JPH02250415A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH02250415A
JPH02250415A JP7150189A JP7150189A JPH02250415A JP H02250415 A JPH02250415 A JP H02250415A JP 7150189 A JP7150189 A JP 7150189A JP 7150189 A JP7150189 A JP 7150189A JP H02250415 A JPH02250415 A JP H02250415A
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JP
Japan
Prior art keywords
reflector
acoustic wave
surface acoustic
wave device
conductive strip
Prior art date
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Pending
Application number
JP7150189A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Iegi
家木 英治
Koji Kawakatsu
川勝 孝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02250415A publication Critical patent/JPH02250415A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インターデジタルトランスデユーサの側方に
反射器を配した弾性表面波装置の改良に関し、特に、反
射器の構造が改良されたものに関する。
〔従来の技術〕
第2図は、従来の弾性表面波装置の一例を示す平面図で
ある0弾性表面波装置1は、36°Y−X、LITaO
,からなる圧電基板2上に、互いに間挿し合ろくし歯電
極3.4を有するインターデジタルトランスデユーサ5
と、インターデジタルトランスデユーサ5の両側に配置
された反射器6.7とを有する。
くし歯電極3,4の電極指3a、4aは、上述したよう
に互いに間挿し合うように配置されている。また、反射
器6.7は、互いに平行に配置された複数本の独立した
導電性ストリップ6a、7aからなる、いわゆる開放型
の反射器である。
弾性表面波装置においても、他の電子部品と同様に、よ
り小型のものが求められている。そこで、従来の弾性表
面波装置1では、反射器6.7における反射効率を高め
ることにより、反射器6.7の表面波伝搬方向の大きさ
を低減し、それによって全体を小型化することが試みら
れている。
すなわち、導電性ストリップ6a、7aの膜厚を厚くす
ることにより、導電性ストリップ1本当たりの反射率を
高め、それによって導電性ストリップの数を低減した構
造が採用されていた。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかしながら、
導電性ストリップ6a、7aの膜厚を厚くした場合には
、その膜厚を一定に制御することが難しく、従って反射
効率にばらつきが生じがちであうた。よって、膜厚を厚
くするにも自ずと限度があった。
他方、128°Y−X、LiNbO5からなる圧電基板
におけるレイリー波の反射に関しては、開放型の反射器
においては、導電性ストリップのデユーティ比、すなわ
ち導電性ストリップの幅の導電性ストリップ・ピッチに
対する割合dをd≧0.5とした場合に反射係数を高め
得ることが報告されている。
本発明の目的は、36@回転Y板、LiTa01からな
る圧電基板を用いた弾性表面波装置において、開放型の
反射器の反射効率を安定にかつ効果的に高め得るものを
提供することにある。
C技術的!i!!lを解決するための手段〕本発明の弾
性表面波装置は、36°回転’l。
LiTaO5からなる圧電基板を用い、該圧電基板に励
起される表面すべり波を利用したものである。圧電基板
上には、互いに間挿し合うくし歯電極を有するインター
デジタルトランスデユーサが形成されている。このイン
ターデジタルトランスデユーサの側方には、表面波浪伝
搬方向と直交する方向に延びる複数本の独立した導電性
ストリップを互いに平行に配置してなる開放型の反射器
が形成されている。
反射器における導電性ストリップのデユーティ比、すな
わち導電性ストリップの幅のピッチに対する割合dは、
1.0>d≧0.54とされている。
〔作用〕
反射器における導電性ストリップの膜厚を厚(すること
により、反射係数を高めることには限度があることを考
慮し、本発明では、反射器のデユーティ比を上記のよう
に1.0>d≧0.54とすることにより、後述の実施
例に示すように反射効率が高められている。すなわち、
本発明は、デユーティ比を上述のように設定することに
より、反射器の反射効率を高め、それによって弾性表面
波装置の小型化を図ったことに特徴を有するものである
〔実施例の説明〕
第1図は、本発明の一実施例の弾性表面波装置の平面図
である。この弾性表面波装置11は、平面形状が矩形の
36” Y−X、L 1Taosからなる圧電基板12
を用いて構成されている。圧電基板12の中央には、互
いに間挿し合う(し歯電極13.14からなるインター
デジタルトランスデユーサ15が形成されている。<シ
歯電極13゜14は、それぞれ、互いに間挿し合う複数
本の電極指13a、14aを有する。
インターデジタルトランスデユーサ15の表面波伝搬方
向外側には、一対の反射器16.17が形成されている
0反射器16.17は、それぞれ、表面波伝搬方向と直
交する方向に延び、かつ互いに平行に配置された複数本
の独立した導電性ストリップ16a、17aを有する。
導電性ストリップは、例えばAIt等の金属やその他の
適宜の導電材で構成されている。
本実施例の特徴は、この反射器16.ITを構成する複
数本の導電性ストリップ16a、17aのデユーティ比
にある。
すなわち、第3図に、反射器16の要部を拡大して断面
図で示すように、デユーティ比、すなわち反射器16の
導電性ストリップ16aの帽aのストリップ・ピッチ(
a+b)に対する割合d=a/(a+b)が、1.0>
d≧0.54とされていることにある。なお、反射器1
