JPH02266854A - エンジンの始動・発電装置 - Google Patents

エンジンの始動・発電装置

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Publication number
JPH02266854A
JPH02266854A JP8520189A JP8520189A JPH02266854A JP H02266854 A JPH02266854 A JP H02266854A JP 8520189 A JP8520189 A JP 8520189A JP 8520189 A JP8520189 A JP 8520189A JP H02266854 A JPH02266854 A JP H02266854A
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JP
Japan
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engine
stator coil
power generation
substrate
drive circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8520189A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Shimane
嶋根 岩夫
Harumi Taketomi
春美 武富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02266854A publication Critical patent/JPH02266854A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は始動電動機と充電発電機とを一体化したエン
ジンの始動・発電装置に関する。
(従来の技術) 従来、エンジンの始動・発電装置は、特開昭62−26
8370号公報に記載されているように、回転子軸に永
久磁石を有する永久磁石回転子アセンブリを、ハウジン
グに多相(三相)固定子巻線を有する固定子アセンブリ
を設け、始動電動機として作動させる場合には固定子巻
線を半導体デバイスによって通電し、また、充電発電機
としての作動時には固定子巻線に生じる三相電流を整流
して取り出すものが知られている。そして、回転子本体
には軸方向側面に環状の凹部を形成し、また、ハウジン
グには凹部に対応させて円筒形壁を形成し、この円筒形
壁の内外両面に半導体デバイスを取り付け、これら半導
体デバイスをファンによって取り入れられた冷却空気で
冷却する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の始動・発電装置にあって
は、半導体デバイスと固定子巻線とがハウジング内の同
一空間内に配置されるため、半導体デバイスは固定子巻
線が発する熱の影響を避けられず、エンジンを停止直後
等に再起動する場合に半導体デバイスの温度が高くなり
やすいという問題がある。
また、上述のような始動・発電装置にあっては、固定子
アセンブリの三相固定子巻線に半導体デバイスによって
三相電流を通電するため、複数の半導体デバイスについ
て各端子を相互結線し、さらに、これらデバイスを三相
固定子巻線に結線しなければならず半導体デバイス廻り
の配線が錯綜し、組立作業性の低下等の不都合を招くと
いう問題がある。
本願のエンジンの始動・発電装置は上述の各問題点に鑑
みてなされたもので、第1の発明はエンジン始動時のス
テータコイル通電用の半導体素子の温度上昇を抑制する
ことを目的とし、また、第2の発明は半導体素子廻りの
配線を簡素化することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1の発明は、ハウジングにエンジンのクランク軸と動
力伝達可能に連結されたシャフトを回転自在に支持し、
該シャフトに回転界磁極を、前記ハウジングに三相に結
線されたステータコイルを固定するとともに、該ステー
