JPH02276475A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH02276475A
JPH02276475A JP9774389A JP9774389A JPH02276475A JP H02276475 A JPH02276475 A JP H02276475A JP 9774389 A JP9774389 A JP 9774389A JP 9774389 A JP9774389 A JP 9774389A JP H02276475 A JPH02276475 A JP H02276475A
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Japan
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signal
voltage
smoothing capacitor
terminal voltage
pulse width
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Application number
JP9774389A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
Hitoshi Oura
仁 大浦
Yuzuru Kubota
久保田 譲
Takayuki Matsui
孝行 松井
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Hitachi Ltd
Hitachi Power Semiconductor Device Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Haramachi Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力変換装置及びその制御方法に係り、特に、
平滑コンデンサを含む直流信号系と交流信号系との間に
挿入されたスイッチング素子群をパルス幅変調信号によ
って制御するに好適な電力変換装置及びその制御方法に
関する。
〔従来の技術〕
トランジスタ、サイリスタなどのスイッチング素子で構
成された電力変換装置として各種のものが知られており
、これらの電力変換装置のうちスイッチング素子群をパ
ルス幅変調信号によって制御するようにしたものは順変
換による電動運転及び逆変換による回生運転が可能とな
っている。従来のこの種の装置としては、例えば日立評
論65巻第4号(1983年)第13頁〜第14頁に記
載されているように、PWM変換器に並列接続された平
滑コンデンサの目標端子電圧を示す目標電圧指令と平滑
コンデンサの出力電圧との偏差により電流指令を生成し
、この電流指令とPWM変換器入力側の交流電圧信号と
を乗算して三相交流電流指令を生成し、この三相交流電
流指令とPWM変換器入力側の3相交流電流との偏差を
基に3相交流電圧指令を生成し、三相交流電圧指令と一
定振幅の搬送波信号とを比較し、この比較結果に応じた
パルス幅変調信号によってPWM変換器のスイツチング
素子を制御するように構成されている。
尚、この種の装置としては、特開昭57−52384号
公報、特開昭61−116974号及び特開昭62−2
10866号公報が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術においては、三相交流電圧指令を
生成するための信号系の応答遅れについて配慮されてお
らず、パルス幅変調信号によってPWM変換器の出力電
圧を設定電圧に維持するには平滑コンデンサの容量を大
きくしなければならない。すなわち、平滑コンデンサの
容量を小さくすると、特に回生運転によって平滑コンデ
ンサの端子電圧が上昇した際、三相交流電圧指令を生成
する信号系に応答遅れがあるため、平滑コンデンサの端
子電圧を一定電圧に抑制することができず、PWM変換
器やPWM変換器に接続されるインバータのスイッチン
グ素子に過大な電圧が印加される恐れがある。
本発明の目的は、平滑コンデンサの端子電圧の変動を抑
制することができる電力変換装置及びその制御方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために1本発明は、第1の装置とし
て、平滑コンデンサを含む直流信号系と交流信号系との
間に挿入されたスイッチング素子群を有し、パルス幅変
調信号を受けてスイッチング素子群を作動して交流電力
