JPH02286451A - ワイパ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はワイパ制御装置に関し、特にワイパの負荷に応
じてワイパの作動・停止を自動的に制御しワイパの故障
・破損を防ぐと共に運転車の負担を軽減するワイパ制御
装置に関する。

（従来の技術） 従来、フロン・トウイントウやリヤ・ウィンドウなどに
取り付けられているワイパの動作制御は例えばＯＮ１０
　Ｆ　Ｆスイッチによるワイパの作動又は停止の指定、
動作速度設定スイッチによるワイパ動作の高速・低速・
間欠のいずれかへの指定等の設定状態のみによって、そ
の動作が規定されており、これらワイパの動作速度の変
更や、ワイパの動作又は停止等の切替えは、運転者の各
種スイッチ等の手動操作により行なわれていた。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来のワイパ制御装置においては、その制御動
作がスイッチ等の設定状態のみで規定される為、例えば
フロント・ウィンドウあるいはリア・ウィンドウ上に積
雪がある場合のように、ワイパに非常に大きな負荷がか
かる場合でも、強引にワイパを動作させてウィンドウを
拭こうとする。

その結果、ワイパ・ブレードのｆ！端な摩耗、ワイパ・
アームの折損、或いはワイパを駆動するモータの故障な
どを生ずるという欠点があった。又、この場合、ウィン
ドウ上の積雪をワイパで拭き落せるかどうかわからない
為に、運転者は手動でワイパを継続的に作動させるなど
の煩わしい操作をしなければならないといった欠点があ
った。

本発明の目的は、これらの問題点を解決し、ワイパの極
端な摩耗・折損モータの故障などを防ぐと共に運転者の
負担を軽減する、ワイパ制御装置を提供することにある
。

（課題を解決するための手段） 本発明によるワイパ制御装置は、作動・停止・動作速度
などの動作モードで動作するワイパを制御するワイパ制
御装置において、前記ワイパの拭き抵抗などのワイパの
負荷を検出するワイパ負荷検出手段と、前記ワイパの動
作モードおよび前記ワイパ負荷検出手段の出力に応じて
前記ワイパの動作を決定し、前記ワイパ負荷検出手段に
より検出されたワイパの負荷が前記ワイパの動作モード
に応じて設定された負荷より大きい場合にはワイパの動
作を停止させる制御手段とを備えて成る。

（実施例） 以下、本発明について図面を参照しながら詳細に説明す
る。

第１図は本発明によるワイパ制御装置の機能ブロック図
であり、次のような機能手段を備えて成る。即ち、ワイ
パの作動・停止・動作速度などの動作モードを設定する
ワイパ動作モード設定手段１と、ワイパに拭き抵抗など
のワイパの負荷を検出するワイパ負荷検出手段２と、例
えばリンク機＃！３を介してワイパ４を駆動するワイパ
駆動手段５と、ワイパ動作モード設定手段１により設定
されたワイパの動作モードおよびワイパ負荷検出手段２
の出力に応じて、ワイパ４の動作を決定し、ワイパ駆動
手段５を制御するワイパ制御手段６とを有し、ワイパ負
荷検出手段２により検出されたワイパの負荷が、ワイパ
動作モード設定手段１において設定された動作モードに
応じて設定された負荷より大きい場合にはワイパの動作
を停止するように５を制御する。

第２図には本発明の具体的実施例のシステム概略図が示
されている。第２図において、ワイパ４は、リンクＩｌ
ｉ梢３を介して第１図におけるワイパ駆動手段５として
のモータ５０により駆動される。

ワイパ４には、ワイパ４が作動する際の負荷を検出する
為第１図におけるワイパ負荷検出手段２としてのトルク
センサ２０が取付けられている。トルクセンサ８の出力
は、第１図におけるワイパ制御手段６としての制御ユニ
ット６０に入力される。

制御ユニット９には、第１図におけるワイパ動作モード
設定手段１としてのワイパ・モードスイッチ１０からの
ワイパの停止および間欠動作・低速動作・高速動作など
の動作モードを示す信号も入力されており、制御ユニッ
ト９は、これらワイパ・モード・スイッチ１０の設定状
態およびコルクセンサ８の出力に応じてワイパの動作を
決定し、ワイパ４を駆動すべく、モータ７を制御する。

いま、ワイパ・モードスイッチ１０により、ワイパ４の
動作モードが、停止ではなく、間欠・低速・高速などの
動作モードに設定されると、制御ユニット９は、設定さ
れた動作モードに応じたワイパ４の動作速度Ｖを決定す
ると共に、ワイパ４の負荷の許容最大値Ｔ１を決定し、
ワイパ４を動作速度Ｖで作動すべくモータ５０に制御信
号を出力する。ここで、トルクセンサ２０により検出さ
れるワイパ４の負荷Ｔ２が許容最大値Ｔ１より大きい場
合には、ワイパ４の動作を停止するよう、モータ５０を
制御する。

尚、本実施例では、ワイパ動作モード設定手段１として
ワイパモードスイッチ１０を、ワイパ負荷検出手段２と
して、トルクセンサ２０を、ワイパ駆動手段６としてモ
ータ６０を、７４８１０３１１手段６として上記制御ユ
ニット６０を用いて説明したが、これら各手段は他の任
意の構成要素を用い得ることは言うまでもない。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、ワイパ作動時の負荷を検
出し、検出された負荷の大きさに応じて自動的にワイパ
のｆｉｆｌな動作状態を調節すると共に過度な動作を防
止しているのでワイパの故障を防ぎ、運転者の負担を軽
減できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるワイパ制御装置の機能ブロック図
、第２図は本発明の一実施例を示すシステム概略図であ
る。 １・・・ワイパ動作モード設定手段、２・・・ワイパ負
荷検出手段、３・・・リンクａ＃ｌ、４・・・ワイパ５
・・・ワイパ駆動手段、６・・・ワイパ制御手段、１０
・・・ワイパモードスイッチ、２０・・・トルクセンサ
、５０・・・モータ、６０・・・制御ユニット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　作動・停止・動作速度などの動作モードで動作するワ
   イパを制御するワイパ制御装置において、前記ワイパの
   拭き抵抗などのワイパの負荷を検出するワイパ負荷検出
   手段と、前記ワイパの動作モードおよび前記ワイパ負荷
   検出手段の出力に応じて前記ワイパの動作を決定し、前
   記ワイパ負荷検出手段により検出されたワイパの負荷が
   前記ワイパの動作モードに応じて設定された負荷より大
   きい場合にはワイパの動作を停止させる制御手段とを備
   えて成ることを特徴とするワイパ制御装置。