JPH02288565A - 電子スチルカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固体撮像素子を用いて静止画像の撮像記録を
行う電子スチルカメラに関するものである。

従来の技術 従来の電子スチルカメラはシャッター及び絞りを用いて
撮像素子の露光量を制御して、静止画像の撮像記録を行
っている。以下図面を参照しながら従来の電子スチルカ
メラの一例について説明する。

第４図は電子スチルカメラの構成を示すブロック図でア
シ、第６図は一般的なインターライントランスファ型Ｃ
ＣＤ固体撮像素子の模式図である。

第４図において、１はレンズ、２１は絞りとシャッター
を兼用したプログラムレンズシャッター４はＣＯＤ固体
撮像素子、６は記録回路、７はシャッター駆動回路、８
は撮像素子駆動回路、９はシステムコントロール回路、
１０は磁気ヘッド。

１１はビデオフロッピーディスク、１２はモータ。

１３はモータ駆動回路である。

第６図において、１ｏ１は第１フイールドの各絵素に対
応してマトリクス状に配設された各受光部であり、１０
２は第２フイールドの各絵素に対応してマトリクス状に
配設された各受光部であシ。

１０３は上記各受光部１０１，１０２の垂直列に沿って
設けられた各垂直転送レジスタ部でちゃ。

１０４は垂直転送レジスタ部の一端に設けられた水平転
送レジスタ部であｊ５，１０５，１０６は上記各受光部
１０１，１０２と垂直転送レジスタ部１０３との間に設
けられた移送ゲートである。

以下、第６図のタイミングチャートを参照しながら従来
の電子スチルカメラの動作について説明する。撮像素子
４は垂直同期信号に同期した移送ゲートパルスにより各
移送ゲー）１０５，１０６が開かれ、各受光素子１０１
，１０２の信号電荷が垂直転送レジスタ部１０３に移さ
れる。垂直転送レジスタ部１０３＆Ｃ移された信号電荷
は水平同期信号に同期した垂直転送りロックによって水
平転送レジスタ部１０４に一水平走査期間１Ｈ毎に一水
平ライン分ずつ垂直転送され、上記水平転送レジスタ部
１０４を介して順次に読みだされる。

レリーズスイッチ１４が押されると、垂直同期信号（第
６図ａ）に同期して、システムコントロール回路９よシ
ャッター駆動回路がシャッター駆動回路７に送られる。

通常、シャッター１は全閉状態となっており、シャッタ
ー駆動信号によシ開き始める（第６図ｂ）。シャッター
１はガバナによって減速され、一定速度で解放するよう
になっておシ、予め設定されたシャッター閉じ部材（図
示せず）によって、急速に閉じられる。シャッター動作
終了後、最初の垂直同期信号に同期して、シャッター１
解放中に撮像素子４に蓄積された信号電荷は、記録回路
６で処理され、記録ゲート信号によシヘッド１０を介し
て、ビデオフロッピーディスク１１に記録される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、シャッター羽根開
放動作の途中で急速にシャッター羽根を閉じようとする
ため、シャッター羽根の慣性や摩擦の影響によシ、シャ
ッターの精度の向上が望めず、また経時変化も大きいた
め、精度のよい露出制御を行うことが出来なかった。

本発明は、上記の問題点に鑑み、シャッター動作の途中
でシャッターの動作方向を反転することをなくし、さら
に、電荷転送後にシャッターを動作させるためにシャッ
ターの精度は特に要求されず、撮像素子の駆動時間のみ
で、露出制御を行うことのできる、電子スチルカメラを
提供するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の電子スチルカメ
ラは、光電変換手段、電荷蓄積手段、電荷転送手段を持
った固体撮像素子と、光を遮断するための機械式シャッ
ターとを有し、信号読みだし開始より所定の露光時間前
に前記光電変換手段に蓄積された電荷を前記電荷転送手
段に移し、不用電荷を掃き出し１次の垂直同期信号に同
期して。

