JPH02292991A - ビデオ信号の信号フォーマット変換回路 - Google Patents

ビデオ信号の信号フォーマット変換回路

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JPH02292991A
JPH02292991A JP11458689A JP11458689A JPH02292991A JP H02292991 A JPH02292991 A JP H02292991A JP 11458689 A JP11458689 A JP 11458689A JP 11458689 A JP11458689 A JP 11458689A JP H02292991 A JPH02292991 A JP H02292991A
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Masahiro Nagasawa
長澤 正裕
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/06Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined
    • H04N11/20Conversion of the manner in which the individual colour picture signal components are combined, e.g. conversion of colour television standards

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ビデオ信号の信号フォーマット変換回路に関
する。
背景技術 NTSC方式によるカラービデオ信号(以下、NTSC
カラービデオ信号と称する)においては、走査線数は5
25本であり、フィールド周波数は5QHzであり、か
つカラーサブキャリャの周波数は3.58MHzである
。また、PAL方式によるカラービデオ信号(以下、P
ALカラービデオ信号と称する)においては、走査線数
は625本であり、フィールド周波数は50Hzであり
、かつカラーサブキャリャの周波数は4.43MHzで
ある。
このPALカラービデオ信号によって映像を再生するテ
レビジョン受信機等のPAL方式映像再生装置によって
NTSCカラービデオ信号が記録されているディスクに
記録されている映像を得られるようにすることが要請さ
れ、NTSCカラービデオ信号を疑似的にPALカラー
ビデオ信号に変換する第13図に示す如きフォーマット
変換回路をビデオディスクプレーヤに設けることが考え
られた。
第13図において、ディスクから読み取られたNTSC
カラービデオ信号aは、入力端子INを介して減算器2
及び加算器3に直接供給されると共にIH遅延回路1に
よってIH(1水平走査期間)だけ遅延されたのち減算
器2及び加算器3に供給される。減算器2においては輝
度信号成分が打ち消されて色信号成分のみが出力され、
加算器3においては色信号成分が打ち消されて輝度信号
成分のみが出力される。減算器2から出力された色信号
成分は、乗算器4に供給されて発振器5の出力と掛け合
わされる。
発振器5の発振周波数は、PALカラービデオ信号にお
けるカラーサブキャリャの周波数(4.43MHz)と
NTSCカラービデオ信号のカラーサブキャリャの周波
数(3.58MHz) 間の差に等しい周波数すなわち
854kHzとなっている。従って、乗算器4において
は減算器2からの色信号成分の周波数を3.58MHz
から4.43MHzに変換して得られる信号が形成され
る。
この乗算器4から出力される4.43MHzの色信号成
分は、通過帯域の中心周波数が4.43MHzのバンド
バスフィルタ6を介して移相器7.8及び切換スイッチ
SWIの固定接点B1に供給される。        
 ! 移相器7は、供給された信号を+45°だけ移相する構
成となっている。また、移相器8は、供給された信号を
−45″だけ移相する構成となっている。これら移相器
7.8の出力は、切換スイッチSWIの固定接点A1及
びC1の各々に供給される。また、切換スイッチSW+
の固定接点D1は、接地されている。
切換スイッチS W +の制御入力端子には切換制御信
号発生回路9の出力が供給されている。切換スイッチS
WIは、可動接点E1が固定接点A1〜D1のうちの切
換制御入力に応じた1つに接触するように構成されてい
る。切換制御信号発生回路9は、例えばNTSCカラー
ビデオ信号a中の水平同期信号によって各水平走査期間
中のカラーバーストの存在する期間T1とこの期間T1
以外の期間であって映像情報信号の存在する期間T2と
を検知し、期間T1においてはIHおきに可動接点E1
が固定接点A1及びC1に交互に接触し、期間T2にお
いてはIHおきに可動接点E1が固定接点B1及びD1
に交互に接触するように制御する信号を発生する構成と
なっている。
切換スイッチSW+の可動接点E1に導出された信号は
、加算器10に供給されて加算器3から出力される輝度
信号成分と加算合成されてカラービデオ信号が形成され
る。この加算器10の出力は、出力端子OUTに供給さ
れ、PAL方式の映像再生装置(図示せず)に送出され
る。
以上の構成において、第14図(A)に示す如きNTS
Cカラービデオ信号aが入力端子INに供給されると、
切換スイッチSWIの可動接点E1には、期間T1にお
