JPH0229467A

JPH0229467A - 塗膜仕上材

Info

Publication number: JPH0229467A
Application number: JP17984288A
Authority: JP
Inventors: Boetsuku Harii; ハリー　ボエック
Original assignee: SHINPO HACHIROU
Current assignee: SHINPO HACHIROU
Priority date: 1988-07-19
Filing date: 1988-07-19
Publication date: 1990-01-31
Anticipated expiration: 2014-04-19
Also published as: JP2883336B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は塗膜仕上部にかかる。詳細には、例えば、コ
ンクリート、アスベスト、鉄板、幌等の屋根、屋上、レ
ンガ、ブロック、フィブロセメント等の壁、中高層建築
物、工場、住宅等の防水、小さな割れ目、引っ掻き傷、
小さな穴の補修、ファイバーグラス、綿布、その他の布
地併用による大きな割れ目、穴の補修、外壁のコーチン
グ、屋根の継ぎ目、雨樋、その他の配管の継ぎ目のシー
リング、屋根の補修、窓枠のシーリング、ヘーベルノコ
インド、エキスパンション目地のコーキングけとして、
浴室壁、天井仕上げ、厨房壁面仕上げ等に使用可能な防
水被膜剤等の、上塗りに適するとともに、それ以外の木
材、鋼材、コンクリート、石材等にブライマーを介しで
ある′いはプライマーなしで、堅牢で柔軟性のある着色
被膜を有する、■液性のアクリル系、中厚被膜の塗膜仕
上材に係る。

（従来の技術）従来所謂エマルジョン塗料は各種のものが知られている
。例えばビニル系、アクリル系、ビニルアクリル共重合
系ラテックスを塗膜の主要素とし数ミクロン以下の樹脂
粒子を水に分散させた塗料等である。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来の防水塗料、あるいは塗膜仕上材に
よる防水塗膜では伸縮性に欠けるため、塗装後に被塗装
面である建築物、屋根、壁への塗装後に割れを生ずると
いう課題を有した。

（課題を解決する為の手段）本発明者は、このような実状に鑑みて、被膜に伸縮性を
与えろことで、塗装された被塗装物への塗装後発生する
割れを生じない優れた塗膜仕上材を提供することを目的
とする。

すなわち、この発明は、アクリル系樹脂と、泡消剤と、
流動加湿成分と、防湿剤と、水と、可塑剤と、防黴剤と
、顔料分散剤と、無機材と、乾燥合体成分からなる。ア
クリル系樹脂としては、アクリル単独重合物、アクリル
酸エステルとメタクリル酸メチルを主体とした共重合物
、ビニルエステル等と共重合させたもの、その曲の共重
合物知られているが、水性のアクリル系樹脂を２種類混
合してえる。

アクリル系樹脂は、６８〜８８重量部含有させる。

消泡剤は、１．５〜０，２０重量部含有させる。流動湿
潤成分（Ｆｌｏｗ　ａｎｄ　ｗｅｔｔｉｎｇ　ａｇｅｎ
ｔ）は、１〜０，２２重量部含有させる。防湿剤（Ｉｎ
　ｃａｎｐｒｅｓｅｒｖｅｒ）は１〜００３３重量部含
有させる。水は４〜０，５０重量部含有させる。可塑剤
は、３〜０．６２重量部含有さ仕る。防黴剤は、１〜０
．１００重量部含有させる。顔料分散剤は、１〜０．１
５重Ｍ部含有させる。無機材としては、チタニウム、炭
酸カルシウム、か焼アルミナ、マイカ（ｗａｔｅｒ　ｇ
ｒｏｕｎｄ　ｍａｉｃａ）　、カオリン（チャイナクレ
イ）、ドロマイト、タルク、酸化亜鉛、を加え、チタニ
ウムについては８〜１．４５重量部、それ以外について
はそれぞれ９〜１６重里部加える。乾燥合体成分（Ｄｒ
ｙｉｎｇ　ａｎｄＣｏａｌｅｓｉｎｇ　Ａｇｅｎｔ）と
しては、炭化水素を、２〜０５重量部、エヂレングリコ
ールモノブヂルエーテルを３〜０．２５重量部加える。

このようにして得られた塗膜仕上材をプライマーを塗布
した上からあるいは、せずにその上から塗布する。即ち
、石化したエマルジョンペイント、清浄な新いコンクリ
ート製品、石材、コンクリート、外装用木材、鋼材、フ
レキ板（新しいもの）に塗布する場合は、それぞれプラ
イマーを塗布しておこなう。内装用木材、および次の防
水被膜剤の塗布面には、特にプライマーは不要である。