タコイルに三相電流を通電してシャフトにエンジンの起
動トルクを生じさせる駆動回路と、エンジンの起動後に
クランク軸の回転で前記ステータコイルに生じる電力を
取り出す発電回路とを設けたエンジンの始動・発電装置
において、 前記駆動回路を熱伝導性材料から成る基板に半導体素子
を熱伝導可能に固設して構成するとともに、前記基板の
熱容量を前記半導体素子の所定時間における発熱量と対
応する値に設定したことが要旨であり、 また第2の発明は、ハウジングにエンジンのクランク軸
と動力伝達可能に連結されたシャフトを回転自在に支持
し、該シャフトに回転界5f1極を、前記ハウジングに
三相に結線されたステータコイルを固定するとともに、
該ステータコイルに三相電流を通電してシャフトにエン
ジンの起動トルクを生じさせる駆動回路と、エンジンの
起動後にクランク軸の回転で前記ステータコイルに生じ
る電力を取り出す発電回路とを設けたエンジンの始動・
発電装置において、 前記駆動回路と前記ステータコイルとの間に絶縁材料か
ら成る仕切部材を設けるとともに、前記駆動回路を導電
性材料から成る基板に半導体素子を一端子を電気的に導
通させて固設し、該半導体素子の一端子を前記基板を介
しバッテリまたは前記ステータコイルに接続し、 前記駆動回路の基板を前記仕切部材に支持することが要
旨である。
(作用) 第1の発明にかかるエンジンの始動・発電装置によれば
、半導体素子が基板に熱伝導可能に設けられ、基板が半
導体素子の発熱量と対応する熱容量を有する。このため
、エンジン始動時に通電される半導体素子が発する熱は
基板に吸収され、半導体素子の温度上昇を抑制できる。
また、第2の発明にかかるエンジンの始動・発電装置に
よれば、基板を介して半導体素子の一端子を結線するた
め、半導体素子廻りの配線を簡素化できる。そして、仕
切部材はステータコイルと駆動回路との間に仕切部材が
介在するため、ステータコイルと駆動回路との相互の熱
干渉も防止できる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図から第6図はこの発明の一実施例にかかるエンジ
ンの始動・発電装置を表し、第1図がエンジンからの動
力伝達機構とともに示す全体断面図、第2図が要部拡大
断面図、第3図が第2図のlTl−l11矢視断面図、
第4図が第2図のrV−rV矢視断面図、第5図(a)
が主要部品の平面図、第5図(b)が第5図(a)のV
−V矢視断面図、第6図が一部の回路図である。
第1図において、Eはエンジン、Tは遊星歯車式の変速
装置、Sは始動電動機と充電発電機とを一体化した始動
発電機(以下、スタッグと称す)であり、エンジンEの
クランク軸11は端部にフランジ継手11aがスプライ
ン等で設けられフランジ継手11aを介して変速装置T
に連結されている。フランジ継手11aは外周部がボー
ルベアリング12でエンジンEのクランクケース等に支
持されている。
変速装置Tは、エンジンE外壁に固定されたハウジング
13内に、周知のサンギア14、プラネタリギア15、
キャリヤ17およびリングギヤ16を有する1組の遊星
歯車機構Pが収容され、この遊星歯車機構Pのリングギ
ヤ16がハウジング13に設けられた電磁クラッチ18
で拘束、解放されて変速作動する。遊星歯車機構Pは、
サンギア14が出力軸19に一体に形成され、キャリヤ
17がゴム等の弾性材から成るブツシュ20を介して前
述のフランジ継手11aに接続され、出力軸19とキャ
リヤ17との間にクランク軸11から出力軸19への動
力伝達のみを許容するワンウェイクラッチ21が介設さ
れ、リングギヤ16に回転方向に一定間隔で複数の係止
孔(図示せず)が形成されている0図中明示しないが、
電磁クラッチ18は、ハウジング13に係止爪をスプリ
ングでリングギヤ16の係止孔から離間する方向に付勢
して揺動自在に支持し、エンジン起動時においてイグニ
ッションキーの操作に応じ係止爪をソレノイドで付勢し
て係止孔に係止させる。出力軸19にはハウジング13
外に突出した端部にクランクプーリ22が固設され、こ
のクランクプーリ22とスタッグSのシャフト23に設
けられたプーリ24との間にベルト25が動力伝達可能