いては4.43MHzに周波数変換された色信号成分を
+45@だけ移和して得られる信号と該色信号成分を−
45″だけ移相して得られる信号とがIHおきに交互に
出力され、期間T2においては該色信号成分と振幅がゼ
ロの信号とがIHおきに交互に出力される。従って、切
換スイッチSW1の可動接点E1から出力される色信号
成分dは、第14,図(B)に示す如き信号となる。こ
の色信号成分dが加算器10に供給されて輝度信号成分
と加算合成されるので、加算器10から出力されるカラ
ービデオ信号bは、第14図(C)に示す如くなる。
このカラービデオ信号bがPAL方式の映像再生装置(
図示せず)に送出されると、このPAL方式の映像再生
装置においてはカラービデオ信号bは、第15図に示す
如き復調回路に供給される。
第15図において、カラービデオ信号bは、Y/C分離
回路20及び同期分離回路21に供給される。Y/C分
離回路20においてはカラービデオ信号bから輝度信号
成分と色信号成分とが分離され、輝度信号成分は受像管
を駆動する受像管駆動回路(図示せず)に共給される。
また、色信号成分は、ACC (自動色飽和度制御)回
路22を経てバースト位相弁別回路23,IH遅延線2
4,極性反転回路25及び加算器26に供給される。
ACC回路22は、色信号成分を増幅する可変利得アン
プ22aと、色信号成分からカラーバースト信号を分離
するバーストゲート回路22bと、このバーストゲート
回路22bによって分離されたカラーバースト信号のレ
ベルに応じたACC電圧を発生して可変利得アンプ22
aに利得制御信号として供給するACC検波回路22c
とからなり、カラーバースト信号のレベルが一定になる
ように可変利得アンプ22aの利得を制御する構成とな
っている。
バースト位相弁別回路23においては色信号成分からカ
ラーバースト信号が分離されてサブキャリャ発生回路3
3に供給される一方カラーバースト信号の位相が所定の
位相になる毎にリセット信号が生成される。このリセッ
ト信号は、T形フリップフロップ34に供給される。T
形フリップフロップ34のトリガ入力端子には同期分離
回路22によってカラービデオ信号から分離された水平
同期信号が洪給されており、T形フリップフロツブ34
はIH毎に反転する。
一方、IH遅延線24においては色信号成分がIHだけ
遅延され、加算器26及び27に供給される。
加算器26においては色信号成分とこの色信号成分をI
Hだけ遅延して得られる信号とが加算される。この加算
器26においては、IHおきに位相反転されているPA
Lカラービデオ信号中のR−Y成分が打ち消されてB−
Y成分のみが出力されるようになっているが、カラービ
デオ信号bにおいては、第14図(C)に示す如く色信
号成分がIHおきの期間T2においてのみ存在するので
、加算器26からはこのIHおきの期間T2において存
在する色信号成分が次のIHにおける期間T2において
も出力され、各H毎に色信号成分が出力されることとな
る。
また、加算器27においては色信号成分の逆相成分と色
信号成分をIHだけ遅延して得られる信号とが加算され
る。この加算器27においては、PALカラービデオ信
号中のB−Y成分が打ち消されてIHおきに位相反転さ
れているR−Y成分のみが出力されるようになっている
が、加算器26と同様に加算器27からも各H毎に色信
号成分が出力される。
これら加算器26.27の出力は、同期検波回路28.
29に供給される。同期検波回路28にはサブキャリャ
発生回路33によって生成されたのち移相器35によっ
て90°だけ移相されたカラーサブキャリャが供給され
ている。また、同期検波回路29にはサブキャリャ発生
回路33によって生成されたカラーサブキャリャ及びこ
のカラーサブキャリャを移相器35によって180@だ
け移相して得られる信号が切換スイッチ36によってI
Hおきに交互に供給されている。これら同期検波回路2
8.29によってB−Y信号及びR−Y信号が復調され
、カットオフ周波数が1.3MHzのローパスフィルタ
31.32を介して受像管駆動回路(図示せず)に供給
されてカラー画像が再生される。
しかしながら、第13図に示す如き従来の信号フォーマ
ット変換回路においては、移相器7.8は、コイル、コ
ンデンサ、抵抗器等からなり、人力信号をアナログ的に
処理して移相する構成となっているため、各構成素子の
値のばらつきによって正確な移相が困難であると共に各
構成素子の温度特性による影響が現われやすく、良好な
カラー画像が得られないという問題点があった。
発明の概要 本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであって、
アナログ的な処理による移相をなすことな《信号フォー
マットの変換を行なって良好なカラー画像を得ることが
できるビデオ信号の信号フォーマット変換回路を提供す
ることを目的とする。
本発明によるビデオ信号の信号フォーマット変換回路に
おいては、PAL方式における色副搬送波の4倍の周波
数の第1基準信号を発生し、この第1基準信号及びこの
第1基準信号を1/4に分周する分周手段の出力に基づ
いて該分周手段の出力と周波数が等しくかつ第1基準信
号の周期の1/2の時間に対応する値だけ位相が順次異
なる第1、第2及び第3移相信号を発生し、これら第1
、第2及び第3移相信号によってNTSC方式によるビ
デオ信号の色信号成分及びカラーバースト信号の周波数
及び位相を変化させて得たビデオ信号をPAL方式によ
