JPH02291836A

JPH02291836A - 内視鏡

Info

Publication number: JPH02291836A
Application number: JP1113373A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Aida; 合田　一彦
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Canon Medical Systems Corp
Priority date: 1989-05-02
Filing date: 1989-05-02
Publication date: 1990-12-03
Anticipated expiration: 2009-07-06
Also published as: JPH0651018B2; US4977887A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］《産業上の利用分野》本発明は、被検者の体腔内の様子を観察したりする等の
ために用いる内祝鏡に関し、特に内祝技導中萱（内８１
鏡スコープ）の筐体構造の改良にＩＩｌする。

（従来の技術）この種の内祝鏡により被検者の体腔内の様子を観京する
場合、内視鏡導中管を被検者の体腔内に導入するとき、
その軟性部を体腔形状に沿わせて曲げながら関心部位の
近傍までその先端硬性部を導く操作が行われる。

また、内視鏡導中管の導入侵、他の関心部位を１１！京
寸る場合には、再びその軟性部を体腔形状に沿わせて曲
げながら，その先喘硬性部を関心部位の近傍まで導くと
いう操作が適宜行われる。

この場合、術中の様々な状況に合せて軟性部の柔軟度を
随時変化させることができれば、術者による内視鏡操作
を簡便且つ確実に行えるとともに、被検名の苦痛を軽減
ざゼるうえで極めて有利となる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来のこの種の内視鏡の場合においては
、術中の様々な状況に合せて軟性部の柔軟度を随時変化
さヒることができるものが存在せず、従って、術中にお
い−Ｃしばしば困難な状況が発生してしまうという不貝
合があった。

本発明は、係る事情に着目してなされたもので、ぞの目
的とするところは、術中の様々な状況に合せて軟性部の
柔軟度を随時変化させることができる内視鏡を提供する
ことにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、上記の目的を達成するため、口径を順次異な
らせた同一巻回ピッチ且つ同一巻回方向の各螺旋管を同
軸状に積層配置寸るとともに、当該各螺旋管における内
管および外管相互に線月面を他ｌノの巻回隙間に対向配
置してなる複合螺旋管によって内視鏡導中管の軟性部の
筐体構造をなづことを特徴と寸るちのである。

（作用）本発明による内視鏡の構成であれば、複数螺旋管におけ
る内管をなす螺旋管の口径を変化さけることにより、外
管及び内管の線材面相互が同一線上で交互に配列される
噛合状態にしたり、イれを次第に解除したりリることを
自在に行って、内視鏡導中管の軟性部についてその柔軟
度を随時変化させることができる。

（実施例）第１図は、本発明が適用された一実施例の内視鏡の全体
構成を示す概略図である。

この一実施例の内視鏡は、軟性部１と、湾曲部２と、先
端硬性部３とからなる内視＆ｌ１導中萱４における秋性
部１の硬度調整を行うため、内視鏡導中管４とグリップ
部５との結合部分に硬度調整操作部６を設けている。

内視鏡導中管４における軟性部１には、第２図に示タ如
く、複合螺旋管７を筐体構造体として設けている。この
複合螺旋管７は、口径を順次異ならせた同一巻回ピッチ
且つ同一巻回方向の螺旋管８，９を同軸状に積層配昆ず
るとと−ｂに、螺旋管８．９相互の線材面を他方の巻回
隙間ｑに対向配置してなるしのである。なお、螺Ｍ管８
．９だけでなく更に多数の螺旋管を同軸状に積層配置し
、上記と同様な関係にしてもよい。

そして、本実施例では、内管をなり螺旋管８は、線材外
向面が湾曲面をなづ螺旋巻線輪からなり、また外管をな
す螺旋管９は、線材内向面が湾曲面をなず螺旋巻線輪か
らなる。なお、螺旋管８．９の線材には、可撓性に富む
金属線材を適用づるとよい。

