JPH0227430Y2 - - Google Patents

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JPH0227430Y2
JPH0227430Y2 JP1983135112U JP13511283U JPH0227430Y2 JP H0227430 Y2 JPH0227430 Y2 JP H0227430Y2 JP 1983135112 U JP1983135112 U JP 1983135112U JP 13511283 U JP13511283 U JP 13511283U JP H0227430 Y2 JPH0227430 Y2 JP H0227430Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、デイスクが収納保持されるとともに
デイスク収納部に多段状に収納載置されたデイス
ク収納ケースを、上記デイスク収納部より引き出
しプレーヤ部に搬送するようにしてなるデイスク
交換装置に関する。
〈背景技術とその問題点〉 従来、デイスク収納部に多数枚収納されたレコ
ードデイスク等のデイスクをデイスク交換装置に
て自動的に取出し、プレーヤ部に搬送し、演奏を
行なうようにした自動演奏装置が用いられてい
る。そして、本件出願人はこの種の自動演奏装置
のデイスク交換装置として、上面に形成されたデ
イスク収納凹部にデイスクを収納し両側にそれぞ
れ係合凹部が設けられたデイスク収納ケースをデ
イスク収納部に収納載置し、このデイスク収納部
にそれぞれ対向するように電磁手段によつて移動
操作され、上記デイスク収納ケースの係合凹部に
係合するフツク部材が一対ずつ設けられたデイス
ク引出し機構とこのデイスク引出し機構を昇降操
作し、上記デイスクをプレーヤ部に搬送するデイ
スク搬送機構を有してなるものを提案している。
そして、このデイスク交換装置においては、上
記デイスク収納部はデイスク交換装置の両側部に
1つづつ設けられている。従つて、上記デイスク
引出し機構は、このような一対のデイスク収納部
の間を移動し、これらデイスク収納部のうちのい
ずれか一方に収納載置された所定のデイスクを収
納したデイスク収納ケースを引出し操作した後、
デイスク搬送機構が昇降操作されてデイスクをプ
レーヤ部へ搬送するものであるので、デイスク収
納部に多段状に収納載置されたデイスク収納ケー
スが正しく収納載置されず外方へ突出したような
状態にあると、上記搬送中のデイスク収納ケース
が他のデイスク収納ケースに突き当るなどして上
記デイスク収納ケースに収納保持されたデイスク
やその他機構部を損傷させる危険がある。
〈考案の目的〉 そこで、本考案は上述したようにデイスク収納
ケースがデイスク収納部に正しく収納載置されて
いないと、上記デイスク収納部に収納載置された
デイスク収納ケースの引出し搬送操作等の動作を
停止させることによりデイスク及びこれの引出し
及び搬送機構やその他機構部の保護を図るように
したデイスク交換装置を提供することを目的とす
る。
〔目的を達成するための手段〕
本考案は、上述したような目的を達成するた
め、上面にデイスクが収納保持されるデイスク収
納凹部を形成し両側にそれぞれ係合凹部を設ける
とともに上下面に連通する切欠き又は透孔を穿設
した複数のデイスク収納ケースが多段状に収納載
置された相対向して配置されてなる一対のデイス
ク収納部と、上記デイスク収納部に収納配置され
た上記デイスク収納ケースの切欠き又は透孔に対
応する上下位置に設けられる発光素子と受光素子
とを有する検出手段と、一方のデイスク収納部側
に移動された第1の位置と他方のデイスク収納部
側に移動された第2の位置間に亘つて移動操作さ
れ、一方及び他方のデイスク収納部に収納された
デイスク収納ケースそれぞれの係合凹部に係合す
る電磁駆動手段によつて移動操作される一対ずつ
のフツク部材が設けられたデイスク引出し機構
と、上記デイスク引出し機構を昇降操作して上記
デイスク収納ケースをプレーヤ部に搬送するデイ
スク搬送機構を備え、上記デイスク引出し機構は
第1の位置に移動されたとき一方の対をなすフツ
ク部材が一方のデイスク収納部に収納載置された
デイスク収納ケースの係合凹部に係合する状態に
おかれ、第2の位置に移動されたとき他方の対を
なすフツク部材が他方のデイスク収納部に収納載
置されたデイスク収納ケースの係合凹部に係合す
る状態におかれるようになされ、上記デイスク引
出し機構が上記第1又は第2の位置にあつて上記
いずれか一方の対をなすフツク部材がいずれか一
方のデイスク収納部に収納載置されたデイスク収
納ケースの係合凹部に係合し、他方の対をなすフ
ツク部材が他方のデイスク収納部に収納載置され
たデイスク収納ケースの係合凹部に対向した状態
で、上記デイスク引出し機構が移動操作されて上
記デイスク収納ケースを引出し上記デイスク搬送
機構により昇降制御されて上記デイスク収納ケー
スを上記プレーヤ部に搬送するようにしたもので
あつて、上記デイスク収納部に収納載置されたデ
イスク収納ケースによつて上記発光素子からの光
路が遮断されたことが上記検出手段により検出さ
れたとき、この検出出力に基づいて上記デイスク
引出し機構による上記デイスク収納ケースの引出
し操作及び上記デイスク搬送機構による上記デイ
スク収納ケースの搬送操作を禁止するようにして
なるものである。
〔作用〕
本考案に係るデイスク交換装置は、相対向して
