JPH0229435Y2 - - Google Patents

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JPH0229435Y2
JPH0229435Y2 JP18422085U JP18422085U JPH0229435Y2 JP H0229435 Y2 JPH0229435 Y2 JP H0229435Y2 JP 18422085 U JP18422085 U JP 18422085U JP 18422085 U JP18422085 U JP 18422085U JP H0229435 Y2 JPH0229435 Y2 JP H0229435Y2
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JP
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pipe
end plate
receiving hole
heat exchanger
tool
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JP18422085U
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、冷蔵庫やルームエアコンなどのフイ
ンチユーブ型熱交換器用端板に関するものであ
る。
「従来の技術」 冷蔵庫やルームエアコンなどのフインチユーブ
型熱交換器は、冷媒を流すパイプ、熱を放熱また
は吸熱するフインおよび熱交換器を取付け固定す
るための端板などにより構成されている。
第5図に示す冷蔵庫用蒸発器の製作は、先ず、
小片独立のフイン101を多数の溝を有するフイ
ン並べ機の所定位置に並べた後、2本の直線状の
パイプ102をフイン101のパイプ挿入孔へ挿
入し、パイプ102外径を拡管してフイン101
とパイプ102を固定し、フインチユーブを製作
する。
さらに、次の工程でのフインチユーブを多点の
蛇行状に曲げた後、パイプ曲げ部103が挿入で
きるような長孔形状のパイプ曲げ部受入孔104
を有する端板105をフイン列の両側に取付け
る。
このパイプ曲げ部に端板を固定する先行技術と
して特開昭58−22894号「熱交換器用側板」や、
特開昭60−93295号「熱交換器用側板」がある。
第6,7図に示すように、特開昭58−22894号の
ものは、パイプの投影面積より若干小さい長孔形
状の受入孔106にパイプ曲げ部103を差し込
むことにより受入孔106周辺を変形させ、フラ
ンジ107を形成してパイプと端板108を固定
するものである。なお、符号109は長孔であ
る。第8,9図に示すように、特開昭60−93295
号のものは、フランジ110を立上げた長孔形状
の受入孔111にパイプ曲げ部103を差し込
み、フランジ110を曲げ戻ししてパイプに押し
つけパイプと端板112とを固定するようにした
ものである。符号113は長孔である。
「考案が解決しようとする問題点」 特開昭58−22894号のものは、パイプと端板1
08の固定の際、パイプに倣つて変形するが、フ
ランジ107の立上げが容易でなく十分な固定が
できない。また、特開昭60−93295号のものは、
一旦塑性変形した立上がつたフランジ110をパ
イプに曲げ戻しして押し付けさせてもスプリング
バツクがあるためうまく固定できない。
特開昭58−22894号・特開昭60−93295号の受入
孔106,111にパイプ曲げ部103を差し込
み、周辺を変形させてフランジ107を形成させ
たり、フランジ110を曲げ戻してパイプと端板
108,112とを固定するため、パイプおよび
端板108,110の差し込み部の加工精度が高
いレベルのものが要求され、バラツキがあつて、
結合が困難な場合がある。また、パイプと端板1
08,112との結合を考えると治工具程度の加
工力では不可である。さらに、特開昭58−22894
号のものは、受入孔106の端面エツジ部がパイ
プの側面に当接し、パイプの表面に傷を付けるた
め、傷を防止するための前加工やパイプの湾曲処
理が必要となる。
「問題点を解決するための手段」 そこで、本考案は、パイプと端板とを十分な結
合力で固定し、連結作業が容易で、また、連結部
の高い精度も要せず、パイプに傷付けることのな
い熱交換器用端板を提供すべく、治具により内方
に変形させられパイプを両側より抱持する突状の
抱持片を受入孔の両端にそれぞれ形成し、各抱持
片先端外側に工具の滑り防止用爪を突設したもの
である。
「実施例」 第1図に示す冷蔵庫用蒸発器の製作方法は、小
片独立のフイン1を多数の溝を有するフイン並べ
機の所定位置に並べた後、パイプ2をフイン1の
パイプ挿入孔へ挿入し、パイプ外径を拡管してフ
イン1とパイプ2を固定し、フインチユーブを製
作する。
さらに、次の工程でこのフインチユーブを多点
の蛇行状に曲げた後、パイプ曲げ部3が挿入でき
るような長孔形状のパイプ曲げ部受入孔4を有す
る端板5をフイン列の両側に取付ける。
この端板5は、第2図に示すように、パイプ曲
げ部3を差し込みできる長孔形状のパイプ曲げ部
受入孔4を穿設する。この受入孔4にパイプ曲げ
部3を差し込んだ後に、工具により内方に変形さ
せられ、パイプの両側より抱持する突状の抱持片
6を受入孔4の両端にそれぞれ形成する。この突
状の抱持片6を形成するため、受入孔4の両側に
それぞれスリツトを刻設する。また、各抱持片6
先端外側に工具の滑り防止用爪7を突設する。
この端板5の受入孔4にパイプ曲げ部3を差し
込み、抱持片6をそれぞれ内側に工具により屈曲
させ保持させる。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、パイプ片を抱持片を
工具により屈曲させてパイプを保持させ固定する
ため、パイプと端板とを十分な結合力で固定し、
しかも連結作業が容易である。また、工具により
パイプと端板とを結合させるため連結部のパイプ
や受入孔に高い精度の加工を必要としない。さら
には、従来技術のように、板の端面エツジ部でパ
イプを保持するものでなく、連結に際してパイプ
外周面に傷を付けることもない。その上、工具で
抱持片を変形させるとき、抱持片先端外側に爪を
突設しているので、工具が抱持片上を滑ることな
く、抱持片によりパイプを確実に保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的一実施例の端板を用い
た熱交換器の斜視図、第2図は本考案の一実施例
の端板の正面図、第3図は端板の要部の正面図、
第4図は第3図の側面図、第5図は従来の熱交換
器の斜視図、第6,7図は従来例の要部を示す図
で、第6図はその正面図、第7図は第6図の縦断
面図、第8,9図は他の従来例を示す図で、第8
図はその正面図、第9図は第8図の側面図であ
る。 2……パイプ、1……フイン、3……パイプ曲
げ部、5……端板、4……受入孔、6……抱持
片、7……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器用パイプの本体を蛇行状に曲げてフイ
    ンを複数列平行に配列した熱交換器のフイン列の
    両側に取付ける端板であつて、該パイプの蛇行状
    に曲げた曲げ部を差し込みできる長孔形状のパイ
    プ曲げ部受入れ孔を穿設し、該受入孔にパイプ曲
    げ部を差し込んだ後に、工具により内方に変形さ
    せられパイプを両側より抱持する突状の抱持片を
    受入孔の両端にそれぞれ形成し、各抱持片先端外
    側に工具の滑り防止用爪を突設したことを特徴と
    する熱交換器用端板。
JP18422085U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0229435Y2 (ja)

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JP18422085U JPH0229435Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP18422085U JPH0229435Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JPS62107278U JPS62107278U (ja) 1987-07-09
JPH0229435Y2 true JPH0229435Y2 (ja) 1990-08-07

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JP4985127B2 (ja) * 2007-06-11 2012-07-25 パナソニック株式会社 熱交換器およびその製造方法
JP4978326B2 (ja) * 2007-06-18 2012-07-18 パナソニック株式会社 熱交換器およびその製造方法
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JP5326579B2 (ja) * 2009-01-06 2013-10-30 富士電機株式会社 冷媒回路装置
JP7153456B2 (ja) * 2018-03-09 2022-10-14 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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JPS62107278U (ja) 1987-07-09

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