JPH02280618A - しゃ断器不動作対策機能付保護継電装置 - Google Patents

しゃ断器不動作対策機能付保護継電装置

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JPH02280618A
JPH02280618A JP1102804A JP10280489A JPH02280618A JP H02280618 A JPH02280618 A JP H02280618A JP 1102804 A JP1102804 A JP 1102804A JP 10280489 A JP10280489 A JP 10280489A JP H02280618 A JPH02280618 A JP H02280618A
Authority
JP
Japan
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current
circuit
current transformer
relay
breaker
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Pending
Application number
JP1102804A
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English (en)
Inventor
Akira Okada
明 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電力系統の安定化を図るためのしゃ断器不
動作機付保護継電装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は例えば(昭和56年7月20日電気学会発刊)
保護w1電工学218頁〜219頁、224頁〜226
頁に示された従来のしゃ断器不動作機付保護継電装置の
回路図であり、図において、1.2は電源、lTR12
TRは変圧器、CTI、C70は変流器、CBI−CB
Sはしゃ断器、01.02は母線、IL、2Lは送電線
、87はITR変圧器保護用の比率差動継電器であり、
上記変流器CTI、C70の2次回路を互いに接続する
差動回路に設けた動作コイルOCと該差動回路からの流
入電流もしくは流出電流で付勢されるように該変流器の
2次回路に設けた抑制コイルCRI、CR2を内蔵して
いる。51F1は変流R5CT1の2次回路に設けた過
電流継電器である。
この構成においては、通常時は電源1から変圧器ITR
へ負荷電流1oが流れている。この場合、変流器CTI
、C70の2次電流r、、r2は大きさが等しいため、
比率差動継電器87の差動回路である動作コイル○Cに
流れる電流は11Iz−Oとなる。このため、比率差動
継電器87は不動作である。
この比率差動継電器87は変流器CTIと変流器CT2
の2次電流の和を抑制力とする4継電器である。抑制力
にっていは、変流器CTI、Cr2の各2次電流のうち
の大きい方、または各2次電流の和を採用してもよい。
抑制力を付加している理由は、外部故障時の大きな貫通
電流によって発生する変流器CTI Cr2間の差動誤
差電流で比率差動継電器87が誤動作するのを防ぐため
である。
変圧器ITRに内部故障が生じた場合は、変圧器故障点
F1に向かって故障電流18、Iftが流れる。この時
、比率差動継電器87の動作コイルOCに流れる電流I
FI+IF!=≠0となるため、比率差動継電器87は
動作することになる。
第6図は従来のしゃ断器不動作指令出力回路のブロック
図であって、3は比率差動継電器87と過電流継電器5
1F1の各出力を入力とするAND回路、4はAND回
路3の出力を受けて作動し一定時間後にし中断器不動作
検出信号(以下、CBF信号と略称する)を出力するタ
イマ回路である。
上記のように、変圧器ITRに内部故障が発生した場合
は、比率差動継電器87が動作してトリップ信号を出力
し、しゃ断器CBIをトリップさせ、電alを停止させ
、故障個所を電力系統から切り離す。この時に、CBI
がトリップ(開放)しなかった場合、変圧器ITRへの
故障電流1゜が継続して流れるため、これを過電流継電
器51F1が検出する。この結果、比率差動継電器87
と過電流継電器51F1の同時動作のAND条件でタイ
マー回路4を駆動して、一定時間後(例えば、100m
5後)にしゃ断器不動作検出信号(CBF信号)を送出
する。
CBF信号が出ると、しゃ断器CB3とC84をトリッ
プさせる。すなわち、しゃ断器不動作検出機能はしゃ断
器CBIがトリップできなかった(不動作)ことを検出
して、その不動作しゃ断器と同一母線につながるしゃ断
器(第5図の場合では、CBI、C84、C84が同一
母線につなかっている)をトリフッさせるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の構成においては、次に述べるような間邪点が
あり、これを第7図および第8図を参照して説明する。
第7図は通常の負荷電流1oが流れている状態の時に、
変流器CTIの2次側F2点が地絡した場合を示す。こ
の場合、変流器CTIの2次電流I、はF2点から大地
の82点−E、点へ流れるため、比率差動継電器87の
動作コイルOCには変流器CT2の2次電流I2のみが
流れ、比率差動継電器87は動作し、しゃ断器CBIを
トリップさせる。
しゃ断器CBIがトリップ後の状態を示したのが第8図
であり、変流器CTIの2次側F2点の地絡した点をE
z比率差動継電器側の接地点をEl とする。
発電所や変電所の広さ、機器の配置方法、接地の仕方に
よっては、81点と82点に電位差があることが考えら
れる。81点とE、点に電位差がある場合、環電流IX
が流れることになる。この環電流rxの大きさによって
は比率差動継電器87と過電流継電器51F1が共に動
作するため、第4図のタイマー回路4の駆動後、CBF
信号が出てしまうことになる。
つまり、変流器2次側の地絡時、しゃ断器CB1がトリ
ップしたにもかかわらず、しゃ断器CBlが不動作であ
るいう判定をしてしまい、同−母vAO1につながる他
のしゃ断器CB3、C84までトリップさせてしまうと
いう問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、変流器2次側の地絡では、CBF信号が出な
いしゃ断器不動作対策機能付保護継電装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係わる保護継電装置は、保護対象機器の入力
側と出力側に設けられ比率差動継電器を介して差動接続
された第1の変流器と第2の変流器に加えるに、第3の
変流器を設け、この第3の変流器の2次回路に過電流継
電器を介装して、上記比率作動保護継電器の出力と上記
