JPH02265368A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ装置に関し、詳細には、記録紙の
記録面を原稿の頁順に載置させることを目的としたファ
クシミリ装置に関する。

（従来の技術） 一般に、ファクシミリ装置においては、送信側のファク
シミリ装置では、原稿を１頁目から順番に読み取り、読
み取った原稿の画情報をそのまま頁順に送信したり、ま
たは、−旦画像メモリに蓄積した後、頁順に送信する。

また、受信側のファクシミリ装置では、受信した画情報
を受信した順序、すなわち、頁順にプロッタで記録、あ
るいは−旦画像メモリに頁順に蓄積した後、頁順に画像
メモリから読み出してプロッタで記録紙に記録する。

このプロッタには、従来より２つのタイプがあり、頁順
に記録した記録紙を記録面からみて頁順に載置する順頁
載置タイプと、頁順に記録した記録紙を記録面からみて
頁順序を逆の順番に載置する逆戻装置タイプと、がある
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のファクシミリ装置にあ
っては、相手ファクシミリ装置の送信方式や記録方式を
考慮することなく、原稿の画情報の送信や受信記録が行
われていたため、画情報を記録した記録紙の載置順序が
原稿の頁順序とは逆の順序となり、受信原稿の整理、分
類上不便であった。

すなわち、受信側のファクシミリ装置のプロッタが順頁
Ｗ装置タイプであると、送信側ファクシミリ装置が原稿
を頁順に送信した場合、記録紙は頁順に載置され、受信
原稿の整理、分類上便利である。

しかし、ファクシミリ装置のプロッタは、記録状態を確
認しやす（するため、記録紙をその記録面を上にして記
録順に積み重ねて載置する逆戻載置タイプが多い。とこ
ろが、逆戻載置タイプでは、送信側ファクシミリ装置が
原稿を頁順に送信した場合、載置された記録紙を記録面
からみると、頁順序が逆順序になり、受信原稿の整理、
分類上の作業能率が悪いという問題があった。

（発明の目的） そこで、本発明は、画情報を、蓄積する画像メモリを設
け、ファクシミリ制御信号で双方の機能情報を交換し、
相手ファクシミリ装置の機能に応じて画像メモリ内の画
情報を逆戻順に読み出して送信し、また、受信画情報を
一旦、画像メモリに蓋積した後、逆順序に読み出してプ
ロッタに出力することにより、記録紙の載置順を記録面
からみて、常に、原稿の頁順になるようにして、受信原
稿の分類、整理に際し、頁順序を入れ替える手間を省き
、作業能率を向上させることを目的としている。

（発明の構成） 本発明は、上記目的を達成するため、画情報を蓄積する
画像メモリを備え、ファクシミリ通信時、ファクシミリ
制御信号を交換して通信条件を設定するファクシミリ装
置において、送信時、複数頁の原稿の画情報を前記画像
メモリに一旦蓄積し最終頁より読み出して送信する逆頁
送信機能と、受信時、受信した複数頁の画情報を前記画
像メモリに一旦蓄積し、最終頁より読み出してプロッタ
で記録する逆頁記録機能と、を設け、ファクシミリ通信
時、逆頁送信機能を使用して送信するか否かの情報、お
よびプロッタが記録済みの記録紙を受信画情報の頁順に
載置するか否かの情報をファクシミリ制御信号により交
換し、自装置が送信側であると、相手装置の記録出力方
式に応じて逆頁送信機能の使用の有無を決定し、自装置
が受信側であると、相手装置から逆頁送信機能により送
信されてくるか否かにより逆頁記録機能の使用の有無を
決定し、記録紙の記録面を原稿の頁順に載置させること
を特徴とするものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図〜第５図は本発明の一実施例を示す図である。

第１図はファクシミリ装置１のプロッタ図であり、ファ
クシミリ装置１は、網制御部２、モデム３、通信制御部
４、システム制御部５、符号化・復号化部６、画像メモ
リ７、スキャナ８、プロッタ９および操作・表示部１０
等を備えている。

網制御部２には電話回線りが接続されており、ファクシ
ミリ装置１は電話回線りを介して図外の相手ファクシミ
リ装置と接続される。網制御部２は電話回線りへの自動
発呼処理を行い、電話回線りからの呼び出しに対して自
動着呼処理を行う。

モデム３は送信信号の変調を行い、また、受信信号の復
調を行う。

通信制御部４は相手ファクシミリ装置との間でファクシ
ミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行す
る。また、通信制御部４は、本発明のファクシミリ通信
処理を実行するため、所定のファクシミリ制御信号に自
己の備えている機能に関する情報や画情報の送信形態に
関する情報を付加して送信し、また、相手ファクシミリ
装置から送信されてきたファクシミリ制御信号から相手
ファクシミリ装置の機能に関する情報や相手ファクシミ
リ装置の画情報の送信形態に関する情報を読み出す。