を直流電力に変換する電力変換手段と、平滑コンデンサ
の端子電圧を検出する電圧検出手段と、交流信号系の電
気量を検出する交流信号検出手段と、平滑コンデンサの
目標端子電圧を示す目標電圧指令と電圧検出手段の検出
出力とを受け、これらの偏差を零に抑制するための交流
電圧指令信号を交流信号検出手段の検出出力に応じて生
成する指令信号生成手段と。
目標電圧指令と電圧検出手段の検出出力とを比較して両
者の偏差に反比例した補正値を出力する補正値出力手段
と、基準搬送波信号に前記補正値を加えた搬送波信号を
出力する搬送波出力手段と、搬送波信号と交流電圧指令
信号とを比較し、この比較結果に応じたパルス幅変調信
号をスイッチング素子群へ出力するパルス幅変調信号発
生手段を備えている電力変換装置を構成したものである
第2の装置として、平滑コンデンサを含む直流信号系と
交流信号系との間に挿入されたスイッチング素子群を有
し、パルス幅変調信号を受けてスイッチング素子群を作
動して交流電力を直流電力に変換する電力変換手段と、
平滑コンデンサの端子電圧を検出する電圧検出手段と、
交流信号系の電気量を検出する交流信号検出手段と、平
滑コンデンサの目標端子電圧を示す目標電圧指令と電圧
検出手段の検出出力を受け、これらの偏差を零に抑制す
るための交流電圧指令信号を交流信号検出手段の検出出
力に応じて生成する指令信号生成手段と、目標電圧指令
と電圧検出手段の検出出力とを比較して両者の偏差に比
例した補正値を出力する補正値出力手段と、補正値を基
に交流電圧指令信号を修正する指令信号修正手段と、基
準搬送波信号を出力する搬送波出力手段と、基準搬送波
信号と指令信号修正手段の出力信号とを比較し、この比
較結果に応じたパルス幅変調信号をスイッチング素子群
へ出力するパルス幅変調信号発生手段と、を備えている
電力変換装置を構成したものである。
第3の装置として、平滑コンデンサを含む直流信号系と
交流信号系との間に挿入されたスイッチング素子群を有
し、パルス幅変調信号を受けてスイッチング素子群を作
動して交流電力を直流電力に変換する電力変換手段と、
平滑コンデンサの端子電圧を検出する電圧検出手段と、
交流信号系の電気量を検出する交流信号検出手段と、平
滑コンデンサの目標端子電圧を示す目標電圧指令と電圧
検出手段の検出出力を受け、これらの偏差を零に抑制す
るための交流電圧指令信号を交流信号検出手段の検出出
力に応じて生成する指令信号生成手段と、搬送波信号の
基準値と電圧検出手段の検出出力とを比較して両者の偏
差に反比例した補正値。
を出力する補正値出力手段と、基準搬送波信号に前記補
正値を加えた搬送波信号を出力する搬送波出力手段と、
搬送波信号と指令信号修正手段の出力信号とを比較し、
その比較結果に応じたパルス幅変調信号をスイッチング
素子群へ出力するパルス幅変調信号発生手段と、を備え
ている電力変換装置を構成したものである。
第1の方法として、平滑コンデンサを含む直流信号系と
交流信号系との間に挿入されたスイッチング素子群に対
するパルス幅変調信号を生成するに際して、平滑コンデ
ンサの目標端子電圧を示す目標電圧指令と平滑コンデン
サの端子電圧との偏差を零に抑制するための交流電圧指
令信号を交流信号系の電気量に基づいて生成し、交流電
圧指令信号と搬送波信号の振幅の大きさを比較し、この
比較結果からパルス幅変調信号を生成し、このパルス幅
変調信号によりスイッチング素子群の作動を制御し、平
滑コンデンサの端子電圧が変動したときには平滑コンデ
ンサの端子電圧と目標端子電圧との差に反比例した補正
値で搬送波信号の振幅を変える電力変換装置の制御方法
を採用したものである。
第2の方法として、平滑コンデンサを含む直流信号系と
交流信号系との間に挿入されたスイッチング素子群に対
するパルス幅変調信号を生成するに際して、平滑コンデ
ンサの目標端子電圧を示す目標電圧指令と平滑コンデン
サの端子電圧との偏差を零に抑制するための交流電圧指
令信号を交流信号系の電気量に基づいて生成し、交流電
圧指令信号と搬送波信号の振幅の大きさを比較し、この
比較結果からパルス幅変調信号を生成し、このパルス幅
変調信号によりスイッチング素子群の作動を制御し、平
滑コンデンサの端子電圧が変動したときには、平滑コン
デンサの端子電圧と目標端子電圧との差に比例した補正
値で交流電圧指令信号の振幅を変える電力変換装置の制
御方法を採用したものである。
〔作用〕
定常時には交流電圧指令信号と搬送波信号との比較結果
を基にパルス幅変調信号を生成して平滑コンデンサの端
子電圧を一定電圧に制御する。−方、平滑コンデンサの
端子電圧が変動したときには、交流電圧指令信号を生成
