JPH02266843A - モータ装置 - Google Patents

モータ装置

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JPH02266843A
JPH02266843A JP1087716A JP8771689A JPH02266843A JP H02266843 A JPH02266843 A JP H02266843A JP 1087716 A JP1087716 A JP 1087716A JP 8771689 A JP8771689 A JP 8771689A JP H02266843 A JPH02266843 A JP H02266843A
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JP
Japan
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rotor
yoke
magnetic
magnet
seal
Prior art date
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JP1087716A
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English (en)
Inventor
Isamu Takehara
勇 竹原
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KUBOTA MICRO DAIN KK
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KUBOTA MICRO DAIN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばコンピュータの外部記憶装置として用
いられるハードディスク装置や光デイスク装置などに用
いられるモータ装置に関する。
(従来の技術) 一般に、ハードディスク装置では、装置内のクリーン度
がクラス100以下に保たれるのが必要条件になってい
る。
ところで、このハードディスク装置はディスクを回転駆
動するためのモータ装置を備えているが、このモータ装
置ではボールベアリング部分からグリースの蒸発粒子が
発生する問題があり、このモータ装置から出た蒸発粒子
がノ1−ドディスク装置内に流出すると、ディスクに対
して情報記録続出を行なうためのヘッドに至ってヘッド
クラブシュを起こしてしまう。
そこで、従来、例えば特公昭61−34771号公報に
記載されたディスクの駆動装置のように、磁性流体シー
ルによってモータ装置からの前記蒸発粒子の流出を防止
するようにした構造が採られている。
そして、この磁性流体シールの構造を採ったインハブ固
定シャフト両支持タイプのモータ装置を第14図に示す
。これは、位置固定とした磁性材からなるシャフト1の
中間部外周に積層鉄心2とコイル3とからなるステータ
4が固定され、また、シャフト1のステータ4の上下部
に設けられたボールベアリング5を介してロータ6が回
動自在に取付けられている。
前記ロータ6は、下方に開口するカップ形状のロータハ
ブヨーク7と、このロータハブヨーク7の下面開口に嵌
合固定されるベアリングホルダ8を備え、そのロータハ
ブヨーク7の上端内周に嵌合装着されたボールベアリン
グ5およびベアリングホルダ8の内周に嵌合装着された
ボールベアリング5を介してシャフト1に回動自在に取
付けられている。そして、ロータハブヨーク7の内周に
は前記ステータ4の外周面に対向してロータマグネット
9が固定され、また、ロータハブヨーク7のボールベア
リング5の上側およびベアリングホルダ8のボールベア
リング5の下側には磁性流体シール10がそれぞれ設け
られている。
前記磁性流体シール10は、上下一対の環状の磁性片1
1と、この一対の磁性片11間に保持されたマグネット
12とを備え、環状のハウジング13を介してロータハ
ブヨーク7およびベアリングホルダ8に取付けられてお
り、そして、一対の磁性片11の間でマグネット12と
シャフト1との間に磁性流体14が注入され、マグネッ
ト12の磁力によって磁性流体14が保持されている。
そのため、シール機構の磁性流体14によってモータ装
置の内部と外部とを完全に遮断している。
また、ロータハブヨーク7の下面外周部には環状のコン
ミテーション用マグネット15が固着されており、この
コンミテーション用マグネット15は、ロータマグネッ
ト9に対応して同極数の着磁がなされ、ロータマグネッ
ト9の着磁極に対応してロータハブヨーク7に組込まれ
、図示しないセンサによってこのコンミテーション用マ
グネット15の磁極の位置を検出してステータコイル3
