JPH0226803Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226803Y2 JPH0226803Y2 JP2944682U JP2944682U JPH0226803Y2 JP H0226803 Y2 JPH0226803 Y2 JP H0226803Y2 JP 2944682 U JP2944682 U JP 2944682U JP 2944682 U JP2944682 U JP 2944682U JP H0226803 Y2 JPH0226803 Y2 JP H0226803Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- peeled
- release sheet
- preliminary
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000002372 labelling Methods 0.000 claims description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Labeling Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、軽量のプラスチツクトレイ等のプラ
スチツク製の容器等の上又は下面に、ラベルを貼
着する装置に関するものである。
スチツク製の容器等の上又は下面に、ラベルを貼
着する装置に関するものである。
従来のラベル貼着装置は、第3図に示す如く、
ラベル101が仮着された剥離台紙102をその
先端にて折り返し、該剥離台紙102よりラベル
101を剥離する剥離プレート103を、ラベル
101が貼着される被貼着物104に対して、浅
い角度で設けていた。ところが、被貼着物104
にラベル101の先端を接着し、被貼着物104
を進めるとともに、剥離台紙102も順次進行さ
せてラベル101を剥離して被貼着物104側に
くり出し、被貼着物104にラベル101を貼着
せんとすれば、ラベル101の裏面の粘着剤10
5の粘着力により、進行方向とは逆方向への過大
な力がかかり、軽量な被貼着物104のばあいは
被貼着物104の進行が停止したりあるいは所定
の速度よりも遅くなるといつた不都合があつた。
ラベル101が仮着された剥離台紙102をその
先端にて折り返し、該剥離台紙102よりラベル
101を剥離する剥離プレート103を、ラベル
101が貼着される被貼着物104に対して、浅
い角度で設けていた。ところが、被貼着物104
にラベル101の先端を接着し、被貼着物104
を進めるとともに、剥離台紙102も順次進行さ
せてラベル101を剥離して被貼着物104側に
くり出し、被貼着物104にラベル101を貼着
せんとすれば、ラベル101の裏面の粘着剤10
5の粘着力により、進行方向とは逆方向への過大
な力がかかり、軽量な被貼着物104のばあいは
被貼着物104の進行が停止したりあるいは所定
の速度よりも遅くなるといつた不都合があつた。
而して、被貼着物104の所定位置にラベル1
01を貼着するために、剥離台紙102の進行速
度と被貼着物104の進行速度をほぼ同一とし
て、被貼着物104の進行速度にあわせてラベル
101をくり出すようにするか、あるいは被貼着
物104が逆方向に引つ張られないようにするた
めに、粘着剤105の粘着力を弱めて、被貼着物
104が停滞することがないようになしていた。
しかしながら、かかる条件を満たさず、速度が異
なつたり、粘着力が強すぎると上記のような諸欠
点が露呈することとなる。
01を貼着するために、剥離台紙102の進行速
度と被貼着物104の進行速度をほぼ同一とし
て、被貼着物104の進行速度にあわせてラベル
101をくり出すようにするか、あるいは被貼着
物104が逆方向に引つ張られないようにするた
めに、粘着剤105の粘着力を弱めて、被貼着物
104が停滞することがないようになしていた。
しかしながら、かかる条件を満たさず、速度が異
なつたり、粘着力が強すぎると上記のような諸欠
点が露呈することとなる。
そこで、本考案者は種々研究の結果、剥離シー
トからラベルを剥離する方向が相違すると、剥離
に要する力が相違することを見出した。すなわ
ち、剥離シートの長手方向にラベルを引き、ラベ
ルを引き剥すときに要する力よりも、剥離シート
の表面に対して直角方向に引き、ラベルを引き剥
すときに要する力の方が極めて小さいことを見出
したのである。
トからラベルを剥離する方向が相違すると、剥離
に要する力が相違することを見出した。すなわ
ち、剥離シートの長手方向にラベルを引き、ラベ
ルを引き剥すときに要する力よりも、剥離シート
の表面に対して直角方向に引き、ラベルを引き剥
すときに要する力の方が極めて小さいことを見出
したのである。
本考案はかかる事情の下になされたもので、被
貼着物の進行速度と剥離台紙の進行速度との相関
関係にかかわらず、被貼着物の正確な位置にラベ
ルを貼着することができ、被貼着物に所定の速度
で能率的にラベルを貼着することができるラベル
貼付装置を提供せんとするものである。
貼着物の進行速度と剥離台紙の進行速度との相関
関係にかかわらず、被貼着物の正確な位置にラベ
ルを貼着することができ、被貼着物に所定の速度
