JPH02282075A - 密封容器 - Google Patents

密封容器

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JPH02282075A
JPH02282075A JP1091912A JP9191289A JPH02282075A JP H02282075 A JPH02282075 A JP H02282075A JP 1091912 A JP1091912 A JP 1091912A JP 9191289 A JP9191289 A JP 9191289A JP H02282075 A JPH02282075 A JP H02282075A
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JP
Japan
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lid
layer
container
strength
sealing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1091912A
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English (en)
Inventor
Kiyohide Akazawa
清豪 赤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フランジ部を有するプラスチック性カップ体
と蓋体とからなる容器において、保存時は密封性に優れ
、食用時には電子レンジでの調理、加温ができ、かつ水
分や風味の飛散を防ぎ、食品のうまみを損なうことなく
電子レンジで利用できたり、固液分離により、味、香り
等をうまく引きだす食品に利用できる開封性容易な二重
開封性容器に関するものである。
〔従来の技術〕
果物や野菜等を長期保存する場合、内容物を変質から防
ぐ為に、糖分や塩分の入った液体中に入れ、その状態で
密封し、加熱殺菌し、保存することが多い。
しかし、これらの食品を容器から取り出す為、或いは、
そのまま食用にする際に保存の為の液体をとり除く必要
がある。
従来は蓋材をとり除いたあと、容器を傾は液体を抜いて
いたが、この方法によると、ときとして内容物も共に出
てしまったり、完全に液がとり除けず食感を損なうこと
があった。
これを改善する為に蓋材に一部アルミ箔等を用い切り込
み用穴を設け、その部分をフォーク、はし、ストロ−等
でつつき穴をあけ液体を除く方法(特開昭59−178
247 )があったが、穴をあけた時に蓋体外部のゴミ
等が中に入り込む可能性があり非衛生的であったり、穴
をあける際治具を用いる為、大きな穴があきすぎたら、
治具で指等を傷つけることがあった。
また、これを防ぐ為に蓋体に予め、穴を設け、それにテ
ープ状のシール材料で密封し、使用時にバガス方法が実
公昭60−25390e tcで多く用いられているが
、輸送時にテープがはがれたり、テープの剥がし穴に粘
着剤等が残り、開封後の外観を損なうという欠点があっ
た。
またこれらの欠点を防ぐ方法として実開昭58−737
63、実開昭57−180678、特開昭59−178
247、特開昭61−287571、特開昭62−19
3977等の如く、蓋体が2層構成になっており、外部
剥離層を剥離し、内部シール層に穴を設けており前述の
ものより簡単かつ、衛生的に液体を除くことができるが
、容器本体とのシールは完全シールされているため、容
易に開封できなくなる欠点を有していた。
近年、生活様式の変化、核家族化、単身家族の増加、或
いはコンビニエンスストアの発達等により、電子レンジ
の普及は目覚ましく、それに伴い電子レンジで加温した
り調理したりする電子レンジ食品も増えてきている。
しかし、殆どの電子レンジ食品用容器は、電子レンジに
入れる前に密封容器の蓋材を取り除いてレンジ内に入れ
るタイプであった。
このタイプは容器蓋体がレンジ内では開放系となり、食
品が加温されるにつれ、食品内部の水分や風味、香りが
飛散し、食品のうまみはかなりおち、ただ加温しただけ
で食品になるケースが多かった・ これを防ぐ為に、蓋体をとり除いた後にオーバキャップ
(穴付き)をかぶせ、飛散を防いだ例もあったが、容器
としてはコスト高になったり、電子レンジに入れる前に
オーバキャップをかぶせる為に簡便でなくなるという欠
点を有していた。
また、一方容器蓋体に、マイクロウェーブによる加熱す
るシールを貼り加温するに従い、シール層があがり、そ
のシール部分の蓋体を溶融させ、内部蒸気圧の増加にあ
いまって、その部分が破裂させるという形式も発展され
たが、蓋体部分を溶融させる為、その一部が食品内に侵
入する恐れもあり非衛生的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、液体中で保存をし、食用時にその液体をとり
除いたり、分離したりすることの必要な食品の容器にお
いて、従来、液体分離性と易開封性を合わせもたせるこ
とが困難であったものや簡便性、密封性を損なうことな
く、かつ電子レンジにおいては香り、風味、水分等の飛
散をなくし、かつ衛生的な容器を作らんと種々検討した
結果容器本体の層構成、また蓋体の層構成或いはその眉
間強度および容器本体と蓋体とのシール方法等を適当に
設定することにより解決できるとの知見を得、さらにこ
の知見に基づき種々研究を進めて、本発明を完成するに
至ったものである。
(ilWIを解決するための手段〕 本発明はヒートシール性を有する基材と外面剥離層の少
なくとも2層の積層フィルムで、がっ該基材に外面剥離
層のみを剥離した際、部分的な開口部が生じるようにス
リット又は穴を設けた蓋体とを、該剥離強度より強いシ
ール強度でシールし、かつ容器本体とを容易に開封する
ことのできる密封容器である。
本発明に用いられる蓋材としては、ヒートシール性を有
する基材としてPE、 PP、εVA等のヒートシール
性を有する熱可塑性樹脂単独フィルム或いはPET 、
 Ny、 PP、 EνOf(等の強度保持性熱可塑性
樹脂層とのラミネートフィルムからなり、これらのヒー
トシール性基材には、外面剥離層をml離した際に、液
体のみを取り除くことができ、又は中身の蒸気圧をにが
しでやることのできるようなスリット線又は穴を設けて
おく。
マタ上記ヒートシー/l/性基材ニPET 、 My、
