JPH0226878B2 - - Google Patents

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JPH0226878B2
JPH0226878B2 JP58237758A JP23775883A JPH0226878B2 JP H0226878 B2 JPH0226878 B2 JP H0226878B2 JP 58237758 A JP58237758 A JP 58237758A JP 23775883 A JP23775883 A JP 23775883A JP H0226878 B2 JPH0226878 B2 JP H0226878B2
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Japan
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nozzle
pattern
nozzles
basic
line
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JP58237758A
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JPS59111867A (ja
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Aren Andaason Deiin
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Hewlett Packard Japan Inc
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Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0226878B2 publication Critical patent/JPH0226878B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドツト・プリンタに関し、特に多様な
ライン幅のプリント又はベクトル・プロツトに適
したプリント・ヘツドに関する。ラスター出力
は、ピン・プリンタ(インパクト・プリンタ)、
サーマル・プリンタ、静電プリンタ、又はイン
ク・ジエツト・プリンタを用いて得ることができ
る。ピン・プリンタは動作音が高く、動作速度が
遅く又、機械的に摩耗し、故障しやすい。サーマ
ル・プリンタは特別な用紙を必要とし又、ドツト
特性が安定しない。静電プリンタは、非常に高価
なうえに、通常一色しか用いることしかできな
い。インク・ジエツト・プリンタは信頼性が低
く、加圧インク・システムを必要とし、かつかな
り低い解像度(1インチ(2.54cm)当り80〜100
ドツト程度)しか得られない。これら前述したプ
リント装置は種々の方向に動かす場合煩雑であつ
たり、又は低速度でしか移動できないものであ
る。これらのシステムはまた一般的に、プリン
ト・ヘツドを用紙の任意の点に位置付けすること
ができないので、ドツトを複数の点の2次元直交
グリツドの交点にのみプリントしている。
前記プロツタに関する問題点は、使用するペン
に起因している。プロツタ出力の特性は主として
線の質と密度によつて決定される。現在のフエル
ト・チツプ・プロツタ・ペンはこの点に関して2
つの問題がある。フエルト・チツプ・ペンは摩耗
するので、使用するに従つて線が徐々に太くなつ
てきてしまう。フエルト・チツプ・ペンは又、乾
燥するので、線の質は時間と共に低下する。この
問題を解決するためにカーバイト・チツプが使用
されていたが、特定のペン圧力を必要とし又、信
頼性がなく、使用するのが難しいものであつた。
他の観点からこれらの問題を解決するものとし
て、全く新しいローラー・ボール・ペンを用いる
ものがあり、ある程度は有望である。インク・ジ
エツト・ペンは、スタイラスが紙と接触しないと
いう点で有利であり、使用するに従つて摩耗する
ということがない。この様に、インク・ジエツ
ト・ペンも又これらの問題を解決するものとして
有望である。
一本のペンで多種の幅の線をプロツトできるこ
とが望ましい。通常、異なるライン幅を得る第1
