JPH02254833A - 多重信号伝送に於けるアドレス異常検出方法及びこの方法を用いた多重信号伝送用中継器、多重信号伝送システム - Google Patents

多重信号伝送に於けるアドレス異常検出方法及びこの方法を用いた多重信号伝送用中継器、多重信号伝送システム

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JPH02254833A
JPH02254833A JP1077431A JP7743189A JPH02254833A JP H02254833 A JPH02254833 A JP H02254833A JP 1077431 A JP1077431 A JP 1077431A JP 7743189 A JP7743189 A JP 7743189A JP H02254833 A JPH02254833 A JP H02254833A
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JP
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address
signal
cpu
repeater
memory
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JP1077431A
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Hitoshi Fujiki
仁 藤木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野コ 本発明は、多重信号伝送に於けるアドレス異常検出方法
及びこの方法を用いた多重信号伝送用中継器、多重信号
伝送システムに間する。
[従来の技術] 従来の多重信号伝送用中継器では、各中!I器に設けら
れたアドレス設定用のデイツブスイッチなどにより当該
中Il器固有のアドレスを設定し、受信機側から多重信
号によって各中継器をボーリングすることにより、中継
器個別の情報の伝送が行なわれる構成とされている。
第7図は、このような中継器の動作を示すフローチャー
トであり、中継器に電源が通電された場合や中継器内部
のCPUがリセット動作された場合に、まず初期設定が
行なわれる(ステップ1000)、そして、中継器は受
信機側からポーリングによって伝送されるアドレス信号
の付された多重信号を常時監視しくステップ1001)
、アドレス信号が伝送されて来た場合には、当該中継器
で設定されたデイツプスイッチの設定アドレスと比較し
くステップ1002)、同一アドレスである場合には定
められた信号処理動作を行なうようになされている(ス
テップ1003)。
しかしながら、このような構成の中継器では、アドレス
設定部が人為的に破壊された場合や、中継器の取付けら
れた場所における温度、湿度などの環境要因によってア
ドレス設定部のデイツプスイッチなどが腐食して設定ア
ドレスが変動した場合に、当該中継器で設定されたアド
レスが他の中継器の設定アドレスと重複するような場合
が生じる。
このような原因で、一つの中継器のアドレスが他の中継
器のアドレスと重複して設定されると、受信機側でこれ
ら二つの中継器を識別することができなくなり、二つの
中継器の制御が重複して誤った中継器で制御が行なわれ
ることになるばかりでなく、制御の終了にともなって中
継器から受信機に返送される多重信号が混信することに
なり、正常な中継器による制御が妨害されることになる
従って、このようなアドレス設定部の設定アドレスが変
動した場合にも誤動作を生じることのない多重伝送用中
継器の開発が待たれている。
[発明が解決しようとする課H] 上記問題点を解決するために提案される本発明は、アド
レス設定部で設定されたアドレスとメモリに記憶された
アドレスとの一致を定期的に判別し、これらのアドレス
が不一致であれば異常信号を出力することにより、設定
されたアドレスの異常を早期に検出する方法を提供する
ことを目的としており、 同時に提案される本発明は、上記アドレス異常検出方法
を使用することにより、信頼性の向上した多重信号伝送
用中継器を提供することを目的としており、 更に、同時に提案される本発明は、上記多重信号伝送用
中継器を使用することにより、信頼性の向上した多重信
号伝送システムを提供することを目的としている。
