JPH02258534A - 紙葉類把の帯除去装置 - Google Patents

紙葉類把の帯除去装置

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JPH02258534A
JPH02258534A JP1081003A JP8100389A JPH02258534A JP H02258534 A JPH02258534 A JP H02258534A JP 1081003 A JP1081003 A JP 1081003A JP 8100389 A JP8100389 A JP 8100389A JP H02258534 A JPH02258534 A JP H02258534A
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JP1081003A
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Hitoshi Takahashi
均 高橋
Toshinori Adachi
安達 敏範
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、紙葉類把の帯除去装置に関し、更に詳しくは
銀行券等の紙葉類を帯により施封した紙葉類把(以下「
把」という)を受入れ、この把から帯を除去する紙葉類
把の帯除去装置に関する。
(従来の技術) 例えば、銀行券の鑑査を行う鑑査処理装置においては、
把の状態の銀行券を受入れて、帯を除去し、銀行券を一
枚ずつにして鑑査に供するようにしだ紙葉類把の帯除去
装置が用いられている。
このような帯除去装置による帯除去動作の概要を第13
図(a)乃至(h)を参照して説明する。
第13図(a)乃至(h)に示す如く、把Hは、多数(
例えば100枚)を紙葉類Cを帯(以下「小事」という
)kで施封することにより形成されている。小事kによ
る紙葉類Cの施封状態は、第13図(a)乃至(h、 
)に示すように種々の形態があるが、いずれの場合にも
、単に紙葉類Cの外周のみを施封するだけでなく、紙葉
類Cの内部まで挿通されている場合が多い。
この把Hから小事kを除去するに際しては、上述した従
来装置の場合、まずカッタ1000により、巾寄kを切
断し、次にキャッチ1001により切断された巾寄kを
挟持しつつこのキャッチ1001を紙葉類Cの側方へ搬
送することにより巾寄kを除去していた。
しかしながら、上述した従来装置の場合、巾寄kが紙葉
類Cの紙葉類Cの外周に何重にも巻かれていたり、紙葉
類Cの間に挿通されていたりすることからキャッチ10
01のみの挾持及び搬送動作だけでは全ての巾寄kを除
去することができず、この後に行われる紙葉類Cの鑑査
処理段階まで残留した巾寄kが搬送されてしまい、鑑査
処理に支障を生じさせるという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、把の状
態の紙葉類から帯を確実に除去し得る紙葉類把の帯除去
装置を提供することを目的とするものである。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明は、所定枚数の紙葉類を帯により施封することに
より形成した把を受入れて前記帯を除去する紙葉類把の
帯除去装置において、前記把を形成する帯を切断する切
断手段と、この切断手段により切断した帯を挟持しつつ
除去する帯除去手段と、帯が除去された所定枚数の紙葉
類を挟持して回動させる挟持回動手段と、この挟持回動
手段により回動する所定枚数の紙葉類の回動領域に配置
され、前記紙葉類の周囲又は紙葉類間に残留している残
留帯を掻き落す掻き落し部材とを有するものである。
(作 用) 以下に上記構成の装置の作用を説明する。
この装置が前記把を受入れると、切断手段は受入れた把
の帯を切断する。
次に、帯除去手段は、切断手段が切断して帯を挟持して
紙葉類から除去する。この後、帯が除去された紙葉類は