のコンミテーション(転流)を行なうようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 前記のようなハードディスク装置などに用いられるモー
タ装置は、小型化が要求されている。
そのため、磁性流体シール10に与えられるスペースも
小さくなり、その磁性流体シール12の構造を小型化、
簡素化しなければならないが、結果的に磁性流体14の
注入後のシール耐圧が下がるので、磁性流体シール10
そのものの信頼性が問題となってくる。特に、今後の小
型化に対しては、磁性流体シール10の基本的な磁気回
路の面で従来の構造ではシール耐圧を十分に取れない。
このようなことから従来のモータ装置では、全体として
部品点数が多く、小型化、高信頼性、低コスト化を図り
にくかった。
また、従来のモータ装置では、ロータマグネット9とコ
ンミテーション用マグネット15とをそれぞれ単体で着
磁してロータハブヨーク7に組込んでいるため、ロータ
マグネット9とコンミテーション用マグネット15との
磁極の位相ずれが生じやすく、コンミテーション精度が
悪く、特に、スピンドルモータ特有の起動最小トルクに
製造上のばらつきが出て品質管理上問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、小型
化、高信頼性、低コスト化を図れるモータ装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、シャフト21と、このシャフト21
に固定されたステータ22と、このステータ22の上下
部でシャフト21に設けた軸受機構23を介してステー
タ22の外側に回動可能に取付けられたロータ24とを
備えたモータ装置において、前記ロータ24には、ロー
タヨーク40と、このロータヨーク4Gの内周に前記ス
テータ22に対向して固定されたロータマグネット42
と、前記ステータ22および軸受機構23を内側間に配
置してロータマグネット42の上下端部にそれぞれ固定
された一対のシールヨーク43と、前記シャフト21と
このシャフト21に対向する一対の各シールヨーク43
との間に磁性流体46を介在させてなる磁性流体シール
47とを備えたものである。
請求項2の発明は、ロータヨーク40を軸方向に貫通開
口する円筒状に形成し、かつ、このロータヨーク40に
ロータマグネット42およびコンミテーション用マグネ
ット48を設けたものである。
(作用) 請求項1の発明は、ロータマグネット42によってロー
タ回転駆動のための磁気回路と磁性流体46の保持のた
めの磁気回路とを一体に構成し、かつ、シールヨーク4
3によって磁性流体46の保持のためのヨークとロータ
24の上下カバーとを一体に構成することにより、シー
ルヨーク43とシャフト21との間に介在された磁性流
体46をロータマグネット42で構成される磁気回路に
よって保持する。
請求項2の発明は、ロータヨーク40を円筒状とするこ
とにより、このロータヨーク40にロータマグネット4
2またはコンミテーション用マグネット48を組込んだ
状態での一体着磁が可能となる。
そのため、ロータヨーク40に対してロータマグネット
42を組込んだ状態での一体着磁と、ロータヨーク4G
に対してコンミテーション用マグネット48を組込んだ
状態での一体着磁とをそれぞれ行ない、ロータヨーク4
Gをロータマグネット42とコンミテーション用マグネ
ット48との位置決め部材として利用することにより、
ロータヨーク40にロータマグネット42とコンミテー
ション用マグネット48とを一体に組立てた状態での両
マグネット42.48の磁極の位相ずれを非常に少なく
シ、コンミテーション精度を向上させる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を第1図ないし第11図
を参照して説明する。
第1図にインハブ固定シャフト両支持タイプのモータ装
置を示し、固定配置される磁性材からなるシャフト21
の中間部外周にステータ22が固定され、また、シャフ
ト21のステータ22の上下部に設けられた軸受機構と
してのボールベアリング23を介してロータ24が回動
自在に取付けられている。
前記ステータ22は、シャフト21に固定される内環部
31に対して巻胴部32および外環部33からなる磁極
誘導子片34を所定の磁極数分有した磁性材からなる一
対のヨーク板35を上下に接合して構成したステータヨ
ーク36と、このステータヨーク36の各磁極誘導子片
34に巻かれたステータコイル37とを備えており、こ
のステータコイル37のリード線38はシャフト21の
内部の軸孔39を通じて外部に引出されている。
前記ロータ24は、磁性材料にて形成されてロータヨー
ク40としての構成を一体に備えた上下に貫通開口する
円筒状のロータハブヨーク41、このロータハブヨーク