このような複合螺旋管７に沿つ【ブレード１０を配設し
、この周囲に外被ゴム１１を被覆寸ることにより、軟性
７！ｌ１を構成しているしのである。

更に、軟性部１の先端では、湾曲部２との接続部分にお
いて、螺旋管８，９とブレード１０とは、第２図に示す
ように、接続金具１２と、固定部１３とにより、接着あ
るいはｉｆｌ着、ハンダ付け等の接合手段により固定さ
れている。

また、軟性部１の後端では、硬度調整操作部６のノブ６
ａの回転操作により、螺旋管（内管）８に回転及び繰り
出しを与えるように、その硬度調節部６に螺ｔｆｌ管（
内管）８に接続されている。なお、螺旋管（外管）９は
硬度調整操作部６において軟性部１の先端向様に固定さ
れている。

さて、ここで、第２図に示す状態は、軟性部１が軟状態
にあることを示しており、この軟状態では螺旋管（外管
）９に対し、螺旋管（内管）８が離れているため、螺旋
管８．９相互が何ら干渉ザることがない。

こうした軟性部１の軟状態下にあって、硬度調整操作部
６０ノブ６ａが回転操作され、操作部側から先端側を見
たときに右方向に螺旋管（内管）８が回転１ると同時に
、操作部側から先端方向へその螺旋管（内管）８が繰り
出しを受けると、螺旋管（内管）８は、口径が次第に拡
張される。これにより螺旋管（外管）つと螺旋管（内管
）８との間隔が次第に狭くなり、ついにはその相互が接
触し、第３図に示づ如く螺旋管８．９の線材面が同一線
上で交互に配列されてなる噛台状態となる。

なお、この動作時における繰り出しは、螺旋管（内管）
８が回転した際にピッチ変化されるのを打ち消すために
実施するものである。

第３図に示す如くの状態になると、螺旋管８，９相互が
強く干渉サるため、軟性部１が硬状態となる。なお、螺
旋管８．９相互の干渉が弱い場合等、秋状態に近づくこ
とになり、曲げ易くなる。

このように軟性２１１の軟状態と硬状態とを、軟性部１
の湾曲時に実施すると、第４図及び第５図にそれぞれ示
′ｒＪ関係となる。

即ち、第４図は、軟性部１の湾曲時のその軟状態を示し
ており、この場合には、螺旋管（内管）８と螺旋管（外
管）９とは接触しておらず、また、湾曲時の最小半径は
、螺旋管（外管）９の巻回隙間の幅によって定まる。な
お、その最小半径よりち軟性部１を小さく曲げようとし
ても、螺旋管（外管）９の隣り合った巻同相互で突き当
り、曲げυｌ限がなされる。

第５図は、軟性部１の湾曲時のその硬状態を示して．３
３り、この場合には、螺旋管（内管）８ど螺旋管（外管
）９とが接触り−るため、湾曲されている部分の内側で
互いに干渉してそれ以上に湾曲づることを妨げることに
なり、これにより更に曲げるには非常に大さ・な力が必
要となる。つまり、軟性部１の湾曲時のその硬状態では
曲げ難い。

前述の如く、本発明の一実施例の構成によれば、内視鏡
導中管４における軟性部１の筐体描漬として、複合螺旋
管７を適用したため、その軟性部１の柔軟度を随時変化
させることができる。

また、本発明の一実施例で適用した複合螺旋管７の代わ
りに、第６図及び第７図で示づ如くの少合螺旋管７ａを
用いることができる。、この複合螺旋管７ａにおいて、
Ｉ！ｌＡ旋管（内管）８ａは、線材外向面が平面をなす
螺旋巻線輪からなり、また螺旋管（外管）９ａは、線材
内向而が平面をなす螺旋巻線輪からなる。なお、図中、
１０ａｕブレード、１１ａは外被ゴムである。

この複合螺旋管７ａを用いる他実施例においても、第６
図に示す如くの状態では、螺旋管（外管）９ａに対し、
螺旋管（内管）８ａが離れているため、第１図の軟性部
１が軟状態にある。