配置された一対のデイスク収納部に複数のデイス
ク収納ケースが多段状に正しく整列されることな
く収納載置されると、上記デイスク収納ケースの
上下面に連通して穿設された各切欠き又は透孔が
対応しなくなる。上記デイスク収納ケースの切欠
き又は透孔が対応しなくなると、上記デイスク収
納部に収納配置された上記デイスク収納ケースの
切欠き又は透孔に対応する上下位置に設けられる
発光素子と受光素子とを有する検出手段の上記発
光素子からの光路が遮断される。そして、この発
光素子からの光路の遮断が上記検出手段により検
出されると、この検出出力に基づいてデイスク引
出し機構による上記デイスク収納ケースの引出し
操作及び上記デイスク搬送機構による上記デイス
ク収納ケースの搬送操作が禁止される。
〈実施例〉 以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照し
て説明する。
本考案によるデイスク交換装置を光学デイスク
プレーヤを組込んだ自動演奏装置に適用した実施
例を挙げて説明すると、この自動演奏装置は、第
1図、第2図及び第3図に示す如く多数枚のデイ
スク収納ケース1を多段状に収納載置する一対の
デイスク収納部31,31と、これらデイスク収
納部31,31に収納載置されたデイスク収納ケ
ース1を選択的に引出し操作するデイスク引出し
機構32と、このデイスク引出し機構32により
引出されたデイスク収納ケース1を上記デイスク
引出し機構32とともに所定演奏位置へ搬送する
デイスク搬送機構33と、このデイスク搬送機構
33によつて搬送されたデイスク収納ケース1に
収納操作されていた光学デイスク3を演奏するプ
レーヤ部34とからなる。
ところで、この自動演奏装置において演奏され
る光学デイスク3を収納保持するデイスク収納ケ
ース1は、第4図、第5図及び第6図に示すよう
に構成されている。すなわち、このデイスク収納
ケース1は、平板状で方形状のデイスク収納ケー
ス本体2を有し、この収納ケース本体2の上面に
は、楽音信号等の所定の情報を信号を記録した光
学デイスク3が収納保持されるこの光学デイスク
3の外形形状に対応する円弧状のデイスク収納凹
部4が設けられている。このデイスク収納凹部4
は、光学デイスク3を収納載置したとき、この光
学デイスク3が収納ケース本体2の上面から突出
することがないように上記光学デイスク3の厚さ
より少なくとも深い深さを有するように形成され
ている。また、デイスク収納凹部4の外周部に
は、第6図に示すように底面より一段高く形成さ
れたデイスク載置段部5がリング状に形成され、
光学デイスク3は情報信号の記録されていない外
周縁部を支持されて収納載置される。従つて、光
学デイスク3は、信号記録面を底面に接触させる
ことなくデイスク収納凹部4内に収納載置され
る。さらに、収納ケース本体2の中央部から側方
側に亘つて、デイスク収納ケース1に収納載置さ
れこのデイスク収納ケース1とともにプレーヤ部
まで移送された光学デイスク3がデイスクテーブ
ルに装着される際にこのデイスクテーブルが突出
するように進出し、演奏時に上記光学デイスク3
に記録された情報信号を読み取り操作するように
上記光学デイスク3の内外周に亘つてこの光学デ
イスク3の下面側において移動操作される光学ピ
ツクアツプ装置の対物レンズ側が臨む長穴部6が
穿設されている。この長穴部6は、上述のように
デイスクテーブルが進入し、光学ピツクアツプ装
置の対物レンズ側が臨むものであるので、上記光
学デイスク3が装着されるデイスクテーブルの径
より大きな径Rを有し、光学ピツクアツプ装置の
少なくとも対物レンズの移動範囲に亘る長さLを
有するものとして形成される。
また、収納ケース本体2の前方側の両側部に
は、内方側部側を幅狭間となし外方側に向て徐々
に拡開するように略V字状に形成された後述する
デイスク収納ケース1を保持するフツク部材が係
合する係合凹部7,7が設けられている。これら
係合凹部7,7を設けた近傍には、このデイスク
収納ケース1をデイスク収納部に収納保持したと
き上記デイスク収納部に係合保持させるロツクア
ーム8,8がそれぞれ取付けられている。このロ
ツクアーム8は、略くの字状に形成されたアーム
部9の先端側に第1の突出部であるロツク爪10
を設け、上記アーム部9の中途部側縁に第2の突
出部である先端を半円状に形成した押圧操作部1
1を設けている。そして、上記ロツクアーム8
は、ロツク爪10の先端を収納ケース本体2の側
部外方に突出させ、押圧操作部11を係合凹部7
に突出させ、アーム部9の基端側一側に突出させ
た突片12を介して収納ケース本体2の前方側コ
ーナ部に植立した支軸13に枢支させて回動自在
に取付けられるとともに、アーム部9の基端側他
側に突出されて切欠き穴15内に臨むように折曲
げられた係止片16に一端を係止させ収納ケース
本体2に係止させたスプリング17の他端を係止
させることにより、上記ロツク爪10が収納ケー
ス本体2の側部外方へ付勢されるように第4図中
矢印A方向に回動付勢されて取付けられている。
また、ロツクアーム8のアーム部9の中途部に
は、収納ケース本体2に植立したガイドピン18
が係合する上記ロツクアーム8の回動軌跡に対応
した湾曲面19を有する長孔20が穿設され、回
動操作時に上記湾曲面19がガイドピン18にガ
イドされることにより比較的長尺なロツクアーム
8が揺動することなく規制されて回動操作するよ