するに先立って、平滑コンデンサの端子電圧の変動に応
じて搬送波信号の大きさを変えてパルス幅変調信号を生
成する。
すなわち平滑コンデンサの端子電圧の急激な変化を搬送
波信号の大きさを変えることによって抑制し、端子電圧
が定常値に維持された時点から搬送波信号をもとの大き
さに戻す、これにより交流電圧指令信号を生成する系に
応答遅れがあっても。
端子電圧の変動に応じて搬送波信号の大きさを変えるこ
とによって端子電圧を一定電圧に維持することができ、
平滑コンデンサの小容量化が可能となる。また端子電圧
が変動した場合、搬送波信号の大きさは一定にした状態
で、交流電圧指令信号の大きさを強制的に変えてパルス
幅変調信号を生成しても、端子電圧の変動に応じて即座
に端子電圧を一定電圧に維持することも可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、PWM変換器4はトランジスタなどの
スイッチング素子とダイオードなどを有し、平滑コンデ
ンサ5を含む直流信号系と変圧器1、リアクトル2を含
む交流信号系との間に挿入され、PWM信号を受けてト
ランジスタを作動し交流電力を直流電力に変換する電力
変換手段として構成されている。このPWM変換器4は
PWM信号によって電力を変換するため、電源周波数の
高調波成分を抑制することができ、PWM信号によって
順変換による電動運転及び逆変換による回生運転が可能
となって4する。そしてPWMm換器4の出力電力は平
滑コンデンサ5を介してインバータ6に供給されている
。また交流信号系には、交流信号系の電気量を検出する
交流信号検出手段として、交流電圧検出器19と三相交
流電流検出器3が設けられており、交流電圧検出器19
の出力が乗算塁9に供給され、三相交流電流検出器3の
出力が自動電流調節器10に供給されている。
直流信号系には平滑コンデンサ5の端子電圧を検出する
電圧検出手段としての電圧検出器20が設けられており
、電圧検出器20の検出出力が自動電圧調節器8及び減
算器13に供給されている。
すなわち各検出器の検出出力はPWM変換器4を制御す
るための制御装置に供給されている。
この制御装置は、電圧指令器7、自動電圧調節器81乗
算器9、自動電流調節器10、比較器11、M動回路1
2.減算器13、増幅器14、基準電圧発生器15、加
算器161乗算器17゜搬送波発生器18から構成され
ており、駆動回路12の出力信号がPWM信号としてP
WM変換器4の各トランジスタに供給されるようになっ
ている。
電圧指令器7は、平滑コンデンサ5の目標端子電圧を示
す直流の目標電圧指令を出力するように構成されており
、目標電圧指令が自動電圧調節器8と減算器13に供給
されている。自動電圧調節器8は目標電圧指令と電圧検
出器20の検出出力との偏差に応じた電流指令を生成し
、この電流指令を乗算器9へ出力するようになっている
。この電流指令は直流の信号であり、その極性と大きさ
によりPWM変換器4に対する電動運転または回生運転
を指令するようになっている。例えば電流指令の極性が
プラスのときにはPWM変換器4に対して回生運転が指
令されるようになっている。
乗算器9は電流指令と交流電圧検出器19の検出出力と
を乗算して電流の瞬時値を示す三相交流指令を生成し、
との三相交流指令を自動電流調節器10へ出力するよう
になっている。自動電流調節器10は三相交流指令と三
相交流電流検出器3の検出出力との偏差を零に抑制する
ための三相の交流電圧指令信号を生成し、交流電圧指令
信号を比較器11へ出力するようになっている。二の交
流電圧指令はPWM変換器4の入力端子を指定するため
の指令値として生成されている0例えばPWM変換器4
の入力電圧を変圧器1の入力側の電圧よりも高めに指令
すると、PWM変換器4から変圧器1側へ電流が流れ1
回生運転が実行される。
逆に、PWM変換器4の入力電圧を変圧器1の入力側の
電圧よりも低くする指令とすると、変圧器1からPWM
変換器4側へ電流が流れ、PWM変換器4が電動運転さ
れる。すなわち、自動電圧調節器81乗算器9、自動電
流調節器1oは指令信号生成手段として構成されている
比較器11は、第2図の(A)に示されるように1乗算
器17からの搬送波信号(IKH2)の信号と交流電圧
指令とを比較し、この比較結果に応じたPWM信号を生
成し、このPWM信号を駆動回路12を介してPWM変
換器4の各トランジスタへ供給するようになっている。
すなわち、比較器11.駆動回路12はパルス輻変調信
号発生手段として構成されている。
乗算器17には、搬送波発生器18からの搬送波信号が