挟持回動手段により挟持されさらにその状態で回動され
る。紙葉類の回動領域に設けた掻き落し部材は、回動状
態の前記紙葉類に接触し、紙葉類の周囲や紙葉類中に残
留している残留帯を掻き落す。
(実施例) 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本実施例の紙葉類把の帯除去装置400を含む
鑑査処理装置1全体の外観を示すものである。
この鑑査処理装置1は、未鑑査(以下「未処理」という
)の銀行券の如き紙葉類束(以下「束」という)及び鑑
査済(以下「処理済」という)の束の収容、搬出、搬入
の各処理を行う束処理装置2と、この束処理装置2に対
し搬出又は搬入する未処理の束又は処理済の束のりジエ
クト動作を行うリジェクト部3と、このリジェクト部3
と後述する前処理装置5との間の前記束の搬送を行う東
搬送部4と、前記未処理の束を受入れ、この束を形成し
ている大事の除去処理を行って把Hの状態にすると共に
、この把Hから巾寄kを除去する本実施例の帯除去装置
400を含む前処理装置5と、この前処理装置5からの
紙葉類を受入れ、所定の鑑査処理を行って鑑査済の紙葉
類を再び帯により施封した処理済の束として送り出す鑑
査装置6とを有している。
さらに、鑑査処理装置1は、鑑査装置6から排出される
再使用不能の紙葉類を処理する排除券処理機7を具備し
、さらに、この装置全体の制御や処理済の紙葉類の集計
処理を行う集中制御装置8を具備している。
前記束処理装置2は、複数段の棚11を各々具備した未
処理東収容部12及び処理済東収容部13からなる東収
容手段14と、この束収容手段14からの未処理の束の
昇降移送及び東収容手段14への処理済の束の昇降移送
を行う搬出束昇降移送手段15及び搬入束昇降移送手段
16と、図示しない搬送手段とを有している。
前記前処理装置5における紙葉類把の帯除去装置400
は、第2図に示す構成となっている。
この紙葉類把の帯除去装置400は、ベルトコンベア式
の把搬送手段401と、この把搬送手段401により把
Hを検出し、把Hを形成している巾寄kを切断する切断
手段402と、帯掻き出し手段408と、この切断手段
402により切断された巾寄kを挟持しつつ把搬送手段
401の側方へ除去する帯除去手段403と、この帯除
去手段403により除去された巾寄kを押圧しつつ収納
する小書収納処理手段404と、前記巾寄kが除去され
た多数の紙葉類Cを挟持しつつ回動させる挟持回動手段
405と、この挟持回動手段405により回動駆動され
る紙葉類Cに当接し、紙葉類Cの周囲や紙葉類間に残留
している切断処理後の巾寄にの残留分(以下「残留帯」
という)を掻き落す掻き落し手段406と、この掻き落
し手段406による掻き落し処理終了後の紙葉類Cを搬
送すると共に各紙葉類を一枚ずつにして鑑査装置6へ送
る紙葉類切出し手段407とを具備している。
前記切断手段402は、第2図にも示すように把搬送手
段401上を矢印A方向へ搬送される把Hを検出する発
行素子及び受光素子を用いた第1の把センサ411と、
この第1の把センサ411の近傍で、且つ、前記把Hの
搬送領域に臨ませて配置した小帯カッタ412とを具備
している。
前記帯掻き出し手段108は、第2図、第3図に示すよ
うに固定配置の支持軸413により回動可能に支持され
先端に前記把Hの紙葉類Cと巾寄にとの間に侵入する掻
き出し爪414をを設けた掻き出し部材415と、この
掻き出し部材415を駆動する掻き出し駆動部416と
、把搬送手段401上の把Hを検出する発光素子及び受
光素子からなる第2の把センサ417とを具備している
前記掻き出し駆動部416は、第3図に示すように前記
掻き出し部材415の下方に固定配置された掻き出しモ
ータ418と、この掻き出しモータ418の原動軸に固
着された偏心アイドラ419と、この偏心アイドラ41
8から立設したピン420とを具備し、ピン420を前
記掻き出し部材415に設けた長孔415aに係合させ
この状態で掻き出しモータ418を往復回転させること