うになされている。
また、収納ケース本体2に設けた係合凹部7,
7の内方側開口端には、デイスク収納ケース1を
デイスク収納部へ収納載置したとき、上記デイス
ク収納部の開口端面に係止され収納位置を規制す
る係止突片21,21が突設されている。さら
に、ロツクアーム8,8を枢支する支軸13,1
3が植立される部分も収納ケース本体2の両側か
ら側方へ突出して形成され、デイスク収納部への
挿入側となる後面の幅に対し前面の幅を大きく形
成することにより、デイスク収納部への逆挿入の
防止を図り得る形状に形成されている。
さらに、収納ケース本体2の下面であつて、デ
イスク収納凹部4に対応する位置には、光学デイ
スク3を収納載置したデイスク収納ケース1を多
数枚デイスク収納部に多段状に収納載置したと
き、互いに下面側に位置するデイスク収納ケース
1に収納載置された光学デイスク3を支持して脱
落を防止するように作用する第6図に示す如き突
起状の突出部22が複数個設けられている。従つ
て、デイスク収納ケース本体2の上面には、多段
状に収納載置されたデイスク収納ケース1を選択
的に引出すときに、上記突出部22の逃げ用の溝
23が前面側から後面側に亘つて穿設されてい
る。
さらにまた、デイスク収納ケース本体2の下面
両側には、デイスク収納部から引出し操作される
際に引出し方向を案内するガイドレールに係合す
る断面L字状の一対の案内溝24,24が前面側
から後面側に亘つて形成されている。
さらに、デイスク収納ケース本体2の前面側位
置のデイスク収納凹部4の形成されていない部分
には、上下面に連通する透孔25が穿設されてい
る。
上述のように構成されたデイスク収納ケース1
を収納載置する一対のデイスク収納部31,31
は、装置本体を構成する基台35の両側に、デイ
スク収納ケース1の挿脱口36側を相対向させて
植立する如く配設されている。このデイスク収納
部31は挿脱口36の間隔をここに収納されるデ
イスク収納ケース1の幅に対応する間隔とした箱
状に形成され、相対向する両側壁37,37の内
側面には、第7図に示すようにデイスク収納ケー
ス本体2の両側に設けられた案内溝24,24が
係合し、デイスク収納ケース1が載置される載置
片38がそれぞれ相対向して少なくともデイスク
収納ケース1の収納スペースを確保する間隔をも
つて多段状に高さ方向に連続して形成されてい
る。本実施例におけるデイスク収納部31にあつ
ては、それぞれ対をなす載置片38,38が高さ
方向に60段設けられ、60枚のデイスク収納ケース
1が収納載置されるように構成されている。ま
た、挿脱口36側には、載置片38の10段毎に両
側の載置片38,38を連結する補強用の連結片
39が設けられている。
また、上記デイスク収納部31の上下位置の相
対向する位置には第7図に示すように発光素子と
しての赤外線ランプ26と受光素子としてのフオ
トデイテクタ27が設けられている。これら赤外
線ランプ26とフオトデイテクタ27は、上記デ
イスク収納部31に正しく収納載置されたデイス
ク収納ケース1の透孔25に対応するものであつ
て、デイスク収納ケース1が正しく収納載置され
ているときは、フオトデイテクタ27で赤外線ラ
ンプ26の赤外光の検出がなされ、上記デイスク
収納ケース1がデイスク収納部31から第8図破
線で示す如く突出していると多段状に載置された
各デイスク収納ケース1の透孔25が重なり合う
ことなく位置ずれを生じ上記赤外光の検出がフオ
トデイテクタ27で行なわれなくなる。
従つて、上記デイスク収納ケース1に設けられ
る透孔25は、互いに重なつたとき連通し位置ず
れを生じたとき赤外光の遮光をすればよいのでデ
イスク収納ケース1の上下面に亘る切欠きとして
形成してもよい。
さらに、上記デイスク収納部31の両側壁3
7,37の載置片38,38間に対応する位置に
は、第7図に示す如くデイスク収納ケース1に設
けたロツクアーム8先端のロツク爪10が係合す
る係合孔39が穿設され、一方の側壁37の外側
面には上記係合孔39に対応して並列にこのデイ
スク収納部31に収納載置されたデイスク収納ケ
ース1の検出用突片40が設けられている。
そして、上記デイスク収納ケース1は、後端側
から両側の案内溝24,24を載置片38に係合
させるようにして挿脱口36を介してデイスク収
納部31に挿入していくと、スプリング17,1
7により先端のロツク爪10,10が上記デイス
ク収納部31の両側壁37,37により押圧され
て上記スプリング17,17の付勢力に抗してロ
ツクアーム8,8が回動されて収納ケース本体2
に引込むようにされる。そして、収納ケース本体
2の前面側に設けた係止片21,21がデイスク
収納部31の挿脱口36側端面に当接するまで挿
入すると、ロツクアーム8,8の先端のロツク爪
10,10が両側壁37,37に穿設した係合孔
39,39に臨むようになり、第7図に示すよう
に上記ロツクアーム8,8がスプリング17,1
7により回動付勢されてロツク爪10,10が上
記係合孔39,39に係合する。従つて、本考案
によるデイスク収納ケース1は、ロツクアーム
8,8先端のロツク爪10,10をデイスク収納
部31の係合孔39,39に係合させて収納載置
され得るので、デイスク収納部31から抜け落ち
を防止して確実に収納させることができる。
ところで、上述のように構成されたデイスク収
納ケース1が多段状に収納配置される一対のデイ
スク収納部31,31を配設した自動演奏装置
