JPH02259531A - 電子式秤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば消費税などの付加価値税に対応して
価格を算出することができる電子式秤を提供することを
目的とする。

（従来の技、術） 従来、我国では消費税等の付加価値税が採用されておら
ず、消費税に対応できる電子式秤はなかった。

また、従来の電子式秤は、単価を入力し、被秤量物の重
量を計量し、単価に重量を乗算して被秤量物の価格を算
出している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の電子式秤は、価格から重量を
算出することができず、価格から重量を算出するのが煩
雑である。また、消費税の導入により、単価および価格
に消費税が加算されるため、消費税を含めた価格から希
望商品の重量を価格から算出することは非常に煩雑であ
る問題を有している。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、消費税等
の付加価値税に対応し、かつ、価格から重量を算出でき
る電子式秤を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 請求項１の電子式秤は、所定量当りの単価を入力する単
価入力手段と、この単価入力手段で入力された単価から
付加価値税を算出するとともに前記単価にこの付加価値
税を加えた税込の単価を計算する税計算手段と、希望購
入販売または購入価格を入力する販売または購入価格入
力手段と、この販売または購入価格入力手段で入力され
た希望販売または購入価格を前記税計算手段で計算され
た単価にて除算し重量を演算する演算処理手段と、この
演算処理手段で演算された重量を表示する表示手段とを
具備したものである。

請求項２の電子式秤は、所定量当りの単価を入力する単
価入力手段と、この単価入力手段で入力された単価から
付加価値税を算出するとともに前記単価にこの付加価値
税を加えた税込の単価を計算する税計算手段と、この税
計算手段で税込の単価を計算するか否かを切換える切換
手段と、希望販売または購入価格を入力する価格入力手
段と、この価格入力手段で入力された希望販売または購
入価格を前記切換手段で切換えられた単価または税込に
て除算し重量を演算する演算処理手段と、この演算処理
手段で演算された重量を表示する表示手段とを具備した
ものである。

（作用） 請求項１の電子式秤は、単価入力手段で所定量当りの単
価を人力し、税計算手段で入力された単価から付加価値
税を算出し、入力された単価に付加価値税を加える。ま
た、価格入力手段で希望価格を入力し、演算処理手段で
、価格入力手段で入力された販売または購入希望価格を
税計算手段で計算された単価にて除算し、販売または購
入希望価格に対応する重量を求め、表示手段でこの重量
を特徴する 請求項２の電子式秤は、単価入力手段で所定量当りの単
価を入力し、切換手段で税計算手段で計算を行なうか否
か切換える。そして、税計算手段で税を加えるときは、
入力手段で入力された単価から付加価値税を算出し、入
力された単価に付加価値税を加える。また、切換手段で
税計算手段にて計算を行なわないとされているときは、
入力された単価そのままとする。そうして、価格入力手
段で入力された販売または購入希望価格を税計算手段で
計算された税込の単価、または、税を含まない単価の、
いずれか切換手段で切換えられた単価にて除算し、販売
または購入希望価格に対応する重量を求め、表示手段で
この重量を表示する。

（実施例） 以下、本発明の電子式秤の一実施例を図面を参照して説
明する。

第１図において、１は所定重量あたりの単価を入力する
単価入力手段で、この単価入力手段１は、税込み計算す
るか否かを切換える切換手段２に接続されている。また
、この切換手段２は、単価入力手段１から入力された単
価から消費税等の付加価値税を算出して単価に加える税
計算手段３を介して演算処理手段４に接続されていると
ともに、直接演算処理手段４に接続されている。さらに
、この演算処理手段４には、希望の価格を入力する価格
入力手段５が接続されている。なお、演算処理手段４で
は、価格入力手段５で入力された希望販売または購入価
格を、税計算手段３で計算された単価または切換手段２
で入力された単価で除算し、重量を計算する。そして、
この演算処理手段４には、計算された重量を表示する表
示手段６が接続されている。

次に上記実施例を具体的に説明する。

第２図に示すように、１１は電子料金秤本体で、この電
子料金秤本体１１の上面には、秤量時に被秤量物を載せ
る載せ皿１２が設けられている。また前面には単価入力
手段１、切換手段２、販売または購入価格入力手段５と
しての機能を有する設定キーパネル１３およびワンタッ
チキーパネル１４が設けられ、さらに、設定キーパネル
１３近傍には、商品名、単価、価格およびバーコード等
が印刷されたラベルを発行するラベル取出口１５、レシ
ートが発行されるレシート発行口１６が設けられ、側面
には、電源スィッチ１７が設けられている。

