口６９と偏心する位置に設
けられ軸線方向に延在する偏心ａ７０と、この偏心孔７
０の両開口部に各々接続され前記吸気室４と前記吸込口
６９に連通ずる水平給油路７１．傾斜給油路７２とから
構成されている。このうち水平給油路７１は前記従動軸
６５の径方向に開口されており、この開口部の軸方向位
置は前記オルダム継手３５の摺動部３５ａ、３５ｂと略
同−の位置に、また周方向位置はその摺動部３５ａ 、
３５ｂと同一の位置に位置付けられている。７３は前
記従動軸６５の先端部が臨む油溜７４をその内部に有す
る容器で、前記カバー６１に取り付けられ、かつ前記空
間部６２に収納されている。ここで、水平給油路７１．
傾斜水平路７２および偏心孔７００個数は各々４個であ
り、その符号を７１ａ 〜７１ｄ、７２ａ 〜７２ｄ、
７０ａ 〜７０ｄとする。なお、７５は前記両軸受６６
、６７のうち下方軸受６７を保持する軸受押えである。
する吸込口６９と、この吸込口６９と偏心する位置に設
けられ軸線方向に延在する偏心ａ７０と、この偏心孔７
０の両開口部に各々接続され前記吸気室４と前記吸込口
６９に連通ずる水平給油路７１．傾斜給油路７２とから
構成されている。このうち水平給油路７１は前記従動軸
６５の径方向に開口されており、この開口部の軸方向位
置は前記オルダム継手３５の摺動部３５ａ、３５ｂと略
同−の位置に、また周方向位置はその摺動部３５ａ 、
３５ｂと同一の位置に位置付けられている。７３は前
記従動軸６５の先端部が臨む油溜７４をその内部に有す
る容器で、前記カバー６１に取り付けられ、かつ前記空
間部６２に収納されている。ここで、水平給油路７１．
傾斜水平路７２および偏心孔７００個数は各々４個であ
り、その符号を７１ａ 〜７１ｄ、７２ａ 〜７２ｄ、
７０ａ 〜７０ｄとする。なお、７５は前記両軸受６６
、６７のうち下方軸受６７を保持する軸受押えである。
また、７６は前記従動スクロール２８の合板裏側に設け
られ前記ガイド３７に嵌合する突子である。
られ前記ガイド３７に嵌合する突子である。
このように構成されたスクロール流体機械においては、
モータ４９によって駆動スクロール１８が回転すると、
この回転力がオルダム継手３５を介して従動スクロール
２８に伝達される。このとき、遠心力によってポンプ作
用が発生するため、油溜７４内の潤滑油１３が吸込口６
９から吸い込まれ、傾斜給油路７２．偏心孔７０を経て
水平給油路７１から第２図（ｂｌに矢印Ａで示す方向に
吸気室４内に吐き出されてオルダム継手３５の摺動部３
５ａ 、 ３５ｂに供給される。
モータ４９によって駆動スクロール１８が回転すると、
この回転力がオルダム継手３５を介して従動スクロール
２８に伝達される。このとき、遠心力によってポンプ作
用が発生するため、油溜７４内の潤滑油１３が吸込口６
９から吸い込まれ、傾斜給油路７２．偏心孔７０を経て
水平給油路７１から第２図（ｂｌに矢印Ａで示す方向に
吸気室４内に吐き出されてオルダム継手３５の摺動部３
５ａ 、 ３５ｂに供給される。
一方、吸気室４内の吐き出された潤滑油１３は油通路６
３を通過して油溜７４内に戻される。
３を通過して油溜７４内に戻される。
なお、本実施例においては、油通路６８からオルダム継
手３５の摺動部３５ａ、３５ｂに直接給油する例を示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
第３図に示すように環状体３６にガイド３７内に開口し
かつ径方向に貫通する油孔８１を設けることにより、一
層効果的にオルダム継手３５の摺動部３５ａ 、 ３５
ｂに給油することができる。
手３５の摺動部３５ａ、３５ｂに直接給油する例を示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
第３図に示すように環状体３６にガイド３７内に開口し
かつ径方向に貫通する油孔８１を設けることにより、一
層効果的にオルダム継手３５の摺動部３５ａ 、 ３５
ｂに給油することができる。
また、本発明においては、第４図に示すようにカバー６
１にオルダム継手３５と従動軸６５間に介在する筒状層
８２を設け、この筒状層８２に径方向に開口する複数の
通孔８３を設けることにより、オルダム継手３５の摺動