るビデオ信号として出力するようにしている。
実施例 以下、本発明の実施例につき第1図乃至第12図を参照
して詳細に説明する。
第1図において、IH遅延回路1,減算器2,加算器3
,乗算器4及びバンドパスフィルタ6は、第13図の装
置と同様に接続されている。しかしながら、本例におい
ては乗算器4にはバンドパスフィルタ4lの出力が供給
されている。バンドパスフィルタ41は、中心周波数が
854kHzに等しくなるように構成されている。この
バンドバスフィルタ41には乗算器42の出力が供給さ
れている。乗算器42にはディジタル移相器40の出力
と発振器43の出力が供給されている。発振器43は、
NTSC方式によるビデオ信号のカラーサブキャリャの
周波数と同一周波数の基準信号r2を発生するように構
成されている。
ディジタル移相器40には、発振器44の出力が洪給さ
れている。発振器44は、PAL方式によるビデオ信号
のカラーサブキャリャの4倍の周波数の基準信号『1を
発生するように構成されている。ディジタル移相器40
において、基準信号r1は分周器45によって1/4に
分周される一方D形フリップフロップ47のクロツク入
力端子に直接供給されると共にインバータ48を介して
D形フリップフロップ46のクロック入力端子に供給さ
れる。分周器45の出力は、D形フリツブフロップ46
のD入力端子に供給されると共に切換スイッチSWIの
固定接点C1に供給されている。また、D形フリップフ
ロップ46のQ出力は、D形フリップフロップ47のD
入力端子に供給されると共に切換スイッチSWIの固定
接点B1に供給されている。また、D形フリツブフロツ
ブ47の0出力は、切換スイッチSW1の固定接点A1
に供給されている。また、切換スイッチSW1の固定接
点D1は接地されている。切換スイッチSW1の切換制
御入力端子には、第13図の装置における場合と同様に
切換制御信号発生回路9の出力が供給されている。
また、バンドパスフィルタ6から出力される色信号成分
は、ゲイン制御回路50を介して加算器10の一方の入
力端子に共給される。ゲイン制御回路10は、例えば切
換制御信号発生回路9の出力によってカラーバースト信
号の存在する期間T,を検知してゲイン低下指令信号を
発生する手段と、このゲイン低下指令信号に応じてゲイ
ンが低下する可変利得アンプとからなっている。加算器
10の他方の入力端子には遅延回路51によって時間T
oだけ遅延された加算器3の出力である輝度信号成分が
供給されている。この加算器10によって色信号成分及
び輝度信号成分が加算合成されてカラービデオ信号が形
成される。尚、遅延回路51における遅延時間Toは、
NTSC方式におけるIHとPAL方式におけるIHと
の差の1/2に相当する時間とバンドパスフィルタ6に
おける遅延時間ΔDとの和(=250ns+ΔD)に等
しい値に設定されている。
加算器10の出力は、振幅抑制回路52及び垂直同期分
離回路53に供給される。垂直同期分離回路53におい
ては加算器10から出力されたカラービデオ信号から垂
直同期信号が分離され、単安定マルチバイブレータ(以
下、MMVと称す)54に供給される。MMV54は、
垂直同期分離回路53の出力の立ち上がりエッジによっ
てトリガされ、垂直同期信号の消滅時から垂直帰線消去
期間の終了時までの期間T3に亘って存在するパルスを
発生するように構成されている。このMMV54の出力
パルスは、振幅抑制回路52に供給される。振幅抑制回
路52は、例えばMMV54の出力パルスに応じて入力
信号の瞬時レベルをペデスタルレベルより若干高いレベ
ルVA以下のレベルに制限するように構成されている。
この振幅抑制回路52の出力は、出力端子OUTに供給
される。
以上の構成において、発振器44から第2図(A)に示
す如( PAL方式によるビデオ信号のカラーサブキャ
リャの4倍の周波数の基準信号『1が出力される。そう
すると、この基準信号r1を1/4に分周する分周器4
5の出力は、第2図(D)に示す如くなる。この分周器
45の出力は、PAL方式におけるカラーサブキャリャ
と同一周波数の移相信号f SC3としてD形フリップ
フロップ46のD入力端子に供給されると共に切換スイ
ッチSW+の固定接点C1に供給される。
D形フリップフロップ46のクロック入力端子には基準
信号『1がインバータ48を介して供給されているので
、D形フリップフロップ46には基準信号r1の立ち下
がりエッジによって移相信号f sc3が記憶保持され
、D形フリップフロップ46の0出力は、第2図(C)
に示す如く移相信号f sc3の位相を45゜だけ進ま
せて得られる信号となる。このD形フリップフロップ4
6のQ出力は、移相信号f se2としてD形フリップ
フロップ47のD入力端子に供給されると共に切換スイ
ッチSW1の固定接点B1に供給される。
D形フリップフロップ47のクロック入力端子には基準
信号『1が直接供給されているので、D形フリップフロ
ップ47には基準信号r1の立ち上りエッジによって移
相信号f sc2が記憶保持され、D形フリップフロッ
プ47のQ出力は、第2図(B)に示す如く移相信号f
 sc2の位相を45゜だけ進ませて得られる信号とな
る。このD形フリップフロップ47のQ出力は、移相信
号f sclとして切換スイッチSWtの固定接点A1
に洪給される。
ここで、第3図(A)に示す如きNTSCカラービデオ
信号aが入力端子INに供給されると、切換制御信号発
生回路9によって切換スイッチSW1の可動接点E1は
