JPH02298628A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents

過給機付エンジンの制御装置

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JPH02298628A
JPH02298628A JP1120164A JP12016489A JPH02298628A JP H02298628 A JPH02298628 A JP H02298628A JP 1120164 A JP1120164 A JP 1120164A JP 12016489 A JP12016489 A JP 12016489A JP H02298628 A JPH02298628 A JP H02298628A
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JP
Japan
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intake
exhaust
valve
cut valve
passage
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JP1120164A
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Masanori Shibata
柴田 雅典
Masaru Yamamoto
勝 山本
Masashi Omori
大森 正志
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Mazda Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/001Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust using exhaust drives arranged in parallel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/007Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
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    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は過給機付エンジンの制御装置に関し、複数の過
給機を備えたものに関する。
(従来の技術) 従来、過給機付エンジンとして、例えば特開昭61−1
82421号公報に開示されるように、吸気通路にプラ
イマリおよびセカンダリの二つの排気ターボ過給機を並
列に配設し、セカンダリターボ過給機のブロア専用の吸
気通路におけるブロア下流に吸気カット弁を設け、セカ
ンダリターボ過給機のタービン専用の排気通路における
タービン上流に排気カット弁を設け、低速時など吸入空
気量が所定量よりも少ないときには排気カット弁を閉じ
てセカンダリターボ過給機への排気の導入を停止してプ
ライマリターボ過給機のみを作動させて排気のプライマ
リターボ過給機への集中0(給により高い過給圧を立上
がり良く得るとともに、吸気カット弁を閉じてプライマ
リターボ過給機のブロア下流の加圧エアがセカンダリタ
ーボ過給機のブロア専用の吸気通路に逆流することを防
止する一方、高速時など吸入空気量が所定量よりも多い
己きには排気カット弁を開いてセカンダリターボ過給機
にも排気を導入し且つ吸気カット弁を開いて双方の排気
ターボ過給機を作動させて吸気流量を確保しながら適正
な過給圧を得るようにした、いわゆるシーケンシャル・
ターボ・タイプのものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来のものでは、例えば吸気カット弁の
故障等のために吸入空気量が所定量よりも多くなったに
も拘らず吸気カット弁が閉じ放しになっていると、セカ
ンダリターボ過給機のブロア下流の吸気の圧力が異常に
上昇してブロアがサージングを起したり、吸気温度の異
常上昇によりブロアが信頼性を損う。
この問題を解決するために、従来、例えば特公昭59−
11730号公報には、吸気カット弁と排気カット弁と
をリンクを介して連結させ、排気カット弁を開いてセカ
ンダリターボ過給機が作動するときには吸気カット弁が
開くようにして、吸気カット弁の閉じ放しによる弊害を
防止するようにした技術が開示されている。
しかし、このものでは吸気カット弁と排気カット弁とを
連結する構造であるので、構造が複雑である上、吸気カ
ット弁自体が閉じた状態で吸気通路の内壁に同容したよ
うな場合にはセカンダリターボ過給機のブロア下流の吸
気を圧力をリリーフできない。
ところで、最前の公報記載のものでは、セカンダリター
ボ過給機のフロアと吸気カット弁との間の吸気通路と、
このブロア上流の吸気通路とを吸気還流通路で接続する
とともに該吸気還流通路に吸気還流弁を設け、吸気カッ
ト弁が閉じた状態でセカンダリターボ過給機のブロアが
回転する助走域で吸気還流弁を開き、ブロア下流の吸気
圧力をブロア上流にリリーフしてブロアのサージングを
防止するようにしている。
本発明はこのような点にむ目してなされたものであり、