前記光電変換手段の電荷を前記電荷転送手段に移し、信
号の読みだしを行い、電荷転送後、前記機械式シャッタ
ーにより光を遮断するという構成を備えたものである。

作用 本発明は、上記した構成によって、撮影時に絞シによる
露出制御を行い、シャッター全開状態で。

所定の露光時間前に固体撮像素子の光電変換手段に蓄積
した不要電荷を電荷転送手段に移し、不要電荷の掃き出
しを行い、掃き出し終了後、露光時間中に固体撮像素子
の受光部に蓄積された電荷を電荷転送手段に転送し１機
械式シャッターにより光を遮断し、信号の読みだしを行
う。これによシ。

機械式シャッターの動作が露光時間に影響を与えないた
め、露出制御の精度が向上すると共に、シャッターの構
成を簡単にすることが可能となる。

また、電荷の読みだし後、シャッターにより光を遮断す
るため、電荷転送中の不要な光の照射を防ぐことが可能
となシ、スミアの発生も防止することができる。

実施例 以下１本発明の一実施例の電子スチルカメラについて、
図面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の第１の実施例のタイミングチャート
を示すものである。以下、第１図、第２図、第６図を用
いてその動作を説明する。まず。

第２図は、電子スチルカメラの構成を示すブロック図、
第５図はＣＯＤ固体撮像素子の構成を示すものである。

撮像素子は、撮影時以外は、垂直同期信号（第１図ａ）
に同期した移送ゲートパルス（第１図Ｇ）により各移送
ゲート１０Ｓ　、　１０６が開かれ、各受光部１Ｑ１，
１０２の信号電荷が垂直転送レジスタ部１０３に移され
、垂直転送レジスタ部に移された信号電荷は、水平同期
信号に同期した垂直転送りロックによって水平転送レジ
スタ部１０４に一水平走査期間１Ｈ毎に一水平ライン分
ずつ水平転送され、水平転送レジスタ部１０４を介して
、順次読みだされている（第１図６）。レリーズスイッ
チ１４が押されると、システムコントロール回路９よシ
、垂直同期信号に同期した移送ゲートパルスよりあらか
じめ設定された所定の露光時間ｔ、前に、電子シャッタ
ー駆動信号（第１図ｂ）が撮像素子駆動回路８に送られ
る。そして、移送ゲートパルス（第１図Ｃ）が。

撮像駆動回路８から撮像素子４に送られ、ｔ１以前に蓄
えられた不要電荷は、垂直転送レジスタ部１０３に移さ
れ、１４時間内に高速に不要電荷の掃き出し処理を行う
。（第１図６）所定の露光時間ｔ、の間に受光部に蓄積
された電荷は、次の垂直同期信号（第１図ａ）に同期し
た移送ゲートパルス（第１図（）Ｋよって、垂直転送レ
ジスタ部１０３に移されると、システムコントロール回
路９より、シャッター駆動信号が、シャッター駆動回路
７に送られ、シャッター３が閉じ、光が遮断される。垂
直転送レジスタ部１０３に移された電荷は、水平同期信
号に同期した通常の垂直転送りロックによって垂直転送
され、信号の読みだしが始まる。読みだされた信号は、
記録回路６で処理され、記録ゲート信号（第１図ｆ）に
ょシ、ヘッド１ｏを介してビデオフロッピーディスク１
１に記録される。

以上のように、本実施例によれば、機械式シャッター３
は、電荷転送後、垂直転送レジスタ部転送中に不要な電
荷の蓄積を防ぐために光を遮断するためのもので、機械
式シャッター３には特に精度が要求されず、−枚羽根の
シャッター等、シャッターの構成を簡単にすることがで
き、また、シャッターの位置による形状の制約を受けず
に、取り付けることができる。

