JPH02259612A - リモコン式可変焦点カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はリモコン送信器からのリモコン信号により遠隔
からカメラを動作させるリモコンモードな有するととも
に、撮影レンズの焦点距離を可変設定できるす゛モコン
式可変焦点カメラに関する。

（従来技術） 赤外光や超音波を利用してテレビ、オーディオ、エアコ
ンなどを遠隔から操作するリモコン操作方式か普及して
いるが、最近ではリモコン式のカメラも出回っている。

リモコン式のカメラでは、カメラ本体に着脱自在のリモ
コン送信器からリモコン信号を発信し、このリモコン信
号がカメラ側で受信されるとカメラのシャッタが切られ
る。

一方、最近の３５ｍｍコンパクトカメラでは多機能化が
進み、２焦点やズームなど撮影レンズの焦点距離が可変
設定できる可熱点カメラも多く出回っている。上記リモ
コン操作方式はこの種のカメラにも装備することができ
る。

ところでリモコン式カメラにおいては、ファインダを覗
きながらシャッタを切るわけてはないから、ユーザーは
どんなフレーミングで撮影されるのか分りにくい、その
ため、被写体か撮影画面から外れたり、あるいはＡＦ（
自動焦点）カメラであれば被写体がフォーカスゾーンか
ら外れたりするおそれがある。とくに可変焦点カメラに
リモコン操作方式を採用した場合、撮影レンズかテレ側
にある場合は一般に被写界深度か浅くなるのてピンボケ
の写真が多くなる恐れがある。

（発明の目的および構成） 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、リモコ
ン式の可変焦点カメラにおいて、被写体か撮影画面から
外れるのを防止することとピンボケ写真の防止を目的と
し、この目的を達成するため、リモコンモードが設定さ
れたときは撮影レンズの焦点距離をワイド側に設定する
ようにした。

（実施例） 以下図面に基づいて本発明を説明する。

第１図は本発明によるリモコン式可変焦点カメラの一実
施例の斜視図であり、ここではズームレンズカメラを例
にとって示した。

図において、ｌはカメラ本体、２はファインダ、３は撮
影レンズ、４はストロボ、５はメインスイッチ、６はレ
リーズボタンである。また７はカメラ本体ｌに着脱自在
のリモコン送信器、８はカメラ側のリモコン受信部であ
る。リモコン送信器７をカメラ本体ｌから取り外すと自
動的に通常撮影モードからリモコンモードに切換り、そ
の裏側には第２図に示すように押しボタン７ａが設けら
れ、このボタン７ａを操作すると発光部７ｂから赤外光
のリモコン信号が投光される。この光が受信部８によっ
て受光されるとカメラ動作か開始される。なΣ、このカ
メラはリモコンモートであってもレリーズボタン６を押
圧操作することで、通常撮影モートと同様にカメラ動作
を開始させることかできる。

９はセルフタイマ動作中に点灯する表示ＬＥＤであるが
、本実施例ではリモコンモードにおいてリモコンモード
が終了間際であることを報知する手段としても用いられ
ている。１０はアクティブ測距用の赤外光を投射するＡ
Ｆ投光部、１１は被写体からの反射光を受光するＡＦ受
光部、１２は被写体輝度を測定する測光部である。また
第１図には現われていないが、メインスイッチ５がＯＦ
Ｆのときは撮影レンズ３はバリア（レンズカバー）で覆
われる。メインスイッチ５をＯＮにするとバリアは開き
、撮影可能状態となる。

第１図には現われていないか、カメラの背面にはズーム
レバーが設けられ、これを操作することによって、たと
えば４０銀１〜８０ｍ５＋の間で焦点距離を無段階に可
変設定することができる。

第３図は第１図のカメラの回路構成を示すブロック線図
であり、図の２１はカメラの電源電池、２２はカメラ各
部に所定の電源電圧を供給する電源保持回路、２３はメ
インスイッチ５と直列に接続され、メインスイッチ５や
レリーズボタン６およびリモコン送信器の着脱に連動す
る起動スイッチ、２４は制御用のマイコンである。メイ
ンスイッチ５をＯＮすると起動スイッチ２３もＯＮし、
電源保持回路２２はマイコン２４に所定の電源電圧を供
給する。マイコン２２は信号線Ａによって電源保持回路
２２に自己保持信号を出力し、その後はマイコン２４自
身で電源供給を制御し、メインスイッチ５がＯＦＦにな
ってもマイコン２４は動作状態を維持する。