その目的とするところは、上述した吸気還流弁のように
ブロア下流の吸気圧力をリリーフする機能を有する弁を
利用して吸気カット弁の閉じ放しによる弊害を防止する
ことにある。
(課題を解決するだめの手段) 上記目的を達成するため、本発明では、吸気カット弁が
開くべき高吸入空気量時に吸気カット弁が閉じていると
きにはリリーフ弁を強制的に開くこととしている。
具体的に、本発明の講じた解決手段は、吸気通路に少く
とも一つのυト気ターボ過給機を含む複数の過給機を並
列に配設するとともに、上記排気ターボ過給機専用の吸
気通路における過給機下流に設けられた吸気カット弁と
、上記排気ターボ過給機専用の排気通路に設けられた排
気カット弁と、上記排気ターボ過給機専用の吸気通路に
おける過給機下流で且つ吸気カット弁上流に設けられた
リリーフ弁と、高吸入空気量時に上記吸気カット弁およ
び排気カット弁を開き且つリリーフ弁を閉じる制御手段
と、高吸入空気量時に吸気カット弁が閉じていることを
検出したときにリリーフ弁を強制的に開く異常対策手段
とを備える構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、低吸入空気m時には、
制御手段の1,1!御により、排気カット弁か閉じて少
くとも一つの排気ターボ過給機への排気の導入が停止さ
れるので、他の過給機が作動して高い過給圧が立上がり
良く得られる。そのとき、制御手段の制御により、吸気
カット弁が閉じて他の過給機の加圧エアが上記排気ター
ボ過給機専用の吸気通路に逆流することが防止されると
ともに、リリーフ弁が開いて排気ターボ過給機助走時に
おけるブロアのサージングが防止される。
一方、高吸入空気量時には、制御手段の制御により、排
気カット弁が開いて上記排気ターボ過給機に排気が導入
されるとともに吸気カット弁が開き且つリリーフ弁が閉
じるので、この排気ターボ過給機も作動して吸入空気量
を確保しながら適性な過給圧が得られる。
そして、例えば吸気カット弁の故障等のために吸気カッ
ト弁が閉じ放しになっている場合、異常対策手段により
、高吸入空気量時に吸気カット弁が閉じていることが検
出されてリリーフ弁が強制的に開かれるので、上記排気
ターボ過給機のブロア下流の吸気がリリーフされて、吸
気圧力の異常上昇によるブロアのサージングが防止され
るとともに、吸気温度の異常上昇が防止されてフロアの
信頼性が向上する。この場合、排気カット弁、吸気カッ
ト弁、リリーフ弁回りの構造が複雑化しない上、吸気カ
ット弁自体が閉じた状態で吸気通路の内壁に同行したよ
うな場合にも確実にブロアのサージング防止および吸気
温度の異常上昇防止が図られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の実施例に係る制御装置を備えた20
−タタイプの過給機付ロータリピストンエンジンを示す
。第1図において、1はエンジンであって、各気筒の排
気通路2,3は互いに独立して設けられている。そして
、これら二つの排気通路2.3の一方にはプライマリタ
ーボ過給機4のタービン5が、また、他方にはセカンダ
リターボ過給機6のタービン7がそれぞれ配設されてい
る。すなわち、このエンジン1では、各気筒の排気通路
2,3を独立してプライマリおよびセカンダリの両排気
ターボ過給機4.6のタービン5゜7に導くことにより
、両排気ターボ過給機4.6によって過給を行う領域で
排気動圧を両タービン5.7に効果的に作用させて過給
効率を向上させるようにしている。二つの排気通路2,
3は、両タービン5,7の下流において一本に合流し、
図示しないサイレンサに接続される。また、吸気通路9
は図示しないエアクリーナの下流で二つに分かれ、その
第1の分岐通路10の途中にはプライマリターボ過給機
4のブロア11が、また、第2の分岐通路12の途中に
はセカンダリターボ過給機6のブロア13が配設されて
いる。これら分岐通路10.12は、分岐部において互
いに対向し、両側に略−直線に延びるよう形成されてい
る。また、二つの分岐通路10,1.2は各ブロア11
゜13の下流で再び合流する。そして、再び一本になっ
た吸気通路9にはインタークーラ14が配設され、その
下流にはサージタンク15が、また、インタークーラ1
4とサージタンク15との間に位置してスロットル弁1
6が配設されている。また、吸気通路9の下流端は、分
岐してエンジン1の各気筒に対応した二つの独立吸気通
路17,18となり、図示しない各吸気ポートに接続さ
れている。そして、これら各独立吸気通路17.18に
はそれぞれ燃料噴射弁19.20が配設されている。
吸気通路9の上流側には、上記第1および第2の分岐通
路10.12の分岐部上流に位置して、吸入空気量を検
出するエアフローメータ21が設けられている。
二つの排気通路2,3は、プライマリおよびセカンダリ
の両ターボ過給機4.6の上流において、比較的小径の
連通路22によって互いに連通されている。そして、セ
カンダリ側のタービン7が配設された排気通路3には、
上記連通路22の開口位置直下流に排気カット弁23が
設けられている。
また、上記連通路22の途中から延びてタービン5.7
下流の合流排気通路24に連通ずるバイパス通路25が
形成され、該バイパス通路25には、ダイアフラム式の
アクチュエータ26がリンク結合されたウェストゲート
弁27が配設されている。
そして、上記バイパス通路25のウェストゲート弁27