さらに、電子料金秤本体１１の後側には、リモート表示
器２１が取付けられている。このリモート表示器２１に
は、第３図に示すように品名を表示するとともに演算処
理手段４で計算された価格に対応する重量を表示する表
示手段６としての機能を有する品名表示管２２、載せ皿
１２に載せられた秤量物の重量を表示する重量表示管２
３、たとえば設定キーパネル１３にて入力された１００
ｇ当りの単価を表示する単価表示管２４、秤り売り商品
の場合単価に重量を乗じて算出した価格を表示する価格
表示管２５が設けられている。

また、電子料金秤本体１１の内部機構は第４図に示すよ
うになっている。

第４図において、３１は演算処理部（ＣＰＵ）で、この
演算処理部３１は税計算手段３および演算処理手段４と
しての機能を有している。

そして、この演算処理部３１には、被秤量物の重量デー
タを出力する秤量部３２、品名表示管２２、重量表示管
２３、単価表示管２４および価格表示管２５などの表示
部３３、設定キーパネル１３およびワンタッチキーパネ
ル１４より入力されたデータを演算処理部３１に設定す
る設定部３４が設けられている。また、演算処理部３１
には、前記ラベル排出口１５の内部に設けられラベルを
印刷するプリンタ部３５が接続され、さらに、プログラ
ム等を記憶するリード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）３６
およびＰＬＵ等を？己憶するランダム・アクセス・メモ
リ（ＲＡＭ）３７が接続されている。

次に、上記実施例の動作について、第５図に示すフロー
チャートを参照して説明する。

まず、動作をするためのいずれかのキー人力があるか否
かを判断しくステップの）、いずれのキー人力もないと
きはステップ■に戻り、いずれかのキー人力があったと
きは、そのキー人力されたキーが税込み／税抜きキーで
あるか否かを判断しくステップ■）、税込み／税抜きキ
ーでな・いときは、他のキー処理を行ない（ステップ■
）、ステップ■に戻る。入力されたキーが、税込み／税
抜きキーのときは品名表示管２２に税込みあるいは税抜
きの表示を行なう（ステップ■）。そして、税込みキー
が操作されるか、あるいは、入力されたＰＬＵの消費税
が外掛となっているか否かを判断しくステップ■）、税
込み操作と判断された後は、設定キーパネル１３で、希
望の販売または購入価格を入力して希望価格を置数する
（ステップ■）。

そして、演算処理 部３１の税計算手段３および演算処理手段４で、相当す
る（ｇ） の計算を行ない、税込み価格に対応する重量を算出する
（ステップ■）。また、ステップ■で税込みキーでない
と判断されたときは、税抜きキーが操作されるか、ある
いは、入力されたＰＬＵが、消費税が内掛、免税、非課
税となっているか否かを判断しくステップ■）、税抜き
操作と判断された後は、設定キーパネル１３で、希望の
価格を入力して希望価格を置数する（ステップ■）。そ
して、演算処理部３１の演算処理手段４で、 の計算を行ない、税抜き価格に対応する重量を算出する
（ステップ０）。

また、ステップ■で税抜きキー等の操作もないと判断さ
れたときは、税込み／税抜きキーが操作されたか否かを
判断しくステップ■）、税込み、税抜きキーが操作され
たと判断したときはステップ■に戻り、税込み／税抜き
キーが操作されていないと判断したときはステップ■に
戻る。そうして、ステップ■またはステップ０で、価格
が算出された後は、加算キー等の操作により加算処理を
行ない（ステップｏ）、登録処理する（ス゛テップ◎）
。

さらに、たとえば単価１２８円の豚バラ肉を税込み金額
で１０００円または税抜き金額で１０００円とした場合
の動作および表示を参照して説明する。なお、税込みキ
ーはテンキーの１キーとし、税抜きキーはテンキーの２
キーとする。

