JPH02284028A - 双方向型赤外線センサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は侵入警報器等に使用される人体検知用赤外線セ
ンサに関する。

［従来の技術］ １１人警報益に用いられている赤外線センサは、ＬｉＴ
ａ０．、ＰＺＴ等の焦電効果をもたらす焦電物質を利用
したものである。

第２図に赤外線センサの構成要素を示す。焦電体上に形
成された２つのエレメントＩ−ａ、　　ｌ　−ｂを逆極
性でシリーズに接続し、焦電素子から得られた信号をバ
イアス抵抗２、ＦＥＴ３を介してソース端子３から出力
される。４はＦＥＴのドレイン端子と接続されており、
ＦＥＴを作動させるｔ：めの電圧を供給している。これ
等の部品は赤外線選択透過フィルター７と金属ケース８
によって密閉されている。グランド端子６は４ｔｔ＠ケ
ースとｔ気的に接続され、外米を磁波に対しｔ気的にシ
ールドされている。

これ等の部品を実際に赤外線センサとして組み立てた代
表的な構造を第３図に示す。セラミック基板９の受光部
側に焦ｔｌ＋ｌｏが支持台１１によって支持されている
。エレメント１−ａ、　　１−ｂｌ−ｃ、　　１−ｄは
焦電体１０の上に形成されている。

セラミンク基板９の配線面側にはＦＥＴ３、バイアス抵
抗２等が取り付けられ、第４図の回路に従って接続され
ている。端子・１．５６はリードピン１２が用いられる
。リードピン１２はステム】３とガラス封止され、ステ
ム１３は選択透過フィルター８が接着剤を用いて取り付
けられたカン１４とｔ気溶接されている。

このような従来型赤外線センサは、第３図からも判るよ
うに一方向に対して入射する赤外線しか検知することが
できない。第４図において２４゜２５は２つの独立した
室を示し、２６は赤外線センサ、２７はレンズを示す。

従って警戒すべき全ての室に少なくとも１台の赤外線セ
ンサが必要であった。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は、全ての室に少なくとも１台の赤外線センサを
要する現在の警戒方式を簡素化するために、２つの室を
同時に検知可能な双方向型赤外線センサを提供するもの
である。

［問題を解決するための手段］ 少なくと６１つの開口を有する絶縁性基板において、開
口部の一方に光学フィルター、他方にイ、へＴＬ素子、
その他の周辺部品を取り付け、別の光学フィルターを取
り付けた導電性ケースによってこれ等の部品を密閉した
構造をとることにより、基板の両方向からエレメントに
赤外線が入射するようにしたことを特徴とするものであ
る。

又、光学フィルターを基板の開口部に取り付けず、光学
フィルターを取り付けた２つの導電性ケースによって基
板を挟むように取り付けた構造をとることもできる。そ
の時、焦電素子は基板の片方に取る付けることら、又両
方に取り付けることもできるため、第２図に示した回路
が１回路のみならず２回路、或はそれ以上構成すること
も可能であり、アレイ素子化として拡張することにも本
発明は有効である。

［作用］ 従って、従来型赤外線センサは１方向からの赤外線しか
取り込むことができなかった。

−かし、本発明による双方向型赤外線センサはＧ６米の
赤外線セン什の受光面に対し、背面からの赤タト線ら入
光するようにしたことによ；フ、双方向検知が可能とな
った。これにより従来２つの室に別々に２台の浸入警報
器が必要であったが、２つの室を仕切る壁に本双方向型
赤外線センサを取り付けることにより、１台の警報器で
２つの室と同時に警戒することが可能となった。

［実施例］ 以下、本発明における双方向型赤外線センサの一実施例
を第１図を用いて説明する。

１５はセラミック基１反、プリント基板等のｔ気＃８縁
性基板を示す。この基板の１部に図のような表裏貫通し
た穴】７を設け、その片方に、又は両面に第４閏で示す
配線パターン１６を形成する。