CrljJを解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される請求項1に記載の
本発明のアドレス異常検出方法は、多重信号線を介して
受信機に接続された複数の中継器の各々には、中wA器
固有のアドレスを設定するアドレス設定部と、該アドレ
ス設定部で設定されたアドレスを記憶するメモリとを備
えた構成と成し、上記各中継器の通電時あるいはリセッ
ト時には、各中継器において上記アドレス設定部で設定
されたアドレスを上記メモリに記憶し、その後、定期的
に、上記各中継器において上記アドレス設定部で設定さ
れたアドレスと上記メモリに記憶されたアドレスとの一
致を判別し、不一致であるときにはアドレス異常信号を
出力するようにしており、請求項2に記載の本発明の多
重信号伝送用中継器は、受信機との間で多重信号を送受
する多重信号伝送回路部と、上記多重信号の処理を行な
うCPUと、上記CPUで処理した信号に応じて、端末
機器へ制御信号を出力するとともに該端末機器からの信
号をCPUに返送するI/Oポートと、多重信号の伝送
に使用される固有のアドレスを設定するアドレス設定部
と、予め定められた所定の時間だけタイマー信号を出力
した後にタイムアツプするタイマー回路と、電源の通電
時あるいは上記CPtJのリセット時に、上記アドレス
設定部で設定されたアドレスを上記I/Oポート及び上
記CPUを介して記憶するメモリとを備えた、多重信号
伝送用中継器により、上記タイマー回路からタイマー信
号が出力されている期間は、上記多重信号伝送回路部に
入力される多重信号のアドレスと上記メモリに記憶され
たアドレスとの一致を上記CPUによって判別し、これ
らのアドレスが−致したときには、該CPUて上記多重
信号に応じた必要な信号処理を行って上記端末機器へ制
御信号の出力を行なうとともに、該端末機器からの信号
を上記CPUて信号処理して上記多重伝送回路に伝送し
、上記タイマー回路がタイムアツプしたときには、上記
アドレス設定部で設定されたアドレスを上記I/Oポー
トを介して上記CPUに取り込んで、上記メモリに記憶
されたアドレスとの一致を判別し、これらのアドレスが
一致した場合には、上記タイマー回路を再起動する一方
、これらのアドレスが不一致である場合には上記CPU
の信号処理動作を停止する構成とされており、請求項3
に記載の本発明は、上記請求項2に記載した上記アドレ
ス設定部のアドレスと上記メモリに記憶されたアドレス
との不一致によって上記CPUの信号処理動作が停止し
た場合に、該CPUから上記I/Oポートを介してアド
レス異常信号を出力する構成とされており、 請求項4に記載の本発明の多重信号伝送システムは、受
信機と中I!器とを多重信号線で接続して、多重信号に
よって該中継器に接続された端末機器の制御を行なうよ
うにした多重信号伝送システムにおいて、上記中継器は
、受信器との間で多重信号を送受する多重信号伝送回路
部と、上記多重信号の処理を行なうCPUと、上記CP
Uで処理した信号に応じて、端末機器へ制御信号を出力
するとともに該端末機器からの信号をCPUに返送する
I/Oポートと、多重信号の伝送に使用される固有のア
ドレスを設定するアドレス設定部と、電源の通電時ある
いは上記CPUのリセット時に、上記アドレス設定部で
設定されたアドレスを上記I/Oポート及び上記CPU
を介して記憶するメモリとを備えるとともに、上記受信
機は、上記中継器に定期的にアドレス照合信号を送出す
るアドレス照合信号送出回路を備えており、上記受信機
から多重信号が上記中継器に伝送された場合には、該多
重信号のアドレスと上記メモリに記憶されたアドレスと
の一致を上記CPUによフて判別し、これらのアドレス
が一致したときには、該CPUで上記多重信号に応じた
必要な信号処理を行って上記端末機器へ制御信号の出力
を行なうとともに、該端末機器からの信号を上記CPU
で信号処理して上記多重伝送回路を介して上記受信機に
返信する一方、上記受信機のアドレス照合信号送出回路
からアドレス照合信号が伝送された場合には、上記アド
レス設定部で設定されたアドレスを上記■/Oポートを
介して上記CPUに取り込んで、上記メモリに記憶され
たアドレスとの一致を判別し、これらのアドレスが不一
致である場合には、上記CPUの信号処理動作を停止す
る構成とされており、 請求項5にに!載の本発明は、上記請求項4に記載の上
記中継器が、上記アドレス設定部のアドレスと上記メモ
リに記憶されたアドレスとの不一致によって上記CPU
の信号処理動作が停止した場合に、該CPUから上記I