（以下次頁） 表 まず、ワンタッチキーパネル１４でＰＬＵを呼出し、あ
る設定キーパネル１３で単価を設定する。

このとき、重量表示管２３は０〔ｇ〕を表示し、単価表
示管２４は１２８〔円〕を表示し、価格表示管２５は０
〔円〕を表示し、品名表示管２２は豚バラ肉と表示する
（状態Ｉ）。次に税込み税抜きキーを操作すると重量表
示管２３および単価表示管２４は消灯し、価格表示管２
５は１を表示し、品名表示管２２は税込みと表示する（
状態■）。この状態で税込みキーである１キーを操作し
ても表示は変化しない（状態■）。この状態で＊キーを
操作すると、重量表示管２３はＯ（ｇ〕、単価表示管２
４は１２８〔ｇ〕、価格表示管２５はＯ〔円〕、そして
、品名表示管２２は税込みと表示する（状態■）。ここ
で、設定キーパネル１３にて希望の販売または購入価格
１０００を入力すると税込みの価格１０００円が価格表
示管２５に表示される（状態Ｖ）。さらに、＊キーを操
作すると、消費税３％の場合の１０００円に相当する重
量を、税込計算の式により計算すると、 が算出され、品名表示管２５に相当量７５９ｇが表示さ
れる（状態■）。この状態で計量を行なうと、重量表示
管２３にその時の重量が表示される（状態■）。そして
加算キーを操作することにより、単価に重量が乗算され
、重量表示管２３に７５９（ｇｅｌ単価表示管２４に１
２８〔円〕、価格表示管２５に消費税３％を加えると１
０００円になる税の含まれない価格９７１〔円〕、そし
て、品名表示管２２に豚バラ肉が表示される（状態■）
。また、状態■で税抜きキーである２キーを操作すると
、価格表示管２５に２を表示し、品名表示管２２に税抜
きを表示する（状態■）。この状態で＊キーを操作する
と、重量表示管２３は０〔ｇ〕、単価表示管２４は１゜
２８（ｇ）、価格表示管２５は０〔円〕、そして、品名
表示管２２は税抜きと表示する（状態Ｘ）。ここで、設
定キーパネル１３にて希望価格１０００を入力すると税
抜きの価格１０００円が価格表示管２５に表示される（
状態ＸＩ）。さらに＊キーを操作すると消費税の含まれ
ない場合の１０００円に相当する重量 が算出され、品名表示管２５に相当・量７８２ｇが表示
される（状態ＸＩ）。この状態で計量を行なうと、重量
表示管２３にその時の重量が表示される（状態ＸＩ）。

そして、加算キーを操作することにより、単価に重量が
乗算され、重量表示管２３に７８２〔ｇ〕、単価表示管
に１２８〔円〕、価格表示管に消費税の含まれない価格
１０００　（円〕、そして、品名表示管２２に豚バラ肉
が表示される（状態ＸＩＶ）。

なお、品名表示管２２には、相当する重量から、載せ皿
１２に載せられた重量を減算した重量を表示してもよい
。

また、所定桁以下は切捨て、切上げまたは四捨五入と任
意に設定するようにしてもよい。

〔発明の効果〕

請求項１の電子式秤によれば、価格入力手段で入力され
た希望価格を税計算手段で計算された税込みの単価にて
除算し、価格に対応する重量を算出するので、付加価値
税に対応し、かつ価格から重量を算出できる。

請求項２の電子式秤によれば、価格入力手段で入力され
た希望価格を、入力手段で入力された単価または計算手
段で計算された税込みの単価のうち切換手段で切換えら
れたもので除算し、価格に対応する重量を算出するので
、付加価値税の態様に対応しかつ価格から重量を算出で
きる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の電子式秤の一実施例を示すブロック図
、第２図は同上外観を示す斜視図、第３図は同上リモー
ト表示器を示す図、第４図は同上内部機構を示すブロッ
ク図、第５図は同上動作を示すフローチャートである。 １・・単価入力手段、２・・切換手段、３・・税計算手
段、４・・演算処理手段、５・・価格入力手段、６・・
表示手段。 」レリ」

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定量当りの単価を入力する単価入力手段と、 この単価入力手段で入力された単価から付加価値税を算
   出するとともに前記単価にこの付加価値税を加えた税込
   の単価を計算する税計算手段と、希望販売または購入価
   格を入力する販売または購入価格入力手段と、 この販売または購入価格入力手段で入力された希望販売
   または購入価格を前記税計算手段で計算された単価にて
   除算し重量を演算する演算処理手段と、 この演算処理手段で演算された重量を表示する表示手段
   と を具備したことを特徴とする電子式秤。
2. （２）所定量当りの単価を入力する単価入力手段と、 この単価入力手段で入力された単価から付加価値税を算
   出するとともに前記単価にこの付加価値税を加えた税込
   の単価を計算する税計算手段と、この税計算手段で税込
   の単価を計算するか否かを切換える切換手段と、 希望販売または購入価格を入力する価格入力手段と、 この価格入力手段で入力された希望販売または購入価格
   を前記切換手段で切換えられた単価または税込にて除算
   し重量を演算する演算処理手段と、 この演算処理手段で演算された重量を表示する表示手段
   と を具備したことを特徴とする電子式秤。