上流部分とセカンダリ側タービン7につtがる排気通路
3の排気カット弁23下流とを連通させる洩らし通路2
8が形成され、該洩らし通路28には、ダイフラム式の
アクチュエータ29にリンク連結された排気洩らし弁3
0が設けられている。
排気カット弁23はダイアフラム式のアクチュエータ3
1にリンク連結されている。一方、セカンダリターボ過
給機6のブロア13が配設された分岐通路12には、ブ
ロア13下流に吸気カット弁32が配設されている。こ
の吸気カット弁32はバタフライ弁で構成され、やはり
ダイアフラム式のアクチュエータ33にリンク結合され
ている。
また、同セカンダリ側の分岐通路12には、ブロア13
をバイパスするようにリリーフ通路34が形成され、該
リリーフ通路34にはダイアフラム式の吸気リリーフ弁
35が配設されている。
排気洩らし弁30を操作する上記アクチュエータ29の
圧力室は、導管36を介して、プライマリターボ過給機
4のブロア11が配設された分岐通路10のブロア11
下流に連通されている。このブロア11下流側の圧力が
所定値以上となったとき、アクチュエータ29が作動し
て排気洩らし弁30が開き、それによって、排気カット
弁23が閉じているときに少量の排気ガスがバイパス通
路28を流れてセカンダリ側のタービン7に供給される
。したがって、セカンダリターボ過給機6は、排気カッ
ト弁23が開く前に予め回転を開始する。この間、後述
のように吸気リリーフ弁35が開かれていることにより
、セカンダリターボ過給機6の回転は上がり、排気カッ
ト弁が開いたときの過渡応答性が向上し、トルクショッ
クが緩和される。
吸気カット弁32を操作する上記アクチュエータ33の
圧力室は、導管37により電磁ソレノイド式三方弁38
の出力ポートに接続されている。
また、排気カット弁23を操作する上記アクチュエータ
31は、導管3つにより電磁ソレノイド式の別の三方弁
40の出力ポートに接続されている。
さらに、吸気リリーフ弁35を操作するアクチュエータ
41の圧力室は、導管42により電磁ソレノイド式の別
の三方弁43の出力ポートに接続されている。吸気リリ
ーフ弁35は、後述のように、排気カット弁23および
吸気カット弁32が開く前の所定の時期までリリーフ通
路34を開いておく。そして、それにより、洩らし通路
28を流れる排気ガスによってセカンダリターボ過給機
6が予回転する際に、吸気カット弁32上流の圧力が上
昇してサージング領域に入るのを抑え、また、ブロア1
3の回転を上げさせる。
上記ウェストゲート弁27を操作する上記アクチュエー
タ26は、導管44により電磁ソレノイド式の別の三方
弁45の出力ポートに接続されている。
上記4個の電磁ソレノイド式三方弁38.40゜43.
45および4個の燃料噴射弁19.20は、マイクロコ
ンビュニタを利用して構成されたコントロールユニット
46によって制御される。コントロールユニット46に
はエンジン回転数センサの出力信号、エアフローメータ
21の出力信号のほか、スロットル開度、プライマリ側
ブロア11下流の過給圧P1、セカンダリ側ブロア13
下流の吸気の温度を検出する吸気温センサ等が入力され
、それらに基づいて後述のような制御が行われる。
吸気カット弁32制御用の上記電磁ソレノイド式三方弁
38の一方の入力ポートは、導管47を介して負圧タン
ク48に接続され、他方の入力ポートは導管49を介し
て後述の差圧検出弁50の出力ポードア0に接続されて
いる。負圧タンク48には、スロットル弁16下流の吸
気負圧がチェック弁51を介して導入されている。また
、排気カット弁制御用の上記三方弁40の一方の入力ポ
ートは大気に解放されており、他方の入力ポートは、導
管52を介して、上記負圧タンク48に接続された上記
導管47に接続されている。一方、吸気リリーフ弁35
制御用の三方弁43の一方の入力ポートは上記負圧タン
ク48に接続され、他方の入力ポートは大気に解放され
ている。また、ウェストゲート弁27制御用の三方弁4
5の一方の人力ボートは大気に解放されており、他方の
入力ポートは、導管54によって、プライマリ側のブロ
ア11下流側に連通ずる上記導管36に接続されている
第2図に示すように、上記差圧検出弁50は、そのケー
シング61内が第1および第2の二つのダイアフラム6
2.63によって三つの室64゜65.66に区画され
ている。そして、その一端側の第1の室64には、第1
の入力ポードロアが開口され、また、ケーシング61端
部内面と第1のダイアフラム62との間に圧縮スプリン
グ68が配設されている。また、真中の第2の室65に
は第2の入力ポートロ9が開口され、他端側の第3の室
66には、ケーシング61端壁部中央に出カポ−ドア0
が、また、側壁部に大気解放ポート71が開口されてい
る。そして、第1のダイアフラム62には、第2のダイ
アフラム63を貫通し第3の室66の上記出力ポードア
0に向けて延びる弁体72が固設されている。
第1の入力ポードロアは、導管73によって、第1図に
示すように吸気カット弁32の下流側に接続され、プラ
イマリ側ブロア11下流側の過給圧P1を上記第1の室
64に導入する。また、第2の入力ポートロ9は、導管
74によって吸気カット弁32上流に接続され、したが
って、吸気カット弁32が閉じているときの吸気カット
弁32上流側の圧力P2を導入するようになっている。
この両人カポードロア、69から導入される圧力P1.