にに掛装されている。この変速装置Tは、エンジン起動
時等にリングギヤ16を電磁クラッチ18で拘束し、ス
タッグSの動力を減速してクランク軸11に伝達する。
スタッグSは、2つの半休27.28を接合して成るハ
ウジング26がエンジンEの上部に取り付けられ、この
ハウジング26にシャフト23が回転自在に支持されて
いる。半休27.28はそれぞれが円筒壁27a、28
aと端壁27b。
28bとを有する略有底円筒状を成し、これら半休27
.28は開口を接合されて機構室29を画成している。
半体28には端壁28bに軸受孔32aおよび通気孔3
3aが、円筒壁28aに後述するステータコイルの左側
部と近接して開放穴34aが形成され、また、半体27
には端壁27bに軸受孔32bと外気孔33bとが、円
筒壁27aに後述するステータコイルの右側部と近接し
て開放穴34bが形成されている。半休28の通気孔3
3aは端壁28bを貫通して後述する冷却風路に機構室
29とを連通し、各半休28゜27の軸受孔32a、3
2bにはシャフト23がボールベアリングを介して回転
自在支持されている。
シャフト23は、半体28の端壁28bから突出した図
中左端部に回転方向に多数極を有する永久磁石35が固
設され、また、半体2フの端壁27bから突出した図中
右端に前述のプーリ24が固設され、機構室29内の中
間部分にロータ36が固設されている。ロータ36は、
2つのヨーク半休36a、36bをシャフト23に固定
し、これらヨーク半休36a、36bでフィールドコイ
ル37を抱持して構成されている。ヨーク半休36a、
36bは、対向する端部が互いにくし状に組み合い、外
周部にフィールドコイル37の励磁によって多数の磁極
が周方向に交互に発生する。これらヨーク半体36a、
36bには軸方向両側にそれぞれ冷却用のファン38a
、38bが取り付けられている。フィールドコイル37
は、図中右方でシャフト23に設けられたスリップリン
グ39に結線され、このスリップリング39に接触する
ブラシ41を介して機構室29の右側に配置されたボル
テージレギュレータ40と接続されている。周知のよう
にボルテージレギュレータ40は、フィールドコイル3
7に流れる界磁電流を制御する。
ハウジング26には、機構室29の内壁にロータ36の
外方でステータ42が固設されている。
ステータ42は、ハウジング26内壁に固定された環状
のヨーク43に周方向に交互に複数の始動用コイル44
と発電用コイル44(図中明示されず、始動用コイルと
同一番号を付す)とをそれぞれ分布巻して成り、始動用
コイル44および発電用コイル44がそれぞれスター結
線されている。
始動用コイル44は後述する駆動回路に結線され、発電
用コイル44は機構室29の図中右側部に配置された整
流回路45に結線されている。整流回路45は、周知の
ダイオードから成る全波整流回路等が用いられ、図示し
ないリレーを介してバッテリに接続されている。このリ
レーは、イブニラシンキーのスタート位置への操作等に
応動するコンタクタを有し、始動用コイル44の通電時
に整流回路45をバッテリから遮絶する。
また、ハウジング26には、半体28に端壁28bの図
中左側面に2つの部材を接合して成る略円筒状のケース
30が固設されている。ケース30は、端壁28b側の
図中左側部が全面を開口して端壁28bとの間に回路室
31を画成し、図中左側部に取付穴30aと複数の外気
孔30bとが形成されている0回路室31内には、ケー
ス30と同軸的に略円筒状の筒部材46が配置され、こ
の筒部材46の外側に6つのパワーモジュール471,
422,473,474.4711.476  (以下
、必要に応じ添字の無い番号で代表する)が配置されて
いる。筒部材46は、大筒部46aと小筒部46bとを
仕切壁46cで隔別して成り、小筒部46bの図中右端
開口が半体28の軸受32aの外縁部に接合されてシャ
フト23の左端部を包囲し、大筒部46aの図中左端開
口が取付穴30aで開放されいる。この筒部材46には
、大筒部46a内に制御回路48が収容され、小筒部4
6bの内壁に前述の永久磁石35に近接してホール素子
49が固設されている。ホール素子49は、仕切壁46