すなわち、本発明者は先に、アクリル樹脂系エマルジョ
ンと、エマルジョン中に可塑剤と、顔料分散剤と、消泡
剤と、無機微粉末とを分散させてなる防水被膜剤につい
て提案したが、本発明の塗膜仕上材は、この防水被膜剤
によって塗装された上から塗膜仕上材として塗布するに
適するものである。既に提案した、防水被膜剤を更に説
明すると、アクリル樹脂系エマルジョンとしては、アク
リル単独重合物、アクリル酸エステルとメタクリル酸メ
チルを主体とした共重合物、ビニルエステル等と共重合
させたもの、その曲の共重合物でもよく、スチレンモノ
マーアクリルエマルジョン（Ａ　５ｔｙｒｅｎｅ　Ｍｏ
ｎｏｍｅｒ　Ａｃｒｙｌｉｃ　ＥｍｕｌｕｓＯｎ）、あ
るいは非スチレン化アクリルエマルンヨン（Ｕｎｓｔｙ
ｒｅｎａｔｅｄ　Ａｃｒｙｌｉｃ　Ｅｍｕｌｕｓｉｏｎ
　ｏｆｔｈｅ　Ａｑｕｅｏｕｓ　Ｄｉｓｐｅｒｓｉｏｎ
　Ｔｙｐｅ）を、４５〜８５重量％含有することか望ま
しい。消泡剤は、０゜２〜１．０重ｆｆｉ％、顔料分散
剤（Ｐｉｇｍｅｎｔ　Ｄｉｓｐｅｒｓｉｎｇ　ａｇｅｎ
ｔ）は０．１〜０，４含有することが望ましい。可塑剤
としてはアクリル系樹脂に使用される公知の可塑剤が使
用可能である。可塑剤は１．０〜２５重量％含有する。

防腐剤は被塗装面により要否を選択し、０〜２．００重
１％含存する。無機微粉末は３〜２５ミクロンの粒状か
らなり、１８〜２８８〜２８重量％含有機微粉末として
は、炭酸カルシウム（ｗｈｉｔｉｎｇ）、あるいは滑石
パウダー、ガラスピーズ、ソリ力フラワー等が望ましい
。それ以外に、二酸化チタン（Ｔｉｔａｎｉｕｍ　Ｄｉ
ｏｘｉｄｅ（Ｄｒａｙ）　ＲｕｔｉｌｅＴｙｐｅ）を０
〜１２重重％、あるいは既分散顔料（Ｐｒｅｄ＋５ｐｅ
ｒｓｅｄ　ｐｉｇｍｅｎｔ　ｉｎ　ｐａｓｔｅ　ｏｒ　
１ｉｑｕｉｄ　ｆｏｒｍ）０〜２４重量％、ホワイトス
ピリット０．８〜２６、水０〜１重量％を含有させろ。

コンクリート、アスベスト、鉄板、幌等の屋根、屋−に
、レンガ、ブロック、フィブロセメント等の壁、中高層
建築物、工場、住宅等、小さな割れ目、引っ掻き傷、小
さな穴、ファイバーグラス、柿布、その他の布地併用に
よる大きな割れ目、穴の補修箇所、外壁のコーティング
および仕上剤、屋根の継ぎ目、雨樋、その他の配管の継
ぎ目のシーリング、屋根の補修箇所、窓枠のシーリング
、ヘーベルジョイント、エギスパンノヨン目地のコーキ
ング必要箇所、浴室壁、天井仕上げ、厨房壁面等の施工
箇所の接着性を良くするため、ごみ、油性分、はこり、
等を洗い流す。施工面自体は多少の濡れ、湿気が有って
も良い。

ついて、被塗装面にプライマー作業を行う。

即ち、金属面にはメタルプライマーを、コンクリート／
フィブロ（繊維セメント）面には、ソーラー／プライマ
ー混入の水あるいは溶剤を、既塗装の施工面への作業に
は、バインダー（結合剤）／シーラーを、開被覆面への
作業には水性バインダー／シーラーを、アスファルト仕
上げ面への作業には水性バインダー／ソーラーをあらか
じめ塗布する。

施工面にはブラシ、ローラー、スプレー等で防水被膜剤
を塗布する。膜厚は乾燥時に１〜１．２ｍｍ程度が望ま
しい。割れ目、継ぎ目に塗るときは、施工面にまず防水
被膜剤を塗り、−回目の塗布が乾く前にファイバーグラ
ス、綿布、寒冷紗、その他の布地でパッチングし、−回
目の塗布の粘着状態がなくなったところで、二回目の塗
布を行う。