２５はリモコン送信器７からのリモコン信号を受信する
リモコン受信回路、２６は被写体輝度を測定する測光回
路、２７はファインダ２内に測光、測距の結果を表示す
るファインダ内ＬＥＤ表示器、２８は測距用赤外光を発
光させるための赤外発光回路、２９は赤外発光回路２８
から発光された赤外光は被写体からの反射光を受けて被
写体距離に応じた測距データを出力するＡＦ受光回路、
３０は撮影レンズ３を測距結果に応じて移動させるため
のレンズ駆動回路、３１は、シャッタを開閉させるため
のシャッタ駆動回路、３２はフィルム給送のための巻上
げ、巻戻し駆動回路、３３はズームレンズを駆動させる
ためのズーム駆動回路、３４はセルフタイマが設定され
たとき表示ＬＥＤ９を点灯させるためのセルフ表示回路
である。

次にスイッチ類について説明すると、Ｓｌはシャッタボ
タン６を軽く押すとＯＮするスイッチ、Ｓ２はさらに深
く押し下げるとＯＮするスイッチである。３５はカメラ
側に取り付けられリモコン送信器７をカメラから取り外
すとＯＮするリモコンスイッチである。このリモコンス
イッチ３５かＯＮするとカメラはリモコンモートになる
。３６はズームレンズをテレ側に移動させるためのズー
ムアツプスイッチ、３７はワイド側に移動させるための
ズームダウンスイッチである。

次に第４図のフローチャートを用いて実施例の動作を説
明する。

まずリモコンモートてない通常の撮影モードについて説
明すると、メインスイッチを操作することによって電源
がＯＮする（Ｆ−１）、レリーズボタンが押されて、Ｓ
、がＯＮすると（Ｆ−２）、測光（Ｆ−３）および測距
（Ｆ−４）が行なわれる０次にリモコンスイッチ３５の
０Ｎ１０ＦＦがチエツクされるが（Ｆ−５）、今の場合
ＯＦＦだから（リモコンモードでないから）ステップ（
Ｆ−９）へとんで、測光および測距の結果をファインダ
内へ表示する。そして撮影者の意志でレリーズの操作が
行なわれているか否かを確認するためにＳ、を再びチエ
ツクして（Ｆ−１Ｏ）、次いてＳ２がＯＮかどうかをみ
て（Ｆ−１１）、ＯＮてあればレンズを１度鰻り出した
かどうかを判断する（Ｆ−１２）。レンズか繰り出され
ていなければ、測距結果に応してレンズを繰り出しくＦ
−１３）、シャッタを駆動し、フィルムに露光を行う（
Ｆ−１４）。その後繰り出したレンズを初期位置に復帰
させ（Ｆ−１５）、フィルムモータを駆動させてフィル
ムを巻き上げる（Ｆ−１６）。次にリモコンスイッチ３
５かＯＮかどうか判断するが（Ｆ−１７）、ここてはＯ
Ｎでないのでシーケンスは終了する。

次にリモコンモート時の動作を説明する。

リモコンモートのときはステップ（Ｆ−１７）において
リモコンスイッチ３５がのＯＮであるから、ステップ（
Ｆ−１８）へ進み５分タイマをセットする。

次にズーム駆動回路３２によってズームモータＭＺを駆
動し、ズームをワイド端に設定する（Ｆ−１９ａ）。こ
れにより、リモコンモートにおいて、撮影範囲は広くな
り、リモコン撮影のとき被写体が撮影画面からはみ出す
のを防ぐことかできる。また焦点距離か短くなることに
よって被写界深度か深くなり、ピントも合い易＜ＡＦ時
のピント抜け（）オーカスゾーンか被写体から外れるこ
と）も防止てきる。なおワイド側への設定はリモコンス
イッチ３５がＯＮにνノり換わったとき１度たけ行なわ
れる。その後にズーム操作かあったときは（Ｆ−１９ｂ
）、それが優先しズーム操作に応して焦点距離か変化す
る（Ｆ−１９ｃ）。