過電流継電器の出力および上記第2の変流器の2次回路
に介装されている過電流継電器の3者が共に動作した時
にしゃ断器不動作指令を送出するしゃ断器不動作指令出
力回路を設けたものである。
〔作用〕
この発明では、比率差動継電器を介して差動接続された
第1と第2の変流器の該第2の変流器2次回路にある過
電流継電器と上記比率作動継電器が動作しただけでは、
しゃ断器不動作指令が送出されず、第3の変流器2次回
路の過電流継電器も共に動作して始めてしゃ断器不動作
指令が送出されるから、誤って、しゃ断器不動作指令信
号が発生し、同一母線につながるしゃ断器が全てトリッ
プしてしまうようなことはない。
〔実施例〕
以下、この発明の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、5F1.5F2は変流器CT1、CT
3の2次回路にそれぞれ設置した過電流継電器である。
他の構成は第5図のものと同じであるので、同一符号を
付しである。
第2図はしゃ断器不動作指令出力回路のブロック図であ
り、AND回路3は比率差動継電器87、過電流′4g
!電器51F1.51F2の各出力を入力とする。
この構成において、通常時は電源1がら変圧器ITRへ
負荷電流1oが流れている。この場合、変流器CTI、
CT2の2次電流1.   I2は大きさが等しいため
、比率差動41電器87の差動回路である動作コイルo
cに流れる電流は夏。
!2=0となる。このため、比率差動継電器87は不動
作である。
変圧器ITRに内部故障が生じた場合は、変圧器故障点
Flに向かって故障電流1.、I、が流れる。この時、
比率差動継電器87の動作コイルOCに流れる電流はf
r++I□−≠0となるため、比率差動継電器87は動
作して、第2図に示すようにトリップ信号を出し、しゃ
断器CBIをトリップさせ、電源1を停止させ、故障個
所を電力系統から切り離す。
この時、もし、しゃ断器CBIに不都合があって、CB
Iがトリップしなかった場合、変圧器ITRへの故障電
流IF+が継続してて流れるため、CT、c”riの2
次側にも電流が流れ、過電流継電器51F1.51F2
が共に動作する。すなわち、比率差動継電器87、過電
流継電器51Fl、51F2が全て動作するため、AN
D回路3の出力がrHJとなり、タイマ回路4を駆動し
て一定時間後(例えば、100ms後)にCBF信号を
送出する。CBF信号が出ると、CBIと同一母線01
につながるしゃ断器CB3、C84がトリップする。
次に、通常の負荷電流Toが流れている状態の時に、変
流器CTIの2次側F2点が地絡した場合の動作を第3
図と第4図について説明する。
この場合、変流器CTIの2次電流I、はF2点から大
地の82点−F3点へ流れるため、比率差動継電器87
の動作コイルOCには変流器CT2の2次電流!tのみ
が流れ、比率差動継電器87が動作し、しゃ断器CBI
をトリソフさせる。
第4図はしゃ断器CBIがトリップ後の状態を示したも
ので、変流器CTl0地絡点貼点と82点に電位差があ
ると、環電流IKが動作コイルOCを流れる。この環電
流lKの大きさによっては比率差動継電器87と過電流
継1器51F、が共に動作するが、過電流継電器51F
2の回路には電流が流れないため、該過電流継電器51
F2は動作しない。従って、第2図に示すAND回路3
のAND条件が成立しないことになり、CBF信号は送
出されない。
従って、本実施例によれば変流器2次側の地絡時、しゃ
断器CBIがトリップしたにもがかわらず、しゃ断器C
BIが不動作であるいう判定がなされ、同一母線olに
つながる他のしゃ断器CB3、C84までトリップして
しまうようなことは確実に防止される。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、しゃ断器不動作を検出す
る過電流継電器を2個、一方は差動接続される変流器の
2次回路に、他方は同じ電源線に設けた他の変流器の2
次回路に、それぞれ設け、両者が共に、かつ比率差動継
電器が動作していることをもってCBF信号を送出する
タイマー回路を駆動する構成としたことにより、変流器
2次側の1箇所の地絡で誤ってCBF信号が送出される
ようなことを防止することができ、従来に比し、信※頁
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は上記
実施例におけるしゃ断器不動作指令出力回路を示すブロ
ック図、第3図、第4図は上記実施例の動作を説明する
ための動作説明図、第5図は従来のしゃ断器不動作対策
付保護″g!電装蓋装置す回路図、第6図は上記従来例
におけるしゃ断器不動作指令出力回路を示すブロック図
、第7図、第8図は上記第5図に示す装置の動作説明図
である。 図において、ITR・−保護対象である変圧器、CTI
、CT2、CTa・−・変流器、OC−動作コイル、8
7−保護継電器(比率差動継電器)51F1.51F2
・−・過電流継電器、3−・−AND回路、4−タイマ
ー回路。 なお、図中、同一符号は同一または当部骨を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 保護対象機器の入力側と出力側に設けた第1の変流器と
    第2の変流器、両変流器の2次側の一端にそれぞれ接続
    される抑制コイルと差動電流がでがれる動作コイルを有
    する比率差動継電器、上記第2の変流器の2次回路に挿
    入された過電流継電器を有する保護継電装置において、
    上記第2の変流器と同一電流を検出する第3の変流器、
    この第3の変流器の2次回路に挿入された過電流継電器
    を有し、上記比率作動保護継電器の出力と上記両過電流
    継電器の出力を共に入力された場合にしゃ断器不動作指
    令を送出するしゃ断器不動作指令出力回路を有すること
    を特徴とするしゃ断器不動作対策機能付保護継電装置。
JP1102804A 1989-04-22 1989-04-22 しゃ断器不動作対策機能付保護継電装置 Pending JPH02280618A (ja)

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ID=14337251

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JP (1) JPH02280618A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112363091A (zh) * 2020-10-29 2021-02-12 云南电网有限责任公司 一种线路保护装置开关量二次回路的检测方法

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