JPH02273017A - 平形ケーブル布設構造体 - Google Patents

平形ケーブル布設構造体

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JPH02273017A
JPH02273017A JP1093882A JP9388289A JPH02273017A JP H02273017 A JPH02273017 A JP H02273017A JP 1093882 A JP1093882 A JP 1093882A JP 9388289 A JP9388289 A JP 9388289A JP H02273017 A JPH02273017 A JP H02273017A
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JP
Japan
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walls
vibration
flat cable
absorb
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP1093882A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Munemasa
宗政 義仁
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は平形ケーブル布設構造体に関する。
【従来の技術と発明が解決しようとする課題]近年、ビ
ルや住宅・工場等では、建物の大型化や高層化、あるい
は冷暖房設備の充実・各種OA機器の普及等に伴って、
電力需要が著しく増大している。しかして、丸形ケーブ
ルを使用すれば、電圧降下が問題となり、大型サイズの
ケーブルを使用せねばならない。そこで、電圧降下の少
ない平形ケーブルを使用する場合が多くなった。
従来の上記丸形ケーブルでは、曲げる方向に難易差が無
い(方向性が無い)ため、隣り合う2つの建物に渡って
丸形ケーブルを布設する場合に、単純にオフセットする
のみで、特別な問題は無かった。
ところが、導体の断面積が400 mm”以上の大サイ
ズの平形ケーブルが使用されるようになると、上述のよ
うな隣り合う建物に渡って布設した場合、横断面形状が
扁平な核子形ケーブルでは、曲げる方向に難易差があり
、地震等で2つの建物が(各々の固有振動数に伴って)
相対的に振動(変位)する時、該平形ケーブルに過大な
外力が作用するという問題ゐ(発生する。言い換えれば
、ある方向への相対的変位を、この平形ケーブルを直線
状に布設したのでは、吸収出来ず、平形ケーブル乃至そ
の連結部等が破壊するおそれが生ずる。
本発明の目的は、2つの建vA間に渡って布設される平
形ケーブルに於て、このような地震時等の振動を十分に
吸収して、破壊を有効に防止出来る平形ケーブル布設構
造体の提供にある。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は、壁面相互間に渡って布設された平形ケーブル
布設構造体であって、少(とも一方の壁面より、僅かな
距離だけ内部へ入った位置にて、平面的に見て約90°
だけ弯曲させて、振動吸収部を形成した。
また、壁面相互間に渡って布設された平形ケーブル布設
構造体であって、該壁面間に於て、平面的に見て7字形
乃至S字形に蛇行させた振動吸収部を形成した。
〔作 用〕
壁面より僅かに内方へ入った位置の振動吸収部に於て、
二壁面の相対的な上下、左右、又は、接近分離方向の振
動(変位)が吸収される。
また、7字形乃至S字形に蛇行させた二壁面間の振動吸
収部に於て、同様に、上下、左右、又は、接近分離方向
の振動(変位)を吸収できる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。
第1図に示す平面図に於て、2つの建物AとBに渡って
、平形ケーブル1が配設され、本発明に係る平形ケーブ
ル布設構造体とは、再建物A、  B等の対応する壁面
2.3相互間の近傍の平形ケーブル1の一部分を含む構
造であって、第1図中のY部に相当している。しかも、
一般にこの壁面2゜3は略平行であるが、場合によって
はハの字形に対面していてもよい。
第2図は第1図中の矢印C方向であってやや斜上方から
見た要部のみを示す斜視図であって、平形ケーブル布設
構造体を具体的に示している。即ち、第2図(及び第1
図)に於て明らかなように、平形ケーブル1,1は、一
方の壁面3より、僅かな距離だけ建物Bの内方へ入った
位置にて、平面的に見て約90°だけ弯曲させた第1の
ベンド部44を備え、該ベンド部4.4よりも内方位置
を再度逆方向に約90°だけ弯曲させて第2のベンド部
5.5を形成し、また、両壁面2.3間は直線状態に保
って橋絡ストレート部6.6を形成して、該橋絡ストレ
ート部6,6と、上記第2のベンド部5,5より内方の
