JPH02277871A - 布製品反転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、柔軟な平面状物体の運搬処理の自動化、より
詳しく言えば布製品の上面を下面に、あるいはその逆に
なるように該布製品を反転させる自動布運搬装置に関す
る。

自動材料運搬部門において、剛性あるいは半剛性物体の
運搬問題は理解されており、機械を用いてこの種の物体
を押し出したり、引っ張ったり、掴持したり、あるいは
反転せしめている。布製品などの柔軟な物体を自動運搬
する場合には面倒な問題がある。これらの物体は引っ張
ることしかできない。この種の物体を押し出すと、通常
、該物体がパンチングを生じて、物体自身が重なり合う
ので、その結果、製品の流れが目詰まりする。

布製品などの柔軟な平面状製品を反転させる装置の構成
を、以下、説明する。本発明の装置は、中央回転軸線の
回りに目的物を接触させる円筒状装置を有する第一加工
物推進装置を含有している。

第一加工物推進装置の下方には、該加工物を受け入れる
程度の大きさをもつスロットが垂直方向に設けられてい
る。該スロットはそのフレア式上端部を推進装置の直下
でかつ推進装置と接触または密接するように配置するこ
とが好ましい。布製品は、推進装置の回転によってスロ
ット内に引き込まれた後に、スロットのフレア式開放端
部の輪郭に沿って移動する。次いで、布製品はスロット
に入り、該布製品の後端縁が第一推進装置と接触する。

布製品の後端縁は、第一推進装置によって掴持された後
、該スロットのフレア式開口の反対側に引っ張られ、さ
らにスロットから引き出される。

この結果、布製品の反転が行われ°て布製品の上面・が
底面になる。

第一図は、本発明の好ましい実ＩＭ態様の装置の主要部
品群を示す断面図である。第一推進装置（２０）は中央
回転軸（２２）を含有しており、該中央回転軸（２２）
上には、布製品を推進するための円筒状回転装置（２４
）が配置しである。該回転装置（２４）は好ましくは環
状ブラシ、環状ローラ、あるいは一連の環状ブラシ群ま
たは環状ローラ群として、布製品（４８）と係合し得る
ように、中央回転軸（２２）に沿って配置されている。

第一推進装置（２０）は受入れトレー（２６）と接触あ
るいは密接できるよう配置しである。受入れトレー（２
６）は薄板金または別の平坦面から形成されている。布
製品（４８）は、第一推進装置（２０）に係合する前に
、該受入れトレー（２６）に沿って滑動したり、あるい
は任Ｑ適当な装置を用いて引き出される。排出トレー（
２８）の構造は受入れトレー（２６）と同一である。第
一推進装置（２０）が受入れトレー（２６）と排出トレ
ー（２８）とに係合する箇所で、各トレーがフレア式円
弧曲線状に下方に折曲するとともに、反転スロット（３
０）の適当な壁の頂部で終端している。反転スロット（
３０）は２枚の薄板金部分の間に形成しであるので、第
一推進５Ａ置（２０）との接触点であるその上端部付近
で外向きに拡がっている。

布製品検出装置ｉｔ　（３２）が受入れトレー（２６）
の内部で第一推進装置Ｈ（２０）付近に配設しである。

布製品検出装！（３２）はホトダイオードなどの光セン
サとすることが好ましい。布製品検出装置（３２）はワ
イヤ（３４）を介して電子制御回路（３６）に結合され
ている。

第二推進装置（３８）が反転スロット（３０）の−側に
沿って配置しである。第二推進装置（３８）は、布製品
（４８）と係合すると、該布製品（４８）を上方に推進
する。第二推進装置１Ｈ３８）がシャフト（４０）を滑
動可能に装着しており、該シャフト（４０）の回りに第
一推進装置（２０）のブラシまたはローラと同様なブラ
シまたはローラ（４２）が連結されている。シャフト（
４０）の両端部は滑動可能に制御されたピストン（４４
）に対すして連結されている。ピストン（４４）は空気
シリンダ（４６）に対して連結しである。空気シリンダ
（４６）は図示のような制御信号Ａによって制御しであ
る。

第１図において、布製品（４８）は受入れトレー（２６
）上に載置されて右方向に移動中である。布製品（４８
）の上面（４８＾）を破線で、また布製品（４８）の下
面（４８Ｂ）を実線で示す。矢印で示した右方向の移動
装置は任意適当なものを用いることができる。