P2の差(P2−PL)が所定値以上になると、弁体7
2が出力ポードア0を開く。この出力ポードア0は、導
管49を介して、吸気カット弁32制御用の三方弁38
の入力ポートの一つに接続されている。したがって、該
三方弁38がONで吸気カット弁32操作用のアクチュ
エータ33の圧力室につながる導管37を差圧検出弁5
0の出力ボートにつながる上記導管49に連通させてい
る状態で、吸気カット弁32上流の圧力つまりセカンダ
リ側の過給圧P2がプライマリ側の過給圧P1に近づい
てきて、差圧Pi−P2がなくなり、更に、差圧P2−
P1が所定値よりも大きくなると、該アクチュエータ3
3に大気が導入され、吸気カット弁32が開かれる。ま
た、三方弁38がOFFになってアクチュエータ33側
の上記導管37を負圧タンク48につながる導管47に
連通させたときには、該アクチュエータ33に負圧が供
給されて、吸気カット弁32が閉じられる。
一方、排気カット弁23は、排気カット弁23制御用の
三方弁40がOFFで排気カット弁23操作用アクチュ
エータ31が圧力室につながる導管39を負圧タンク4
8側の導管52に連通させたとき、該アクチュエータ3
1に負圧が供給されることによって閉じられる。また、
この三方弁40がONとなって出力側の上記導管39を
大気に解放すると、排気カット弁23は開かれ、セカン
ダリターボ過給機6による過給が行われる。
吸気リリーフ弁:35は、吸気リリーフ弁35制御用の
三方弁43がOFF”q吸気リリーフ弁35操作用アク
チュエータ41の圧力室につながる導管42を負圧タン
ク48側に連通させたとき、該アクチュエータ41に負
圧が供給されることによって開き、また、この三方弁4
3がONでアクチュエータ41の圧力室につながる上記
導管42を大気に解放すると閉じられる。
また、ウェストゲート弁27操作用アクチュエータ26
は、ウェストゲート弁27制御用の三方弁45がONの
とき導管54.36を介してプライマリ側ブロア11下
流に連通し、また、この三方弁45がOFFのとき大気
に解放される。
この実施例では、後述のように排気カット弁23、吸気
カット弁32および吸気リリーフ弁35の開閉作動にい
ずれもヒステリシスが設けられている。また、高吸入空
気量側から低吸入空気量域への変遷時に排気カット弁2
3が閉じて吸気カット弁32が開いた状態が続くときの
セカンダリ側ブロアへの吸気逆流を防ぐために、この領
域においては排気カット弁23が閉じた時を起点として
所定時間(例えば2秒)経過後に吸気カット弁32を強
制的に閉じるようにしている。
第3図は、吸気カット弁32、排気カット弁23、吸気
リリーフ弁35およびウェストゲート弁27の開閉制御
を、排気洩らし弁30の開閉制御とともに示す制御マツ
プである。このマツプはコントロールユニット46内に
格納されており、これをベースに上記4個の電磁ソレノ
イド式三方弁38.40,43.45の制御が行われる
低吸入空気量側から高吸入空気量側に移行する時、エン
ジン回転数Rが低く、あるいは吸入空気fiQが少ない
領域においては、吸気リリーフ弁35は開かれており、
排気洩らし弁30が開くことによってセカンダリターボ
過給機6の予回転が行われる。そして、エンジン回転数
がR2あるいは吸入空気量がQ2のラインに達すると、
吸気リリーフ弁35°制御゛用のソレノイド式三方弁4
3がONになって吸気リリーフ弁35が閉じられ、その
後、排気カット弁23が開くまでの間、セカンダリ側ブ
ロア13下流の圧力が上昇する。そして、Q4−R4の
ラインに達すると、排気カット弁23制御用のソレノイ
ド式三方弁40がONになって排気カット弁23が開き
、次いで、Q6−R6ラインに達し、吸気カット弁32
制御用のソレノイド式三方弁38がONになって吸気カ
ット弁32が開くことによりセカンダリターボ過給機6
による過給が始まる。つまり、このQ6−R6ラインを
境にプライマリとセカンダリの両過給機による過給領域
に入る。尚、吸気カット弁32を駆動するアクチュエー
タ33はソレノイド38の作動のみに支配されるもので
はなく、吸気カット弁32を開作動させる圧力源である
大気圧が差圧検出弁50を介して供給されるため、吸気
カット弁32の実際の開作動はソレノイド38の作動に
対し遅れることになる。したがって、吸気カット弁32
制御用ソレノイド38をOFFからONにする上記Q6
.R6のラインは差圧検出弁50による遅れを考慮した
設定とされ、その結果、Q6.R6のラインは排気カッ