cを貫通するハーネスで制御回路48と結線され、永久
磁石35によりシャフト23の回転位置を検出して検知
信号を出力する。制御回路48はマイコンから成るコン
トローラ、前述の電磁クラッチ18を駆動する駆動回路
および始動コイル44への通電を電磁クラッチ18への
通電よりも遅延させるための遅延回路等を有する。この
制御回路48は、各パワーモジュール47およびイグニ
ションキースイッチ等に接続され、エンジン起動時にお
いてホイール素子49が出力する検知信号に基づき始動
コイル44に通電する電流の位相を決定して駆動信号を
パワーモジュール47に出力する。
パワーモジュール47は、回路室31内に筒部材46の
外側で同心状に配置され、軸方向両端をそれぞれ略環状
の保持部材(仕切部材)50゜51に固定されている。
yM2図に詳示するように、図中右方の保持部材50は
、ベークライト等の絶縁材料から成る環状板50a、5
0bを接合して成り、半体28の端壁28bに固定され
ている。同様に、図中左方の保持部材51は、絶縁材料
から環状板51a、51bを接合して成り、ケース30
の図中左端内壁に固定されている。保持部材51には環
状板51a、51b間に後述するバスパー52が挟着さ
れ、また、保持部材50には環状板50a、50b間に
後述する3つのバスパー53.54.55が挟着されて
いる。パワーモジュール47は、比較的厚みの大きい略
板状のケーシング56に8個のPMOS−FETのペア
チップ(以下、FETと略記する)57を設けて構成さ
れている。ケーシング56は、アルミニウム等の伝導性
および熱伝導性に秀れた材料から成り、8個のFET5
7の所定時間における発熱量に対応した熱容量を有する
。このケーシング56は径方向に直交かつ軸方向に延在
して軸方向両端部が前述の保持部材50.51に固定さ
れ、6つのバク−モジュール47のケーシング56が全
体として六角筒状に配置されている。なお、58a、5
8bは位置合せ用のノックビンである。これらケーシン
グ56は、径方向内方の面に複数の冷却フィン60が形
成され、また、内方の面が前述の筒部材46との間で軸
方向に延在する冷却風路59を画成し、この冷却風路5
9内に冷却フィン60が突出している。冷却風路59は
、図中左端が外気孔30bから外部に開放され、図中右
端が通気孔33aを介し機構室29に開口している。冷
却フィン60は、第3図に示すように、略中心に向かっ
て平行かつ階段状に突出し、軸方向に延在している。
また、ケーシング56は、第5図(a)、(b)に示す
ように、径方向外方の面に上述の8個のFET57が4
個を1列として2列に固定され、これら列間に帯状電極
61が、各列の外側に抵抗を内蔵した帯状電極82a、
62bがFET57列と平行に配置されている。FET
5フは、ケーシング56との接合面にドレイン電極が形
成され、このドレイン電極にニッケル等のメツキが施さ
れてケーシング56と電導かつ熱伝導可能にハンダ等で
固定されている。これらFET57は、それぞれ、ソー
ス電極が帯状電極61に、FET列に応じて帯状電極6
2a、62bに結線され、全体として並列に接続されて
いる。帯状電極61はケーシング56上に絶縁シート6
3を介して固定され、同様に、帯状電極62a、62b
もケーシング56上に絶縁シート64a、64bを介し
て固定さている。このケーシング56は径方向外方部が
エポキシ等の合成樹脂から蓋体65で閉止され、内部に
シリコンゲル66が封入されている。
上述の6つのパワーモジュール47は、第6図に示すよ
うにステータ42の始動用コイル44と接続され、この
始動用コイル44に三相電流を通電する駆動回路67を
構成する。第3図、第4図および第6図に明らかなよう
に、3つのパワーモジュール47..472.47sは
、FET57のドレインすなわちケーシング56の右端
が前述の保持部材51に挟持された円弧状のバスパー5
2に並列に接続されてバスパー52を介しバッテリと接
続され、FET57のソースすなわち帯状電極61の左
端がそれぞれ保持部材50に挟持されたバスパー53.
54.55を介してパワーモジュール474,475.