の方法として異なる幅のペンと交換する方法があ
る。又、第2の方法として所望の幅となるまでパ
ターン上を繰返してトレースする方法がある。
前記第1の方法では、ペンを複数個必要とし、
かつペンを交換するためにプリント又はプロツ
ト・プロセスを中断しなければならない。前記第
2の方法では、パターンを複数回描くための余分
な時間を必要とするのみならず、ホスト・コンピ
ユータに再トレース・アルゴリズムを設定しなけ
ればならない。
本発明の実施例によれば、プリンタは水平又は
垂直のいずれの方向にもプリントできるものであ
り、種々の大きさ、ライン幅の文字をプリントで
き又、多様なライン幅でラスター・モード、ベク
トル・モードいずれでも使用できる。プリント・
ヘツドは、サーマル・インク・ジエツト・プリン
タ/プロツタのヘツドが最適である。というの
は、ドツトの高解像パターンを得ることができる
からである。従つてここで説明する実施例はイン
ク・ジエツト・プリント・ヘツドであり、ノズル
が形成されているノズル・プレートと、ノズルの
各々を介してインク滴を噴出する手段とを備えて
いる。本発明のノズルの配置形式(ノズル・パタ
ーン)は又、サーマル・プリンタ等の他システム
に適用することができる。一般的に、ノズルとイ
ンク滴を噴出する手段は、ジエネレータから適切
な距離に配置された記録媒体上に制御状態下でド
ツトを形成することができるドツト・ジエネレー
タと交換することができる。ドツト・ジエネレー
タはドツトを、インク・ジエツトの実施例として
図示したノズル・パターンに対応する記録媒体上
の点に噴出する。
図示したインク・ジエツト・プリント・ヘツド
は2次元グリツドの選択された点にインク・ジエ
ツト・ノズルを備えている。本発明は、水平又は
垂直方向いずれにも単一ラスター・スキヤンで、
プリント・ヘツドの幅までの文字をプリントする
ことができるプリント・ヘツドを提供することを
目的とする。この目的を達成するために、グリツ
ドの各列及び各行に少なくとも1個のノズルを備
えている。本発明は又、プリント・ヘツドを可能
な範囲で最大限移動可能とし、プリント又はプロ
ツトの場合すばやく頁の任意の点に移動可能なプ
リント・ヘツドを提供することを目的とする。こ
のためにプリント・ヘツドに対する接続線の数を
減少させると好適である。従つてグリツドの任意
の列には唯一のノズルが、そしてグリツドの任意
の行にも唯一のノズルが配置されていることが好
ましい。このために、ノズルの配置パターンは任
意の列又は行には1つのノズルしか配置されてい
ない基本ノズル・パターンで構成する。
この場合、次の2つの基本ノズル・パターンが
特に簡単な構成である。第1の基本ノズル・パタ
ーンは4つのノズルを平行四辺形に配置したノズ
ル・パターンであり、第2のものは、ほぼ六角形
に7つのノズルを配置したノズル・パターンであ
る。このノズル・パターンによつて、ノズルの直
径の1、2 1/2、及び4倍の太さの線を描くこと
ができる。任意の方向に一様な線を描けるよう
に、基本ノズル・パターンに加えて、各基本ノズ
ル・パターンを左右対称とするためにノズル直径
に対するノズル間隔をある範囲で変更することが
必要である。これによつて、均一な線質及びドツ
ト間隔で、任意の方向のラインを描くことができ
る。ノズルからのインク滴の噴出は、環状に収束
するように制御される。
以下、本発明の実施例を用いて詳細に説明す
る。
第3図に、多様なライン幅をラスタ又はベクト
ル・スキヤン・モードでプリント又はプロツトす
る場合に好適なプリント・ヘツド・ノズル・パタ
ーンが2次元直交グリツドと共に示されている。
各円はプリントされるドツトを表わし、円中心の
点はノズルの中心を表わしている。2次元グリツ
ドは、1辺が4ミル(約10.16×10-3cm)×4ミル
(約10.16×10-3cm)の30×30の正方形に分割され
ている。以下、y軸線方向の正方形の組を列と
し、x軸線方向の正方形組を行と呼ぶことにす
る。x軸方向(以下、水平方向とする)又はy軸
方向(以下、垂直方向とする)のいずれの方向に
も単一ラスタ・スキヤンで1/8インチ(約0.32cm)
文字をプリント可能とするために、各列及び各行
は少なくとも1つのノズルを備えている。プリン
ト又はプロツトの際プリント・ヘツドが急速に移