/Oポートを介してアドレス異常18号を出力する構成
とされており、請求項6に記載の本発明は、上記請求項
4に記載の上記受信機が更にアドレス異常表示部を備え
ており、上記中継器が、上記アドレス設定部のアドレス
と上記メモリに記憶されたアドレスとの不一致によって
上記CPUの信号処理動作が停止した場合に、該CPU
から上記多重信号伝送回路部を介して上記受信機にアド
レス異常信号を出力し、該受信機のアドレス異常表示部
で表示する構成とされている。
[作用コ 請求項1に記載の本発明では、受信機に多重信号線を介
して接続された各中継器の通電時あるいはリセット時に
、各中継器においてアドレス設定部で設定されたアドレ
スを上記メモリに記憶し、その後、定期的に、各中継器
においてアドレス設定部で設定されたアドレスとメモリ
に記憶されたアドレスとの一致を判別する。そして、そ
の判別の結果これらのアドレスが不一致であるときには
アドレス異常信号を特徴する 請求項2に記載の本発明では、電源の通電時あるいは上
記CPUのリセット時に、アドレス設定部で設定された
アドレスを上記I/Oポート及び上記CPUを介してメ
モリに記憶するとともに、タイマー回路を起動する。
このタイマー回yδからタイマー信号が出力されている
肋間は、多重信号伝送回路部に入力される多重信号のア
ドレスとメモリに記憶されたアドレスとの一致をCPU
によって判別し、これらのアドレスが一致した場合には
、CPUで上記多重信号に応じた必要な信号処理を行っ
て端末機器へ信号の出力を行なうとともに、端末機器か
らの信号をCPUで信号処理して多重伝送回路に伝送す
る。
そしてタイマー回路がタイムアツプしたときには、アド
レス設定部で設定されたアドレスをI/Oポートを介し
てCPUに取り込んで、メモリに記憶されているアドレ
スとの比較を行い、これらのアドレスが異なる場合には
CPUの信号処理動作を特徴する 請求項3に記載の本発明では、アドレス設定部の設定ア
ドレスがメモリに記憶されたアドレスとの不一致によっ
てCPUの信号処理動作が停止した場合に、CPUから
上記I/Oポートを介してアドレス異常表示灯などを駆
動するためのアドレス異常信号を特徴する 請求項4に記載の本発明では、中継器のfllRの通電
時あるいはCPUのリセット時に、アドレス設定部で設
定されたアドレスをI/Oポート及びCPUを介してメ
モリに記憶する。そして、受信機から多重信号が中継器
に伝送された場合には、多重信号のアドレスとメモリに
記憶されたアドレスとの一致をCPUによって判別し、
これらのアドレスが一致したときには、該CPUで多重
信号に応した必要な信号処理を行って端末機器へ制御信
号の出力を行なうとともに、該端末機器からの信号をC
PUで信号処理して多重伝送回路を介して受信機に返信
する。
一方、受信機のアドレス照合信号送出回路からアドレス
照合信号が伝送された場合には、アドレス設定部で設定
されたアドレスをI/Oポートを介してCPUに取り込
み、メモリに記憶されたアドレスとの一致を判別する。
そして、これらのアドレスが不一致である場合には、C
PUの信号処理動作を特徴する 請求項5に記載の本発明では、上記請求項4に記載の中
継器のアドレス設定部のアドレスとメモリに記憶された
アドレスとの不一致によってCPUのイ8号処理動作が
停止した場合に、該CP U b)らI/Oポートを介
してアドレス異常信号を出力する。
また、請求項6に記載の本発明では、上記請求項4に記
載の中wI器のアドレス設定部のアドレスとメモリに記
憶されたアドレスとの不一致によってCPUの信号処理
動作が停止した場合に、該CPUから多重信号伝送回路
部を介して受信機にアドレス異常信号を出力し、該受信
機のアドレス異常表示灯を点灯させる。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、請求項1に記載の本発明のアドレス異常構出
方法を説明するフローチャートである0図に従って説明
すると、中継器の通電時あるいはリセット時にはステッ
プ100で初朋設定が行なゎれ、ステップ101でアド
レス設定部で設定されたアドレスをメモリに記憶する。
そしてこれらのアドレスの一致を判別するための時間を
規定するタイマーを起動しくステップ102)、ステッ
プ104で受信機からのアドレス信号の付された多重信
号の有季を監視している。そして、アドレス信号があれ
ばメモリに記憶されたアドレスと照合しくステップ10
