JPH02283398A - セラミックス製釜及びその微量給油装置を備えたミシン - Google Patents

セラミックス製釜及びその微量給油装置を備えたミシン

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JPH02283398A
JPH02283398A JP1106255A JP10625589A JPH02283398A JP H02283398 A JPH02283398 A JP H02283398A JP 1106255 A JP1106255 A JP 1106255A JP 10625589 A JP10625589 A JP 10625589A JP H02283398 A JPH02283398 A JP H02283398A
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hook
pot
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ceramics
shuttle body
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Atsuhiro Takagi
高木　淳宏
Mitsuru Muto
満 武藤
Jun Isono
純 磯野
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    • F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/043—Sliding surface consisting mainly of ceramics, cermets or hard carbon, e.g. diamond like carbon [DLC]
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    • D—TEXTILES; PAPER
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、セラミックス製釜及びその微量給油装置を備
えたミシンに関するものである。
［従来の技術］ 従来、工業用ミシンの釜は、普通炭素鋼等の金属材料か
らなり、それに耐摩耗性を付与するため浸炭焼入れ及び
硬質クローム（Ｃｒ）メツキ等の表面処理を施して使用
するが、外釜と中釜との摺動部分は摩擦によって発熱し
、摩耗、焼き４＝１きを引き起こすため、外釜の駆動軸
の内部を通してその摺動部分に強制的に潤滑油を供給し
ていたもののである。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、この方式においては、潤滑油の供給量に
よっては摺動部分において摩耗、焼き付きが起こったり
、過度の潤滑油で加工布や糸を汚損するという事故の原
因をともなっていたものであり、更に、また、それを防
止するために給油量の注意深いコントロールが必要とな
っていた。
本発明は、釜の摺動部分の摩耗、焼き付き等を防ぎ、し
かも加工布、糸等の汚損を招くこともなく、しかも耐久
性、耐摩耗性を著しく向上させることのできるセラミッ
クス製釜及びその微量給油装置を備えたミシンを提供す
ることを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明においては、外釜及
び中釜を含み、少なくとも両者間に設けられた摺動部分
の一方が硬質耐摩耗のセラミックスにて形成された釜と
、その釜の前記摺動部分に微量の潤滑油を供給するだめ
の微量給油装置とを備えている。
［作用］ 上記本発明においては、外釜と中釜との摺動部分におい
て、少なくとも一方が硬質耐摩耗のセラミックで構成さ
れており、硬質耐摩耗性のセラミックス、特に炭化硅素
（Ｓ　ｉ　Ｃ）　、窒化硅素（Ｓｉ３Ｎ４）、　　ジル
コニア（Ｚｒ０２）、クロミア（Ｃｒ２０３）は、一般
に焼入れ鋼の倍量上の硬度を示し、耐焼き付き性も大幅
に優れるため、強制的な給油が必ずしも必要ではなく、
微量給油装置によって微量の潤滑油を供給するだけで充
分であり、加工布、糸の汚損を招くこともない。
［実施例］ 以下に、本発明を第１図乃至第５図に示ず一実施例に基
き説明するに、」二業ミシン用の釜は、外釜１と中釜２
とからなる。また、その外釜１は、何れも炭化硅素（Ｓ
　ｉ　Ｃ）セラミックスにより射出成形法により一体成
形された外釜本体３と中釜押え４とからなり、更に、そ
の外釜本体３には、前記中釜押え４の内面とによって前
記中釜２の摺動レール５と嵌合してその中釜２を回動可
能に支承する環状の摺動溝６を構成する段部か形成され
ると共に、釜駆動軸７が嵌合される中心孔８を有するボ
ス部９が形成されている。前記外釜本体３及び中釜押え
４上には、三箇所の貫通孔１０が形成され、且つそれら
の貫通孔１０中に挿通されるボルト１１及びそれにねじ
込まれるナツト１２によって、両者は着脱可能に固定さ
れている。
前記外釜本体３の周囲には、剣先１３に隣接する部位に
金属板よりなる糸さばき板１４が固定されている。その
糸さばき板１４の固定方法は、第３図に示す方法により
複数個所（図面では３ケ所）にて外釜本体３上に固定さ
れているものであり、外釜本体３上に形成のテーパー孔
１５上に挿入された金属製のテーパ一部月１６上の雌ね
じ部に、皿ねじ］７をねじ込むことにより固定されてい
る。
また、前記中釜２も前記外釜本体３．中釜押え４と同様
、炭化硅素（Ｓ　ｉ　Ｃ）セラミックスにより射出成形