で能率的にラベルを貼着することができるラベル
貼付装置を提供せんとするものである。
以下、本考案を図面に示した実施例に従つて詳
細に説明する。
細に説明する。
1は、無端環状の搬送コンベヤであり、その上
に軽量のプラスチツクトレイ等の被貼着体Aが載
置されて搬送される。
に軽量のプラスチツクトレイ等の被貼着体Aが載
置されて搬送される。
2は、該被貼着体Aに貼着されるラベルであ
り、その裏面には感圧型接着剤等を塗布してなる
粘着剤層3が形成され、該粘着剤層3において可
撓性に富む剥離シート4に仮着され、ラベル2の
連続体が形成されている。
り、その裏面には感圧型接着剤等を塗布してなる
粘着剤層3が形成され、該粘着剤層3において可
撓性に富む剥離シート4に仮着され、ラベル2の
連続体が形成されている。
そして、かかる剥離シート4に仮着されたラベ
ル2は、本ラベル剥離装置5により剥離シート4
から剥離されるのである。すなわち、剥離シート
4によつて支持されたラベル2は、本ラベル剥離
装置5における回転可能に固定された供給リール
6に捲重され、ガイドローラ7を経て、剥離プレ
ート8の前縁、そして捲き取りリール9へと供給
され送られる。このように、ラベル2を支持する
剥離シート4が、供給リール6から捲き取られて
移動する間において、第1図に示す如く、鋭角状
の剥離プレート8の前縁部を通過する際その経路
が突然変化せしめられ、剥離シート4は可撓性に
富むため剥離プレート8の前縁部で折曲され逆方
向へと移動して、捲き取りリール9に順次捲き取
られていくが、ラベル2が比較的剛直なる物質よ
りなるために、剥離シート4より引き剥されてそ
のまま直進するように形成されている。
ル2は、本ラベル剥離装置5により剥離シート4
から剥離されるのである。すなわち、剥離シート
4によつて支持されたラベル2は、本ラベル剥離
装置5における回転可能に固定された供給リール
6に捲重され、ガイドローラ7を経て、剥離プレ
ート8の前縁、そして捲き取りリール9へと供給
され送られる。このように、ラベル2を支持する
剥離シート4が、供給リール6から捲き取られて
移動する間において、第1図に示す如く、鋭角状
の剥離プレート8の前縁部を通過する際その経路
が突然変化せしめられ、剥離シート4は可撓性に
富むため剥離プレート8の前縁部で折曲され逆方
向へと移動して、捲き取りリール9に順次捲き取
られていくが、ラベル2が比較的剛直なる物質よ
りなるために、剥離シート4より引き剥されてそ
のまま直進するように形成されている。
かかるラベル2を剥離シート4より引き剥す剥
離プレート8は、第2図で示す如く、その先端が
鋭角状に形成され、該鋭角状の先端部10にて剥
離シート4が折り曲げられるが、ラベル2が仮着
された剥離シート4の裏面が摺接する面は、未剥
離面11と鈍角をなす予備剥離面12と、該予備
剥離面12と鋭角をなす剥離面13とから構成さ
れる。
離プレート8は、第2図で示す如く、その先端が
鋭角状に形成され、該鋭角状の先端部10にて剥
離シート4が折り曲げられるが、ラベル2が仮着
された剥離シート4の裏面が摺接する面は、未剥
離面11と鈍角をなす予備剥離面12と、該予備
剥離面12と鋭角をなす剥離面13とから構成さ
れる。
すなわち、該未剥離面11に摺接して、剥離シ
ート4に密着して送られてきたラベル2の最先端
が、未剥離面11と予備剥離面12との境の頂部
14にて剥離シート4が若干折れ曲り、一部分剥
離されるように未剥離面11と予備剥離面12と
が連続して形成されている。
ート4に密着して送られてきたラベル2の最先端
が、未剥離面11と予備剥離面12との境の頂部
14にて剥離シート4が若干折れ曲り、一部分剥
離されるように未剥離面11と予備剥離面12と
が連続して形成されている。
そして、若干その先端部が剥離されたラベル2
が仮着された剥離シート9の裏面が摺接する予備
剥離面12は、被貼着物Aの進行方向に対して、
垂直に近い深い角度(約75゜〜90゜)となるように
形成されている。
が仮着された剥離シート9の裏面が摺接する予備
剥離面12は、被貼着物Aの進行方向に対して、
垂直に近い深い角度(約75゜〜90゜)となるように
形成されている。
而して、被貼着物Aの進行方向に対して、略
80゜の角度をなして進行してきたラベル2は、剥
離プレート8の先端部10にて折り曲げられ逆方
向へと進行する剥離シート4より引き剥されて、
そのまま直進し、その先端が被貼着物Aの表面に
貼り付き、被貼着物Aの進行に伴つて剥離シート
4より徐々に引き剥されて、ラベル2は折り曲り
つつ被貼着物Aの表面に貼着されていく。
80゜の角度をなして進行してきたラベル2は、剥
離プレート8の先端部10にて折り曲げられ逆方
向へと進行する剥離シート4より引き剥されて、
そのまま直進し、その先端が被貼着物Aの表面に
貼り付き、被貼着物Aの進行に伴つて剥離シート
4より徐々に引き剥されて、ラベル2は折り曲り
つつ被貼着物Aの表面に貼着されていく。
この際、剥離シート4と直角成分の剥離力が大
きくなるように、剥離プレート8の予備剥離面1
2と被貼着物Aの進行方向とのなす角度を大きく
したため、剥離シート4の進行方向にラベル2を
引き、引剥するばあいに比して、剥離に要する力
が極めて小さい方向に引き剥されることとなり、
ラベルを引き剥す際に被貼着物の進行とは逆方向