により、前記掻き出し部材415の掻き出し爪414を
巾寄にと紙葉類Cとの間に侵入させ巾寄kを掻き出すよ
うになっている。
前記帯除去手段403は、第4図、第5図に示すように
、前記把搬送手段401上の把Hを検出する発光素子及
び受光素子からなる第3の把センサ421と、巾寄挟持
搬送部422とを有している。
巾寄挟持搬送部422は、第4図に示すように、巾寄k
を挟持する小書挟持部423と、この小書挟持部423
の搬送を行う小帯搬送部424とを具備している。
前記小書挟持部423は、回動支持軸425を支点とし
て矢印方向に開閉するローラ426 a。
426b付の小帯キャツチ426と、この小帯キヤツチ
駆動部426を開閉駆動するキャッチ駆動部427とを
具備している。
キャッチ駆動部427は、前記小帯キャツチ426の下
方に配置した基板428と、この基板428上に取付け
た回転動作する回転ソレノイド429と、この回転ソレ
ノイド429の回転軸に取付けた対称形状の長孔430
a、430bを有する回転板430と、前記基板428
上に固定したガイドレール431付のガイド体432と
、このガイド体432に対し、上下配置に、且つ、ガイ
ドレール431にガイドされて上下方向にスライド可能
に取付けた一対のコマ433.434と、このコマ43
3を貫通し一方の端部側を前記小帯キャツチ426の下
方に臨ませ、他方の端部を前記回転板430の一方の長
孔430aに臨ませた上側レバー435と、この上側レ
バー435の他方の端部から立設され前記長孔430a
に係合する第1の係合ピン436aと、前記コマ434
を貫通し、一方の端部側を90度折曲する状態で前記上
側レバー435よりも若干上方の位置まで延ばすと共に
、他方の端部を前記回転板430の他方の長孔430b
に臨ませた下側レバー437と、この下側レバー437
の他方の端部から立設され前記長孔430bに係合させ
た第2の係合ピン436bと、前記上側レバー435の
一方の端部から前記小帯キャツチ426の側面に沿って
立設され上端部に小帯キャツチ426の上側に当接する
第1の当接片439aを設けた押圧部材438と、前記
下側レバー437の端部から上側レバー435に平行な
配置で突設され小帯キャツチ426の下側に当接する第
2の当接片439bと、前記回転ソレノイド430の回
転軸に巻付けられ、一方の端部を前記第1の係合ピン4
36aに、他方の端部を前記第2の係合ピン436bに
それぞれ押圧接触させて回転ソレノイド430による回
転力に反抗する付勢力を付与する付勢部材440とを具
備している。
前記小帯搬送部424は、第4図に示すように、前記把
搬送手段401の側方に固定された台板441と、この
合板441により固定配置に、且つ所定の間隔をもって
支持された一対の固定支持片442.443と、両固定
支持片442.443により水平配置に支持した案内レ
ール444と、この案内レールと、この案内レール44
4にスライド可能に取付けたスライド体445と、この
スライド体445に上端部が取付けられ、垂直下方に向
けて突設したスライド板446と、このスライド板44
6の下端部に固着したベルト447を有する巾寄移送機
構部448と、前記小帯キャツチ426の後端部を前記
スライド板446の略中央部に連結する連絡部材449
と、小帯キャツチ426の移動領域に沿って且つ、前記
案内レール444と平行配置の状態で上下配置した一対
のキャッチガイド板450a450bとを具備している
この両キャッチガイド板450a、450bの間隔は、
前記小帯キャツチ426が両キャッチガイド板450a
、450bに侵入したとき小帯キャツチ436を閉状態
にする狭幅部451と、小帯キャツチ426を開状態に
する広幅部452とが連続する段違い形状となっている
前記巾寄移送機構部448は、前記台板44上上におい
て前記キャッチガイド板450bの広幅部452の下方
に固定配置したプーリ453付の小舟移送モータ454
と、同じくキャッチガイド板450bの小帯キャツチ4