固定接点AI ,CI ,DI !B,の各々に第3図
(B)〜同図(E)の各々に示す如く接触する。すなわ
ち、カラーバーストの存在する期間T1においてはIH
おきに可動接点E1は固定接点A1及びC1に交互に接
触し、映像情報信号の存在する期間T2においてはIH
おきに可動接点E.は固定接点B,及びD1に交互に接
触する。そうすると、期間T1においては移相信号f 
sc+及びf sc3がIHおきに交互に可動接点E1
に導出され、期間T2においては移相信号f sc2及
び接地レベル信号がIHおきに交互に可動接点E1に導
出される。この可動接点E1に導出された信号が乗算器
42に供給されて3.58MHzの基準信号『2と掛け
合わされるので、乗算器42においては移相信号f s
c+〜f sc3と基準信号『2との周波数間の差に等
しい周波数の信号すなわち854kHzの信号であって
期間T1においてはIHおきに交互に位相が+451及
び−45°だけ変化し、期間T2においては振幅がIH
おきにゼロとなる第3図(F)に示す如き変換用信号C
が形成される。
854kHzの変換用信号Cは、バンドバスフィルタ4
1を介して乗算器4に供給される。そうすると、乗算器
4においてはNTSC方式による色信号成分と周波数が
854kHzだけ異なる4643MHzの信号であって
カラーバースト信号の位相が+45°及び−45゛だけ
IHおきに交互に変化し、かつ映像情報部の振幅がIH
おきにゼロとなる第3図(G)に示す如き色信号成分d
が形成される。この色信号成分dは、バンドパスフィル
タ6を介してゲイン制御回路50に洪給され、カラーバ
ーストのレベルが所定値だけ低下する。
このゲイン制御回路50から出力された第3図(H)に
示す如き色信号eは、加算器10に供給され、遅延回路
51によってTDだけ遅延された輝度信号成分と加算合
成され、第3図(1)に示す如きカラービデオ信号bが
形成される。
カラービデオ信号bは、振幅抑制回路52及び垂直同期
分離回路53に倶給される。そうすると、第4図(A)
に示す如きカラービデオ信号bの垂直帰線消去期間TE
内の垂直同期期間TVに亘って存在する同図(B)に示
す如き垂直同期信号Vが垂直同期分離回路53から出力
される。この垂直同期信号VがMMV54に供給される
と、垂直同期信号Vの立ち上がりエッジによってMMV
 54がトリガされて第4図(C)に示す如く期間To
に亘って存在するバルスpがMMV54から出力される
。このバルスpが振幅抑制回路52に供給されると、こ
のバルスpの存在する期間に亘ってカラービデオ信号b
の瞬時レベルがベデスタルレベルより若干高いレベルV
A以下になるように振幅制限がなされるので、第4図(
D)に示す如くカラービデオ信号の垂直帰線期間TE内
の所定ラインに挿入されたコード信号がほぼ消滅する。
この振幅制限回路51から出力されたカラービデオ信号
bが出力端子0υTに供給されてPAL方式の映像再生
装置(図示せず)に送出されるので、コード信号による
輝度の変化によって形成される目障りな像が生じること
がない。
また、出力端子OUTに導出されるカラービデオ信号b
の水平同期信号の周波数は、NTSC方式の水平同期周
波数に等しいので、このカラービデオ信号bがPAL方
式の映像再生装置(図示せず)に供給されると、映像再
生装置内の第15図に示す如き復調回路におけるIH遅
延線24の遅延時間がPALカラービデオ信号のIHす
なわち64μSに設定されているため、色ずれが生じる
こととなる。すなわち、カラービデオ信号bの色信号成
分の振幅がゼロとなる期間においてはIH遅延線24を
経て加算器26.27に供給されたIH前の色信号成分
のみが同期検波回路28.29に供給され、かっ色信号
成分の振幅がゼロとならない期間においては直接加算器
26.27に供給された色信号成分のみが同期検波回路
28.29に供給されてカラー画像が再生されるので、
第5図に示す如く互いに近接する走査線Ln−Lno上
の色同士がPALカラービデオ信号のIHとNTSCカ
ラービデオ信号のIH間の差である500nsに対応す
るズレWを有するのである。しかしながら、カラービデ
オ信号bは、第6図(A)に示す如く、同図(C)に示
す如き色信号成分と、遅延回路51によって色信号成分
に対してTC)(+250ns)だけ遅延された同図(
B)に示す如き輝度信号成分とからなっている。このた
め、互いに近接する走査線L n ”’ L n+3上
に輝度信号成分によって形成される輪郭は、第5図に一
点鎖線yで示す如く色同士のずれ幅の中間に位置するこ
ととなり、色ずれは目立たないものとなる。
また、カラービデオ信号bの色信号成分は、IHおきに
期間T2に亘って振幅がゼロになるなめ、このカラービ
デオ信号bがPAL方式の映像再生装置(図示せず)に
共給されると、映像再生装置内の第15図に示す如き復
調回路における加算器26.27の2人力のうちの一方
すなわち色信号成分及びこの色信号成分をIH遅延して
得られる信号のうちの一方の振幅は、ゼロとなる。従っ
て、期間T2において色信号成分の振幅がゼロとならな
い正規のPALカラービデオ信号が供給された場合に比
して加算器26.27から出力される色信号成分のレベ
ルが低下する。
正規のPALカラービデオ信号の色信号成分は、第7図
(A)に示す如きベクトル図で表わすことができる。第
7図(A)においては、連続する2Hにおける色信号成
分f1及びこの色信号成分f1に付随するカラーバース