リモコンモートがキャンセルされたときは、ズーム位置
はズーム操作で設定された位置のままで変化しない。

次にステップ（Ｆ−２０）、（Ｆ−２１）および（Ｆ−
２２）で形成されるループによって、５分間の間にリモ
コン受信があるか（Ｆ−２１）、キャンセルかあるか（
Ｆ−２２）を待つ、この間にステップ（Ｆ−２１）にお
いてリモコン受信かあれば、ステップ（Ｆ−３）から（
Ｆ−６）へと進み、そこからさらにステップ（Ｆ−１２
）ないしくＦ−１６）へと進んて一連の撮影動作か行な
われる。このとき依然としてリモコンモートであれば（
Ｆ−１７）、再び５分タイマかセットされる（Ｆ−１９
）　。

ステップ（Ｆ−２２）においてリモコンモートのキャン
セルがあればシーケンスは終了する。リモコンモードは
、メインスイッチ５のＯＦＦ、リモコン送信器７の装着
（つまりリモコンスイッチ３５の０ＦＦ）、レリーズボ
タンによる撮影の終了などのときにキャンセルされる。

さて、５分間のタイマ時間か経過すると、次に３０秒タ
イマかセットされ、（Ｆ−２３）、表示ＬＥＤ９が点滅
する「お知らせ」が行なわれる（Ｆ−２４）、そしてス
テップ（Ｆ−２５）および（Ｆ−２６）のループによっ
て、この３０秒間にリモコン受信があるかをチエツクし
ている。リモコンの受信があれば（Ｆ−２６）、ステッ
プ（Ｆ−１９）にとんで５分タイマが再度セットされる
が、リモコン受信かなければバリアが閉じられ（Ｆ−２
７）、シーケンスは終了する。

ステップ（Ｆ−６）に戻り、このときリモコン受信かな
ければＳｌのＯＮ１０　Ｆ　Ｆをみて（Ｆ−７）、Ｓ、
かＯＮてあれば測距結果に応して撮影レンズ３を繰り出
す（Ｆ−８）。これはリモコンモートにおいて、ユーザ
ーかファイグを覗いてフレーミンクを行ない、ざらにレ
リーズボタンを１段押して（Ｓ、＝ＯＮ）、フォーカス
ロックする場合である。このとき後でユーザーかリモコ
ン操作によりレリーズさせるとき、できるたけ速く撮影
てきるようにするため、ＳｌかＯＮになったときレンズ
を繰り出すようにしである。次いで測光・測距結果のフ
ァイタ内表示を行ない（Ｆ−９）、Ｓ、のＯＮ１０　Ｆ
　Ｆを再びチエラフする（Ｆ−１０）。ＳｌがＯＦＦで
あればステップ（Ｆ−１７）へ進み、既に説明した（Ｆ
−１９）以降のステップ（リモコン受信待ち）を実行す
る。

本発明は実施例で示した銀塩フィルムを使用したカメラ
に限らすスチルビデオ等のカメうても実施してもよいこ
とはもちろんである。また。トリミング情報を写し込み
擬似的に被写体像の倍率を変えるカメラか知られている
か、本発明はこのようなカメラでもトリミング領域をワ
イド側に移動すればよい。

（発明の効果） 以上の説明したように、本発明によれば、リモコンモー
トが設定されたときは撮影レンズの焦点距離をワイド側
に設定するようにしたので、リモコン式の可変焦点カメ
ラにおいて、被写体か撮影画面から外れるのを防止する
ことかてきる。またそのとき被写界深度も深くなるので
、ピントも合い易＜ＡＦ時のピント抜けも少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるリモコン式可変焦点カメラの一実
施例の斜視図、第２図はリモコン送信器の外Ｂ図、第３
図は実施例の回路ａ成を示すブロック線図、第４図は実
施例の動作を説明するフローチャートである。 ７・・・リモコン送信器、８・・・受信部、２４・・・
マイコン、３３・・・ズーム駆動回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リモコン送信器からのリモコン信号により遠隔からカメ
   ラを動作させるリモコンモードを有するとともに、撮影
   レンズの焦点距離を可変設定できるリモコン式可変焦点
   カメラにおいて、リモコンモードが設定されたときは撮
   影レンズの焦点距離をワイド側に設定する制御手段を設
   けたことを特徴とするリモコン式可変焦点カメラ。