JPH0227973Y2 - - Google Patents

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JPH0227973Y2
JPH0227973Y2 JP1982122915U JP12291582U JPH0227973Y2 JP H0227973 Y2 JPH0227973 Y2 JP H0227973Y2 JP 1982122915 U JP1982122915 U JP 1982122915U JP 12291582 U JP12291582 U JP 12291582U JP H0227973 Y2 JPH0227973 Y2 JP H0227973Y2
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JP
Japan
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protection plate
heat exchanger
metal
protrusion
assembly
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JP1982122915U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は金属基板とこの金属基板上に立設さ
れた金属フインとこの金属フインの少なくとも上
面を覆う金属保護板とによつて組立てろう付けし
てなる熱交換器の保護板の上面に突部を保護板の
両側縁部よりやや内側に設けた点に特徴を有する
熱交換器用保護板に係るものであり、この保護板
などからなる熱交換器の用途としてはドライヤ
ー、または電子機器などの冷却用として用いたり
するものである。
従来の熱交換器用保護板は平板状の金属保護板
であり、金属基板の上に金属フインを立設し、更
に金属フインの上に前記平板状の金属保護板を設
けて熱交換器の組立体を形成し、この組立体を1
個づつろう付けしたのでは生産性がよくないので
組立体を複数個積層してろう付けしているが、こ
の従来の熱交換器用保護板を用いた組立体では組
立体の上面が平板状の金属保護板であるため組立
体を複数個積層してろう付けすると、毛細管現象
によりろう材が積層して上下方向に隣接する組立
体同志をろうにより1体に固着してしまうので積
層してろう付けした熱交換器と熱交換器とがろう
により1体に固着した状態になつてしまうという
欠点がある。
この考案は従来の熱交換器用保護板を用いて熱
交換器の組立体を積層し、ろう付けして熱交換器
を造る際に有する上記の欠点を解消して熱交換器
の組立体を複数個積層してろう付けしてもろう付
けして造つた熱交換器同志がろうにより1体に固
着しないことを目的としたものである。
次にこの考案の熱交換器用保護板を実施例につ
いて説明する。
実施例 熱交換器用保護板3は保護板3の上面に、保護
板3の長手方向に平行で、かつ長手方向の保護板
3の両側縁部より1mm位内側に突条4の高さが約
0.4mmの連続した突条4を設けたものである。
この実施例の熱交換器用保護板3を用いて実際
に熱交換器を組立て、ろう付けして熱交換器を造
る時は、上面の所定の位置に突条4を設けた保護
板3の下に、ろう材を両面にクラツドしたアルミ
ニウム合金のコルゲートフイン2を、設け、フイ
ン2の下にアルミニウム合金の基材1を設けて熱
交換器の1単位の組立体を組立てる。その後に1
単位の熱交換器の組立体を複数個積層して治具で
固定してから炉中でろう付けを行うが、このろう
付けの際に熱交換器の組立体を構成する保護板3
の上面両側縁部より1mm位内側に高さが0.4mmの
連続した突条4を有するので上下方向に隣接する
1方の組立体の保護板3と他方の組立体の基板1
とで溶けたろうが毛細管現象を生じることがな
く、即ち上下方向に隣接する組立体同志をろうに
より1体に固着することなく、第2図々示のよう
に積層したそれぞれの熱交換器の組立体をろう付
けすることができる。
なお、この実施例の熱交換器用保護板では金属
保護板の長手方向に突条を設けた保護板について
説明したが、突条を保護板の長手方向と直角の方
向に設けた金属保護板を用いてもよいし、保護板
の長手方向の両側縁部上面にアールを付けた突条
(突状の先端部が保護板の両側縁部よりやや内側
に位置する突状)を設けてもよい。また金属基板
と金属フインとは予め1体に成形したものを用い
し、金属フインの形状はコルゲート状の外に格子
状などの形状でもよい。
第3図は別の実施例で第3図に図示した熱交換
器用保護板13の両側縁部を除いて金属保護板1
3の上面中央部寄りに非連続状に複数個の突起1
4を2列に並列させて設けた熱交換器である。
この考案の熱交換器用保護板は保護板の上面に
突部を保護板の両側縁部よりやや内側に設けたの
で熱交換器を組立ててろう付けする際に熱交換器
の組立体を複数個積層して炉中でろう付けしても
毛細管現象などを生じないためにろうが上下方向
に隣接する熱交換器の組立体と熱交換器の組立体
とをろうにより1体に固着することなく、それぞ
れの熱交換器の組立体をろう付けして複数個の熱
交換器を1度にろう付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図はろう付け時の正面
図、第3図は別の実施例の平面図である。 1は基板、2はフイン、3は保護板、4は突
条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 発熱体が取付けられる金属基板と、該金属基
    板上に立設された金属フインと、該金属フイン
    の少なくとも上面を覆う金属保護板とによつて
    組立てろう付けしてなる熱交換器において、上
    記保護板の上面に突部を保護板の両側縁部より
    やや内側に設けたことを特徴とする熱交換器用
    保護板。 2 保護板の上面に設けた突部が、保護板の長手
    方向に平行でかつ長手方向の保護板の両側縁部
    よりやや内側に連続した突条である実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の熱交換器用保護板。 3 保護板の上面に設けた突部が、保護板の両側
    縁部よりやや内側に複数個の非連続状の突起で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の熱交
    換器用保護板。
JP12291582U 1982-08-13 1982-08-13 熱交換器 Granted JPS5929584U (ja)

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JP12291582U JPS5929584U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 熱交換器

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JP12291582U JPS5929584U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 熱交換器

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Publication Number Publication Date
JPS5929584U JPS5929584U (ja) 1984-02-23
JPH0227973Y2 true JPH0227973Y2 (ja) 1990-07-27

Family

ID=30280768

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127794A (en) * 1981-01-30 1982-08-09 Tsuchiya Mfg Co Ltd Manufacture of multi-plate type heat exchanger

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127794A (en) * 1981-01-30 1982-08-09 Tsuchiya Mfg Co Ltd Manufacture of multi-plate type heat exchanger

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Publication number Publication date
JPS5929584U (ja) 1984-02-23

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