26の侵入側端部の下方に回転可能に配置した従動プー
リ455と、両ブーIJ453,455間に張設され、
且つ、外側面部を前記スライド板446に固着したベル
ト447とを具備している。
次に、前記小帯収納処理手段404について、第7図を
参照して説明する。
この小帯収納処理手段404は、巾寄取込移送部460
と、巾寄押圧部461と、小舟収容箱462とを具備し
ている。
巾寄取込移送部460は、前記両キャッチガイド板45
0a、450bの広幅部452に小舟kが存在している
ことを検知する発光素子及び受光素子からなる小事セン
サ463と、前記両キャッチガイド板450a、4.5
0bの側方で、且つ、これらと平行配置した固定状態の
一部にラック部465を有する移送ガイドレール464
と、この移送ガイドレール464に嵌合させた一対の支
柱466.467と、この支柱466.467により水
平状態に支持した支持板468と、前記支柱466.4
67の上端部に前記支持板468と平行配置となるよう
に取付けられた小舟載置板469と、前記両支柱466
.467、支持板468及び小舟載置板469を第7図
に示す矢印a方向に移送する水平移送駆動部470と、
小舟載置板469上に載置される小舟kを小舟収容箱4
62へ移送する巾寄収容機構部471とを具備している
水平移送駆動部470は、前記一方の支柱466に取付
けられた水平移送モータ472と、この水平移送モータ
472の原動軸に固着され前記移送ガイドレール464
に設けたラック部465と噛合させたピニオン473と
を具備し、水平移送モータ472を駆動することにより
支柱466.467、支持板468及び小舟載置板46
9を矢印a方向に移動させるようになっている。
前記巾寄収容機構部471は、前記支持板468上に固
定された収容移送モータ474と、この収容移送モータ
474により第7図に示す矢印方向に回動駆動される回
動アーム475と、前記小舟載置板469の下面側に取
付けたガイド片477により矢印す方向(前記C方向と
直交する方向)にスライド可能に支持されたスライドレ
バー476と、このスライドレバー476の一方の端部
に垂直配置に設けられ、前記回動アーム475から突設
した突出ピン475aに係合する長孔479を設けた垂
直片476aと、前記スライドレバー476の他方の端
部から上方に向って突設され、前記小格載置板469に
b方向に沿って設けた3条の長a469aを貫いてさら
に上方に突出する3個の帯押込爪478とを有している
前記巾寄押圧部461は、前記小格載置板469の側面
に固着された垂直移動ボックス480と、この垂直移動
ボックス480により垂直方向に移動可能に支持された
ラック481付の垂直案内レール482と、前記垂直移
動ボックス480内に固定された垂直移送モータ483
と、この垂直移送モータ483の原動軸に固着され前記
垂直案内レール482に設けたラック481に噛合する
ピニオン484と、前記垂直案内レール482の上端部
に固着された固定部材485と、この固定部材485に
より一端が支持され、他端側を前記長溝469aの上方
まで延長した押圧支持板486と、この押圧支持板48
6の端部に設けた角柱状の帯抑圧片487とを具備して
いる。
そして、前記垂直移動モータ483によりピニオン48
4を回転させることにより、前記垂直レール482と共
に押圧支持板486に設けた帯押圧片487がC方向(
垂直方向)に下降し、置載置板469上の巾寄kを押圧
するようになっている。
次に、第8図を参照し、前記挟持回動手段405及び掻
き落し手段406について説明する。
挟持回動手段405は、前記把搬送手段401の端部に
配置され巾寄kが除去された紙葉類Cを挟持しつつ回動
するものである。
即ち、この挟持回動手段405は、前記把搬送手段40
1の端部の下方に配置された固定プレート490と、こ
の固定プレート49o上に一定の間隔をもって立設した
一対の支持枠491a。
491bと、この支持枠491a、491b間に架設し