動できるように、各列及び各行には1つのノズル
を配置し、プリント・ヘツドに対する電気的接続
の数を減少させている。
第3図に示したノズル・パターンは第1A図、
第1B図、第2A図及び第2B図に示した小さい
基本ノズル・パターンで形成されている。これら
の基本ノズル・パターンのそれぞれが、各列及び
各行に単一のノズルを備えている。第1A図は、
ほぼ六角形に配置された7個の基本ノズル・パタ
ーンである。このノズル・パターンを以下、7ノ
ズル基本ノズル・パターンと呼ぶことにする。各
ノズルをグリツドの正方形の中心に位置づけする
ために、六角形パターンをある程度変形してあ
る。このパターンのノズルはそれぞれ点(0、
0)、(3、−1)、(1、−3)、(−2、−2)、
(−
3、1)、(−1、3)及び(2、2)に配置され
ている。但し座標は距離を4ミル(約10.16×
10-3cm)を単位として測定してある。
プリントされた各ドツトは直径がx軸及びy軸
方向とも8ミル(20.32×10-3cm)であるので、
各ドツトはその隣接する列のドツトとドツト直径
の1/2が重なる(例えば、行に平行な方向に於て、
この方向のドツトは、隣接するドツト間でそれぞ
れ直径の半分が重なる)。同様に、行上で隣接す
るドツトはそれぞれドツト直径の1/2が重なる。
この50%の重畳によりプリント・ヘツド出力が階
段状に見えないようになつている。水平ラスタ
ー・スキヤンに於て、各列のノズルは単一スキヤ
ンの1/8インチ(約0.32cm)文字のインク滴を噴
出するように制御されている。垂直ラスタ・スキ
ヤンに於て、各行のノズルは単一スキヤンの1/8
インチ(約0.32cm)文字のインク滴を噴出するよ
うに制御されている。連続水平スキヤンに於て、
上側のドツトの50%はその前のスキヤンの下側ド
ツトと重なる。同様の重畳が垂直スキヤンの場合
にも行なわれる。従つて、水平又は垂直方向いず
れの場合にも、ラスタ・スキヤンを複数回行なう
ことにより、1/8インチ(約0.32cm)以上の文字
を発生することができる。
第1B図に示した基本ノズル、パターンは前記
したものとは異なる7ノズル・パターンであり、
各列及び各行に1つのノズルが配置されている。
このパターンは第1A図で示したパターンをx軸
又はy軸に沿つて折返すことによつて得られる。
この様な対称形のパターンは共役パターンと呼ば
れるものであり、第1B図に示したノズル・パタ
ーンは共役7ノズル基本ノズル・パターンと呼ば
れる。
第1B図に示した基本ノズル・パターンはドツ
トは50%重畳してはいるが、全ての方向に対して
直線を描くことはできない。同図に於て、ノズル
110及び111の接線18とノズル112,1
13及び114の接線19は平行である。第1B
図に示したノズルを用いて線18及び19の方向
とほぼ同じ方向に直線を引いた場合、直線は描け
ない。この場合の線はその長さ方向に添つてギヤ
ツプが生じる。ライン18及び19の方向に添つ
てベクトル移動して線を描いた場合には、このギ
ヤツプはライン18及び19との直角方向の距離
と等しい幅となる。従つて、第1A図及び第1B
図に示した基本パターンはいずれも全ての方向に
直線を描く場合には用いることができない。しか
し、第1A図に示した基本パターンは、ドツトが
50%重畳するので、第1B図の基本パターンでは
使用することができなかつた方向の直線を描く場
合には用いることができる。実際問題としては、
第1A図の基本ノズル・パターンは、そのノズ
ル・パターンが少なくとも28%重畳していれば、
第1B図の基本ノズル・パターンでは用いること
のできなかつた全ての方向に対して直線を描くこ
とができる。この観点により、第3図に示したプ
リント・ヘツドはこれら2つの基本パターンを含
んだものである。
各行及び各列に1つのノズルを有する4つのノ
ズルを用いた基本ノズル・パターンを第2A図及
び第2B図に示した。第2B図の基本ノズル・パ
ターンは第2A図の基本ノズル・パターンをx軸
又はy軸で折り返すことによつて得ることができ
る。これら2つのパターンは共役基本ノズル・パ
ターンと呼ぶことができる。第2A図に示したノ
ズル・パターンは4ノズル基本ノズル・パターン
と呼ぶことができ、第2B図に示したパターンは
共役4ノズル基本ノズル・パターンと呼ぶことが