7側も同様のデユーティ比を有するように構成されてい
る。
36 @Y−X、  L i T a Os圧電基板を
用いた従来構造(第2図)では、反射器のデユーティ比
は約0.5であったが、本発明においてデユーティ比d
を上述の範囲に設定したのは、該範囲内で反射器の導電
性ストリップ−本当たりの反射効率が効果的に高められ
、それによって反射器16゜17を小型化し得るからで
ある。これを、第4図及び第5図を参照して説明する。
第4図は、第1図実施例の構造において、デエテーティ
比dを変化させた場合の導電性ストリップ1本当たりの
反射率を示す図である。なお、第4図では、反射器16
.17における導電性ストリップ16a、17aの膜厚
/波長(単位はいずれもμm)を1%、2%及び3%と
した場合の3種類の特性を示した。
第4図から明らかなように、膜厚/波長が1゜2及び3
%の何れの場合においても、導電性ストリップ16a、
17a1本当たりの反射率は、デユーティ比dが0,3
付近から0.8までは単調に増大することがわかる。
また、第5図は、導電性ストリッ゛プ168.17aの
膜厚/波長を3%以下の範囲で変化させ、デユーティ比
を1.0までの範囲で変化させた場合の反射係数が最大
となる組み合わせ(実線Aで示す、)、並びに反射係数
が最大の場合から一1O%の範囲の領域(斜線でハツチ
ングを付した領域B)並びにデユーティ比0.5の場合
の反射係数の20%増しの反射係数を示す領域Cを示す
第4図及び第5図から、(膜厚/波長)が3%以下の範
囲では、従来の構造すなわち導電性ストリップのデユー
ティ比0.5の場合に比べて、デユーティ比を0.54
以上とした場合には反射係数を20%高め得ることがわ
かる。従って、本発明では、デユーティ比は、0.54
以上とされている。
なお、より好ましくは、すなわち、より高い反射係数を
求める場合には、第5図の領域Bの範囲にデユーティ比
を選べばよい、すなわち、膜厚O〜3%の範囲で、デユ
ーティ比dを0.65〜0゜9の範囲に設定すれば、導
電性ストリップ1本当たりの反射率をより効果的に高め
得る。
なお、例としてインターデジタルトランスデユーサ1個
を用いた1ポ一ト型弾性表面波装置を示したが、2個の
インターデジタルトランスデユーサを用いた2ポ一ト型
表面波共振器や、反射器を用いて低損失化を図ったフィ
ルタ等、反射器を利用した弾性表面波装置−触に本発明
を適用できる。
なお、インターデジタルトランスデユーサのみで反射器
が設けられていない共振器では、インターデジタルトラ
ンスデユーサ内部での弾性表面波の反射率を上げるため
に、インターデジタルトランスデユーサのデユーティ比
を大きくすれば有効であるが、反射器を用いた本発明装
置のような構造では、インターデジタルトランスデユー
サのデユーティ比を高めることにより表面波の閉込め効
率も高められる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明では、複数本の互いに平行な独立
した導電性ストリップからなる反射器において、デユー
ティ比dが1.O>d≧0.54の範囲に設定されてい
るので、反射器における反射効率が効果的に高められる
。よって、反射器の導電性ストリップ数を低減し、より
小さな弾性表面波装置を実現することができる。しかも
、導電性ストリップの膜厚を増大させて反射係数を高め
た場合のような反射効率のばらつきも生じ難い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の弾性表面波装置の平面図、
第2図は従来の弾性表面波装置の平面図、第3図は第1
図の■−■線に沿う部分を拡大して示す断面図、第4図
はデユーティ比dと反射器の導電性ストリップ1本当た
りの反射率との関係を示す図、第5図は反射係数が高め
られる範囲を示す図である。 図において、11は弾性表面波装置、12は圧電基板、
13.14はくし歯電極、15はインターデジタルトラ
ンスデユーサ、16.17は反射器、16a、17aは
導電性ストリップを示す。 第3図 1A z 第4図 丁ヱーティに。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 36°回転Y板,LiTaO_3からなる圧電基板と、 前記圧電基板上にX軸と平行に表面波を伝搬させるよう
    に形成されており、互いに間挿し合うくし歯電極を有す
    るインターデジタルトランスデューサと、 前記インターデジタルトランスデューサの側方において
    、表面波伝搬方向と直交する方向に延びる複数本の独立
    した導電性ストリップを互いに平行に配置してなる反射
    器とを備え、表面すべり波を利用した弾性表面波装置に
    おいて、 前記反射器における導電性ストリップの幅の導電性スト
    リップ・ピッチに対する割合dが、1.0>d≧0.5
    4とされていることを特徴とする、弾性表面波装置。
JP7150189A 1989-03-23 1989-03-23 弾性表面波装置 Pending JPH02250415A (ja)

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JP7150189A JPH02250415A (ja) 1989-03-23 1989-03-23 弾性表面波装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37102E1 (en) 1994-04-13 2001-03-20 Murata Manufacturing Co, Ltd Saw filter with specified electrode dimensions
US6940208B2 (en) * 2001-07-24 2005-09-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic wave device

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JPS62128605A (ja) * 1985-11-29 1987-06-10 Alps Electric Co Ltd 弾性表面波素子

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