た支持軸492と、この支持軸492により後端部49
3aが回動可能に支持されると共に、平坦な板状部分を
前記固定プレート490上に載置した下側挟持部材49
3と、この下側挟持部材493の側縁略中間部に立設し
た突出支持片494と、この突出支持片494に回動可
能に取付けた上側支持片495を有し、且つ、前記下側
挟持部材493と路間等な形状に形成された上側挟持部
材496と、前記上側挾持部材496を下側挟持部材4
93に対しその先端部側が閉じる方向に回動させると共
に、この閉動作が終った後今度は下側、上側挟持部材4
93,496を第8図に示す矢印α1方向に同時に回動
させる駆動手段497とを具備している。尚、第8図中
、498.499は、両挟持部材493,496の先端
部に対向状態で貼着した摩擦係数の大きい挟持片であり
、また、500は、下側挟持部材493の先端部と前記
突出支持片494との中間位置に前記支持軸492と同
方向に沿って設けた紙ストッパーである。
前記駆動手段497は、前記固着プレート490上に配
置した挟持及び回動用のモータ501と、このモータ5
01の原動軸に一端を取付けたアーム502と、このア
ーム502の他端から前記上側挟持部材496に向けて
突設した係合ピン503とを具備し、この係合ピン50
3を、前記上側挟持部材496の側縁に設けた折曲片4
96aの長孔496bに係合させるようになっている。
また、前記挟持回動手段405は、前記両挟持部材49
3,496間に紙葉類Cが存在するが否かを検知する発
光素子及び受光素子からなる紙葉類センサ504を具備
している。
前記掻き落し手段406は、第8図に示すように、前記
挾持回動手段405により挾持され回動されろ紙葉類C
の回動領域に配置され、例えば6枚のゴム製の掻き落し
部材510を放射状配置に設けた回転体511と、この
回転体511を回転可能に支持する一対の支持板512
a、512bと、この回転体511を矢印β方向に駆動
する駆動7原513とを具備している。
次に、第10図(a)、(b)、(c)を参照し、鑑査
装置6の概要を説明する。
この鑑査装置6は、第10図(b)に示すように取出部
38A、搬送区分部38B、鑑査部38C1区分集積部
38D9把施封部38E1束施封部38F、東包装部3
8G、失効部38H1制御部38r、操作表示部38J
を具備している。
尚、操作表示部38Jは操作部の一例であり、取出部3
8A、搬送区分部38B、鑑査部38C2区分集積部3
8D2把施封部38E2束施封部38F1束包装部38
G、失効部38Hは機構部の一例である。そしてこの機
構部から操作部への騒音を防止するために、例えば操作
表示38Jの回りには装置を設置するスペースの床から
天井に至るまでの壁ROADが設けられていて、操作部
と機構部とはこの壁BOADにより大略仕切られるよう
になっている。
前記区分集積部38Dは、排除券区分集積部39A、異
種券区分集積部39B、正券区分集積部39D、損券区
分集積部39Eとに分割されており、搬送区分部38B
も前記分割に基づいて搬送経路中に5箇所(52A乃至
52E)に設けられている。そして各搬送区分部38B
にはゲートGTがそれぞれ設けられている。そして各区
分集積部39A乃至39Eには公知の回収輪FW、乃至
FW4がそれぞれ設けられており搬送されてくる券を1
枚ずつ取り出して集積箱BINに集積できるようになっ
ている。この集積部のうち、排除券区分集積部39Aに
は上下に2個BIN。、(偽券集積箱)、BINO2(
鑑査不能券集積箱)とが設けられ、他の区分集積部には
各1個毎の集積箱BIN2乃至B■N4が配置されてお
り、前記把施封部38Eも、38E1,38E2.38
E3のように上記各集積箱BIN2乃至BIN4の下方
にそれぞれ分割配置されている。前記正券集積部39D
の下方に設けられた把施封部38Eの下方には束施封部
38Fが設けられ、後方の束包装部38Gに券を受渡す
ための窓が設けられている。
前記取出部38Aは、1枚ずつになった券を複数枚集積