に大きな荷重のかる従来品の諸欠点を除去するこ
とができることとなる。
きくなるように、剥離プレート8の予備剥離面1
2と被貼着物Aの進行方向とのなす角度を大きく
したため、剥離シート4の進行方向にラベル2を
引き、引剥するばあいに比して、剥離に要する力
が極めて小さい方向に引き剥されることとなり、
ラベルを引き剥す際に被貼着物の進行とは逆方向
に大きな荷重のかる従来品の諸欠点を除去するこ
とができることとなる。
本考案は上記のように構成されているため、ラ
ベルを被貼着物に貼着する際に、被貼着物が軽量
であつても剥離シート側に引き戻されたりするこ
ともなく、被貼着物がコンベヤベルト上を滑るこ
ともない。また、剥離シートの進行速度と被貼着
物の進行速度とが同一でなく、それぞれ異なつた
速度を選択でき、しかも所定の位置にラベルを貼
着することができることとなる。
ベルを被貼着物に貼着する際に、被貼着物が軽量
であつても剥離シート側に引き戻されたりするこ
ともなく、被貼着物がコンベヤベルト上を滑るこ
ともない。また、剥離シートの進行速度と被貼着
物の進行速度とが同一でなく、それぞれ異なつた
速度を選択でき、しかも所定の位置にラベルを貼
着することができることとなる。
したがつて、例えラベルの連続体の進行速度と
被貼着物の進行速度が所期の速度と誤差が生じた
り、不測の事態が発生しても正確な位置にラベル
を貼着することができる。
被貼着物の進行速度が所期の速度と誤差が生じた
り、不測の事態が発生しても正確な位置にラベル
を貼着することができる。
本考案は、上記のように極めて優れた効果を具
有するものである。
有するものである。
第1図は、本考案の一実施例の概略正面図であ
る。第2図は、その要部の図解図である。第3図
は、従来例の説明図である。 1……搬送コンベヤ、2……ラベル、3……粘
着剤層、4……剥離シート、5……ラベル剥離装
置、6……供給リール、7……ガイドローラ、8
……剥離プレート、9……捲き取りリール、10
……先端部、11……未剥離面、12……予備剥
離面、13……剥離面、14……頂部。
る。第2図は、その要部の図解図である。第3図
は、従来例の説明図である。 1……搬送コンベヤ、2……ラベル、3……粘
着剤層、4……剥離シート、5……ラベル剥離装
置、6……供給リール、7……ガイドローラ、8
……剥離プレート、9……捲き取りリール、10
……先端部、11……未剥離面、12……予備剥
離面、13……剥離面、14……頂部。
Claims (1)
- 剥離シートの主面に、その裏面に形成された粘
着剤層にてラベルが仮着されてなるラベルの連続
体を順次移動させ、その間において、剥離プレー
トにて剥離シートの移動経路を突然変化させて剥
離シートよりラベルを剥離し、剥離されたラベル
の端部近傍にて移動する被粘着物に剥離されたラ
ベルを貼付するラベル貼付装置において、剥離プ
レートは、ラベルが剥離されていない部分の剥離
シートと接する未剥離面と、前記未剥離面に連続
して形成された予備剥離面と、前記予備剥離面に
連続して形成されかつラベルが完全に剥離された
剥離シートと接する剥離面とを有し、前記予備剥
離面は前記未剥離面と鈍角をなすとともに前記剥
離面は予備剥離面と鋭角をなし、且つ、前記予備
剥離面が被貼着物の進行方向線分となす角度が大
きくなるように形成されたことを特徴とする、ラ
ベル貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2944682U JPS58133507U (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | ラベル貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2944682U JPS58133507U (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | ラベル貼付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58133507U JPS58133507U (ja) | 1983-09-08 |
JPH0226803Y2 true JPH0226803Y2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=30041235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2944682U Granted JPS58133507U (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | ラベル貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58133507U (ja) |
-
1982
- 1982-03-01 JP JP2944682U patent/JPS58133507U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58133507U (ja) | 1983-09-08 |
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