できる。第2A図の点線は、基本ノズル・パター
ンを用いてこの附近で直線を引こうとした場合、
ギヤツプが生じる方向を示している。第2B図に
示した基本ノズル・パターンは、隣接する列及び
行のドツトが互いに50%重畳するので、第2A図
に示したノズル・パターンで用いることができな
かつた全ての方向に対して直線を描くことができ
る。従つて、第3図のノズル・パターンは両方の
4ノズル基本ノズル・パターンを含んでいる。
第1B図に示した基本ノズル・パターンに於
て、各ノズルを接近させ、重畳する割合を線18
及び19間の直角方向の距離がなくなるまで十分
に増加させたとしても、まだノズル間にはわずか
に距離が残る。この様にして重畳する部分を増加
させることにより、7ノズル基本ノズル・パター
ンを全ての方向に対して一様な線が描けるように
することができる。この場合、ノズル・パターン
は2つの共役7ノズル基本ノズル・パターンのう
ち1つだけを含んでいればよい。しかし、このこ
とは第2A図及び第2B図に示した4ノズル基本
ノズル・パターンの場合には適用することができ
ない。というのは、隣接するドツトが接触するま
でノズルを接近させることはできない。したがつ
て、ドツト直径を増加するのみで、ベクトルの全
ての方向に対してギヤツプをなくさざるを得な
い。従つてドツト直径を増加させない場合には、
任意のノズル・パターンとしてこれら両方の4ノ
ズル基本・ノズル・パターンを使用しなければな
らない。
一般にnノズルを用い、各列及び各行に1つの
ノズルのみを配置する組み合わせはn!通りあ
る。しかし良好な線特性を得るためには、基本ノ
ズル・パターンは、ノズルが互いに隣接していな
ければならず(すなわち、任意のベクトル方向に
対してその長さ方向にギヤツプがあつてはならな
い)、方向を関数としてライン幅の変化が殆どな
いことが必要である。所定の方向に添つて結果的
に得られる線の幅は2つの直線の間隔に等しく、
プリント・ヘツドの移動方向と平行であり、ノズ
ル・パターンの外側と接線方向である(すなわ
ち、第1A図に於て、ベクトルVの方向の線11
5及び116)。これらの特性は円を描き、ライ
ン幅が角度と共に変化するか、任意のギヤツプが
得られる線の半径方向か円周方向かを観察するこ
とにより調べることができる。9ノズルのパター
ンの場合まで、上記した基本ノズル・パターンは
角度変化に伴うライン幅変化がわずかであり、共
役ノズル・パターン両方を用いることによりライ
ンをぬりつぶすことができる。角度に伴うライン
幅のわずかな変化は、これら4つのパターンの外
側ノズル(すなわち上述した線18及び19の様
な平行線に接触するノズル)がほぼ円形焦点(す
なわち円は外側ノズルを含むパターン円の各四辺
形を通過することにより描かれる)上に配置され
ているために生じる。
本発明に係る基本ノズル・パターンの他の特徴
は隣接する列にある2つのノズルでさらに隣接す
る行にもあるというものはない。このことによ
り、隣接するノズル間の間隔が、ノズル間の障壁
として作用するのに十分な余地を残し、ノズル間
の流体クロストークを減少させることができる。
この様な障壁が形成されていない場合は、ある1
つのノズルから噴出されるインク滴の加圧波及び
液体流が他のノズルから噴出されるインク滴に影
響を与えてしまう。この様に、上述した4及び7
ノズル基本ノズル・パターンは他の基本ノズル・
パターンを用いるよりも特に優れている。
第3図に示した、4及び7ノズル基本ノズル・
パターン及びこれらの共役ノズル・パターンを用
いた、ノズル・パターンは、任意の方向に、8ミ
ル(約20.32×10-3cm)、20ミル(約50.8×10-3
cm)、及び32ミル(約81.28×10-3cm)のライン幅
の線を描くことができる。8ミル(約20.32×
10-3cm)幅のラインはパターン中の30個のノズル
の内の任意の1つを用いて描くことができる。20
ミル(約50.8×10-3cm)のラインは4ノズル基本
ノズル・パターン及びその共役パターンを用いる
ことにより、32ミル(約81.28×10-3cm)のライ
ンは7ノズル基本ノズル・パターン及びその共役
ノズル・パターンを用いることにより描くことが
できる。第3図に示した6基本ノズル・パターン
は6!/4×6!/4通りの組み合わせがあるが、パタ ーンの各行及び各列に唯一のノズルを配置すると