した集積部38aと、券を1枚ずつ取り出す送出ローラ
38bと、取り出された券を搬送する搬送ローラ群38
cと、搬送経路に設けられて券の特徴(重ね取り、スキ
ュー、ショートピッチ等の鑑査不能状態)を検査する検
査部38dとによって構成されている。尚、この検査部
38dと前記鑑査部38Cとは、所定項目に従って紙幣
を検査する検査装置の一例であり、両者による検査の結
果は前記制御部38I内の記憶部220に記憶されるよ
うになっている。この取出部38Aは、前の把の処理が
終了するまで次の把の1枚取出しを行わないようになっ
ている。また、操作表示部38Jは同図(C)に示すよ
うに、供給された把の入口部54Aと、その上方に設け
られたテンキー等を含む操作部54B1モニタ用CRT
54G。
カセット取出口54Dとによって構成されている。
尚、東包装部38Gには取出口38G工が設けられてい
る。前記各部を収納した部分はそれぞれモジュール化さ
れており、同図(a)に示すように、供給台86が着脱
自在に取り付けられた給送モジュールM1.鑑査モジュ
ールM2.集積モジュールM3.M4.廃棄モジュール
M5.東包装部38Gがそれぞれ着脱可能に配置され、
用途及び機能に応じて任意に増減できるようになってい
る。
そして、同図(b)に示すように給送モジュールM1に
は上下に区分されて排除券区分集積部39Aと取出部3
8とが収納され、その後方には制御部38■が収納され
ている。また、モジュールM2には鑑査部38Cと第1
と第2の搬送区分部52A、52Bが収納されており、
モジュールM3には異種券区分集積部39B(!:′w
!:施封部38E及び第3.第4の搬送区分部52C9
52Dとが収納されており、モジュールM4には正券区
分集積部39D及びその施封部38E2と、損券区分集
積部39E及びその把施封部38E3と、第5の搬送区
分装置52Eと、第1.第2の失効部としてのシュレッ
ダ−38H工、38H2とが収納されており、モジュー
ルM5には廃棄箱38H3が収納されている。
また、前記2個のB I No1.  B r Nl]
2の近くには排除券収納部としての排除券カセット90
が設けられている。
次に、前記帯除去装置400の制御系について第11図
を参照して説明する。
この帯除去装置400は、鑑査処理装置8からの制御信
号をインターフェース521を介して取込み、この制御
信号に基いてこの装置400の各要素を制御する把制御
部520を具備し、この把制御520に、前記把搬送手
段401.切断手段402の第1の把センサ411.小
帯カッタ412、掻き出し手段408の第2の把センサ
417、掻き出しモータ418をそれぞれ接続している
また、把処理制御部520に、帯除去手段403の第3
の把センサ4211回転ソレノイド429、巾寄搬送モ
ータ454.小帯収納処理手段404の小舟センサ46
3.水平移送モータ472、垂直移送モータ483.収
容移送モータ474をそれぞれ接続している。
更に、把処理制御部520に、挾持回動手段405の紙
葉類センサ504.モータ501をそれぞれ接続してシ
、)る。更に、把処理制御部520により、紙葉類切出
し手段407を制御するようになっている。
前記集中制御装置8は、第12図に示すように束処理装
置2.リジェクト部4.前処理装置5゜鑑査装置6及び
排除券処理機7をそれぞれ制御するようになっている。
次に、前記帯除去装置400の作用を説明する。
把搬送手段401により把Hが第2図に示す矢印A方向
に搬送されてくると、この把Hはまず第1の把センサ4
11により検出され、これにより把処理制御部520の
制御の基に小事カッタ412が回転して巾寄kを切断す
る。
巾寄kが切断された状態把Hは更に、矢印方向に搬送さ
れ、第2の把センサ417により検出される。これによ
り、第3図に示す如く、把処理制御部520の制御の基
に掻き出しモータ418が始動して、偏心アイドラ41
9及びピン420を回動させる。ピン420の回動と共
に掻き出し部材415も支持軸413を支点として回動
