JP2688083B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2688083B2
JP2688083B2 JP1039065A JP3906589A JP2688083B2 JP 2688083 B2 JP2688083 B2 JP 2688083B2 JP 1039065 A JP1039065 A JP 1039065A JP 3906589 A JP3906589 A JP 3906589A JP 2688083 B2 JP2688083 B2 JP 2688083B2
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良廣 藤本
栄一 斎藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固体撮像素子を用いて静止画像の撮像を行
う電子スチルカメラに関するものである。
従来の技術 従来より、電子スチルカメラは、実際の露光以前に固
体撮像素子に蓄積した不必要な電荷を読み出した後、実
際の露光による光電変換、電荷蓄積を行い、静止画像の
撮像記録を行つている。
以下図面を参照しながら電子スチルカメラの構成につ
いて説明する。第2図は電子スチルカメラの構成を示す
ブロツク図、第3図はCCD固体撮像素子の模式図であ
る。
第2図において、1はレンズで、その機械式シヤツタ
ー2はシヤツター駆動回路5により駆動される。3はCC
D固体撮像素子で、撮像素子駆動回路6により駆動さ
れ、その出力は映像信号処理回路4に送られる。システ
ムコントローラ回路7は機械式シヤツター2を駆動する
タイミングや、CCD固体撮像素子3を駆動して電荷蓄
積,電荷転送を行うタイミング、映像信号処理回路4の
動作タイミングの制御を行う。
第3図において、CCD固体撮像素子3は第1フイール
ドの各絵素に対応してマトリクス状に配設された第1フ
イールド受光部11と、同じく第2フイールドの各絵素に
対応してマトリクス状に配設された第2フイールド受光
部12を備え、これら第1,第2フイールド受光部11,12は
その各絵素に1つずつ設けられた移送ゲート13を介して
垂直転送レジスタ14に接続され、これら垂直転送レジス
タ14をその一端に設けられた水平転送レジスタ15に接続
される。
次に、従来の動作を第4図の撮影時のタイミング図を
参照しながら説明する。CCD固体撮像素子3の第1フイ
ールド受光部11、第2フイルード受光部12の各絵素は露
光により電荷が蓄積される。今、記録モードがフレーム
モードの場合、まず垂直同期信号(第4図(a))に同
期した移送ゲートパルス(第4図(b))に同期して、
第1フイールド受光部21の各絵素に設けられた移送ゲー
ト23が開かれ、蓄積された信号電荷は垂直転送レジスタ
14に移される。この間、第2フイールド受光部12の各絵
素に蓄積された電荷は、その移送ゲート23が閉じたまま
で転送されない。垂直転送レジスタ14に移された信号電
荷は、水平同期信号(図示せず)に同期して水平転送レ
ジスタ15に1水平走査期間1H毎に1水平ライン分ずつ垂
直転送され、水平転送レジスタ15を介して順次に読出さ
れる。次の移送ゲートパルスに同期して、第2フイール
ド受光部12の各絵素の移送ゲート13が開き、各絵素に蓄
積された信号電荷は、垂直転送レジスタ14に移され、そ
の後、先程の第1フイールドの場合と同じ過程で読み出
される。
記録モードがフイールドモードの場合、第1フイール
ド受光部11、第2フイールド受光部12の各絵素に蓄積さ
れた信号電荷は、移送ゲートパルスに同期して第1,第2
フイールド受光部11,12の両方の絵素に設けられた全て
の移送ゲート13が開かれて、垂直転送レジスタ14に移さ
れる。垂直転送レジスタ14に移された信号電荷は、水平
同期信号(図示せず)に同期して水平転送レジスタ15に
1水平走査期間1H毎に2水平ライン分ずつ垂直転送さ
れ、水平転送レジスタ15を介して順次に読み出される。
撮影時、レリーズスイツチ(図示せず)が押される
と、まず、機械式シヤツター2が開放された状態で、固
体撮像素子3の信号を用いてシヤツター速度等を決定す
るための測光を行う。そして、測光完了後機械式シヤツ
ター2を閉じる(第4図(c))と同時に、フレーム、
フイールドの読み出しモードを設定する(第4図
(d))。測光時に、機械式シヤツター2を開いている
状態において蓄積された不要な残留電荷は、この閉じて
いる間に設定した記録モードで読み出される(これを電
荷掃き出しと名づける)。一定時間tの電荷掃き出しの
後、垂直同期信号と同期して、任意に設定したシヤツタ
ー時間t′だけ機械式シヤツター2が開き、CCD固体撮
像素子3に露光される。露光が終わると、CCD固体撮像
素子3に蓄積された信号電荷は、移送ゲートパルスに同
期して上記転送過程に従がい設定したモードの記録ゲー
ト信号(第4図(e))で読み出され、映像信号処理回
路4に転送、記録される。この記録期間は、フレーム記
録の場合は2垂直同期期間となり、フイールド記録の場
合は1垂直同期期間となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、残像の多い固
体撮像素子において、残像の原因となる残留電荷を十分
に少なくするためには、電荷掃き出しの時間を長くする
必要があり、シヤツターを押してから、実際に露光が始
まるまでの時間ずれが無視できなくなる。逆に、電荷掃
き出しの時間を短かくし、シヤツターを押してから露光
開始までの時間を設定したモードの記録時間(フレーム
記録の場合は2垂直同期期間、フイールド記録の場合は
1垂直を同期期間)にすると、電荷掃き出しの期間に一
回の読み出ししか行えないため十分に蓄積電荷を読み出
せず、残留電荷が多くなり、フリツカー等の問題が生じ
る。
ここで、実際の露光時の蓄積電荷は必要なもので、垂
直同期信号、水平同期信号に正確に同期して転送され、