ところが、螺旋管《内管）８ａが前述したー実施例で説
明した作用により口径が拡張がなされると、ついには第
７図に示す如くに螺旋管（内管）８ａと螺旋管（外管）
９ａとの相互が接触し、螺旋管Ｑａ，．９ａの線材面が
同一線上で交互に配列される噛台状態となり、第１図の
軟性１１が硬状態となる。

また、第１薗の軟性郡１の湾曲時に、この軟性部１の軟
状態と砂状態とを実施している場合には、第８図及び第
９図にそれぞれ示す関係となる。即ち、第８図に示す状
態では、螺旋管（内管）８ａと螺旋管（外管）９ａとが
接触していないため、軟性部１が軟状態にある。また、
第９図に示寸状態では、螺旋管Ｂａ　，ｇａの線材面が
同一線上で交互に配列される噛合状態となり、軟性部１
が硬状態となる。

このように、第６図〜第９図に従って説叫した本発明の
他実施例にあっても、而述した本発明の一実施例と同様
の効果が得られた。

［発明の効采］以上説明したように、本発明の内視鏡は、内祝ｉｌｌ導
中管の軟性部の筐体構造として、その軟性部を硬軟自在
に調整し得る複合螺旋管を適用したから、術中の様々な
状況に対し、上記軟性部の硬さを素速く変化させて対応
することが可能なものである。

従って、本発明に従って内視鏡を構成した場合には、内
視鏡の挿入性、操作性が高まり、術者の負担を軽減する
ことができる。また、操作性が良いため施術時問も短縮
され、被検者の苦痛が著し＜Ｗ減されるという利点が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された一実浦例の内裏２鏡の全体
構成を示ず概略図、第２図は本発明の一実施例における
軟性部の軟状態を示す状態図、第３図は本発明の一実ｆ
ｆｌ例における軟性部の硬状態を示づ状態図、第４図及
び第５図は本発明の一実施例における軟性部の湾曲時の
態様をそれぞれ示ず状因図、第６図は本発明の他実施例
における軟性部の軟状態を示ず状態図、第７図は本発明
の他実施例における軟性部の硬状態を示す状態図、第８
図及び第９図は本発明の他実施例における軟性部の湾曲
時の態様をそれぞれ示す状態図である。１・・・軟性部　　　　　　２・・・湾曲部３・・・先
喘硬性部　　　　４・・・内視ｓＡ導中管５・・・グリ
ップ部　　　　６・・・硬麿調整操作部７ａ，７ａ・・
・複合螺旋管８，８ａ・・・蝋旋管（内管）９．９ａ・・・螺旋管（外管）１０．１０ａ・・・ブレード１１．１１ａ・・・外被ゴム１２・・・接続金具　　　　１３・・・固定部第４図９ａ螺旋管（外管）第６図第５図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）口径を順次異ならせた同一巻回ピッチ且つ同一巻
回方向の各螺旋管を同軸状に積層配置するとともに、当
該各螺旋管における内管および外管相互に線材面を他方
の巻回隙間に対向配置してなる複合螺旋管によつて内視
鏡導中管の軟性部の筐体構造をなすことを特徴とする内
視鏡。
（２）請求項１記載の内視鏡において、前記内管に対し
て回転及び繰り出し応力を加え、当該内管の口径を変化
させる機構を具備することを特徴とする内視鏡。
（３）請求項１又は請求項２記載の内視鏡において、前
記内管として、線材外向面が湾曲面をなす螺旋管線輪を
用い、前記外管として、線材内向面が湾曲面をなす螺旋
巻線輪を用いたことを特徴とする内視鏡。
（４）請求項１又は請求項２記載の内視鏡において、前
記内管として、線材外向面が平面をなす螺旋巻線輪を用
い、前記外管として、線材内向面が平面をなす螺旋巻線
輪を用いたことを特徴とする内視鏡。