は、上記デイスク収納部31,31間の中央位置
にデイスクテーブル41を一体に取付けたスピン
ドル軸42の軸心を一致させて光学ピツクアツプ
装置43を備えたプレーヤ部33を基台35上に
載置する如く設け、上記デイスク収納部31,3
1に収納載置されたデイスク収納ケース1を保持
する。収納ケース保持手段が設けられこの収納ケ
ース保持手段によつて保持された上記デイスク収
納ケース1を上記デイスク収納部31,31から
引出し操作するデイスク引出し手段となるデイス
ク引出し機構32を上記一対のデイスク収納部3
1,31間に亘つてスライド可能に支持した搬送
機構33を上記一対のデイスク収納部31,31
間において昇降自在に設けている。
そして、上記搬送機構33は、中央部に開口を
有する略枠状に形成された搬送体44を有してい
る。この搬送体44は、背面側の一側に軸方向に
貫通孔45を穿設した支持ブロツク46を取付
け、この支持ブロツク46の貫通孔45を基台3
5の背面側に植立する如く設けた昇降ガイド軸4
7にスライドベアリング48を介在させて第3図
に示す如く嵌装し、上記昇降ガイド軸47にガイ
ドされて昇降し得るように支持され、さらに背面
側の一側の端部に取付けた一対の挾持片49,4
9で上記昇降ガイド軸47と平行に植立された回
動規制ガイド軸50を挾持するようになし、昇降
ガイド軸47の軸回り方向に対する回動を規制す
るようにして取付けられている。このように取付
けられた搬送体44は、基台35上背面側に配設
した昇降駆動モータ51により昇降駆動される。
この昇降駆動モータ51の駆動力はワイヤ52を
介して搬送体44に伝達するようになされるもの
であつて、上記駆動力を伝達するワイヤ52は、
両端をそれぞれ上記搬送体44に連結し、昇降駆
動モータ51の駆動軸53に取付けたプーリ54
に巻回して上記駆動モータ48の駆動力を上記搬
送体44に伝達するようになされるとともに、装
置本体の適宜位置に配設されるプーリ54に巻回
され昇降ガイド軸47と平行な走行路と昇降駆動
モータ51の駆動軸53に直交する方向の走行路
を有するように巻装されている。また、ワイヤ5
2の中途部には、昇降ガイド軸47と平行に植立
されたスライド軸56に摺動自在に嵌装されたバ
ランスウエイト57が連結され、搬送体44を昇
降ガイド軸47上の適宜位置に停止させ得るよう
になされている。このように搬送体44を昇降ガ
イド軸47にガイドさせて昇降駆動モータ51に
より昇降操作するようになされた搬送機構33の
上記搬送体44は、上記昇降駆動モータ51の駆
動操作により、デイスク収納部31の上端位置か
ら基台35上に設けられるプレーヤ部33のデイ
スクテーブル41の下面側位置に亘つて昇降操作
され、デイスク引出し機構32により引き出され
たデイスク収納ケース1に収納保持された光学デ
イスク3をデイスクテーブル41上に載置するよ
うに動作する。
そして、上記搬送機構33の搬送体44上にス
ライド可能に支持されるデイスク引出し機構32
は、連結杆58の両端に互い平行な支持杆59,
59を一体に設けて略H形状に形成されたスライ
ダ60を有している。このスライダ60は、支持
杆59,59の下面側の相対向する両側に取付け
たV字溝を長手方向に穿設した一対の支持レール
61,61を、搬送体44の相対向する両側に取
付けたV字溝を長手方向に穿設した一対のガイド
レール62,62間にクロスベアリング62aを
介在させて挾持させて取付けられ、搬送体44上
水平方向に一対のデイスク収納部31,31間に
亘つてスライド自在となされている。このように
搬送体44上をスライド自在となされたスライダ
60は、搬送体44の背面側に取付け金具63を
介して取付けられるスライダ駆動モータ64によ
り移動操作される。そして、スライダ60とスラ
イダ駆動モータ64とは、上記スライダ60の一
方の支持枠59の一側部に取付けたラツク65に
平歯車66を歯合させ、この平歯車66と同軸に
斜歯歯車67を設け、この斜歯歯車67に上記ス
ライダ駆動モータ64の駆動軸68に取付けたウ
オームギヤ69を歯合させて連結され、上記スラ
イダ駆動モータ64の回転駆動によりスライダ6
0を移動操作するように構成されている。
上述のようにスライダ駆動モータ64によりス
ライダ60を搬送体44上にスライド自在に設け
てなる引出し機構32の上記スライダ60には、
各デイスク収納部31,31に収納載置されたデ
イスク収納ケース1を保持する保持手段を構成す
る対をなすフツク部材70が各デイスク収納部3
1,31にそれぞれ対向して1組ずつ設けられて
いる。このデイスク収納ケース1の保持手段を構
成するフツク部材70は、第12図に示すように
アーム部71の先端にデイスク収納ケース1の両
側に設けた係合凹部7に係合するこの係合凹部7
に対応する形状の係合爪72が設けられている。
すなわち、この係合爪72は、先端を幅狭間とな
し基端側に向つて徐々に幅広ろとなる略V字状に
形成されている。そして、それぞれ一組ずつ対を
なす各一対のフツク部材70,70及び70,7
0は、スライダ60の連結杆58の中心線を中心
にして対称となるようにして各係合爪72を対向
させ、支持杆59,59と上記連結杆58の連結
部において、上記スライダ60の下面側に支軸7
3を介して回動自在に枢支されるとともに、アー
ム部71の基端に起立した係止片74に一端を係
止させスライダ60の一部に形成された係止片7