部３５ａ 、 ３５ｂと軸受６６、６７に潤滑油１３を
供給することができる。この場合、偏心孔７０゜水平給
油路７１および傾斜給油路７２は１個で済ませることが
できる。
１にオルダム継手３５と従動軸６５間に介在する筒状層
８２を設け、この筒状層８２に径方向に開口する複数の
通孔８３を設けることにより、オルダム継手３５の摺動
部３５ａ 、 ３５ｂと軸受６６、６７に潤滑油１３を
供給することができる。この場合、偏心孔７０゜水平給
油路７１および傾斜給油路７２は１個で済ませることが
できる。
このように構成されたスクロール流体機械においては、
水平給油路７１から吐き出された潤滑油１３は筒状層８
２で堰き止められて、一部が軸受６６、６７に供給され
る。また、残りの潤滑油１３は、遠心力によって径方向
に飛散され、通孔８３および筒状層８２と従動スクロー
ル２８間を通過してオルダム継手３５の摺動部３５ａ、
３５ｂに供給される。
水平給油路７１から吐き出された潤滑油１３は筒状層８
２で堰き止められて、一部が軸受６６、６７に供給され
る。また、残りの潤滑油１３は、遠心力によって径方向
に飛散され、通孔８３および筒状層８２と従動スクロー
ル２８間を通過してオルダム継手３５の摺動部３５ａ、
３５ｂに供給される。
さらに、本発明における従動軸３２の吸込形状を前述し
た実施例に限定されず、例えば第５図（ａ）〜（Ｃ）に
示すような構造としても実施例と同様にポンプ作用を得
ることができる。同図（ａｌおよび（′ｂ）において、
符号９Ｉで示すものは軸線方向に延在する偏心孔９２を
有する従動軸、９３および９４はこの従動軸９１の先端
部に偏心孔９２の開口部を閉塞するように装着され吸込
口９５．９６をその中央部に有する吸込カバーである。
た実施例に限定されず、例えば第５図（ａ）〜（Ｃ）に
示すような構造としても実施例と同様にポンプ作用を得
ることができる。同図（ａｌおよび（′ｂ）において、
符号９Ｉで示すものは軸線方向に延在する偏心孔９２を
有する従動軸、９３および９４はこの従動軸９１の先端
部に偏心孔９２の開口部を閉塞するように装着され吸込
口９５．９６をその中央部に有する吸込カバーである。
また、９７および９８はこれら吸込カバー９３．９４内
に設けられ吸込口９５．９６と偏心孔９２に連通ずる空
間部である。同図（Ｃ）において、符号９９で示すもの
は軸線方向に延在する偏心孔１００およびこの偏心孔１
００に接続され水平路１０１ａ、垂直路１０１ｂからな
る給油路１０１を有する従動軸、１０２はこの従動軸９
９の給油路１０１のうち水平路１０１ａの開口部を封止
するプラグである。
に設けられ吸込口９５．９６と偏心孔９２に連通ずる空
間部である。同図（Ｃ）において、符号９９で示すもの
は軸線方向に延在する偏心孔１００およびこの偏心孔１
００に接続され水平路１０１ａ、垂直路１０１ｂからな
る給油路１０１を有する従動軸、１０２はこの従動軸９
９の給油路１０１のうち水平路１０１ａの開口部を封止
するプラグである。
以上説明したように本発明によれば、軸受支えの下方に
上下スクロール軸のうち下方スクロール軸の先端部が臨
む油溜を設け、この油溜および吸気室に連通ずる油通路
を各々下方軸受支えと下方スクロール軸に設け、このう
ち下方スクロール軸の油通路をオルダム継手の各摺動部
に給油する油通路によって形成したので、両スクロール
の回転によって油溜内の潤滑油が下方スクロール軸の油
通路を経てオルダム継手の摺動部に確実に供給される。
上下スクロール軸のうち下方スクロール軸の先端部が臨
む油溜を設け、この油溜および吸気室に連通ずる油通路
を各々下方軸受支えと下方スクロール軸に設け、このう
ち下方スクロール軸の油通路をオルダム継手の各摺動部
に給油する油通路によって形成したので、両スクロール
の回転によって油溜内の潤滑油が下方スクロール軸の油
通路を経てオルダム継手の摺動部に確実に供給される。
したがって、オルダム継手の摺動部に対する潤滑油の不
足を防止することができるから、オルダム継手の摩耗あ
るいは焼き付きの発生を防止することができる。
足を防止することができるから、オルダム継手の摩耗あ
るいは焼き付きの発生を防止することができる。
第１図は本発明に係るスクロール流体機械の全体を示す
断面図、第２図（ａｌおよび（′ｂ）は同じく本発明に