例えば、コンベヤベルトまたはプロへラブラシを受入れ
トレー（２６）上にかつ該受入れトレー（２６）に接触
するように配置することによって、布製品（４８）を第
一推進装置ｉ！　（２０）の方向に引き寄せることがで
きる。光源（５０）として任意の市販品を用いて、光セ
ンサ（３２）の上方に配置する。光センサ（３２）が光
源（５０）から受光している際の信号が、光センサ（３
２）から電子制御回路（３６）へ送られる。

第２図について説明する。布製品（４８）は、第一推進
袋ｒｌＱ　（２０）と係合した後、反転スロット（３０
）内に引き込まれる。布製品（４８）が光センサ（３２
）を被覆するので、光源（５０）からの光が光センサ（
３２）に到達できない。この場合、電子制陣装ｆｆｆｆ
　（３６）によって、布製品（４８）が光センサ（３２
）を被覆していることを示す。

第３図を参照すると、布製品（４８）が光セン号（３２
）を通過している。第一推進装置（２０）は引き続いて
布製品（４８）を受入れトレー（２６）から引き寄せて
反転スロット（３０）内に入れる。布製品（４８）が光
センサ（３２）を通過すると、光センサ（３２）が再び
光源（５０）から受光するのである。光センサ（３２）
が再び受光している信号を受け取ると、電子制御回路（
３６）が信号へを送って空気シリンダ（４６）を１ｌｉ
（Ｉ　ｔｉｔする。空気シリンダ（４６）が、空気シリ
ンダ装ｆｆ１ｆｆ　（４６）を介してピストン（４４）
を駆動している。

第４図について説明する。ピストン（４４）を延長して
、第二推進装置（３８）を、反転スロット（３０）の開
口から押し出すと共に、第二推進装置（３８）と布製品
（４８）とを接触させることによって、反転スロット（
３０）の反対壁と第二推進装置！？　（３８）との間で
布製品（４８）を押圧する。このように、第二推進装置
ｆｆ１（３８）と反転スロット（３０）の反対壁の間に
布製品１４８）を摩擦接触させることによって、布製品
（４８）の下降運動を停止する。

第５図を参照すると、布製品（４８）の上面（４８Ａ）
の後端縁が依然として第一推進装置（２０）と接触して
いる。第一推進装置（２０）の作用によって、布製品（
４８）の後端縁が受入れトレー（２６）から飛走して排
出トレー（２８）と接触する。第二推進装置　（３８）
の回転作用によって、布製品（４８）が第一推進装置（
２０）の支配から逸脱するのを防止している。

第二推進装置（３８）は、布製品（４８）と接触中に、
必ずしも回転する必要がない。一部の用途では、第二推
進装置（３８）が布製品（４８）を上方に推進した後に
、第一推進袋２？　（２０）が布製品（４８）と係合し
て反転スロット（３０）から引き出したとき、布製品（
４８）にパンチングが生じることがある。これを回避す
るために、布製品（４８）の後端縁が反転スロット（３
０）から離脱可能になると、その状態に呼応して第二推
進装置（３８）を作動せしめることができる。第６図で
は、第一推進装置（２０）と第二推進装置（３８）との
協動作用によって、布製品（４８）を推進した侵、該布
製品（４８）を反転スロット（３０）から弓ぎ出して排
出トレー（２８）上に載置した状態を示している。

第７図では、布製品（４８）が第二推進装置（３８）か
ら離間した後に、第一推進装置（２０）が引き続き布製
品（４８）を引っ張っていることを示している。用途に
よって、布製品（４８）が反転装置から離脱したことを
検出するために、光源（５１）と光センサ（５３）とを
排出トレー（２８）内に配置可能である。この光センサ
（５３）を、第一推進装置（２０）と第二推進装置（３
８）との回転制御に関連して結合することができる。下
流の途中で、布製品（４８）の進行を停止することがで
きる。

第８図では、布製品（４８）が第一推進装置（２０）か
ら離脱して、任意適当な装置によって排出トレー（２８
）から除去される状態が示されている。

第９図は本発明に係わる別の実施態様を示している。ロ
ーラＢとローラＣとが、受入れトレー（２６）および排
出トレー（２８）と反転スロット（３０）との間に形成
した円弧曲線上に配設しである。これらのＯ−ラ（５２
）（５４）はいずれも自由転勤型で、その表面上を移動
する布製品（４８）によって回転させる。布製品（４８
）の反転スロット（３０）への出入を更に促進するため
に、これらのローラ（５２）（５４）を、例えば、電動
機駆動にづることができる。