いう要求を満たさなければならない。この点に於
て、6!/2通りの対角線上にノズルを配置する組 合わせが好適である。というのは、サーマル・イ
ンク滴ジエネレータに於て、これら対角線配置の
パターンはインク滴の噴出を制御するために必要
な結線パターンを簡素化することができるからで
ある。
垂直又は水平のいずれかの方向にラスタ・スキ
ヤン・モードで文字をプリントする場合、インク
滴は選択された画素の中央にのみ噴出される。ベ
クトル・モードでベクトル(すなわち、所定の方
向を有するライン)を描く場合、所定のノズルは
ある設定周波数で駆動され、ベクトルの長さに添
つて等間隔でインク滴を噴出する。これは、一般
的なインク滴噴出装置が、ラスタ・スキヤン・モ
ードで選択された画素の中央にインク滴を噴出す
ることにより、グラフのみしか描けないというこ
ととは対照的である。ベクトル・グラフ・モード
に於て、インク滴間の間隔をベクトルの長さ方向
に添つて均一にすることによつて、更に均一なラ
インを描くことができる。ベクトルに添つたドツ
ト間の距離は、噴出周波数をプリント・ヘツドの
移動速度に関連して調整することができる。一般
的な記録媒体の場合、インク滴間隔が7ミル(約
17.78×10-3cm)の時最良のラインが得られる。
ラインの縁をスムーズにするために付着するイン
クがある程度流れる様にしてあるので、ドツト間
をベクトルの長さに添つて12.5%重畳させること
によつて最良の均一性が得られる。間隔がせまい
場合には、付着するインク量が増加するため、一
般的な記録媒体の大部分でにじみが生じる。
7ノズル基本ノズル・パターンを用いて32ミル
(約81.28×10-3cm)ライン幅の線を発生させる場
合、ライン・セグメントの結果的な境界は、全て
のノズルを同時に作動させた場合には、不ぞろい
に見えてしまう。この欠点は第4図に示されてい
る様に、7ノズル基本ノズル・パターン41の全
てのノズルが水平方向のベクトルで同時に行動さ
れた場合、図に示したラインの左及び右側の境界
に回旋状の部分が生じる。
このライン・セグメント境界の不完全さを除去
するために、全部のノズルは同時に印字開始及び
終了しないように構成してある。第5図を用いて
隣接する列、行の、ベクトルの長さに添つた変位
の場合、50%重畳するノズルの7ノズル基本ノズ
ル・パターンの作動タイミングを説明する。図に
示したベクトル方向に向かつて、まずノズル52
が最初に駆動され、ノズル52の駆動の2サイク
ル後にノズル57がインク滴を噴出するよう駆動
され、ノズル52の駆動の3サイクル後にノズル
51がインク滴を噴出するように駆動され、ノズ
ル52の駆動の4サイクル後にノズル53がイン
ク滴を噴出するように駆動され、そしてノズル5
2の駆動の6サイクル後ノズル54〜56がイン
ク滴を噴出するように駆動される。図に於いてこ
れら先行するインク滴は点線の円で示してある。
例えば、円53′及び53″は、ノズル53がノズ
ル54〜56よりも2サイクル先行してインク滴
を噴出することを示している。任意の選択された
方向に於て、所定のノズルが他のノズルに先行し
又は遅れて駆動されるサイクル数は、円58が出
来るだけスムーズに形成されるように選択されて
いる。このことは、各ノズルを、その最初のイン
ク滴の中心が円59に出来るだけ近く噴出するよ
うに制御することにより達成することができる。
サーマル・インク滴ジエネレータに於て、イン
ク滴はノズルから同時には噴出されない。という
のは、駆動装置内の共通アース点よりエミツタの
抵抗に大電流スパイクが発生するからである。こ
れを避けるために、各ノズルはそのインク滴噴出
サイクルが他のノズルに対してわずかにオフセツ
トしてあるので、サーマル・インク噴出に於て
は、各ノズルが駆動されるタイミングは、他のノ
ズルに対して特定のノズルの噴出サイクルの相対
的オフセツトを考慮しなければならない。本発明
の実施例に於ては、これら噴出サイクル間の相対
的オフセツトは通常ライン・セグメント境界に影
響を与えないので、1つのノズルが他のノズルに
何噴出サイクル先行又は遅れて開始するかという
簡単な計算で簡素化し、無視することができる。
実施例に於ては、異なるノズルからの連続するイ
ンク滴の噴出間の相対的オフセツトは5マイクロ