ト弁23制御用ソレノイド40がOFFからONになる
Q4.R4のラインに近接したものとされる。また、こ
れらQ6.R6とQ4.R4は一致させることもできる
逆に、高吸入空気量側から低吸入空気量側へ移行する時
には、吸気カット弁32、排気カット弁23および吸気
リリーフ弁35を制御する各ソレノイド式三方弁38,
40.43はヒステリシスをもって、第3図に破線で示
すようにそれぞれQ5−R5,Q3−R3,Ql−R1
のラインで切り換わるよう設定されている。すなわち、
高吸入空気量側から低吸入空気量側へ移行する時、Q3
゜R3のラインに達すると排気カット弁23の閉制御が
行われ、さらに低吸入空気量側に移行してQ5、R5の
ラインに達したとき吸気カット弁32の閉制御が行われ
、それより遅れて吸気リリーフ弁35の開制御が行われ
る。このように吸気カット弁32が排気カット弁23よ
り遅れて閉じることにより、低吸入空気量域への変遷時
におけるサージングの発生が防止される。
また、この実施例においてウェストゲート弁27制御用
のソレノイド式三方弁45をON、OFFするラインは
排気カット弁23制御用ソレノイド40のON、OFF
ラインであるQ4−R4゜Q3−R3の各ラインと一致
させている。なお、第3図において上記各ラインの折れ
た部分は、所謂ノーロードラインもしくはロードロード
ライン上にある。
第4図は、上記第3図の特性図に基づいて6弁のソレノ
イド作動状態を運転状態の変遷(横軸左方が低吸入空気
量側、右方が高吸入空気量側)との関係で見たものであ
る。この図からも判るように、排気カット弁23開閉作
動のヒステリシスは吸気カット弁32開閉作動のヒステ
リシスに完全に包含されている。なお、吸気カット弁3
2制御用ソレノイド38がQ6.R6でONとなっても
、差圧検出弁50の作用によって、実際の吸気カット弁
32の開作動は同図に破線で示すように遅れる。したが
って、この06.R6は、上述のように排気カット弁2
3開制御のQ4.R4と近接したラインあるいは同一ラ
インとされる。一方、吸気カット弁32の閉作動の方は
、ソレノイド38の作動に対し上記のような遅れを伴わ
ないので、  、その設定ラインであるQ5.R5はQ
5<Q3゜R5<R3とする必要がある。
つぎに、第3図の特性に基づいた6弁の制御を第5図の
制御回路によって説明する。吸気リリーフ弁作動用ソレ
ノイド43は、図の最上位に示す第1の比較回路111
の出力とその下に示す第2の比較回路112の出力とを
入力とする第1のOR回路121の出力によって制御さ
れる。ここで、第1の比較回路111は、エアフローメ
ータ21の検出信号である吸入空気mQと基準値である
第1の加算回路131の出力値とを比較するものである
。そして、上記第1の加算回路131は、第3図のQ1
ラインに相当する設定値Q1が入力され、また、このQ
lに対するQ’ + という値(ただし、Q+ +Q’
 I −02)が第1のゲート141を介して入力され
るよう構成されていて、第1のゲート141が開かれた
ときはQ+ +Q’ + =02を基準値として第1の
比較回路111に出力し、また、第1のを−ト141が
閉じられたときにはQlを基準値として第1の比較回路
111に出力する。そして、この第1のゲート141は
上記第1のOR回路121の出力によって開閉される。
第2の比較回路112は、エンジン回転数センサによっ
て検出したエンジン回転数Rを基準値である第2の加算
回路132の出力値とを比較するものである。第2の加
算回路132は、第7図のR1ラインに相当する設定値
R1が人力され、また、このR1に対するR’ I と
いう値(ただし、R1+R’ l −R2)が第2のゲ
ート142を介して人力されるよう構成されていて、第
2のゲート142が開かれたときはR,十R’ l 虐
R2を基準値として第2の比較回路112に出力し、ま
た、第2のゲート142が閉じられたときにはR1を基
準値として第2の比較回路112に出力する。第2のゲ
ート142もまた上記第1のOR回路121の出力によ
って開閉される。
上記第1および第2の比較回路111.112は、検出
された吸入空気mQおよびエンジン回転数Rを第1およ
び第2の加算回路の出力であるそれぞれの基準値と比較
し、QあるいはRが基準値以上となったときにON信号
を吸気リリーフ弁作動用ソレノイド43に出力する(O
Nで吸気リリーフ弁35は閉じる)。第1および第2の
ゲート141.142は、第1のOR回路121の出力
信号がONのとき閉じられており、OR回路信号がOF