読み出されなければならないが、測光時に蓄積された電
荷は不必要なもので、時間的に正確に転送しなくてもよ
い。また移送ゲートパルスにより蓄積電荷は必らず転送
され、残留電荷は転送により、確実に減少して増加する
ことはない。
本発明は上記問題を解決するもので、測光時に蓄積さ
れた不必要な電荷は時間的に正確に転送しなくてもよい
ことを考慮に入れ、従来と同じ電荷掃き出し期間中に複
数回の読み出しを行い、残留電荷をより少なくできる電
子スチルカメラを提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の電子スチルカメラ
は、光電変換手段、電荷蓄積手段、垂直転送部及び水平
転送部を持った固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆
動する手段と、前記固体撮像素子に所定時間の露光を行
なうためのシャッターとを備え、前記固体撮像素子駆動
手段は、前記シャッターが露光のために開く前に、初め
の1垂直同期信号期間に複数回、前記固体撮像素子の光
電変換手段に蓄積された電荷を前記垂直転送部に移して
掃き出し、次の1垂直同期信号期間は垂直転送部及び水
平転送部の電荷を転送するよう構成したものである。
作用 上記した構成により、測光等のために開いていたシヤ
ツターが閉じた後の電荷の掃き出し時において、従来よ
りも1つ以上多く移送ゲートパルスが撮像素子駆動回路
から固体撮像素子へ出力され、それに従つて移送ゲート
が開くので、光電変換手段に蓄積された電荷は従来より
多い回数で垂直転送部に転送される。これにより、測光
等で蓄積された不要な電荷の掃き出しが、従来と同じ掃
き出し時間内でも十分に行われ、残像の多い固体撮像素
子においても残留電荷を十分に掃き出すことができ、フ
リツカーも発生しない。
実施例 以下、本発明の一実施例の電子スチルカメラを図面に
基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の電子スチルカメラにおけ
るタイミング図であり、第2図,第3図を参照しながら
動作を説明する。レリーズスイツチ(図示せず)が押さ
れると、シヤツター駆動回路5により機械式シヤツター
2が開いた状態で、固体撮像素子3を用いて露光時間等
を決定するための測光などの処理を映像信号処理回路4
で行い、測光が終るとシステムコントロール回路7がシ
ヤツター駆動回路5を介して機械式シヤツター2を閉じ
る。機械式シヤツター2が閉じた後、撮像素子駆動回路
6は、第1図(b)に示すように、通常の垂直同期信号
(第1図(a))に同期した移送ゲートパルスに加え、
1垂直同期信号期間内に複数回の移送ゲートパルスを固
体撮像素子3に送り(第1図(b))、機械式シヤツタ
ー2が開いている間に蓄積されていた不要な残留電荷
を、機械式シヤツター2が閉じている間に十分な掃き出
す(第1図(c))。
そして、次の垂直同期信号に同期して通常の移送モー
ドにすると共に、フレーム/フィールドの読み出しモー
ドをシステムコントロール回路7により設定する(第1
図(d))。これにより前の1垂直同期信号期間中に垂
直転送部に複数回掃き出された残留電荷は垂直転送部か
らも転送される。モード切換後、信号が安定するのに必
要な時間T経過後、次の垂直同期信号に同期して時間
T′の間機械式シヤツター2を開き露光を行なう(第1
図(c))。その後の動作は従来例と同じである。
以上のように、本実施例によれば、従来と同じ長さの
電荷掃き出し期間の間に、撮像素子駆動回路6はより多
くの移送ゲートパルスをCCD固体撮像素子3に出力する
ため、測光時に受光部の各絵素に蓄積された電荷はより
多く転送され、残留電荷が十分に掃き出されるため、フ
リツカーなどの問題を発生させないようにできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、測光等から露光まで
の、シヤツターが閉じている間の電荷掃き出し期間に、
従来より多い回数で光電変換手段に残留した蓄積電荷を
垂直転送部に移送し、そのあと、掃き出しを停止して固
体撮像素子の読み出しモードを設定することにより、残
像の多い固体撮像素子においても残留電荷を十分に掃き
出すことが可能で、フリッカーなどの悪影響を無くし、
フレーム/フィールドの記憶ができるという優れた効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電子スチルカメラのタイミ
ング図、第2図は同電子スチルカメラのブロツク図、第
3図は固体撮像素子の模式図、第4図は従来例の電子ス
チルカメラのタイミング図である。 2……機械式シヤツター、3……CCD固体撮像素子、6
……撮像素子駆動回路、11……第1フイールド受光部、
12……第2フイールド受光部、13……移送ゲート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換手段、電荷蓄積手段、垂直転送部
    及び水平転送部を持った固体撮像素子と、前記固体撮像
    素子を駆動する手段と、前記固体撮像素子に所定時間の
    露光を行なうためのシャッターとを備え、前記固体撮像
    素子駆動手段は、前記シャッターが露光のために開く前
    に、初めの1垂直同期信号期間に複数回、前記固体撮像
    素子の光電変換手段に蓄積された電荷を前記垂直転送部
    に移して掃き出し、次の1垂直同期信号期間は垂直転送
    部及び水平転送部の電荷を転送することを特徴とする電
    子スチルカメラ。
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JP2658062B2 (ja) * 1987-07-01 1997-09-30 株式会社ニコン スチルビデオカメラの撮像方法

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