おけるスクロール流体機械の要部を示す斜視図と断面図
、第３図および第４図は他の実施例を示す断面図、第５
図ｔａ）〜（Ｃ）はスクロール軸の吸込形状例を示す局
部断面図、第６図は従来のスクロール流体機械の全体を
示す断面図である。 ｌ・・・・上部ケーシング、２・・・・下部ケーシング
、４・・・・吸気室、７・・・・仕切壁、１０・・・・
軸受支え、１８・・・・駆動スクロール、２３・・・・
駆動軸、２８・・・・従動スクロール、２９・・・・密
閉空間、３５・・・・オルダム継手、３５ａ 、 ３５
ｂ ・・・・摺動部、６１・・・・カバー、６３・・・
・油通路、６５・・・・従動軸、６８・・・・油通路、
７４・・・・油溜。 代 理 人 大 岩 増 雄ニーｔ ｉ
二 諷２．二 、７６−４
断面図、第２図（ａｌおよび（′ｂ）は同じく本発明に
おけるスクロール流体機械の要部を示す斜視図と断面図
、第３図および第４図は他の実施例を示す断面図、第５
図ｔａ）〜（Ｃ）はスクロール軸の吸込形状例を示す局
部断面図、第６図は従来のスクロール流体機械の全体を
示す断面図である。 ｌ・・・・上部ケーシング、２・・・・下部ケーシング
、４・・・・吸気室、７・・・・仕切壁、１０・・・・
軸受支え、１８・・・・駆動スクロール、２３・・・・
駆動軸、２８・・・・従動スクロール、２９・・・・密
閉空間、３５・・・・オルダム継手、３５ａ 、 ３５
ｂ ・・・・摺動部、６１・・・・カバー、６３・・・
・油通路、６５・・・・従動軸、６８・・・・油通路、
７４・・・・油溜。 代 理 人 大 岩 増 雄ニーｔ ｉ
二 諷２．二 、７６−４
Claims (1)
- ケーシングの吸気室内に設けられかつ各々が互いに偏心
して組み合わされ同期回転することにより移動する密閉
空間を形成する上下２つのスクロールと、これら両スク
ロールに各々連結されかつ軸受支えによって支承された
上下２つのスクロール軸と、これら両スクロール軸のう
ち下方スクロール軸の周囲に設けられ前記両スクロール
を旋回自在に連結するオルダム継手とを備えたスクロー
ル流体機械において、前記吸気室内に前記下方スクロー
ル軸の先端部が臨む油溜を設け、この油溜および前記吸
気室に連通する油通路を前記軸受支えのうち下方軸受支
えと前記下方スクロール軸に各々設け、このうち下方ス
クロール軸の油通路を前記オルダム継手の各摺動部に給
油する油通路によって形成したことを特徴とするスクロ
ール流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11792289A JPH02298684A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | スクロール流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11792289A JPH02298684A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | スクロール流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02298684A true JPH02298684A (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=14723507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11792289A Pending JPH02298684A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | スクロール流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02298684A (ja) |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP11792289A patent/JPH02298684A/ja active Pending
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