ストレート部7,7とは平行に布設して成る。そして、
訃・・は平形ケーブル保持具であり、第1図のように適
宜間隔に配設される。ところで、建物Aでは、壁面2の
近傍に最外位置の保持具8を配置し、そこから先の橋絡
ストレート部6及び第1のベンド部4には保持具を省略
し、第2のベンド部5の近傍に於て、建物Bの最外位置
の保持具8を配設し、もって、両壁面2゜3間の橋絡ス
トレート部6及び第1のベンド部4の変形の自由度を確
保した構成である。上述のように、建物Bの内部に第1
のベンド部4を形成して振動吸収部15を構成する。(
その作用は第4図〜第6図で後述する。) 第3図に於て、平形ケーブル1の具体例を示し、並列に
設けた良導電性金属から成る複数本の導体9・・・と、
これを被覆する架橋ポリエチレン等から成る絶縁体と、
さらにその上から被覆したシース10と、から成り、全
体が横断面扁平長円形状である。また、第1図に破線で
示した部材は、ケーブルラック11であって、壁面2.
3の相対的変位(振動)を吸収するため、両壁面2.3
間では片持梁状に各壁面2.3から突設させ、又は、(
図示省略したが)変動吸収構造で連絡しておく。
しかして、第3図に於ては、平形ケーブルト・・は3本
を平行に配設した場合を示し、第1図と第2図では2本
の場合を示すが、平形ケーブルト・・の本数の増減は自
由である。そして、第3図に於て明らかな如く、平形ケ
ーブルト・・は、長辺部12゜12が対面するように、
かつ、円弧状の短辺部13゜13の一方がケーブルラッ
ク11の子桁14・・・上に載置されている。保持具8
は門形の両端部をこの子桁14にボルト等にて着脱自在
に固着して、平形ケーブル1を保持している。
ところで、第4図は通常状態の平形ケーブル布設構造体
を示しているが、地震時等には、例えば第5図の実線矢
印り、  Dのように壁面2,3が相互に接近する方向
へ振れる。このとき、実線で示すようにベンド部4.4
が変形して、両壁面23の接近の変位を吸収する。逆に
、破線矢印E。
E方向へ壁面2.3が振動すれば、平形ケーブル1.1
の第1のベンド部4.4は破線のように変形して、それ
を吸収する。このように、第1のベンド部4近傍の振動
吸収部15が有効に壁面2,3の矢印り、E方向の振動
(変位)を吸収するのである。
また、第6回に示す如く、建物の壁面2.3が矢印F、
Gのように振動(変位)した場合にも、振動吸収部15
は、実線と破線のように変形して、振動(変位)を有効
に吸収できる。
特に、第3図に示すように各平形ケーブルト・・は、横
断面に於て上下に縦長となるように配設されているため
、第5図や第6図に示す変形は比較的容易に行ないえる
また、地震時等に建物A、  Bは各々固有の振動で振
動するために上述のような相対的変位を発生するのであ
るが、場合によっては、建物A、Bの壁面2.3が相対
的に上下に振動することも考えられる。この上下振動の
場合には、ベンド部4゜4の近傍の捩れ変形によって、
有効に吸収できるのである(図示省略)、即ち、平形ケ
ーブルト・・を第3図のように横断面が上下方向縦長に
なるように配設すれば、ストレート状での上下の弯曲は
困難であるが、一部にベンド部4を有する振動吸収部1
5を形成することによって、比較的に小さな力で変形す
る涙れ変形に置換えることができる。
各平形ケーブルlの導体9・・・の総断面積が400+
wm”以上の大サイズケーブルの場合にも、第5図と第
6図に示した変形、及び、図示省略の捩れ変形によって
、振動(変位)を有効に吸収出来るのである。
次に、第7図〜第9図は他の実施例を示す、即ち、相互
に平行な壁面2,3間に渡って布設される平形ケーブル
布設構造体であって、両壁面2゜3間に於て、第1のベ
ンド部16と第2のベンド部17を有する2字形に蛇行
させた振動吸収部15を備えている。従って、壁面2,
3の内部はストレート状で良く、建物A、Bの外部に於
て、振動吸収部15が形成されている。
そして、第7図の通常状態から第8図に示すように両壁
面2,3が接近する矢印り、 D方向へ振動したとすれ
ば、振動吸収部15の2箇所のベンド部16.17が同
図に示すように変形して、これを吸収する。逆に、矢印
りと反対方向に振動すれば、ベンド部16.17が逆に
折曲がって吸収する(図示省略)。
また、第9図に示すように壁面2,3が矢印F。
Fのように平行に変位したときには、同図に示すように
、保持具8とベンド部16又は17間に於て弯曲して、
これを吸収する。矢印Fと逆に変位すれば、この弯曲が
逆方向となって、これを吸収する。
そして、(図示省略したが)壁面2,3が相互に上下に
振動したときには、保持具8とベンド部16又は17間
が捩れて、容易にその振動(変位)を吸収できる。
なお、第7図〜第9図に於て、ケーブルラック11を図
示省略したが、壁面2.3の相対的変位を吸収可能な構
造とすると共に、両壁面2.3間では、保持具8・・・
を使用しない。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、種々設計変