供給されているとともに、加算器16を介して基準電圧
発生器15からの直流電圧及び増幅器14.減算器13
からの直流電圧が供給されるようになっている。減算器
13は目標端子電圧と電圧検出器20の検出出力との偏
差に反比例した補正値を出力する補正値出力手段として
構成されており、この補正値を増幅器14を介して加算
器16へ出力するようになっている。すなわち。
減算器13は、コンデンサ5の端子電圧が目標端子電圧
よりも高くなったときに負の電圧を出力し。
逆に端子電圧が目標端子電圧よりも低くなったときには
正の信号を出力するようになっている。そして減算器1
3の出力信号は増幅器14で増幅された後基準電圧発生
器15からの直流電圧と加算器16で加算され、乗算器
17へ供給される0乗算器17は、搬送波発生器18か
ら出力される基準搬送波信号に、加算器16からの基準
電圧及び補正値を加えた搬送波信号を出力するようにな
っている。すなわち乗算器17、搬送波発生器18は搬
送波出力手段として構成されている。
以上の構成において、目標電圧指令に基づいてPWM変
換器4にPWM信号が入力されると交流電力が直流電力
に変換され、直流電力が平滑コンデンサ5を介してイン
バータ6に供給される。すなわち電流指令に基づいて電
動運転が指令されたときには直流電力が順次インバータ
6に供給される。
一方、インバータ6の負荷の状態が変り、インバータ6
が回生運転されて平滑コンデンサ5の端子電圧が目標端
子電圧よりも高くなると、減算器13の出力電圧が負と
なり、この信号が増幅器l4を介して加算器16へ出力
される。この信号が基準電圧発生器15の基準電圧と加
算されると直流電圧のレベルが低下し、搬送波信号の振
幅が小さくなる。そして、この振幅の小さくなった搬送
波信号が比較器11に供給されると、第2図の(B)に
示されるように、PWM信号のパルス幅が急激に変り、
PWM変換器4の入力電圧を変圧器1の入力側の電圧よ
りも高くする制御がおこなわれ、PWM変換器4が回生
運転される。これにより、直流信号系の電力が交流信号
系に戻され、平滑コンデンサ5の端子電圧が低下する。
すなわち、第3図に示されるように、平滑コンデンサ5
の端子電圧が目標電圧指令よりも高くなると搬送波信号
の振幅が小さくなり、PWM変換器4の回生運転によっ
て平滑コンデンサ5の端子電圧が低下する。そして平滑
コンデンサ5の端子電圧が目標端子電圧に戻されると減
算器13の出力が零となり、搬送波信号の振幅がもとの
状態に復帰する。
このように1本実施例においては、平滑コンデンサ5の
端子電圧が変動した場合、交流電圧指令を生成する制御
に先行して、直流信号系によって搬送波信号の振幅が小
さくなるため、自動電圧調節器8、乗算器9、自動電流
調節器1oに応答遅れがあっても、平滑コンデンサ5の
端子電圧の変動を瞬時に抑制することができる。このた
め平滑コンデンサ5の小容量化が可能となる。
また第4図に示されるように、減算器13、増幅器14
、基準電圧発生器15、加算器16、乗算器17の代り
に除算器21を設け、電圧検出器20の出力信号を除算
器21の基準電圧で除算し、両者の偏差に反比例した補
正値を生成し、この補正値に、搬送波発生器18からの
基準搬送波信号に加えて搬送波信号を出力すれば、前記
実施例と同様な効果を得ることができる。この場合、乗
算器21と搬送波発生器18は補正値出力手段及び搬送
波出力手段を構成することになる。
一方、搬送波信号の振幅を一定とし、交流電圧指令の振
幅を変える場合の実施例が第5図に示されている。
すなわち、第5図においては、自動電流調節器10と比
較器11の間に乗算器22が設けられており、加算器1
6の出力信号が乗算器22に入力され、搬送波発生器1
8の出力信号が比較器11に入力されるようになってい
る。さらに減算器13の出力信号が増幅器14に入力さ
れるようになっている。この減算器1jは電圧検出器2
0の検出出力と目標電圧指令との偏差に比例した補正値
を出力する補正値出力手段として構成されている。すな
わち、減算器13は平滑コンデンサ5の端子電圧が目標
端子電圧よりも高くなったときに、この偏差に比例した
信号を出力するようになっている。
乗算器22は加算器16からの直流信号と自動電流調節
器10からの交流電圧指令とを乗算し。
交流電圧指令信号を加算器16からの補正値を基に修正
する指令信号修正手段として構成されている。なお搬送
波発生器18は基準搬送波信号を出力する搬送波出力手
段として構成されている。
本実施例においては、平滑コンデンサ5の端子電圧が目