41の内周に前記ステータ22の外周に対向して固定さ
れた円筒状のロータマグネット42、ステータ22およ
びボールベアリング23を内側間に配置してロータマグ
ネット42の上下端部にそれぞれ固定された磁性材から
なる一対のシールヨーク43を備え、この各シールヨー
ク43とロータマグネット42との結合部分にそれぞれ
固定された環状の非磁性材からなるベアリングホルダ4
4を介して各ボールベアリング23に取付けられ、シャ
フト21に対して回動可能に支持されている。
前記シールヨーク43は、中央に通孔45を有する円板
状に形成され、外周縁部がロータマグネット42の上下
端部に固定され、通孔45の内周面はシャフト21の外
周面に近接対向している。この各シールヨーク43の通
孔45の内周部とシャフト21との間には、磁性流体4
6を注入して構成される磁性流体シール48が設けられ
ている。
また、ロータハブヨーク41の下面には、環状のコミチ
ージョン用マグネット47が嵌合固定されている。
そして、このように構成されたモータ装置のロータマグ
ネット42には、ロータ回転駆動のためのマグネット機
能と磁性流体保持のためのマグネット機能とを有した一
体構造が採られている。まず、このロータマグネット4
2の構造について第6図ないし第9図の概念図で説明す
る。
ロータマグネット42は、第6図に示すように、ラジア
ル方向に所定数の磁極が着磁されたモータマグネット4
23の両端部にアキシャル方向に着磁された磁性流体シ
ールマグネット42bを配置した3体型の構造を基本と
している。これを左右のマグネット42c 、 42d
の2体型とした構造を第7図に示し、第8図に示すよう
に組立てることで前記両機能を得ることができる。そし
て、第9図(1)(b) (C)に一体型の構造を示し
、ロータマグネット42の中央部域には円周方向に沿っ
てロータ回転駆動のために所定数の磁極が着磁されてい
るとともに、両端面部には磁性流体保持のためにアキシ
ャル方向に着磁されている。
次に、ロータマグネット42によって構成される磁気回
路を第2図ないし第5図を参照して説明する。
第2図は、(c)に磁性流体保持用の着磁極として上端
をN極、下端をS極としたロータマグネット42を示し
、(1)(b)にそのモータ静止時の磁気回路を示して
いる。そして、この磁気回路では、ステータ22とロー
タハブヨーク41との間で閉磁路を構成する磁束fl(
ml+fl。、上側のシールヨーク43からシャフト2
1に流れてステータ22およびロータマグネット42に
流れる磁束f2、ステータ22からシャフト21を通じ
て下側のシールヨーク43およびロータマグネット42
に流れる磁束fita++fi(blがある。従って、
磁束f2と磁束’31.)+f3(blとで磁性流体保
持のための閉磁路を構成し、上下の各シールヨーク43
とシャフト21との間の空隙磁束量を十分に確保できる
ため、上下の各シールヨーク43とシャフト21との間
に注入されている磁性流体46を確実に保持できる。
なお、第3図は、(c)に磁性流体保持用の着磁極とし
て上下両端をN極としたロータマグネット42を示し、
(1) (b)にそのモータ静止時の磁気回路を示して
いる。そして、この磁気回路では、ステータ22とロー
タハブヨーク41との間で閉磁路を構成する磁束f、。
l+fl(b)、上側のシールヨーク43からシャフト
21、ステータ22、ロータマグネット42に流れて閉
磁路を構成する磁束f2、下側のシールヨーク43から
シャフト21、ステータ22、ロータマグネット42に
流れて閉磁路を構成する磁束f3がある。従って、磁束
f2と磁束f3とが磁性流体保持のための閉磁路をそれ
ぞれ構成し、上下の各シールヨーク43とシャフト21
との間の空隙磁束量を十分に確保できるため、上下の各
シールヨーク43とシャフト21との間に注入されてい
る磁性流体46を確実に保持できる。
一方、第4図は、前述の第2図のロータマグネット42
に対応しており、(e)に磁性流体保持用の着磁極とし
て上端をN極、下端をS極としたロータマグネット42
を示し1. (1) (b)にそのモータ通電動作時の
磁気回路を示している。そして、この磁気回路では、ス
テータ22で閉磁路を構成してモータ回転駆動力を得る
磁束fl、上側のシールヨーク43からシャフト21に
流れてステータ22およびロータマグネット42に流れ
る磁束f2、ステータ22からシャフト21を通じて下
側のシールヨーク43およびロータマグネット42に流
れる磁束f、がある。従って、磁束f2と磁束f3とで
磁性流体保持のための閉磁路を構成し、上下の各シール
ヨーク43とシャフト21との間の空隙磁束量を十分に
確保できるため、上下の各シールヨーク43とシャフト
21との間に注入されている磁性流体46を確実に保持
できる。
ナオ、第5図は、前述の第3図のロータマクネット42