第３図は、本発明の第２の実施例のタイミングチャート
を示すものである。以下、第３図、第４図、第５図を用
いて、その動作を説明する。第１の実施例と異なるのは
１機械式シャッターに絞シ機能を設けた点である。レリ
ーズスイッチ１４が押されると、システムコントロール
回路９よシ撮像素子駆動回路８に電子シャッター駆動信
号（第３図ｂ）が送られ、シャッター駆動回路７にシャ
ッター駆動信号（第３図ｄ）が送られて、絞りの調整を
行う。レリーズスイッチ１４が押されてから信号の読み
だしが行われるまでに、あらかじめ設定された所定の露
光時間ｔ１前に、移送ゲートパルス（第３図ｂ）が、撮
像駆動回路８から撮像素子４に送られ、ｔ１以前に蓄え
られた不要電荷は、垂直転送レジスタ部１０３に移され
、１１時間内に高速に不要電荷の掃き出し処理を行う。

所定の露光時間ｔ、の間に受光部１０１，１０２に蓄積
された電荷は、垂直同期信号（第３図ａ）に同期した移
送ゲートハルス（第３図Ｃ）によって、垂直転送レジス
タ部１０３に転送されると、システムコントロール回路
９より、シャッター駆動信号（第３図ｄ）が、シャッタ
ー駆動回路７に送られ、シャッターが閉じられ、光が遮
断される。転送された電荷は、水平同期信号に同期した
通常の垂直転送りロックによって垂直転送され、信号の
読みだしが始まる。読みだされた信号は、記録回路６で
処理され、記録ゲート信号（第３図ｆ）により、ヘッド
１０を介してビデオフロッピーディスク１１に記録され
る。

以上のように、シャッターと絞りを兼用した絞りシャッ
ターを設けることにより露出制御の機構をよシ簡単にす
ることが出来る。又、従来の方式によれば、シャッター
動作時に露出制御を行っていたので、シャッターを所定
の速度で減速させるために、ガバナ等の速度制御機構が
必要であったが、本実施例によれば、絞り設定時、シャ
ッター閉成時、シャッターチャージ時のいずれにおいて
も動作速度が露出制御に影響を及ぼさないために。

シャッターの駆動は、簡単な一つのモータで可能となり
、シャッターの構成を簡単にすることが出来る。

発明の効果 以上のように本発明によれば、機械式シャッターの動作
によって露出制御を行うのではないので。

シャッターの速度や精度の影響を受けずに露出制御が行
えるために、シャッターの構成を簡単にすることが出来
ると共に、信号読みだし後、機械式シャッターにより光
を遮断できるので、スミアの発生を、防ぐことが可能と
なるといった優れた効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例のタイミングチャート、
第２図、第４図は電子スチルカメラのブロック図、第３
図は本発明の第２の実施例のタイミングチャート、第６
図はＣＣＤ個体撮像素子の模式図、第６図は従来の電子
スチルカメラのタイミングチャートである。 ２・・・・・・絞り、３・・・・・・シャッター、４・
・・・・・撮像素子、６・・・・・・絞シ駆動回路、Ｔ
・・川・シャッター駆動回路、８・・・・・・撮像素子
駆動回路、２１・・・・・・絞シシャッター 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　はが１名第２
図 第 Ｚ 図 鼾 図 区 Ｑ　　　）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光電変換手段、電荷蓄積手段、電荷転送手段を持った固
   体撮像素子と、光を遮断するための機械式シャッターと
   を有し、垂直同期信号に同期して前記光電変換手段の電
   荷を前記電荷転送手段に転送する手段と、垂直同期信号
   の所定の露光時間前に前記光電変換手段に蓄積された電
   荷を前記電荷転送手段に移し、不用電荷を掃き出す手段
   と、次の垂直同期信号に同期して、前記光電変換手段の
   電荷を前記電荷転送手段に移し、信号の読みだしを行な
   う手段と、信号の読みだし開始後、前記機械式シャッタ
   ーを閉じて光を遮断する手段とを有することを特徴とす
   る電子スチルカメラ。