5に他端を係止させたスプリング76により上記
係合爪72が互いに近接する方向である第13図
中矢印X方向に回動付勢されるようにして取付け
られている。また、フツク部材70のアーム部7
1の基端側には、このアーム部71に対し直交す
るように位置決め片77が一体に延設されてい
る。そして、この位置決め片77は、フツク部材
70がスライダ60に回動付勢されて取付けられ
た状態で、上記スライダ60の連結杆58の中心
線上に切起し形成された一対の位置決め係止片7
8,78に当接係止され、各フツク部材70の回
動付勢位置を規制するようにしている。このよう
に取付けられる各一対のフツク部材70,70の
係合爪72,72の間隔は、デイスク収納ケース
1の両側の各係合凹部7,7に亘る長さと略々同
一となされ、上記各係合爪72,72がそれぞれ
上記各係合凹部7,7に係合した状態で、スプリ
ング76の付勢力を受けることなく上記フツク部
材70,70がデイスク収納ケース1の上記係合
凹部7,7に係合し、上記デイスク収納ケース1
に負荷を与えることなく保持するようにしてい
る。
また、スライダ60の上面側には、上記各フツ
ク部材70をスプリング76の付勢力に抗して回
動操作し、各対をなすフツク部材70,70の係
合爪72,72の間隔を拡開する電磁手段として
のソレノイドプランジヤ79が支持杆59から立
上がらせた取付け片80を介して上記各フツク部
材70毎に取付けられている。そして、各ソレノ
イドプランジヤ79は、一方の対をなすフツク部
材70を操作するものと他方の対をなすフツク部
材70を操作するものとは、プランジヤロツド8
1を互いに対向させるようにして取付けられてい
る。上記ソレノイドプランジヤ79とフツク部材
70は、第12図に示すように形成されたL字状
の連結板82によつて連結されている。この連結
板82は、上面にプランジヤロツド81嵌合用の
嵌合凹部83を設けた短片84と下面側へ突出す
る如くフツク部材70に嵌合する嵌合ピン85を
設けた突片86を上記短片84と対向するように
先端側一側部に設けた長片87とからなる。上記
ソレノイドプランジヤ79とフツク部材70と
は、上記嵌合凹部83にプランジヤロツド81の
先端外周囲に形成した透孔に臨むように上記フツ
ク部材70のアーム部71の基端に穿設した嵌合
孔90に上記嵌合ピン85を嵌合させることによ
り第14図に示すように連結される。そして、ソ
レノイドプランジヤ79に通電がなされ、プラン
ジヤロツド81が引き付けられるとフツク部材7
0をスプリング76に抗して回動され、対をなす
各フツク部材70の相対向する係合爪72,72
の間隔を拡開させ、例えば上記一対のフツク部材
70,70によるデイスク収納ケース1の保持を
解除する。
ところで、各対をなす一方及び他方のフツク部
材70,70を操作するソレノイドプランジヤ7
9,79は互いに相対向して取付けられ、上記各
フツク部材70,70が互いに近接して取付けら
れるため、各連結板82,82は、各長片87,
87を相対向させるように取付けられ、上記フツ
ク部材70の回動操作機構をわずかのスペースに
コンパクトに取付けられる。
また、スライダ60上には、ソレノイドプラン
ジヤ79が作動してフツク部材70が作動状態に
あるか不作動状態にあるかを検出する検出機構が
設けられている。この検出機構は、一対の受光素
子及び発光素子を有するフオトインタラプタ92
と、このフオトインタラプタ92の受光素子及び
発光素子間に進入するシヤツタ板93とから構成
されている。上記シヤツタ板93は、フツク部材
70とソレノイドプランジヤ79とを連結する可
動部となる連結板82の嵌合ピン85を下面側に
垂下突設させた突片86上に植立されている。一
方、フオトインタラプタ92は、フオトインタラ
プタ取付け部94を連結板82上に臨むようにし
てスライダ60の連結杆58に基端部95を固定
して取付けられるホルダー96を介して取付けら
れる。このホルダー96のフオトインタラプタ取
付け部94には、2つのフオトインタラプタ9
2,92を嵌合配設し得るように2つのフオトイ
ンタラプタ嵌合部97,97が設けられている。
このフオトインタラプタ嵌合部97には、コ字状
のフオトインタラプタ92の発光素子取付部92
a及び受光素子取付部92bがそれぞれ嵌合する
嵌合孔97a,97bが穿設されている。そし
て、これら嵌合孔97a,97bに上記発光素子
及び受光素子取付部92a,92bを嵌合させ載
置片97c上に載置させるようにしてフオトイン
タラプタ92が嵌合配設される。このように取付
けられた2つのフオトインタラプタ92,92
は、互いに対向して取付けられる連結板82,8
2の各シヤツタ板93,93間に位置するように
配設され、一方のフオトインタラプタ92は、一
方の連結板82が作動したときこの連結板82に
設けたシヤツタ板93によつて発光素子からの光
が遮光されることにより、上記連結板82が作動
しこの連結板82に連結されたフツク部材70が
回動操作されたことを受光素子で検出し、他のフ
オトインタラプタ92は、他方の連結板82が作
動したときこの連結板82に設けたシヤツタ板9
3によつて発光素子からの光が遮光されることに
より、上記連結板82が作動してこの連結板82
に連結されたフツク部材70が回動操作されたこ
とを受光素子で検出するようにしている。
上述のような構成を有するデイスク収納ケース
1の保持手段としてのフツク部材70を設けたデ