セコンドであり、異なるノズルの噴出サイクル間
の最大オフセツトは150マイクロセコンドである。
これとは異なり、ベクトル・スキヤン時は、プリ
ント・ヘツド移動速度及びドツト間隔に於ける所
定のノズルからのインク滴噴出間の時間は833マ
イクロセコンドである。従つてオフセツトは無視
することができる程十分小さな値である。他の実
施例に於ても、特定のノズルが他のノズルに先行
又は遅れて開始する噴出サイクルの数を計算して
考慮しなければならない。これらの実施例に於
て、あるノズルが他のノズルに先行又は遅れて開
始する噴出サイクルの標準的数はそのまま使用で
きる。というのは各ノズルからの初期インク滴は
円59に出来るだけ近ければならないからであ
る。
丸まつた境界を形成するためのあるノズルの他
のノズルに対する駆動の遅延により、プリント・
ヘツドが所定のパターンを発生するために追従す
るパス(軌跡)が複雑になる。このことを第6図
に示した。線を点61から点62に、そして点6
3へと描くために、プリント・ヘツドは点61か
ら64、そして点65へ、最後に点63へと軌跡
を実際に追従しなければならない。点62から点
64へのオーバーシユートは、第4図及び第5図
に於て述べた様にプリント・ヘツドが点61から
点62へのライン・セグメントに対する丸まつた
境界を形成するのに最小限十分である。同様に、
点65から点62への行き過ぎは、点62に於け
る点62から点63へのライン・セグメントの丸
まつたライン・セグメント境界を発生するのに最
小限十分である。
上述した様に、第3図に示した共役基本ノズ
ル・パターン31及び36は、それぞれ全ての方
向に32ミル(約81.28×10-3cm)の幅のベクトル
を描くことはできない。これとは異なり、ある範
囲の方向に於ては、ノズル・パターン31を用い
ることができ、他の全ての方向に於てはノズル・
パターン36を用いることができる。ノズル・パ
ターン31からノズル・パターン36への切換え
は、ノズル・パターン31のノズルの噴出サイク
ルを中断し、プリント・ヘツドをノズル・パター
ン36の中央からノズル・パターン31の中央の
方向へと移動させ、ノズル・パターン36のノズ
ルの噴出サイクルを開始することにより実行する
ことができる。
ノズル・パターン31及び36で用いるそれぞ
れのベクトルの角位置を第7図に示した。この図
は、ベクトルのライン幅を、隣接する列及び隣接
する行のノズルが28%重畳する場合の方向を関数
としてプロツトしたものである。この重畳によ
り、ノズル・パターン31は0〜29度、61〜90
度、119〜151度、180〜209度、241〜270度、及び
299〜331度の方向のみで直線(すなわち、長さ方
向にギヤツプが生じないライン)を描くことがで
きる。同様に、ノズル・パターン36は残る方向
に於てのみ直線を描くことができる。従つて、32
ミル(約81.28×10-3cm)の幅のラインを描くた
めにノズル・パターン31及び36のうち適切な
ものを、描くべきベクトルの方向の範囲により、
選択する。これらの方向の範囲は又、28%以上の
重畳を行なうノズルの場合も使用できる。
同様にして、ベクトルの方向を0〜45度、90〜
135度、180〜225又は270〜315度に限定すること
により、ノズル・パターン32又は34のいずれ
かを用いて20ミル(約50.8×10-3cm)幅のベクト
ルを描くことができる。ノズル・パターン33又
は35は、全ての方向に対して20ミル(約50.8×
10-3cm)幅のラインを描くことができる。これら
の範囲に於てその終点でどのノズル・パターンを
使用するかを選択するかは任意であり、従つて、
例えばノズル・パターン31を選択した場合に
は、0及び29度の終点の両方でこのパターンを使
用できるが、どちらか一方の点のみで使用するか
又は両方の点とも使用しないかは任意である。4
ノズル基本ノズル・パターンの場合の終端の選択
に於ても同様の自由度がある。
ノズル・パターン32及び34が同一であるこ
とにより、いずれを用いて20ミル(約50.8×10-3
cm)幅のラインの所定のセグメントを描くかを選
択することができる。これらのパターンのそれぞ
れに対応してインク滴噴出部の消耗量を等しくす
るために、これらのパターンのそれぞれの使用量
