JPH0127386Y2 - - Google Patents

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JPH0127386Y2
JPH0127386Y2 JP19828383U JP19828383U JPH0127386Y2 JP H0127386 Y2 JPH0127386 Y2 JP H0127386Y2 JP 19828383 U JP19828383 U JP 19828383U JP 19828383 U JP19828383 U JP 19828383U JP H0127386 Y2 JPH0127386 Y2 JP H0127386Y2
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JP
Japan
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shape
bus duct
long
parts
flexible
Prior art date
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JP19828383U
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JPS60108132U (ja
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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ビルデイングや工場の配電線等とし
て用いられる長尺バスダクトに関するものであ
る。
(従来技術) 本出願人は、先に第1図及至第3図に示すよう
に複数条の平形の長尺絶縁導体1を並設し、これ
にその長手方向に間欠的に剛体函2を装着して、
長手方向に剛体部3と可撓部4とが交互に存在す
る型式の長尺バスダクト5を提案した。長尺絶縁
導体1は、平角導体よりなる長尺導体本体1Aの
外周に絶縁被覆1Bが被せられた構造になつてい
る。
このような長尺バスダクト5は、第1図に示す
ように折畳んだ状態で布設すべき建物6の下の階
に搬入し、建物6の各階の床7にあけられた床貫
通口8に沿つて立上げて一気に垂直布設を行うこ
とができる。また、このような長尺バスダクト5
は、可撓部4で曲げることにより蛇行形に折畳め
るので長尺でも運搬が可能になり、且つ布設状態
での接続部の数を減少させることができ、布設現
場での工事日数を短縮できる等の数々の利点があ
る。
ところで、このような長尺バスダクト5におい
ては、可撓部4に湾曲した曲げ加工部9を設け、
熱伸縮を吸収するエキスパンシヨンの役割をもた
せている。
しかしながらこのような曲げ加工部9は、熱伸
縮時にたるみ部分が長くなつたり短くなつたりし
て熱伸縮を吸収するときに、定められた形状を保
つて変形せず、異常な形になつて局部的に応力が
集中し、座屈等のおそれがある。
(考案の目的) 本考案は、曲げ加工部における長尺絶縁導体の
異常な変形を防止できる長尺バスダクトを提供す
るにある。
(考案の構成) 本考案は、並設された複数条の長尺絶縁導体の
長手方向に剛体函が間欠的に取付けられて剛体部
と可撓部が交互に形成され、前記各可撓部にはそ
れぞれ曲げ加工部が形成されている長尺バスダク
トにおいて、前記各曲げ加工部には曲げ形状が異
常な形に変形するのを防止する形状保持部材が配
置されていることを特徴とするものである。
このように形状保持部材が配設されていると、
熱伸縮時に曲げ加工部が異常な形に変形して応力
が集中するような事態の発生を防止できる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第4図乃至第6図は本考案の第1実施例
を示したものである。なお、第1図乃至第3図と
対応する部分には同一番号を付して示している。
本実施例の長尺バスダクト5においては、各可撓
部4には右ベンドと左ベンドの2つの曲げ加工部
9,9′がそれぞれ設けられている。これらの曲
げ加工部9,9′を有する各可撓部4を保護する
ように、各可撓部4には2つ割り構造の保護カバ
ー10,10′が両側の各剛体函2に跨がつて装
着されている。各保護カバー10,10′の向い
合せ端縁には、断面コ字状のフランジ部11,1
1′が形成され、剛体函2のフランジ部12,1
2′に嵌め合わされて図示しないボルト及びナツ
トで固定されている。各曲げ加工部9の凹部内に
は、この長尺バスダクト5の長手方向の中心線上
に整列するようにして円柱状の形状保持部材1
3,13′がそれぞれ配設され、一方の形状保持
部材13は保護カバー10に溶接部14で固定さ
れ、他方の形状保持部材13′は保護カバー1
0′に溶接部14′で固定されている。
このように長尺バスダクト5によれば、各長尺
絶縁導体1の曲げ加工部9,9′の熱収縮に伴う
異常な変形を各形状保持部材13,13′で防止
することができる。
第7図は本考案の第2実施例を示したものであ
る。本実施例の長尺バスダクト5においては、各
形状保持部材13,13′をそれぞれアーム15,
15′を介して保護カバー10′,10に支持させ
た例を示したものである。また、アーム15,1
5′の途中にはそれぞれスプリングを介在させて
おき、各形状保持部材13,13′に長尺絶縁導
体1から圧力が加わつた際に後退移動ができるよ
うにすることもできる。
なお、長尺絶縁導体1の横断面形状は図示のも
のに限定されるものではない。
また、各可撓部4の曲げ加工部9は実施例では
2個ずつ設けたが、1個ずつでもよく、或は右ベ
ンドと左ベンドを同数ずつ隣接可撓部間で長手方
向の中心線に対して左右対称になるように設けて
もよい。
更に、各可撓部に保護カバーが被せられていな
い場合には、形状保持部材は建物の壁等に支持さ
せればよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る長尺バスダク
トにおいては、各可撓部の曲げ加工部に形状保持
部材を配設したので、熱伸縮時に可撓部の長尺絶
縁導体が異常な状態に変形して応力が集中するよ
うな事態を回避でき、長尺バスダクトの安全性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の長尺バスダクトの垂直布設状態
の説明図、第2図及び第3図はこの長尺バスダク
トの可撓部と剛体部の各横断面図、第4図は本考
案に係る長尺バスダクトの第1実施例の可撓部の
縦断面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第
6図は本実施例で用いている保護カバーの一部破
断斜視図、第7図は本考案に係る長尺バスダクト
の第2実施例の可撓部の縦断面図である。 1……長尺絶縁導体、2……剛体函、3……剛
体部、4……可撓部、5……長尺バスダクト、9
……曲げ加工部、10,10′……保護カバー、
13,13′……形状保持部材、14,14′……
溶接部、15,15′……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並設された複数条の長尺絶縁導体の長手方向に
    剛体函が間欠的に取付けられて剛体部と可撓部が
    交互に形成され、前記各可撓部にはそれぞれ曲げ
    加工部が形成されている長尺バスダクトにおい
    て、前記各曲げ加工部には曲げ形状が異常な形に
    変形するのを防止する形状保持部材が配置されて
    いることを特徴とする長尺バスダクト。
JP19828383U 1983-12-23 1983-12-23 長尺バスダクト Granted JPS60108132U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828383U JPS60108132U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 長尺バスダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828383U JPS60108132U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 長尺バスダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60108132U JPS60108132U (ja) 1985-07-23
JPH0127386Y2 true JPH0127386Y2 (ja) 1989-08-16

Family

ID=31158823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19828383U Granted JPS60108132U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 長尺バスダクト

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JP (1) JPS60108132U (ja)

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JPS60108132U (ja) 1985-07-23

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