5)、アドレスが同一であればステップ106で必要な
信号処理を行なう、一方、ステップ103でタイマーが
タイムアツプすると、ステップ107に進んでアドレス
設定部のアドレスの読込を行い、ステップ108ではメ
モリに記憶されたアドレスとアドレス設定部のアドレス
との一致を判別する。そして、これらのアドレスが一致
しておれば、ステップ102に戻って再びタイマーを起
動するが、ステップ10Bでアドレスが不一致であれば
ステップ109に進んでアドレス異常信号を出力する。
尚、上記説明では、定期的にアドレス設定部で設定され
たアドレスとメモリに記憶されたアドレスとの一致を判
別するためにタイマーを用いている。
次に、第2図は請求項2.3に記載した本発明の多重信
号伝送用中継器の構成をブロック図で示したものであり
、第3図はその動作を示すフローチャートである。
まず請求項2に記載した中継器について、その構成を説
明すると、中継器1には受信機との間で端子TIに接続
された多重信号線(不図示)を介して多重信号を送受す
る多重信号伝送回路部1aと、この多11i(8号の処
理を行なうCPU1bと、CPU1bで処理した信号に
応じて、端子T2に接続された端末機器(不図示)へ制
御信号を出力するとともに該端末機器からの信号をCP
U1bに返送するI10ボー)ICと、多重信号の伝送
に使用される中継器l固有のアドレスを設定するデイツ
プスイッチで構成されたアドレス設定部1dと、予め定
められた所定の時間だけタイマー信号を出力した後にタ
イムアツプするタイマー回路1eと、電源の通電時ある
いはCPU1bがリセットされたときにアドレス設定部
1dで設定されたアドレスをI/Oポート1c及びCP
U 1 bを介して記憶するメモリIfとを備えた構成
とされている。
この中継器1の動作を第3図のフローチャートに従って
説明すると、まず、中継器1に電源が通電された場合あ
るいはCPU1bがリセットされた場合に、各部の初期
設定が行なわれ(ステップ200)、ステップ201で
はアドレス設定部1dのデイツプスイッチで設定された
アドレスが、/OポートlcとCPU1bとを通じてメ
モリ1flこシ己憶される。
そして、ステップ202でタイマー回路1eが起動され
た後、ステップ203と204でタイマー回路1eのタ
イムアツプと受信機(不図示)からのアドレス信号の1
7された多rfL信号の有無を監視している。
多重信号が伝送されたときには、伝送されたアドレス信
号とメモリIfに記憶されたアドレスとの照合がCPU
1bで行なわれ、これらのアドレスが同一であればステ
ップ206で必要な信号処理が行なわれるが、これらの
アドレスが同一でなければ、ステップ205からステッ
プ203に戻って再びタイマー回路1eのタイムアツプ
と多重信号の有無を監視する。
そして、タイマー回路1eがタイムアツプするとステッ
プ207に進んでアドレス設定部1dのデイツプスイッ
チで設定されたアドレスをI10ボー)lcを介してC
PtJlbに取り込み、CPU1bでこのアドレスとメ
モリ1fに記憶されているアドレスとの一致が判別され
る(ステップ208)。これらのアドレスが一致してい
る場合には、ステップ202に戻って再びタイマー回N
 I eが起動されるが、これらのアドレスが不一致で
あるときは、CPU1bの信号処理動作を停止する。
従って、このような構成の中継器1では、アドレス設定
部1dのデイツプスイッチが人為的に破壊された場合や
、周囲の環境要因でデイツプスイッチが腐食して設定さ
れたアドレスが異常になった場合にはCPU1bの動作
が停止されるので、他の正常な中i器の動作を妨害する
ことを防止できる。
次に、請求項3に記載の多重信号伝送用中!!器の構成
は、上記第2図に示した中1111のI/Oポートlc
に、更に、アドレス異常信号を出力するためのアドレス
異常信号出力端子T3を段けに構成とされており、第3
図のフローチャートにおいて、ステップ208でアドレ
ス設定部1dのデイツプスイッチで設定されたアドレス
とメモリ1fに記憶されているアドレスとの一致が判別
されて、これらのアドレスが不一致であればステップ2
09で、 I/Oポートlcからアドレス異常信号をア
ドレス異常信号出力端子T3に出力する。
従って、アドレス異常信号出力端子T3に異常表示灯を
接続しておくことにより、信号処理動作の停止した中継
器lを直ちに知ることができる。尚、この構成では、ア
ドレス異常信号を中!!器1の外部に出力するものとし
ているが、このような構成に限らず、中w!A器内部に