に対応しており、(C)に磁性流体保持用の着磁極とし
て上下両端をN極としたロータマグネット42を示し、
(1)(b)にそのモータ通電動作時の磁気回路を示し
ている。そして、この磁気回路では、ステータ22で閉
磁路を構成してモータ回転駆動力を得る磁束fl、上側
のシールヨーク43からシャフト21、ステータ22、
ロータマグネット42に流れて閉磁路を構成する磁束f
2、下側のシールヨーク43からシャフト21、ステー
タ22、ロータマグネット42に流れて閉磁路を構成す
る磁束f3がある。従って、磁束f2と磁束f3とが磁
性流体保持のための閉磁路をそれぞれ構成し、上下の各
シールヨーク43とシャフト21との間の空隙磁束量を
十分に確保できるため、その上下の各シールヨーク43
とシャフト21との間に注入されている磁性流体46を
確実に保持できる。
以上の第2図ないし第5図から明らかなように、モータ
が静止時でも通電動作時でも、ロータマグネット42に
よって磁性流体保持のための磁束の閉磁路を構成でき、
かつ、大きなマグネット体積を有するモータ本体のロー
タマグネット42を使用して磁性流体保持のための磁気
回路を構成するため、上下の各シールヨーク43とシャ
フト21との間の空隙磁束量を十分に確保でき、その上
下の各シールヨーク43とシャフト21との間に注入さ
れている磁性流体46を確実に保持できる。特に、通電
動作時においては、ステータ22の各相のステータコイ
ル37にはコンミテーシジン作用により電流切換え(電
流反転)等が行われ、ステータ22内は複雑な磁束の変
化、磁路の変化を示すが、これはあくまでもステータ2
2内を微視的に見た場合であり、各シールヨーク43を
通過する磁束量は、特にシャフト21との間の空隙およ
びその近辺(シャフト21の近辺のシールヨーク43の
部分)は、ロータマグネット42の両端面の表面磁、東
密度で決まる総磁束量が常に一定に発生して流れている
ので、磁性流体46の保持される力とそのシール耐圧は
常に一定に保たれる。
従って、ロータマグネット42によってロータ回転駆動
のための磁気回路と磁性流体保持のための磁気回路とを
一体に構成し、かつ、シールヨーク43によって磁性流
体46を保持するためのヨークトロータハブヨーク41
の上下カバーとを一体に構成することにより、小型化、
高信頼性、低コスト化を実現したモータ装置を提供でき
る。
また、このモータ装置では、ロータハブヨーク41を円
筒状の構造とするため、このロータハブヨーク41にロ
ータマグネット42を組込んだ状態での一体着磁が可能
となる。すなわち、第10図ないし第11図に示すよう
に、ロータマグネット42を組込んだロータハブヨーク
41の内側に、着磁極数に対応した着磁コイル51を備
えた着磁ヨーク52を挿入嵌合して着磁を行うことがで
きる。同様に、ロータハブヨーク41にコンミテーショ
ン用マグネット48を組込んだ状態での一体着磁が可能
となる。
そのため、ロータハブヨーク41に対してロータマグネ
ット42を組込んだ状態での一体着磁と、ロータハブヨ
ーク41に対してコンミテーション用マグネット48を
組込んだ状態での一体着磁とをそれぞれ行なえるので、
ロータハブヨーク41をロータマグネット42とコンミ
テーション用マグネット48との位置決め部材として利
用することができ、ロータハブヨーク41にロータマグ
ネット42とコンミテーション用マグネット48とを一
体に組立てた状態での両マグネット42.48の磁極の
位相ずれは非常に少なく、コンミテーション精度が向上
する。
なお、第12図に示すように、非磁性材からなるロータ
ハブ61と、ロータマグネット42の外周面中央域に嵌
合するヨーク片部62およびこのヨーク片部62の下端
から外方に折曲されコンミテーション用マグネット48
の上面に嵌合するヨーク片部63を有する断面略し字状
のロータヨーク40とを備えた構造とすることにより、
モータ本体の磁気回路、磁性流体シール用の磁気回路、
コンミテーショーン用マグネット48の磁気回路をそれ
ぞれ分離独立することができ、各磁気回路が互いに干渉
しないようにして磁気回路の効率を良くすることができ
る。
また、第13図に示すように、非磁性材からなるロータ
ハブ61と、ロータマグネット42およびコノ夷アーン
ヨン用マグネット48を一体に有する断面略り字状のマ
グネット64と、上側のシールヨーク43、ロータマグ
ネット42の外周面に嵌合するロータヨーク40および
コンミテーション用マグネット48の外側に嵌合するコ
ンミテーション用ヨーク65を有するヨーク体66とを
備えた構造とすることにより、モータ外部への漏洩磁束
を少なくすることができ、漏洩磁束の影響を嫌うハード
ディスク装置にも適用することができる。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、ロータマグネットによってロ