標端子電圧よりも高くなると正の直流電圧が減算器13
から出力され、基準電圧発生器15から出力される基準
電圧のレベルが高くなり。
この直流電圧が乗算器22に供給される。これにより交
流電圧指令に振幅が大きくなり、振幅の大きくなった交
流電圧指令と振幅一定の搬送波信号とが比較器11によ
って比較され、この比較結果に応じたPWM信号がPW
M変換器4へ供給される。この場合、搬送波信号振幅が
一定であっても交流電圧指令の振幅が大きくなるため、
交流電圧指令の振幅が一定で搬送波信号の振幅が小さく
なったときと同様な制御によってPWM変換器4が回生
運転され、平滑コンデンサ5の端子電圧が低下する。
このように1本実施例においては、交流電圧指令を生成
するための系に応答遅れがある場合でも、平滑コンデン
サの端子電圧が変動したときに、この端子電圧の変動に
応じて交流電圧指令の振幅を即座に変えるようにしたた
め、平滑コンデンサ5の端子電圧の変動を即座に抑制す
ることができ、平滑コンデンサ5の小容量化が可能とな
る。
また、従来装置と前記各実施例における装置とを比較す
るための実験をおこなったところ、第6図及び第7図に
示されるような実験結果が得られた。
第6図に示されるように、従来のものはコンデンサの端
子電圧Vcの上昇を抑制するのに多くの時間を要するが
、第7図に示されるように1本発明に係る装置の場合に
は、コンデンサの端子電圧Vcの上昇を短時間で抑制で
きることが理解される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、直流信号系を基
に生成される補正値に従って搬送波信号の振幅または交
流電圧指令の振幅を変えるようにしたため、交流電圧指
令を生成する系に応答遅れがある場合でも、平滑コンデ
ンサの端子電圧の変動を短時間で抑制することができ、
平滑コンデンサの小容量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図に示す装置の作用を説明するための波形図、第3図は
目標電圧指令と搬送波信号の振幅との関係を示す特性図
、第4図は本発明の他の実施例を示す構成図、第5図は
本発明のさらに他の実施例を示す構成図、第6図は従来
例の実験結果を示す波形図、第7図は本発明に係る装置
の実験結果を示す波形図である。 1・・・変圧器、3・・・三相交流電流検出器。 4・・・PWM変換器、5・・・平滑コンデンサ、6・
・・インバータ、7・・・電圧指令器、8・・・自動電
圧調節器、9・・・乗算器、10・・・自動電流調節器
、11・・・比較器。 12・・・駆動回路、13・・・減算器、15・・・基
準電圧発生器、16・・・加算器。 17・・・乗算器、18・・・搬送波発生器、19・・
・交流電圧検出器、20・・・電圧検出器。 21・・・除算器、22・・・乗算器、23・・・減算
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平滑コンデンサを含む直流信号系と交流信号系との
    間に挿入されたスイッチング素子群を有し、パルス幅変
    調信号を受けてスイッチング素子群を作動して交流電力
    を直流電力に変換する電力変換手段と、平滑コンデンサ
    の端子電圧を検出する電圧検出手段と、交流信号系の電
    気量を検出する交流信号検出手段と、平滑コンデンサの
    目標端子電圧を示す目標電圧指令と電圧検出手段の検出
    出力とを受け、これらの偏差を零に抑制するための交流
    電圧指令信号を交流信号検出手段の検出出力に応じて生
    成する指令信号生成手段と、目標電圧指令と電圧検出手
    段の検出出力とを比較して両者の偏差に反比例した補正
    値を出力する補正値出力手段と、基準搬送波信号に前記
    補正値を加えた搬送波信号を出力する搬送波出力手段と
    、搬送波信号と交流電圧指令信号とを比較し、この比較
    結果に応じたパルス幅変調信号をスイッチング素子群へ
    出力するパルス幅変調信号発生手段を備えている電力変
    換装置。 2、平滑コンデンサを含む直流信号系と交流信号系との
    間に挿入されたスイッチング素子群を有し、パルス幅変
    調信号を受けてスイッチング素子群を作動して交流電力
    を直流電力に変換する電力変換手段と、平滑コンデンサ
    の端子電圧を検出する電圧検出手段と、交流信号系の電
    気量を検出する交流信号検出手段と、平滑コンデンサの
    目標端子電圧を示す目標電圧指令と電圧検出手段の検出
    出力を受け、これらの偏差を零に抑制するための交流電