476のドレインすなわちケーシング56の左端部に接
続され、FET57のゲートすなわち帯状電極62a、
62bが図示しないハーネス等で制御回路48に接続さ
れている。また、3つのパワーモジュール474゜47
5.476は、ドレインすなわちケーシング56の右端
部がそれぞれ保持部材51を貫通するバスパー6F3(
図では1つのみを示す)で始動用コイル44の3コの端
子に接続され、ソースがそれぞれバスパー69(図中、
1つのみが明示される)で半休28の左端部に接続され
て半休28を介し接地され、ゲートが制御回路48に接
続されている。バスパー69は、第2図に明示するよう
に、パワーモジュール47の径方向外方で軸方向に延在
して中間部分に屈曲部69aが形成され、この屈曲部6
9aが蓋体65に当接して蓋体65を保持している。
次に、実施例の作用を説明する。
スタッグSは、フィールドコイル37がバッテリとボル
テージレギュレータ40を介し接続されて通電し、エン
ジン起動時においてステータ42の始動用コイル44が
三相電流を通電された場合に始動電動機として、また、
エンジン起動後においてステータ42の整流回路45が
リレーでバッテリに接続されると発電用コイル44で発
電する充電発電機として機能する。
そして、エンジン起動時においては、イグニッションキ
ーのスタート位置への操作で変速装置Tの電磁クラッチ
18を通電し、この電磁クラッチ18への通電開始後所
定時間が経過した時に始動用コイル44への通電を開始
する。したがって、変速装置Tは電磁クラッチ18の係
止爪がリングギヤ16の係止穴に陥入してリングギヤ1
6を拘束し、この後にスタッグSが始動電動機として駆
動し、スタッグSの出力が変速装置Tにより減速されて
エンジンEのクランク軸11に伝達され、エンジンEは
スタッグSにより起動される。ここで、このエンジン起
動時において、駆動回路67はFET57のスイッチン
グ作用により始動用コイル44に三相電流を通電して通
電期間中においてFET57が発熱するが、このFET
57が発する熱はケーシング56に吸収されるため、F
ET57の温度上昇が抑制される。
次に、ニシジンEが起動されると、変速装置Tは電磁ク
ラッチ18への通電が停止されてリングギヤ16が解放
され、また、スタッグSは始動用コイル44への通電が
停止されて整流回路45がバッテリに接続される。この
ため、スタッグSは、変速装置Tを介してエンジンEに
より駆動されて発電し、発電用コイル44に発生する三
相電流を整流回路45で整流する。ここで、この発電時
においては、スタッグSはシャフト23と一体に冷却フ
ァン38a、38bが回転し、第1図中矢印で示すよう
に、冷却ファン38aにより冷却風が外気孔30bから
冷却風路59および通気孔33aを経て開放穴34aに
流れて各パワーモジュール47およびステータ42のコ
イル44の図中左側部が冷却され、また、冷却ファン3
8bにより冷却風が外気孔33bから機構室29を経て
開放穴34bに流れて整流回路45、ボルテージレギュ
レータ40およびステータ42のコイル44の図中右側
部が冷却される。したがって、パワーモジュール47お
よびステータ42のコイル44等を効果的に冷却できる
。さらに、ステータ42と各パワーモジュール47とは
保持部材51および端壁28bによって隔離されるため
相互に熱的に影響し合うことも無く、スタッグSの充電
発電機としての運転中にパワーモジュール47のFET
57の温度が上昇することを防止でき、エンジンを停止
直後に再始動する場合のFET57の温度を低くできる
一方、スタッグSは、各パワーモジュール47がFET
57のドレインをケーシング56に導電可能に直付けさ
れ、また、パワーモジュール47が同心状に配置される
ため、パワーモジュール47についての配線を簡素化で
き、さらに、パワーモジュール47間を接続するパスパ
ー52゜53.54.55の短縮と抵抗値の整合とが達
成できる。
なお、上述した実施例では、半体28が端壁28bを有
するが、本願発明は端壁28aを要することなく達成で
きることは言うまでも無い。
(発明の効果) 以上説明したように、第1の発明にかかるエンジンの始
動・発電装置によれば、始動用コイルに三相電流を通電