用途によって、第一推進装置！　（３８）が不要の場合
がある。このような場合に、布製品（４８）を停止させ
る装置が必要になる。例えば、第１０図では、空気シリ
ンダピストン（５６）が布製品（４８）と接触して、該
布製品（４８）を反転スロット（３０）の壁の適所に十
分な１！ｉ！凍力で保持することによって、布製品（４
８）を第一推進装置（２０）の作用で飛走させて除去す
る。

この実ｔｌｔｉｒｉ様の用途は、一部の布寸法と柔軟性
に限定される。光センサ（３２）の利点は、本発明の装
置を用いると、布製品を長さに関係なく、反転ゼしめる
ことにある。

しかし、本発明の装置を用いて、一定寸法の布製品だけ
を反転させる場合には、布製品を第一推進装Ｍ　（２０
）から離脱させないように、ボトムストップ（３１）を
反転スロット（３０）の適所に配設することができる（
第１１図参照）。ボトムストップ（３１）の調整を、例
えば、布製品に合わせて、反転スロット（３０）の側壁
の溝にねじ（３３）を挿入して行うことができる。

用途によっては、目的物を必ずしも反転させる必要がな
い場合がある。例えば、衣料産業では、ボルト状の布製
品を折り畳んで、第１２Ａ図に示すように、大きなアコ
ーデオンプリーツ（７０）をつくる。通常、この種の布
製品は外側と内側とを有する。プリーツ（７０）を形成
した災に、切断して、第１２Ｂ図に示すように、堆積し
た布（７２）を形成する。

積み重ねた布製品（７２）は表面と背面とを交互に配置
している。次の加工を始める前に、まず布製品を一枚置
きに反転させることによって、布製品を一枚残らず上向
きまたは下向きのいずれか一方に統一するのが好ましい
。また、布製品が例外なく同じ軌跡を描くようにするこ
とが好ましい。

この目的を速成するために、本発明では、第１３図に示
すように、空気シリンダ（６０）を具備している。空気
シリンダ（６０）のシャフト（６２）を反転スロット（
３０）の上部を横切って延設させる。該シャフト（６２
）は、反転スロット（３０）の開基効果を高めるために
、プレートまたは格子をその遠位端に連結させることが
できる。空気シリンダ（６０）が作動すると、装置内の
布製品は反転スロット（３０）へ入れないので、布製品
は非反転状態のまま、ブラシまたはローラ（２４）によ
って装置内で引き取られる。

第１４図は本発明の別の実ｙｉｓ様を示す断面図である
。図示の装置は受入れトレー（１０４）を備えている。

該受入れトレー（１０４）は、布製品を受け入れて、布
製品を該装置内に運び入れるように連結しである。協動
する一対のブラシまたはローラ（１０８）　（１１０）
が受入れトレー（１０４）の端部に配置しである。受入
れトレー（１０４）の反対側には、受入れ円弧部材（１
４６）が設けられている。

受入れ円弧部材（１４６）は３分割、すなわち固定円弧
（１４８）　、ゲート円弧（１５０）および固定円弧（
１５２）を含有している。ゲート円弧（１５０）を第１
４図に示す作動位置にすると、これらの３個の円弧セグ
メントが連続曲線を形成する。協動ローラとブラシ（１
１２）（１１４）はいずれも固定円弧（１５２）の間口
を通じて配置する。協動ローラとブラシ（１１８）（１
２０）とを反転スロット（１６０）の上部に近設する。

ブラシ（１１８）を空気シリンダ（１２４）のピン（１
２２）に連結する。このようにして、ブラシまたはロー
ラ（１，１８）を伸張させて、ブラシまたはローラ（１
２０）と接触させることができる。排出円弧部材（１５
６）が受入れ円弧部材（１４６）と対称的に反転スロッ
ト（１６０）から延設しである。受入れ円弧部材（１４
６）と、排出円弧部材（１５６）と、反転スロット（１
６０）の両壁とによって、Ｙ字形が形成される。

協動ブラシ（１１２）（１１６）が排出円弧部材（１５
６）の間口を通じて配置される。協動ブラシ（１２６）
（１２８）とを排出円弧部材（１５６）の上端部に配置
する。排出トレー（１０６）を協動ブラシ（１２６０１
２８）を越えて排出円弧部材（１５６）の反対側に配置
する。水平トレー（１５４）がＹ字形領域（受入れ円弧
部材（１４６）と、排出円弧部材（１５６）と、反転ス
１コツト（１６０）の両壁とによって形成されるもの）
の頂部を実質的に横切ってかつ協動ブラシ（１０８）（
１１０）と１１３動ブラシ（１２６）（１２８）との間
に延設しである。