イスク引出し機構32によるデイスク収納部31
に収納されたデイスク収納ケース1の引出し動作
から、この引出されたデイスク収納ケース1に収
納保持された光学デイスク3の演奏に至る動作を
説明する。ここで、図示しない操作部において、
一対のデイスク収納部31,31のいずれか一
方、例えば第10図中左側に位置するデイスク収
納部31を指定するとともに、このデイスク収納
部31に収納載置されたデイスク収納ケース1中
の特定番地にあるものを指定すると、各フツク部
材70を回動操作する4つのソレノイドプランジ
ヤ79がオンされ、対をなす各フツク部材70は
その間隔を拡開するように回動操作され、次いで
昇降駆動モータ51が駆動して搬送体44を昇降
ガイド軸47にガイドさせて昇降操作させ、この
搬送体44上に支持したスライダ60を上記指定
された番地のデイスク収納ケース1に対応する位
置まで移送する。ここでスライダ駆動モータ64
が正転駆動し、スライダ60を指定された左側の
一方のデイスク収納部31側へ移動させる。そし
て、上記スライダ60が移動し、このスライダ6
0に設けた一方の一対のフツク部材70,70先
端の係合爪72,72が、デイスク収納ケース1
の係合凹部7,7の対向する位置へ至ると、搬送
体44上に設けられたスライダ位置検出用の第1
の検出スイツチ101が上記スライダ60の一方
の支持杆59の第10図中左方側に設けられた第
1の操作片102で操作され、上記スライダ60
が左側のデイスク収納部31側である第1の位置
へ至つたことを検出する検出信号を出力し、上記
スライダ駆動モータ64の駆動を停止させる。そ
して、スライダ60は、上記一対のフツク部材7
0,70を指定されたデイスク収納ケース1の係
合凹部7,7に対向させた位置で停止させられ
る。ここで、スライダ60の左方側に位置する一
方の対をなすフツク部材70,70のソレノイド
プランジヤ79,79がオフされ、これらフツク
部材70,70先端の係合爪72,72がデイス
ク収納ケース1の係合凹部7,7に係合する。こ
のようにフツク部材70,70でデイスク収納ケ
ース1を保持すると、スライダ駆動モータ64が
逆転駆動され、他方のデイスク収納部31側であ
る第10図中右方へスライドし、上記デイスク収
納ケース1を一方のデイスク収納部31から引出
す。このデイスク収納ケース1は、上述の如く引
出されたとき両側の案内溝24,24を搬送体4
4上に設けられた一対のガイドレール103,1
03に係合し、このガイドレール103,103
にガイドされて上記スライダ60とともに搬送体
44上をスライドする。そして、上記スライダ6
0は第15図に示すように引出された上記デイス
ク収納ケース1に収納保持された光学デイスク3
のセンター穴3aがプレーヤ部のスピンドル軸4
2の軸心に一致する一対のデイスク収納部31,
31間の中央位置に一致する第2の位置へ移動さ
れる。このスライダ60が上記第2の位置へ移動
されると、このスライダ60の一方の支持片59
の第10図中右方側に設けた第2の操作片105
で搬送体44上に設けられたスライダ位置検出用
の第2の検出スイツチ106が操作され、この第
2の検出スイツチ106からスライダ検出出力が
出力される。このスライダ検出出力が出力される
とスライダ駆動モータ64の駆動が停止され、ス
ライダ60は第15図に示す如く上記第2の位置
で停止される。
ところで、上述の如くスライダ60が第2の位
置へ至つた状態において、一方の対をなすフツク
部材70,70と対向する他方の対をなすフツク
部材70,70は、上記一方のデイスク収納部3
1と対向する他方のデイスク収納部31に収納載
置されたデイスク収納ケース1の係合凹部7,7
に係合爪72,72を対向させた状態となつてい
る。
上述のように、一対の対をなすフツク部材7
0,70でデイスク収納ケース1を保持し、この
デイスク収納ケース1をスライダ60が引出した
所で、昇降駆動モータ51が正転方向に駆動さ
れ、搬送体44をプレーヤ部33側の下方側へ降
下させる。
ところで、搬送体44を昇降ガイド軸47に支
持する支持ブロツク46には、第16図に示すよ
うにチヤツキングアーム取付金具110が取付け
られ、このチヤツキングアーム取付金具110を
介してチヤツキングアーム111が取付けられて
いる。このチヤツキングアーム111は、先端側
に配設したデイスクチヤツク部112を搬送体4
4上に設けたスライダ60と対向させるようにし
て、枢軸113を介して支持されるとともに、上
記支持ブロツク46に一端を係止させた引張りコ
イルスプリング114の他端が上記枢軸113か
ら後方の基端部側に係止されて上記スライダ60
から離間する方向に回動付勢されて取付けられて
いる。すなわち、チヤツキングアーム111は、
スライダ60によりデイスク収納ケース1の引出
し操作を阻害しないように位置されている。ま
た、チヤツキングアーム111の基端部には、搬
送体44がプレーヤ部33側位置まで降下された
とき、装置本体を構成する基台35に取付けられ
た押圧カム部115と係合する圧接ローラ116
が設けられている。
そして、デイスク収納ケース60を引出したス
ライダ60が設けられた搬送体44が降下され、
この搬送体44がプレーヤ部33上に至ると上記
搬送体44のガイドレール103,103上に載
置されたデイスク収納ケース1の長穴部6にデイ
スクテーブル41が進入し、上記デイスク収納ケ