設けた異常表示灯を点灯させる構成も可能である。
第4図は、請求項4に記載した本発明の多重信号伝送シ
ステムの構成を示す図であり、図において受信813は
従来の受信機部3aに、定期的にアドレス照合信号を多
重信号線に出力するアドレス照合信号送出回路3bを付
加した構成とされている。そして、この受信機3の多重
信号は多重信号線l及び分岐器4・・を介して各中継器
2・・に配線接続され、各中継器2には端末機器である
感知器あるいはセンサーSが取り付けられている。
また、第4a図は、このシステムに使用される中!!器
2の構成を示したブロック図である。この中I!器2に
は受信機との間で端子T3に接続された多重信号線(不
図示)を介して多重信号を送受する多重信号伝送回路部
2aと、この多重信号の処理を行なうCPU2bと、C
PU2bで処理した信号に応じて、端子T4に接続され
た端末機器(不図示)へ制御信号を出力するとともに該
端末機器からの信号をCPU2bに返送する[10ボー
)2Cと、多重信号の伝送に使用される中1!12固有
のアドレスを設定するデイツプスイッチで構成されたア
ドレス設定部2dと、電源の通電時あるいはCPU2b
がリセットされたときにアドレス設定部2dて設定され
たアドレスをI10ボー)2c及びCPU2bを介して
記憶するメモリ2eとを備えた構成とされている。
この多重信号伝送システムAでは、受信機3のアドレス
照合信号送出回路3bから定期的に伝送されるアドレス
照合信号によって各中継器2がアドレス照合動作を行な
う点が上記請求項2.3に記載した多重信号伝送用中継
器lと異なっており、これにともなって、中!!器2に
はタイマー回路が不要となっている。
このシステムの動作を説明すると、中継器2では電源の
通電時あるいはCPU2bのリセット時に、アドレス設
定部2dで設定されたアドレスをI/Oポート2c及び
CPU2bを介してメモリ2eに記憶する。
そして、受信機3からアドレスの付された多重信号が中
継′器2に伝送された場合には、多重信号のアドレスと
中$1!!2のメモリ2eに記憶されたアドレスとをC
PU2bで照合し、これらのアドレスが同一であれば、
CPU2bで多重1g号に応じた必要な信号処理を行い
、端子T4に接続された端末機器(不図示)へ制御信号
の出力を行なうとともに、該端末機器からの信号をCP
U2bで信号処理して多重伝送回路2aを介して受信機
3に返信する。
ところが、受信機3のアドレス照合信号送出回路3bか
らアドレス照合信号が送出された場合には、中継器2の
アドレス設定部2dで設定されたアドレスをI/Oポー
ト2cを介してCPU2bに取り込んで、メモリ2eに
記憶されたアドレスとの一致を判別し、これらのアドレ
スが一致しているときは他の中継器2・・のアドレス照
合操作に移るが、これらのアドレスが不一致である場合
には、CPU2bの信号処理動作を停止する。つまり、
中継器2のアドレス設定部2dで設定されたアドレスと
メモリ2eに記憶されたアドレスとが一致しない中継器
2は、CPU2bの信号処理動作が停止するので、他の
正常な中継器2・・に対する信号伝送を妨害することが
なくなる。
次に、第5図及び第5a図は、請求項5に記載した多重
信号伝送システムBの構成図及び中継器2の構成図であ
り、中継器2に更にアドレス異常信号出力端子T5を設
けた点が、上記請求項4に記載したシステム八と異なっ
ており、他の部分は同一であるので同一の符号を付して
その説明を省略する。このシステムBでは、受信機3か
ら伝送されるアドレス照合信号によって、中継器2でア
ドレスの一致の判別を行った結果、不一致であればCP
U2bの信号処理動作が停止するとともに、I/Oポー
ト2cからアドレス異常信号をアドレス異常信号出力端
子T5に出力する。従って、このアドレス異常信号出力
端子T5に異常表示灯などを接続することにより、アド
レス異常の発生した中継器2を容易に識別できることに
なる。
次に、第6図及び第6a図は、請求項6に記載した多重
信号伝送システムCの構成図及び中継器2の構成図であ
り、受信機3にアドレス異常表示部3Cを更に設けた点
が、上記請求項4に記載したシステムAと異なっており
、他の部分は同一であるので同一の符号を付してその説
明を省略している。このシステムCでは、受fss3か
ら伝送されるアドレス照合信号によって、中継器2てア
ドレスの一致の判別を行った結果、不一致であればCP
U2bの信号処理動作が停止するとともに、CPU2b
から多重信号伝送回路部2aを通じ、多重信号線lを介