ータ回転駆動のための磁気回路と磁性流体の保持のため
の磁気回路とを一体に構成し、かつ、シールヨークによ
って磁性流体の保持のためのヨークとロータの上下カバ
ーとを一体に構成することにより、小型にすると共に部
品点数を削減しても、シールヨークとシャフトとの間に
介在された磁性流体をロータマグネットで構成される磁
気回路によって確実に保持し、シール耐圧も確保するこ
とができ、小型化、高信頼性、低コスト化を実現したモ
ータ装置を提供できる。
請求項2の発明によれば、ロータヨークを円筒状とする
ことにより、このロータヨークにロータマグネットまた
はコンミテーション用マグネットを組込んだ状態での一
体着磁が可能となるため、ロータヨークをロータマグネ
ットとコンミテーション用マグネットとの位置決め部材
として利用することができ、ロータヨークにロータマグ
ネットとコンミテーション用マグネットとを一体に組立
てた状態での両マグネットの磁極の位相ずれは非常に少
なくなり、コンミテーション精度を向上させて高信頼性
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のモータ装置の一実施例を示す断面図、
第2図はモータ静止時の磁気回路を説明する図で(1)
は一部の断面図、(b)は第2図(&)のb−b断面図
、(C)はロータマグネットの展開図であり、かつ、第
3図はモータ静止時の他の磁気回路を説明する図で(1
)は一部の断面図、(b)は第3図(1)のb−b断面
図、(C)はロータマグネットの展開図であり、また、
第4図はモータ通電動作時の磁気回路を説明する図で(
1)は−部の断面図、(b)は第4図(1)のb−b断
面図、(C)はロータマグネットの展開図であり、かつ
、第5図はモータ通電動作時の他の磁気回路を説明する
図で(1)は一部の断面図、(b)は第5図(1)のb
−b断面図、(C)はロータマグネットの展開図であり
、第6図ないし第8図はロータマグネットの構造の概念
を説明する斜視図、第9図はモータマグネットの構造を
説明する図で(1)は端面図、(b)は第9図(1)の
b−b断面図、(C)は第9図(b)のC−C断面図で
あり、また、第10図はロータマグネットの着磁方法を
示す一部の断面図、第11図はその平面図、第12図お
よび第13図は本発明のモータ装置の他の実施例を示す
断面図、第14図は従来のモータ装置の断面図である。 21・・シャフト、22・・ステータ、23・・軸受機
構としてのボールベアリング、24・・ロータ、40・
・ロータヨーク、4211・ロータマグネット、43・
・シールヨーク、46・・磁性流体、47・・磁性流体
シール、48φ・コンミテーション用マグネッ  ト 
。 C) 尊Il」 CG) 14亘 CG) 蓬A叉 N   N   N   〜 C) −峯乏1− 】i盪[

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャフトと、このシャフトに固定されたステータ
    と、このステータの上下部でシャフトに設けた軸受機構
    を介してステータの外側に回動可能に取付けられたロー
    タとを備えたモータ装置において、 前記ロータは、ロータヨークと、このロータヨークの内
    周に前記ステータに対向して固定されたロータマグネッ
    トと、前記ステータおよび軸受機構を内側間に配置して
    ロータマグネットの上下端部にそれぞれ固定された一対
    のシールヨークと、前記シャフトとこのシャフトに対向
    する一対の各シールヨークとの間に磁性流体を介在させ
    てなる磁性流体シールとを具備したことを特徴とするモ
    ータ装置。
  2. (2)ロータヨークを軸方向に貫通開口する円筒状に形
    成し、かつ、このロータヨークにロータマグネットおよ
    びコンミテーション用マグネットを設けたことを特徴と
    する請求項1記載のモータ装置。
JP1087716A 1989-04-06 1989-04-06 モータ装置 Pending JPH02266843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288136A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Kayaba Ind Co Ltd モータ構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288136A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Kayaba Ind Co Ltd モータ構造

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