水平トレー（１５４）と協動ブラシ（１０８）（１１０
）との間に間隙が在り、第２３図に示すように、非反転
モード時には、ゲート円弧（１５０）がこの間隙を橋絡
している。ブラシ（１３０）が水平トレー（１５４）の
ブラシ（１２Ｇ）と反対の端部に配置しである。ブラシ
（１３０）とブラシ（１２６）はいずれもベルト（１３
２）と連結しであるので、ブラシ（１２６）（１３０）
は均一な回転運動を行う。

受入れトレー（１０４）に内設される光センサ（１４０
）を排除するために、光源（１３８）が受入れトレー（
１０４）の上方に配置されている。同様に、排出トレー
（１０６）に光源（１４２）と光電池（１４４）とが内
設しである。固定円弧（１５２）には、光電池（１５８
）が内設されていて、該光電池（１５８）は光源（図示
省略）から受光している。３つの光源（１４２）（１３
８）および図示省略のものはただ１つの光源に統一する
ことができる。

第１４図乃至第２２図は本発明の別の実ＴＡＢ様の装置
内で布製品などの加工物を反転させる場合の各操作順序
を示している。第１４図では、上面（１００）と下面（
１０２）とを有する布製品が受入れトレー（１０４）に
沿って右方向に移動中である。布製品が光センサ（１４
０）を被覆しているので、光ヒンサ（１４０）が受光で
きない。受入れトレー（１０４）は、例えば、布製品を
装置内に運ぶためのコンベヤなどの装置にすることがで
きる。

第１５図では、布製品を協動ローラ１０８）（１１０）
によって掴持した状態を示している。ローラ（１０８）
は左回りに、ローラ（１１０）は右回りにそれぞれ回転
している。２つのローラは相接触して布製品を掴持しな
がら該布製品を装置内に推進する。重力の作用によって
、布製品が受入れ円弧部材（１４６）に沿って下降する
。

第１６図では、布製品を協動ローラ（１１２）（１１４
）によって掴持した状態を示している。ローラ（１１２
）は左回りに、ローラ（１１４）は右回りにそれぞれ回
転している。協動ローラ（１１２）（１１４）は相接触
して布製品を引き取り推進して、該布製品を反転スロッ
ト（１６０）の方向に下降させる。布製品は、光電池（
１５８）が受光するのを妨害している。

第１１図では、布製品が光電池（１５８）を通過したの
で光電池（１５８）が受光可能である。この結果、空気
シリンダ（１２４）がピン（１２２）を伸長させてロー
ラ（１１８）をローラ（１２０）に圧接させる。この時
点において、ローラ（１１８）（１２°０）がいずれも
回転していない。ローラ（１１８）（１２０）が相接触
することによって、布製品を挟んで反転スロット（１６
０）における布製品の加工運動を停止する。

第１８図では、布製品の後端部が、ローラ（１１２）の
回転方向に追従して固定円弧（１５６）から排出円弧部
材（１５６）へ飛走する。この結果、それまで布製品の
後端部であった箇所が一変して前端部となって協動ロー
ラ（１１２）（１１６）の間に挟まれるのである。

第１９図では、協動ローラ（１１８）（１２０）が回転
を始めた状態を示している。ローラ（１１８）は左回り
に、ローラ（１２０）は右回りにそれぞれ回転している
。協動ローラ（１１２）（１１６）は引き続いて各々反
対方向に回転する。これら４本のローラ（１１２）（１
１６）（１１８）（１２０）の回転組み合わせによって
、布製品を反転スロット（ｉｅｏ）から引き取る役割を
果たす。

この時点において、布製品の上面（１００）が排出円弧
部材（１５６）に当接している。布製品によって、光セ
ンサ（１６２）が遮光されている。

第２０図では、布製品が光センサ（１６２）を通過した
状態を示している。この結果、協動ローラ（１１８）（
１２０）が回転を停止している。さらに、空気シリンダ
（１２４）とピン（１２２，）とがローラ（１１８）を
後退させて次の加工物の受け入れ可能となる。

第２１図では、協動ローラ（１２６）（１２８）とがそ
れぞれ反対方向に回転して、布製品を装置から引き取っ
て排出トレー（１０６）へ運ぶ。排出トレー（１０６）
はコンベせにＪることができる。