Fのとき開かれる。したがって、低吸入空気量域から高
吸入空気量側への変遷時には、第1のOR回路121の
出力信号はOFFであるので、各ゲート141,142
は開かれ第1および第2の比較回路111,112に基
準値としてQ2+R2が入力される。したがって、第3
図でQz。
R2のラインに達した時にON信号が出され吸気リリー
フ弁35が開かれる。また、このON信号によって第1
および第2のゲート141,142が閉じられ、それに
より、QおよびRの基準値がそれぞれQl、R1となる
。つまり、Q’+、R′1に相当するヒステリシスをも
って逆方向への変遷に備えたライン設定がなされる。
排気カット弁作動用ソレノイド40もまた、同様の制御
回路によって制御される。つまり、吸入空気QQに対し
て第3の比較回路113が、また、エンジン回転数Rに
対して第4の比較回路114が設けられ、これらの比較
回路113,114の出力が第2のOR回路122を介
してソレノイド40に送られる。第3の比較回路113
に対しては第3の加算回路133が、また、第4の比較
回路114に対しては第4の加算回路134が同様に設
けられる。そして、第3の加算回路133には、設定値
Q3が入力され、また、第3のゲート143を介してQ
′3 (ただしQ3 +Q’ 3−Q4)が入力される
。同様に、第4の加算回路134には、設定値R3と、
第4のゲート144を介するR′3 (ただしR,3+
R’ 3 =Ra )が入力される。同様に、第4の加
算回路134には、設定値R3と、第4のゲート144
を介するR’ 3(ただし、R3+R’ 3−Ra )
が入力される。
この回路は上記第1および第2比較回路の場合と同様に
作動し、それにより、高吸入空気量側への変遷時には第
3図のQ4 、Raラインを基準として排気カット弁2
3が開作動され、また、低吸入空気量側への変遷時には
Q3.R3ラインによって弁23が閉作動される。また
、ウェストゲート弁作動用ソレノイド45もまた、この
排気カット弁作動用ソレノイド40へ出力される制御信
号によって同時に制御される。
吸気カット弁作動用ソレノイド38に対しては、第5お
よび第6の比較回路115,116の出力を第3のOR
回路123を介して供給する同様の制御回路が設けられ
ている。この制御回路は、それぞれの比較回路115,
116に対し第5および第6の加算回路135,136
を有し、また、各加算回路135.136に対して第5
および第6のゲート145,146を備えている。そし
て、基本的な作動は上記合弁に対する回路と差異がない
。つまり、高吸入空気量側への変遷時にはQs。
R6のラインによる吸気カット弁開制御が行われ、低吸
入空気量側への変遷時にはQs、Rsのラインによる吸
気カット弁閉制御が行われる。ここで、Q6およびR6
は同様にQs +Q’ 5−Q6.R5+R’ 5 m
R6の形で設定される。
ただし、この吸気カット弁制御の回路の場合には、上記
第3のOR回路123の出力側に第7のゲート147が
接続され、ソレノイド38へはこのゲート147を介し
て制御信号が送られる。そして、排気カット弁作動用の
上記第2のOR回路122の出力がONからOFFに変
った時を起点としてカウントアツプを開始するタイマ1
50が設けられ、また、このタイマ150のカウント値
が設定値(例えば2秒に相当する値)を越えたらON信
号を発する第7の比較回路117が設けられて、この第
7の比較回路117からON信号が出力されたとき、上
記第7のゲート147を閉じて吸気カット弁32を強制
的に閉作動させ、同時にQ、Hの基準値をQs、Rsに
変更し、また、タイマ150をリセットするよう構成さ
れている。
一旦第7のゲート147が閉じると、上記第7の比較回
路117の出力はOFFとなるが、上記のように切り換
えラインである基準値が上記のようにQa、Rsへ変更
されているので、吸気カット弁作動用ソレノイド38は
」作動状態に保持される。これにより、低吸入空気量域
への変遷時に、第8図に示す排気カット弁ソレノイド3
8がOFF状態で吸気カット弁ソレノイド40がON状
態が長くつづくことによるサージングの発生が防がれる
さらに、上記OR回路122と排気カット弁作動用ソレ
ノイド40との間には、ON信号を受けて閉じる第8の
ゲート161が設けられている。
また、上記OR回路121と吸気リリーフ弁作動用ソレ
ノイド43との間には、ON信号を受けて閉じる第9の
ゲート162が設けられている。第8の比較回路164