ト信号g1を示している。色信号成分f1のR−Y成分
は、IH毎にB−Y軸に対して位相反転し、カラーバー
スト信号g1は、R−Y成分の位相反転に対応してB一
Y軸から±135゜で出力される。正規のPALカラー
ビデオ信号の場合には、色信号成分f1と、IH前の色
信号成分f1のR−Y成分のみを反転して得られる信号
とを加算して得られる第7図CB)に示す如き色信号成
分f2が同期検波される。
これに対し、カラービデオ信号bの色信号成分は、第8
図(A)に示す如きベクトル図で表わすことができる。
第8図(A)においても、第7図と同様に連続する2H
における色信号成分f1及びこの色信号成分f1′に付
随したカラーバースト信号g1′を示している。カラー
バースト信号g1′は正規のPALカラービデオ信号の
カラーバースト信号g1と同様に出力されるが、色信号
成分f1′はIHおきに振幅がゼロになる。従って、カ
ラービデオ信号bの場合には、第8図(B)に示す如く
色信号成分t,Tがそのまま同期検波される色信号成分
f2′となり、同期検波回路28.29に洪給される色
信号成分のレベルは、正規のPALカラービデオ信号の
場合に比して低いのである。
しかしながら、カラービデオ信号bのカラーノ《一スト
信号g1′のレベルは、第9図(A)に示す如く振幅抑
制回路52によって小となっている。
このため、映像再生装置内のACC回路22によって第
9図(B)に示す如くカラーバースト信号g1′のレベ
ルが所定のレベルになるまでカラーバースト信号g1′
及び色信号成分f,lを増幅するアンプの利得が大にな
り、同図(C)に示す如く同期検波される色信号成分f
2′のレベルが大となるため、彩度の低下を防止できる
こととなる。
第10図は、本発明の他の実施例を示すプロ・ソク図で
あり、IH遅延回路1,減算器2,加算器3.乗算器4
,バンドバスフィルタ6,遅延回路51,振幅抑制回路
52.垂直同期分離回路53及びMMV54は、第1図
の装置と同様に接続されている。しかしながら、本例に
おいてはノくンドパスフィルタ6の出力は直接加算器1
0に供給されており、また乗算器4には切換スイッチS
W2の可動接点C2に導出された信号が供給されている
。切換スイッチSW2の制御入力端子には切換制御信号
発生回路61の出力が供給されている。
切換スイッチSW2は、可動接点C2が固定接点A2,
B2のうちの切換制御入力に応じた一方に接触するよう
に構成されている。切換制御信号発生回路61は、例え
ばNTSCカラービデオ信号中の水平同期信号によって
各水平走査期間中のカラーバーストの存在する期間T1
と映像情報信号の存在する期間T2とを検知し、期間T
1においては可動接点C2が固定接点B2に接触し、期
間T2においてはIHおきに可動接点C2が固定接点A
2及びB2に交互に接触するように制御する信号を発生
する構成となっている。
切換スイッチSW2の固定接点A2にはバンドバスフィ
ルタ62の出力が供給されている。このバンドバスフィ
ルタ62の通過帯域の中心周波数は、8.01MHzと
なっている。また、切換スイッチSW2の固定接点B2
にはバンドパスフィルタ41の出力が供給されている。
これらバンドバスフィルタ62.41には乗算器42の
出力が供給されている。乗算器42には第1図の装置と
同様にディジタル移相器40の出力と発振器43の出力
が供給されている。
ディジタル移相器40は、第1図の装置と同様に構成さ
れているが、本例においてはデイジタル移相器40にお
ける切換制御信号発生回路9は、期間T1においてはI
Hおきに切換スイッチSW1の可動接点E1が固定接点
A1及びCIに交互に接触し、期間T2においては可動
接点E1が固定接点B1に接触するように切換制御信号
を発生する構成となっている。
以上の構成において、第11図(A)に示す如きNTS
Cカラービデオ信号aが入力端子INに供給されると、
切換制御信号発生回路9によって切換スイッチSW 1
の可動接点E1は固定接点AI,C,,B,の各々に同
図(B)〜同図(I))の各々に示す如く接触する。す
なわち、カラーバーストの存在する期間T1においては
IHおきに可動接点E1は固定接点A,及びC1に交互
に接触し、映像情報信号の存在する期間T2においては
可動接点E1は固定接点B1に接触する。そうすると、
期間T1においては移相信号f sc+及びf SC3
が■Hおきに交互に可動接点E1に導出され、期間T2
においては移相信号f sc2が可動接点E1に導出さ
れる。この可動接点E1に導出された信号が乗算器42
に供給されて3.58MHzの基準信号r2と掛け合わ
されるので、乗算器42においては移相信号f scI
− f sc3と基準信号r2との周波数間の差及び両
周波数の和にそれぞれ等しい周波数の2つの信号すなわ
ち854kHz及び8.OIMHzの2つの信号であっ
て期間T1においてはIHおきに交互に位相が+45′
及び一45゛だけ変化し、期間T2においては変化しな
い2つの信号が形成される。これら2つの信号のうちの
854kHzの信号は、バンドパスフィルタ41を介し
て切換スイッチSW2の固定接点h B2に供給され、8.01MHzの信号は、バンドパス
フィルタ62を介して切換スイッチSW2の固定接点A
2に供給される。
切換スイッチSW2の可動接点C2は、切換制御信号発
生回路61によって固定接点B2+A!の各々に第11
図(D)及び同図(E)に示す如く接触する。すなわち
、期間T1においては可動接点C2は、固定接点B2に