を等しくすることが好ましい。それぞれの使用時
間を記憶することも含めノズル・パターンの使用
時間を等しくするために複雑なアルゴリズムを使
用しなければならないが、しかし、ノズル・パタ
ーン32及び34を用いる場合に許される価度範
囲内の方向を有する20ミル(約50.8×10-3cm)幅
のベクトルのセグメント(すなわち、全てのセグ
メントに対して同じ基本ノズル・パターンを用い
た連続ラインを描く場合)の時、これら2つを交
互に用いることにより簡単に実行することができ
る。同様の方法によつてパターン33及び35間
も等しくすることができる。更に各噴出部の使用
を等しくするために、8ミル(約20.32×10-3cm)
幅のベクトルを描くのに単一のノズルを用いる場
合は、使用するノズル順番に従つて変えて用いれ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
第1A,1B,2A,2B,3図は本発明のプ
リント・ヘツドのペン位置を示す図。第4,5,
6,7図は本発明のプリント・ヘツドの動作説明
図。 31〜36:ノズル:パターン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の(イ)及び(ロ)を備えたプリント・ヘツド。 (イ) 前記プリント・ヘツドの回転や並進をおこな
    うことなく第1の基本パターンを媒体上に形成
    する手段。該第1の基本パターンは第1の2次
    元直交グリツド上にそのドツトを有し、該ドツ
    トは実質的に正多角形板を近似するように、か
    つ該正多角形の対称軸が前記第1の2次元直交
    グリツドの直交軸と一致しないように配置して
    成る。 (ロ) 前記プリント・ヘツドの回転や並進をおこな
    うことなく第2の基本パターンを前記媒体上に
    形成する手段。該第2の基本パターンは、前記
    第1の2次元直交グリツドの直交軸と平行な直
    交軸を有する第2の2次元直交グリツド上に配
    置されたドツトから成り、前記第1の基本パタ
    ーンの共役パターンを並進したものである。 2 前記第1の基本パターンを成すドツトが前記
    第1の直交グリツドの(0、0)、(3、−1)、
    (1、−3)、(−2、−2)、(−3、1)、(−1

    3)及び(2、2)に配置され、前記第2の基本
    パターンを成すドツトが前記第2の直交グリツド
    の(0、0)、(3、1)、(1、3)、(−2、2)

    (−3、−1)、(−1、−3)及び(2、−2)に配
    置される特許請求の範囲第1項記載のプリント・
    ヘツド。 3 前記第1の基本パターンを成すドツトが前記
    第1の直交グリツドの(3、−1)、(−1、−3)、
    (−3、1)及び(1、3)に配置され、前記第
    2の基本パターンを成すドツトが前記第2の直交
    グリツドの(3、1)、(−1、3)、(−3、−1)
    及び(1、−3)に配置される特許請求の範囲第
    1項記載のプリント・ヘツド。
JP23775883A 1982-12-16 1983-12-16 プリント・ヘツド Granted JPS59111867A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05131676A (ja) * 1991-11-08 1993-05-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像走査記録装置
US5757400A (en) * 1996-02-01 1998-05-26 Spectra, Inc. High resolution matrix ink jet arrangement

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JPS5764563A (en) * 1980-10-07 1982-04-19 Fuji Xerox Co Ltd Ink particle jet apparatus of multi-nozzle ink jet printer

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