システム制御部５はＣＰ　Ｕ　（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒ
ｏｃｅｓｓｔｎ−ｇ　Ｕｎｉｔ）　、ＲＯＭ　（Ｒｅａ
ｄ　０ｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）およびワークエリアの形
成されるＲ　Ａ　Ｍ　（Ｒａｎｄｏｍ　ＡｃｃｅｓｓＭ
ｅｍｏｒｙ）等を備えており、ＲＯＭ内にはファクシミ
リ装置１としての基本プログラムや本発明のファクシミ
リ通信処理プログラムおよび記録処理プログラムを格納
している。システム制御部５はＲＯＭ内のプログラムに
従ってファクシミリ装置１の各部を制御してファクシミ
リ装置１としてのシーケンスを実行するとともに、本発
明のファクシミリ通信処理および記録処理を実行する。

符号化・復号化部６の画情報を所定の符号化方式に従っ
て符号化し、また、原情報に復号化する。

画像メモリ７は符号化された画情報を蓄積し、原稿復数
頁分の画情報を蓄積する容量を有している。画像メモリ
７に蓄積された画情報は１通信毎にファイル管理されて
いるとともに、頁単位で管理されている。

スキャナ８としては、例えば、ＣＣＤ　（Ｃｈａｒｇｅ
Ｃｏｕｐｌｅｄ　Ｄｅｖｉｃｅ）を利用したイメージス
キャナが使用されており、スキャナ８は原稿台にセット
された原稿を順次、頁順に読み取って画情報として出力
する。

プロッタ９としては、例えば、サーマル素子を利用した
サーマル記録装置が使用されており、記録紙に画情報を
記録してコピートレー上に頁毎に載置する。

操作・表示部１０は各種操作キーや液晶デイスプレィ等
を備え、オペレータとファクシミリ装置１とのコミュニ
ケーションを行う。

次に、作用を説明する。

本発明はファクシミリ制御信号により送・受信双方の機
能を通知し、記録紙を記録面からみて原稿の頁順に載置
させるところにその特徴がある。

以下、このファクシミリ通信処理および記録出力処理に
ついて第２．３図のフローチャートおよび第４．５図の
ファクシミリ通信手順のタイムチャートに基づいて説明
する。

送信側のファクシミリ装置１は、原稿が原稿台にセット
され、相手先の電話番号等が入力されてスタートボタン
が押下されると、原稿台にセットされた原稿を１頁目か
ら順次スキャナ８で読み取り、原稿の画情報を頁順に画
像メモリ７に蓄積する（久テップＳ＋）。画像メモリ７
への原稿の画情報の蓄積が完了すると、システム制御部
５は相手先の電話番号を網制御部２に渡し、網制御部２
は電話回線りを介して相手ファクシミリ装置１に発呼す
る（ステップＳＺ）。

受信側のファクシミリ装置１は、通常、着呼すると（ス
テップＰ＋　）　、ＣＥＤ信号（被呼端末識別信号）　
、ＮＳＦ信号（非標準機能識別信号）およびＤｉｓ信号
（ディジタル識別信号）を送出する（第４．５図参照）
。このとき、受信側のファクシミリ装置が本発明のファ
クシミリ装置１であると、自装置のプロッタ９の記録出
力方式のタイプ、すなわち、頁順に記録した記録紙を記
録面からみて頁順に＠置する順頁載置タイプか、頁順に
記録した記録紙を記録面からみて逆の頁順に載置する逆
戻載置タイプか、を表示する記録出力情報をＮＳＦ信号
に付加し、送信側ファクシミリ装置に送出する。

送信側のファクシミリ装置１は、制御信号を受信すると
、ＮＳＦ信号が含まれているか、チエ７りし、ＮＳＦ信
号が含まれていると、ＮＳＦ信号より受信側ファクシミ
リ装置の記録出力情報を読み出して相手ファクシミリ装
置の記録出力方式が逆戻載置タイプか否か解析する（ス
テップＳ３）。

逆戻載置タイプであると、ＮＳＳ信号（非標準機能設定
信号）に原稿の画情報を最終頁より逆戻順に送信する旨
の画情報逆戻送信情報を付加して送出しくステップＳ４
）、さらにモデムのトレーニングチエツクを行う　（Ｔ
ＣＰ）。トレーニングチエツクが完了すると、画像メモ
リ７より画情報を最終頁より読み出し、順次、逆戻順に
ファクシミリ制御手順に従って画情報を送信する（第４
図参照）（ステップＳｓ）。ステップ＄３で、逆戻載置
タイプでないときには、画情報逆戻送信情報を付加しな
い通常のＮＳＳ信号を送出しくステップＳｈ）、モデム
のトレーニングチエツクを行う。