方法により一体成形されている。但し、その中釜２のボ
ビン支持軸１８は、金属材料により別体に形成され、そ
の中心部に雌ねじ部が形成され、それに中釜２の底部を
貫通される皿ねじ１９がねじ込まれることによって固定
されている。
尚、この中釜２は、釜の使用状態においては、公知のよ
うに中釜止め装置によって外釜１と共に回転するのが阻
止されている。
前記外釜本体３のボス部９上には金属月利よりなるスリ
ーブ２０が挿嵌され、焼ばめ若しくは接着等の手段によ
って固定されている。そのスリーブ２０上には雌ねじ２
１か切られ、それにねし込まれ且つスリーブ２０上の小
孔２２を通って延びるねじ２３の先端が前記釜駆動軸７
の外周面と当接されることによって、その釜駆動軸７と
外釜１とが固定されている。
次に潤滑油の供給系統につき説明するに、前記駆動軸７
には、中心孔２４が形成され、その中心孔２４中には、
潤滑油溜め２５の潤滑油が潤滑油ポンプ２６を介して供
給されている。その中心孔２４の潤滑油は、更に、駆動
軸７の半径孔２７゜ボス部９の半径孔２８．フレキシブ
ルなバイブ２９、外釜本体３上の小孔３０及び外釜本体
３と中釜押え４との間に形成の半径孔３１を介して前記
摺動レール５と摺動溝６との間に導かれている。
パイプ２９の両端が挿入される前記外釜本体３及びスリ
ーブ２０に形成の孔は、第１図から明らかなように、半
径孔２８及び小孔３０に対し大径に形成されており、両
孔径の差によって形成される段部により、バイブ２９の
段部の位置決めがなされるようになっている。
前記釜駆動軸７の中心孔２４の端部には、潤滑油の給油
量を微量調節するため調節弁３２がねじ込まれており、
その調節弁３２は、前記中心孔２４の部分に形成の雌ね
じ部３３にねじ込まれる雄ねじ部３４と、その先端に形
成のテーパ一部３５とからなり、そのテーパ一部３５が
前記半径孔２７の開口面積を加減することにより油量を
調節し得る。
以」二のように構成されているため、調節弁３２の調節
により中釜２の摺動レール５と外釜本体３の摺動溝６と
の間への潤滑油の供給量は自由にコントロールできる。
但し、このコントロールに当っては、ねじ２３をゆるめ
、釜を釜駆動軸７から取外した状態で行うものである。
この他に、バイブ２９を内径の異なるパイプと交換した
り、或いはそれらを併用したりすることによっても、油
量の調節は可能である。
本実施例は以上詳述した如くであるが、この他にも、本
発明は種々の実施形態が考えられ、何れも有効である。
以下に、その主な変形例を列挙する。
（１）　外釜１と中釜２とを一体としてセラミックス化
するのではなく、中釜２の摺動レール５と、外釜本体３
の摺動溝６との何れか一方若しくは両方のみをセラミッ
クス化すること。
（２）　外釜］と中釜２の内、一方のみをセラミックス
により一体成形すること。
（３）　前記セラミックスが炭化硅素（Ｓ　ｉ　Ｃ）窒
化硅素（ＮｉａＮ、）、　　ジルコニア（Ｚｒ０２）。
クロミア（Ｃｒ２０３）からなる群より選択されること
。
（４）　外釜及び中釜の内、何れか一方が炭化硅素（Ｓ
　ｉ　Ｃ）　、他方がクロミア（Ｃｒ２０３）をそれぞ
れ主成分とするセラミックスにて一体成形されること。
（５）　外釜及び中釜共、炭化硅素（Ｓ　ｉ　Ｃ）を主
成分とするセラミックスにて一体成形されること。
（６）　外釜及び中釜共、クロミア（Ｃｒ２０３）を主
成分とするセラミックスにて一体成形されること。
（７）　外釜及び中釜の何れか一方を、炭化硅素（Ｓ　
ｉ　Ｃ）若しくはクロミア（Ｃｒ２０３）を主成分とす
るセラミックスにて一体成形し、他方を金属にて製造の
上、硬質クロム（Ｃｒ）メツキを施すこと。
［発明の効果］ 本発明は、以上詳述したような構成からなり、釜の摺動
部分の摩耗、焼き付きを防止でき、しかも、潤滑油は微
量給油するだけでよいから、加工布、糸等の汚損を招く
こともない。
【図面の簡単な説明】
第１図は一部をブロック化して示す断面図、第２図は歪
部分の分解斜面図、第３図は糸さばき板の取付部の詳細
断面図、第４図はボビン支持軸の取付部の詳細断面図、
第５図は釜の摺動部への給油部分を示す部分拡大断面図
である。 図中、１は外釜、２は中釜、３は外釜本体、４は中釜押
え、５は摺動レール、６は摺動溝、７は釜駆動軸、８は
中心孔、２５は潤滑油溜め、２６は潤滑油ポンプ、２７
は半径孔、２つはパイプ、３１は半径孔、３２は調節弁
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、外釜（１）及び中釜（２）を含み、少なくとも両者
    間に設けられた摺動部分（５、６）の一方が硬質耐摩耗
    のセラミッスクスにて形成された釜と、 その釜の前記摺動部分（５、６）に微量の潤滑油を供給
    するための微量給油装置（２５、２６、３４等）と を備えたことを特徴とするセラミックス製釜及びその微
    量給油装置を備えたミシン。 ２、前記外釜（１）及び中釜（２）の少なくとも一方が
    硬質耐摩耗のセラミックスにて一体成形されていること
    を特徴とする請求項１記載のセラミックス製釜及びその
    微量給油装置を備えたミシン。 ３、前記微量給油装置が、給油量調節機能（３４）を備
    えていることを特徴とする請求項１または２記載のセラ
    ミックス製釜及びその微量給油装置を備えたミシン。
JP1106255A 1989-04-26 1989-04-26 セラミックス製釜及びその微量給油装置を備えたミシン Pending JPH02283398A (ja)

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