は、吸気温センサによって検出したセカンダリ側ブロア
13下流の吸気温度を設定温度T+  (例えば摂氏1
00度)と比較するものである。この比較回路164は
検出された吸気温度が設定温度T1以上になるとON信
号を出力する。比較回路164の出力信号とOR回路1
22の出力信号は第1のAND回路165に入力されて
おり、該AND回路165の出力信号は第8のゲート1
61に入力されている。したがって、エンジンがQ4−
R4ラインに達して排気カット弁23を開くべくOR回
路122がON信号を出力している場合において、例え
ば吸気カット弁32が故障等によって閉じ放しになって
いてセカンダリ側フロア13下流の吸気温度が設定温度
T1以上にまで上昇すると、比較回路164がON信号
を出力し、これによってAND回路165がON信号を
出力し、これを受けて第8のゲート161が閉じる。よ
って、排気カット弁作動用ソレノイド40へのON信号
が遮断されて排気カット弁23が閉じ、セカンダリ側フ
ロア13が停止してブロア13下流の吸気圧力の異常上
昇によるフロア13のサージングが防止されるとともに
、吸気温度の異常上昇が防止されてブロア13の信頼性
が向上する。
また、第9の比較回路167は、吸気温センサによって
検出したセカンダリ側ブロア13下流の吸気温度を設定
温1fJ、T2  (例えば摂氏120度)と比較する
ものである。この比較回路167は検出された吸気温度
が設定温度12以上になるとON信号を出力する。比較
回路167の出力信号とAND回路165の出力信号は
第2のAND回路168に入力されており、該AND回
路168の出力信号は第9のゲート162に入力されて
いる。
したがって、上述したように吸気カット弁32の故障等
によって吸気温度が設定温度T1以上になり、ゲート1
61の閉じ機能によって排気カット弁23が閉じようと
しても、例えば排気カット弁23自体の故障等によって
排気カット弁23が閉じなくなったときに、セカンダリ
ターボ過給機6が作動し続けることによりセカンダリ側
ブロア13下流の吸気温度が設定温度12以上にまで上
昇すると、比較回路167がON信号を出力し、これに
よってAND回路168がON信号を出力し、これを受
けて第9のゲート162が閉じる。よって、吸気リリー
フ弁作動用ソレノイド43へのON信号が遮断されて吸
気リリーフ弁35が強制的に開かれ、ブロア13下流の
吸気がリリーフされてブロア13下流の吸気圧力の異常
上昇によるフロア13のサージングが確実に防止される
とともに、吸気温度の異常上昇が確実に防止されてブロ
ア13の信頼性が向上する。
以上の制御回路において、エアフローメータおよびエン
ジン回転数センサの信号入力から始まって三つのOR回
路121〜123の出力に至るまでの回路により、高吸
入空気量時に吸気カット弁32および排気カット弁23
を開き且つリリーフ弁35を閉じる制御手段170を構
成している。
また、二つのOR回路121,122よりも後段の回路
により、高吸入空気量時に吸気カット弁32が閉じてい
ることを検出したときにリリーフ弁35を強制的に開く
異常対策手段171を構成している。
第6図は、上記タイマ150による制御によって得られ
る特製をタイムチャートで示すものである。この図で、
実線はQz(R3)のラインからQs(Rs)のライン
まで短時間で抜ける運転状態を示し、破線はQ9(R3
)からQs(Rs)まで抜けるのに長時間かかる運転状
態を示している。このように、排気カット弁23が閉と
なると同時にタイマ150がカウントアツプし、Q5(
R5)ラインへの到達が遅い場合にはカウント値が例え
ば2秒に相当する値に達したところで吸気カット弁32
が閉じられる。また、この吸気カット弁32の閉作動と
同時にタイマ150はイニシャルセットされる。
したがって、上記実施例においては、エンジンがライン
Q6−R6よりも低吸入空気量側にあるときにはセカン
ダリターボ過給機6への排気の導入が停止されるので、
プライマリターボ過給機4のみが作動して高い過給圧が
立上がり良く得られる。一方、エンジンが上記ラインQ
6−R6よりも高吸入空気量側にあるときにはプライマ
リターボ過給機4およびセカンダリターボ過給機6の双
方が作動して吸気流量を確保しながら適正な過給圧が得
られることになる。
そして、例えば吸気カット弁32の故障等のために吸気
カット弁32が閉じ放しになっている場合、異常対策手
段171により、高吸入空気量時に吸気カット弁32が
閉じていることが検出されてリリーフ弁35が強制的に