ース1内に収納保持された光学デイスク3がセン
ター穴3aをスピンドル軸42に嵌合してデイス
クテーブル41上に載置される。この状態から搬
送体44がさらに降下されると、デイスク収納ケ
ース1は光学デイスク3をデイスクテーブル41
上に残したままの状態で上記デイスクテーブル4
1下方位置まで搬送されて上記光学デイスク3か
ら分離される。また、光学デイスク3がデイスク
テーブル41上に載置される位置まで搬送体44
が降下されるようになると、第17図に示すよう
にチヤツキングアーム111は基端部に設けた圧
接ローラ116が外筐等の固定部に設けられた当
接部115に当接係合し降下方向への移動が規制
されて引張りコイルスプリング114の付勢力に
抗してデイスクテーブル41側へ回動操作され、
先端側に設けたデイスクチヤツク部112がデイ
スクテーブル41上に圧着しこのデイスクテーブ
ル41上に載置された光学デイスク3を挾着し、
この光学デイスク3をデイスクテーブル41と一
体に回転するようになす。なお、デイスクチヤツ
ク部112の取付け軸117と、この取付け軸1
17を摺動可能に支持する枢支部118間にはリ
ミツタスプリング119が配設され、デイスクチ
ヤツク部112の光学デイスク3への圧着力が常
に所定圧力となるようになされている。
上述の如く光学デイスク3がデイスク収納ケー
ス1から分離されデイスクテーブル41上にデイ
スクチヤツク部112で挾着される位置まで搬送
体44が降下されると、昇降ガイド軸47の基端
側位置に設けた搬送***置検出スイツチ121が
搬送体44の下端の押圧操作部122で操作さ
れ、搬送体44の降下位置検出出力が出力され
る。この検出出力が出力されると、昇降駆動モー
タ51が停止されるとともに、プレーヤ部33は
演奏状態となり、デイスクテーブル41が回転駆
動され光学デイスク3が回転操作されデイスク収
納ケース1の長穴部6を介して上記光学デイスク
3と対向配置された光学ピツクアツプ装置43が
上記光学デイスク3の内外周に亘つて移動し、こ
こに内蔵した半導レーザから発振されるレーザビ
ームにより上記光学デイスク3に記録された楽音
信号等の読み取りを行ない演奏が行なわれる。
そして、上記光学デイスク3の演奏が終了し、
又はプレーヤ部33を停止させるスイツチが操作
されると、デイスクテーブル41の回転が停止さ
れると同時に昇降駆動モータ51が逆転駆動され
搬送体44が上昇し、上記デイスクテーブル41
上に載置されていた光学デイスク3をデイスク収
納ケース1のデイスク収納凹部4内に収納保持さ
せる。このときチヤツキングアーム111は、圧
接ローラ116が押圧カム部115から離れ引張
りコイルスプリング114によつて回動されデイ
スクチヤツク部112をデイスクテーブル41か
ら離間させ光学デイスク3の挾着を解除する。上
述の如く光学デイスク3をデイスク収納ケース1
内に収納保持させた後、搬送体44はさらに上昇
され、上記デイスク収納ケース1が収納載置され
るデイスク収納部31の特定番地位置まで移動し
て停止する。この搬送体44が係止すると、スラ
イダ駆動モータ64が逆転駆動されスライダ60
は一方のデイスク収納部31側である第1の移動
するようになり、一方の対をなすフツク部材7
0,70で保持していたデイスク収納ケース1を
デイスク収納部31内に引込む。そして、スライ
ダ60に設けた第1の操作片102が第1の検出
スイツチ101を押圧操作し上記スライダ60が
第1の位置へ至つたことを検出すると、上記スラ
イダ駆動モータ64が停止されるとともに上記一
方の対をなすフツク部材70,70を回動操作す
る一対のソレノイドプランジヤ79,79がオン
され上記フツク部材70,70を回動操作させ上
記フツク部材70,70先端の係合爪72,72
をデイスク収納ケース1の係合凹部7,7から外
する。そしてフツク部材70,70によるデイス
ク収納ケース1の保持が解除されて、上記デイス
ク収納ケース1のデイスク収納部31への引込み
操作が完了する。
上述の動作説明では、対向する一対のデイスク
収納部31,31中の一方である第10図中左側
のものに収納載置されたデイスク収納ケース1を
選択して引出し、このデイスク収納ケース1に収
納保持された光学デイスク3を演奏する場合につ
いて説明したが、第10図中右側に位置する他方
のデイスク収納部31に収納載置されたデイスク
収納ケース1を選択し、これを引出しこのデイス
ク収納ケース1に収納保持された光学デイスク3
を演奏する場合も前述した場合と略同様の動作を
もつてデイスク収納ケース1の引出し搬送操作が
行なわれ、光学デイスク3のデイスクテーブル4
1上への装着がなされ、その後の演奏の終了した
光学デイスク3のデイスク収納ケース1への収納
保持が行なわれ、このデイスク収納ケース1のデ
イスク収納部31への引込み動作が行なわれる。
ところで、本考案にあつては、前述した如く多
数枚のデイスク収納ケース1中のいずれか1枚で
もデイスク収納部31に対し正しく収納載置され
ず、例えばデイスク収納部31から突出し各透孔
25が重なり合わず位置ずれを生じ、赤外線ラン
プ26からの赤外光が遮光されフオトデイテクタ
27による検出が行なわれない場合には、上記フ
オトデイテクタ27から動作遮断信号が出力さ
れ、上記デイスク引出し機構32及びデイスク搬
送機構の動作が一切停止される。
〔考案の効果〕
上述のように本考案は、デイスク収納ケースの