トレーニングチエツクが完了すると、画像メモリ７より
画情報を１頁目から読み出し、第５図に示すように、先
頭頁より順次頁順にファクシミリ制御手順に従って画情
報を送信する（ステップＳ？）。

受信側のファクシミリ装置１は、ＮＳＳ信号を受信する
と、自己のプロッタ９の記録出力方式が逆戻載置タイプ
か否かチエツクしくステップｐｓ）、逆戻載置タイプで
はなく順頁載置タイプのときには、送信側から原稿の頁
順に画情報が送信されてくるので、受信した画情報を受
信順にプロッタ９に出力し、プロッタ９で記録紙に記録
出力する（ステップＰ４）。したがって、プロッタ９で
画情報の記録された記録紙は記録面からみて原稿の頁順
にコピートレー上に載置される。一方、ステップＰ、で
、逆戻ｉ！ｆタイプのときには、ＮＳＳ信号に画情報逆
戻送信情報が付加されているか調べ（ステップＰ、）、
画情報逆戻送信情報が付加されているときには、原稿の
最終頁から送信されてくるので、受信順にプロッタ９で
記録出力する（ステップＰ４）。したがって、記録紙は
記録画面からみて原稿の頁順にコピートレー上に載置さ
れる。また、ＮＳＳ信号中に画情報逆戻送信情報が付加
されていないときには、第５図に示すように、原稿の頁
順に送信されるくるので、受信した画情報を、−旦画像
メモリ７に蓄積した後、原稿の最終頁より逆戻順に読み
出し、プロッタ９で記録紙に記録出力する（ステップＰ
６）。したがって、記録紙は記録面からみて原稿の頁順
にコピートレー上に載置される。なお、第５図は送信側
ファクシミリ装置が本発明の機能を備えていない場合に
ついて示している。

このように、ファクシミリ制御信号により記録出力情報
および画情報逆戻送信情報を通知し、これらの情報に基
づいて、送信側では送信する画情報の頁順を変え、受信
側では受信画情報を記録するときの頁順序を変えること
ができるので、常に記録紙を記録面からみて原稿の頁順
に載置させることができる。したがって、受信原稿の分
類、整理に際し、頁順序を入れ替える手間を省くことが
でき、作業能率を向上させることができる。

（効果） 本発明によれば、記録紙の載置順を記録面からみて、常
に、原稿の頁順になるようにすることができる。したが
って、受信原稿の分類、整理に際し、頁順序を入れ替え
る手間を省くことができ、作業能率を向上させることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第り図〜第５図は本発明のファクシミリ装置の一実施例
を示す図であり、第１図はそのファクシミリ装置のプロ
ッタ図、第２図はその送信手順を示すフローチャ、−ト
、第３図はその受信手順を示すフローチャート、第４図
はその送・受信側双方が本発明のファクシミリ装置であ
る場合のファクシミリ通信手順を示すタイムチャート、
第５図はその送信側が本発明のファクシミリ装置でない
場合のファクシミリ通信手順を示すタイムチャートであ
る。 ｌ・・・・・・ファクシミリ装置、 ２・・・・・・網制御部、 ３・・・・・・モデム、 ４・・・・・・通信制御部、 ５・・・・・・システム制御部、 ６・・・・・・符号化・復号化部、 ７・・・・・・画像メモリ、 ８・・・・・・スキャナ、 ９・・・・・・プロフタ、 １０・・・・・・操作・表示部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画情報を蓄積する画像メモリを備え、ファクシミリ通信
   時、ファクシミリ制御信号を交換して通信条件を設定す
   るファクシミリ装置において、送信時、複数頁の原稿の
   画情報を前記画像メモリに一旦蓄積し最終頁より読み出
   して送信する逆頁送信機能と、受信時、受信した複数頁
   の画情報を前記画像メモリに一旦蓄積し、最終頁より読
   み出してプロッタで記録する逆頁記録機能と、を設け、
   ファクシミリ通信時、逆頁送信機能を使用して送信する
   か否かの情報、およびプロッタが記録済みの記録紙を受
   信画情報の頁順に載置するか否かの情報をファクシミリ
   制御信号により交換し、自装置が送信側であると、相手
   装置の記録出力方式に応じて逆頁送信機能の使用の有無
   を決定し、自装置が受信側であると、相手装置から逆頁
   送信機能により送信されてくるか否かにより逆頁記録機
   能の使用の有無を決定し、記録紙の記録面を原稿の頁順
   に載置させることを特徴とするファクシミリ装置。