してアドレス異常信号を受信機3に伝送し、受信機3の
アドレス異常表示部3Cでアドレスの異常を表示する構
成とされている。
従って、本システムCでは、アドレス異常の発生した中
継器2を受信機3側で容易に知ることが可能となる。
[発明の効果] 請求項】に記載の本発明によれば、中継器のアドレス設
定部の異常を容易に判別することの可能な多1信号伝送
に於けるアドレス異常検出方法を提供することができる
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載した
アドレス異常検出方法を使用することにより、信頼性の
向上した多重信号伝送用中継器を提供することができる
請求項3に記載の本発明によれば、請求項2に記載した
中継器に更に異常表示灯を設けることにより、アドレス
異常の発生した中継器を容易に知ることのできる多重信
号伝送用中継器を提供できる。
請求項4に記載の本発明によれば、受信機からの信号に
よって中継器のアドレス異常の検出を行なうので、中継
器の構成を簡略化し信頼性の向上した多重信号伝送シス
テムを提供できる。
請求項5に記載の本発明によれば、請求項4に記載のシ
ステムの中継器に、更にアドレス異常表示灯を設けるこ
とが可能であり、アドレス異常の発生した中!I器を容
易に知ることのできるので、信頼性の向上した多重信号
伝送システムを提供できる。
また、請求項6に記載の本発明によれば、受信機に設け
たアドレス異常表示部により、アドレス異常の発生した
中l!器を受信機側で容易に知ることのできるので、信
頼性の向上した多重信号伝送システムが提供できる。
4、  [!!ff面の簡単な説明 第1図は請求項1に記載の本発明の詳細な説明するフロ
ーチャート、第22は請求項2に記載の多重信号伝送用
中継器の構成を示したブロック図、第3図はその動作を
説明するフローチャート、第4図及び第4a図は請求項
4に記載の多重信号伝送システムの構成図及びその中継
器の構成を示すブロック図、第5図及び第5a図は請求
項5に記載の多重信号伝送システムの構成図及びその中
継器の構成を示すブロック図、第6図及び第6a図は請
求項6に記載の多重信号伝送システムの構成図及びその
中継器の構成を示すブロック図、第7図は従来の多重信
号伝送に於ける信号処理動作を説明するフローチャート
である。
[符号の説明] 1a+2a・・・多重信号伝送回路部 lb、2b・・・CPU 1c、  2c ・・・I/Oポート ld、2d・・・アドレス設定部 1e・・・タイマー回路 If、2 1、 2 − 3 ・ ・ ψ 3 b ・ ・ c  1 e・・・メモリ ・・多重信号伝送用中継器 受信機 ・アドレス照合信号送出回路 ・アドレス異常表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多重信号線を介して受信機に接続された複数の中
    継器の各々には、中継器固有のアドレスを設定するアド
    レス設定部と、該アドレス設定部で設定されたアドレス
    を記憶するメモリとを備えた構成と成し、 上記各中継器の通電時あるいはリセット時には、各中継
    器において上記アドレス設定部で設定されたアドレスを
    上記メモリに記憶し、 その後、定期的に、上記各中継器において上記アドレス
    設定部で設定されたアドレスと上記メモリに記憶された
    アドレスとの一致を判別し、 不一致であるときにはアドレス異常信号を出力するよう
    にしたことを特徴とする、多重信号伝送に於けるアドレ
    ス異常検出方法。
  2. (2)受信機との間で多重信号を送受する多重信号伝送
    回路部と、 上記多重信号の処理を行なうCPUと、 上記CPUで処理した信号に応じて、端末機器へ制御信
    号を出力するとともに該端末機器からの信号をCPUに
    返送するI/Oポートと、 多重信号の伝送に使用される固有のアドレスを設定する
    アドレス設定部と、 予め定められた所定の時間だけタイマー信号を出力した
    後にタイムアップするタイマー回路と、電源の通電時あ
    るいは上記CPUのリセット時に、上記アドレス設定部
    で設定されたアドレスを上記I/Oポート及び上記CP
    Uを介して記憶するメモリとを備えた、多重信号伝送用
    中継器であって、上記タイマー回路からタイマー信号が
    出力されている期間は、上記多重信号伝送回路部に入力
    される多重信号のアドレスと上記メモリに記憶されたア