デイスク収納部への収納載置状態を検出して上記
デイスク収納ケースの引出し搬送を禁止すること
ができるので、デイスク及びこのデイスクを収納
保持したデイスク収納ケースの確実で安全な引出
し搬送が行なえ、デイスクの保護及びその他機構
部の保護を行なうことができる。
特に、本考案は、各デイスク収納部に収納載置
された一群のデイスク収納ケースの収納状態を一
の装置の内で一挙に検出することを可能となし、
上記デイスク収納部に収納載置された一群のデイ
スク収納ケースの上記デイスク収納部への収納状
態を正確に検出することを可能となす。従つて、
デイスクのプレーヤ部への迅速な搬送交換操作を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデイスク引出し機構が設
けられる光学デイスクの自動演奏装置を示す概略
外観斜視図であり、第2図はその正面図であり、
第3図はその平面図である。第4図は本発明装置
に用いられるデイスク収納ケースを示す斜視図で
あり、第5図は上記デイスク収納ケースの底面側
の斜視図であり、第6図はその断面図である。第
7図は上記自動演奏装置を構成するデイスク収納
部の部分正面図であり、第8図は発光素子及び受
光素子を設けた状態を示すデイスク収納部の斜視
図であり、第9図は上記デイスク収納部の平面断
面図であり、第10図は本発明によるデイスク引
出し機構部分を示す上記自動演奏装置の平面図で
あり、第11図は本発明によるデイスク引出し機
構を構成するスライダの駆動機構を示す側面図で
あり、第12図は上記スライダの分解斜視図であ
り、第13図はスライダの底面図であり、第14
図はフツク部材の作動検出機構部分を示す平面図
である。第15図は一方のデイスク収納部からデ
イスク収納ケースを引出した状態を示す平面図で
ある。第16図は搬送体に設けたチヤツキングア
ーム部分を示す側面図であり、第17図はデイス
クをターンデル上に挾着した状態を示す側面図で
ある。 1……デイスク収納ケース、2……収納ケース
本体、3……光学デイスク、7,7……係合凹
部、8,8……ロツクアーム、25……透孔、2
6……発光素子としての赤外線ランプ、27……
受光素子としてのフオトデイテクタ、31,31
……デイスク収納部、32……デイスク引出し機
構、33……デイスク搬送機構、44……搬送
体、60……スライダ、70,70……フツク部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面にデイスクが収納保持されるデイスク収納
    凹部を形成し両側にそれぞれ係合凹部を設けると
    ともに上下面に連通する切欠き又は透孔を穿設し
    た複数のデイスク収納ケースが多段状に収納載置
    された相対向して配置されてなる一対のデイスク
    収納部と、 上記デイスク収納部に収納配置された上記デイ
    スク収納ケースの切欠き又は透孔に対応する上下
    位置に設けられる発光素子と受光素子とを有する
    検出手段と、 一方のデイスク収納部側に移動された第1の位
    置と他方のデイスク収納部側に移動された第2の
    位置間に亘つて移動操作され、一方及び他方のデ
    イスク収納部に収納されたデイスク収納ケースそ
    れぞれの係合凹部に係合する電磁駆動手段によつ
    て移動操作される一対ずつのフツク部材が設けら
    れたデイスク引出し機構と、 上記デイスク引出し機構を昇降操作して上記デ
    イスク収納ケースをプレーヤ部に搬送するデイス
    ク搬送機構を備え、 上記デイスク引出し機構は第1の位置に移動さ
    れたとき一方の対をなすフツク部材が一方のデイ
    スク収納部に収納載置されたデイスク収納ケース
    の係合凹部に係合する状態におかれ、第2の位置
    に移動されたとき他方の対をなすフツク部材が他
    方のデイスク収納部に収納載置されたデイスク収
    納ケースの係合凹部に係合する状態におかれるよ
    うになされ、上記デイスク引出し機構が上記第1
    又は第2の位置にあつて上記いずれか一方の対を
    なすフツク部材がいずれか一方のデイスク収納部
    に収納載置されたデイスク収納ケースの係合凹部
    に係合し、他方の対をなすフツク部材が他方のデ
    イスク収納部に収納載置されたデイスク収納ケー
    スの係合凹部に対向した状態で、上記デイスク引
    出し機構が移動操作されて上記デイスク収納ケー
    スを引出し上記デイスク搬送機構により昇降制御
    されて上記デイスク収納ケースを上記プレーヤ部
    に搬送するようにしたものであつて、上記デイス
    ク収納部に収納載置されたデイスク収納ケースに
    よつて上記発光素子からの光路が遮断されたこと
    が上記検出手段により検出されたとき、この検出
    出力に基づいて上記デイスク引出し機構による上
    記デイスク収納ケースの引出し操作及び上記デイ
    スク搬送機構による上記デイスク収納ケースの搬
    送操作を禁止させてなるデイスク交換装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616871B2 (ja) * 1976-06-23 1981-04-18

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