この配線パターンは、セラミック基板の場合はＡｇプリ
ント基板の場合はＣｕ又はＡ１が用いられる。又ぜ・要
な場合、その表面にレジストパターンが形成される。そ
して、基板１５に設けられた穴１７の片方に焦電体１０
を取り付け、この焦電体ｌＯの片面にエレメントＩ−ａ
、　　１−ｂ、及びその他面に１−ｃ、　　Ｉ−ｄが形
成されている。Ｉａ、１−ｂ、１−ｃ、ｌ−ｄは第２図
と同じ接続が成されている。

又ＦＥＴ３及びバイアス抵抗２（図示していない）は、
穴】７以外の基板上に配置されている。

光学フィルター８は、１つは基板の開口部に直接取り付
けられ、もう１つは導電ケース１４に取り付けられてい
る。焦を素子・ＦＥＴ等の部品は、導電ケース１４と開
口部に取り付けられた光学フィルターによって密閉され
ている。

このような構造において、赤外線は基板の両方向からエ
レメントに入光させることができる。】−ａ、１−ｂ、
１−ｃ、１−ｄの４つのエレメントは赤外線を効率よく
吸収するようＮ　１−Ｃｒ。

Ｃｒ簿の薄膜を蒸着等によって形成する必要がある。

第５図は２つの囲まれた室１９．２０を示し、その間は
壁２１で仕切られている。従って、この壁の一部に本双
方向型赤外線センサ２２を取りｆｌけ、その両側にレン
ズ２３を設ければ１図のように１台で２つの室の同時警
戒が可能となる。

ス第１図では、絶縁性基板１５の片面のみ構成部品を取
り付けた構造を示したが、第６図で示すように、絶縁性
基板１５の両面にそれぞれ焦電素子、ＦＥＴ等の構成部
品を取り付は左右から入射する赤外線の信号を独立に引
き出すことも可能である。この場合、開口部には２つの
焦電素子を取り付は光学フィルターを取り付けた２つの
導電性ケースによって各部品を密閉する。

図中の各番号は、第１図の各番号と対応している。もち
ろん基捜の片方の面に構成する回路は。

デュツアルツイン（２回路）、又はそれ以上の回路を構
成することも可能である。

さらに第７図で示すように、１枚の絶縁性基板の上に、
２個以上の導ｔｆ！Ｅケースを取り付けた双方向へ“１
赤外線アレノセンサも容易に構成できる。

し効果］ 以上説明してきｔ：ように、従来２つの室に少なくとら
】台づつの検知器が必要であったが、本発明における双
方向型赤外線センサを用いることによって、１台の検知
器で２つの室を同時に警戒することが可能となっ゛た。

又、本双方向型赤外センサは、方向検知、自動ドア等、
様々な用途において従来とは異なった概念により用いる
ことができ、今後の赤外線センサの用途拡大に大いに貢
献することが予測される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における双方向型赤外線センサの一実施
例を示した構造図、第２図は赤外線センサの電気回路図
、第３図は従来の赤外線センサの構造図、第４図は従来
の赤外線センサを用いた検知方式を示した図、第５図は
本発明における双方向型赤外線センサを用いた検知方式
を示した閃、第６図は本発明における双方向型赤外線セ
ンサの他の実施例を示した構造図、第７図は本発明にお
ける双方向型赤外綿センサをアレイ化した外観図を示す
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　少なくとも１つの開口を有する絶縁性基板の片面又
   は両面に、導体配線パターンを形成し、開口部の一方に
   光学フィルターを装着し、他方に焦電素子と周辺の電子
   部品を配置付けた後、別の光学フィルターを取り付けた
   、少なくとも１つの導電性ケースによってこれ等の部品
   を密閉すべく取り付けたことを特徴とする双方向型赤外
   線センサ。 ２　少なくとも１つの開口を有する絶縁性基板の片面又
   は両面に、導体配線パターンを形成し、開口部に焦電素
   子を取り付け、その他の部分に電子部品を配置付けた後
   、光学フィルターを取り付けた少なくとも２つの導電性
   ケースによって、これ等の部品を基板の両面から密閉す
   べく取り付けたことを特徴とする双方向型赤外線センサ
   。