第２２図では、布製品が本発明の装置を離脱する状態を
示している。光センサ（１４４）を用いて、加工物が装
置から離脱したかどうかを検知する。

第２３図乃至第２６図では、加工物を反転させない工程
を示している。第２３図では、布製品が前述したように
、受入れトレー（１０４）上に受【プ入れられるが、但
し布製品の上面（１００）が底面に、底面（１０２）が
上面になっている。空気シリンダ（１３６）を作動する
と、ピン（１３４）が伸長してゲート円弧（１５０）が
持ち上げられる。

第２４図では、協動ローラ（１０Ｂ）（１１０）が布製
品を掴持して該布製品を固定円弧（１４８）に沿って装
置内で推進せしめ、上昇位置のゲート円弧（１５０）上
に運ぶ。

第２５図では、布製品がベルト（１３２）と接触してい
る。ベルト（１３２）の駆動によって、布製品は水平ト
レー（１５４）上を移動する。ローラ（１２６）（１３
０）とがベルト（１３２）を駆動する。

第２６図では、布製品が協動ローラ（１２６）（１２８
）の推進によって排出トレー（１０Ｂ）上に運ばれる。

第２２図は反転操作の最終段階を示している。布製品か
光センサ（１４／ｌ）を通過した後に、空気シリンダ（
１３６）とピン（１３４）とがゲート円弧（１５０）を
後退ゼしめて反転位置に復位するので、次の布製品を受
入れ可能となる。