接触し、期間T2においては可動接点C2は、固定接点
A2及びB2にIHおきに交互に接触する。そうすると
、期間T1においては854kHzの信号が可動接点C
2に導出され、期間T2においては854kHz及び8
.OIMHzの2つの信号がIHおきに交互に可動接点
C2に導出され、第11図(G)に示す如き変換用信号
C′が形成される。
変換用信号C′は、乗算器4に供給される。そうすると
、乗算器4においてはNTSC方式による色信号成分と
変換用信号C′とが掛け合わされる。
ここで、乗算器4の一方の入力を郎αとし、乗算器4の
他方の入力をあβとする。そうすると、乗算器4の出力
は、次式で表わされる。
璋α●あβ −(1/2)(あ(α+β)+COS(α一β)}・・
・・・・ (1) 今、乗算器4の一方の人力は、変換用信号C′であるの
で、囲αは、期間T1においてはあ(ωP−ωN)であ
り、期間T2においてはIHおきに交互に烏(ωP一ω
N)及び回(ωρ+ωN)となる。また、乗算器4の他
方の入力は、NTSC方式による色信号成分であるので
、鄭βは、あ(ωN十φ)となる。尚、ωPは、PAL
方式のサブキャリャの角周波数、ωNは、NTSC方式
のサブキャリャの角周波数である。
従って、乗′n−器4の出力は、期間T1においては次
式で表わされる信号となる。
cos ((IJP −ωN)  争a)s(ωN+φ
)− (1/2)  (0)S (CLAP+φ)+烏
(ωp−2ωN一φ)}  ・旧・・(2)また、乗算
器4の出力は、期間T2においてはIHおきに交互に(
2)式で表わされる信号及び次式で表わされる信号とな
る。
?(ωρ+ωN)e郎(ωN+φ) −(1/2)  l弼(ωp+2ωN+φ)+あ(ωP
+φ)}        ・・・・・・(3)この乗算
器4の出力は、4.43MHZ (ωP)のバンドパス
フィルタ6を通過するので、B−Y軸に対してIH毎に
位相が反転する第11図(H)に示す如き4.43MH
zの色信号成分d′が得られることとなる。この色信号
成分d′は、加算器10に供給され、遅延回路51によ
ってT■だけ遅延された輝度信号成分と加算合成され、
第11図(1)に示す如きカラービデオ信号b′が形成
される。
このカラービデオ信号b′の色信号成分は、振幅がIH
おきにゼロになることはないので、カラービデオ信号b
′がPAL方式の映像再生装置に供給されても彩度が低
下することはない。
第12図は、本発明による信号フォーマット変換回路を
備えたビデオディスクプレーヤを示すブロック図である
。同図において、ディスク71はスピンドルモータ72
によって回転駆動される。
ディスク71の回転に伴ってディスク71に記録されて
いる信号がビックアップ73によって読み取られる。ビ
ックアップ73から出力される読取信号であるいわゆる
RF(高周波)信号は、FM復調器等からなる復調回路
74に供給され、カラービデオ信号が復調される。カラ
ービデオ信号は、C C D (Charge Cou
pled Device ) 7 5に供給される。C
OD75にはVCO (電圧制御型発振器)76から出
力されるクロックパルスが供給されている。CCD75
においては、このクロックパルスの周波数に応じた時間
だけカラービデオ信号の遅延がなされる。このCOD7
5を経たカラービデオ信号は、可変移相器77,バース
トゲート回路78及び同期分離回路79に供給される。
同期分離回路79においては、カラービデオ信号から水
平同期信号が分離され、再生水平同期信号として位相比
較回路80に供給される。位相比較回路80においては
、基準信号発生回路81から出力される基準水平同期信
号と再生水平同期信号との位相比較がなされ、両信号間
の位相差に応じた時間軸エラー信号が生成される。この
時間軸エラー信号は、イコライザ82に供給される。イ
コライザ82においては時間軸エラー信号の増幅及び位
相補償処理がなされてVCO76の制御電圧が生成され
ると共にスピンドルモータ72の駆動信号が形成される
。イコライザ82によって形成された駆動信号は、駆動
回路83を介してスピンドルモータ72に共給され、基
準及び再生水平同期信号間の位相差が所定の値になるよ
うにディスク71の回転速度が制御される。また、イコ
ライザ82によって形成された制御電圧は、vC076
に供給されてCCD75における信号遅延時間が基準及
び再生水平同期信号間の位}[1差が所定の値になるよ
うに制御され、時間軸誤差の補償がなされる。
一方、バーストゲート回路78においてはカラービデオ
信号からカラーバースト信号又はパイロットバースト信
号が分離され、位相比較回路85に供給される。位相比
較回路85においては、このバースト信号と基準信号発
生回路81から出力される基準サブキャリャ信号との位
相比較がなされ、両信号間の位相差に応じた位相エラー
信号が生成される。この位相エラー信号は、可変移相器
77に供給されてカラーバースト信号の位相が基準サブ
キャリャ信号の位相に一致するようにカラービデオ信号
が移相される。可変移相器77から出力されたカラービ
デオ信号は、文字挿入回路86に供給される。文字挿入
回路86は、基準信号発生回路81から出力される基準
信号r3によってシステムコントローラ(図示せず)等
から出力されるデータによって示された文字に応じたビ
デオ信号を生成してカラービデオ信号に挿入する構成と
なっている。
基準信号発生回路81において、基準水平同期信号は、
切換スイッチSW3の可動接点C3から出力される。切