する駆動回路を所定の熱容量を有する基板に半導体素子
を熱伝導可能に取り付けて構成したため、エンジン起動
時に半導体素子が発する熱を基板に吸収でき、半導体素
子の温度上昇を抑制できる。
また、第2の発明にかかるエンジンの始動・発電装置に
よれば、駆動回路を導電性の基板に半導体素子を一端子
を導電可能に接続して構成するとともに、基板を駆動回
路とステータコイルとの間に介設した仕切部材に固定し
て該仕切部材を介し支持するため、駆動回路に付属する
配線を簡素化でき、また、駆動回路とステータコイルと
の相互の熱干渉を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本願発明の一実施例にかかるエンジ
ンの始動・発電装置を示し、第1図が全体図、第2図が
要部拡大断面図、第3図が第2図のIII −III矢
視断面図、第4図が第2図の■−rV矢視断面図、第5
図(a)が主要部品の平面図、第5図(b)が第5図(
a)のV−V矢視断面図、第6図が一部の回路図である
。 E・・・エンジン S・・・始動発電機(スタッグ) 26・・・ハウジング   29・・・機構室30b・
・φ外気孔    31・・・回路室33a・・・通気
孔    33b・・・外気孔34a、34b−−−開
放穴 36・・・ロータ 38a、38b−−−ファン 44・・・始動用コイル(発電用コイル)48・・・制
御回路 50.51・・・保持部材 6・・・チーシング ア・・・FET (半導体素子) 9・・・冷却風路    6o・・・冷却フィン7・・
・駆動回路 特許

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングにエンジンのクランク軸と動力伝達可
    能に連結されたシャフトを回転自在に支持し、該シャフ
    トに回転界磁極を、前記ハウジングに三相に結線された
    ステータコイルを固定するとともに、該ステータコイル
    に三相電流を通電してシャフトにエンジンの起動トルク
    を生じさせる駆動回路と、エンジンの起動後にクランク
    軸の回転で前記ステータコイルに生じる電力を取り出す
    発電回路とを設けたエンジンの始動・発電装置において
    、 前記駆動回路を熱伝導性材料から成る基板に半導体素子
    を熱伝導可能に固設して構成するとともに、前記基板の
    熱容量を前記半導体素子の所定時間における発熱量と対
    応する値に設定したことを特徴とするエンジンの始動・
    発電装置。
  2. (2)前記基板の一面に放熱フィンを形成して当該基板
    の一面で冷却風路を画成するとともに、前記シャフトに
    一体に回転して前記冷却風路中に冷却風を生じる冷却フ
    ァンを設けたことを特徴とするエンジンの始動・発電装
    置。
  3. (3)ハウジングにエンジンのクランク軸と動力伝達可
    能に連結されたシャフトを回転自在に支持し、該シャフ
    トに回転界磁極を、前記ハウジングに三相に結線された
    ステータコイルを固定するとともに、該ステータコイル
    に三相電流を通電してシャフトにエンジンの起動トルク
    を生じさせる駆動回路と、エンジンの起動後にクランク
    軸の回転で前記ステータコイルに生じる電力を取り出す
    発電回路とを設けたエンジンの始動・発電装置において
    、 前記駆動回路と前記ステータコイルとの間に絶縁材料か
    ら成る仕切部材を設けるとともに、前記駆動回路を導電
    性材料から成る基板に半導体素子を一端子を電気的に導
    通させて固設し、該半導体素子の一端子を前記基板を介
    しバッテリまたは前記ステータコイルに接続し、 前記駆動回路の基板を前記仕切部材に支持することを特
    徴とするエンジンの始動・発電装置。
  4. (4)前記仕切部材は前記駆動回路が収容された回路室
    と前記ステータコイルが収容された機構室とを隔別し、
    該機構室内に前記ステータコイルと接続された発電系電
    気回路を配置したことを特徴とする請求項3に記載のエ
    ンジンの始動・発電装置。
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