以上、柔軟な平面状目的物を反転する装置について説明
した。本発明を好ましい実施態様について説明したが、
様々な変更および修正を本発明の精神とｉｌｆ！卯とに
背くことなく実行できることは肖業者によって了承され
よう。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は反転操作の各段階における本発明の
好ましい実施態様を示す断面図、第９図は本発明の別の
実施態様を示す断面図、第１０図は本発明の更に別の実
施態様を示す断面図、第１１図は本発明の別の実ｔＮ態
様を示す断面図、第１２図および第１２ａ図とは本発明
に関連して用いられる形状の加工品を示す断面図、第１
３図は本発明の別の実施態様を示す断面図、第１４図乃
至第２６図は反転操作の各段階における本発明の更に別
の実施態様を示す断面図である。 ２０・・・第一推進装置 ２４・・・回転装置 ２８・・・排出トレー ３２・・・光センサ ３０・・・電子制御回路 ２２・・・中央回転軸 ２６・・・受入れトレー ３０・・・反転スロット ３４・・・ワイヤ ３８・・・第二推進装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）第一面と、第二面とを有する布製品を反転する装
   置であつて、 （ａ）前端縁と、後端縁とを有するように配向させかつ
   上記第一面を上向きにした上記布製品を上記装置内に受
   け入れさせる装置と、 （ｂ）その上端部に開口を有する反転用スロットを画成
   する一対の互いに離間する平行な垂直壁と、 （ｃ）上記布製品の前端縁を上記反転スロットに引き込
   むとともに、上記布製品の後端縁を先導側として上記反
   転スロットから取り除くようにする第一製品推進装置と
   、 （ｄ）上記布製品を上記反転スロット内の選択位置で停
   止させて、上記布製品の後端縁を上記第一製品推進装置
   と接触させることによって、上記第一製品推進装置が上
   記布製品の後端縁を反転させた後に、上記布製品の後端
   縁を 引っ張りながら上記布製品を上記反転スロットから取り
   除くようにする装置とを含有する布製品反転装置。 （２）上記反転スロットの上記上端部がフレアされてい
   る、請求項１記載の布製品反転装置。 （３）上記布製品を停止させる装置が、上記反転スロッ
   トの開口と上記第一製品推進装置とに対する上記布製品
   の後端縁の位置をモニターするとともに、上記後端縁が
   上記第一製品推進装置から離脱する直前に、上記布製品
   の上記反転スロットにおける前進を停止させるための制
   御信号を生成する装置を含有する、請求項１記載の布製
   品反転装置。 （４）上記停止装置が遠位端を具備するピン装置を有し
   ていて、上記ピン装置が上記布製品の上記反転スロット
   における前進を停止すべき前進位置と、上記布製品の上
   記反転スロット内での移動を容易にする後退位置との間
   で選択的に移動可能である、請求項１記載の布製品反転
   装置。 （５）上記ピン端部が、制御信号に呼応して上記布製品
   を上記反転スロットの上方へ駆動する第三被動ローラを
   有している、請求項４記載の布製品反転装置。 （６）上記入口フレア内に配置されていて、上記第一製
   品推進装置と接触し得る第一自由転動型ローラを含有す
   る、請求項２記載の布製品反転装置。 （７）上記出口フレア内に配置されていて、上記第一製
   品推進装置と接触し得る第二自由転動型ローラを含有す
   る、請求項２記載の布製品反転装置。 （８）上記入口フレア内に配置されていて、上記第一製
   品推進装置と接触し得る第一被動ローラを含有する、請
   求項２記載の布製品反転装置。 （９）上記出口フレア内に配置されていて、上記第一製
   品推進装置と接触し得る第二被動ローラを含有する、請
   求項２記載の布製品反転装置。 （１０）上記第一製品推進装置が円筒状ローラである、
   請求項１記載の布製品反転装置。 （１１）上記第一製品推進装置上に剛毛が植設してある
   、請求項１０記載の布製品反転装置。 （１２）上記布製品反転装置の反転作用を禁止する装置
   を含有する、請求項１記載の布製品反転装置。 （１３）上記禁止装置が第二ピンを有しており、上記第
   二ピンが、上記布製品の上記反転スロットへの接近を妨
   げる前進位置と後退位置とを有している、請求項１２記
   載の布製品反転装置。 （１４）上面と下面および前端縁と後端縁とを有する柔
   軟製品を選択的に反転させる装置であつて、（ａ）その
   各々が上記布製品を受け入れて、上記布製品を下方に推
   進する一対の協動ローラを形成する第一ローラと第二ロ
   ーラと、 （ｂ）上流方向と下流方向とを有する、上記布製品を反
   転させる第１軌跡であって、 （１）上記入口案内の下方に配置される第三ローラと第
   四ローラであつて、上記第三ローラ が上記第四ローラと相接することによつて、上記布製品
   を受け入れて下方に推進する第 二対の協動ローラを形成するようにした第 三ローラと第四ローラと、 （２）上記第三ローラと第四ローラとの下流方向に反転
   スロットを介在させる互いに隔置 された実質的に垂直に延在する第一壁およ び第二垂直壁と、 （３）上記布製品を上記反転スロット内の選択位置で停
   止して、布製品の後端縁を上記第 四ローラに接触させることによつて、第四 ローラが布製品の後端縁を反転するように する装置と、 （４）上記反転スロットの下流に配置されていて、上記
   第四ローラと相接して上記布製品 を受け入れるとともに、上記布製品を上記 反転スロットから引き出す第三対の協動 ローラを形成する第五ローラと、 （５）上記第三対の協動ローラの下流に配置された第六
   ローラと第七ローラであって、上 記第六ローラが第七ローラと相接して上記 布製品を受け入れるとともに、上記布製品 を下流に推進する第四対の協動ローラを形 成する第六ローラおよび第七ローラとを含 有する第一軌跡と、 （ｃ）上流方向と下流方向とを有していて、上記布製品
   を通過させるが、反転作用を行わない第二軌跡であって
   、 （１）上記第一対の協動ローラの下流でかつ上記第二対
   の協動ローラの上流に配置されて いて、上記布製品を上記軌跡から迂回させ る迂回ゲートと （２）上記布製品を上記迂回ゲートから非反転状態で受
   け取るための移動トレーと、 （３）上記非反転状態の迂回ゲートの下流に配置されて
   いて、上記布製品を上記移動ト レーに沿って下方に推進して第四対の協動 ローラまで到達せしめる第八ローラとを含 有する第二軌跡とを有する柔軟製品の選択 反転装置。 （１５）上記第七ローラと第八ローラとを包囲するべル
   トを含有する、請求項１４記載の反転装置。 （１６）上記停止装置が、上記反転スロットと第四ロー
   ラとに対する上記製品の後端縁の位置をモニターすると
   ともに、上記後端縁が第四ローラから離脱する直前に、
   上記製品の反転スロット内での進行を停止するための制
   御信号を生成する装置を有している、請求項１４記載の
   反転装置。 （１７）上記停止装置が第九ローラと第十ローラとを含
   有しており、上記第十ローラが、上記製品の反転スロッ
   ト内での進行を停止せしめる前進位置と、上記製品を上
   記反転スロット内での移動を容易にする後退位置との間
   で移動し得る、請求項１４記載の反転装置。 （１８）上記第九ローラと第十ローラとが上記制御信号
   に呼応して駆動される、請求項１７記載の反転装置。