換スイッチSW3の固定接点A3には分周器8lbの出
力が供給されている。分周器8lbは、切換スイッチS
W8の可動接点C8に導出された信号を1/9 1 0
に分周する構成となっている。切換スイッチSW9の固
定接点A9,B8の各々には発振器81a.81gの各
々の出力が供給されている。発振器81aは、NTsc
方式におけるカラーサブキャリャの周波数の4倍の周波
数4 f sc(N)の信号を発生するように構成され
ている。また、発振器81gは、周波数が4fsc(N
) ・f+−+(N) /fH(P)の信号を発生する
ように構成されている。尚、fH(N)は、NTSC方
式における水平同期周波数を表わし、fH(P)は、P
AL方式における水平同期周波数を表わしている。
切換スイッチSW8は、切換制御入力が高レベルのとき
は可動接点C8が固定接点A8に接触して発振器81a
の出力を選択的に出力し、切換制御人力が低レベルのと
きは可動接点c8が固定接点B8に接触して発振器81
gの出力を選択的に出力する構成となっている。この切
換スイッチSW9の切換制御人力端子は、ロック式のス
イッチSWsの一端に接続されている。このスイッチS
W6の一端には、抵抗Rを介して電源電圧が印加されて
いる。また、スイッチSW5の他端は接地されている。
このスイッチSW15がオンになることにより一端に導
出される低レベルの信号は、信号フォーマット変換指令
信号として出力される。
切換スイッチSW3の固定接点B3には発振器81dの
出力を1/240に分周する分周器81eの出力が供給
されている。発振器81dは、PALカラービデオ信号
をディスクに記録する際にPALカラービデオ信号の所
定区間に挿入されるパイロットバースト信号の周波数で
ある3.75MHzの周波数を発生するように構成され
ている。
切換スイッチSW3は、切換制御入力が高レベルのとき
は可動接点C3が固定接点A3に接触して分周器81b
の出力を選択的に出力し、切換制御入力が低レベルのと
きは可動接点C3が固定接点B3に接触して分周器81
eの出力すなわちPAL方式における水平同期周波数に
等しい周波数の信号を選択的に出力する構成となってい
る。この切換スイッチSW3の切換制御入力端子には信
号フォーマット判別回路87の出力が供給されている。
信号フォーマット判別回路87は、例えばディスク71
から読み取られたカラービデオ信号にパイロット信号が
挿入されているか否の検出を行ない、この検出結果によ
ってPAL方式及びNTSC方式のカラービデオ信号の
うちのいずれであるかを示す信号フォーマット判別信号
を発生する構成となっている。尚、この信号フォーマッ
ト判別回路87については特願昭63−12240号に
詳述されている。
また、基準サブキャリャ信号は、切換スイッチSWaの
可動接点C4から出力される。切換スイッチSWaの固
定接点A4には切換スイッチSW9の出力を1/4に分
周して基準信号『2を出力する分周器81cの出力が共
給されている。
また、切換スイッチSW4の固定接点B4には発振器8
1dの出力が供給されている。切換スイッチSWaは、
切換制御入力が高レベルのときは可動接点C4が固定接
点A4に接触して分周器81cの出力選択的に出力し、
切換制御入力が低レベルのときは可動接点C4が固定接
点B4に接触して発振器81dの出力すなわちパイロッ
トバーストの周波数に等しい周波数の信号を選択的に出
力する構成となっている。この切換スイッチSW4の切
換制御入力端子には信号フォーマット判別回路87の出
力が供給されている。
また、基準信号『3は、切換スイッチSW5の可動接点
C5から出力される。切換スイッチSW5の固定接点A
5には切換スイッチSW日の出力が供給されている。ま
た、切換スイッチSWsの固定接点BSには発振器81
fの出力が供給されている。発振器81fは、PAL方
式におけるカラーサブキャリャの周波数の4倍の周波数
の基準信号r1を発生するように構成されている。切換
スイッチSW5は、切換制御人力が高レベルのときは可
動接点C5が固定接点A5に接触して切換スイッチSW
9の出力を選択的に出力し、切換制御入力が低レベルの
ときは可動接点C5が固定接点B5に接触して発振器8
1fの出力すなわちPAL方式におけるカラーサブキャ
リャの周波数の4倍の周波数の基準信号『1を選択的に
出力する構成となっている。この切換スイッチSWsの
切換制御入力端子には信号フォーマット判別回路87の
出力が供給されている。
文字挿入回路86から出力されたカラービデオ信号は、
切換スイッチSW7の固定接点A7に洪給されると共に
信号フォーマット変換回路97に供給される。切換スイ
ッチSWyの固定接点B7には信号フォーマット変換回
路91の出力が倶給されている。信号フォーマット変換
回路97において、発振器43.44が除去されている
ことを除いて各部は、第1図の回路と同様に構成されて
いる。この信号フォーマット変換回路97における乗算
器42には分周器81cから出力された基準信号r2が
供給されている。また、信号フォーマット変換回路97
における分周器45,D形フリップフロップ47及びイ
ンバータ48には発振器81fから出力された基準信号
r】が供給されている。
切換スイッチSWyは、切換制御入力が高レベルのとき
は可動接点C7が固定接点A7に接触して文字挿入回路
86から出力されたカラービデオ信号を出力し、切換制
御人力が低レベルのときは可動接点C7が固定接点B7