し、掻き山型414が紙葉類Cと巾寄にとの間に浸入し
て巾寄kを掻き出す。この後、掻き出しモータ418の
逆転により掻き出された巾寄には紙葉類Cの外周及び内
部に残留した状態になる。
この状態で紙葉類C及び巾寄には把搬送手段401によ
り更に矢印方向に搬送される。
次に、第3の把センサ421が前記紙葉類C及び巾寄k
を検出し、これにより、帯除去手段403が切断され掻
き出された巾寄にの除去動作を行う。
即ち、小帯キャツチ426は開状態のまま小帯搬送部4
24の小帯搬送モータ454及びベルト447による搬
送動作で紙葉類Cの側方に接近する。次いで、回転ソレ
ノイド429の回転動作に基き、第1.第2の当接片4
39a、439bの第5図に示す矢印方向への圧縮作用
が実行され、これにより、小帯キャツチ426は、第6
図(a)に示すように、巾寄kを挾持する。
次に、回転ソレノイド429がオン状態のまま、即ち、
小帯キャツチ426が巾寄kを挾持したまま小帯搬送モ
ータ454が一旦逆転する。これにより、小帯キャツチ
426は巾寄kを紙葉類Cの側方へ一旦引き出す。この
状態を第6図(b)に示す。
次に、再び小帯搬送モータ454が正転し、小帯キャツ
チ426を紙葉類Cの近傍まで戻す。同時に、回転ソレ
ノイド429がオフとなる。これにより、付勢部材44
0の付勢力により上側レバー435.下側レバー437
が開方向へ変位し、第1.第2の当接片439a、43
9bも開くので、小帯キャツチ426は開状態となる。
この状態を第6図(C)に示す。
次に、小帯キャツチ426は上述した場合と同様な動作
の基に再び閉状態に駆動され、第6図(d)に示すよう
に紙葉類Cの外周の巾寄kを挾持し直す。このような、
2回に亘る小帯キャツチ426の挟持動作により、巾寄
kが紙葉類Cの外周に例えば二重に巻かれていてもこの
巾寄kを取り損ねることが無くなり、巾寄にの除去動作
を確実に行うことができる。
次に、小帯キャツチ426が巾寄kを挾持した状態で小
帯搬送モータ454が正転し、この小帯キャツチ426
を前記キャッチガイド板450 a。
450bの挾幅部451に沿って搬送する。このとき、
小帯キャツチ426のローラ426 a。
426bが挾幅部451に拘束されるので、回転ソレノ
イド429をオフにしても、小帯キャツチ426は巾寄
にの挟持動作を維持する。
やがて、小帯キャツチ426が広幅部452まで搬送さ
れると、ローラ426a、4.26bへの拘束が解除さ
れる。これにより、巾寄l(は小帯キャツチ426から
離れ広幅部452に落下する。
このとき、小帯キャツチ426は、小帯搬送モータ45
4により駆動されて、初期の位置まで戻る。
次に、巾寄収納処理手段404の巾寄センサ463が広
幅部452における巾寄kを検出する。
これにより、把処理制御部520の制御の基に水平移送
モータ472が始動し、置載置板469等をa方向に、
即ち、広幅部452側に移送する。
これにより、帯載置板469上に巾寄kが載置すること
になる。
この後、水平移送モータ472が逆転し、帯載置板46
9を元の位置まで復帰させる。
次に、垂直移送モータ483が始動し、押圧支持板48
6及び帯押圧片487を垂直下方向へ降下させる。これ
により帯押圧片487が巾寄kを帯載置板469上に押
し付ける。この後、垂直移送モータ483は逆転し、帯
押圧片487を元の位置に復帰させる。
次に、把処理制御部520の制御の基に、収容移送モー
タ474が始動し、回動アーム475及び突出ピン47
5aを回動させる。これにより、スライドレバー476
及び帯押込爪478も長溝469aに沿ってスライドし
、帯載置板469上に押し付けられた巾寄kを巾寄収容
箱462内へ移送していく。移送された巾寄には巾寄収
容箱462内に収容される。
一方、上述した帯除去手段403により巾寄kが除去さ
れた紙葉類Cは、把搬送手段401により更に搬送され
、やがて、挾持回動手段405の前記両挾持部材493
,496間に放出される。
この紙葉類Cは、紙葉類センサ504により検出され、