実施例１スチレンモノマーアクリルエマルジョン６５重量　％消泡剤　　　　　　　　　　　０．６重量　％顔料分散
剤　　　　　　　　　０．２５重量％可塑剤　　　　　
　　　　　　１．７５重重％防腐剤　　　　　　　　　
　　１．　、　Ｏ０重里％炭酸カルシウム粉末　　　　
　　２３重量％二酸化チタン　　　　　　　　　６重量
　％ホワイトスピリッツ　　　　　１．７重量　％水　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．７重量
　　％実施例２スチレンモノマーアクリルエマルジョン６５重量　％消泡剤　　　　　　　　　　　０．６重量顔料分散剤　
　　　　　　　　０．２５重重可塑剤　　　　　　　　
　　　１７５重貴防腐剤　　　　　　　　　　　１．０
０重虫滑石パウダー　　　　　　　　　２３重Ｍ二酸化
チタン　　　　　　　　　６重虫ポワイトスピリソツ　
　　　　１．７重量水　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　０．７重量実施例３スチレンモノマーアクリルエマルジョン６５重量消泡剤　　　　　　　　　　　０．６重量顔料分散剤　
　　　　　　　　０．２５重重可塑剤　　　　　　　　
　　　１．７５重量防腐剤　　　　　　　　　　　１．
００重量ガラスヒーンズ　　　　　　　　２３重Ｍ二酸
化チタン　　　　　　　　　６重量ホワイトスピリッツ
　　　　　１７重量水　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　０７重量実施例４スチレンモノマーアクリルエマルジョン６５重重　％消泡剤　　　　　　　　　　　　０．６重量％顔料分散
剤　　　　　　　　　　０，２５重量％可塑剤　　　　
　　　　　　　　１７５重量％防腐剤　　　　　　　　
　　　　１．００重量％ンリカフラワー　　　　　　　
　　２３重量％二酸化チタン　　　　　　　　　　　６
重量％ホワイトスピリッツ　　　　　　１７重量％水　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．７
重−量％実施例１〜４に示される防水被膜剤を、辺が３
０ｃｍの正方形のスレート仮に各々塗布した試験版を１
２０℃雰囲気中に放置し、板をそらせた後急冷するテス
トを１０回繰り返した。

同様に作成した試験版を一３０℃迄急冷し常温まで昇温
する試験を１０回繰り返した。

実施例１．２．３．４、ともいずれの試験によっても塗
膜に亀裂や剥離は生ずることなく、異常は認められなか
った。また、ＪＩＳ６９０９による試験によって６耐候
性等は充分に満たされた。

本発明にかかる塗膜仕上十オは、この防水被膜剤を塗布
された上から塗布するに適する。

本実施例にかかる塗膜仕上材は、１回の塗布につき乾燥
被膜で１００ミクロン厚が適当である。施工温度は、４
〜５°Ｃ以上である。

（実施例）アクリル系樹ＩＩ！ｔ６８〜８８重り部消泡剤　　　　
　　１５〜０２０重１部流動湿潤成分　　　１〜０．２
２重量部防湿剤　　　　　　１〜００３３重量部水　　
　　　　　　　４〜０．５０重量部可塑剤　　　　　　
３〜０．６２重量部防黴剤　　　　　　１〜０１００重
量部顔料分散剤　　　　１〜０．１５重４部チタニウム
、炭酸カルシウム、か焼アルミナ、マイカ、カオリン（
チャイナクレイ）、ドロマイト、タルク、酸化亜鉛、チ
タニウムについては８〜１．４５重項部、それ以外につ
いてはそれぞれ９〜１６重量部乾燥合体成分として炭化水素　２〜０．５重量部、エチ
レングリコールモノブチルエーテル３〜０．２５重量部加える。

（発明の効果）従って、この発明では、伸縮性に富みひび割れの生じに
くく、耐候性に優れ紫外線による劣化の少ない優れたた
塗膜仕り材を特徴する特許出願人　へイウットインターナノヨナル昧式会社

Claims

【特許請求の範囲】

アクリル系樹脂と、泡消剤と、流動加湿成分と、防湿剤
と、水と、可塑剤と、防黴剤と、顔料分散剤と、無機材
と、乾燥合体成分とからなることを特徴とする塗膜仕上
材。