に接触して信号フォーマット変換回路97によってフォ
ーマットの変換がなされたカラービデオ信号を出力する
構成となっている。切換スイッチSWyの可動接点C7
に導出されたカラービデオ信号は、出力端子OtlTに
供給される。
以上の構成において、スイッチSW6がオフの場合は、
低レベルの信号フォーマット変換指令信号は出力されず
、基準信号発生回路81における切換スイッチSW9か
ら発振器81aの出力すなわち4 f sc(N)の信
号が選択的に出力されると共に信号フォーマット判別回
路87の出力によって切換スイッチSW3〜SWsの切
換制御がなされ、NTSC及びPALカラービデオ信号
の各々が記録された2種類のディスクのいずれであって
も読み取りを良好になすことができる。また、このとき
は切換スイッチSW7からは文字挿入回路86から出力
されたカラービデオ信号がそのまま出力されて出力端子
に供給され、ディスクから読み取られたカラービデオ信
号がそのまま出力される。
次に、手動操作によってスイッチSW6がオンになると
、低レベルの信号フォーマット変換指令信号が出力され
る。そうすると、基準信号発生回路81における切換ス
イッチSW8から発振器81g(7)出力すなわち4 
fsc(N) ・fH(N) /f H (P)の信号
が選択的に出力される。この結果、PAL方式における
水平同期周波数と同一周波数の基準水平同期信号が出力
される。また、バーストの位相比較は、この発振器81
gの出力を1/4に分周して得られる信号を基準にして
なされ、色信号の変換もこの発振器81gの出力を1/
4に分周して得られる信号によってなされる。また、そ
れと同時に切換スイッチSW7からは信号フォーマット
変換回路91の出力が導出される。
従って、NTSCカラービデオ信号が記録されたディス
クを装着することにより信号フォーマット変換回路91
により変換された疑似的なPALカラービデオ信号が得
られる。この疑似的なPALカラービデオ信号の水平同
期周波数は、正規のPALカラービデオ信号の水平同期
周波数と等しくなる。従って、この疑似的なPALカラ
ービデオ信号が第15図に示す如きPAL方式の復調回
路に供給されたとき、色信号成分がIH遅延24によっ
て正確にIHだけ遅延され、画面上にて色ずれが生じな
いこととなる。よって、信号フォーマット変換回路91
においては、輝度信号成分を遅延する遅延回路51の遅
延瓜は、バンドパスフィルタ6と同一の遅延量にすれば
よい。
発明の効果 以上詳述した如く本発明によるビデオ信号の信号フォー
マット変換回路においては、PAL方式における色副搬
送波の4倍の周波数の第1基準信号を発生し、この第I
M*信号及びこの第1基準信号を1/4に分周する分周
手段の出力に基づいて該分周手段の出力と周波数が等し
くかつ第1基準信号の周期の1/2の時間に対応する値
だけ位相が順次異なる第1、第2及び第3移相信号を発
生し、これら第1、第2及び第3移相信号によってNT
SC方式によるビデオ信号の色信号成分及びカラーバー
スト信号の周波数及び位相を変化させて得たビデオ信号
をPAL方式によるビデオ信号として出力するようにし
ている。従って、本発明によるビデオ信号の信号フォー
マット変換回路においては、アナログ的な処理による移
相をなす移相器が不要である故、移相器の構成素子の値
のばらつき或いは温度特性による影響がなく、良好なカ
ラー画像が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
乃至第4図は、第1図の装置の各部の作用を示す波形図
、第5図は、再生画像の一部を示す図、第6図は、遅延
回路51の作用を示す波形図、第7図乃至第9図は、色
信号成分を表わすベクトル図、第10図は、本発明の他
の実施例を示すブロック図、第11図は、第10図の各
部の作用を示す波形図、第12図は、本発明の更に他の
実施例を示すブロック図、第13図は、従来のフォーマ
ット変換回路を示すブロック図、第14図は、第13図
の回路の各部の作用を示す波形図、第15図は、PAL
方式における復調回路を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 40・・・・・・ディジタル移相器 42・・・・・・乗算器 43.44・・・・・・発振器 50・・・・・・ゲイン制御回路 51・・・・・・遅延回路 52・・・・・・振幅抑制回路 出願人   パイオニア株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. PAL方式における色副搬送波の4倍の周波数の第1基
    準信号を発生する第1基準信号発生手段と、前記第1基
    準信号を1/4に分周する分周手段と、前記第1基準信
    号及び前記分周手段の出力に基づいて前記分周手段の出
    力と周波数が等しくかつ前記第1基準信号の周期の1/
    2の時間に対応する値だけ位相が順次異なる第1、第2
    及び第3移相信号を発生する移相信号発生手段とを備え
    、前記第1、第2及び第3移相信号によってNTSC方
    式によるビデオ信号の色信号成分及びカラーバースト信
    号の周波数及び位相を変化させて得たビデオ信号をPA
    L方式によるビデオ信号として出力することを特徴とす
    るビデオ信号の信号フォーマット変換回路。
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