これにより、把処理制御部520の制御の基に挾持及び
回動用のモータ501が第8図に示す矢印α1方向へ回
転し始める。すると、第9図(a)にも示すように、ア
ーム502及び係合ピン503もα1方向へ回動し、こ
れにより係合ピン503と係合している折曲片496a
と共に上側挾持部材496は前記突出支持片494を支
点として前記α1方向とは逆のα2方向へ回動する。こ
の結果、紙葉類Cは、両挾持部材493゜496に設け
た挟持片498.499間に挾持される。
この状態を第9図(b)に示す。
更に、モータ501がα1方向へ回転すると、今度は前
記係合ピン503が長孔496bの端部に当接している
ので、上側挾持部材496は最早α2方向へは回動し得
ず、下側挾持部材493と共に第9図(C)に示すよう
にα1方向へ回動する。
やがて、両挾持部材493.496により挾持された紙
葉類Cは前記掻き出し手段406の掻き落し部材510
に当接し、この掻き落し部材510のβ方向への回転に
より、多数の紙葉類Cがしごかれて紙葉類C間に残留し
ている残留帯が掻き落される。
この後、モータ501は逆転し、紙葉類Cを元の位置に
復帰させると共に更に、上述した場合と逆の動作で紙葉
類Cの挟持状態を解除する。
この後、紙葉類Cは図示しないプッシャーにより紙葉類
切出し手段407へ送られ、ここで−枚づつの紙葉類と
なって鑑査装置6へ送り込まれていく。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、上記構成としたことによ
り、把の状態の紙葉類から帯を切断除去し得る七共に、
除去しきれない残留帯をも掻き落し部材により確実に掻
き出すことができ、帯の除去処理の確実性を期するとか
できろ紙葉類把の帯除去装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置を含む鑑査処理装置の外観
斜視図、第2図は本発明の実施例装置の概略斜視図、第
3図は同装置の掻き出し手段の斜視図、第4図は同装置
の帯除去手段の斜視図、第5図は同上の小帯キャツチ及
びキャッチ駆動部を示す側面図、第6図(a)乃至(d
)は小帯キャツチによる巾寄の挟持搬送動作の説明図、
第7図は小帯収納処理手段の斜視図、第8図は回動挾持
手段及び掻き落し手段の斜視図、第9図(a)乃至(c
)は同上の動作を示す説明図、第10図(a)乃至(C
)はそれぞれ鑑査装置の平面図。 断面図、側面図、第11図は実施例装置の制御系を示す
ブロック図、第12図は鑑査処理装置全体のブロック図
、第13図(a)乃至(h)はそれぞれ巾寄の施封状態
を示す説明図である。 ・・鑑査処理装置、5・・・前処理装置、OO・・・帯
除去装置、402・・・切断手段、03・・・帯除去手
段、 04・・・小帯収納処理手段、 05・・・挾持回動手段、406・・・掻き落し手段、
08・・・掻き出し手段、511・・・回転体、12・
・・掻き落し部材。 代理人 弁理士 三  澤  正  義第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定枚数の紙葉類を帯により施封することにより形成し
    た把を受入れて前記帯を除去する紙葉類把の帯除去装置
    において、 前記把を形成する帯を切断する切断手段と、この切断手
    段により切断した帯を挟持しつつ除去する帯除去手段と
    、 帯が除去された所定枚数の紙葉類を挟持して回動させる
    挟持回動手段と、 この挟持回動手段により回動する所定枚数の紙葉類の回
    動領域に配置され前記紙葉類の周囲又は紙葉類間に残留
    している残留帯を掻き落す掻き落し部材と を有することを特徴とする紙葉類把の帯除去装置。
JP1081003A 1989-03-30 1989-03-30 紙葉類把の帯除去装置 Pending JPH02258534A (ja)

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