    ドレスとの一致を上記CPUによって判別し、これらの
    アドレスが一致したときには、該CPUで上記多重信号
    に応じた必要な信号処理を行って上記端末機器へ制御信
    号の出力を行なうとともに、該端末機器からの信号を上
    記CPUで信号処理して上記多重伝送回路に伝送し、 上記タイマー回路がタイムアップしたときには、上記ア
    ドレス設定部で設定されたアドレスを上記I/Oポート
    を介して上記CPUに取り込んで、上記メモリに記憶さ
    れたアドレスとの一致を判別し、これらのアドレスが一
    致した場合には、上記タイマー回路を再起動する一方、 これらのアドレスが不一致である場合には上記CPUの
    信号処理動作を停止する構成にしたことを特徴とする、
    多重信号伝送用中継器。
  3. (3)上記アドレス設定部のアドレスと上記メモリに記
    憶されたアドレスとの不一致によって上記CPUの信号
    処理動作が停止した場合に、該CPUから上記I/Oポ
    ートを介してアドレス異常信号を出力する構成にしたこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の多重信号伝送用中継
    器。
  4. (4)受信機と中継器とを多重信号線で接続して、多重
    信号によって該中継器に接続された端末機器の制御を行
    なうようにした多重信号伝送システムにおいて、 上記中継器は、 受信器との間で多重信号を送受する多重信号伝送回路部
    と、上記多重信号の処理を行なうCPUと、上記CPU
    で処理した信号に応じて、端末機器へ制御信号を出力す
    るとともに該端末機器からの信号をCPUに返送するI
    /Oポートと、多重信号の伝送に使用される固有のアド
    レスを設定するアドレス設定部と、電源の通電時あるい
    は上記CPUのリセット時に、上記アドレス設定部で設
    定されたアドレスを上記I/Oポート及び上記CPUを
    介して記憶するメモリとを備えるとともに、上記受信機
    は、上記中継器に定期的にアドレス照合信号を送出する
    アドレス照合信号送出回路を備えており、 上記受信機から多重信号が上記中継器に伝送された場合
    には、該多重信号のアドレスと上記メモリに記憶された
    アドレスとの一致を上記CPUによって判別し、これら
    のアドレスが一致したときには、該CPUで上記多重信
    号に応じた必要な信号処理を行って上記端末機器へ制御
    信号の出力を行なうとともに、該端末機器からの信号を
    上記CPUで信号処理して上記多重伝送回路を介して上
    記受信機に返信する一方、 上記受信機のアドレス照合信号送出回路からアドレス照
    合信号が伝送された場合には、上記アドレス設定部で設
    定されたアドレスを上記I/Oポートを介して上記CP
    Uに取り込んで、上記メモリに記憶されたアドレスとの
    一致を判別し、これらのアドレスが不一致である場合に
    は、上記CPUの信号処理動作を停止する構成にしたこ
    とを特徴とする、多重信号伝送システム。
  5. (5)上記中継器が、上記アドレス設定部のアドレスと
    上記メモリに記憶されたアドレスとの不一致によって上
    記CPUの信号処理動作が停止した場合に、該CPUか
    ら上記I/Oポートを介してアドレス異常信号を出力す
    る構成にしたことを特徴とする、請求項4に記載の多重
    信号伝送システム。
  6. (6)上記受信機が更にアドレス異常表示部を備えてお
    り、 上記中継器が、上記アドレス設定部のアドレスと上記メ
    モリに記憶されたアドレスとの不一致によって上記CP
    Uの信号処理動作が停止した場合に、該CPUから上記
    多重信号伝送回路部を介して上記受信機にアドレス異常
    信号を出力し、該受信機のアドレス異常表示部で表示さ
    せる構成にしたことを特徴とする、請求項4に記載の多
    重信号伝送システム。
JP1077431A 1989-03-28 1989-03-28 多重信号伝送に於けるアドレス異常検出方法及びこの方法を用いた多重信号伝送用中継器、多重信号伝送システム Pending JPH02254833A (ja)

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