 PVDCEVO)l、 PP等の熱可塑性樹脂フィル
ムを、保護性、バリア性、強度保持性etcの物性を付
与する外面剥離層としてラミネートする。この際外面剥
離層と、ヒートシール性基材間のラミネート強度が容器
本体と蓋体とのシール強度より弱い接着強度で貼り合わ
せることが必要である。
これを実施する為には、蓋体ヒートシール層にイージビ
ール機能をもたせる方法と容器本体にイ−ジピール性を
付与する方法の2通りがある。
前者は蓋体ヒートシール性樹脂にヒートシール性を阻害
する樹脂を一部ブレンドし、シール強度を調整する方法
であり、代表的なものとしては、ヒートシール層として
PPを主体とし、PEを20〜50部ブレンドし、剥離
強度を調整する方法が知られており、このブレンド法は
本体容器シール層の種類、内容物により、適宜選択する
ことができる。
後者においては、1つは蓋体と同じく、各種樹脂のブレ
ンドによりシール強度を選択する方法と、また本体シー
ル層と隣接層との剥離強度を適宜イージピールになるよ
うに調整し本体ヒートシール層を、層剥離させ開封する
方法がある。
蓋体の外面剥離層と基材間の剥離強度とシール強度の差
を、300g/25w中以上に設定することが望ましい
例えば、その差が300g/25wn以下になった場合
、外面剥離層を剥離するときに、容器本体と蓋体とのシ
ール面からの剥離も同時に発生し、本来の目的の蓋体基
材のスリ7)、穴が生じなくなる。
〔作 用〕
以下、作用を図により説明する。
第1図に本発明の蓋材料の断面図である。
第2図は上面からみた蓋材である。
蓋材のヒートシール用基材3には部分的に切りかき21
が設けられており、この部分は第2図のように強い接着
が行われていて、弾接着分24を形成しその他の部分は
容器本体と蓋体よりも弱い接着強度で接着されている弱
接着部23よりなっている。
開封は、まず第5図に示すように、外面剥離層6が開封
され、固体と液体が分離されたり、この状態で電子レン
ジに投入される。この状態で固液分離を行うと、液体分
離がスムースに行え、固体内容物のこぼれかない。
すなわち、みつ豆等を内容物とし、中の液状物を取り除
いてから食するような容器として使用する場合は、第3
図に示すように外面剥a層6が開封され、第4図のよう
に容器内の液体を1〜数個の穴より排出し、ついで第5
図のようにヒートシール基材が容易に開封される。
また、この状態で電子レンジ内に投入すると、内部の食
品の加温に従い、水蒸気の飛散が始まるが、蓋体一部よ
り飛散にとどまり、風味、味がそこなわれることが少な
い。
十分、加温或いは調理された後に蓋体を取り除く機構に
なっている。
実施例I Total[み800μのポリプロピレンを用いて、内
径70φ鵬、フランジ外径82φ閣、高さ30Mの容器
本体を得た。
蓋材として外面!IJ離層PET(25μ)、ヒートシ
ール用基材として口径5mmの切りかき部を持つように
0lly(15μ)/イージピール層(HDPEとPP
を40 : 60のブレンド比で混合し製膜したもの)
を加工し、強接着部分のラミネート強度が、500g/
251弱接着部分のラミネート強度が300g/25−
になるように調整した。
この容器本体と蓋体とを180’C、シール圧力10k
g/cd、 1.5秒で、内容物にみつ豆を充填しヒー
トシールを行った。
この時の本体と蓋体とのシール強度は1000 g /
25■巾であった。
一方比較として、蓋体に0Ny(15μ) /pp (
60μ)を用い、同様のヒートシールテストを行ったと
ころ、実施例、比較例ともにみつ豆の液と固体成分の分
離はスムーズに行えたが、比較例によると、その後の容
器と蓋体の剥離がうまくいかず、固体内容物を分離でき
なかった。
実施例2 Total厚み800μでシール層が)IDPEとPP
のブレンド比が30 : 70の混合比からなるヒート
シールN5゜μとポリプロピレン730μとを接着層2
0μとで結合した共押出シートを用いて、内径7θφ閣
、フランジ外径82φ■、高さ30閣の容器本体を得た
蓋材として外面剥離層PET (25μ)、ヒートシー
ル用基材として口径5閣の切りかき部を持つように0N
y(15μ) /PP (60μ)を加工し、強接着部
分が500g/25++m弱接着部分ノラミネート強度
が300g/25閣になるように調整し、実施例1と同
様のテストを行ったところ、まず液体分ス旧よスムース
に行え、後の固体取り出しもスムースに行えた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の蓋材料の断面図、第2図は本発明の蓋
材料の上面図、第3図は外面剥離層の開封される状態図
、第4図は容器内の液体を穴より排出する状態を示す斜
視図、第5図はヒートシール基材を開封する状態を示す
断面図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒートシール性を有する基材と外面剥離層の少な
    くとも2層の積層フィルムで、かつ該基材に外面剥離層
    のみを剥離した際、部分的な開口部が生じるようにスリ
    ット又は穴を設けた蓋体とを、該剥離強度より強いシー
    ル強度でシールし、かつ容器本体と蓋体とを容易に開封
    することのできる密封容器。
JP1091912A 1989-04-13 1989-04-13 密封容器 Pending JPH02282075A (ja)

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JP1091912A JPH02282075A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 密封容器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510281U (ja) * 1991-07-19 1993-02-09 大日本印刷株式会社 密封容器および蓋材
JPWO2006038700A1 (ja) * 2004-10-04 2008-05-15 キョーラク株式会社 充填包装体
JP2021066464A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 共同印刷株式会社 再封用蓋材

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