    圧指令信号を交流信号検出手段の検出出力に応じて生成
    する指令信号生成手段と、目標電圧指令と電圧検出手段
    の検出出力とを比較して両者の偏差に比例した補正値を
    出力する補正値出力手段と、補正値を基に交流電圧指令
    信号を修正する指令信号修正手段と、基準搬送波信号を
    出力する搬送波出力手段と、基準搬送波信号と指令信号
    修正手段の出力信号とを比較し、この比較結果に応じた
    パルス幅変調信号をスイッチング素子群へ出力するパル
    ス幅変調信号発生手段と、を備えている電力変換装置。 3、平滑コンデンサを含む直流信号系と交流信号系との
    間に挿入されたスイッチング素子群を有し、パルス幅変
    調信号を受けてスイッチング素子群を作動して交流電力
    を直流電力に変換する電力変換手段と、平滑コンデンサ
    の端子電圧を検出する電圧検出手段と、交流信号系の電
    気量を検出する交流信号検出手段と、平滑コンデンサの
    目標端子電圧を示す目標電圧指令と電圧検出手段の検出
    出力を受け、これらの偏差を零に抑制するための交流電
    圧指令信号を交流信号検出手段の検出出力に応じて生成
    する指令信号生成手段と、搬送波信号の基準値と電圧検
    出手段の検出出力とを比較して両者の偏差に反比例した
    補正値を出力する補正値出力手段と、基準搬送波信号に
    前記補正値を加えた搬送波信号を出力する搬送波出力手
    段と、搬送波信号と指令信号修正手段の出力信号とを比
    較し、その比較結果に応じたパルス幅変調信号をスイッ
    チング素子群へ出力するパルス幅変調信号発生手段と、
    を備えている電力変換装置。 4、平滑コンデンサを含む直流信号系と交流信号系との
    間に挿入されたスイッチング素子群に対するパルス幅変
    調信号を生成するに際して、平滑コンデンサの目標端子
    電圧を示す目標電圧指令と平滑コンデンサの端子電圧と
    の偏差を零に抑制するための交流電圧指令信号を交流信
    号系の電気量に基づいて生成し、交流電圧指令信号と搬
    送波信号の振幅の大きさを比較し、この比較結果からパ
    ルス幅変調信号を生成し、このパルス幅変調信号により
    スイッチング素子群の作動を制御し、平滑コンデンサの
    端子電圧が変動したときには平滑コンデンサの端子電圧
    と目標端子電圧との差に反比例した補正値で搬送波信号
    の振幅を変える電力変換装置の制御方法。 5、平滑コンデンサを含む直流信号系と交流信号系との
    間に挿入されたスイッチング素子群に対するパルス幅変
    調信号を生成するに際して、平滑コンデンサの目標端子
    電圧を示す目標電圧指令と平滑コンデンサの端子電圧と
    の偏差を零に抑制するための交流電圧指令信号を交流信
    号系の電気量に基づいて生成し、交流電圧指令信号と搬
    送波信号の振幅の大きさを比較し、この比較結果からパ
    ルス幅変調信号を生成し、このパルス幅変調信号により
    スイッチング素子群の作動を制御し、平滑コンデンサの
    端子電圧が変動したときには、平滑コンデンサの端子電
    圧と目標端子電圧との差に比例した補正値で交流電圧指
    令信号の振幅を変える電力変換装置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997003493A1 (fr) * 1995-07-07 1997-01-30 Hitachi, Ltd. Convertisseur de courant electrique pour des vehicules electrique a courant alternatif
JP2014236662A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 株式会社日本自動車部品総合研究所 電力変換装置

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WO1997003493A1 (fr) * 1995-07-07 1997-01-30 Hitachi, Ltd. Convertisseur de courant electrique pour des vehicules electrique a courant alternatif
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