JPH02248547A - 大空間用屋根 - Google Patents

大空間用屋根

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JPH02248547A
JPH02248547A JP6887789A JP6887789A JPH02248547A JP H02248547 A JPH02248547 A JP H02248547A JP 6887789 A JP6887789 A JP 6887789A JP 6887789 A JP6887789 A JP 6887789A JP H02248547 A JPH02248547 A JP H02248547A
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JP
Japan
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roof
cables
girders
suspended
roof girders
Prior art date
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Pending
Application number
JP6887789A
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English (en)
Inventor
Kokichi Nakajima
中島 康吉
Toshiharu Obayashi
大林 俊晴
Susumu Sato
侑 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は野球場、競技場、集合テニスコート等の大規模
運動場に構築する大空間用屋根に関する。
〔従来技術〕
大規模運動場0等に構築する大空間用屋根として従来は
トラス構造屋根が良く知られている。しかしトラス構造
屋根は小さい部材を結構するため力学的に優れているが
、高精度が要求され構築作業に困難を伴なうという問題
がある。
また膜を空気圧で膨張するドーム形式のものは気密性が
要求されるため多くの付帯工事を伴ない、既存球場等へ
の適用は困難で多大の維持費を要するという問題がある
吊り屋根の原理は知られているが、大空間用屋根に適用
できるものは見当らない。
〔目 的〕
本発明の大空間用屋根は従来技術として知られているも
のに対し。
(1)  既存の大規模運動場に多くの付帯工事を伴な
わずに構築できること。
(2)  軽量で高強度の大空間屋根ができること。
(3)  高い工作精度を必要とせず構築作業を容易に
実施できること。
(4)  採光が容易にできるので移動屋根等の必要は
なく、また自然換気も容易であるので、大きな維持費も
伴なわないこと。
等の諸効果を達成することを目的とする。
〔構 成〕
本発明は上記の目的を達成するために、次のように構成
している。
大規模運動場等の周囲適所に支柱を所定間隔保って立設
し、上記支柱によって囲まれた運動場の中心相当位置に
平衡リンクを設けてこの平衡リンクと上記の各支柱の頂
部を吊上索で連結し、各吊上索には所定の間隔で吊索を
垂設してその下端にアーチ状の屋根桁を懸吊し、該屋根
桁の内側端部は集合連結材で一体に結合すると共にその
外側端部は前記各支柱に固定して上記屋根桁の相互間に
耐水膜を張設したことを特徴とする大空間屋根であり、
さらに他の−っは上記屓根桁の相互間に光線不透過柱の
耐水膜を張設し、該耐水膜に天窓を付設したことを特徴
とする上記発明構成に沿った大空間屋根であり、さらに
他の一つは屋根桁相互間の円周方向を索で連結し、該索
によって屋根桁相互間に張設した耐水膜を懸吊すること
を特徴とする前記主発明に沿った大空間屋根であり、さ
らに他の一つは屋根桁の相互間に円周方向に複数分割し
た耐水膜を張設し、各耐水膜を接続構成したことを特徴
とする前記主発明に沿った大空間用屋根であり、さらに
他の一つは集中連結材のと面に排気筒を付設したことを
特徴とする前記主発明に沿った大空間用屋根である。
以下1本発明大空間用屋根の実施態様を図面に基いて設
置する。
観覧席を有する運動場ではその外側周囲に所定間隔を保
って所栗高さの支柱(1)を通常行なわれている方法に
よってコンクリート基礎上にアンカーボルトで固定する
。 この場合、運動場周囲に照明塔を設備しているもの
は予め撤去する。
本発明では屋根桁の下部に照明灯を設備できる。 各支
柱(1)には内側へ引張る力が働らくので、必要に応じ
て支柱(1)の外側に支索(2)を設ける。
上記支柱(1)は運動場の大きさに応じてその設置数を
適宜に選ぶ。
上記各支柱(1)で囲まれた中心位置には平衡リンク(
3)を設けて各支柱(1)の頂部と吊上索(4)で連結
し、各吊上索(4)の張力を平衡する。
上記吊上索(4)には所定の間隔で吊索(5)を垂設す
る。
モして各吊索(5)の下端にアーチ状の屋根桁(6)を
取付けて懸吊する。屋根桁(6)の取付けは適宜に分割
して行ない、通常の方法で接続する。 上記の各屋根桁
(6)の内側端部は集合連結部材(7)に取付は一体に
結合する。
また各屋根桁(6)の外側端部は前記の支柱(1)に固
定する。 これらの上空での結合、固定は濃側的にボル
トによって行なわM、  上記の集合連結部材(7)は
具体例を第3図、第4図に示すように屋根桁(6)の数
に応じた多角形のボルト結合部を設けた箱型として屋根
桁(6)と連結後に頂板で塞ぐようにしている。 上記