開かれるので、セカンダリターボ過給機6のブロア下流
の吸気がリリーフされて、吸気圧力の異常上昇によるブ
ロア13のサージングが防止されるとともに、吸気温度
の異常上昇が防止されてブロア13の信頼性が向上する
しかも、排気カット弁23、吸気カット弁32、リリー
フ弁35回りの構造が複雑化しない上、吸気カット弁3
2自体が閉じた状態で吸気通路2の内壁に固着したよう
な場合にも確実にブロア13のサージング防止および吸
気温度の異常上昇防止を図ることができる。
尚、作動または不作動に切換えられる過給機(上記実施
例ではセカンダリターボ過給機6)は排気ターボ過給機
であるが、それ以外の過給機は機械式の過給機であって
も良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の過給機付エンジンの制御
装置によれば、吸気通路に少くとも一つの排気ターボ過
給機を含む複数の過給機を並列に配設し、さらに上記排
気ターボ過給機専用の吸気通路における過給機下流に設
けられた吸気カット弁と、上記排気ターボ過給機専用の
排気通路に設けられた排気カット弁と、上記排気ターボ
過給機専用の吸気通路における過給機下流で且つ吸気カ
ット弁上流に設けられたリリーフ弁とを備え、高吸入空
気量時に上記吸気カット弁および排気カット弁を開き且
つリリーフ弁を閉じるとともに、高吸入空気量時に吸気
カット弁が閉じていることを検出したときにリリーフ弁
を強制的に開くようにしたので、低吸入空気量時に高い
過給圧を立上がり良く得るとともに高吸入空気量時に吸
入空気量を確保しながら適性な過給圧を得るという基本
的効果を得ながら、例えば吸気カット弁の故障等のた゛
めに吸気カット弁が閉じ放しになっているときに排気タ
ーボ過給機のブロア下流の吸気をリリーフして、簡単か
つ確実に吸気圧力の異常上昇によるブロアのサージング
を防止できるとともに吸気温度の異常上昇を防止してブ
ロアの信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体システム図、第2図は同
実施例における差圧検出弁の断面図、第3図は同実施例
の制御特性図、第4図は同実施例の作動状態説明図、第
5図は同実施例の制御回路、第6図は同実施例の作動を
説明するタイムチャートである。 1・・・エンジン 4・・・プライマリターボ過給機 6・・・セカンダリターボ過給機 9・・・吸気通路 23・・・排気カット弁 32・・・吸気カット弁 35・・・リリーフ弁 170・・・制御手段 171・・・異常対策手段 第2図 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸気通路に少くとも一つの排気ターボ過給機を含
    む複数の過給機を並列に配設するとともに、上記排気タ
    ーボ過給機専用の吸気通路における過給機下流に設けら
    れた吸気カット弁と、上記排気ターボ過給機専用の排気
    通路に設けられた排気カット弁と、上記排気ターボ過給
    機専用の吸気通路における過給機下流で且つ吸気カット
    弁上流に設けられたリリーフ弁と、高吸入空気量時に上
    記吸気カット弁および排気カット弁を開き且つリリーフ
    弁を閉じる制御手段と、高吸入空気量時に吸気カット弁
    が閉じていることを検出したときにリリーフ弁を強制的
    に開く異常対策手段とを備えたことを特徴とする過給機
    付エンジンの制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009087788A1 (ja) * 2008-01-10 2009-07-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 舶用ディーゼル機関
JP2011047393A (ja) * 2009-07-29 2011-03-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 舶用ディーゼル機関

Cited By (3)

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JP2009167799A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 舶用ディーゼル機関
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