更自由であり、例えば、第1図に於て、建物A側に於て
も、(建物Bと同様に)第1のベンド部4及び第2のベ
ンド部5を形成して、両性物A、Bの内部に、振動吸収
部15.15を設けるも好ましいことがある。また、第
10図に示すように、(第7図の2字形に代えて)両壁
面2.3間に平面視S字形の振動吸収部を設けるも自由
である。
さらに保持具8の形状と構造は種々変更可能であって、
櫛形として複数本の平形ケーブルト・・の間隔を一定に
保持したり、逆に、本発明に係る布設構造体の近傍のも
のでは、振動や首振可能として、平形ケーブルト・・を
支持する構造とすることも好ましい、また、両壁面2.
3は建物に限らず、地上部でも地下部(ビットや洞道)
でも自由である。
さらに、同一建物に於て入隅として対面する壁面2.3
にも応用できる。
なお、図示の実施例では平形ケーブルト・・の間に間隔
を設けているが、これを接近させて相互に接触させて布
設するも、勿論、自由である。
〔発明の効果〕
本発明は上述の構成により、次のような著大な効果を奏
する。
■ 両壁面2,3間の前後、左右、上下のいずれの方向
の振動(変位)も、有効に吸収することが出来る。
■ この振動吸収によって、平形ケーブルへの過大張力
が作用するのを防止して、絶縁体やシースの損傷を防ぐ
ことが出来る。
■ 布設工事は、一般の曲がり部と同様に簡単に行ない
得る。
■ 地上部でも、ビットや洞道等の地下部でも、適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す簡略全体平面図、第2
図は要部斜視図、第3図は要部拡大斜視図、第4〜第6
図は作動説明用平面図、第7図〜第9図は他の実施例を
示し作動説明を兼ねた簡略平面図、第10図は変形例を
示す平面図である。 1・・・平形ケーブル、2.3・・・壁面、15・・・
振動吸収部、A、  B・・・建物。 特 許 出 願 人  三菱電線工業株式会社第1図 第4 図 第5 図 第6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、壁面相互間に渡って布設された平形ケーブル布設構
    造体であって、少くとも一方の壁面より、僅かな距離だ
    け内部へ入った位置にて、平面的に見て約90°だけ弯
    曲させて、振動吸収部を形成したことを特徴とする平形
    ケーブル布設構造体。 2、壁面相互間に渡って布設された平形ケーブル布設構
    造体であって、該壁面間に於て、平面的に見てZ字形乃
    至S字形に蛇行させた振動吸収部を形成したことを特徴
    とする平形ケーブル布設構造体。
JP1093882A 1989-04-13 1989-04-13 平形ケーブル布設構造体 Pending JPH02273017A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1093882A JPH02273017A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 平形ケーブル布設構造体

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JP1093882A JPH02273017A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 平形ケーブル布設構造体

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JPH02273017A true JPH02273017A (ja) 1990-11-07

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JP1093882A Pending JPH02273017A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 平形ケーブル布設構造体

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589510A (ja) * 1981-07-07 1983-01-19 株式会社東芝 配電盤装置
JPS63277414A (ja) * 1987-03-12 1988-11-15 Mitsubishi Cable Ind Ltd 平形ケーブル保持具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589510A (ja) * 1981-07-07 1983-01-19 株式会社東芝 配電盤装置
JPS63277414A (ja) * 1987-03-12 1988-11-15 Mitsubishi Cable Ind Ltd 平形ケーブル保持具

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