の屋根桁(6)は具体例を第5図に示すように、上下方
向と水平方向に適度の剛性を持つ部材が用いられ、上部
のフランジに取付けたアイプレート(8)を前記の吊索
(5)で懸吊する。 下部のフランジは照明灯の設置に
利用される。 なお、上部のフランジに沿って流れる雨
水を左右方向へ流れるように工夫してもよい、 前記の
屋根桁(6)の相互間には耐水膜(9)を張する。 耐
水膜(9)として使用できる材料としては綿布、化学繊
維布、ガラス繊維布、薄い金属板等が適用できる。 こ
れらの材料は軽量で雪、風雨等の荷重に対して適度の抗
張力があり、圧縮力を持たないため強度上の弊害が避け
られ1強くて簡素な屋根が得られる。
なお上記材料の中で有機素材、酸化性素材は耐候性処理
を施すことで長期の寿命に耐えうる。 屋根桁(6)へ
の耐水膜(9)の取付けは第5図のように端部をウェブ
材に取付けることにより雨水の漏れは避けられる。
第6図〜第9図は上記の基本的事項に沿った部分的な改
良内容を示したものである。
すなわち、その一つはこの種の大空間用屋根では昼間時
の採光が大きな問題であるが、上記のような耐水膜素材
の中で、光線透過性のないものを使用する場合は第6図
に例示するような耐水膜(9)に多数の天窓(1o)を
付設することによって解決できる。 また他の一つは耐
水膜(9)に荷重を受けた場合の垂れ下りの問題であり
、これに対しては第7図に示すように屋根桁の円周方向
における相互間を索(11)で連結し、この索によって
耐水膜を部分的に懸吊し垂れ下りを防止する。
さらに他の一つは広大な耐水膜の製造および取付上の問
題であるが、これに対しては第81gに示すように、耐
水膜を円周方向に小分割して取付け。
各耐水膜を接続することによって実施を容易にする。
さらに他の一つは大空間内の換気の問題であるが、これ
に対しては第9図に示すように集合連結材(7)を上下
に貫通する排気筒(12)の設置によってE盾部に生じ
る暖気を排出し換気を促進できる。
〔効 果〕
本発明の大空間屋根は上記のような構成であるので、吊
上索は平衡リンクによって張力が平衡し、さらに各屋根
桁は集合連結材によって一体化し、それぞれが協働体と
して機能するので、軽構造でも強力となり大きな荷重に
耐えつる構造体となる。 とくに屋根桁相互を連結する
屋根材として剛性のない耐水膜を使用したことにより屋
根桁相互間の力の干渉がなく簡素な構造物が得られる。
 従って精度的な問題がなく構築を迅速容・易に行なう
ことができる。 これらの理由で本発明の大空間屋根は
従来のこの種の構造物に比較して著しく安価に構築でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係わる大空間用屋根の実施態様を示した
もので、第1図は全体の平面図、第21!Iは第1図の
A−A線に沿った側断面図、第3図および第4図は集合
連結材の平面図および側断面、第5図は第1図のB−B
線に沿った屋根桁の横断面図、第6図〜第9図部分的に
異なった実施態様を示したもので、第6図は耐水膜の部
分平面図、第7図は屋根桁相互間の部分断面図、第8図
は耐水膜の部分平面図、第9図は集合連結材の側断面図
を示す。 (1)支柱  (2)支索 (5) 吊索 (6)屋根桁 (9)耐水膜 (10)天窓 (3)平衡リンク (4) 吊主索 (7)集合連結材 (8)アイプレート(11)索  
   (12)排気筒 率ダ図 第6閏 第7図 絽8121 第9図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大規模運動場等の周囲適所に支柱を所定間隔保っ
    て立設し、上記支柱によって囲まれた運動場の中心相当
    位置に平衡リンクと上記の各支柱の頂部を吊主索で連結
    し、各吊主索には所定間隔で吊索を垂設してその下端に
    アーチ状の屋根桁を懸吊し、該屋根桁の内側端部は集合
    連結材で一体に結合すると共にその外側端部は前記各支
    柱に固定して上記屋根桁の相互間に耐水膜を張設したこ
    とを特徴とする大空間用屋根。
  2. (2)屋根桁の相互間に光線不透過柱の耐水膜を脹設し
    、該耐水膜に天窓を付設したこと特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の大空間用屋根。
  3. (3)屋根桁の相互間の円周方向を索で連結し、該索に
    よって屋根桁相互間に張設した耐水膜を懸吊することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の大空間用屋根。
  4. (4)屋根桁の相互間に円周方向に複数分割した耐水膜
    を張設し、各耐水膜を接続構成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の大空間用屋根。
  5. (5)集合連結材の上面に排気筒を付設したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の大空間用屋根。
JP6887789A 1989-03-20 1989-03-20 大空間用屋根 Pending JPH02248547A (ja)

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JPH02248547A true JPH02248547A (ja) 1990-10-04

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